JPH0667019U - 糊付装置 - Google Patents

糊付装置

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JPH0667019U
JPH0667019U JP009488U JP948893U JPH0667019U JP H0667019 U JPH0667019 U JP H0667019U JP 009488 U JP009488 U JP 009488U JP 948893 U JP948893 U JP 948893U JP H0667019 U JPH0667019 U JP H0667019U
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JP
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glue
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roll
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cylinder
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徹也 澤田
能博 石井
栄次 小沼
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の溝を外周に有する糊ロールとその糊ロ
ールの溝に糊を供給するアプリケータとの接触が良好な
状態となるよう容易に調整できるようにする。 【構成】 多数の溝3を外周に有する糊ロール1の周囲
にアプリケータ6を設ける。アプリケータ6には糊ロー
ル1の外周に沿う弧状面7を設け、その弧状面7に糊が
圧送される糊溜り8を形成する。アプリケータ6の弧状
面7を糊ロール1の外周に接触するよう取付ける。アプ
リケータ6の背部にシリンダ14を設け、このシリンダ
14を揺動自在に支持する。シリンダ14によってアプ
リケータ6を糊ロール1の外周に押し付け、シリンダ1
4への流体の供給圧の調整によって糊ロール1とアプリ
ケータ6の接触が良好な状態となるよう調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、段ボールシートののり代片等の被接着部に糊を転写する糊付装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、2つの側壁21、21と2つの端壁22、22とを交互に 設けた段ボールシート20を一方向に搬送し、その搬送路に設けた折曲げガイド 30および折曲げベルト31によってシート両側の側壁21と端壁22とを同方 向に略180°折り曲げ、側壁21の端縁に連設したのり代片23を端壁22に 接合して扁平な箱体を形成するフォルダグルアは従来から知られている。
【0003】 上記フォルダグルアにおいては、側壁21が折り畳まれる前に、のり代片23 に糊をつけるようにしている。その糊付装置として、図5に示したものが知られ ている。
【0004】 上記糊付装置は、糊ロール40の外周に軸方向に延びるV溝41を周方向に等 間隔に形成し、その糊ロール40の外周にアプリケータ42の弧状面43を接触 させ、そのアプリケータ42のロール回転方向の前端部をブラケット48に支持 された支持軸47で支持している。また、ブラケット48に取付けた板ばね49 でアプリケータ42を糊ロール40の外周に押し付け、糊供給パイプ45から上 記弧状面47に形成された糊溜り44に糊を圧送し、糊ロール40の外周に付着 する糊を上記糊溜り44の開口下部に設けたエッジ46で掻き取り、V溝41に 保持された糊をのり代片23に転移させるようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、板ばね49によってアプリケータ42を糊ロール40の外周に押し 付けるようにした糊付装置においては、板ばね49がアプリケータ48を押す押 圧方向が一定であるため、アプリケータ42の弧状面43が糊ロール40の外周 面に対して全体にわたって均一に接触させることはきわめて困難であり、接触圧 の不均一により弧状面43とロール外周面の接触部から外部に糊が洩れて糊ロー ル40の外周に糊が付着し、その付着した糊をアプリケータ42のエッジ46で 掻き取ることができないという不都合がある。
【0006】 また、板ばね49がアプリケータ42を押す押圧力を調整することができない ため、アプリケータ42の弧状面43が摩耗すると、弧状面43とロール外周面 の接触力が弱くなり、糊溜り44に圧送された糊が弧状面43とロール外周面よ り洩れ、糊ロール40の外周に余分な付着する不都合がある。
【0007】 なお、糊ロール40の外周に余分な糊が付着すると、その糊は段ボールシート 20ののり代片23以外の部分に転移されたり、垂れたりするため、段ボールシ ート20を汚すという問題が発生する。
【0008】 さらに、糊ロール40に供給される糊は、段ボールシート20の種類に応じて 異なり、その種類によって粘性も異なるため糊溜り44に対する糊の供給圧は一 定でなく、粘性の低い糊である程供給圧が低くなっている。
