JPH0665101B2 - ソケット型電気コネクタ - Google Patents

ソケット型電気コネクタ

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JPH0665101B2
JPH0665101B2 JP63110339A JP11033988A JPH0665101B2 JP H0665101 B2 JPH0665101 B2 JP H0665101B2 JP 63110339 A JP63110339 A JP 63110339A JP 11033988 A JP11033988 A JP 11033988A JP H0665101 B2 JPH0665101 B2 JP H0665101B2
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1015Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads
    • H05K7/103Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by sliding, e.g. DIP carriers
    • H05K7/1046J-shaped leads
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般に、リード付きモジュールのための放熱
構成のソケット型電気コネクタに係り、より詳細には、
プリント基板の占有面積の少ない確実な電気コネクタを
形成するようにモジュール受入くぼみがプリント基板の
表面に対して傾斜されて放熱作用を生じる角度で配置さ
れたソケット型の電気コネクタに関する。
従来の技術 リード付きモジュール及び輪郭がJ字型をしたリードを
有する小型の装置は公知である。これらのJ字型リード
付きの集積回路パッケージは、通常、プリント基板に平
らに取り付けられそしてJ字型リードのカーブした端が
プリント基板上の導電性パッドに半田付けされる。これ
らのJ字型リード付きの装置は、例えば、電子装置のメ
モリ容量を増大したり或いはその他の目的で使用されて
いる。この型式のJ字型リード付きの装置は、長期間に
わたって使用するように意図されているが、じかに取り
付けられて半田付けされた装置でしばしば問題が生じ
る。
これらの装置は、使用中に、特にそれらの金属リード部
分に非常に高い熱を発生する。これらの高い熱によりJ
字型リードの幾つか又は全部において半田接合部に欠陥
が生じるが、平坦取付のJ字型リード付き装置の場合に
はこれらの欠陥を目で見て点検することが困難である。
更に、使用中にこのように高い熱が発生するのに伴い、
モジュール自体の電気的な信頼性が損なわれる。又、こ
れに加えて、電気装置の同じハウジング内に取り付けら
れている別の電子部品の電気的な性能にも悪影響が及
ぶ。
これらの欠点に鑑み、絶縁フレーム又はハウジングを備
えていてそれに収容された複数の金属端子がモジュール
のリードに係合されるようになったリード付きモジュー
ルのためのソケット型コネクタが開発された。この型式
の公知のソケット型コネクタが、例えば、米国特許第
4,511,201号、米国特許第4,558,397
号、W084/01859号及び米国特許第4,64
5,279号に開示されている。
上記特許の各々には、絶縁フレーム部材を備えていて該
部材がプリント基板の表面と同一平面で取り付けられる
ようになったソケット型コネクタが開示されている。端
子は、集積回路装置のリードと高い圧力で接触させるた
めにフレーム内に配置されている。これらの基盤取付式
のソケットは、使用中にリード付きモジュール自体より
も相対的に耐久性のある取付手段となるように構成され
ている。
リード付きモジュールをプリント基板の表面と角度をな
して取付けるようにしたソケット型コネクタが実開昭5
8−99788号、実開昭62−5580号等で開示さ
れている。
発明が解決しようとする課題 これらの同一平面型ソケット構成に伴う1つの重大な欠
点は、コネクタフレームの場合、J字型リード付き装置
をプリント基板上の回路素子に直接取り付ける場合に必
要とされる基板表面積よりも広い表面積が要求されるこ
とである。更に、同一平面取付構成では、使用中にリー
ド付き装置によって発生した熱により生じる熱ストレス
を緩和するような放熱作用がない。これらの公知構成で
は、プリント基板の上面とリード付き装置との間で該装
置の下面に高い熱が発生するようにされている。この高
い熱は、絶縁フレーム材料内に熱ストレスを招き、フレ
ームにそりが生じたり、フレーム内に取り付けられた端
子が不整列になったりする。
公知のソケット型コネクタに伴うもう1つの重大な欠点
は、その構成上、ソケット端子とプリント基板との間の
半田接続部が一般に陰に隠れて見えないことである。1
つ又は多数の半田接続部や端子に不良が生じた場合に
は、電気的な欠陥又は、切断の原因を調べるために装置
全体を取り外さねばならない。その結果、修理や保守に
非常に経費がかゝることになる。これは、公知のモジュ
ール用ソケット装置の重大な欠点である。
モジュールを基板表面と角度をなして取付けるようにし
たソケット型コネクタは、上記占有面積の問題点、放熱
