JPH0665802A - 防塵性衣料 - Google Patents
防塵性衣料Info
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- JPH0665802A JPH0665802A JP4097807A JP9780792A JPH0665802A JP H0665802 A JPH0665802 A JP H0665802A JP 4097807 A JP4097807 A JP 4097807A JP 9780792 A JP9780792 A JP 9780792A JP H0665802 A JPH0665802 A JP H0665802A
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Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 実際の着用に供されても所期の防塵性を発揮
する事が出来る防塵性衣料を提供するものである。 【構成】 20cc/cm2 /SEC 以下の通気度を有するシ
ート状物であって、該シート状物に抗菌性物質が含有さ
れていることを特徴とする防塵性衣料となすことによ
り、実際の着用に供されても所期の防塵性を発揮する事
が出来る防塵性衣料を提供するものである。
する事が出来る防塵性衣料を提供するものである。 【構成】 20cc/cm2 /SEC 以下の通気度を有するシ
ート状物であって、該シート状物に抗菌性物質が含有さ
れていることを特徴とする防塵性衣料となすことによ
り、実際の着用に供されても所期の防塵性を発揮する事
が出来る防塵性衣料を提供するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防塵性衣料に関する。
【0002】
【従来の技術】防塵性衣料として各種の材料が提案され
ており、例えば繊維基布と樹脂皮膜からなる複合シート
は、複合シート自体からの発塵や人体からの発塵を10
0%近く防止することが出来るため最高級の防塵性衣料
として多用されているが、実際の着用において所期の防
塵性がしばしば発揮されずにクリーンルーム内での作業
に支障を来すことがあった。
ており、例えば繊維基布と樹脂皮膜からなる複合シート
は、複合シート自体からの発塵や人体からの発塵を10
0%近く防止することが出来るため最高級の防塵性衣料
として多用されているが、実際の着用において所期の防
塵性がしばしば発揮されずにクリーンルーム内での作業
に支障を来すことがあった。
【0003】このような問題に対する従来の対応は新品
の防塵性衣料に交換したり、クリーン洗濯を強化する等
であるが根本的な対策とはなっていない。
の防塵性衣料に交換したり、クリーン洗濯を強化する等
であるが根本的な対策とはなっていない。
【0004】
【発明が解決するための課題】本発明はかかる問題を根
本的に解決した防塵性衣料を提供するものである。
本的に解決した防塵性衣料を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、20cc/cm2
/SEC 以下の通気度を有するシート状物であって、該シ
ート状物に抗菌性物質が含有されていることを特徴とす
る防塵性衣料にある。本発明者らは、所期の防塵性が発
揮されなくなる原因について、特に実際の着用状況を徹
底的に追跡しその要因解析を進めて行った結果、新品の
防塵性衣料や一回着用する毎に毎回クリーン洗濯を実施
している場合は上記のような問題は発生せず、一回着用
した後クリーン洗濯をせずに繰り返して着用した時に問
題が発生することを究明した。
/SEC 以下の通気度を有するシート状物であって、該シ
ート状物に抗菌性物質が含有されていることを特徴とす
る防塵性衣料にある。本発明者らは、所期の防塵性が発
揮されなくなる原因について、特に実際の着用状況を徹
底的に追跡しその要因解析を進めて行った結果、新品の
防塵性衣料や一回着用する毎に毎回クリーン洗濯を実施
している場合は上記のような問題は発生せず、一回着用
した後クリーン洗濯をせずに繰り返して着用した時に問
題が発生することを究明した。
【0006】そして、更に検討して行った結果、着用に
よる発汗等があるままに恒温恒湿状態で一晩放置される
ために、防塵性衣料の表裏面に細菌や真菌類(かびや酵
母)が繁殖し、この細菌の死骸等が防塵性衣料からの発
塵となって、結果的に所期の防塵性を発揮しない原因と
なっていることを究明した結果、本発明に到達したもの
である。
よる発汗等があるままに恒温恒湿状態で一晩放置される
ために、防塵性衣料の表裏面に細菌や真菌類(かびや酵