【0009】 このため、板ばね46の押圧力を粘性の低い糊の供給に対応させると、粘性が 高い糊に代えられた場合に、糊溜り44に供給される糊の圧力によってアプリケ ータ42が糊ロール40の外周から離反する方向に移動し、糊ロール40の外周 とアプリケータ42の弧状面43間に隙間が生じて糊が漏洩し、糊ロール40の 外周に余分な糊が付着したり、糊が垂れたりするという問題が生じる。
【0010】 また、板ばね49の押圧力を粘性の高い糊の供給圧に対応させると、粘性の低 い糊に代えられた場合に、糊ロール40の外周とアプリケータ42の弧状面43 の接触圧が強くなり過ぎて両者の接触部に摩耗が生じ易い問題が生じる。
【0011】 この考案は上記従来の不都合を解消し、糊ロールの外周に対してアプリケータ の弧状面の全体を良好に面接触させることができ、その接触圧を糊の種類に応じ て簡単に調整できるようにすることを技術的課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、外周の周方向に多数の溝 が形成された糊ロールの外周にアプリケータに設けた弧状面が接触するよう取付 け、前記アプリケータの弧状面に形成された糊溜りから上記溝内に糊を供給し、 その溝内の糊を被接着部に転移する糊付装置において、前記アプリケータの背部 に、そのアプリケータを糊ロールの外周に向けて押圧するシリンダを設け、この シリンダを糊ロールの軸心と平行する軸心を中心に揺動自在に支持した構成を採 用したのである。
【0013】
【作用】
この考案は、上記のように構成したことにより、シリンダは揺動自在であるた め、アプリケータを押す押圧方向を任意に調整することができ、アプリケータの 弧状面をロール外周に均一に接触させることができる。また、シリンダに対する 流体の供給圧を調整することによりアプリケータを押す押圧力が変わり、糊の種 類に応じて糊ロールとアプリケータの接触圧を容易に調整することができる。
【0014】
【実施例】
以下この考案の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0015】 図1に示すように、糊ロール1の下方には受けロール2が設けられ、両ロール 1、2は図の矢印方向に回転される。
【0016】 糊ロール1の外周面には、図2および図3に示すように、軸方向に延びるV形 の溝3が周方向に等間隔に形成されている。溝3の長さは糊ロール1の幅寸法よ り短かく、その両端と糊ロール1の外周の両側縁との間に所要の間隔が設けられ ている。
【0017】 糊ロール1の一側方にはブラケット4が設けられている。ブラケット4は一対 の側板5a、5bを有し、その側板5a、5b間にアプリケータ6が設けられて いる。
【0018】 アプリケータ6は糊ロール1の外周に沿う弧状面7を有し、その弧状面7に糊 溜り8が形成されている。糊溜り8の幅寸法は糊ロール1の溝3の長さに略等し くなっており、その開口部の下部に糊掻き取り用のエッジ9が設けられている。
【0019】 上記アプリケータ6はブラケット4の側板5a、5b間に設けた支持軸10に よって糊ロール1の回転方向の前側部が支持されている。
【0020】 また、アプリケータ6の両側には一対のピン11が取付けられ、そのピン11 の先端は側板5a、5bの内面に接触し、その接触によってアプリケータ6は糊 ロール1の幅方向に位置決めされ、糊溜り8が溝3と対向する状態に保持される 。
【0021】 アプリケータ6の背部にはシリンダブロック12が設けられ、そのシリンダブ ロック12の両側に設けたピン13が一対の側板5a、5bで回動自在に支持さ れている。
【0022】 シリンダブロック12にはシリンダ14が取付けられ、そのシリンダ14のピ ストンロッド15はアプリケータ6に当接してアプリケータ6を糊ロール1の外 周と支持軸10とに向けて押圧している。
【0023】 前記アプリケータ6には糊供給パイプ16と戻しパイプ17とが接続され、両 パイプ16、17は糊溜り8と連通しており、糊は糊供給パイプ16から糊溜り 8に圧送され、過剰の糊は戻しパイプ17から図示省略したタンク内に戻される 。
【0024】 なお、糊溜り8に供給された糊が糊溜り8の上部から漏洩するのを防止するた め、アプリケータ6の上部に防止板18を取付け、その防止板18の先端を糊ロ ール1の外周に接触させている。
【0025】 いま、シリンダ14がアプリケータ6を押し、そのアプリケータ6の弧状面7 が糊ロール1の外周に密着する状態で糊供給パイプ16から糊溜り8に糊を圧送 することにより、糊溜り8の糊は糊ロール1の外周に付着して溝3内に侵入する 。
【0026】 このとき、弧状面7と糊ロール1の外周の接触が不完全であり、接触が弱く、 あるいは弧状面7の偏摩耗等によって弧状面7と糊ロール1の接触部から糊が洩 れる場合、シリンダ14に対する流体の供給圧を調整し、ピン13を中心にシリ ンダ14を揺動させてアプリケータ6を押す押圧方向を調整し、弧状面7の全体 をロール外周面に均一に接触させる。
