JPH0665442U - 連続加熱曲げ炉 - Google Patents

連続加熱曲げ炉

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Publication number
JPH0665442U
JPH0665442U JP595593U JP595593U JPH0665442U JP H0665442 U JPH0665442 U JP H0665442U JP 595593 U JP595593 U JP 595593U JP 595593 U JP595593 U JP 595593U JP H0665442 U JPH0665442 U JP H0665442U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
glass
continuous heating
bending furnace
bending
Prior art date
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Pending
Application number
JP595593U
Other languages
English (en)
Inventor
培秀 梶井
和男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP595593U priority Critical patent/JPH0665442U/ja
Publication of JPH0665442U publication Critical patent/JPH0665442U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲げ時間の経過と共にガラス面の温度分布を
適切に与えることで、複雑形状のガラスを作り込むこと
が出来る連続加熱曲げ炉を提供すること。 【構成】 ピッチ移送されてくる型11に載置した板ガ
ラス10を加熱軟化させて所定形状に成形する連続加熱
曲げ炉1において、天井ヒータ6や局部加熱源22に対
して型11に載置した板ガラス10を近づけたり遠ざけ
たりする昇降装置15を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガラス面に温度分布を与えて所定形状に板ガラスを成形する連続加 熱曲げ炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用窓ガラスの連続加熱曲げ炉においては、ガラス面に温度分布を 与える方法として、実開昭63−98346号公報や特開昭62−41728号 公報に記載されているように、各加熱炉に搬送されてくるガラスの形状に合せて 加熱源を同期駆動する方法が知られている。
【0003】 また、加熱炉に設けた天井ヒータを細分割したヒータエレメントで構成し、所 定の温度分布をガラス面に与えることが出来るようにしたものが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたもののうち前者においては、ガラスの形状に合せて加熱源 を同期駆動する必要があるため、ガラス毎に追随出来る加熱源の駆動装置が必要 であり、設備コストが高くなり、またガラスや型と加熱源が接触する可能性があ って近接した位置に加熱源をセットし難いという問題点を有していた。
【0005】 また、後者においては、天井から加熱するのでガラスと加熱源との距離が長く なるので、局所的な加熱を実施するには、非常に発熱密度の高いエレメントを必 要とするため、設備コストが高くなり、また高温のヒータエレメントを使用する とガラスの透視性が悪くなる(特に、マスキング付きガラスのマスキングとの境 界部)という問題点を有していた。
【0006】 本考案は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、曲げ時間の経過と共にガラス面の温度分布を適切に 与えることで、複雑形状のガラスを作り込むことが出来る連続加熱曲げ炉を提供 しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本考案は、ピッチ移送されてくる型に載置した板ガラス を加熱軟化させて所定形状に成形する連続加熱曲げ炉において、前記型に載置し た板ガラスを加熱源に対して近づけたり遠ざけたりする昇降手段を設けたもので ある。
【0008】
【作用】
板ガラスを載置した型が、昇降手段により必要に応じて加熱源に対して近づい たり遠ざかったりし、板ガラスが所定形状に曲げ成形される。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は本考案に係る連 続加熱曲げ炉の断面図、図2は本考案に係る連続加熱曲げ炉を適用した板ガラス の連続加熱曲げ装置の搬送時における説明図、図3は同じく加熱時における説明 図である。
【0010】 連続加熱曲げ炉1は、図1に示すように天井面2と底面3と前後左右の壁面4 で囲まれた直方体状の空間5を形成している。天井面2には天井ヒータ6が、底 面3にはベルトコンベヤ7を構成するローラ8が配設されている。
【0011】 また、前後壁面4には、ベルトコンベヤ7によって搬送される板ガラス10を 載置した曲げ型11が搬送時に、壁面4と干渉しないように開口部12が形成さ れている。
【0012】 また、左右壁面4の外側の床面13には、曲げ型11を載置した台車14を昇 降させる左右一対の昇降装置15が設けられている。昇降装置15は、シリンダ 16とロッド17先端に取付けた支持部18から成り、支持部18は矢印A方向 の任意の高さで位置決め出来るように構成されている。そして、左右壁面4には 、支持部18が連続加熱曲げ炉1内の台車14を支持して昇降するための開口部 20が形成されている。
