JPH066639Y2 - スペクトラム拡散信号復調回路 - Google Patents

スペクトラム拡散信号復調回路

Info

Publication number
JPH066639Y2
JPH066639Y2 JP1988122922U JP12292288U JPH066639Y2 JP H066639 Y2 JPH066639 Y2 JP H066639Y2 JP 1988122922 U JP1988122922 U JP 1988122922U JP 12292288 U JP12292288 U JP 12292288U JP H066639 Y2 JPH066639 Y2 JP H066639Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clock signal
frequency
low frequency
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988122922U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0244443U (ja
Inventor
達夫 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1988122922U priority Critical patent/JPH066639Y2/ja
Publication of JPH0244443U publication Critical patent/JPH0244443U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH066639Y2 publication Critical patent/JPH066639Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はスペクトラム拡散信号復調回路に関する。
(ロ)従来の技術 従来、情報信号よりも充分広いスペクトラム幅をもつ例
えば2進の疑似雑音信号(Pseudo Noise
Code)(以下、PN信号と称す)で変調されたキャ
リアを送信し、受信側では送信側で用いたのと同一のP
N符号で受信信号を乗算することにより元の情報を復調
する、所謂スペクトラム拡散通信が知られている(例え
ば、電子科学1978年11月号参照)。
斯るスペクトラム拡散通信では、上述したように広スペ
クトラム幅を有するPN符号等で情報信号を変調してい
るため、情報信号を正確に復調するには受信側で生成す
る符号を送信側符号と同期させる必要がある。
上記同期を取る方法としては、タウ・ディザ(tau−
dither)法が知られている。斯るタウ・ディザ法
について第2図を参照して説明する。
第2図において、(1)はスペクトラム拡散信号が入力さ
れる入力端子、(2)は電圧制御発振器(VCO)、(3)は
VCO(2)の出力を低周波発振器(4)からの出力信号にて
位相調整する位相調整器、(5)は位相調整器(3)からの出
力信号を読み出しクロック信号とする符号発生器、(6)
は入力端子(1)からのスペクトラム拡散信号と符号発生
器(5)からの符号とを乗算する第1乗算器、(7)は第1乗
算器(6)の出力信号を復調する復調器、(8)は復調器(7)
からの信号(第1乗算器の出力信号をエンベロープ検波
した信号)が供給されるバンドパスフィルタ(BP
F)、(9)はBPF(8)を通過した信号と低周波発振器
(4)からの出力信号とを乗算する第2乗算器、(10)は第
2乗算器(9)の出力信号が供給されるローパスフィルタ
(LPF)で、このLPF(10)を通過した信号は、制御
信号としてVCO(2)に供給される。
さて、スペクトラム拡散通信では入力信号と符号との位
相関係に応じて第1乗算器からの出力信号のレベルが変
化することが知られており、その関係を第3図に示すと
共に第3図を参照して第2図回路の動作について説明す
る。
今、符号系列の初期位置が第3図の点1aの位置にあ
り、位相が進んで点1bに移るとすると、低周波発振器
(4)からの矩形波信号によって符号の相対位相は両点間
を往復し、これに伴って第1乗算器(6)の出力信号は前
記矩形波信号と同一周波数の振幅変調を受けることにな
る。
斯る振幅変調成分は、BPF(8)で抽出された後、第2
乗算器(9)において前記矩形波信号と乗算されることに
より、VCO(2)を制御するための、正しい極性、レベ
ルの直流信号成分に変換される。斯る直流信号成分によ
り、VCO(2)の出力は、相関が増し、同期が生じる方
向に符号系列の発生速度を変化させる。
尚、符号系列の相対位相が点2a、2b間で往復する場
合には、前記振幅変調分の極性は逆になり、符号系列の
発生速度の変化も逆になる。
また、符号系列の相対位相が相関のピークを挟んで往復
する場合、即ち点3a、3b間で往復する場合には、第
1乗算器(6)の出力信号の振幅に変化を生じないため、
第2乗算器(9)へ供給される振幅変調分は存在せず、V
CO(2)の発振周波数、即ち符号系列の発生速度は変化
しない。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上述した従来の技術では、一般に位相変調回路はVCO
からの出力信号をアナログ的に変調するようになされて
いるため、位相変調動作が不安定になる惧れがあると共
にIC化が困難であるという問題を有していた。
(ニ)課題を解決するための手段 上記の点に鑑み、本考案は高周波信号発生手段と、低周
波クロック信号発生手段と、この低周波クロック信号発
生手段からの低周波クロック信号に応じて前記高周波信
号発生手段からの高周波信号の位相を位相調整手段と、
この位相調整手段からの出力信号に基づき符号を発生す
る符号発生手段と、この符号発生手段からの符号とスペ
クトラム拡散信号とを乗算する第1乗算手段と、この第
1乗算手段の出力信号のエンベロープ信号と前記低周波