性能の問題点に対し有効なものであったが、モジュール
自体の放熱に関してまだ問題点を残している。
そこで、本発明の目的は、公知のリード付きモジュール
のためのソケット型コネクタに伴う多数の欠点を解消す
ると共に、J字型リード付きの装置のみに必要とされる
基板表面積以上に広い占有面積を必要とせず、プリント
基板にソケットを取り付けた状態で半田接続部を容易に
目で点検することができ、然も、J字型リード付き装置
を空気に曝すように持ち上げてコネクタおよびモジュー
ルの放熱性を改善すると共に電気的な信頼性を改善する
ようなJ字型リード付きパッケージのための放熱構成の
ソケット型電気コネクタを提供することである。
課題を解決するための手段 上記目的により、本発明は、リード付きのモジュールを
プリント基板上の回路に接続するためのソケット型電気
コネクタを提供する。このコネクタは一体的な絶縁フレ
ームを備えており、このフレームは、底壁と、第1及び
第2の直立した側壁とによって画成されたモジュール受
入くぼみを含んでいる。第1の側壁には、第1の複数の
離間された端子が配置されており、各々の端子は、その
一端がプリント基板上の回路と接触するようにされ、そ
してその他端には弾力性の接触部分があってモジュール
のリードに接触するようにくぼみに向かって延びてい
る。第2の側壁には、第2の複数の離間された端が配置
されている。これら第2の端子の各々は、その第1の端
部がプリント基板上の回路と接触するようにされそして
その弾力性の接触部分がモジュールのリードと接触する
ようにくぼみに向かって延びている。本発明によれば、
フレームは、第1の側壁が基板に隣接されそして第2の
側壁が基板から持ち上げられるようにプリント基板に対
して斜めに取り付けられる。
更に、第2の複数の端子各々は、第1の端部及び弾力性
の接触部を接続する細長いビーム部分を備えており、こ
のビーム部分はフレームの底壁の外面に沿って延び、こ
れにより、本発明のソケット型コネクタは、その底面と
プリント基板との間に通気作用を与えるように基板に対
して斜めに取り付けることができる。
又、本発明のソケット型コネクタは、非ソケット式のJ
字型リード付きモジュールのフットプリントを用いるよ
うに設計されている。本発明のソケットの斜めの形態に
よれば、プリント基板の元の所要面積を保ちつつ、ソケ
ット端子と回路との間の半田接合部を完全に目で見て検
査できるようにする。この斜めの取付により、ソケット
コネクタを積層することもできるし及び/又は張出した
部分の下に他の部分を取り付けることもできる。その結
果、本発明のソケットコネクタでは、同一平面取付式の
ソケット構成に比して基板の占有面積が減少される。
本発明はの傾斜取付式のソケット型電気コネクタは、傾
斜した平面から自然の即ち非強制の対流作用を生じさ
せ、これは、公知のソケット構成のような水平面からの
対流作用よりも非常に効果的である。本発明のソケット
型コネクタは、モジュールをモジュール受入くぼみを通
して流れる空気流に曝し、高い熱によって誘起される欠
陥を効果的に減少させる。本発明の傾斜取付式のソケッ
ト装置を強制対流ハウジングに配置することにより放熱
効果が更に改善される。
本発明の新規で且つ改良された放熱ソケット設計は、丈
夫な可撓性の端子部材を含む独特の接点構造体を設ける
ことによって可能とされる。本発明のソケット型コネク
タの端子は、J字型リード即ち接点の底面ではなくて、
その側部に電気的に係合するようにされる。J字型リー
ド付き装置の製造者は、J字型リードの底部については
同一平面性が得られるように入念に管理しているが、J
字型リードの側部については、非常に大きな製造許容差
となっている。
例えば、隣接するJ字型リードの中心線間隔が0.05
0インチ程度であるような至近離間されたリードを有す
る小型の装置においては、ソケット内の端子位置の制御
が非常に重要となる。更に、端子は、一般的に250グ
ラム以上の高い所要接触力が得られるように取り付けね
ばならない。又、モジュール製造上の許容差からすれ
ば、端子が大きな撓み作用を発揮して働くようにしなけ
ればならない。これらの設計要求により、非常に効率の
高いビームを含ませて所望の接触圧力範囲にわたって大
きな撓み作用を発揮させ、プラスチックのフレーム部材
を不所望な程度まで装填することなくJ字型リードの許
容差を受け入れるようにすることが要求される。
本発明のこの特徴によれば、長くて効率の高い可撓性の
ビームを備えていてこのビームがソケット内でモジュー
ルの持ち上がったリードに係合するように構成された新
規な端子設計が提供される。この細長い端子は、特にビ
ームの断面に対して一定の動きを与えるように構成さ
れ、これにより、非常に効率的なビームが形成される。
この端子構成は、ソケットのサイズを最小に保つことが
できるようにする一方、モジュールパッケージの許容差
範囲全体にわたって所要の高い接触力を発生できるよう
にする。
好適な実施例においては、放熱構成のソケット型コネク
タは、更に、モジュール受入くぼみを画成する対向する
端壁を含み、この端壁には、パッケージを引出すための
工具を入れ易くするように工具受入ノッチが含まれてい
る。更に、ハウジングには取付突起が設けられていて、
