JPH0666180B2 - スピーカシステムのネットワークコイル装置 - Google Patents

スピーカシステムのネットワークコイル装置

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JPH0666180B2
JPH0666180B2 JP970085A JP970085A JPH0666180B2 JP H0666180 B2 JPH0666180 B2 JP H0666180B2 JP 970085 A JP970085 A JP 970085A JP 970085 A JP970085 A JP 970085A JP H0666180 B2 JPH0666180 B2 JP H0666180B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/04Construction, mounting, or centering of coil
    • H04R9/045Mounting

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばマルチウエイスピーカーシステムの
ネットワーク回路を構成するネットワークコイルとして
用いて好適なコイル装置に関する。
〔従来の技術〕
マルチウエイスピーカーシステムのネットワーク回路に
用いられるネットワークコイルは、互いに磁気的に結合
することがないように配置する必要がある。これらのネ
ットワークコイルが磁気的に結合されていると、相互誘
導により信号の干渉が生じ、これにより音質の劣化が生
じる。
従来のネットワーク回路では、例えば実開昭57−11
5788号明細書に示されるように、個々のネットワー
クコイルを夫々別々の基板上に取付け、これらの基板を
十分離してスピーカーボックスに固着することにより、
各々ネットワークコイル間に磁気的結合が生じないよう
することがなされていた。
また、互いにコイル軸が直交したコイルは、磁気的に結
合しない。そこで、例えば実開昭53−32722号明
細書に示されるように、コイル軸が互いに直交するよう
にネットワークコイルを配置して、取りつけることがな
されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
個々のネットワークコイルを夫々別々の基板上に取り付
け、これらの基板を十分離してスピーカーボックスに取
り付ける構成では、例えばスピーカーボックスの形状の
制約により、基板間の距離を十分に確保できない場合が
ある。また、複数の基板を用いるため、作業性が悪い。
コイル軸が互いに直交するように配置する構成では、1
つの基板上に3個以上のネットワークコイルを配置する
ことができない。なぜなら、互いに直交する軸は、第9
図に示すように、1つの軸(x軸)と、この軸に対して
同一平面上で垂直な軸(y軸)と、高さ方向に垂直な軸
(z軸)との3軸だからである。このため、ネットワー
クコイルが4個必要とされる例えば3ウエイ12dB/
octのネットワーク回路を実現する場合には、対応が
できないという問題がある。また、基板に対してコイル
軸が水平に取り付けられる場合と、垂直に取り付ける場
合とに応じて、第10図に示す水平に取り付けられるコ
イルボビンと第11図に示す垂直に取り付けるコイルボ
ビンとの2種類のコイルボビンを用意する必要があっ
た。
従って、この発明の目的は、特にネットワーク回路にお
けるネットワークコイルとして用いて好適な互いに磁気
的に結合することなく複数個のコイルを近接して配置で
きコイル装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、コイル軸が互いに直交しないで配置された
第1のコイル1,1A,1B及び第2のコイル2,2
A,2Bからなるコイル装置において、 一方のコイル1,1A,1Bのコイル軸方向が他方のコ
イル2,2A,2Bの等磁位線上となるように第1のコ
イル1,1A,1B及び第2のコイル2,2A,2Bを
配置するようにしたコイル装置である。
〔作用〕
磁力線と等磁位線とは直交する。従って、一方のコイル
のコイル軸方向が他方のコイルの等磁位線上となるよう
にすることにより、2つのコイルが磁気的に直交し、結
合することがなくなる。これにより、近接した位置に複
