JPH0666785A - 水質自動監視装置 - Google Patents

水質自動監視装置

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JPH0666785A
JPH0666785A JP19019893A JP19019893A JPH0666785A JP H0666785 A JPH0666785 A JP H0666785A JP 19019893 A JP19019893 A JP 19019893A JP 19019893 A JP19019893 A JP 19019893A JP H0666785 A JPH0666785 A JP H0666785A
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JP
Japan
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water
water quality
detector
detectors
sample
Prior art date
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Pending
Application number
JP19019893A
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English (en)
Inventor
Takeshi Saito
健 斉藤
Norihisa Suzuki
程久 鈴木
Masaharu Takeda
雅春 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd
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Publication of JPH0666785A publication Critical patent/JPH0666785A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水質自動計測監視装置の水質計測のための消
費水量を低減する。 【構成】 それぞれ少なくとも一つの水質を計測する複
数の水質検出器6−2,6−3,6−4を有して成る水
質自動監視装置において、前記水質検出器6−2,6−
3,6−4を一本の導水管12に試料水の流れに沿って
上流から下流に順に配置し、下流側の検出器は上流側の
検出器を通過した試料水を対象として計測を行うように
構成した水質自動監視装置。 【効果】複数の検出器があっても、その上流側の検出器
を通過した試料水を用いて水質計測が行われるから、検
出器ごとに試料水を消費することがなく、水質計測のた
めの消費水量が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水質計測装置に係り、
特に試料水消費量の低減に配慮した水質自動監視装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、各種水質(例えばPH,
残留塩素,濁度,色素,温度,導電率)はそれぞれ独立
して単独に水槽を持ち、必要に応じ試料を手動にて必要
量採水し、水質を計測する場合やサンプリングポンプに
より採水し計測する場合のいずれかによることが一般的
であった。
【0003】したがって水質計測は浄水場など主要施設
に限られかつその測定周期は1回/日や1回/月などで
の周期である。この結果水質の異常状態把握が遅れるこ
と、水質計測にサンプリングポンプなど複雑な装置が必
要であり多数箇所の水質監視と連続監視などの社会的要
求に応えられなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、試
料水の消費量低減について、水質センサ自体の考慮はあ
ったものの、試料水は常時通水,排水としていた。特開
昭57−118157号公報には、ある時刻に測定され
たデータを用いて該ある時刻の次に計測を行うべき時刻
を設定する技術が開示されている。しかし、上記公報に
は、計測出力が安定するのに要する時間、採水を継続す
る時間幅、計測のために消費される水量を低減すること
などについては何ら記載されていなかった。
【0005】本発明の目的は、水質自動監視装置での試
料水の消費量を低減するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、それぞれ少
なくとも一つの水質を計測する複数の水質検出器を有し
て成る水質自動監視装置において、前記水質検出器を一
本の分岐管に試料水の流れに沿って順に配置し、下流側
の検出器は上流側の検出器を通過した試料水を対象とし
て計測を行うものとすることによって達成される。
【0007】
【作用】まず被計測水(試料水)が導水路から取水され
て分岐管の最上流側に配置された検出器の計測部に導入
され、計測部で計測出力される水質データが安定するに
必要な時間通水される。最上流側検出器を通過した試料
水は該最上流側検出器のすぐ下流側に配置された第2の
検出器に流入し、この検出器で水質の計測が行われる。
第2の検出器を通過した試料水は該第2の検出器のすぐ
下流側に配置された第3の検出器に流入し、この検出器
で水質の計測が行われる。このように、下流側の検出器
は順次その上流側の検出器を通過した試料水を対象とし
て計測を行うから、検出器ごとに新たな試料水を用意す
る必要がなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1により説明す
る。1の制御所には、3の監視制御盤と、4の遠方監視
制御親局装置(以下TM/TC親局装置と略す)およ
び、7の時計回路を設け、2の被制御所には、5の遠方
監視制御子局装置(以下TM/TC子局装置と略す)、
