JPH066711Y2 - Fet整流を用いた多出力電源装置 - Google Patents
Fet整流を用いた多出力電源装置Info
- Publication number
- JPH066711Y2 JPH066711Y2 JP1987163526U JP16352687U JPH066711Y2 JP H066711 Y2 JPH066711 Y2 JP H066711Y2 JP 1987163526 U JP1987163526 U JP 1987163526U JP 16352687 U JP16352687 U JP 16352687U JP H066711 Y2 JPH066711 Y2 JP H066711Y2
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- JP
- Japan
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- control circuit
- fet
- pwm control
- converter
- power supply
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスイッチ電源に係り、特にFET整流を用いた多
出力電源装置に関するものである。
出力電源装置に関するものである。
従来、この種の多出力電源においては、第1のコンバー
タは帰還制御し、その他のコンバータはシリーズドロッ
パーなどで制御していた。
タは帰還制御し、その他のコンバータはシリーズドロッ
パーなどで制御していた。
上述した従来の多出力電源は、シリーズドロッパーなど
で制御している部分のロスが大きいという問題点があっ
た。
で制御している部分のロスが大きいという問題点があっ
た。
本考案のFET整流を用いた多出力電源装置は、出力電圧
を第1のPWM制御回路でクロック信号に変換しパルスト
ランスを介して主スイッチをオンオフする第1のコンバ
ータと、逆方向に直列接続された2つのFETからなりこ
の第1のコンバータの主トランスに設けられた3次巻線
に直列に挿入されるFETスイッチと平滑回路からなる第
2のコンバータと、上記パルストランスに3次巻線を設
けこの3次巻線の一端を前記FETスイッチのチャネル側
に接続し他端をフォトカプラの2次側を介してそのFET
スイッチのゲート側に接続したFET駆動回路と、上記第
1のPWM制御回路と同期し上記第2のコンバータの出力
電圧を検出しクロック信号に変換する第2のPWM制御回
路とを備え、この第2のPWM制御回路の出力を上記フォ
トカプラの1次側に接続したものである。
を第1のPWM制御回路でクロック信号に変換しパルスト
ランスを介して主スイッチをオンオフする第1のコンバ
ータと、逆方向に直列接続された2つのFETからなりこ
の第1のコンバータの主トランスに設けられた3次巻線
に直列に挿入されるFETスイッチと平滑回路からなる第
2のコンバータと、上記パルストランスに3次巻線を設
けこの3次巻線の一端を前記FETスイッチのチャネル側
に接続し他端をフォトカプラの2次側を介してそのFET
スイッチのゲート側に接続したFET駆動回路と、上記第
1のPWM制御回路と同期し上記第2のコンバータの出力
電圧を検出しクロック信号に変換する第2のPWM制御回
路とを備え、この第2のPWM制御回路の出力を上記フォ
トカプラの1次側に接続したものである。
本考案においては、従来シリーズドロッパーで制御して
いた部分をFET整流に置き換えることにより、2次側整
流を可能にし、第2のPWM制御回路は第1のPWM制御回路
と同期したクロックで動作しており、パルストランスを
介して誘起されたクロック信号の一部をフォトカプラを
介して阻止する。
いた部分をFET整流に置き換えることにより、2次側整
流を可能にし、第2のPWM制御回路は第1のPWM制御回路
と同期したクロックで動作しており、パルストランスを
介して誘起されたクロック信号の一部をフォトカプラを
介して阻止する。
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図である。
図において、1は直流電源である。2は変成器、3はこ
の変成器2に矩形波を誘起させる主スイッチ、4は整流
平滑回路、5はこの整流平滑回路4の出力電圧と予め設
定した基準電圧とを比較しクロックを発生するPWM(Puls
e Width Modulation)制御回路、6はスイッチ3および
後述するFETスイッチを駆動するパルストランスで、こ
れらは出力電圧をPWM制御回路5でクロック信号に変換
しパルストランス6を介して主スイッチ3をオンオフす
る第1のコンバータを構成している。7は、電力整流用
MOS-FETに存在する内蔵ダイオードによる導通を阻止す
るため、この2つの電力整流用MOS-FETのドレインおよ
びゲートを共通にして逆方向に直列接続し、各ソースを
チャネル側とし、両ゲートをゲート側とするFETスイッ
チ、8は変成器2の3次巻線出力の平滑回路で、これら
は上記第1のコンバータの主トランス(変成器2)に3
次巻線を設けこの3次巻線に直列に設けたFETスイッチ
7と平滑回路8からなる第2のコンバータを構成してい
る。そして、パルストランス6に3次巻線を設けこの3
次巻線の一端をFETスイッチ7のソースに接続し他端を
後述するフォトカプラの2次側を介してFETスイッチ7
のゲートに接続してFET駆動回路を構成している。9は
平滑回路8の出力電圧と予め設定した基準電圧とを比較
しクロックを発生するPWM制御回路で、このPWM制御回路
9は上記第1のPWM制御回路5と同期し上記第2のコン
バータの出力電圧を検出しクロック信号に変換する第2
のPWM制御回路を構成している。10はPWM制御回路9の
出力クロックによりFETスイッチ7のオン時間の一部を
阻止するフォトカプラである。そして、PWM制御回路9
の出力は上記フォトカプラ10の1次側に接続されてい
る。
の変成器2に矩形波を誘起させる主スイッチ、4は整流
平滑回路、5はこの整流平滑回路4の出力電圧と予め設
定した基準電圧とを比較しクロックを発生するPWM(Puls
e Width Modulation)制御回路、6はスイッチ3および
後述するFETスイッチを駆動するパルストランスで、こ
れらは出力電圧をPWM制御回路5でクロック信号に変換
しパルストランス6を介して主スイッチ3をオンオフす
る第1のコンバータを構成している。7は、電力整流用
MOS-FETに存在する内蔵ダイオードによる導通を阻止す
るため、この2つの電力整流用MOS-FETのドレインおよ
びゲートを共通にして逆方向に直列接続し、各ソースを
チャネル側とし、両ゲートをゲート側とするFETスイッ
チ、8は変成器2の3次巻線出力の平滑回路で、これら
は上記第1のコンバータの主トランス(変成器2)に3
次巻線を設けこの3次巻線に直列に設けたFETスイッチ
7と平滑回路8からなる第2のコンバータを構成してい
