JPH0666494A - 流体分散法、流体散布装置及び流体分散ノズル接続法 - Google Patents

流体分散法、流体散布装置及び流体分散ノズル接続法

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JPH0666494A
JPH0666494A JP4178123A JP17812392A JPH0666494A JP H0666494 A JPH0666494 A JP H0666494A JP 4178123 A JP4178123 A JP 4178123A JP 17812392 A JP17812392 A JP 17812392A JP H0666494 A JPH0666494 A JP H0666494A
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    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/26Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with means for mechanically breaking-up or deflecting the jet after discharge, e.g. with fixed deflectors; Breaking-up the discharged liquid or other fluent material by impinging jets
    • B05B1/262Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with means for mechanically breaking-up or deflecting the jet after discharge, e.g. with fixed deflectors; Breaking-up the discharged liquid or other fluent material by impinging jets with fixed deflectors
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 均一な流体分散を行う流体分散装置を提供す
る。 【構成】 下にある表面に均一に流体を分散させる複数
のノズル10を有する分散システムに使用される大型ノ
ズルが得られる。このノズルは目詰まりなしに非常に低
い圧力で動作し、広い区域に均一に流体を分散する。ノ
ズルは本体12と、下方の二重ピラミット形の偏向装置
を含む。複数のノズルを含む分散システムで使用すると
1つのノズルからの流体面は多の複数のノズルから発射
される流体面と全ての方向で複数回交差して流体を分散
する。このノズルは、流量減少用挿入体と流動指向装置
とを有する。大型ノズルをヘッダパイプに固着する新規
な方法も得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広く改良されたスプレー
ノズル流体散布システムに関連する。特に本発明は大型
スプレーノズルを使用するもので、このノズルは下にあ
る表面に均一に流体を散布する散布システムに使用され
る。
【0002】
【従来の技術】冷却塔、蒸発凝縮器及び閉回路流体冷却
器のような蒸発式冷却装置は業界で公知である。この種
の装置は大気に熱を放出するため長年使用されている。
冷却塔は通常、熱伝達表面の上部で冷却すべき水を散布
し、この水を熱伝達表面を通すと同時にこの水を空気に
接触させるように動作する。この接触で水の一部は空気
中に蒸発して残りの水を冷却する。
【0003】閉回路流体冷却器と蒸発凝縮器は、冷却す
べき流体又は凝縮すべき冷凍剤は複数の閉鎖導管内に収
容される。導体の外側に冷却水を散布すると共に冷却水
を空気に接触させることによって冷却される。
【0004】蒸発式冷却装置の総ての機器では、装置内
の適正な水分布が装置の効率的性能に重要である。熱伝
達表面に対する水の不均一分布は熱伝達に必要な空気対
水の界面の表面面積を減少する。激しい水の不均一分布
は熱伝達媒体の表面区域を通る空気流動を妨害し同時に
空気をこの媒体表面区域をバイパスさせて水不足を発生
させる。
【0005】一般に、蒸発冷却装置に使用される水散布
システムは重力供給型か圧力スプレー散布型である。重
力供給型システムは通常、熱伝達媒体上に配置された水
盤又はパンを含む。水盤の底部内には水盤の底部を通し
て水盤内に収容される水を重力によって通し、同時に水
を水滴にこわしてこの水滴を下にある熱伝達表面に分散
させる。
【0006】一方、圧力スプレー散布システムは通常、
熱伝達表面上方に配置された複数の水散布ブランチ、即
ち分岐管を有し、これらのブランチはそれぞれ多数の小
型スプレーノズルを有する。一般に、これらのノズル
は、熱伝達表面の矩形上部に均一に水を分散する目的
で、接近して均一間隔に配置される。従来は、このよう
なノズルは、水流中に含まれる粒子で閉鎖され易い非常
に小さい孔を有する。この小さい孔はノズルを通る水を
制限するから、必要量の水を充分に流すためには多数の
ノズルを使用する必要がある。
【0007】種々の研究、特に圧力スプレー散布システ
ムで、システムに必要なノズルの数の減少と同時に均一
な散水を行うノズルの研究が行われている。米国特許第
4,058,262号明細書にはこの種のスプレー散布シ
ステムが記載され、このシステムのスプレーノズルは隣
接ノズルと協力してほぼ矩形のスプレーパターンを発生
する。この特許発明ではノズルの数が減少され、ノズル
は非常に小型で、大型の冷却塔では多数のノズルが必要
である。このシステムで発生されるスプレーパターンは
均一ではない。
【0008】米国特許第4,568,022号明細書には
ノズルを使用する別のスプレー散布システムが記載さ
れ、このシステムではほぼ円形のスプレーパターンを発
生する。この特許に記載されたノズルはほぼ360°の
スプレーを発射し、ノズルの数は少ない。この特許の明
細書には1つのノズルから発射されるスプレーは隣接ノ
ズルから発射されるスプレーと長さも幅方向にも交差す
ることが記載されている。このノズルは一般に小型であ
る。事実上、この特許明細書には、冷却塔の上部に散水
するのに使用されるノズルは、所定のスプレー分岐管か
ら約20cm(8インチ)離れる必要があることが記載さ
れている。
【0009】上記のスプレー散布システムは比較的小型
から中型の冷却塔に対しては適当な水分布を与えるが、
小型のノズルを使用する散布システムは大型の冷却塔に
使用する際は実用的ではない。また、小型のノズルを非
常に多数必要とするばかりでなく、幾つかの理由で大型
の冷却塔に使用することは困難である。
【0010】大型冷却塔では、異物が散布システム内部
に達するような冷却塔構成要素の大きさのため、ノズル
目詰まりの問題が起こる。この重大な目詰まりの問題を
解決するため、大型冷却塔では、できるだけ大きいオリ
フィスを有するノズルを使用して大部分の異物破片を通
して目詰まりを防止することが望ましい。勿論、業界で
は公知のように、ノズルオリフィスを大きくする程、均
一に水を分布することは困難になる。
【0011】また、蒸発冷却装置の全体の高さはできる
だけ低くすることが望ましい。このため熱伝達表面の上
方に最小距離の位置にスプレー散布システムを配置する
ことが必要である。都合の悪いことには、散布システム
を熱伝達表面の上部に近づける程、散布すべき水と、各
ノズルから発射されるスプレーがカバーする表面積は小
さくなる。このためノズルの総数を減少することは困難
になる。
【0012】
【発明が解決しようとする問題点】現在のエネルギ節約
要求時代では、スプレー水のポンプ圧力を最小限にする
ことが極めて重要である。通常、圧力スプレー散布シス
テムは3−8psig.のスプレー圧力で動作する。しかし
最近では3psig.以下のスプレー圧力で動作することが
要求される。これに必要なスプレー圧力に僅かな増加が
このユニットの寿命以上にわたって多額の運転コストを
必要とする非常に大型の冷却塔の場合に著しい。低いス
プレー圧力で均一な水散布を達成することは極めて困難
である。これは、低いスプレー圧力ではノズルを通して
水流を散布するスプレー圧力から得られるエネルギは非
常に少量であるためである。
【0013】大型冷却塔で水を散布するのに使用できる
1つの方法は、小型冷却塔で良好に使用されてきた散水
システムの構成要素のサイズを単に増加することであ
る。都合の悪いことには、上記のような簡単な解決法で
は均一な水散布は得られない。もし良好な結果が得られ
た小型の散布の大きさを増加すると散布システムの全寸
法を一定の比率で増加することが必要である。例えば、
目詰まりが起こらないようにノズルの孔を4倍にとする
と、散布システムの全寸法、熱伝達表面の上部から散布
システムまでの高さを含む全寸法を4倍にしなければな
らない。冷却塔の高さをこのように高くすることはでき
ない。
【0014】また、小型冷却塔に使用された非常に良好
な散布システムでもある程度の不良散布区域がある。一
般にこの区域は小さくて冷却塔の性能に大きな影響を与
えない。しかしこれらの小型散布システムのサイズを増
加すると、小型冷却塔では、許容できる小さい不良散布
区域はこれに比例して大きくなり、許容できない大きさ
になる。従って大型冷却塔に対しては全く異なるノズル
と散布システム設計を使用することが必要である。
【0015】米国特許第4,208,359号明細書に
は、大型向流型冷却塔に使用する頭部が低い目詰まり防
止型散水システムが記載されている。このシステムに使
用されるノズルはほぼ中実円錐型の水を発射し、この水
は小型で弓型の散水用ポンプを含む円形の偏向用構造体
上に投射される。このノズルで発生されたパターンはノ
ズル下方の中実円錐形である。このノズルは直径が3.
