JPH0665305U - 空き缶類の分別装置 - Google Patents

空き缶類の分別装置

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JPH0665305U
JPH0665305U JP631693U JP631693U JPH0665305U JP H0665305 U JPH0665305 U JP H0665305U JP 631693 U JP631693 U JP 631693U JP 631693 U JP631693 U JP 631693U JP H0665305 U JPH0665305 U JP H0665305U
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JP
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cans
bottle
aluminum
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JP631693U
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信行 阿部
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株式会社五十嵐コンピュータープレス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多量の空き缶を効率よく分別する。 【構成】 空き瓶とアルミ空き缶とスチール空き缶を分
別する左,右分別筒5,5Aを設ける。これら分別筒
5,5Aには分別板15を設け、この分別板15の左側に磁
石22を設ける。分別板15の左右に第1分別口17と第2分
別口18とを形成する。また、空き瓶3を空き瓶回収かご
23に集める正面V字型の空き瓶案内路31を設ける。左分
別筒5の第2分別口18からアルミ空き缶回収かご26の間
にアルミ空き缶案内路35を斜設する。右分別筒5Aから
第1分別口17からスチール空き缶回収かご25の間にスチ
ール空き缶案内路39を斜設する。そして左,右分別筒
5,5Aに投入した空き缶類の内、空き瓶は中央側、ス
チール空き缶は右側、アルミ空き缶は左側へと落下す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は清涼飲料水等の空き缶や空き瓶をそれぞれ分別して回収する空き缶類 の分別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、缶飲料あるいは瓶容器詰飲料等の自動販売機には回収ボックスが付設 され、この回収ボックスによって飲み終えた空き容器を回収して再利用あるいは 破棄するようにしている。そして、単体の自動販売機に付設された回収ボックス から出る空き缶類は、一般に同種類、すなわち空き缶、空き瓶と種類が一定して いるため分別を不要とする場合が多いが、例えば高速道路のパーキング等多品種 多数の自動販売機を備えた場所では、回収ボックスが燃焼物と不燃物とに分類さ れ、空き缶と空き瓶は一緒に不燃物として分別されているのが実情である。この ようにして集められた空き缶と空き瓶を再利用あるいは破棄するには、再度缶類 と瓶類に分別しなければならず非常に手間の掛かる作業を必要としていた。そこ で実公昭64−1281号公報には投入した空き缶と空き瓶とを分別できる回収 ボックスが提案されている。この回収ボックスは空き缶類を投入する開口部の下 部に、中央を支点として傾斜した作動板を設け、この作動板の一側に錘を設け、 投入した容器のうち軽量の空き缶は前記作動板の傾斜に沿って一側に落下し、空 き瓶はその重量により作動板を傾斜状態から逆方向に回転させて他側に落下し、 また、小型空き瓶は作動板に穿設した開口部を通過して他側に落下して空き缶と 空き瓶とが分別されるものである。
