JPH0667327B2 - マスカラ塗布具 - Google Patents
マスカラ塗布具Info
- Publication number
- JPH0667327B2 JPH0667327B2 JP61058129A JP5812986A JPH0667327B2 JP H0667327 B2 JPH0667327 B2 JP H0667327B2 JP 61058129 A JP61058129 A JP 61058129A JP 5812986 A JP5812986 A JP 5812986A JP H0667327 B2 JPH0667327 B2 JP H0667327B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- mascara applicator
- shape
- mascara
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はまつげにマスカラを塗布するために用いられる
マスカラ塗布具に関する。
マスカラ塗布具に関する。
従来の技術 マスカラ塗布具は通常、マスカラ容器の蓋内底から容器
内に伸びる軸体の先端部に設けられ、容器内でマスカラ
を付着させた後、容器口部に設けられたゴム製払拭部材
で過剰に付着したマスカラを拭い取って取出し、使用す
るものである。
内に伸びる軸体の先端部に設けられ、容器内でマスカラ
を付着させた後、容器口部に設けられたゴム製払拭部材
で過剰に付着したマスカラを拭い取って取出し、使用す
るものである。
このマスカラ塗布具として、毛体をねじり合わされた針
金により挟持し、この針金から放射状に突出させてなる
ブラシが用いられている。
金により挟持し、この針金から放射状に突出させてなる
ブラシが用いられている。
このブラシの最も一般的な形状は、ブラシの毛体先端面
における形状を円形とし、この中心に針金が位置するよ
うにしたものである。したがってこのブラシでは周囲の
どの部所を用いて塗布しても、同じ使用感を有する。
における形状を円形とし、この中心に針金が位置するよ
うにしたものである。したがってこのブラシでは周囲の
どの部所を用いて塗布しても、同じ使用感を有する。
近年マスカラ塗布具に、使い方によって濃淡調節ができ
たり使い心地の異なるようになったものが求められるよ
うになった。
たり使い心地の異なるようになったものが求められるよ
うになった。
この要請に答えるため、上記ブラシを用いた塗布具にお
いては、針金の位置を偏心させ、ブラシの毛体先端面の
針金断面における円形の中心からずらした形状にしたも
の、あるいは一部の毛体を他部分より突出させた形状に
したもの(実開昭56−91507号公報参照)が考案
されている。
いては、針金の位置を偏心させ、ブラシの毛体先端面の
針金断面における円形の中心からずらした形状にしたも
の、あるいは一部の毛体を他部分より突出させた形状に
したもの(実開昭56−91507号公報参照)が考案
されている。
発明が解決しようとする問題点 上記ブラシを用いると、周囲の各部所によりマスカラの
付着量が異なるので、塗布の濃淡調節が可能となる。し
かし、毛先面は円筒状あるいは凸面状であるため、塗布
の濃淡調節は十分でなく、使い心地も均一であり、明瞭
な使用感の相違を得るに至っていない。
付着量が異なるので、塗布の濃淡調節が可能となる。し
かし、毛先面は円筒状あるいは凸面状であるため、塗布
の濃淡調節は十分でなく、使い心地も均一であり、明瞭
な使用感の相違を得るに至っていない。
本発明は上述の毛体が放射状になったブラシを用いるマ
スカラ塗布具において、各部所により使用感が大きく異
なるものを得ることを目的として案出されたものであ
る。
スカラ塗布具において、各部所により使用感が大きく異
なるものを得ることを目的として案出されたものであ
る。
問題点を解決するための手段 すなわち本発明は、毛体をねじり合わされた針金により
挟持し、この針金から放射状に突出させてなるブラシを
用いるマスカラ塗布具において、ブラシの毛体先端面の
針金断面における形状を扇型部と細巾部を有する形状に
形成し、ブラシの部所により使用感が異なるようにした
ことを特徴とすマスカラ塗布具である。
挟持し、この針金から放射状に突出させてなるブラシを
用いるマスカラ塗布具において、ブラシの毛体先端面の
針金断面における形状を扇型部と細巾部を有する形状に
形成し、ブラシの部所により使用感が異なるようにした
ことを特徴とすマスカラ塗布具である。
実施例 以下本発明を図示する実施例について具体的に説明す
る。
る。
第1図、第2図は本発明の一実施例のマスカラ塗布具1
0を示す。このマスカラ塗布具10は、軸体11の先端
に毛体12を2つ折りにしねじり合わせた針金13で挟
持し、針金13から放射状に突出するようにしてなるブ
ラシ14を取付け、さらにこの毛体12先端を、カッタ
で円筒形に切除した後グラインダを用いて略V字形の切
込みを形成することにより、この先端面の針金13断面
における形状を、扇型部15と細巾部16とからなる形
状としたものである。
0を示す。このマスカラ塗布具10は、軸体11の先端
に毛体12を2つ折りにしねじり合わせた針金13で挟
持し、針金13から放射状に突出するようにしてなるブ
ラシ14を取付け、さらにこの毛体12先端を、カッタ
で円筒形に切除した後グラインダを用いて略V字形の切
込みを形成することにより、この先端面の針金13断面
における形状を、扇型部15と細巾部16とからなる形
状としたものである。
したがってこのマスカラ塗布具10を使用する際、扇型
部15の周囲を用いると、従来の一般的な円筒状ブラシ
と同様に使用することができる。また細巾部16を用い
ると、ここは巾が狭いため、螺旋状に連らなった毛体1
2を細く切出して、長手方向に毛体12が断続するくし
のような形状になっており、このため塗布する際に、塗
布中のまつげ側の眼で細巾部16を通して鏡を見ること