75cm(1.5インチ)程度の粒が通過できる大きさを
有する。しかし米国特許第4,208,359号のノズル
はほぼ円形パターンの水を発射し、矩形区域に均一の流
体を散布するシステムの性能を低下する。また、隣接ノ
ズルから発射される円錐系散水は相互に交差することは
ない。
【0016】本発明の目的は均一な流体散布を行うスプ
レーノズル流体散布システムを提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によるスプレーノ
ズル流体散布システムは、入口、出口及び入口から出口
に達する円筒形軸孔を有する本体と、複数の傾斜側面と
中央位置の頂点とを有する偏向装置と、支持装置とを含
む。この流体分散装置の偏向装置は、頂点が本体の軸孔
の中央位置に配置されかつ垂直方向に間隔をとって支持
装置によって本体の下方に支持される。偏向装置は複数
の側面を有する鈍角ピラミットの台形である底部部材
と、底部部材の上面の中央に配置された上部部材とを含
む。上部部材は正規の円錐状又は非垂直側面の円錐形で
ある。上部部材は複数の側面と縁部を有する鋭角ピラミ
ッドの形状を有し、頂点は上部部材の側面によって形成
され、上部部材の側面と底部部材の側面に対して整列す
る。円筒形軸孔は長さ対直径比率が最小1.5である。
【0018】偏向装置は、頂点と本体の側壁の底縁との
間の距離が軸孔の直径よりも小さくないように、本体下
方に配置される。本体の入口は丸味をつけられ、軸孔に
対して流体が滑らかに流入する。前記部材の縁部に僅か
な丸味が形成される。
【0019】支持装置は、2つの端部を有する複数の円
形脚を含み、該脚は本体の外側周囲に等間隔に配置さ
れ、該脚の一端は本体に連結され、他端は偏向装置の底
部部材に連結されている。
【0020】偏向装置の上部部材は軸孔の直径よりも大
きい幅を有するベースを備えている。上部部材の側面は
垂直から20°〜75°の範囲の角度で傾斜した三角形
である。上部部材の側面は垂直から約45°の角度傾斜
する。偏向装置の底部部材は水平から5°〜25°傾斜
する各4側面を有する。偏向装置の底部部材は水平から
約15°傾斜する各4側面を有する。軸孔は約0.63
5cm(0.25インチ)〜7.62cm(3インチ)の直径
と、1.27cm(0.5インチ)〜15.24cm(6イン
チ)の長さを有する。
【0021】更に、本体の軸孔よりも小さい軸孔を有す
る薄肉の円筒形挿入体、上部環状プレート、底部環状プ
レート及び挿入体の外側から外向きに突出する間隔保持
装置を有する流量減少装置を含む。挿入体は本体とほぼ
同じ長さを有し、上部環状プレートは軸孔直径にほぼ等
しい外径を有し、挿入体は本体の軸孔内に配置されて軸
孔を通る流動の断面積を効果的に減少する。更に、偏向
装置の1つ又は2つ以上の側面に挿入体を通る流体流動
を向ける動作をする中空、非対称的円錐台形を含む流動
指向付属物が設けられる。本体は更に、本体の周辺に複
数の溝を含む。
【0022】また、本発明による流体分散法は、比較的
扁平、均一、安定した第1流体面を形成する過程と、次
に液体面を分離した第2流体面と交差させ、交差する第
1及び第2流体面の下方でほぼ均一の流体分散を起こさ
せる過程とを含む。この流体分散法では、更に、第1流
体面を複数の分離した流体面に交差させ、第1流体面
に、第1流体面が流体を分散される表面に達する前に、
複数の交差を行わせる過程を含む。この流体分散装置で
は、更に、中空円筒に流体流を通過させることによって
第1流体面を形成する過程と、次に流体流を中空円筒か
ら大気中に流す過程と、次に流体流を15°−75°曲
げて第1偏向器に接触させて流体流の形状を扁平化する
過程とを含む。更に、流動流を更に15°−45°曲
げ、次に流体流の方向に直角に配置され、かつ垂直な底
縁を有する第2偏向器に流体流を接触させることによっ
て流体流の形状が更に扁平化される。更に、流体流をほ
ぼ水平方向に通し、次に中空円筒を通す前にほぼ垂直方
向に中空円筒内に90°下方に流体流が曲げられる。更
に、流体流を第1偏向器に衝突させて複数の流体流に分
割し、各流体流が扁平な流体面にされる。
【0023】第1偏向器は複数の側面を有し、該側面は
第1偏向器の上部で結合して中心位置の頂点を形成す
る。第2偏向器は複数の側面を有し、第1偏向器は第2
偏向器の上部側の中心に配置される。第1及び第2偏向
器の側面は整列位置にあり、第1及び第2偏向器は、頂
点が中空円筒の下方中心位置にある状態で配置される。
第1偏向器はピラミッド形で、第2偏向器はピラミッド
の台形で、該第2偏向器は第1偏向器のベース幅に等し
い上部幅を有する。第1及び第2偏向器は、複数の均一
流体扁平面を発生するように動作する。
【0024】また、本発明による流体分散装置は、円筒
形軸孔を有する本体と、該軸孔と垂直関係でこの下方の
中心に支持された偏向装置とを各々有する複数の流体分
散ノズルを備えている。ノズルは、相互に一定間隔はな
れた水平方向に、かつ流体が上面に分散されるべき表面
の上方に配置される。各ノズルは少なくとも1つの均一
な扁平流体面を発生するように動作でき、該各流体面は
分離したノズルで発生された流体面を交差して該交差流
体面の下方に流体分散を発生する。各流体面は、分離し
たノズルで発生された分離した流体面と、該流体面が、
流体が分散されるべき表面に達する前に複数回交差す
る。偏向装置は更に、複数の同じ側面を有する鈍角ピラ
ミッドの台形形状の底部偏向器を含み、中心位置の頂点
を有する上部偏向器を含み、上部偏向器は底部偏向器の
上部側の中心に配置される。上部偏向器は円錐形であ
る。上部偏向器は複数の同形側面を有する鋭角ピラミッ
ド形状で、側面はその上面側で結合して中央位置の頂点
を形成する。上部偏向器は、上部偏向器の側面と底部偏
向器の側面とがほぼ整列する状態で底部偏向器上に配置
される。この流体分散装置は、流体を受けることをノズ
ルを通して流動させるように動作し、各ノズルは複数の
ほぼ扁平の流体面を発生するように動作する。各流体面
は該流体面を通して均一量の流体流動を有し、各流動面
はノズルから水平に対して約5°〜25°の角度の方向
に流出し、ノズルから約30°−180°の角度で放射
上に広がる。
【0025】上部偏向器は4つの同形側面を有し、底部
偏向器は4つの同形側面を有しかつ各ノズルは4つの流
体面を発生する。各流体面は水平に対して約15°の方
向にノズルから流出し、単一のノズルは360°のパタ
ーンで有効に流体を散布するようにノズルから約90°
の角度で放射状に広がる。第1ノズルで発生された流体
面は分離したノズルで発生された流体面と交差し、分離
した前記ノズルは、ヘッダパイプに対して平行、ヘッダ
パイプに対して直角及びヘッダパイプに対して対角線の
方向に第1ノズルから離間する。複数のノズルは20.