【0003】 しかしながら、このような回収ボックスでは、空き缶と空き瓶の重量の違いに より作動板を回動して分別を行うものであるため、ごみあるいは缶類内容物等の 異物が付着し支点部分がスムーズに回転できくなって分別不良を起こす虞があり 、また、分別された空き缶を材質ごとにさらに分別する必要があった。すなわち これらの空き缶は一般にスチール缶とアルミ缶が用いられ、このスチール缶とア ルミ缶とが混ざった状態では再利用して処理することができず、回収した空き缶 をその材質ごとに再度分別するという煩雑な作業が必要になるという問題があっ た。
【0004】 このような問題点を考慮して、同一出願人は実願平4−55047号等におい て、案内筒の一端から挿入した空き缶類を、開閉板によって空き瓶と空き缶とに 分別すると共に、その空き缶を磁石と案内ばね片とによって材質ごとに分別する 空き缶類の分別装置を提案している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術の空き缶類の分別装置では、空き缶と空き瓶、さらにはその空き 缶をスチール缶とアルミ缶とに分別することにより、回収作業性の向上を図り、 それらを効率よく再利用することが可能となる。ところで前記空き缶類の分別装 置は、空き缶類を挿入する挿入開口部が1箇所しか設けられていなかったため、 多数の人が一度に多数の空き缶を持ち込むと、順番待ちとなって使用者に不便を 与える面があった。このため使用頻度の高い場所には、複数の分別装置を設置し なければならず、その管理と維持が煩雑になることが予想される。
【0006】 そこで本考案は多量の空き缶類を効率よく分別することができる空き缶類の分 別装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は一端に挿入開口部を有し他端に落下開口部を有する横設された案内筒 と、この案内筒の途中に設けられた瓶挿通口と、前記落下開口部の下部中央に垂 設された分別板と、この分別板により仕切られた一側に形成されスチール空き缶 が落下する第1分別口と、前記分別板の他側に形成されアルミ空き缶が落下する 第2分別口とを備えた分別筒を、機枠上部の一側と他側とに併設し、これら分別 筒の下方に、前記各瓶挿通口から落下する空き瓶を前記機枠中央に案内する空き 瓶案内路と、前記一側の分別筒の第2分別口から落下するアルミ空き缶を前記機 枠の他側に案内する斜設されたアルミ空き瓶案内路と、前記他側の分別筒の第1 分別口から落下するスチール空き缶を前記機枠の一側に案内する斜設されたスチ ール空き缶案内路とを設けたものである。
【0008】
【作用】
上記構成により、一側と他側の分別筒の挿入開口部から投入した空き缶類の内 、空き瓶は機枠の中央側、スチール空き缶は機枠の一側、アルミ空き缶は機枠の 他側へとそれぞれ案内されて分別される。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図9は本考案 の一実施例を示し、例えば分別装置により分別するものとして、アルミ製小型空 き缶1及びスチール製小型空き缶1Aは、直径が略52ミリで高さが略104 ミリ以 下のもの、アルミ製大型空き缶2及びスチール製大型空き缶2Aは、直径が略65 ミリで高さが130 ミリ程度のもの、また空き瓶3は直径が略44〜48ミリで高さ12 0 ミリ程度のものを例として説明する。箱型の機枠4の前面上方には、前板4A が斜設されると共に、この前板4Aの下方は左右全体に開口した前面開口部4B が設けられ、前記機枠4内の上部には、一対の分別筒5,5Aが一側と他側、す なわち左右に間隔を置いて設けられ、これら分別筒5,5Aは、合成樹脂製等か らなる中空円筒形の案内筒6を備え、この案内筒6は大型空き缶2,2Aが挿通 可能な71ミリ程度の内径を有し、さらに、前記案内筒6は、その一端である前端 に挿入開口部7を有し、この挿入開口部7が機枠4の前記前板4Aを挿通して前 面に望むとともに、支持部材8により前記上板4Aにほぼ沿って傾設され、前記 前板4Aから外部に挿通した挿入開口部7側には黒色塗料が塗布され、前記案内 筒6の挿入開口部7側の下部には、小型空き瓶3が通過可能で該案内筒6の軸方 向の中心長さが略150 ミリ、幅が65ミリ程度の形小な瓶挿通口9が形成され、こ の瓶挿通口9の先端側には、斜めに形成された缶案内用傾斜部10が形成され、そ の瓶挿通口9に対応して前記案内筒6の上部外面には、落下防止用磁石11が添設 されている。