6の水質自動監視装置および8のワンショットタイマ回
路を設け、3−1の被制御所呼出しスイッチまたは7の
時計回路からの定時呼出し信号により、水質(例えば、
PH,残留塩素,濁度,色度,温度,導電率)の計測を
行い、計測値を伝送する。
【0009】一方、水質自動監視装置6には制御弁6−
1と各種検出器6−2〜6−4および変換器6−5が内
蔵されている。制御弁6−1は、配水管路網11から導
水管12を通して試料水を導水するための、通水または
止水の制御を行う。試料水は検出器6−2〜6−4にて
水質を検知され、排水管13を通して排水される。ここ
で、検出器6−2,6−4はそれぞれ1つの水質を測定
し、検出器6−3は4つの水質を検出する。また、検出
器6−2,6−3,6−4は導水管12に沿って上流側
から順に配置され、検出器6−2を通過した試料水が検
出器6−3に流入し、検出器6−3を通過した試料水が
検出器6−4に流入するように構成されている。変換器
6−5は、検出器6−2〜6−4で検知した水質レベル
を、電気信号10に変換して出力する。
【0010】図1は1ヶ所の被制御所について示したも
のであり、一般には、図2に示すとおり、配水管路網1
1の各所に被制御所2の設備を設置し、制御所1で集中
管理するケースが多い。
【0011】次に、図3により動作説明を行う。TM/
TC親局装置4からTM/TC子局装置5に子局呼出し
指令4−1を伝送する(子局呼出しは、呼出しスイッチ
3−1による手動呼出しと時計回路7から、自動的に定
時呼出しを行う2通りの呼出し方式がある)。TM/T
C子局装置5は、呼出し指令4−1を受信すると、それ
に同期する制御弁6−1への弁開指令5−1をワンショ
ット回路8に出力する。弁開指令5−1を受けたワンシ
ョット回路8は、該制御弁6−1への開指令となるワン
ショット出力9を一定時間出力する。ワンショットタイ
マ回路8の出力時間は、水質自動計測装置6の出力信号
10が安定するのに必要な時間に、TM/TC子局装置
5のサンプリング時間幅を加えた時間幅とする。制御弁
6−1開動作により、検出器6−2〜6−4に試料水が
通水され、検出器6−2,3,4で水質計測動作が開始
される。計測値は変換器6−5で所定の電気信号10に
変換され、TM/TC子局装置5に出力される。
【0012】検出器から変換器6−5を経て出力される
水質データ10は、通水開始(弁の開き初め)とともに上
昇し始め、ある時間経過後、安定する。TM/TC子局
装置5は、弁開指令5−1出力後、所定のサンプリング
間隔で、変換器6−5から入力される水質データ10を
サンプリングし、サンプリングの都度、計測入力5−2
のデータを最新のサンプリング値に書き替える。
【0013】ワンショットタイマ回路8からワンショッ
ト出力9が出力されはじめてから所定の時間が経過する
と該ワンショット出力9が出力されなくなり、制御弁6
−1は閉じ始める。なお、ここでいう所定の時間は、先
に述べたように、出力信号(水質データ)10が安定す
るのに必要な時間に、TM/TC子局装置5のサンプリ
ング時間幅を加えた時間である。弁の閉じ初めと同期し
て検出器の作動も停止され、水質データ10の値も下降
し始める。TM/TC子局装置5は同時に計測データの
サンプリングを停止し、続いてTM/TC親局装置4
に、計測入力5−2に保持している計測データを伝送す
る。計測データを受信したTM/TC親局装置4は計測
出力4−2のデータを更新し、水質データ表示器3−2
にて表示を行う。
【0014】引き続き、本発明の他の実施例を図4に、
動作説明を図5に示す。本実施例は被制御所2側にタイ
ムスイッチ14を設け、タイムスイッチ14の入時間と
切時間を予め設定しておき、一定時間間隔で試料水を通
水し、水質計測を行う方式である。なお、TM/TC子
局装置5からのデータ伝送は、計測データの上限,下限
等の異常時のみ水質異常信号15により行い、平常時は
メモリデータ更新のみを行う方式とし、伝送頻度の低減
を図っている。
【0015】まず、所定の時刻にタイムスイッチ14が
起動して制御弁6−1への弁開指令となるタイムスイッ
チ出力9がオンとなる。タイムスイッチ出力9がオンに
なると、制御弁6−1が開き初め、検出器6−2,3,
4に試料水が通水され、検出器6−2,3,4の水質計
測動作が開始される。計測値は変換器で所定の電気信号
(水質データ)10に変換され、TM/TC子局装置5
に出力される。
【0016】検出器から変換器6−5を経て出力される
水質データ10は、通水開始(弁の開き初め)とともに上
昇し始め、ある時間経過後、安定する。TM/TC子局
装置5は、弁開指令となるタイムスイッチ出力9がオン
になった後、所定のサンプリング間隔で、変換器6−5
から入力される水質データ10をサンプリングし、サン
プリングの都度、計測入力5−2のデータを最新のサン
プリング値に書き替える。一方、水質自動監視装置6で
は水質データ10はあらかじめ設定された上限値、下限
値と比較され、計測データが上記限界を逸脱している場
合、水質異常信号15が生成され、TM/TC子局装置
5に送られる。計測データが上記限界を逸脱していない
場合は、TM/TC子局装置5への水質異常信号15の
送信は行われない。水質異常信号15を受信したTM/
TC子局装置5は計測入力5−2のデータをTM/TC
親局装置4に伝送し、データを受信したTM/TC親局
装置4は計測出力4−2のデータを書き替えるととも
に、所定の時間、水質データ表示器3−2に表示出力3
−3を行う。
【0017】設定された時間が経過してタイムスイッチ
14の切り時間になると、弁開指令であるタイムスイッ
チ出力9がオフとなり、制御弁6−1は閉じ始める。同
時に弁の閉じ初めと同期して検出器の作動も停止され、
水質データ10の値も下降し始める。TM/TC子局装
置5は同時に計測データのサンプリングも停止する。タ
イムスイッチ14の次の入り時間になるまで、この状態