32cm(8インチ)〜121.92cm(48インチ)の
範囲で離間する。同じヘッダ上のノズル間の間隔は異な
るヘッダ上のノズル間の間隔と異なる。複数のノズル
は、流体が散布される表面の上方、約20.32−40.
64cm(8−16インチ)の位置に配置される。複数の
ノズルは、圧力配管から送られる流体を受け、配管内の
流体は0.75psi−8psiの範囲の圧力下で連結され
る。複数のノズルは流体を受取るため重力供給水盤に接
続できる。
【0026】流体分散ノズルを大きい直径のスプレー圧
力パイプに接続する本発明の流体分散ノズル接続法は、
流体分散ノズルを接続すべき大きい直径のスプレー圧力
パイプに孔を設ける過程と、上記の孔に接続装置を挿入
する過程と、上部側に支持部を有するノズル装置を接続
装置に挿入し、支持部を接続装置と協力させ、ノズルを
スプレー圧力パイプ内の定位置に保持する過程とを含
む。接続装置は、くら状の上部表面と底部表面とを有す
る可撓性グラメットで、グラメットは、その上部表面が
パイプ内に位置し、該パイプの内側の輪郭に一致するよ
うにスプレー圧力パイプ内に挿入され、底部表面はパイ
プの外側に配置される。複数のノズルはグラメット装置
に挿入され、支持装置はパイプの縦軸に整列し、かつグ
ラメット装置の上部表面の上部に載る。グラメット装置
の上部表面は15.24cm(6インチ)直径のパイプの
湾曲と一致するように形成され、また10.16cm(4
インチ)〜60.96cm(24インチ)の直径のパイプ
内で動作できる。接続装置は、支持部に対するノッチを
有するアダプタ型式で、アダプタは圧力パイプに永久的
に固着され、ノズルは、支持部がノッチに嵌合するよう
に、アダプタに挿入される。
【0027】
【作用】本発明は改良された流体散布ノズルを提供する
もので、このノズルは多数のノズルを含むシステムに組
込まれると、下にある表面に均一な流体散布を行う。
【0028】本発明のノズルは目詰まりが起こらず、
0.75psig.程度の低い圧力でも良好に動作するが1−
3psig.の範囲のスプレー圧力で動作可能である。本発
明のノズルは従来のノズルに比較して大きいから、所定
の機器に必要なノズルの数を最小限にすることができ
る。1つのノズルからのスプレーが他の複数のノズルの
スプレーで押されると最良の散布が得られた。従って本
発明のノズルと散布システムはスプレー相互作用の数を
最大限にするように設計されている。
【0029】本発明のノズルは円筒形の孔を有する本体
で構成される。4本の脚が円筒孔の下方に垂直方向に離
れて偏向部材を支持する。この偏向部材は、4辺、鋭角
ピラミッド形の上部偏向器と、4辺、鈍角ピラミッドの
台形形状の底部偏向器とを有する。この上部偏向器は、
上部偏向器と底部偏向器の各辺が整列するように底部偏
向器の上部に配置される。
【0030】動作の際は、上記のノズルは散布すべき流
体を受取り、上部偏向器の頂点に流体を当てることによ
って4つの均一な流動に分割する。この4つの流動は流
体が上部及び底部偏向器上でピラミト頂点から扁平にな
り90°の角度で拡散される。底部偏向器に当った流体
はノズルから水平に対して約15°の角度の扁平で安定
したかつ均一な流体面で流出する。上方からみると、こ
の4つの流体流動はノズルの周囲360°のパターンを
形成する。
【0031】本発明のノズルは、隣接ノズルで生成され
た流体面に1つのノズルから発生された流体面が交差す
る流体分散装置に使用される。事実上、1つのノズルか
ら発生された所定の流体面は、流体が散布される下の表
面に流体面が衝突する前に複数の交差が行われる。流体
面内の流体の一部は各交差で下方に分散すると共に、面
内の流体の一部は更に交差を続行する。このように均一
な散水が行われる。
【0032】本発明は、流体が通過する直径の小さい孔
を有するノズル挿入体を提供するものである。この挿入
体の目的は、所定の大きさのノズルを通る流量を各機器
の要求によって容易に変化することができる。
【0033】本発明の一部である流動指向装置は、ノズ
ル本体から流出した流体を上部偏向ピラミッドの1つ又
は2つ以上の側辺に指向するように動作する。このよう
に、このノズルは特定の方向に向く流体面を容易に変更
することができる。このような融通性は下にある表面の
周辺に流体を散布させる場合に望ましい。
【0034】本発明は、散布管路にスプレーする大型ノ
ズルを固定する新しい方法を提供する。この方法の一実
施例はヘッダ配管内に挿入されたくら状グラメットを使
用する。本発明のノズルは上部周辺にノズル支持物を有
する。グラメットの上部リップに重なるようにグラメッ
ト内にノズルを挿入すると、ノズルとグラメットの形状
は支持物を固定するから、動作間にヘッダ配管からノズ
ルが外れない。他の実施例の方法では、アダプタがヘッ
ダ配管に固着され、ノズル支持部はアダプタに設けられ
たスロット、即ち溝孔内に嵌合される。
【0035】
【実施例】図1は本発明のノズル10の斜視図を示す。
ノズルはほぼ円筒形の本体12を含む。本体12は軸方
向の孔14を有し、孔14も円筒形で本体12を貫通し
流体流通路を形成する。ノズル10の本体12は上縁3
2を有し、上縁32は軸孔14に滑らかに流体が流入す
るように丸めてある。溝38が本体12の外側周辺の垂
直区域に約0.635−3.81cm(0.25−1.5イ
ンチ)の長さにわたって設けられる。溝38は通常、
7.62mm(0.03インチ)の深さである。本体12の
外縁底部17には、細長い矩形の支持脚16が固着され
る。支持脚16は90°間隔で本体12上に配置され、
本体12上の固定点17から外向きかつ下向きに放射状
に設けられる。支持脚16の反対端は偏向器18に固着
される。
【0036】偏向器18は上部偏向器20と底部偏向器
22で構成される。好適実施例では上部偏向器20は鋭
角形ピラミッドで4個の同一の三角形側面で構成され
る。各三角形側面21は垂直から約45°傾斜し、4個
の側面は上部とピラミッド20の頂点を形成する。上部
偏向器20の側面21は結合して縁部24を形成する。
縁部24は、通常、僅かに丸味をつけてあるから、上部
偏向器20を流下する流体は分離することなくカーブし
た縁部24を形成する。
【0037】各側面が垂直から約45°傾斜した鋭角ピ
ラミッドとして上部偏向器20を示すが、これ以外の傾
斜角度でも有効に使用できよう。また、上部偏向器20
は2側面又は4側面以上とすることも可能であろう。更
に上部偏向器20は通常の角錐形又は内側にカーブした
凹形側面の円錐形にすることも可能であろう。
【0038】上部偏向器20は底部偏向器22の上面の
中心に配置される。底部偏向器22は通常、鋭角ピラミ
ッドの台形で4個の同じ側面23を有する。底部偏向器
22の側面23は台形で、側面23を結合すると縁部2
6を形成する。台形側面の上部は三角形側面21のベー
スと同じ長さで、28の位置で結合して上部偏向器20
の縁部24と底部偏向器22の縁部は整列する。上部偏
向器20と同様に、底部偏向器22は2側面又は4側面
以上にすることが可能である。偏向器18は底部偏向器
22の隅部上面に固着された支持脚16によって本体1
2に固着される。
【0039】図示する偏向器18は上部偏向器20と底
部偏向器22を有するが、別の実施例では単一の偏向器
で構成することもできよう。このような場合には、単一
偏向器は一般に鈍角ピラミッド型式でもよい。
【0040】ノズル10は2個の支持部30を有し、図
1ではこの1個のみを示す。支持部30は本体12の上
部の外縁から突出し、180°離れて設けられる。支持
部30はノズル動作間にスプレー圧力配管内にノズル1
0を定位置に保持する機能を有する。支持部30は通常
湾曲形状で、高さが約0.32−0.64cm(0.125
〜0.25インチ)で本体12から約0.32cm(0.1
25インチ)突出し、長さは本体の周辺に沿って約0.