また、前記瓶挿通口9には一対のばね性を有する開閉板13が設けら れ、これら開閉板13は、ステンレス製例えばSUS304からなるばね性を有す る板材をほぼ直角三角形形状に形成するとともに、その幅方向を前記案内筒6の 外周に倣って彎曲形成し、その先端のみを前記支持部材8に固定したリング12に 固着し、さらに対をなす開閉板13の後端側を部分的に重ね合わせている。前記分 別筒5,5Aの案内筒6は後端に落下開口部14を有し、この落下開口部14には前 記リング13が外嵌され、このリング13を介して前記落下開口部14の後方に、分別 板15が前記案内筒6の軸中心方向に沿って垂直状態に延設され、その分別板15の 上端縁部16は前記案内筒6の軸方向と平行に設けられ、さらに、その分別板15に より仕切られた一側すなわち左側には、第1分別口17が形成されるとともに、他 側すなわち右側には第2分別口18が形成される。また、前記分別板15はステンレ ス製例えばSUS304からなるばね性を有する板材から形成され、該分別板15 の下端縁部19は水平に形成されている。そして、前記開閉板13は、所定荷重すな わち小型空き瓶3の荷重が加わると開くとともに、この小型空き瓶3より軽量な 空き缶1,1A,2,2Aの荷重では閉成状態を保つばね性を有している。前記 落下開口部14の第2分別口18側には、前記リング15を介して、ステンレス製例え ばSUS304の厚さ0.2ミリ程度の薄板からなりばね性を有する案内用ばね 片20が複数設けられ、これら案内用ばね片20は、全体をカール状に彎曲形成し、 落下開口部14の周囲に、ほぼ等間隔でかつその後端を前記リング12に固着すると ともに、その先端を第1分別口17に向けて設けられている。また、前記落下開口 部14の第2分別口18側には、前記分別板15に取り付けた枠部21を介して案内用磁 石22が、後端側を下向きにして斜設されている。また、前記枠部21の後端には、 下向きに折曲形成した折返し部21Aが設けられている。前記機枠4内の下部には 、中央に空き瓶回収かご23と、他側すなわち右側にアルミ空き缶回収かご24と、 一側すなわち左側にスチール空き缶回収かご25とがそれぞれ配置され、これら回 収かご23,24,25は、前記前面開口部4Bから機枠4内の下部に出し入れ可能と なっている。
【0010】 前記一対の分別筒5,5Aの下方には、図1,図7ないし図9に示すように、 前記左,右分別筒5,5Aの瓶挿通口7から落下した空き瓶3を前記空き瓶回収 かご23に案内する平面略V字状の空き瓶案内路31が設けられ、この空き瓶案内路 31は、平面一定幅をなして前後に折返縁32を有し、その中央に前記空き瓶回収か ご23位置に対応する下部開口部33が開口し、かつその左,右上端34,34は前記各 空き缶挿通口9,9の下方まで延設されている。さらに、前記空き瓶案内路31の 後方には、左分別筒5の第2分別口18から落下したアルミ空き缶1,2を機枠4 右側の前記アルミ空き缶回収かご24に案内するアルミ空き缶案内路35が、正面右 下がりに斜設され、そのアルミ空き缶案内路35は、左上端36側が平面拡大形成さ れると共に中央から右後端37に向かって平面一定幅をなし、前後に折返縁38を有 し、左上端36側後方の折返縁38には、該折返縁38より大形な返し板部38Aが設け られ、前記左上端36は左分別筒5の分別板15のほぼ真下に位置し、前記右下端37 は前記アルミ空き缶回収かご24の上方まで延設されている。さらにまた、前記ア ルミ空き缶案内路35の後方には、右分別筒5Aの第1分別口17から落下したスチ ール空き缶1A,2Aを機枠4の左側の前記スチール空き缶回収かご25に案内す るスチール空き缶案内路39が、正面左下がりに斜設され、このスチール空き缶案 内路39は、その中央にて前記アルミ空き缶案内路35と交叉状をなし、その右上端 40側が平面拡大形成されると共に中央から左下端41に向かって平面一定幅をなし 、前後に折返縁42を有し、その右上端40は右分別筒5Aの分別板15のほぼ真下に 位置し、前記左下端41はスチール空き缶回収かご25の上方まで延設され、かつそ の左下端41は平面前向きで斜めに形成されている。また、前記下端縁部19と左上 端36との間隔は小型空き缶1,1Aの直径より小さく設定され、前記下端縁部19 と右上端40との間隔は小型空き缶1,1Aの直径より小さく設定されている。
