JPH0665959U - 磁気シールド板部材 - Google Patents

磁気シールド板部材

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JPH0665959U
JPH0665959U JP1139893U JP1139893U JPH0665959U JP H0665959 U JPH0665959 U JP H0665959U JP 1139893 U JP1139893 U JP 1139893U JP 1139893 U JP1139893 U JP 1139893U JP H0665959 U JPH0665959 U JP H0665959U
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JP
Japan
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magnetic
magnetic shield
plate member
shield plate
magnetic recording
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Pending
Application number
JP1139893U
Other languages
English (en)
Inventor
久 蜂須賀
Original Assignee
株式会社ハチスカ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録部を安価に磁気シールドできる磁気
シールド板部材を提供する。 【構成】 磁気シールド性を有する材料により板状に形
成される磁気シールド板部材11であって、磁気記録部
21aが形成された記録部材21と略同じ大きさに形成
され、磁気記録部21aに対向させて記録部材21に重
ね合わせて保持することにより磁気記録部21aの磁気
シールドを行うようにした構成とする。 【効果】 本考案の磁気シールド板部材を記録部材に重
ね合わせて、その磁気記録部に対向させてカードケース
内等に収納して保持することにより、本考案の磁気シー
ルド板部材の材料の磁気シールド性により容易にその磁
気記録部の磁気シールドを行うことができる。このた
め、従来よりも低コストで磁気記録部の磁気シールドを
行うことが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種磁気カード等の記録部材に形成された磁気記録部を磁気的に保 護する磁気シールド板部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近はカード時代と呼ばれるように、各種用途のカードが巷間にあふれている 。例えば電話をかけるときに使うテレホンカード、JRの切符を買うときに使う オレンジカード、買物をする時に使うクレジットカード、銀行でお金を出し入れ するときに使うキャッシュカード等々である。これらのカードは概ね、プラスチ ックの板部材の片側面の一部に、磁性粉末を帯状に塗布した磁気記録部が形成さ れており、この磁気記録部に使用回数、金額、暗証番号、日付等の各種データが 磁気的に記録されている。
【0003】 このように各種カードは、その磁気記録部に磁気的に種々のデータが記録され ているため、他の物体から発生される電磁気に影響されやすく、その影響が大き い場合には、記録されたデータが一時的又は永久的に破壊されて使用できなくな ったり、誤作動するおそれがある。このような事態を防ぐために従来は、磁気カ ードを収納するための財布状或は定期入れ状の入れ物を磁気シールド性を有する 材料で作ったり、或は磁気カードを収納するための入れ物の肉厚部内部に磁気シ ールド性を有する材料を挾み込んだりして、その入れ物に磁気カードを収納する ようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の方法によると、磁気カードを収納するための 入れ物自体を磁気シールド性を有する材料により作ったり、或は入れ物の肉厚部 内部に磁気シールド性を有する材料を挾み込んだりする必要があるため、磁気シ ールドの目的を達成することのためにコスト高になりすぎるという問題がある。 そこで本考案は、磁気記録部を安価に磁気シールドできる磁気シールド板部材 を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、磁気シールド性を有する材料により板状 に形成される磁気シールド板部材であって、磁気記録部が形成された記録部材と 略同じ大きさに形成され、前記磁気記録部に対向させて前記記録部材に重ね合わ せて保持することにより前記磁気記録部の磁気シールドを行うようにした構成と するものである。
【0006】
【作用】
このような構成の磁気シールド板部材によれば、各種磁気カード等の記録部材 はその片側面の一部に磁気記録部が形成されているので、本考案の磁気シールド 板部材を記録部材に重ね合わせて、その磁気記録部に対向させてカードケース内 等に収納して保持することにより、その磁気シールド板部材の材料の磁気シール ド性により、容易にその記録部材の磁気記録部の磁気シールドを行うことができ る。このため、従来のように磁気カードを収納するための入れ物自体を磁気シー ルド性を有する材料により作ったり、或は磁気カードを収納するための入れ物の 肉厚部内部に磁気シールド性を有する材料を挾み込んだりする必要がなく、従来 よりも低コストで磁気記録部のシールドを行うことが可能となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明する。図1ないし図3は、 本考案による磁気シールド板部材の一実施例を示す図である。 図1において、符号11は磁気シールド板部材であり、この磁気シールド板部 材11は磁気シールド性を有する材料により形成される。そのような材料として は例えば、株式会社リケン製の「アモリックシート」(商品名)を用いることが できる。この材料は、高透磁率を有するコバルト・アモルファス磁性合金を薄片 状化し、これを2枚の樹脂板で挾んでシート状にしたもの(いわゆるラミネート 加工)である。磁気シールド板部材11の幅寸法は54mm、長さ寸法は86m mとなっており、一般の各種磁気カードと同寸法となっている。
【0008】 図2は各種磁気カードの一例を符号21により示している。この磁気カード2 1(記録部材)は通常プラスチック板により形成されていて、その片側面には通 常茶色がかった磁性粉末が帯状に塗布された、磁気記録部21aが形成されてお り、この磁気記録部21aには使用回数、金額、暗証番号、日付等の各種データ が磁気的に記録されている。
【0009】 このような磁気カード21の磁気記録部21a側の面に、本実施例に係る磁気 シールド板部材11を重ね合わせて磁気記録部21aに対向させ、図3に示すよ うなカードケース31(ありふれた皮や合成樹脂製の)のポケット31aに収納 する。磁気シールド板部材11は高透磁率の材料により形成されているため、外 部からの電磁気は磁気シールド板部材11内を通過するだけで、磁気カード21 の磁気記録部21aまでは届かない。このことにより、磁気シールド板部材11 は磁気カード21の磁気記録部21aの磁気シールドを行うことができる。この ため、従来のように磁気カード21を収納するための入れ物自体を磁気シールド 性を有する材料により作ったり、或は磁気カード21を収納するための入れ物の 肉厚部内部に磁気シールド性を有する材料を挾み込んだりする必要がなく、従来 よりも低コストで磁気記録部21aの磁気シールドを行うことができる。
【0010】 なお上記実施例においては磁気カードを例にとって説明したが、銀行の通帳の ような大きさの異なるものにも本考案は適用することができ、この場合にも未記 入金額の通帳記入時等に用いる磁気記録部を低コストで容易に磁気シールドする ことができる。またその他どのようなサイズの記録部材にも本考案は適用するこ とができる。
【0011】 また本考案による磁気シールド板部材は、磁気記録部の磁気シールドのために 用いるだけでなく、会社のCIマークや商品名を印刷して会社が顧客に無料で配 ったり、景品として提供したりすることにより、安価に宣伝行為に供することが できる。
【0012】 さらに上記実施例においては、磁気シールド性を有する材料として株式会社リ ケン製の「アモリックシート」を用いたものについて説明したが、磁気シールド 性を有する材料としてはこの他に、株式会社リケン製の高透磁率合金粉末を紙等 にコーティングした「ミュリックシート」(商品名)、イゲタ鋼板株式会社製の 厚さ0.03mmの鋼板の「スチールペーパー」(商品名)、スカイアルミニウ ム株式会社製の液晶バックライト用高輝度アルミ反射板の「クリスタルホワイト 」(商品名)、株式会社RHD製の圧延金属箔、東洋鋼鈑株式会社製の厚さが1 00μm以下の鉄や鋼の鉄箔(極薄鉄板)等を用いることもでき、さらにはプラ スチック、紙等、或る程度の磁気シールド性を有するものであれば何でもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、容易に記録部材の磁気記録部の磁気シー ルドを行うことができ、従来よりも低コストで磁気記録部の磁気シールドを行う ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による磁気シールド板部材の一実施例を
示す正面図である。
【図2】一般の磁気カードを示す正面図である。
【図3】図1に示す磁気シールド板部材11を図2に示
す磁気カード21の磁気記録部21a側に重ね合せてカ
ードケース31のポケット31aに収納した状態を示す
一部破断正面図である。
【符号の説明】
11 磁気シールド板部材 21 磁気カード 21a 磁気記録部 31 カードケース 31a ポケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/80 7303−5D 23/02 B 7201−5D