【0013】 更に、左右壁面4の外側で開口部20の上方には、取付ブラケット21を介し て左右一対の局部加熱源22の位置決め装置23が装着されている。位置決め装 置23は、左右壁面4に形成した開口部24を通したシリンダ25のロッド26 の先端に局部加熱源22を取付け、矢印B方向の任意の位置で位置決め出来るよ うに構成されている。なお、27はベルトコンベヤ7を構成するベルトである。
【0014】 以上のように構成された連続加熱曲げ炉1を適用した板ガラスの連続加熱曲げ 装置の動作について説明する。 板ガラスの連続加熱曲げ装置は、図2に示すように複数の連続加熱曲げ炉1を 直列に並設して構成されている。
【0015】 曲げ型11に載置された板ガラス10を次のセクションの連続加熱曲げ炉1に 搬送する場合には、図2に示すように昇降装置15を下降させ、台車14を支持 部18からベルトコンベヤ7のベルト27に載せ換えた後に、ベルトコンベヤ7 を駆動して矢印C方向にピッチ移送し、次のセクションの連続加熱曲げ炉1に台 車14を位置決めする。
【0016】 台車14が連続加熱曲げ炉1内に位置決めされると、図1又は図3に示すよう に昇降装置15が作動して支持部18を上昇させ、板ガラス10が天井ヒータ6 や局部加熱源22に対して最適な位置関係になるように位置決めされる。
【0017】 更に、板ガラス10の形状に合せて局部加熱源22が、図1に示すように位置 決め装置23によって最適な位置になるように位置決めされる。
【0018】 所定時間板ガラス10を加熱後、図2に示すように昇降装置15が作動して支 持部18を下降させ、台車14がベルトコンベヤ7に載置され、ベルトコンベヤ 7がピッチ移送されて、板ガラス10が次のセクションの連続加熱曲げ炉1に位 置決めされる。
【0019】 このように板ガラス10が順次直列に並設された複数の連続加熱曲げ炉1で加 熱され、板ガラス10は最終セクションの連続加熱曲げ炉1において、曲げ型1 1の形状に倣うように曲げ成形される。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、加熱源と板ガラスを近接させた加熱を加 熱源と板ガラスとを接触させることなく容易に実施出来る。 また、ガラス形状に追随した加熱源の同期駆動が不要なため、駆動部が少なく 設備コストの低減が図れる。 また、近接加熱が可能なため、加熱源の温度を下げることが出来、特にマスキ ング付きガラスのマスキングとの境界部におけるガラスの透視性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る連続加熱曲げ炉の断面図
【図2】本考案に係る連続加熱曲げ炉を適用した板ガラ
スの連続加熱曲げ装置の搬送時における説明図
【図3】本考案に係る連続加熱曲げ炉を適用した板ガラ
スの連続加熱曲げ装置の加熱時における説明図
【符号の説明】
1…連続加熱曲げ炉、6…天井ヒータ(加熱源)、7…
ベルトコンベヤ、10…板ガラス、11…曲げ型、14
…台車、15…昇降装置(昇降手段)、22…局部加熱
源(加熱源)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッチ移送されてくる型に載置した板ガ
    ラスを加熱軟化させて所定形状に成形する連続加熱曲げ
    炉において、前記型に載置した板ガラスを加熱源に対し
    て近づけたり遠ざけたりする昇降手段を設けたことを特
    徴とする連続加熱曲げ炉。
JP595593U 1993-02-23 1993-02-23 連続加熱曲げ炉 Pending JPH0665442U (ja)

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JP595593U JPH0665442U (ja) 1993-02-23 1993-02-23 連続加熱曲げ炉

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JPH0665442U true JPH0665442U (ja) 1994-09-16

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ID=11625323

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JP595593U Pending JPH0665442U (ja) 1993-02-23 1993-02-23 連続加熱曲げ炉

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210122661A1 (en) * 2018-12-28 2021-04-29 Sanko Seikosho Co., Ltd. Thermoplastic plate bending method, working jig, and concave thermoplastic plate

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6241728A (ja) * 1985-08-19 1987-02-23 Nippon Sheet Glass Co Ltd 板ガラスの加熱曲げ装置
JPH04260625A (ja) * 1990-09-21 1992-09-16 Tamglass Oy ガラス板を曲げる方法及び装置

Patent Citations (2)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980216