【0011】 次に上記構成の分別装置の使用方法について説明する。各空き缶1,1A,2 ,2A及び小型空き瓶3を挿入開口部7から案内筒6内に挿入すると、これらは 後から挿入される空き缶及び空き瓶に押されて順次前進し、案内筒6内を通って 落下開口部14側に向かって送られる。このうち小型空き瓶3は、該小型空き缶3 の自重によって、瓶挿通口9に設けたばね性を有する開閉板13が開いて下方に落 下する。この場合、スチール空き缶1A,2Aは、図5に示すように落下防止用 磁石11に吸着されて瓶挿通口9箇所を通過し、また、アルミ製大型空き缶2は、 これより小さい瓶挿通口9から落下することなく瓶挿通口9箇所を通過し、さら に、アルミ製小型空き缶1は空き瓶3に比べて軽量であるため、開閉板13が閉じ た状態で瓶挿通口9箇所を通過する。この場合、アルミ製小型空き缶1は開閉板 13の上面に沿って前進するが、そのアルミ製小型空き缶1の先端が瓶挿通口9の 先端側に達すると、缶案内傾斜部10の傾斜に沿って案内筒6の内側へとスムーズ に案内される。そして、落下開口部14まで達した空き缶1,1A,2,2Aのう ち、アルミ空き缶1,2は落下開口部14に設けた案内用ばね片20にその側部を押 されるようにして第1分別口17側に案内され、該第1分別口17に落下する。一方 、スチール空き缶1A,2Aは落下開口部14に達した後、さらに前進すると、第 2分別口18側に設けられた案内用磁石22に吸引され、この吸引により案内用ばね 片20は図6に示すように外側に弾性変形し、案内用磁石22に案内されて第2分別 口18から落下する。この場合、案内用磁石22に吸引されたスチール空き缶1A, 2Aは、枠部21の内側に沿って前進し、該枠部21の先端に達すると折返し部21A によって案内磁石22の外側に反転することなく第2分別口18へと落下する。そし てまた、スチール空き缶1A,2Aが落下すると案内用ばね片20は弾性復元力に よって元の位置に復帰する。このようにアルミ空き缶1,2にあっては、先端が 第1分別口17側に向いた案内用ばね片20により第1分別口17へと確実に導かれ、 一方、スチール空き缶1A,2Aにあっては、案内用磁石22に吸引された空き缶 1A,2Aによって、ばね性を有する案内ばね片20が外側に弾性変形し、これに より該スチール空き缶1A,2Aは案内用磁石22に吸引されて第2分別口18へと 確実に導かれる。
【0012】 このようにして、左,右分別筒5,5Aにおいて、アルミ空き缶1,2とスチ ール空き缶1A,2Aと空き瓶3との分離が行われる。そして、左,右空き瓶挿 通口9,9から落下した空き瓶3は、空き瓶案内路31を通って下部開口部33から 空き瓶回収かご23に落下する。また、左分別筒5Aの第2分別口18から落下する アルミ空き缶1,2はそのまま下方のアルミ空き缶回収かご24に落下し、右分別 筒5の第1分別口17から落下するアルミ空き缶1,2はアルミ空き缶案内路35を 通ってアルミ空き缶回収かご24に落下する。さらに、右分別筒5の第1分別口17 から落下するスチール空き缶1A,2Aはそのまま下方のスチール空き缶回収か ご25に落下し、左分別筒5Aの第2分別口18から落下するスチール空き缶1A, 2Aはスチール空き缶案内路35を通ってスチール空き缶回収かご25に落下する。 これにより、左,右分別筒5,5Aに投入した空き缶類は、それぞれ機枠4内下 部の各回収かご23,24,25にその種類によって分別される。