数のコイルを配置できる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について、図面を参照して説明
する。
第1図において、1及び2がコイルである。コイル1が
基板3に取り付けられ、コイル2がコイル軸方向がコイ
ル1の等磁位線m上に一致するように配置されて基板3
に取り付けられる。
このように、コイル2がコイル1の等磁位線m上にコイ
ル軸方向が一致するように配置されているため、コイル
1とコイル2とは、磁気的に結合しない。つまり、コイ
ル1からは、磁力線M,M,‥‥が第2図に実線で示す
ような円群となって発生する。磁力線と等磁位線とは直
交するので、コイル1の等磁位線m,m,‥‥は、第2
図に破線で示すような円群となる。コイル2は、コイル
1の等磁位線m上にコイル軸方向が一致するように配置
される。磁力線と等磁位線とは直交する。従って、コイ
ル1の磁力線とコイル2の磁力線とが直交し、両者は互
いに結合しない。
第3図は、この発明の第2の実施例を示すものである。
この実施例は、コイル2をその中心がコイル1のコイル
軸方向の延長線l1に対して45度の角度を形成する延
長線l3上で且つコイルのコイル軸方向の延長線l1とコ
イル2のコイル軸方向の延長線l2とが平行となるよう
に配置し、基板3に取り付けるようにしたものである。
このような関係でもってコイル2を配置すれば、コイル
2は常にコイル1の等磁位線m上にコイル2のコイル軸
方向が一致するらうに配置される。つまり、コイル1の
等磁位線は、その中心がコイル1のコイル軸方向の延長
線11上にある円群にある。等磁位線は、円群であるか
ら、コイル2を通るコイル1の等磁位線mの中心Oは、
コイル1の中心とコイル2の中心とから夫々等距離にあ
る。コイル2は、コイル1のコイル軸方向の延長線l1
に対して45度の角度を形成する延長線上にある。従っ
て、等磁位線mの中心Oとコイル1の中心及びコイル2
の中心とにより形成される三角形は、直角に二等辺三角
形となる。このため、コイル2をその中心がコイル1の
コイル軸方向の延長線l1に対して45度の角度を形成
する延長線l3上で且つコイル1のコイル軸方向の延長
線l1とコイル2のコイル軸方向の延長線l2とが平行と
なるように配置すれば、コイル2のコイル軸方向の延長
線l2が等磁位線mの接線となり、コイル1とコイル2
とが互いに直交し、両者が結合しない。
第4図は、この発明の第3の実施例を示すものである。
この実施例は、3つのコイル1,2,4を基板3に取り
付けるものである。コイル2は、その中心がコイル1の
コイル軸方向の延長線に対して45度の角度を形成する
延長線上で且つコイル1のコイル軸方向の延長線とコイ
ル2のコイル軸方向の延長線とが平行になるように配置
され、取り付けられている。従って、コイル1とコイル
2とは、結合しない。コイル4は、コイル軸がコイル1
及びコイル2の両者に対して直交するように配置されて
いる。従って、コイル4は、コイル1及びコイル2の両
者と結合しない。つまり、3つのコイル1,2,4は、
夫々互いに結合しない。
第5図は、この発明の第4の実施例を示すものである。
この実施例は3つのコイル1,2,5を基板3に取り付
けるものである。コイル2は、その中心がコイル1のコ
イル軸方向の延長線に対して45度の角度を形成する延
長線上で且つコイル1のコイル軸方向の延長線とコイル
2のコイル軸方向の延長線とが平行になるように配置さ
れ、取り付けられている。従って、コイル1とコイル2
とは、結合しない。コイル5は、コイル軸方向が基板3
の面に対して垂直な方向に配置され、取り付けられてい
る。このため、コイル5は、コイル1及びコイル2の両
者に対して直交する。従って、3つのコイル1,2,5
は、夫々、互いに結合しない。
第6図は、この発明の第5の実施例を示すものである。
この実施例は、4つのコイル1A,1B,2A,2Bを
基板3に取り付けるものである。コイル2Aは、その中
心がコイル1Aのコイル軸方向の延長線に対して45度
の角度を形成する延長線上で且つコイル1Aのコイル軸
方向の延長線とコイル2Aのコイル軸方向の延長線上と
が平行になるように配置され、取り付けられている。コ
イル2Bは、その中心がコイル1Bのコイル軸方向の延
長線に対して45度の角度を形成する延長線上で且つコ
イル1Bのコイル軸方向の延長線とコイル2Bのコイル