母)が繁殖し、この細菌の死骸等が防塵性衣料からの発
塵となって、結果的に所期の防塵性を発揮しない原因と
なっていることを究明した結果、本発明に到達したもの
である。
【0007】本発明で用いられる20cc/cm2 /SEC 以
下好ましくは10cc/cm2 /SEC 以下の通気度を有する
シート状物としては、繊維基布の少なくとも片面に重合
体層を有する積層布、高密度布帛、極細長繊維ウェブま
たはシートで構成された繊維構造物、フィルム等があ
り、さらにこれらを組み合わせたものをいう。この値を
越える通気度ではシート状物を通過する微小な塵埃を補
集することができず防塵性衣料として用いることが出来
ない。
下好ましくは10cc/cm2 /SEC 以下の通気度を有する
シート状物としては、繊維基布の少なくとも片面に重合
体層を有する積層布、高密度布帛、極細長繊維ウェブま
たはシートで構成された繊維構造物、フィルム等があ
り、さらにこれらを組み合わせたものをいう。この値を
越える通気度ではシート状物を通過する微小な塵埃を補
集することができず防塵性衣料として用いることが出来
ない。
【0008】重合体層としては多孔質重合体層及び無孔
質重合体層があり、ポリウレタン系、ポリアクリル系、
ポリアミド系、ポリ塩化ビニル系、ポリフッ素系重合体
等が用いられるが、ポリウレタン系重合体で透湿性25
00g/m2 ・24Hr以上を有するものが好ましい。
又、重合体層の厚みは30μm以下好ましくは10μm
以下がよい。
質重合体層があり、ポリウレタン系、ポリアクリル系、
ポリアミド系、ポリ塩化ビニル系、ポリフッ素系重合体
等が用いられるが、ポリウレタン系重合体で透湿性25
00g/m2 ・24Hr以上を有するものが好ましい。
又、重合体層の厚みは30μm以下好ましくは10μm
以下がよい。
【0009】ここに用いる繊維基布は全ての繊維素材か
らなる編織物及び不織布に適用され、その糸使い、目付
け等は防塵性衣料の使用場所、環境等によって適宜選択
される。重合体層を繊維基布に形成させる方法として
は、コーティングやラミネートによる方法があり、ラミ
ネート法に用いる接着剤としてはポリウレタン系重合体
が好ましいが、ポリアクリル系、ポリエステル系、ポリ
アミド系、ポリ塩化ビニル系、ポリ酢酸ビニル系重合体
等も使用できる。
らなる編織物及び不織布に適用され、その糸使い、目付
け等は防塵性衣料の使用場所、環境等によって適宜選択
される。重合体層を繊維基布に形成させる方法として
は、コーティングやラミネートによる方法があり、ラミ
ネート法に用いる接着剤としてはポリウレタン系重合体
が好ましいが、ポリアクリル系、ポリエステル系、ポリ
アミド系、ポリ塩化ビニル系、ポリ酢酸ビニル系重合体
等も使用できる。
【0010】高密度布帛とは、高収縮極細糸や異収縮混
繊糸を用いたり、編成又は織成や加工で高密度化したも
の、これらの組み合わせで高密度化したものをいい、糸
使い10〜150d、目付け10〜200g/m2 が好
ましい。極細長繊維ウェブまたはシートで構成された繊
維構造物とは、好ましくはメルトブロー法で得られた単
繊維直径0.1〜5μmの極細合成繊維長繊維ウェブま
たはシート(好ましくは目付け20〜80g/m2 、厚
み0.1〜1mm)の片面または両面に編織物、不織布、
穴明きフィルムを例えば低融点合成樹脂接着剤で接合一
体化したものをいう。
繊糸を用いたり、編成又は織成や加工で高密度化したも
の、これらの組み合わせで高密度化したものをいい、糸
使い10〜150d、目付け10〜200g/m2 が好
ましい。極細長繊維ウェブまたはシートで構成された繊
維構造物とは、好ましくはメルトブロー法で得られた単
繊維直径0.1〜5μmの極細合成繊維長繊維ウェブま
たはシート(好ましくは目付け20〜80g/m2 、厚
み0.1〜1mm)の片面または両面に編織物、不織布、
穴明きフィルムを例えば低融点合成樹脂接着剤で接合一
体化したものをいう。
【0011】フィルムとしては30〜1000μm厚み
のポリエステル系やポリアミド系、ポリオレフィン系等
のフィルムをいう。本発明のシート状物は必要に応じて
導電糸の使用や導電物質の付与によって、20℃、40
%条件下の摩擦帯電圧が1000V好ましくは500V
以下の帯電防止が施されたものを用いるのが良い。
のポリエステル系やポリアミド系、ポリオレフィン系等
のフィルムをいう。本発明のシート状物は必要に応じて
導電糸の使用や導電物質の付与によって、20℃、40
%条件下の摩擦帯電圧が1000V好ましくは500V
以下の帯電防止が施されたものを用いるのが良い。
【0012】本発明で用いられる抗菌性物質としては、