64−0.95cm(0.25−0.375インチ)であ
る。
【0041】ノズル10は、本体12の長さのほぼ中央
位置にある肩34を有する。肩34は通常、直径方向反
対位置の2個の扁平側面35を有する環状リングであ
る。環状側面35は支持部30から90°離れるよう
に、本体12の周囲から半径方向に離れて設けられる。
これはノズル10が使用されるスプレー圧力配管内で支
持部30を正しく整列させる手段となる。肩34は通
常、本体12から約0.95−1.9cm(0.375−0.
75インチ)突出し、厚さは約0.32−0.64cm
(0.125−0.25インチ)である。肩34は本体1
2の全周に設けられる。ノズル10は通常、ポリプロピ
レンの一体品としてモールド成形されるが、他の材料で
作ってもよい。ノズル10は複数成分でモールド成形し
てから組立てもよい。
【0042】図2は本発明のノズル10の側面断面図で
ある。図2及び図3では図1の同じ構成要素には同一の
参照数字を使用する。前記のようにノズル10は軸方向
の孔14を有する本体12を備え、支持脚16と偏向器
18を有する。本体12は、高さと幅が約0.32cm
(0.125インチ)で厚さが約0.15cm(0.060
インチ)の支持ノブ15を有する。支持ノブ15は軸方
向の孔即ち軸孔14の内側で底部側面上に等間隔離れて
設けられる。
【0043】通常0.64−7.6cm(0.25−3イン
チ)の軸孔14の直径を「A」で示す。この直径は従来
使用された直径よりかなり大きく、多量の流体が目詰ま
りを起こすことなく流れる流通路になる。
【0044】直径Aは本体12の長さCの決定に使用さ
れる。軸孔14の直径に対する長さの比率、即ちC対A
は、ノズル10から良好な流体分布を得るため重要であ
ることが判明した。通常、この長さ対直径比は最小1.
5、好適には2.0又はそれ以上である。従って0.64
−7.6cm(0.25−3インチ)の軸孔は好適には1.
27−15.24cm(0.5−6インチ)の軸孔長さを必
要とするが、軸孔長さは0.95cm(0.375インチ)
まで短くすることができよう。
【0045】直径Aは、偏向器18を本体12の下方に
間隔をとるべき距離の決定に使用される。目詰まりのな
いノズルを得るためには、全ノズルを通して流体が流動
する大きい、かつ障害物のない通路を設けることが必要
である。従って、粒子が軸孔14を通ってノズルのどこ
かの位置で目詰まりを起こす可能性を防止するために
は、頂点36と内側の本体12の底縁との間の距離が少
なくとも直径Aに等しくなるように偏向器18を本体の
下方に配置する。この結果、軸孔14を通る粒子は目詰
まりを起こすことなく全ノズルを通過できる。
【0046】図3は本発明のノズル10の平面図を示
す。前記と同様にノズル10は軸孔14を有する本体1
2、支持脚16及び偏向器18を有する。図面から肩3
4の扁平側面35は支持部30に対して90°離れて配
置されることは明らかである。
【0047】ノズル10の重要な特徴は上部偏向器20
のベースは少なくとも軸孔14の直径Aよりも大きい幅
を有することである。この特徴のため軸孔14を流れる
流体は全部、ほぼ垂直の表面に最初衝突する。従って流
体はほぼ垂直の方向から、余分の飛沫を生ずることな
く、かなり大きい水平のベクトル成分をもったまま滑ら
かに方向を変換し、この飛沫は垂直流が水平の面に衝突
する時に発生する。
【0048】図3は、頂点36が軸孔の中心下方の位置
にあることを示す。従って軸孔14を下方に流れる流体
は本質的に4つの流れに分割される。
【0049】再び図1に戻り、本発明のノズルの動作に
ついて説明する。ノズル10は下方の表面に均一に流体
を散布させようとする任意の機器に利用される。例えば
本発明のノズル10が利用される代表的な応用機器は水
冷却塔の分散システムである。
【0050】一般に上記のような冷却塔では、ノズルは
散水用ヘッダに固着されるが重力供給水盤にも利用でき
よう。何れの場合でも水は水平方向でノズルに接近し、
下方に曲った軸孔14に流入する。軸孔を通る下方流動
間に流体流動は滑らかになり、軸孔の充分な長さのため
安定化される。従って流体が軸孔14を通過後の時点で
は流体流は垂直下方に向かう自由なジェット流になる。
【0051】軸孔14を流出後、流体の自由ジェット流
は大気中に流入し、垂直下方に流れて上部偏向器20の
頂点36に衝突する。流体流は頂点36に当ると、4つ
の同一の流れに分割され、この各流れは垂直から約45
°偏向されて上部偏向器20の側面21を流下する。流
体流が側面21を流下する際、流体は拡大して側面21
の全表面をカバーする。上記のように、異なる型式のピ
ラミッド又は円錐形偏向器を使用して、特定の機器によ
って変わるが、流体を4つの流れより少ない流れ又は多
い流れに分割することが可能である。
【0052】流体流が上部偏向器20の底部に達する
と、流体流の流れの方向は、底部偏向器22の側面23
に対する衝突によって再び変化する。側面23に衝突す
ると、流体流は水平に対してほぼ30°曲がるから、流
体流は水平に対して約15°の角度で流れる。側面23
を流下すると、流体流は展開して側面23の全表面をカ
バーし、流れは扁平になる。底部偏向器22の側面23
を流下後、流体流は安定した扁平平面となり、水平から
約15°の角度の方向に流れる。好適実施例の4側面ピ
ラミッドを使用すると、流体の平面は90°の角度から
水平方向に扇状に拡がるから、流れはノズルの回りは3
60°の方向に拡大する。もし別型式の偏向器を使用す
ると、流れの方向を変えて、90°の扇形より大きい又
は小さい角度の流れを発生できることが可能である。こ
のような流れはノズルの周囲360°の全域をカバーし
たりしなかったりする。例えば2つの120°の扇形の
流体面を発生した場合である。何れの場合でも、流体面
はその全幅にわたって均一な流体流になる。
【0053】軸孔14に流入する水は乱流を発生せず又
は空気を導入しない滑らかな流れであることが重要であ
る。従って本体12には軸孔14に対して丸味をつけた
入口32が設けられる。入口32が「直面切断」で形成
される場合、ベンチュリ収縮が起こり、ノズル内に低圧
区域を発生するであろう。この低圧区域のため軸孔14
内の流体流に空気が流入する。軸孔14内の空気は加圧
される。軸孔14から上記の低い圧力の外気に流体流が
流出すると、流体内にエントレインされていた空気は膨
張し、上部偏向器20に衝突すると過度のはねかけを生
ずる。このはねかけが起こると、ノズルで形成された流
体面は、所望の均一、安定しかつ扁平な流れでなくな
る。
【0054】図4に示すように、本発明のノズルは、通
常、複数のノズルを含むスプレー散布システムに利用さ
れる。図4は2個の流体ヘッダ39に固着された本発明
の4個のノズル40を示す。通常、ノズル40は流体ヘ
