JPH066648Y2 - 発電装置の操作盤 - Google Patents

発電装置の操作盤

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JPH066648Y2
JPH066648Y2 JP7582887U JP7582887U JPH066648Y2 JP H066648 Y2 JPH066648 Y2 JP H066648Y2 JP 7582887 U JP7582887 U JP 7582887U JP 7582887 U JP7582887 U JP 7582887U JP H066648 Y2 JPH066648 Y2 JP H066648Y2
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controller
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JP7582887U
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JPS63187507U (ja
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康 松田
保一 鎌田
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この考案は内燃式発動機を動力とする屋内発電装置に関
し、特にその動作を制御する操作盤の改良に関する。
(b)従来の技術 現在、事務所,店舗等の屋内に設置されている電気機器
の大部分は商用電源で駆動される。したがって、商用電
源が停電した場合これらの機器は停止してしまい、事務
所,店舗の機能も停止してしまうおそれがあった。この
ような不都合を解決し停電時にも業務を継続できるよう
事務所,店舗等にはディーゼルエンジン等の内燃式発動
機によって駆動される非常用発電装置を設置していると
ころがある。この非常用発電装置は、商用電源の停電お
よび復電を検知する機能を備えており、商用電源の停電
を検知したとき発動機−発電機を起動し、機器を発電機
側に切り換えて電源を供給する。商用電源が復電したと
き機器を商用電源に接続し直したのち発動機を停止す
る。
(c)考案が解決しようとする問題点 上記のようにこの装置はディーゼルエンジン等の内燃式
発動機および交流発電機等を備えているため、これらを
監視・制御するための操作盤が必要である。
操作盤の裏面にはマイクロコンピュータ等の電子部品を
有する制御基板が取り付けられており、振動や磁気を防
がねばならない。また、この制御基板と発動機・発電機
との間に多くの制御用ケーブルが接続されているため、
保守時に操作盤を開いたときこのケーブルが煩雑になら
ないようにしなければならない。
この考案は、制御基板を操作盤裏面のシールドカバー内
に収納し、外部の装置と接続される端子台および磁気を
発生するリレーを前記シールドカバー外のヒンジ側に設
けたことにより、前記制御基板を保護し、操作盤を開い
たときの取り扱いが容易な発電装置の操作盤を提供する
ことを目的とする。
(d)問題点を解決するための手段 この考案は、匡体内に収納された発電機を制御する制御
基板を前記匡体前面に取り付けられた操作盤裏面のシー
ルドカバー内に設けた発電装置において、 前記操作盤の一側辺をヒンジで揺動可能に支持し、前記
シールドカバー外のヒンジ側に前記制御基板と前記発電
機等とを接続する端子台およびリレーを配設したことを
特徴とする。
(e)作用 この考案の発電装置の制御盤は、制御基板をシールドカ
バー内に収納しリレーをカバー外に取り付けることによ
って、リレーによって生じる磁気が制御基板に影響を与
えることを防止することができる。また、このリレーお
よび端子台を操作盤のヒンジ側に取り付けたことによっ
て、ヒンジに掛かるモーメントを小さくして疲労を少な
くするとともに、操作盤を開いたときに端子台に接続さ
れているケーブルの取り回しを容易にした。
(f)実施例 第1図はこの考案の実施例である非常用発電装置のブロ
ック図である。交流発電機2を駆動するディーゼルエン
ジン3にはその出力を制御する回転数制御部5が接続さ
れている。回転数制御部5はディーゼルエンジン3の各
シリンダに噴射する燃料の量を制御するガバナを有して
いる。またディーゼルエンジン3には起動用のセルモー
タ6が設けられている。セルモータ6の始動および回転
数制御部5への指示はコントローラ1が行う。このコン
トローラ1はワンチップのマイクロコンピュータからな
っている。このコントローラ1には前記ディーゼルエン
ジン3の冷却水の水温を検知する温度センサ3aからの
データ等が入力される。またコントローラ1は前記交流
発電機2の界磁力を制御する電圧制御部4を接続してお
り、ディーゼルエンジン3の回転数(周波数)および発
電機2の負荷に基づき出力電圧を一定に保つよう界磁に
入力する電流を制御する。交流発電機2の発電出力は切
換スイッチ12を介して負荷(機器)に供給される。切
換スイッチ12は商用電源と発電機2のいずれを負荷に
接続するかを切り換えるスイッチであり、前記コントロ
ーラ1によって制御される。正常動作時には負荷は商用
電源側に接続されている。商用電源の電圧はコントロー
ラ1に入力されており、コントローラ1がこの電圧を読
み取ることにより停電,復電を検知することができる。
また、交流発電機2の出力電流およびその周波数,電圧
等のデータは計測器9によって計測され前記電圧制御部
4およびコントローラ1に入力される。また前記商用電
源または交流発電機2の電流の一部は降圧トランス10
を介してバッテリ11に接続されており、これによって
バッテリ11は常時充電状態にされている。このバッテ
リ11は前記セルモータ6の駆動用,コントローラ1の
動作用等の電源として使用される。さらにコントローラ
1にはキースイッチ7および表示器8が接続されてい
る。これらキースイッチ7および表示器8は装置前面に
設けられている操作盤に取り付けられている。
第2図は前記操作盤を示す図である。操作盤20の上部
には前記コントローラ1が検知した発電電圧,電流,周
波数およびバッテリ電圧等を表示するためのドットマト
リクス表示器21が設けられており、このドットマトリ
クス表示器21の上部には表示されるデータの種類を示
す文字板22が設けられている。この文字板22には左
から順に「電圧V」「電流A」「周波数Hz」「バッテリ
電圧V」の表示が施されている。すなわち、ドットマト
リクス表示器21には通常、発電機2の電圧,電流,周
波数およびバッテリ電圧が表示されることを示してい
る。これ以外のデータが表示されるときには、ドットマ
トリクス表示器21にはそのデータの種類とそのデータ
の内容が同時にならべて表示される。キーボード23に