軸方向の延長線上とが平行になるように配置され、取り
付けられている。コイル1A及び2Aとコイル1B及び
2Bとは、コイル軸が互いに直交するように配置されて
いる。従って、コイル1Aとコイル2Aとは結合せず、
コイル1Bとコイル2Bとは結合せず、コイル1A及び
2Aとコイル1B及び2Bとは、直交配置となるため結
合しない。つまり、4つのコイル1A,1B,2A,2
Bは、夫々、互いに結合しない。
第7図は、この発明の第6の実施例を示すものである。
この実施例は、4つのコイル1,2,6,7を基板3に
取り付けるものである。コイル2は、その中心がコイル
1のコイル軸方向の延長線に対して45度の角度を形成
す延長線上で且つコイル1のコイル軸方向の延長線とコ
イル2のコイル軸方向の延長線とが平行になるように配
置され、取り付けられている。コイル6は、コイ軸がコ
イル1及びコイル2の両者に対して直交するように配置
され、取り付けられている。コイル7は、コイル軸方向
が基板3の面に対して垂直な方に配置され、取り付けら
れている。従って、4つのコイル1,2,6,7は、夫
々、互いに結合しない。
第8図は、この発明の第7の実施例を示すものである。
この実施例は、5つのコイル1A,1B,2A,2B,
8を基板3に取り付けるものである。コイル2Aは、そ
の中心がコイル1Aのコイル軸方向の延長線上に対して
45度の角度を形成する延長線上で且つコイル1Aのコ
イル軸方向の延長線とコイル2Aのコイル軸方向の延長
線とが平行になるように配置され、取り付けられてい
る。コイル2Bは、その中心がコイル1Bのコイル軸方
向の延長線に対して45度の角度を形成する延長線上で
且つコイル1Bのコイル軸方向の延長線とコイル2Bの
コイル軸方向の延長線とが平行になるように配置され、
取り付けられている。コイル1A及び2Aとコイル1B
及び2Bとは、コイル軸が互いに直交するように配置さ
れている。コイル8は、コイル軸方向が基板3の面に対
して垂直な方向に配置され、取り付けられている。従っ
て、5つのコイル1A,1B,2A,2B,8は、夫
々、互いに結合しない。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、一方のコイルのコイル軸方向が他方
のコイルの等磁位線上となるように配置されているの
で、互いのコイルが磁気的に直交し、互いに結合するこ
とがない。このように、一方のコイルのコイル軸方向が
他方のコイルの等磁位線上となる構成であるから、コイ
ル軸を基板面に水平に取り付ける方法でもって、例えば
4個のコイルを取り付けることができる。コイル軸を基
板面に垂直に取り付けるコイルを加えれば、更に複数の
コイルを取り付けることができる。従って、例えばネッ
トワークコイルが4個必要とされるネットワーク回路に
ついては、1つの基板上で構成することができ、然も基
板に対して4つのコイルをすべて水平に取り付けること
ができるので、2種類のコイルボビンを用意する必要が
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の平面図、第2図はこ
の発明の第1の実施例の説明に用いる平面図、第3図は
この発明の第2の実施例の平面図、第4図はこの発明の
第3の実施例の平面図、第5図はこの発明の第4の実施
例の平面図、第6図はこの発明の第5の実施例の平面
図、第7図はこの発明の第6の実施例の平面図、第8図
はこの発明の第7の実施例の平面図、第9図は従来のコ
イル装置の説明に用いる斜視図、第10及び第11図は
従来のコイル装置に用いられるコイルボビンの一例及び
他の例の斜視図である。 図面における主要な符号の説明 1,1A,1B:第1のコイル 2,2A,2B:第2のコイル 3:基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイル軸が互いに直交しないで配置された
    第1及び第2の少なくとも2つのコイルからなるスピー
    カシステムのネットワークコイル装置において、 一方のコイルのコイル軸方向が他方のコイルの等磁位線
    上となるように上記第1及び第2のコイルを配置するよ
    うにしたスピーカシステムのネットワークコイル装置。
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