ッダ39上で30.48−121.92cm(12−48イ
ンチ)離間し、これらの流体ヘッダは互いに平行で、こ
の中心線から30.48−121.92cm(12−48イ
ンチ)離れている。この間隔は圧力スプレー散布システ
ムに使用される間隔よりもはるかに大きい。液体ヘッダ
39は、散布される表面の上方約20.3−91.44cm
(8−36インチ)に配置されるが、この間隔は圧力ス
プレー散布システムに通常使用される間隔と類似する。
【0055】図4に示すように、各ノズル40は4つの
均一な扁平流体面42を生じ、これらの流体面はノズル
40から90°の扇形に拡がり、かつ水平から約15°
の角度傾斜する。扁平面42は縁部41で境界が限定さ
れる。これらの流体面は各ノズルの周囲に360°のパ
ターンを形成する。
【0056】本発明のノズルと散布システムで達成され
る均一散布の1つの理由は、1つの所定のノズルから発
生される流体面42が周囲全方向の隣接ノズルで発生さ
れる流体面と交差する事実である。これらの交差状態を
図4の43で示す。1つの流体面の他の流体面に対する
交差の作用は下の面で流体の分散を発生する。1つのノ
ズルから発生するスプレーが他のノズルから発生するス
プレーと衝突することは新しい現象ではないが、本発明
のノズルは上記の作用に対して、きれいで均一、かつ安
定した流体面を発生しこれらの流体面を交差させて改善
することができる。
【0057】従来の交差スプレーシステムでは、交差さ
れる流体面は安定せず、扁平でも均一でもない。従って
交差によって得られる流体散布は良好ではない。この欠
点は特に3psig.以下のスプレー圧力で行われる場合に
特に著しい。
【0058】本発明では、2つの扁平流体面が交差した
場合に、この下方の流体分散は従来の交差型ノズルより
も均一である。また、4方向の交差の特徴は、ヘッダパ
イプの軸線方向及び隣接パイプの軸線に沿う方向に均一
な流体分散が得られる。更に、本発明のノズルでは0.
75−3.0psig.程度の低い圧力でも均一な流体面が得
られる。
【0059】流体面42は扁平であるから、この流体面
間の交差は43で示すように比較的まっすぐな水平線で
ある。ノズル40が全4方向で均一に離れている機器で
は、上方からみた交差線はノズル周囲の4角形である。
所定のブランチ上のノズルからヘッダの間隔よりも接近
する場合、上方からみた交差線はノズル周囲の矩形パタ
ーンである。このようにして流体が散布される表面に応
じてスプレーパターンを適合させる融通性が得られる。
【0060】大型のノズルを使用して均一な流体分布を
得るのに非常に有効な本発明の別の特徴は、ノズルから
発射される所定の液体面が、散布される表面に達する前
に他の流体面と多重交差する事実である。動作中の単一
ヘッダ分散システムの側面図である図5にこの特徴を示
す。
【0061】図5に示すように、ノズル52、54及び
56はスプレーヘッダ50に固着される。各ノズル5
2、54及び56は動作中で4つの流体面を発生するが
図面では2つの流体面のみを示す。この分散システムは
下の表面70に均一に流体を供給するように動作するも
ので、この表面は蒸発冷却装置では熱伝達表面、通常、
多数の充填シート、流体導管又は他の熱伝達表面で構成
される。
【0062】ノズル52で発生される流体面58につい
て、この流体面はこれが下の表面70に衝突する前に他
のノズルの流体面と4つの分離した交差を行うことがみ
られる。詳記すれば、流体面58は最初、ノズル54で
発生された流体面72と60で交差する。この交差で流
体面58と72に含まれる流体の一部は扇型パターンて
下方に分散し、残りの流体は流体面内に残る。
【0063】流体面58内の残りの流体は、交差部60
を通過後、62の交差部で、ノズル56で発生された流
体面74と第2回目の交差をする。再び交差部62で、
流体面58と74の流体の一部は扇型パターンで下方に
分散し、残りの流体は面内に残って交差部62を通過す
る。
【0064】交差部62を通過後、流体面58は、図示
しないノズルから発生される流体面と64の位置で第3
回目の交差をする。前記と同様に、これらの流体面内の
流体の一部は分散し、残りの流体はこの交差部を通る。
交差部64を通過後、面58間に引続き残留する流体
は、図示しないノズルで発生される流体面78と68の
位置で第4回目の交差をする。
【0065】別のノズルの流体面間、場合により互いに
離れた別のノズルの流体面間に、多重交差を発生する上
記の方法によって全表面70上に均一な流体分散を与え
ることが可能である。図5は同じヘッダパイプ上のノズ
ルで発生された、流体面の交差のみを示したが、同様な
交差は、直角方向及び対角線方向の別のヘッダ上のノズ
ルの流体面間にも発生する。
【0066】図6は本発明のノズルを利用する分散シス
テムで発生され、第1及び第2交差部を含むスプレーパ
ターンの平面図を示す。図6はノズル82が均一パター
ンで固着された3個のスプレーヘッダ80を示す。4個
のノズルが各スプレーヘッダ80に固着される。実線は
各ノズル82で発生された流体の扁平面の側面境界84
を示す。図示のように、各ノズル82は4つの均一流体
流を発生し、この各流体流はノズル82から外側に約9
0°水平方向に拡がる扇形である。
【0067】波線は1つのノズルから発生された流体面
が隣接ノズルから発生された流体面に最初に衝突した時
に発生される第1交差部86を示す。第1交差部86は
上からみてノズル82の周囲に4角のパターンを発生す
る。点線は1つのノズルから発生された流体面が他のノ
ズルで発生された流体面に第2回目に衝突した時に発生
される第2交差部を示す。第2交差部86はノズル82
の下方に生じ、第1交差部82で発生された4角のパタ
ーンを4つの同形の小さい4角形に分割する。
【0068】図6には図示しないが、第3交差部は第1
交差部の下方の同じ垂直面内に、第4交差部は第2交差
部の下方の同じ垂直面内に発生するであろう。これらの
交差部の下方で流体面内の流体が分散することを考えれ
ば、本発明のノズル分布は非常に均一な流体分散が行わ
れることは明らかある。
【0069】1つのノズルから発射され、同じヘッダパ
イプ上に配置されノズル及び別のヘッダパイプ上で直角
方向に配置されたノズルから発射される流体面と衝突す
る1つのノズルから発射される流体面のほかに、本発明
の別の特徴は、1つのノズルから発射される流体面が、
互いに対角線方向にある他のノズルから発射される流体
面と交差することである。図7は本発明の分散システム
の斜視図を示す。図7で、各ノズル200は実線で示す
ように側縁202で囲まれた4つの均一な流体面を発生
するように動作する。流体面間の第1交差部204を波
線で示し、流体面間の第2交差部206を点線で示す。
第1交差部204は第2交差部206の上方の水平面内
