JPH066642Y2 - リニアモ−タ搬送車 - Google Patents
リニアモ−タ搬送車Info
- Publication number
- JPH066642Y2 JPH066642Y2 JP18655086U JP18655086U JPH066642Y2 JP H066642 Y2 JPH066642 Y2 JP H066642Y2 JP 18655086 U JP18655086 U JP 18655086U JP 18655086 U JP18655086 U JP 18655086U JP H066642 Y2 JPH066642 Y2 JP H066642Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear motor
- vehicle
- primary side
- primary
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はリニアモータで駆動される搬送車に係り、特に
車上一次方式リニアモータによるリニアモータ搬送車に
関するものである。
車上一次方式リニアモータによるリニアモータ搬送車に
関するものである。
リニアモータによる搬送車においては、そのリニアモー
タの一次側を地上側に配置した地上一次方式のものが数
多い。かような地上一次方式リニアモータに対して、リ
ニアモータの一次側を車体側に配置したものは、車上一
次方式リニアモータと呼ばれている。
タの一次側を地上側に配置した地上一次方式のものが数
多い。かような地上一次方式リニアモータに対して、リ
ニアモータの一次側を車体側に配置したものは、車上一
次方式リニアモータと呼ばれている。
この種の車上一次方式リニアモータにより駆動されるリ
ニアモータ搬送車は、搬送車の走行レールに沿って配設
されたトロリー線または搬送車に取り付けられた給電ケ
ーブルによって電力が供給されるものとなる。そして、
搬送車の運転によってリニアモータはロスを発生し、特
に、リニアモータの運転によりその一次側が温度上昇す
る。
ニアモータ搬送車は、搬送車の走行レールに沿って配設
されたトロリー線または搬送車に取り付けられた給電ケ
ーブルによって電力が供給されるものとなる。そして、
搬送車の運転によってリニアモータはロスを発生し、特
に、リニアモータの運転によりその一次側が温度上昇す
る。
そのリニアモータの一次側を、搬送車の走行風によって
冷却される構造を採用できる場合は小型化上有利であ
る。また、搬送車に専用の冷却ファンを設置し、リニア
モータ一次側を冷却する方法によれば、冷却可能なこと
は勿論である。
冷却される構造を採用できる場合は小型化上有利であ
る。また、搬送車に専用の冷却ファンを設置し、リニア
モータ一次側を冷却する方法によれば、冷却可能なこと
は勿論である。
しかしながら、走行風を有効に利用する方法には限度が
あり、あるいは走行風冷却が困難な場合もある。
あり、あるいは走行風冷却が困難な場合もある。
例えば、搬送車が一定周期で間欠運転される場合、リニ
アモータ一次側は通電中に発生したロスに対して、走行
時間と休止時間の一周期中に占める走行風冷却期間によ
り、温度上昇が決まる。よって、搬送車走行中の冷却が
よくてもリニアモータ休止中の冷却がよくないと、リニ
アモータの一次側は大型となってしまう。
アモータ一次側は通電中に発生したロスに対して、走行
時間と休止時間の一周期中に占める走行風冷却期間によ
り、温度上昇が決まる。よって、搬送車走行中の冷却が
よくてもリニアモータ休止中の冷却がよくないと、リニ
アモータの一次側は大型となってしまう。
また、搬送車に冷却ファンを設けるものとすれば、その
冷却ファン電源の供給手段が複雑になり、特に冷却ファ
ン装置の重量増加が問題になってしまう。さらには、搬
送車の運転パターンを一定とすれば、リニアモータ一次
側は更に大型化する。
冷却ファン電源の供給手段が複雑になり、特に冷却ファ
ン装置の重量増加が問題になってしまう。さらには、搬
送車の運転パターンを一定とすれば、リニアモータ一次
側は更に大型化する。
本考案は上述したような点に着目しなされたもので、リ
ニアモータ一次側を積極的に冷却することがリニアモー
タの小型化上有効であることは前述した通りであり、搬
送車のリニアモータ一次側を強制冷却する装置を設けた
特定場所に待機させ、搬送車の待機中にリニアモータ一
次側の冷却作用を向上し得る手段を備えてなるものであ
る。
ニアモータ一次側を積極的に冷却することがリニアモー
タの小型化上有効であることは前述した通りであり、搬
送車のリニアモータ一次側を強制冷却する装置を設けた
特定場所に待機させ、搬送車の待機中にリニアモータ一
次側の冷却作用を向上し得る手段を備えてなるものであ
る。
かかる手段により、特に、搬送車の間欠運転される一周
期中通電時間が比較的短く、待機中(休止中)が比較的
長い場合には、搬送車外に設置せしめた冷却装置によっ
て冷却することにより、同一推力のリニアモータ一次側
であれば小型軽量化できる。さらに、リニアモータ一次
側を含め搬送車重量が低減されるため、同一走行パター
ンによるものはリニアモータ一次側をさらに小型軽量化
し得る格別な作用を奏する。
期中通電時間が比較的短く、待機中(休止中)が比較的
長い場合には、搬送車外に設置せしめた冷却装置によっ
て冷却することにより、同一推力のリニアモータ一次側
であれば小型軽量化できる。さらに、リニアモータ一次
側を含め搬送車重量が低減されるため、同一走行パター
ンによるものはリニアモータ一次側をさらに小型軽量化
し得る格別な作用を奏する。
第1図は本考案の一実施例の要部構成を示すもので、1
は搬送車、21はリニアモータ一次、22はリニアモータ二
次、31は在車検知器、32は待機検出回路、4は運転回
路、5は送風機である。ここに、搬送車1はその床面に
吊り下げられる構造をなすリニアモータ一次21が取り付
けられてなる。また、在車検知器31および待機検出回路
32は、搬送車1が待機場所に搬入されたことを検知して
適当に送風機5を稼動させる運転指令信号SRを発生す
る。この運転指令信号SRを入力とする運転回路4は、例
えば搬送車1の走行パターンに対応した運転・停止の信
号を得て、送風機5を駆動するものである。
は搬送車、21はリニアモータ一次、22はリニアモータ二
次、31は在車検知器、32は待機検出回路、4は運転回