【0013】 そして本実施例の分別筒5,5Aは、一端に挿入開口部7を有し他端に落下開 口部14を有する横設された案内筒6と、この案内筒6の途中に設けられた瓶挿通 口9と、この瓶挿通口9に設けられ所定荷重を越える荷重が加わると開成する開 閉板13と、落下開口部14の下部中央に垂設された分別板15と、この分別板15によ り仕切られた一側に形成され空き缶1,2が落下する第1分別口17と、分別板15 の他側に形成され空き缶1A,2Aが落下する第2分別口18と、落下開口部14の 第2分別口18側に設けられ先端を第1分別口16に向けて延設した案内用ばね片20 と、落下開口部14の第2分別口18側に設けられた案内用磁石22とを具備するもの であるから、挿入開口部7から案内筒6内に空き缶1,1A,2,2A及び空き 瓶3を挿入すると、空き瓶3はその自重により開閉板13が開いて瓶挿通口7から 落下し、一方、空き缶1,1A,2,2Aは閉成状態の開閉板13によって瓶挿通 口9箇所を通過して落下開口部14まで達し、落下開口部14に達した空き缶1,1 A,2,2Aのうち、アルミ空き缶1,2は案内用ばね片20によって第1分別口 17に落下し、スチール空き缶1A,3は案内用磁石22の磁力により第2分別口18 側に引き寄せられ第2分別口18に落下する。これにより、挿入開口部7から挿入 した空き缶及び空き瓶が、空き瓶3と空き缶1,1A,2,2A、さらにはこれ ら空き缶1,1A,2,2Aがスチール空き缶1A,2Aとアルミ空き缶1,2 との3種類に確実に分別され、従来のように回収した缶をさらに分別する必要が なく空き缶類の再利用あるいは破棄作業を容易に行うことができる。
【0014】 このように本実施例では、一端に挿入開口部7を有し他端に落下開口部14を有 する横設された案内筒6と、この案内筒6の途中に設けられた瓶挿通口9と、落 下開口部14の下部中央に垂設された分別板15と、この分別板15により仕切られた 一側に形成されスチール空き缶1,2が落下する第1分別口17と、分別板15の他 側に形成されアルミ空き缶1A,2Aが落下する第2分別口18とを備えた分別筒 5,5Aを、機枠4上部の一側と他側とに併設し、これら分別筒5,5Aの下方 に、各瓶挿通口9,9から落下する空き瓶3を機枠4中央に案内する空き瓶案内 路31と、一側の分別筒5の第2分別口18から落下するアルミ空き缶1,2を機枠 4の他側に案内する斜設されたアルミ空き瓶案内路35と、他側の分別筒5Aの第 1分別口17から落下するスチール空き缶1A,2Aを機枠4の一側に案内する斜 設されたスチール空き缶案内路39とを設けたものであるから、2箇所の挿入開口 部7,7から挿入した空き缶類の内、空き瓶3は機枠4の中央側、スチール空き 缶1A,2Aは機枠4の一側、アルミ空き缶1,2は機枠4の他側へとそれぞれ 案内されて分別され、多量の空き缶類を効率よく分別することができ、また、回 収作業においても、3つの回収かご23,24,25を交換すればよいから、その作業 性にも優れ、さらに2台の分別装置を設置する場合に比べて、製品コストの削減 を図れると共に、維持管理も容易となる。
【0015】 また、実施例上の効果として、また、案内用磁石22を取り付けた枠部21の先端 に折返し部21Aを外側に折曲形成したことにより、案内用磁石22に吸引されて前 進するスチール空き缶1A,2Aは枠部21の先端側まで達すると、反転して案内 用磁石22の裏側に回り込むことがなく、スムーズにスチール空き缶回収かご25内 に落下する。さらに左分別筒5の第2分別口18の後方に位置するアルミ空き缶案 内路35に、返し板部38Aを設けたことにより、落下開口部14からアルミ空き缶1 ,2が飛び出しても、この飛び出した空き缶1,2は返し板38Aに当たってアル ミ空き缶案内路35へと落下し、また、飛び出した空き缶が機枠5内面に衝突する ことも防止できる。さらにまた、アルミ空き缶案内路35の左上端36を、左分別筒 5の分別板15のほぼ真下に設定し、かつ下端縁部19と左上端36との間隔を小型空 き缶1,1Aの直径より小さく設定し、また、スチール空き缶案内路39の右上端 40を、右分別筒5Aの分別板15のほぼ真下に設定し、かつ下端縁部19と右上端40 との間隔を小型空き缶1,1Aの直径より小さく設定したことにより、空き缶の 分別を確実に行うことができる。