(制御弁閉、検出器作動停止、TM/TC子局装置5サ
ンプリング停止)が続く。
【0018】以上、いずれの実施例においても、試料水
を水質自動監視装置に通水するのは計測時のみとし、非
計測時は止水している。このため、水質計測による無効
水の大幅低減の効果がある。
【0019】本実施例によれば、水質計測6量(例えば
pH・濁度,残塩,色度,温度,導電率)を計測する場
合、従来はそれぞれの水槽で連続通水しており、1種類
の試料消費量を約1l/分とすると6種であれば6l/
分の消費量であり、これを連続消費するとして1ヶ月分
の実施例と比較すると、従来は6l/分×60/24×
30≒260m3/月の消費量であり、本実施例によれ
ば1時間1回計測(一般の計測データは定時観測のた
め)として、1回の計測を2分とすると、2l/回×2
4×30≒2m3/月となり極めて消費量が節約できる
ことになる。水質計測は多点塩素注入指向から、1シス
テムで複数箇所で計測するため、上記消費量はさらにそ
の計測箇所倍の効果となって現われ極めて大きな効果が
期待できる。
【0020】本実施例ではまた、上流側の検出器で水質
計測を受けて該検出器を通過した試料水が次の検出器に
流入して水質計測を受けるので、各検出器ごとに試料水
を消費することがなく、この面でも被計測水の消費量が
低減される。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、各検出器は導水管に沿
って配置され、上流側の検出器で水質計測を受けて該検
出器を通過した試料水が次の検出器に流入して水質計測
を受けるので、被計測水の消費量を大幅に低減すること
ができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の装置構成図である。
【図2】本発明の対象となるシステムの構成例を示す系
統図である。
【図3】図1の実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の装置構成図である。
【図5】図4に示す実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 制御所 2 被制御所 3 監視制御盤 3−1 被制御所呼出しスイッチ 3−2 水質データ表示器 4 遠方監視制御親局装置(TM/TC親局装置) 5 遠方監視制御子局装置(TM/TC子局装置) 6 水質自動監視装置 6−1 制御弁 6−2〜6−4 検出器、 6−5 変換器 7 時計回路 8 ワンショットタイマ回路。 9 ワンショット出力 10 水質データ 11 配管網 12 導水管 13 排水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 雅春 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ少なくとも一つの水質を計測す
    る複数の水質検出器を有して成る水質自動監視装置にお
    いて、前記水質検出器は一本の分岐管に試料水の流れに
    沿って順に配置され、下流側の検出器は上流側の検出器
    を通過した試料水を対象として計測を行うものであるこ
    とを特徴とする水質自動監視装置。
JP19019893A 1993-07-30 1993-07-30 水質自動監視装置 Pending JPH0666785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19019893A JPH0666785A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 水質自動監視装置

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JP19019893A JPH0666785A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 水質自動監視装置

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JP62125485A Division JPH07111424B2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22 水質遠方監視制御装置

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JPH0666785A true JPH0666785A (ja) 1994-03-11

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ID=16254087

Family Applications (1)

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JP19019893A Pending JPH0666785A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 水質自動監視装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112326909A (zh) * 2020-10-30 2021-02-05 刘辅林 一种基于大数据的水质监测装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5137992B2 (ja) * 1973-04-11 1976-10-19
JPS5830221U (ja) * 1981-07-24 1983-02-26 古河電気工業株式会社 光フアイバ−入り移動用キヤブタイヤケ−ブル

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