JPH0666670U - 美容マッサージ器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は美容作用やマッサージ作用以外に
殺菌作用や精神をリラックスさせる等の作用のある美容
マッサージ器を提供するものである。 【構成】 この考案はゴム状弾性材料より成り円柱状の
表面に多数の凹所を形成し皮膚の表面に添って転動させ
るマッサージ部材を有するものにおいて、前記マッサー
ジ部材はゴム材料に少量のヒノキ精油を混合した材料で
構成してあることを特徴とする美容マッサージ器を提供
するものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はゴム状弾性材料より成り円柱状の表面に多数の凹所を形成し皮膚の 表面に添って転動させるマッサージ部材を有する美容マッサージ器に関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】

従来この種の美容マッサージ器ではマッサージを行ってマッサージ効果や美容 効果が得られる以外に特別の効果が期待出来ないものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案はこの種の美容マッサージ器においてマッサージする場合殺菌作用が あったり、精神をリラックスさせ、心地よい気分にさせるようにした美容マッサ ージ器を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案はゴム状弾性材料より成り円柱状の表面に多数の凹所を形成し皮膚の 表面に添って転動させるマッサージ部材を有するものにおいて、前記マッサージ 部材はゴム材料に少量のヒノキ精油を混合した材料で構成してあることを特徴と する美容マッサージ器を提供するものである。

【０００５】

【作用】

この考案による美容マッサージ器はマッサージ部材を皮膚に押し当てて転動さ せる場合ヒノキ精油の香が出て殺菌作用が期待出来る。また、ほのかな香により 精神をリラックスさせ、心地よい気分にするものである。

【０００６】

【実施例】

以下図面を参照しながらこの考案の実施例について説明する。 図に示すこの考案の一実施例において、１０はハンドル、１５はこのハンドル の先端部の両側にそれぞれ配置して皮膚に押し当て転動出来るようにした１対の マッサージ部材である。このマッサージ部材は円柱状の表面に多数の凹所１６が あり、必要に応じて０．５ｍｍ程度周囲を環状に突出させた環状突出部１８が形 成してある。このマッサージ部材１５は医療用等に用いられるゴム材料であるポ リシロキサンに例えば０．５％程度の少量のヒノキ精油を混合した材料で構成し てある。ヒノキ精油としてはヒノキの枝葉から水蒸気蒸留で取出したものを用い ることが出来る。

【０００７】 前述したように構成した美容マッサージ器を使用する場合にはマッサージ部材 １５を皮膚に押し当てて回転させると環状突出部１８が僅かに圧縮された状態で 凹所１６内の空気が僅かに排出され、かつ離れる場合には環状突出部１８が最初 の状態に復帰するため凹所１６内が真空になり十分な美容作用やマッサージ作用 が得られるものである。また、環状突出部１８を形成しない場合には皮膚に押し 当てた場合凹所１６の周囲が僅かに圧縮されほぼ類似する作用がある。

【０００８】 このような美容マッサージ器を使用する場合ヒノキ精油の香が出て殺菌作用が 期待でき、特にニキビ，あせも等の吹き出物やわきが等によりよい作用がある。 また、ヒノキのほのかな香で、森林浴に似た作用が期待できて精神をリラックス させ、心地よい気分にするものである。

【０００９】 この考案は中央部をハンドルに取り付けた軸が貫通する１個のマッサージ部材 を有するものにも適用できるものである。

【００１０】

【考案の効果】

この考案は前述したように構成してあるから、使用時にヒノキ精油の香が出て 殺菌作用があり、かつ精神をリラックスさせる等の効果を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例による美容マッサージ器を
示す平面図である。

【図２】そのマッサージ部材の一部を断面として示す一
部の側面図である。

【符号の説明】

１０ ハンドル １５ マッサージ部材 １６ 凹所 １８ 環状突出部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゴム状弾性材料より成り円柱状の表面に
   多数の凹所を形成し皮膚の表面に添って転動させるマッ
   サージ部材を有するものにおいて、前記マッサージ部材
   はゴム材料に少量のヒノキ精油を混合した材料で構成し
   てあることを特徴とする美容マッサージ器。