特に人体や環境への安全性が確認できている物質がよ
く、好ましくは皮膚障害等について高度の安全性が確認
されている衣料用途において使用若しくは知られている
抗菌性物質がよい。例えば有機シリコン第4級アンモニ
ウム塩、フェノールアミド系、銅や銀等の金属イオンを
含有する例えばゼオライト等の物質や化合物、ピケアナ
イド系、ピリドン系の物質等があるが、特に好ましくは
キチン系物質即ちキチン、脱アセチル化度50%以上の
キチン(キトサン)、カルボキシ変性したキチン等がよ
い。
特に人体や環境への安全性が確認できている物質がよ
く、好ましくは皮膚障害等について高度の安全性が確認
されている衣料用途において使用若しくは知られている
抗菌性物質がよい。例えば有機シリコン第4級アンモニ
ウム塩、フェノールアミド系、銅や銀等の金属イオンを
含有する例えばゼオライト等の物質や化合物、ピケアナ
イド系、ピリドン系の物質等があるが、特に好ましくは
キチン系物質即ちキチン、脱アセチル化度50%以上の
キチン(キトサン)、カルボキシ変性したキチン等がよ
い。
【0013】キチン系物質は生体適合性に優れており、
手術の際の縫合糸や人工皮膚としての用途が期待されて
いるものであり、また、大腸菌、白せん菌、ブドウ状球
菌等に対する抗菌性にも優れているものである。又、生
体適合性に優れているから、皮膚障害も起こさず、さら
には、とかく防塵性衣料の快適性が軽視されているがキ
チン系物質の有する吸水性等の優れた性質によって、防
塵性衣料の吸水性、水分放出性が著しく向上するために
防塵性衣料としての快適性が格段に向上するものであ
る。
手術の際の縫合糸や人工皮膚としての用途が期待されて
いるものであり、また、大腸菌、白せん菌、ブドウ状球
菌等に対する抗菌性にも優れているものである。又、生
体適合性に優れているから、皮膚障害も起こさず、さら
には、とかく防塵性衣料の快適性が軽視されているがキ
チン系物質の有する吸水性等の優れた性質によって、防
塵性衣料の吸水性、水分放出性が著しく向上するために
防塵性衣料としての快適性が格段に向上するものであ
る。
【0014】本発明において抗菌性物質をシート状物に
含有せしめる方法としては種々の方法を採用することが
出来るが、例えばシート状物を構成する繊維やフィルム
に抗菌性物質を練り込む方法や後加工によって付着させ
る方法があるが、好ましくは積層布の重合体層特に透湿
性を有する重合体層に抗菌性物質を含有させるのが良
い。特に本出願人に係わる特開平3−76871号公報
に開示されているキチン系物質を含有する合成樹脂層と
基布からなるタイプの布帛が好適である。
含有せしめる方法としては種々の方法を採用することが
出来るが、例えばシート状物を構成する繊維やフィルム
に抗菌性物質を練り込む方法や後加工によって付着させ
る方法があるが、好ましくは積層布の重合体層特に透湿
性を有する重合体層に抗菌性物質を含有させるのが良
い。特に本出願人に係わる特開平3−76871号公報
に開示されているキチン系物質を含有する合成樹脂層と
基布からなるタイプの布帛が好適である。
【0015】本発明においてシート状物に対する抗菌性
物質の含有割合は、用いる抗菌性物質の抗菌性のレベル
に応じて適宜選定すれば良いが、通常0.1重量%〜1
5重量%好ましくは0.2〜10重量%の範囲で選定す
れば良い。本発明の防塵性衣料は、クリーンルーム用に
最適でありスーツ、ジャケット等のアウターや、キャッ
プ、フード、マスク、シューズカバー、エプロン、アー
ムカバー、手袋等として用いることが出来る。
物質の含有割合は、用いる抗菌性物質の抗菌性のレベル
に応じて適宜選定すれば良いが、通常0.1重量%〜1
5重量%好ましくは0.2〜10重量%の範囲で選定す
れば良い。本発明の防塵性衣料は、クリーンルーム用に
最適でありスーツ、ジャケット等のアウターや、キャッ
プ、フード、マスク、シューズカバー、エプロン、アー
ムカバー、手袋等として用いることが出来る。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例で具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。尚、実施例に示した特性の測定方法は下記の通りで
ある。 通気度 JISL−1096 A法(フラジール
型試験機) 透湿性 JISL−1099 A−1法 経時発塵 クリーン洗濯した防塵服を着用させて腕
振り歩行(120歩/分で10分間実施後5分間休憩を
1サイクルとして10サイクル)した時のダウンフロー
クリーンルーム(クラス10)内空気中の0.5μm以
上の塵埃濃度をパーティクルカウンターで計測した。次