この突起はプリント基板内の相補的な形状の穴に受け入
れられ、J字型リード付き装置を挿入したり取り外した
りする間に生じるトルクを受け入れると共に、ソケット
端子とプリント基板上のプリント回路との間の半田接続
部に生じる過剰ストレスを軽減する。
実施例 以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。
第1図ないし第3図には、リード付きモジュールのため
の新規で且つ改良された放熱構成のソケット型電気コネ
クタが参照番号10で一般的に示されている。このソケ
ット型コネクタ10は、リード付きモジュール、例えば
J字型リード付きモジュール14の個々のリード即ち端
子12を、プリント基板22の主面20上に配置された
個々の回路18に関連即ち整列された個々の接点パッド
16に接続するように構成される。
ソケット10は一体成形の絶縁フレーム24を備えてお
り、このフレームは、底壁28、一対の対向する直立し
た側壁30、32並びに1対の対向する直立した端壁3
4、36によって画成された一般的に長方形のモジュー
ル受入くぼみ26を含んでいる。
下方の側壁30の付近で端壁34及び36の下部から垂
下しているのは、各々、基部即ち取付支持部38及び4
0である。これらの支持部38及び40の各々は、下方
に延びる突起部42及び44と、垂下する取付突起46
及び48とを各々備えている。取付突起46及び48
は、良く知られたようにプリント基板22に設けられた
取付穴50及び52に各々圧入され、ソケットコネクタ
10がプリント基板22上に保持される。又、取付突起
46及び48は、リード付きのモジュール14をくぼみ
26に挿入したりそこから取り外したりする間にソケッ
トコネクタ10に生じるトルクに関連したストレスを許
容するようにもなっている。
第2図ないし第6図に示すように、取付突起46及び4
8を取付穴50及び52に各々圧入してフレーム24を
プリント基板22に取り付けたときには、突起部42、
44がプリント基板22の基板面20に当接し、側壁3
0が基板面20より若干浮いた位置に配置される。モジ
ュール受入くぼみ26の底壁28は、基板の上面20に
対して放熱角度「a」に傾斜され、従って、側壁32は
プリント基板22の面20から離れるように持ち上げら
れる。第1図ないし第6図に示す好適な実施例では、放
熱角度「a」が約45°である。
側壁30は、複数の第1の比較的堅固な型抜きされた金
属端子56を受け入れるための対応する複数の端子受入
空洞54を備えている。これらの端子受入空洞54は、
側壁30に多数の仕切突起58を画成する。空洞54と
仕切58とによって側壁30には貝殻状の底部60が画
成される。この貝殻状の底部60及び、端子受入空洞5
4を通して、側壁30の外部とモジュール受入くぼみ2
6は連通状態とされ、空気の流通が可能である。
各端子56は、プリント基板22上のプリント回路18
に電気的に係合する第1の端62と、その反対端にあっ
てモジュール受入くぼみ26へと延びそしてモジュール
14のリード12に電気的に係合される弾力性の接触部
分64と、これら両部分の間に延びる中間取付部分66
とを備えている。第1図ないし第6図に示す好適な実施
例では、端子56の第1の端62が表面取付接点の形状
を有していて、プリント基板22の各回路18と整列さ
れた接点パッド16に半田接続されるようになってい
る。
各端子56は、熱固定又は超音波固定によって側壁30
の貝殻状の底部60にしっかりと取り付けられるのが好
ましい。この点については、底部60に沿った仕切58
の一部分を、空洞54に装填された端子56の取付部分
66に対して変形し、当業者に良く知られた熱又は超音
波固定方法によって保持ビード68を形成することがで
きる。熱固定方法を用いるのが好ましいが、他の既知の
の端子取付方法、例えば、端子の取付部66に取付用の
とげを設けて端子56を底部60において空洞54に圧
入するような方法も利用できる。
端子56のリード接触部分64は、比較的堅固で弾力性
のある変形可能なスプリングアーム70に設けられてお
り、このスプリングアームは、自由端72で終わりそし
て取付部66に対して或る角度に傾斜されている。リー
ド接触部分64は、第2図及び第3図に示すように、モ
ジュール受入くぼみ26へと延びており、このくぼみ2
6にモジュール14を挿入したときにJ字型リード12
の側部に弾力で係合するように配置されている。
又、それと反対の側壁32には、複数の垂直方向の端子
受入空洞74が設けられており、これらの空洞は、端子
保持リブ76、過剰ストレス防止リブ78及び複数の仕
切80を側壁32に形成する。側壁32の斜めの上面8
2には、複数の通気窓即ち開口84が設けられており、
各開口84は通気作用を与えるように端子空洞74を介
してモジュール受入くぼみ26と連通している。側壁3
2の下面86も、通気及び空気を流すために開いてお
り、開口84と連通している。
底壁28は、モジュール受入くぼみ26の底面を画成す
る。くぼみ26と反対の底壁28の下面には、複数の端
子受入溝即ちくぼみ88が設けられており、これは、側
壁32の仕切80の延長部である複数の仕切90を画成
する。又、底壁28は、くぼみ26と反対に延びるL字
型の取付部分92も備えている。