にあることに注意されたい。
【0070】上記図面は、1点鎖線で表示される対角線
交差部208を示す。これらの対角線交差部は、互いに
対角線関係にあるノズルで形成された流体面の交差部で
ある。対角線交差部208は相対的に直線で、上方から
みれば流体面の側縁202の直下にある。側縁202と
同様に、対角線交差部は扁平ではないが、水平から約1
0.7°傾斜する。対角線交差部208の一端は第1交
差部の水平面内にあり、対角線交差部208の他端は第
2交差部で形成される水平面内にある。対角線交差部2
08と側縁202で形成される垂直角度は約21.5°
である。
【0071】前記のように、本発明のノズルは比較的大
型である。事実、5.08cm(2インチ)の直径でスプ
レー圧力2psig.で動作すると、各ノズルは約162gpm
で散水する。非常に大型の冷却塔で使用すると、ノズル
を通る大量の流動は必要なノズルの数を最小にするため
必要である。しかし場合によっては小さい容量を有する
ノズルを設けることが望ましい。
【0072】本発明で、小さい容量を有するノズルを設
ける1つの方法は、異なる直径の軸孔を有するノズルを
製造することである。しかしこの方法は多数の異なる大
きさのノズルを製造することは製造コストを要し又管理
が困難である。従って図8に示すようなノズル挿入体9
0は本発明のノズルの容量を減少するため使用される。
ノズル挿入体90は、軸孔94を有する薄肉の円筒体9
2で形成される。上部プレート96は円筒体92の上部
に連結され、上部プレート96は環状円板98と側壁1
00とで構成される。側壁100は上部プレート96の
中心から離れた上縁が約10°傾斜する。
【0073】ノズル挿入体90は、円筒体92の底部に
底部環状円板102を有する。上部プレートの底面側と
底部環状円板102の上面側との間には4つの同形間隔
保持用ウェブ104が設けられる。間隔保持用ウェブ1
04は円筒体92の周辺に等距離にかつ円筒体92の縦
軸に平行に整列して設けられる。ノズル挿入体90は通
常、プリプロピレンなどを使用して一体にモールド成形
で作られる。
【0074】図9に示すように、ノズル挿入体90′
は、ノズル93′の内側に嵌合し、底部環状円板10
2′が支持ノブ95′に載りノズル挿入体90′が軸孔
91′内に保持されるように挿入される。側壁100′
は軸孔91′に密着し、挿入体90′の軸孔94′を流
体流がバイパスしないように嵌合される。
【0075】ノズル挿入体90′の軸孔94′はノズル
93′の軸孔91′よりも直径が小さい。従って、ノズ
ル挿入体90′を通る流体流の容量はノズル93′の容
量よりも小さい。ノズル挿入体90′の軸孔94′は種
々の直径にして、1つの大きさのノズルに幅の広い容量
融通性を与えることができる。
【0076】前記のように、本発明のノズルの好適実施
例ではノズルの全回周に流体スプレーを供給する。場合
によっては、所望のノズルから流体スプレーが発射され
る方向の数を制限することが望ましい。例えばある表面
の周辺に流体を散布するようにノズルを使用する場合で
ある。このような場合には、この方向に流体スプレーを
発生する隣接ノズルがなく、スプレーの交差も発生しな
いから表面の周辺にノズルからスプレーを発射しないこ
とが好適である。従って本発明は図10の110で全体
を示す流動指向装置も包含する。
【0077】流動体指向器110は、上部側の円形入口
114、底部側の円形出口118及び入口114から出
口118に達する軸孔115を有する薄肉の非対称円錐
台形部品である。リップ116が流動指向器110の上
側周辺に形成される。流動指向器110は1個の傾斜側
面112と1個の垂直側面113とを有する。入口11
4は通常、出口118よりも大きい。流動指向器110
は通常、ポリプロピレンを使用してモールド成形の一体
部品として作られるが、他の類似のプラスチック材料で
形成してもよい。
【0078】流動指向器110は本発明のノズルと共に
使用できるが、通常、上記のノズル挿入体と共に使用
し、本発明のノズルの1側面又は2側面以上に使用して
容積流動流を減少するのに使用される。図11は、ノズ
ル挿入体124を使用する本発明のノズル122と流動
指向器126の断面図を示す。
【0079】図11は流動指向器126がノズル122
に嵌合され、上部のリップ130が支持ノブ134で支
持される状態を示す。流動指向器126の出口128は
上部偏向器132の1側面に向けられる。ノズル挿入体
124は又、ノズル122の内側に、ノズル挿入体12
4の底縁部125が流動指向器126の上部リップ13
0に載るように嵌入される。動作の際は流体はノズル挿
入体124の内側に流動し、更に流動指向器126によ
って上部偏向器132の僅か半分に向けられる。その結
果、ノズル122からの分散は、上方からみてノズルの
周囲約180°に制限される。
【0080】前記のように、本発明のノズルは従来のノ
ズルに比べてはるかに大型で大きい容量を有する。従っ
て、このノズルを通りかつノズルで偏向される流体によ
って加えられる力は従来のノズルよりもはるかに大き
く、特に本発明のノズルを圧力スプレー分散システムに
使用する場合には大きい。また、ノズルが受けるスプレ
ー圧力が異常な動作条件のため正常動作圧力よりもかな
り大きい場合が起こることがある。その結果、本発明の
ノズルに必要な特徴は、動作中にノズルがヘッダパイプ
から外れないように固定する改良方法である。この方法
は、冷却塔の場合に、動作中にノズルが外れると下にあ
る熱伝達表面に広範囲かつ費用のかかる修理を必要とす
るから上記の改良方法は重要である。
【0081】図12は本発明の好適固定方法に使用され
る改良されたグラメット140を略示する。グラメット
140は軸孔142を有する薄肉の円筒形である。軸孔
142の内径は通常、本発明のノズルの外形に等しい。
グラメット140は、くら形の上縁部144を有し、こ
の上縁部は15.24cm(6インチ)のパイプの内側湾
曲部に嵌合する。上方縁部144と底部縁部146は共
にグラメット140の周辺、かつ半径方向外側に伸び出
ている。グラメット140は通常、ジュロメータかたさ
40〜70のイソプレン又はネオプレンゴム材料の一体
品としてモールド成形されるが、多の類似の可撓性材料
も使用できる。
【0082】図13は本発明による改良されたグラメッ
トと固定方法を使用するノズルとスプレーヘッダアセン
ブリの側面断面図である。通常、グラメット162はヘ
ッダパイプ160に形成された孔に挿入される。グラメ
ット162の上縁部164も底縁部166も共に、全体
を波線で示すことに注意されたい。グラメット162の
上縁164はパイプ160の内側に嵌合し、上縁164
はパイプ160上に載り、この輪郭に一致する。下縁1
66はパイプ160の外側にある。上縁164は15.