路、5は送風機である。ここに、搬送車1はその床面に
吊り下げられる構造をなすリニアモータ一次21が取り付
けられてなる。また、在車検知器31および待機検出回路
32は、搬送車1が待機場所に搬入されたことを検知して
適当に送風機5を稼動させる運転指令信号SRを発生す
る。この運転指令信号SRを入力とする運転回路4は、例
えば搬送車1の走行パターンに対応した運転・停止の信
号を得て、送風機5を駆動するものである。
かくの如く、本実施例は運転指令信号SRにより送風機5
を駆動し、搬送車1が特定な位置に停止させられた待機
中に、リニアモータ二次22に設けられた通風穴Hよりリ
ニアモータ一次21に冷却風Wを送風可能であり、リニア
モータを格別に強制冷却することができるものである。
を駆動し、搬送車1が特定な位置に停止させられた待機
中に、リニアモータ二次22に設けられた通風穴Hよりリ
ニアモータ一次21に冷却風Wを送風可能であり、リニア
モータを格別に強制冷却することができるものである。
第2図は本考案の他の実施例の要部構成を示すもので、
4′は運転回路、5′,5″は送風機である。図中、第
1図と同符号のものは同じ構成部分である。ここに、運
転回路4′は運転指令信号SRを得て2台の送風機5′,
5″を同時にまたはそのうちの1台のみを適当に駆動す
るものであり、W′,W″は送風機5′,5″の稼動に
より生じる冷却機である。
4′は運転回路、5′,5″は送風機である。図中、第
1図と同符号のものは同じ構成部分である。ここに、運
転回路4′は運転指令信号SRを得て2台の送風機5′,
5″を同時にまたはそのうちの1台のみを適当に駆動す
るものであり、W′,W″は送風機5′,5″の稼動に
より生じる冷却機である。
かかる構成のものは、送風機5′,5″によりリニアモ
ータ一次21を強制冷却するものであり、第1図装置と同
様に効用し得ることは明らかである。
ータ一次21を強制冷却するものであり、第1図装置と同
様に効用し得ることは明らかである。
以上説明したように本考案によれば、搬送車に配置され
たリニアモータ一次側の温度上昇を低減し得る格別なリ
ニアモータ搬送車を提供でき、産業上極めて有益であ
る。
たリニアモータ一次側の温度上昇を低減し得る格別なリ
ニアモータ搬送車を提供でき、産業上極めて有益であ
る。
第1図は本考案の一実施例の要部構成を示す図、第2図
は他の実施例の要部構成を示す図である。 1……搬送車、21……リニアモータ一次、22……リニア
モータ二次、31……在車検知器、32……待機検出回路、
4,4′……運転回路、5,5′,5″……送風機。
は他の実施例の要部構成を示す図である。 1……搬送車、21……リニアモータ一次、22……リニア
モータ二次、31……在車検知器、32……待機検出回路、
4,4′……運転回路、5,5′,5″……送風機。
Claims (1)
- 【請求項1】車上一次方式によるリニアモータにより搬
送車を駆動するリニアモータ搬送車において、前記搬送
車が待機場所に移送されたことを検知する在車検知装置
と、該在車検知装置出力の運転指令を得て稼動する送風
機とを備え、該送風機により前記リニアモータの一次側
を冷却するようにしたことを特徴とするリニアモータ搬
送車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18655086U JPH066642Y2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | リニアモ−タ搬送車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18655086U JPH066642Y2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | リニアモ−タ搬送車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6390903U JPS6390903U (ja) | 1988-06-13 |
JPH066642Y2 true JPH066642Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31136205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18655086U Expired - Lifetime JPH066642Y2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | リニアモ−タ搬送車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066642Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020045283A (ko) * | 2000-12-08 | 2002-06-19 | 이계안 | 자동차용 인사이드 도어핸들 조립체의 케이블 고정장치 |
JP2010268654A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Yamaha Motor Co Ltd | モータ冷却装置および部品実装装置 |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP18655086U patent/JPH066642Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020045283A (ko) * | 2000-12-08 | 2002-06-19 | 이계안 | 자동차용 인사이드 도어핸들 조립체의 케이블 고정장치 |
JP2010268654A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Yamaha Motor Co Ltd | モータ冷却装置および部品実装装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6390903U (ja) | 1988-06-13 |
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