更に、第2の複数の効率の高い弾力性の変形可能な型抜
きされた端子94がフレーム24に取り付けられてい
る。特に、この端子94は、プリント基板22上の接点
パッド16に電気的に係合される表面取付接点部分98
を含む第1の端96と、その反対端にあるリード接触部
分100と、これらの部分間に延びる細長いビーム部分
102とを備えている。第1の端96は、くぼみ26か
ら離れる方向にビーム部分102から垂直に延びてい
る。
リード接触部分100は、ビーム部分102からくぼみ
26に向かって一般的に垂直に延びており、内方への屈
曲部104と、逆方向の屈曲部106と、若干内方に曲
がった自由端108とを含むカーブした形状になってい
る。内方への屈曲部104及び外方への屈曲部106が
リード接触部分100を形成し、これは、モジュール受
入くぼみ26に向かって延びていて、挿入されたモジュ
ール14のJ字型リード12の側部に係合する。
第2図に示すように、端子94は、細長いビーム部分1
02が端子受入溝88内においてくぼみ26と反対側で
底壁28に隣接して延びるようにフレーム24に取り付
けられる。リード接触部分100は側壁32の素子受入
空洞74へと延び、若干カーブした自由端108が端子
保持リブ76に予め装填されて係合されるようになって
いる。端子94は、それらの第1の端96の付近におい
て、取付部分92の隣接する仕切90間に形成された熱
固定の保持ビード110によってしっかりと取り付けら
れている。
又、フレーム24は、側壁30及び32を接続する対向
した直立端壁34及び36を備えているのが好ましい。
第1図ないし第3図に示すように、これら端壁34及び
36の各々は、モジュール受入くぼみ26の反対側に傾
斜した工具案内用のくぼみ部分112を含んでおり、こ
れを通して工具受入穴即ち開口114が延びている。こ
の工具受入開口114は、端壁34及び36を通してモ
ジュール受入くぼみ26の下部へ好ましくはC字型の工
具の両端を挿入できるように設けられている。開口11
4は、工具を底壁28の付近に挿入して、設置されたリ
ード付きモジュール14の下面116に両側又はいずれ
かの側から係合できるようにし、個々のリード12に接
触したり又はこれらのダメージを及ぼしたりすることな
く、モジュール14をモジュール受入開口26から持ち
上げて外すことができるようになっている。
本発明によれば、新規で且つ改良されたソケット型の電
気コネクタ10は、絶縁フレーム24を一体的な絶縁成
形物として正確に成形することによって形成される。上
記の設計要求により、フレーム24は、耐高温度特性、
高い弾性係数及び良好な寸法安定性を呈するサーモプラ
スチック絶縁材料から成形しなければならない。適当な
サーモプラスチック絶縁材料としては、例えば、ポリ
(フェニルサルフォン)、ポリ(フェノールサルファイ
ド)及び液晶ポリマが挙げられる。通常のサーモプラス
チックのポリエステル絶縁成形材料は一般に本発明には
適していない。というのは、これらは、使用中にフレー
ム24が遭遇する高い温度に繰返し長時間にわたって曝
された場合に充分な寸法安定性を発揮することがきない
からである。
両方の端子56及び94は、高い導電性及び熱伝導性を
示す金属のシート材料から型抜きされて整形されるのが
好ましい。これらソケット端子56及び94は、接触部
分64及び100とJ字型リード12との間に一般的に
250グラムより大きな弾力性の接触力を与えることの
できるスズの接触機構を形成するように設計される。更
に、端子56及び94は、スズメッキされた非ニッケル
銅系の素材から形成されるのが好ましくそしてベリリウ
ム一銅の素材から形成されるのが特に好ましい。端子5
6及び94のシート金属素材の材質は、同じであっても
異なってもよいが、最終的に形成される端子に必要な弾
力性及びバネ特性を与えるように選択される。又、これ
らの端子は、良く知られた方法により、キャリアストリ
ップと共に型抜き及び整形されて、絶縁フレーム24の
端子受入空洞に同時に挿入されてもよい。それと同時
に、これら端子は、絶縁フレーム24の取付部分に熱固
定又は超音波溶接することができる。
本発明の新規で且つ、改良されたソケット型の電気コネ
クタの操作法及び使い方を第4図ないし第6図を参照し
て説明する。
第4図を参照すると、端子56及び94が取り付けられ
て熱固定されたフレーム24は、第1図に示すように、
突起42及び44が基板上面20で休止するまで取付ペ
グ46及び48を基板の取付穴50及び52に圧ばめ挿
入することにより、プリント基板22上に取り付けられ
ている。この取り付けられた位置においては、表面取付
の接点部分62及び98が各々プリント回路18に関連
して整列された接点パッド16に係合する。このように
取り付けられた基板/コネクタの半組立体は、当業者に
よく知られたように、再流半田工程を受け、接点部分6
2及び98が回路18に電気的に接続される。第4図に
示すように、基板22上の対向整列された接点パッド1
6間の距離「x」は、一般的に、J字型のリードがプリ
ント基板の接点パッドに直接半田付けされるような公知
の非ソケット式モジュールの配置に必要とされる接点パ
ッド間隔と同じである。この距離「x」は、モジュール
14のJ字型リード12の対向する整列対のカーブ部分