24cm(6インチ)直径のパイプの輪郭に一致するよう
に成形される。しかし、このような輪郭を有するグラメ
ットは、10.16−60.96cm(4−24インチ)の
直径を有するパイプで良好に成形できることが判明して
いる。その結果、単一のグラメットでもこの直径範囲の
ヘッダパイプに固定する必要条件を満足する。
【0083】ノズル165は、パイプ160の縦軸に垂
直の位置にありかつ波線で示す支持部168を有するグ
ラメット162内に挿入される。ノズル165がグラメ
ット162内に充分に挿し、支持部168がグラメット
162の上縁164の先方まで伸び出した後、ノズル1
65を約90°回転して支持部168をパイプ160の
縦軸に一致させる。通常、この挿入には約20ポンド
(9kg)の力が必要である。次にノズル165を下方に
引き、支持部168をグラメット162の上縁に接触さ
せる。ノズル165の溝170は可撓性のグラメットの
側壁に食い込んで付加的の支持力と密封性を与える。一
度固定位置が決まると、支持部168は溝170と協力
してノズル165をパイプ160内の定位置に約200
ポンド(90kg)に達する力で保持する。その結果、保
持力対挿入力の比率は約10対1(200lb/20l
b)である。
【0084】本発明による固定法の別の実施例を図14
に示す。この実施例では、アダプタ180をヘッダパイ
プ182に永久的に固着する。アダプタ180はノッチ
184を有し、これはノズル188の支持部186を嵌
合する。ノッチ184は、支持部186がノッチ184
に押し込まれ、次にノズルを約1/8回転した後、支持
部186をアダプタ280内の定位置に固定できるよう
な形状に成形される。
【0085】
【発明の効果】本発明は大型ノズルと流体偏向装置を使
用し、低い圧力でも動作可能で流体面の分割と流体面の
多重交差によって均一な流体分布が行われる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるノズルの側面斜視図
【図2】本発明によるノズルの側面断面図
【図3】本発明によるノズルの上部平面図
【図4】ノズルで発生されたスプレーパターンを示す本
発明によるヘッダとノズル装置の斜視図
【図5】得られる流体面交差を示す本発明によるヘッダ
とノズル装置の側面図
【図6】発生される第1及び第2交差部のパターンと位
置を示す本発明によるヘッダとノズル装置の平面図
【図7】発生される対角線交差の位置を示す本発明によ
るヘッダとノズル装置の斜視図
【図8】本発明による流量減少用挿入体の斜視図
【図9】ノズルと流量減少用挿入体アセンブリの側面断
面図
【図10】本発明による流動指向器の斜視図
【図11】本発明によるノズル、流量減少用挿入体及び
流動指向器アセンブリの側面断面図
【図12】本発明によるくら型グラメットの斜視図
【図13】ヘッダパイプ内の本発明のノズルとグラメッ
トのアセンブリの側面図
【図14】ヘッダパイプ内の本発明のノズルとアダプタ
のアセンブリの側面図
【符号の説明】
10...ノズル、 12...本体、 14...軸
孔、16...支持脚、 18...偏向器、 2
0...上部偏向器、 22...底部偏向器、3
0...支持部、 38...溝、 42...流体
面、 52、54、56...ノズル、 58...流
体面、 62、64、68...交差部、 70...
熱伝達表面、 72、74、78...流体面、 8
2...ノズル、90...ノズル挿入体、 20
8...交差部、

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口、出口及び該入口から出口に達する
    円筒形軸孔を有する本体と、 複数の傾斜側面と中央位置の頂点とを有する偏向装置
    と、 支持装置、 を含むことを特徴とする流体分散装置。
  2. 【請求項2】 偏向装置は、頂点が本体の軸孔の中央位
    置に配置されかつ垂直方向に間隔をもって支持装置によ
    って本体の下方に支持される「請求項1」に記載の流体
    分散装置。
  3. 【請求項3】 偏向装置は更に複数の側面を有する鈍角
    ピラミットの台形である底部部材と、底部部材の上面の
    中央に配置された上部部材とを備えた「請求項1」に記
    載の流体分散装置。
  4. 【請求項4】 上部部材は正規の円錐状又は非垂直側面
    の円錐形である「請求項3」に記載の流体分散装置。
  5. 【請求項5】 上部部材は複数の側面と縁部を有する鋭
    角ピラミッドの形状を有し、頂点は上部部材の側面によ
    って形成され、上部部材の側面と底部部材の側面に対し
    て整列する「請求項3」に記載の流体分散装置。
  6. 【請求項6】 円筒形軸孔は長さ対直径比率が最小1.
    5である「請求項1」に記載の流体分散装置。
  7. 【請求項7】 偏向装置は、頂点と本体の側壁の底縁と
    の間の距離が軸孔の直径よりも小さくないように、本体
    下方に配置された「請求項2」に記載の流体分散装置。
  8. 【請求項8】 本体の入口は丸味をつけられ、軸孔に対
    して流体が滑らかに流入する「請求項1」に記載の流体
    分散装置。
  9. 【請求項9】 前記部材の縁部に僅かな丸味が形成され
    る「請求項5」に記載の流体分散装置。
  10. 【請求項10】 支持装置は、2つの端部を有する複数
    の円形脚を含み、該脚は本体の外側周囲に等間隔に配置
    され、該脚の一端は本体に連結され、他端は偏向装置の
    底部部材に連結された「請求項3」に記載の流体分散装
    置。
  11. 【請求項11】 偏向装置の上部部材は軸孔の直径より
    も大きい幅を有するベースを備えた「請求項3」に記載
    の流体分散装置。
  12. 【請求項12】 上部部材の側面は垂直から20°〜7
    5°の範囲の角度で傾斜する三角形である「請求項5」
    に記載の流体分散装置。
  13. 【請求項13】 上部部材の側面は垂直から約45°の
    角度傾斜する「請求項12」に記載の流体分散装置。
  14. 【請求項14】 偏向装置の底部部材は水平から5°〜
    25°傾斜する各4側面を有する「請求項3」に記載の
    流体分散装置。
  15. 【請求項15】 偏向装置の底部部材は水平から約15
    °傾斜する各4側面を有する「請求項14」に記載の流
    体分散装置。
  16. 【請求項16】 軸孔は約0.635cm(0.25イン
    チ)〜7.62cm(3インチ)の直径と、1.27cm
    (0.5インチ)〜15.24cm(6インチ)の長さを有
    する「請求項6」に記載の流体分散装置。
  17. 【請求項17】 更に、本体の軸孔よりも小さい軸孔を
    有する薄肉の円筒形挿入体、上部環状プレート、底部環
    状プレート及び挿入体の外側から外向きに突出する間隔
    保持装置を有する流量減少装置を含む「請求項1」に記
    載の流体分散装置。
  18. 【請求項18】 挿入体は本体とほぼ同じ長さを有し、
    上部環状プレートは軸孔直径にほぼ等しい外径を有し、
    挿入体は本体の軸孔内に配置されて軸孔を通る流動の断
    面積を効果的に減少する「請求項17」に記載の流体分
    散装置。
  19. 【請求項19】 更に、挿入体を通る流体流動を、偏向
    装置の1つ又は2つ以上の側面に向ける動作をする、中
    空、非対称的円錐台形を含む流動指向付属物を有する
    「請求項18」に記載の流体分散装置。
  20. 【請求項20】 本体は更に、本体の周辺に複数の溝を
    含む「請求項1」に記載の流体分散装置。
  21. 【請求項21】 比較的扁平、均一、安定した第1流体
    面を形成する過程と、次に液体面を分離した第2流体面
    と交差させ、交差する第1及び第2流体面の下方でほぼ
    均一の流体分散を起こさせる過程と、を含むことを特徴
    とする流体分散法。