いで着用していた防塵服を一昼夜放置後、再度着用させ
て同様に腕振り歩行させて塵埃濃度を計測した。両者の
塵埃濃度の差の値で評価した。
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。尚、実施例に示した特性の測定方法は下記の通りで
ある。 通気度 JISL−1096 A法(フラジール
型試験機) 透湿性 JISL−1099 A−1法 経時発塵 クリーン洗濯した防塵服を着用させて腕
振り歩行(120歩/分で10分間実施後5分間休憩を
1サイクルとして10サイクル)した時のダウンフロー
クリーンルーム(クラス10)内空気中の0.5μm以
上の塵埃濃度をパーティクルカウンターで計測した。次
いで着用していた防塵服を一昼夜放置後、再度着用させ
て同様に腕振り歩行させて塵埃濃度を計測した。両者の
塵埃濃度の差の値で評価した。
【0017】実施例1 特開平3−76871号公報の実施例5に準じて製造さ
れた撥水性布帛を第1層とし、キトサンを第3層に含有
させた4層構造の布帛(布帛に対するキチン量1.04
%)を用いて防塵服を作製した。比較例としてキトサン
を含有させない以外は実施例と同様にして製造された4
層構造の布帛を用いて防塵服を作製した。
れた撥水性布帛を第1層とし、キトサンを第3層に含有
させた4層構造の布帛(布帛に対するキチン量1.04
%)を用いて防塵服を作製した。比較例としてキトサン
を含有させない以外は実施例と同様にして製造された4
層構造の布帛を用いて防塵服を作製した。
【0018】実施例の通気度は0.3cc/cm2 /SEC 、
透湿性7500g/m2 ・24Hr、経時発塵は12ケ/
l→15ケ/lであったのに対して、比較例のものは通
気度0.3、透湿性5200、経時発塵11ケ/l→6
0ケ/lであった。
透湿性7500g/m2 ・24Hr、経時発塵は12ケ/
l→15ケ/lであったのに対して、比較例のものは通
気度0.3、透湿性5200、経時発塵11ケ/l→6
0ケ/lであった。
【0019】
【発明の効果】本発明は、実際の着用に供されても所期
の防塵性を発揮する事が出来る防塵性衣料を提供するも
のである。
の防塵性を発揮する事が出来る防塵性衣料を提供するも
のである。
Claims (1)
- 【請求項1】 20cc/cm2 /SEC 以下の通気度を有す
るシート状物であって、該シート状物に抗菌性物質が含
有されていることを特徴とする防塵性衣料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4097807A JPH0665802A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 防塵性衣料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4097807A JPH0665802A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 防塵性衣料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665802A true JPH0665802A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=14202045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4097807A Withdrawn JPH0665802A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 防塵性衣料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665802A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001051548A3 (en) * | 2000-01-10 | 2001-12-20 | Clopay Plastic Prod Co | Antibacterial microporous film and method of making |
JP2003166106A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-06-13 | Mitsui Chemicals Inc | 防護服用材料及び防護服 |
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