122間の距離「y」よりも大きくてもよいし、小さく
てもよいし、或いはそれに等しくてもよい。本発明のソ
ケット型コネクタ10に必要とされる基板上の占有表面
積は、公知の同一平面状態で取り付けられる非ソケット
式の直接半田付けされるモジュールに必要とされる基板
表面積に等しいか又はそれより小さい。
又、ソケット型コネクタ10の場合、接点部分62及び
98と接点パッド16との間の各半田接続部は、フレー
ム24の陰に隠れることなく目で完全に検査することが
できる。この構成では、コンピュータによる目視検査も
可能である。これにより、ソケット型コネクタ10では
種々の効果が得られる、コネクタの1つの回路がテスト
によって欠陥であると分かった場合、それに関連した端
子の半田接合部を検査してその欠陥を修復するように手
で半田付けし直すことができ、時間やコストのかゝるコ
ネクタ全体の取外し作業は不要となる。長期間使用した
後に欠陥が現われた場合にも、この構成では、目視検査
及び修復容易である。
本発明によれば、コネクタ10は、側壁32が基板表面
20から持ち上げられそして底壁28が基板表面20に
対して45°の放熱角度に配置されるように、基板表面
20に斜めに取り付けられる。フレーム24をこのよう
に斜めに取り付けたことにより、表面取り付けの接点部
分62及び98に必要とされる基板表面積が効果的に減
少するのに加えて、ソケット型コネクタ10の大部分が
基板表面20の一部分上に張出したかっこうになる。
特に、ソケット型コネクタ10の斜めの取り付けによ
り、接点部分98の左側で且つ底壁28及び側壁38の
下の基板表面域「b」には、高密度の最終用途において
更に別の回路部品を表面20上に取り付けできるに充分
な垂直の間隔が与えられる。更に、多数のソケット型コ
ネクタ10を、その隣接するフレーム部分がモジュール
受入くぼみ26への挿入取外し操作を互いに妨げないよ
うにして、基板表面20上に比較的至近間隔で横に配設
することができ、これにより、コンピュータな他の装置
の要素として使用できる非常に大きなメモリ容量及び他
の容量を有したプリント基板22を形成することができ
る。
第4図及び第5図を参照すれば、ソケット10は、所望
の接触圧力範囲にわたって端子を相当に撓ませることの
できる効果的な端子構成にすることにより、モジュール
即ちパッケージ14の個々のリード12とプリント基板
22上の回路18との間に確実な電気的接続を与えるよ
うに設計される。この端子構成では、モジュール本体1
4の側面120に対して個々のJ字型リード12の側部
118の位置がずれていて、くぼみ26内のリード接触
部分64及び100に対するモジュール14の見掛けの
巾Zがずれていたとしても、これを受け入れるように設
計される。前記したように、J字型リード付きモジュー
ルの製造者は、J字型リード12の下部のカーブした部
分についてはこれらが同一平面となるように慎重に管理
するが、側部118の位置については大きな製造許容差
が許されている。
J字型リード付きモジュール14をモジュール受入くぼ
み26に挿入し始める段階が第4図に示されている。端
子56及び94は、それらの各々のリード接触部分64
及び100がくぼみ26へと延びるようにフレーム24
に取り付けられている。端子56及び94は、リード接
触部分64及び100の各対向整列された対の間の分離
距離「d」が、モジュール14の最大製造許容差を考慮
して、モジュール14の整列したJ字型リードの計算さ
れた最小見掛け巾Zより小さくなるように取り付けられ
る。それ故、接触部分64及び100は、第4図に示す
ように、J字型リード12のカーブした部分122に近
い側部118の下部に置いて該リード12に係合するよ
うにくぼみ26内に配置される。
第5図に示されたように、モジュール14をくぼみ26
に更に挿入すると、リード接触部分64及び100はJ
字型リード12の側部118にスライド係合する。J字
型リード12のカーブした部分122が底壁28に当接
すると、モジュール14はくぼみ26に完全に挿入され
る。このプロセスにおいて、端子56の接触部分64及
びスプリングアーム70は、側壁30内で矢印126の
方向で内方に撓む。これと同時に、端子94のリード接
触部100及び細長いビーム部分102は外方及び下方
に撓み、自由端108は端子保持リブ76との係合から
外れて過剰ストレス防止リブ78に向かって移動され、
ビーム部分102は底壁28から離れるように撓む。端
子94及びその細長いビーム部分102は、モジュール
14の挿入中に生じる大きな撓み作用と協働して、モジ
ュールの製造許容差から考えられる最大の見掛け上の算
出巾Zを許容するように特に設計される。
細長い端子94により、くぼみ26を基板の表面20か
ら傾斜させることができる。接触部分100の二重屈曲
形態により矢印126の方向に弾力性が得られる。細長
いビーム部分102は、矢印128の方向に弾力で撓
み、底壁28の取付部92及びビード110の付近に配
置された点130の周りで効果的に枢着運動する。細長
い端子94及び端子56のこれらの弾力性の撓み特性に
より、接触部の分離距離「d」がモジュール14の両側
にある対向するリード12の見掛けの巾Zより小さい限
り、J字型リード付きのモジュールに対する全ての製造