  22. 【請求項22】 更に、第1流体面を複数の分離した流
    体面に交差させ、第1流体面に、第1流体面が流体を分
    散される表面に達する前に、複数の交差を行わせる過程
    を含む「請求項21」に記載の流体分散装置。
  23. 【請求項23】 更に、中空円筒に流体流を通過させる
    ことによって第1流体面を形成する過程と、 次に流体流を中空円筒から大気中に流す過程と、 次に流体流を15°−75°曲げて第1偏向器に接触さ
    せて流体流の形状を扁平化する過程と、 を含む「請求項21」に記載の流体分散装置。
  24. 【請求項24】 更に、流動流を更に15°−45°曲
    げる過程と、次に流体流の方向に直角に配置され、かつ
    垂直な底縁を有する第2偏向器に流体流を接触させるこ
    とによって流体流の形状を更に扁平化する過程とを含む
    「請求項23」に記載の流体分散装置。
  25. 【請求項25】 更に、流体流をほぼ水平方向に通し、
    次に中空円筒を通す前にほぼ垂直方向に中空円筒内に9
    0°下方に流体流を曲げる過程とを含む「請求項24」
    に記載の流体分散装置。
  26. 【請求項26】 更に、流体流を第1偏向器に衝突させ
    て複数の流体流に分割し、各流体流を扁平な流体面にす
    る過程とを含む「請求項25」に記載の流体分散装置。
  27. 【請求項27】 第1偏向器は複数の側面を有し、該側
    面は第1偏向器の上部で結合して中心位置の頂点を形成
    し、第2偏向器は複数の側面を有し、第1偏向器は第2
    偏向器の上部側の中心に配置され、第1及び第2偏向器
    の側面は整列位置にあり、第1及び第2偏向器は、頂点
    が中空円筒の下方中心位置にある状態で配置された「請
    求項26」に記載の流体分散装置。
  28. 【請求項28】 第1偏向器はピラミッド形で、第2偏
    向器はピラミッドの台形で、該第2偏向器は第1偏向器
    のベース幅に等しい上部幅を有する「請求項27」に記
    載の流体分散装置。
  29. 【請求項29】 第1及び第2偏向器は、複数の均一流
    体扁平面を発生するように動作する「請求項28」に記
    載の流体分散装置。
  30. 【請求項30】 円筒形軸孔を有する本体と、該軸孔と
    垂直関係でこの下方の中心に支持された偏向装置とを各
    々有する複数の流体分散ノズルを備え、 ノズルは、相互に一定間隔はなれた水平方向に、かつ流
    体を上面に分散すべき表面の上方に配置され、 各ノズルは少なくとも1つの均一な扁平流体面を発生す
    るように動作でき、該各流体面は分離したノズルで発生
    された流体面を交差して該交差流体面の下方に流体分散
    を発生することを特徴とする流体分散装置。
  31. 【請求項31】 各流体面は、流体を分散すべき表面に
    達する前に、分離したノズルで発生された分離した流体
    面と複数回交差する「請求項30」に記載の流体分散装
    置。
  32. 【請求項32】 偏向装置は更に、複数の同じ側面を有
    する鈍角ピラミッドの台形形状の底部偏向器を含み、中
    心位置の頂点を有する上部偏向器を含み、上部偏向器は
    底部偏向器の上部側の中心に配置された「請求項31」
    に記載の流体分散装置。
  33. 【請求項33】 上部偏向器が円錐形である「請求項3
    2」に記載の流体分散装置。
  34. 【請求項34】 上部偏向器は複数の同形側面を有する
    鋭角ピラミッド形状で、側面はその上面側で結合して中
    央位置の頂点を形成し、上部偏向器は、上部偏向器の側
    面と底部偏向器の側面とがほぼ整列する状態で底部偏向
    器上に配置された「請求項32」に記載の流体分散装
    置。
  35. 【請求項35】 流体分散装置は、流体を受けることを
    ノズルを通して流動させるように動作し、各ノズルは複
    数のほぼ扁平の流体面を発生するように動作し、各流体
    面は該流体面を通して均一量の流体流動を有し、各流動
    面はノズルから水平に対して約5°〜25°の角度の方
    向に流出し、ノズルから約30°−180°の角度で放
    射上に広がる「請求項32」に記載の流体分散装置。
  36. 【請求項36】 上部偏向器は4つの同形側面を有し、
    底部偏向器は4つの同形側面を有しかつ各ノズルは4つ
    の流体面を発生し、該各流体面は水平に対して約15°
    の方向にノズルから流出し、単一のノズルは360°の
    パターンで有効に流体を散布する状態でノズルから約9
    0°の角度で放射状に広がる「請求項32」に記載の流
    体分散装置。
  37. 【請求項37】 第1ノズルで発生された流体面は分離
    したノズルで発生された流体面と交差し、分離した前記
    ノズルは、ヘッダパイプに対して平行、ヘッダパイプに
    対して直角及びヘッダパイプに対して対角線の方向に第
    1ノズルから離間する「請求項35」に記載の流体分散
    装置。
  38. 【請求項38】 複数のノズルは20.32cm(8イン
    チ)〜121.92cm(48インチ)の範囲で離間する
    「請求項30」に記載の流体分システム。
  39. 【請求項39】 同じヘッダ上のノズル間の間隔は異な
    るヘッダ上のノズル間の間隔と異なる「請求項38」に
    記載の流体分散装置。
  40. 【請求項40】 複数のノズルは、流体が散布される表
    面の上方、約20.32−40.64cm(8−16イン
    チ)の位置に配置された「請求項30」に記載の流体分
    散装置。
  41. 【請求項41】 複数のノズルは、圧力配管から送られ
    る流体を受け、配管内の流体は0.75psi−8psiの範
    囲の圧力下で連結される「請求項30」に記載の流体分
    散装置。
  42. 【請求項42】 複数のノズルは流体を受取るため重力
    供給水盤に接続できる「請求項30」に記載の流体分散
    装置。
  43. 【請求項43】 流体分散ノズルを接続すべき大きい直
    径のスプレー圧力パイプに孔を設ける過程と、 上記の孔に接続装置を挿入する過程と、 上部側に支持部を有するノズル装置を接続装置に挿入
    し、支持部を接続装置と協力させ、ノズルをスプレー圧
    力パイプ内の定位置に保持する過程と、 を含むことを特徴とする流体分散ノズルを大きい直径の
    スプレー圧力パイプに接続する流体分散ノズル接続法。
  44. 【請求項44】 接続装置は、くら状の上部表面と底部
    表面とを有する可撓性グラメットで、該グラメットは、
    その上部表面がパイプ内に位置し、該パイプの内側の輪
    郭に一致するようにスプレー圧力パイプ内に挿入され、
    底部表面はパイプの外側に配置される「請求項43」に
    記載の流体分散ノズル接続法。
  45. 【請求項45】 複数のノズルはグラメット装置に挿入
    され、支持装置はパイプの縦軸に整列し、かつグラメッ
    ト装置の上部表面の上部に載る「請求項44」に記載の
    流体分散ノズル接続法。
  46. 【請求項46】 グラメット装置の上部表面は15.2
    4cm(6インチ)直径のパイプの湾曲と一致するように
    形成され、また10.16cm(4インチ)〜60.96cm
    (24インチ)の直径のパイプ内で動作できる「請求項
    45」に記載の流体分散ノズル接続法。
  47. 【請求項47】 接続装置は、支持部に対するノッチを
    有するアダプタ型式で、該アダプタは圧力パイプに永久
    的に固着され、ノズルは、支持部がノッチに嵌合するよ
    うに、アダプタに挿入される「請求項43」に記載の流
    体分散ノズル接続法。
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