JPH066655U - 多段引出しキャビネットの施錠装置 - Google Patents

多段引出しキャビネットの施錠装置

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JPH066655U
JPH066655U JP4388992U JP4388992U JPH066655U JP H066655 U JPH066655 U JP H066655U JP 4388992 U JP4388992 U JP 4388992U JP 4388992 U JP4388992 U JP 4388992U JP H066655 U JPH066655 U JP H066655U
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北畑豊
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】一の操作で引出し全部の施錠を行え、任意の引
出しを引き出す際に他の引出しは自動的に施錠される多
段引出しキャビネットの施錠装置を提供する。 【構成】キャビネット本体の側板部に各引出しに対応さ
せて第一制御材11と第二制御材13と縦動杆4を上下
動自在に組付けてある。第一制御材は枢支ピン21によ
って回動自在に側板部に枢支され、ピン15を縦動杆に
設けた長孔14に係合し、第二制御材はばね12によっ
て前進方向に付勢され、縦動杆上昇時に第一制御材に係
止し下降時に第一制御材を強制的に回動させるカム片1
6と、第二制御材をばねに抗して後退させる押圧片20
を引出しの側板に設け、縦動杆には上昇時に第二制御材
に突設した規制片18が係合する係止孔19を設ける。
縦動杆の上端に第一腕片5、作動杆6、第二腕片8を取
付け、キャビネット本体の上部に支持材7、仲介片9を
設け、施錠片10を最上位の引出しに設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キャビネット本体に複数個の引出しを重ねて装置した多段引出しキ ャビネットの施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、実公平3−32226号公報の本文に記載されている通り、任意の引 出しを開くと、他の引出しは自動的に施錠され開かないようにした構造のものは 公知であり、また、各引出しを同時に施錠して開かないようにしたものも具体例 を挙げるまでもなく公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来例は前記の通りであって、任意の引出しを開くと他の引出しは自動的に施 錠される装置と各引出し全部を同時に施錠する装置の両者を備え、かつ、両装置 の主要部材を同じくするものはない。
【0004】 本考案は斯様な点に着目し、これまでにない斬新な構造の施錠装置を提供する ことを目的として案出したのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
キャビネット本体の側板部に、各引出しに対応させて第一制御材を回動自在に 枢支し、この第一制御材の下方にばねによって前進方向に付勢させた第二制御材 を進退自在に装置すると共に、縦動杆を上下動自在に組付け、該縦動杆に前記本 体の前後方向に長い長孔を形成し、該長孔に前記第一制御材に突設したピンを係 合し、また、縦動杆上昇時に第一制御材に係止し、下降時には第一制御材を強制 的に回動させるカム片と、前記ばねに抗して第二制御材を後退させる押圧片を引 出しの側板に設け、縦動杆上昇時に第二制御材に突設した規制片が係合する係止 孔を縦動杆に形成し、さらに、キャビネット本体に作動杆を回動自在に横設し、 該作動杆に突設した腕片の先端を前記縦動杆の上端に枢着し、作動杆を仲介片を 介して回動させる施錠片を、最上位の引出しに装置した、多段引出しキャビネッ トの施錠装置。
【0006】
【実施例】
図面は本考案に係る多段引出しキャビネットの施錠装置の一実施例を示し、図 1は主要部材の関係を示す斜視図、図2は一部欠截側面図、図3は引出しを開い た状態の一部欠截側面図、図4は図2a−a線断面図、図5は同じくb−b線断 面図、図6は引出し全部を施錠した状態を示す略示図、図7は解放した状態を示 す略示図、図8は最上位の引出しを開いた状態の略示図である。
【0007】 実施例のものは、キャビネット本体Aに、3個の引出しB,B,Bを引出し開 放自在に装置して多段引出しキャビネットとしたもので、図中、1はキャビネッ ト本体Aの側板2に設けた補強部で、該補強部1に形成した案内溝3に縦動杆4 を係合して上下動自在に側板2に組付けてある。
【0008】 5はこの縦動杆4の上端部に一端を回動自在に枢着した第一腕片で、第一腕片 5の他の一端は前記キャビネット本体Aの上部に回動自在に横設した作動杆6の 一端に固着し、作動杆6の他の一端は前記本体Aに取り付けた支持材7に回動自 在に支持させてある。
【0009】 支持材7に支持させた作動杆6の一端側には第二腕片8を突設し、該第二腕片 8の先端側を、前記支持材7に揺動自在に支持させた仲介片9の第一部片9aの 揺動軌跡上に位置させ、仲介片9の第二部片9bの揺動軌跡上には、最上位の引 出しに装置した施錠片10を接離自在に配してある。
【0010】 また、側板部を構成する前記補強部1には各引出しBに対応させて第一制御材 11を枢支ピン21によって回動自在に枢支させると共に、第一制御材11の下 方にはばね12によって引出しの引出し方向(前進方向)に付勢させた第二制御 材13を進退自在に装置してある。