許容差を受け入れることができる。各々の接触部分64
及び100とリード12の側部118との間には、端子
56又は94に過剰なストレスを及ぼすことなく、全撓
み範囲にわたって充分な接触圧力が与えられる。
上記したように、リード付きのモジュール14をくぼみ
26に挿入したり取り外したりする間に生じるトルク又
は他のストレスは、端子56、94によって表面取付の
接点部分62、98に伝達されるのではなく、フレーム
24から取付ペグ46及び48を通してプリント基板2
2へ一般的に伝達される。この構成では、接点部分62
及び98と接点パッド16との間の半田接合部に対して
或る程度のストレス分離がなされ、使用中の電気的な信
頼性が更に改善される。更に、端子56及び94の中間
部分においてこれら端子をフレーム24に下から熱固定
取り付けすることにり、モジュールの挿入及び取出し時
に端子が撓む間に又は組み立てられたコネクタ10の使
用中に繰返し熱作用を受けた後にーモプラスチックのフ
レームに不所望に荷重をかけることのない端子取付構成
体が形成される。
フレーム24のこのような設計と、これを成形するのに
使用される耐高温度特性のサーモプラスチック材料とに
よって、使用中に実質的にそりに耐えるハウジングが形
成される。又、端子56及び94を下から熱固定取付け
したことと、フレーム24の空洞、リブ、仕切及び溝よ
り成る端子受入構造体54、58、74、76、80、
88及び90が高精度で成形され、そして寸法的に安定
したものであることとにより、接触部分64及び100
がくぼみ26内に確実に位置設定され、従って、コネク
タ10が低ぴっとで高密度のものであっても、それらの
ピッチを適切に制御できると共に、接触部分64及び1
00とリード12の側部118を中心線で正しく嵌合さ
せることができる。
更に、本発明のソケット型コネクタ10は、その放熱構
成により高い信頼性を発揮する。第5図及び第6図に示
すように、絶縁フレーム24は、複数の実質的に外部に
開いた端子受入空洞54及び74を備えており、これら
は一般にフレーム24の下面に沿って開いている。側壁
32の空洞74は窓84を備えており、これは、側壁3
2を通して下面86から上面82へ端子受入くぼみ26
を通して効果的に空気の流れを通すことができ、端子受
入くぼみ26に装着されたモジュール14の放熱を助長
する。
細長い端子94は、底壁28の後面に沿って空気の流れ
に曝されて換気をするように取り付けられている。端子
94は熱伝導性であるから、使用中にJ字型リード12
と接触部分100との間に発生した熱もしくは高い温度
は、このように空気に曝された端子94によって効果的
に放射され放熱される。この放熱構成により、接点パッ
ド16及び回路18との半田接続部の電気的な完全性を
損なうような高い温度に接点部分62及び98を加熱す
るおそれが実質的に減少される。モジュール14が斜め
に取り付けられることにより、モジュール14の傾斜し
た上面から放熱させることができ、これは、水平な上面
から放熱していた平面取り付けの非ソケット型J字リー
ド付きモジュールの場合より非常に効果的である。
更に、モジュール10が多数の他の基板取り付け部品を
有する高密度構成で且つ近代的な三次元回路板構成で使
用されるときには、これらの隣接する回路板の素子から
当該回路板素子を通りそして端子を通して上方にモジュ
ールへと至る間接的な加熱が生じる。本発明によれば、
不所望な熱は、露出された端子94に沿って上方に発散
される。
第7図ないし第8図には、本発明による放熱構成の別の
実施例が示されている。
特に、第7図は、プリント基板22に取り付けられた別
のソケット型コネクタ132を示しており、この場合
は、プリント基板22の表面20に対して60°の角度
fで傾斜された底壁134を含むモジュール受入くぼみ
26にJ字型リード付きのモジュールが完全に挿入され
ている。このソケット型コネクタ132は、他の全ての
点では前記の好ましいソケット型コネクタ10と実質的
に同じである。コネクタ132は、60°の傾斜設計で
あることにより、ソケットの張出し部と基板の表面20
との間には更に多くの垂直の間隙が形成される。
第8図には、更に別のソケット型コネクタ140が示さ
れており、このコネクタは、基板の表面20に対して9
0°の角度で傾斜されたモジュール受入くぼみ144を
画成する絶縁フレーム142を含んでいる。この変形さ
れたフレーム142は、一般的に長方形の側壁30を含
んでおり、その前方に突出する部分146が基板表面2
0の付近に延びている。側壁30には変形された短い端
子148が取り付けられており、この端子は、側壁30
に熱固定された中間の取付部分150と、その一端にあ
って接点パッド16に係合される表面取付の接点部分1
52と、その反対端から延びていてカーブしたりリード
接触部分156で終わる片持梁式のスプリングアーム1
54とを含んでいる。リード接触部分156は、端子受
入空洞54を通してモジュール受入くぼみ144へと上
方に延びている。この実施例によれば、J字型リード付
きのモジュール14は、第8図の右側からくぼみ144
へ挿入される。
第9図は、第1図ないし第6図に示したコネクタ10と
実質的に同じ45°傾斜のソケット型コネクタ160を