る。そして、パルストランス6に3次巻線を設けこの3
次巻線の一端をFETスイッチ7のソースに接続し他端を
後述するフォトカプラの2次側を介してFETスイッチ7
のゲートに接続してFET駆動回路を構成している。9は
平滑回路8の出力電圧と予め設定した基準電圧とを比較
しクロックを発生するPWM制御回路で、このPWM制御回路
9は上記第1のPWM制御回路5と同期し上記第2のコン
バータの出力電圧を検出しクロック信号に変換する第2
のPWM制御回路を構成している。10はPWM制御回路9の
出力クロックによりFETスイッチ7のオン時間の一部を
阻止するフォトカプラである。そして、PWM制御回路9
の出力は上記フォトカプラ10の1次側に接続されてい
る。
第2図は第1図の動作説明に供する各部の波形図で、
(a)はパルストランス6の巻線におけるクロック信号V1
を示したものであり、(b)はパルストランス6の巻線に
おけるクロック信号V2、(c)はフォトカプラ10の2次
側を通過したクロック信号V3を示したものである。そし
て、第2図(a)におけるON,OFFは主スイッチ3の
ONおよびOFF期間を示し、第2図(c)におけるO
N,OFFはFETスイッチ7がONしている期間および
OFFしている期間を示す。
(a)はパルストランス6の巻線におけるクロック信号V1
を示したものであり、(b)はパルストランス6の巻線に
おけるクロック信号V2、(c)はフォトカプラ10の2次
側を通過したクロック信号V3を示したものである。そし
て、第2図(a)におけるON,OFFは主スイッチ3の
ONおよびOFF期間を示し、第2図(c)におけるO
N,OFFはFETスイッチ7がONしている期間および
OFFしている期間を示す。
つぎに第1図に示す実施例の動作を第2図を参照して説
明する。
明する。
まず、変成器2と整流平滑回路4およびPWM制御回路5
ならびにパルストランス6と主スイッチ3からなるルー
プは通常のPWMによる帰還系である。つぎに、PWM制御回
路9はPWM制御回路5と同期したクロックで動作してお
り、パルストランス6を介して誘起されたクロック信号
V2(第2図(b)V2参照)の一部をフォトカプラ10を介
して阻止する(第2図(c)V3参照)。
ならびにパルストランス6と主スイッチ3からなるルー
プは通常のPWMによる帰還系である。つぎに、PWM制御回
路9はPWM制御回路5と同期したクロックで動作してお
り、パルストランス6を介して誘起されたクロック信号
V2(第2図(b)V2参照)の一部をフォトカプラ10を介
して阻止する(第2図(c)V3参照)。
このようにして、平滑回路8の出力電圧を制御する。
以上説明したように、本考案は、多出力電源において従
来シリーズドロッパーで制御していた部分をFET整流に
置き換えることにより、2次側整流が可能になり、小型
・高効率化ができる効果がある。
来シリーズドロッパーで制御していた部分をFET整流に
置き換えることにより、2次側整流が可能になり、小型
・高効率化ができる効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2図は第1
図の動作説明に供する各部の波形図である。 1……直流電源、2……変成器、3……主スイッチ、4
……整流平滑回路、5……PWM制御回路、6……パルス
トランス、7……FETスイッチ、8……平滑回路、9…
…PWM制御回路、10……フォトカプラ。
図の動作説明に供する各部の波形図である。 1……直流電源、2……変成器、3……主スイッチ、4
……整流平滑回路、5……PWM制御回路、6……パルス
トランス、7……FETスイッチ、8……平滑回路、9…
…PWM制御回路、10……フォトカプラ。
Claims (1)
- 【請求項1】スイッチング電源において、出力電圧を第
1のPWM制御回路でクロック信号に変換しパルストラン
スを介して主スイッチをオンオフする第1のコンバータ
と、逆方向に直列接続された2つのFETからなりこの第
1のコンバータの主トランスに設けられた3次巻線に直
列に挿入されるFETスイッチと平滑回路からなる第2の
コンバータと、前記パルストランスに3次巻線を設けこ
の3次巻線の一端を前記FETスイッチのチャネル側に接
続し他端をフォトカプラの2次側を介して該FETスイッ
チのゲート側に接続したFET駆動回路と、前記第1のPWM
制御回路と同期し前記第2のコンバータの出力電圧を検
出しクロック信号に変換する第2のPWM制御回路とを備
え、この第2のPWM制御回路の出力を前記フォトカプラ
の1次側に接続したことを特徴とするFET整流を用いた
多出力電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987163526U JPH066711Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | Fet整流を用いた多出力電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987163526U JPH066711Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | Fet整流を用いた多出力電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0169382U JPH0169382U (ja) | 1989-05-09 |
JPH066711Y2 true JPH066711Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31448324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987163526U Expired - Lifetime JPH066711Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | Fet整流を用いた多出力電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066711Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5600456B2 (ja) * | 2009-05-19 | 2014-10-01 | ローム株式会社 | 発光ダイオードの駆動回路およびそれを用いた発光装置およびディスプレイ装置、駆動回路の保護方法 |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP1987163526U patent/JPH066711Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0169382U (ja) | 1989-05-09 |
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