【0011】 14は前記縦動杆4に第一制御材11にそれぞれ対応させて設けた長孔で、長 孔14は前記本体Aの前後方向(引出しの引出し方向)を長くしたもので、この 長孔14に第一制御材11に突設したピン15を係合する。
【0012】 16は、引出しBの側板17に突設したカム片で、カム片16は縦動杆4の上 昇時に第一制御材11に係止し、降下時には第一制御材11を強制的に回動させ る位置にして前記側板17に取り付けられている。
【0013】 前記の第二制御材13には規制片18を突設し、ばね12の付勢によって前進 したとき、この規制片18が出入自在に係合する係止孔19を前記縦動杆4に設 け、ばね12に抗して第二制御材13を後退させる押圧片20を引出しの前記側 板17に設ける。
【0014】 しかして、図1および図7は、各引出しBをキャビネット本体Aに納めた状態 を示している。
【0015】 この状態で、最上位の引出しに装置した施錠片10を上昇させると、該施錠片 10が支持材7に揺動自在に支持させた仲介片9の第二部片9bを押し上げ、こ の結果、仲介片9の第一部片9a側は降下方向に揺動して作動杆6の一端側の第 二腕片8を押圧し、作動杆6は回動する。
【0016】 作動杆6の他の一端側に設けた腕片5の一端には縦動杆4を連結してあるため 、腕片5の回動に伴って縦動杆4が上昇し、縦動杆4にはピン15を介して第一 制御材11を連けいしてあるため、第一制御材11は枢支ピン21を支点に回動 する。この結果、前記の通り、カム片16は縦動杆4の上昇時に第一制御材11 に係止し、また、降下時に第一制御材11を強制的に回動させる位置にして引出 し側板17に取り付けてあるので、カム片16に第一制御材11が係止し、前記 施錠片10を原位置に復帰させない限り、各引出しBは施錠され、本体Aより引 き出せない状態となる(図2、図6)。
【0017】 施錠片10を原位置に復帰させると、縦動杆4は自重で降下し、各部は原位置 に復帰する。
【0018】 なお、施錠時(図2、図6)および解放時(図1、図7)にあっては、引出し Bは本体A内に納まっているため、第二制御材13はばね12に抗して押圧片2 0によって後退せられ、施錠ないし解放操作には無関係な状態にある。
【0019】 次に、図1および図7の状態から、図3および図8の状態に特定の引出しを本 体より引出し操作を行うと、当該引出しの側板17に装置したカム片16は、第 一制御材11を枢支ピン21を支点にして回動せしめ、この結果、第一制御材1 1に突設したピン15は縦動杆4を押し上げ、施錠片10によって動きが規制さ れていない施錠杆4は上昇する。他方、引出しBの引出し方向の移動によって、 当該引出しに設けた押圧片20によって前進を規制されていた第二制御材13は ばね12の付勢によって前進し、該制御材13に設けた規制片18は、縦動杆4 の上昇によって当該位置に上昇してきた係止孔19に係止し、縦動杆4は上昇状 態が維持され、当該引出しは引出し状態となり、他の引出しは、縦動杆4の上昇 による第一制御材11のカム片16への係止により本体より引き出せず(図3お よび図8)、引き出した引出しを本体内に納めることによって各部材は原位置に 復帰するのである。
【0020】
【考案の効果】
本考案は前記の通りの構成であるから、一の操作で全引出しの施錠を行えると 共に、任意の引出しを引き出すことによって他の引出しは自動的に施錠されるか ら実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】主要部材の関係を示す斜視図。
【図2】一部欠截側面図。
【図3】引出しを開いた状態の一部欠截側面図。
【図4】図2a−a線断面図。
【図5】同じくb−b線断面図。
【図6】引出し全部を施錠した状態を示す略示図。
【図7】解放した状態を示す略示図。
【図8】最上位の引出しを開いた状態の略示図。
【符号の説明】
A キャビネット本体 B 引出し 1 側板の補強部 4 縦動杆 9 仲介片 10 施錠片 11 第一制御材 12 ばね 13 第二制御材 14 長孔 15 ピン 16 カム片 18 規制片 19 係止孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体の側板部に、各引出し
    に対応させて第一制御材を回動自在に枢支し、この第一
    制御材の下方にばねによって前進方向に付勢させた第二
    制御材を進退自在に装置すると共に、縦動杆を上下動自
    在に組付け、該縦動杆に前記本体の前後方向に長い長孔
    を形成し、該長孔に前記第一制御材に突設したピンを係
    合し、また、縦動杆上昇時に第一制御材に係止し、下降
    時には第一制御材を強制的に回動させるカム片と、前記
    ばねに抗して第二制御材を後退させる押圧片を引出しの
    側板に設け、縦動杆上昇時に第二制御材に突設した規制
    片が係合する係止孔を縦動杆に形成し、さらに、キャビ
    ネット本体に作動杆を回動自在に横設し、該作動杆に突
    設した腕片の先端を前記縦動杆の上端に枢着し、作動杆
    を仲介片を介して回動させる施錠片を、最上位の引出し
    に装置した、多段引出しキャビネットの施錠装置。
JP1992043889U 1992-06-24 1992-06-24 多段引出しキャビネットの施錠装置 Expired - Lifetime JP2576692Y2 (ja)

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JPH066655U true JPH066655U (ja) 1994-01-28
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