示しているが、これは、回路18がプリント基板22の
下面162に画成されている場合に適用されるものであ
る。プリント基板22には、更に、各回路18と各々整
列されたスルーホール164の互いに食い違ったフット
プリントアレイが設けられている。端子56及び94
は、各々表面取付の接点部分62及び98を有するので
はなく、穴164を完全に貫通して延びる半田デイル1
66及び168を含むように変形され、これらの半田テ
イルは、波半田付け操作によって形成された半田接合部
170により回路18に電気的に係合される。第9図に
示すように、隣接する端子56及び94には、各々、半
田テイル部分166、166′及び168、168′が
設けられ、これらは、隣接する端子の隣接する半田テイ
ルが互いに食い違うように形成されてプリント基板22
に設けられた穴164の食い違ったフットプリントアレ
イと嵌合できるように互いに異なった長さにされる。表
面取付式のソケット型コネクタ10を半田テイル式のソ
ケット型コネクタ160に変形するのに必要な種々の変
更作業は、当業者に明らかであろう。
発明の効果 以上、本発明によれば、リード付きモジュールの個々の
リードをプリント基板上の個々の回路に接続するための
新規で且つ改良された放熱構成のソケット型コネクタが
提供された。このソケット型コネクタは、プリント基板
の表面に対して傾斜されたフレーム内に画成されたモジ
ュール受入くぼみを含んでいる。柔軟性のある端子が、
フレーム内の一般的に開いた端子受入空洞に取り付けら
れて、高い接触圧力で且つ、過剰ストレスを防止するよ
うにモジュールのリードの側部に係合される。フレーム
内の開口と、端子を露出状態で取り付ける構成とによ
り、使用中に発生する高い熱を受けるコネクタ及び、モ
ジュールの部分が空気流に曝されると共に換気作用を受
ける。特に、端子受入くぼみ内を通る空気流がモジュー
ルの熱を積極的に放散させる。これらの構成により、熱
によって生じる欠陥のおそれが低減することにより電気
的な信頼性が向上される。本発明の新規で且つ改良され
たソケット型コネクタでは、広い基板表面積が必要とさ
れず、然も、コネクタの端子とプリント回路との間の半
田接続部を目で見て検査することができる。
以上のことから、公知のリード付きモジュールのための
ソケット型コネクタに伴う欠点が解消され、J字型リー
ド付き装置のみに要求される基板面積よりも広い占有表
面積を必要としない放熱構成のソケット型電気コネクタ
が提供され、ソケットが取り付けられたプリント基板と
の半田接合部を容易に目で検査できるソケット型電気コ
ネクタが提供され、更に、空気流を通せるようにJ字型
リード付きの装置を持ち上げて取り付けることにより放
熱性を改善すると共に電気的な信頼性を向上したソケッ
ト型電気コネクタが提供されたことが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明の実施例を示すもので、 第1図は、プリント基板に取り付けられてJ字型リード
付きのモジュールを受け入れるように構成された本発明
のソケット型電気コネクタの分解斜視図、 第2図は、プリント基板に取り付けられた本発明のソケ
ット型電気コネクタの断面図、 第3図は、本発明のソケット型電気コネクタの上面図、 第4図は、J字型リード付きモジュールを挿入する開始
段階を示す本発明のコネクタの断面図、 第5図は、第4図と同様の図であるか、J字型リード付
きモジュールが完全に挿入されたところを示す断面図、 第6図は、プリント基板上に取り付けられてJ字型リー
ド付きモジュールが完全に挿入されたところを示す本発
明のコネクタの斜視図、 第7図は、モジュール受入くぼみがプリント基板に対し
て60°に配置された本発明のコネクタの別の実施例を
示す断面図、 第8図は、モジュール受入くぼみがプリント基板に対し
て90°に配置された本発明のコネクタの更に別の実施
例を示す断面図、そして 第9図は、第2図に示したソケットの更に別の実施例で
あって、プリント基板上の回路に対してスルーホール接
続をなすように半田テイルを有する端子構成を示す断面
図である。 図中: 10……ソケット型の電気コネクタ 12……モジュールの端子即ちリード 14……J字型リード付きモジュール 16……接点パッド 18……プリント回路 20……プリント基板の主面 22……プリント基板 24……フレーム 26……モジュール受入くぼみ 28……底壁、30、32……側壁 34、36……端壁 38、40……取付支持部分 42、44……突起部 46、48……垂下した取付突起 50、52……取付穴 54……端子受入空洞、56……端子 58……仕切、60……基部 62……端子の第1の端 64……端子の弾力性接触部 66……端子の中間取付部 68……保持ビード 70……スプリングアーム 74……通気用の端子受入空洞 76、78……リブ、80……仕切 84……通気用の窓 88……端子受入溝、90……仕切 94……第2の端子 96……第2の端子の第1の端 100……第2の端子のリード接触部 102……第2の端子のビームの部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 7/20 G 8727−4E