【0016】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能であり、例えば磁石11,22として永久磁石や電磁石 を用いることができる。また空き缶及び空き瓶の大きさは上記実施例に限定され るものではなく、本装置は種々の大きさの空き缶及び空き瓶の分別に用いること ができる。さらに、落下防止用磁石11は少なくとも瓶挿通口9の上方に設けるも のであるが案内筒6の挿入開口部7側あるいは落下開口部14側に延設してもよい 。また、実施例においては、瓶挿通口9に設ける開閉板13は2枚一組のものを示 したが、空き瓶の荷重で開き、空き缶の荷重では閉まった状態を保持するもので あれば、1枚の開閉板13を用いることもできる。さらに、分別板15の高さ寸法は 適宜選定可能である。さらにまた、瓶挿通口9は、大型空き缶1,2が落下可能 な大きさに形成してもよく、この場合も開閉板13が閉まった状態で保持され、空 き瓶3より軽量な空き缶1,1A,2,2Aは落下開口部14へと送られる。また 案内用ばね片20はSUS304の4分の3Hを使用することが好ましい。
【0017】
【考案の効果】
本考案は一端に挿入開口部を有し他端に落下開口部を有する横設された案内筒 と、この案内筒の途中に設けられた瓶挿通口と、前記落下開口部の下部中央に垂 設された分別板と、この分別板により仕切られた一側に形成されスチール空き缶 が落下する第1分別口と、前記分別板の他側に形成されアルミ空き缶が落下する 第2分別口とを備えた分別筒を、機枠上部の一側と他側とに併設し、これら分別 筒の下方に、前記各瓶挿通口から落下する空き瓶を前記機枠中央に案内する空き 瓶案内路と、前記一側の分別筒の第2分別口から落下するアルミ空き缶を前記機 枠の他側に案内する斜設されたアルミ空き瓶案内路と、前記他側の分別筒の第1 分別口から落下するスチール空き缶を前記機枠の一側に案内する斜設されたスチ ール空き缶案内路とを設けたものであるから、多量の空き缶を効率よく分別する ことができ、かつ回収作業性の向上を図ることができる空き缶類の分別装置を提 供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す分別筒の斜視図であ
る。
【図3】本考案の一実施例を示す分別筒の背面図であ
る。
【図4】本考案の一実施例を示す分別筒の断面図であ
る。
【図5】本考案の一実施例を示す分別筒の断面図であ
る。
【図6】本考案の一実施例を示す分別筒の一部切欠き平
面図である。
【図7】本考案の一実施例を示す分別装置の要部の平面
図である。
【図8】本考案の一実施例を示す空き瓶案内路の断面図
である。
【図9】本考案の一実施例を示すアルミ空き缶案内路の
断面図である。
【符号の説明】
1 アルミ製小型空き缶 1A スチール製小型空き缶 2 アルミ製大型空き缶 2A スチール製大型空き缶 3 空き瓶 5,5A 分別筒 6 案内筒 7 挿入開口部 9 瓶挿通口 13 開閉板 14 落下開口部 16 分別板 17 第1分別板 18 第2分別板 20 案内用ばね片 22 案内用磁石 31 空き瓶案内路 35 アルミ空き缶案内路 39 スチール空き缶案内路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に挿入開口部を有し他端に落下開口
    部を有する横設された案内筒と、この案内筒の途中に設
    けられた瓶挿通口と、前記落下開口部の下部中央に垂設
    された分別板と、この分別板により仕切られた一側に形
    成されスチール空き缶が落下する第1分別口と、前記分
    別板の他側に形成されアルミ空き缶が落下する第2分別
    口とを備えた分別筒を、機枠上部の一側と他側とに併設
    し、これら分別筒の下方に、前記各瓶挿通口から落下す
    る空き瓶を前記機枠中央に案内する空き瓶案内路と、前
    記一側の分別筒の第2分別口から落下するアルミ空き缶
    を前記機枠の他側に案内する斜設されたアルミ空き瓶案
    内路と、前記他側の分別筒の第1分別口から落下するス
    チール空き缶を前記機枠の一側に案内する斜設されたス
    チール空き缶案内路とを設けたことを特徴とする空き缶
    類の分別装置。
JP631693U 1993-02-23 1993-02-23 空き缶類の分別装置 Withdrawn JPH0665305U (ja)

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