クロック信号とを乗算し、その出力信号を制御信号とし
て高周波信号発生手段に供給する第2乗算手段とを備え
たスペクトラム拡散信号復調回路であって、前記位相調
整手段が前記高周波信号を入力とするプログラマブル分
周器と、前記低周波クロック信号の立上りを検出する第
1検出回路と、前記低周波クロック信号の立下りを検出
する第2検出回路と、第1及び第2検出回路からの検出
信号に基づき前記プログラマブル分周器に設定される分
周比を制御する分周比設定回路とより構成されているこ
とを特徴とする。
(ホ)作用 本考案に依れば、低周波クロック信号の立上り及び立下
りを検出し、低周波クロック信号の立上りに応じてプロ
グラマブル分周器に設定される分周比を例えばNからN
+1に変更し、また、低周波クロック信号の立下りに応
じてプログラマブル分周器に設定される分周比を例えば
NからN−1に変更する。
(ヘ)実施例 第1図は本考案要部の一実施例を示す図で、位相調整器
周辺のみを示している。尚、他の構成については第2図
と同一であるから、説明に際しては第2図と同一の符号
を用いる。
第1図において、(11)は低周波クロック信号発生手段と
なる低周波発振器(4)からの出力信号(低周波クロック
信号)の立上りを検出すると共に検出時、所定幅の検出
信号を出力する第1検出回路、(12)は前記低周波クロッ
ク信号の立下りを検出すると共に検出時、所定幅の検出
信号を出力する第2検出回路、(13)は第1検出回路(11)
の検出信号及び反転された第2検出回路(12)の検出信号
を二入力とする第1ゲート回路、(14)は反転された第1
検出回路(11)の検出信号及び第2検出回路(12)の検出信
号を二入力とする第2ゲート回路、(15)はアップ(U)
端子が第1ゲート回路(13)の出力端に、ダウン(D)端
子が第2ゲート回路(14)の出力端に夫々接続されたアッ
プダウンカウンタで、第1及び第2ゲート回路(13)(14)
と共に分周比設定回路()を構成している。(16)は分
周比設定回路()にて設定された分周比で高周波信号
発生手段となるVCO(2)の出力を分周するプログラマ
ブル分周器、(17)はプログラマブル分周器(16)の出力端
とアップダウンカウンタ(15)のプリセット(PR)端子
間に接続されたインバータである。
次に、動作について説明するが、VCO(2)の発振周波
数は符号発生器(5)の読み出しクロック信号の中心周波
数のN倍に設定されており、またプログラマブル分周器
(16)はN−1、N、N+1の内、いずれかの分周比を選
択するようになされている。
さて、低周波発振器(4)からの低周波クロック信号(数
+Hz)が立上ると、第1検出回路(11)はこれを検出して
所定幅の検出信号(Hレベル)を出力する。
斯る検出信号は第1及び第2ゲート回路(13)(14)へ供給
されるが、このとき第2検出回路(12)からは検出信号
(Hレベル)が出力されていないため、第1ゲート回路
(13)の出力端からのみHレベル信号が出力される。
斯るHレベル信号はアップダウンカウンタ(15)のアップ
(U)端子に供給され、その結果アップダウンカウンタ
(15)の内容が1計数アップする。尚、アップダウンカウ
ンタ(15)は通常分周比Nに対応する値がプリセットされ
ているので、上述した1計数アップにより分周比はN+
1となる。
斯る分周比N+1は、プログラマブル分周器(16)が所定
数Nを分周して分周出力を導出する際、当該分周出力の
ロード端子への供給に応じてプログラマブル分周器(16)
に設定される。
然る後、プログラマブル分周器(16)の分周出力の立下り
に応じてアップダウンカウンタ(15)はプリセットされ、
分周比N設定状態となる。その結果、プログラマブル分
周器(16)は、低周波発振器(4)の出力信号が立上ってか
ら一分周動作期間だけ分周比がN+1に変更され、斯る
分周比の変更に応じて符号発生器(5)の読み出しクロッ
ク信号の位相が調整される。
一方、低周波発振器(4)からの低周波クロック信号が立
下ると、第2検出回路(12)はこれを検出して所定幅の検
出信号(Hレベル)を出力する。
斯る検出信号は第1及び第2ゲート回路(13)(14)へ供給
されるが、このとき第1検出回路(11)からは検出信号
(Hレベル)が出力されていないため、第2ゲート回路
(12)の出力端からのみHレベル信号が出力される。
斯るHレベル信号はアップダウンカウンタ(15)のダウン
(D)端子に供給され、その結果アップダウンカウンタ
(15)の内容が1計数ダウンし、分周比がN−1となる。
そして、斯る分周比N−1は、前述したようにプログラ
マブル分周器(16)の分周出力に応じてプログラマブル分
周器に設定される。
また、この場合もプログラマブル分周器(16)の分周出力
の立下りに応じてアップダウンカウンタ(15)はプリセッ
ト状態、即ち、分周比N設定状態となる。
従って、この場合もプログラマブル分周器(16)は、低周
波発振器(4)の出力信号が立下ってから、一分周動作期
間だけ分周比がN−1に変更され、斯る分周比の変更に
応じて符号発生器(5)の読み出しクロック信号の位相が
調整される。
(ト)考案の効果 本考案に依れば、高周波信号を入力とするプログラマブ
ル分周器と、低周波クロック信号の立上りを検出する第
1検出回路と、前記低周波クロック信号の立下りを検出
する第2検出回路と、第1及び第2検出回路からの検出
信号に基づきプログラマブル分周器に設定される分周比
を制御する分周比設定回路とにより位相調整手段を構成
するようにしたので、位相調整動作をデジタル的に処理
することができ、精度の向上を計ることができると共に
IC化が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案要部の一実施例を示す図、第2図は従来
例を示す図、第3図は符号位相の相対変化を示す図であ
る。 (11)……第1検出回路、(12)……第2検出回路、(13)…
…第1ゲート回路、(14)……第2ゲート回路、(15)……
アップダウンカウンタ、(16)……プログラマブル分周