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気シールド性を有する材料により板状
    に形成される磁気シールド板部材であって、磁気記録部
    が形成された記録部材と略同じ大きさに形成され、前記
    磁気記録部に対向させて前記記録部材に重ね合わせて保
    持することにより前記磁気記録部の磁気シールドを行う
    ようにしたことを特徴とする磁気シールド板部材。
JP1139893U 1993-02-19 1993-02-19 磁気シールド板部材 Pending JPH0665959U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1139893U JPH0665959U (ja) 1993-02-19 1993-02-19 磁気シールド板部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1139893U JPH0665959U (ja) 1993-02-19 1993-02-19 磁気シールド板部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0665959U true JPH0665959U (ja) 1994-09-16

Family

ID=11776914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1139893U Pending JPH0665959U (ja) 1993-02-19 1993-02-19 磁気シールド板部材

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JP (1) JPH0665959U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007055295A1 (ja) * 2005-11-09 2007-05-18 Orient Instrument Computer Co., Ltd. Idカードホルダー及びカードのスキミング防止構造
JP2011141661A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Taiyo:Kk カード用通信制御体

Cited By (2)

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WO2007055295A1 (ja) * 2005-11-09 2007-05-18 Orient Instrument Computer Co., Ltd. Idカードホルダー及びカードのスキミング防止構造
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