【0027】 上記のような糊の供給状態において、糊ロール1を回転させることにより、糊 ロール1の外周に付着する余分な糊はエッジ9により掻き取られる。このため、 糊は溝3に保持される状態で周方向に搬送され、糊ロール1と受けロール2間に 図4に示す段ボールシート20ののり代片23が通過する際、そののり代片23 に糊が転移される。
【0028】 糊溜り8に供給する糊は段ボールシートの種類に応じて最適な糊を選択して使 用する。粘性の低い糊を使用する場合は、糊溜り8内の圧力が低くなり、逆に、 粘性の高い糊を使用する場合は糊溜り8内の圧力が高くなって、糊ロール1への アプリケータ6の接触圧が異なることになり、糊の漏れや弧状面7の摩耗の原因 となる。
【0029】 従って、使用する糊の種類に応じて、シリンダ14に供給する流体の圧力を調 整することによって、糊ロール1とアプリケータ6との接触が良好に保たれるよ うにする。
【0030】 アプリケータ6を押圧するシリンダ14はピン13を中心として揺動自在であ るため、アプリケータ6もピン13を中心として揺動することができる。このた め、糊ロール1が偏心回転すると、アプリケータ6はピン13を中心に揺動し、 アプリケータ6の弧状面7は糊ロール1の外周面に面接触する状態に常に保持さ れ、糊が漏洩するという不都合の発生はない。
【0031】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係る糊付装置においては、糊ロールの外周に向けて アプリケータを押圧するシリンダを揺動自在に支持したので、シリンダの揺動に よってアプリケータの押圧方向を任意に調整することができ、アプリケータの弧 状面を糊ロールの外周面に均一に接触させることができる。
【0032】 また、シリンダに対する流体の供給圧を変えることによって糊ロールとアプリ ケータの接触を良好な状態に保持することができる。
【0033】 さらに、シリンダを揺動自在に支持したことによって、糊ロールが偏心回転し た場合でも、その糊ロールの外周の動きにアプリケータを良好に追従させること ができ、アプリケータの弧状面を糊ロールの外周に常に良好に密着させ、糊ロー ルの余分な位置に糊が付着するのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る糊付装置の一実施例を示す正面
【図2】同上の要部を拡大して示す断面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】フォルダグルアの斜視図
【図5】従来の糊付装置を示す断面図
【符号の説明】
1 糊ロール 3 溝 6 アプリケータ 7 弧状面 8 糊溜り 10 支持軸 14 シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石井 能博 大阪市西淀川区御幣島2丁目15番28号 ハ マダ印刷機械株式会社内 (72)考案者 小沼 栄次 大阪市西淀川区御幣島2丁目15番28号 ハ マダ印刷機械株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周の周方向に多数の溝が形成された糊
    ロールの外周にアプリケータに設けた弧状面が接触する
    よう取付け、前記アプリケータの弧状面に形成された糊
    溜りから上記溝内に糊を供給し、その溝内の糊を被接着
    部に転移する糊付装置において、前記アプリケータの背
    部に、そのアプリケータを糊ロールの外周に向けて押圧
    するシリンダを設け、このシリンダを糊ロールの軸心と
    平行する軸心を中心に揺動自在に支持したことを特徴と
    する糊付装置。
JP1993009488U 1993-03-08 1993-03-08 糊付装置 Expired - Lifetime JPH081853Y2 (ja)

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JP1993009488U JPH081853Y2 (ja) 1993-03-08 1993-03-08 糊付装置

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JP1993009488U JPH081853Y2 (ja) 1993-03-08 1993-03-08 糊付装置

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JPH0667019U true JPH0667019U (ja) 1994-09-20
JPH081853Y2 JPH081853Y2 (ja) 1996-01-24

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS429353Y1 (ja) * 1966-09-07 1967-05-19
JPS4919433A (ja) * 1972-04-06 1974-02-20
JPS6215342A (ja) * 1985-07-04 1987-01-23 カネボウ株式会社 特殊糸の仮撚方法

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