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波信号発生手段と、低周波クロック信
    号発生手段と、この低周波クロック信号発生手段からの
    低周波クロック信号に応じて前記高周波信号発生手段か
    らの高周波信号の位相を調整する位相調整手段と、この
    位相調整手段からの出力信号に基づき符号を発生する符
    号発生手段と、この符号発生手段からの符号とスペクト
    ラム拡散信号とを乗算する第1乗算手段と、この第1乗
    算手段の出力信号のエンベロープ成分と前記低周波クロ
    ック信号とを乗算し、その出力信号を制御信号として高
    周波信号発生手段に供給する第2乗算手段とを備えたス
    ペクトラム拡散信号復調回路であって、前記位相調整手
    段が前記高周波信号を入力とするプログラマブル分周器
    と、前記低周波クロック信号の立上りを検出する第1検
    出回路と、前記低周波クロック信号の立下りを検出する
    第2検出回路と、第1及び第2検出回路からの検出信号
    に基づき前記プログラマブル分周器に設定される分周比
    を制御する分周比設定回路とより構成されていることを
    特徴とするスペクトラム拡散信号復調回路。
JP1988122922U 1988-09-20 1988-09-20 スペクトラム拡散信号復調回路 Expired - Lifetime JPH066639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988122922U JPH066639Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 スペクトラム拡散信号復調回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988122922U JPH066639Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 スペクトラム拡散信号復調回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0244443U JPH0244443U (ja) 1990-03-27
JPH066639Y2 true JPH066639Y2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=31371306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988122922U Expired - Lifetime JPH066639Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 スペクトラム拡散信号復調回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH066639Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0244443U (ja) 1990-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4297650A (en) Phase locked loop carrier recovery circuit with false lock prevention
US4656431A (en) Digital frequency discriminator
JPH066639Y2 (ja) スペクトラム拡散信号復調回路
EP0072241A2 (en) Carrier recovery circuit
GB2095060A (en) Carrier wave reproducing circuit in a synchronized detection system
US4592075A (en) Phase-shift keying demodulator
JPS61210749A (ja) 位相シフト変調搬送波信号受信機
US5783967A (en) Frequency shift keying demodulation circuit using logic circuitry
US5903593A (en) Spread spectrum signal receiver
US4163951A (en) Frequency discriminator producing at least one of two pulse sequences representing in average the result of frequency discrimination
US5077754A (en) Tau-dither circuit
US5745004A (en) FPLL with third multiplier in an AC path in the FPLL
US5850161A (en) Digital FM demodulator using pulse generators
JP3254009B2 (ja) 位相固定ループを含む回路
JP2627320B2 (ja) スペクトラム拡散信号復調回路
JP3462786B2 (ja) デジタル復調装置
JPH03273724A (ja) スペクトラム拡散通信システム
JP2689579B2 (ja) コスタスループ型復調器の疑似ロック検出回路
JP2770995B2 (ja) スペクトラム拡散通信用受信装置
JPS58129864A (ja) 位相変調信号の復調装置
JPH03270345A (ja) 位相変調信号の復調回路
JPS59122237A (ja) 位相同期方式
JP2979593B2 (ja) 直交変調信号の復調装置
JPH0520023Y2 (ja)
JP2752813B2 (ja) ステレオ復調装置