ができ、使い心地が良好となる。勿論細巾部16は細か
な部分の塗布に適するものである。
部15の周囲を用いると、従来の一般的な円筒状ブラシ
と同様に使用することができる。また細巾部16を用い
ると、ここは巾が狭いため、螺旋状に連らなった毛体1
2を細く切出して、長手方向に毛体12が断続するくし
のような形状になっており、このため塗布する際に、塗
布中のまつげ側の眼で細巾部16を通して鏡を見ること
ができ、使い心地が良好となる。勿論細巾部16は細か
な部分の塗布に適するものである。
発明の効果 本発明は、上述のようにブラシの針金断面における形状
を扇型部と細巾部を有する形状としているので、部所を
適宜選んで使用することにより、塗布の濃淡、使い心地
等の異なる使用感を得ることができ、使い安く、また使
用者の多様な好みに対応することが出来る。特に、細巾
部は、細かな部分の塗布に適し、しかも、この部分は長
手方向にはくしのような形状となっているので、塗布す
るまつげの側の眼で、細巾部を透かして鏡を見ることに
より、塗布状態を正面から見ることができ、はなはだ使
い易いものとなる。
を扇型部と細巾部を有する形状としているので、部所を
適宜選んで使用することにより、塗布の濃淡、使い心地
等の異なる使用感を得ることができ、使い安く、また使
用者の多様な好みに対応することが出来る。特に、細巾
部は、細かな部分の塗布に適し、しかも、この部分は長
手方向にはくしのような形状となっているので、塗布す
るまつげの側の眼で、細巾部を透かして鏡を見ることに
より、塗布状態を正面から見ることができ、はなはだ使
い易いものとなる。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は前図のII
−II線断面図である。 10…マスカラ塗布具、11…軸体、12…毛体、13
…針金、14…ブラシ、15…扇型部、16…細巾部。
−II線断面図である。 10…マスカラ塗布具、11…軸体、12…毛体、13
…針金、14…ブラシ、15…扇型部、16…細巾部。
Claims (1)
- 【請求項1】毛体をねじり合わされた針金により挟持
し、この針金から放射状に突出させてなるブラシを用い
るマスカラ塗布具において、 ブラシの毛体先端面の針金断面における形状を扇型部と
細巾部を有する形状に形成し、ブラシの部所により使用
感が異なるようにしたことを特徴とするマスカラ塗布
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61058129A JPH0667327B2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | マスカラ塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61058129A JPH0667327B2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | マスカラ塗布具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62217903A JPS62217903A (ja) | 1987-09-25 |
JPH0667327B2 true JPH0667327B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=13075369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61058129A Expired - Lifetime JPH0667327B2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | マスカラ塗布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667327B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003009942A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Shiseido Co Ltd | 化粧用ブラシとその製造方法及び製造装置 |
JP2005021419A (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-27 | Figla Co Ltd | 化粧料塗布体 |
CN101909480B (zh) | 2007-12-27 | 2012-11-07 | 株式会社资生堂 | 睫毛膏涂敷工具 |
JP5229620B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2013-07-03 | フィグラ株式会社 | 液体化粧料塗布ブラシ及び該液体化粧料塗布ブラシの製造方法 |
JP5453670B2 (ja) * | 2009-06-22 | 2014-03-26 | 東京パーツ株式会社 | ブラシ具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5691507U (ja) * | 1979-12-18 | 1981-07-21 |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP61058129A patent/JPH0667327B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62217903A (ja) | 1987-09-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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