はこの装置の動作をコントロールするための種々のキー
スイッチが設けられている。そのうち自動キー23aお
よび手動キー23bは発電機2から商用電源への切り換
えを商用電源の復電検知に基づいて自動的に行うか(自
動モード)、切換キー(23c,23d)の操作で行う
か(手動モード)を選択するキーである。切換キーであ
る商用キー23cおよび発電機キー23bはそれぞれ負
荷を商用電源側に接続するか発電機側に接続するかを切
り換えるためのキースイッチである。これらのキー押下
をコントローラ1が検知したとき所定の制御が行われ
る。制御電源スイッチ24はバッテリ11をコントロー
ラ1に接続し動作を開始させるためのスイッチである。
第3図は前記操作盤20裏面の概略構成図である。操作
盤20は図において右側にヒンジ25を有しており、こ
のヒンジを支点として図中下方に開くことができる。操
作盤裏面の左側(揺動側)にはシールドカバー27が設
けられており、このシールドカバー27内にはワンチッ
プコンピュータ等の電子部品を有する制御基板26が取
り付けられている。また、操作盤裏面の右側(ヒンジ
側)の前記シールドカバー外にはリレー28および端子
台29が取り付けられている。端子台29には前記ディ
ーゼルエンジン3,交流発電機2および計測器9等と制
御基板26とをつなぐケーブルが接続されている。第4
図はこの操作盤2を開いた状態を示す。ヒンジ25を支
点として操作盤20が開かれても端子台29はヒンジ2
5側に取り付けられているため、ケーブルを長く引き出
すことなく、操作盤を開くことができる。また、ケーブ
ルの重量によってヒンジに大きなモーメントを掛けるこ
とがない。
第5図のフローチャートを参照して前記コントローラ1
の動作を説明する。コントローラ1はまずステップn1
(以下ステップniをniという。)で商用電源が停電
するか否かを監視している。商用電源が停電したときn
2以下の動作を行う。まずn2ではディーゼルエンジン
3の予熱,界磁コイルの初期励磁等を行ったのちセルモ
ータ6を駆動してディーゼルエンジン3を起動する。デ
ィーゼルエンジン3の動作が安定し出力される交流電源
の電圧,周波数が安定するまで待機し(n3)、安定し
たとき切換スイッチ12を発電機2側に切り換える(n
4)。この状態で各機器は発電機2によって電源を供給
され動作を回復する。コントローラ1がn5で商用電源
が復電するまで待機し、商用電源が復電したとき、自動
モードであるか手動モードであるかを判断する(n
6)。自動モードのときには復電の判断と同時に切換ス
イッチ12を商用電源側に切り換える(n8)。手動モ
ードのときには接続の切換キー(23c,23d)の状
態を判断し、商用キー23cがオンされていたとき切換
スイッチ12を商用電源側に切り換え(n8)、発電機
キー23dがオンされていたときには発電機2による電
源供給を継続する。
n8で切換スイッチを商用電源側に切り換えられたと
き、交流発電機2およびディーゼルエンジン3は無負荷
となりアイドリング運転となる。この状態で冷却水の温
度が所定温度(一般的には90℃)以下になるまで継続
し、冷却水の温度が所定温度以下になったとき(n
9)、回転数制御部5に対してガバナを閉じる指示を出
力し、シリンダ内への燃料の噴射を停止してエンジンを
停止し(n10)、n1に戻る。こののちコントローラ
1は停電の監視を再開する。
(g)考案の効果 以上のようにこの考案によれば、制御基板をシールドカ
バー内に収納しリレーをカバー外に取り付けたことによ
って、リレーによって生じる磁気が制御基板に影響を与
えることを防止することができる。また、内燃式発動機
が火花発火方式のものである場合それによる高周波ノイ
ズも防止することができる。さらに、リレーおよび端子
台を操作盤のヒンジ側に取り付けたことによって、ヒン
ジに掛かるモーメントを小さくすることができるととも
に、操作盤を開いたときに端子台に接続されているケー
ブルを長く引き出す必要がなく取り回しを容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である非常用発電装置の制御
部のブロック図、第2図は前記非常用電源装置の操作盤
を示す図、第3図は前記操作盤の裏面の概略構成図、第
4図は前記操作盤を開いた状態を示す図、第5図は前記
非常用発電装置のコントローラの動作を示すフローチャ
ートである。 20……操作盤、25……ヒンジ、26……制御基板、 27……シールドカバー、28……リレー、 29……端子台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】匡体内に収納された発電機を制御する制御
    基板を前記匡体前面に取り付けられた操作盤裏面のシー
    ルドカバー内に設けた発電装置において、前記操作盤の
    一側辺をヒンジで揺動可能に支持し、前記シールドカバ
    ー外のヒンジ側に前記制御基板と前記発電機等とを接続
    する端子台およびリレーを配設したことを特徴とする発
    電装置の操作盤。
JP7582887U 1987-05-20 1987-05-20 発電装置の操作盤 Expired - Lifetime JPH066648Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7582887U JPH066648Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20 発電装置の操作盤

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JP7582887U JPH066648Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20 発電装置の操作盤

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JPS63187507U JPS63187507U (ja) 1988-12-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007306674A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Lecip Corp 非常用発電機の制御装置及びこれを用いたデータ設定方法

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JP5134428B2 (ja) * 2008-05-07 2013-01-30 ヤンマー株式会社 パッケージ収納型エンジン発電機におけるコントロールボックスおよび電力変換器の配置構造

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