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード付きのモジュールをプリント基板上
    の回路に接続するためのソケット型電気コネクタであっ
    て、このコネクタはプリント基板の表面に取り付けられ
    る一体的な絶縁フレームを備えており、このフレーム
    は、底壁と、第1及び第2の直立した側壁とによって画
    成されたモジュール受入くぼみを含んでおり、第1の側
    壁には、第1の複数の離間された端子が配置され、該端
    子の各々は、その一端がプリント基板上の回路と接触す
    るようにされそしてその他端には弾力性の接触部分があ
    ってモジュールのリードに接触するよう上記くぼみに向
    かって延びており、第2の側壁には、第2の複数の離間
    された端子が配置されており、該第2の端子の各々は、
    その第1の端がプリント基板上の回路と接触するように
    されそしてその弾力性の接触部分がモジュールのリード
    と接触するよう上記くぼみに向かって延びているような
    ソケット型電気コネクタにおいて、 上記フレームは、上記第1の側壁がプリント基板に隣接
    されそして第2の側壁がプリン基板から持ち上げられる
    ようにプリント基板に対して斜めに取り付けられ、 更に、上記第2の複数の端子各々は、第1の端部及び弾
    力性の接触部を接続する細長いビーム部分を備えてい
    て、このビーム部分がフレームの底壁の外面に沿って延
    びるようになっており、 これにより、コネクタの底面とプリント基板との間に通
    気作用を与える放熱構成とされていると共に、 上記第1の側壁は、複数の端子受入空洞を含み、隣接す
    る空洞の各対は仕切によって分離されており、上記第1
    の側壁の空洞及び仕切は、第1の側壁の外部とモジュー
    ル受入くぼみをよ連通させる複数の開いた端子受入溝を
    含む貝殻状の底面を画成しており、 上記第2の側壁は、複数の端子受入空洞を含み、隣接す
    る空洞の各対は仕切によって分離されており、上記第2
    の側壁の空洞及び仕切は、第2の側壁の二面の開口とモ
    ジュール受入くぼみを連通させる複数の開いた端子受入
    溝を画成していることを特徴とするソケット型の電気コ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】上記底壁は、プリント基板の表面に対して
    放熱角度で配置される請求項1に記載のソケット型電気
    コネクタ。
  3. 【請求項3】上記放熱角度は、約45°である請求項2
    に記載のソケット型電気コネクタ。
  4. 【請求項4】上記放熱角度は、約60°である請求項2
    に記載のソケット型電気コネクタ。
  5. 【請求項5】上記放熱角度は、約90°である請求項2
    に記載のソケット型電気コネクタ。
  6. 【請求項6】上記第2の側壁は、更に、端子保持リブ
    と、上記第2の側壁の長さに沿って延びる過剰ストレス
    防止リブとを備えている請求項1に記載のソケット型電
    気コネクタ。
  7. 【請求項7】上記底壁の外面は、その長さに沿って延び
    る複数の直立した仕切を備えていて、上記側壁の仕切り
    の延長部を形成すると共に、上記外面に沿って対応する
    複数の端子受入溝を画成する請求項1に記載のソケット
    型電気コネクタ。
  8. 【請求項8】上記フレームは、更に、上記第1の側壁の
    両端及び上記底壁の付近に配置された取付突起を含む垂
    下する取付手段を備えている請求項1に記載のソケット
    型電気コネクタ。
  9. 【請求項9】上記第2の端子の細長いビーム部分の各々
    は、上記外面にある受入溝に配置され、上記第1の端部
    は上記くぼみに対向したビーム部分から一般的に垂直に
    延び、そして上記弾力性の接触部分は上記ビーム部分か
    ら上記くぼみ及び上記第2の側壁の空洞へと向かって一
    般的に垂直に延びている請求項8に記載のソケット型電
    気コネクタ。
  10. 【請求項10】上記第2の端子は、上記第1の端に隣接
    した上記ビーム部分の点において上記端子受入溝へと固
    定され、これにより、上記端子をフレームに取り付ける
    と共に、上記細長いビーム部分に対する撓みピボット点
    を画成する請求項9に記載のソケット型電気コネクタ。
  11. 【請求項11】上記第2の端子の上記弾力性の接触部分
    は、カーブした自由端で終わる二重屈曲部を有し、これ
    は、上記第2の側壁にある上記接触保持リブに当接する
    ように予め装填される請求項10に記載のソケット型電
    気コネクタ。
  12. 【請求項12】上記第2端子の弾力性接触部分は、上記
    ビーム部分に対して一般的に平行な方向に弾力で撓むこ
    とができ、上記ビーム部分は、上記弾力性接触部分に対
    して一般的に平行な方向に上記ピボット点の周りで弾力
    で撓むことができる請求項11に記載のソケット型電気
    コネクタ。
  13. 【請求項13】上記第1の複数の端子の各々は、上記第
    1の端部と上記弾力性の接触部分との間に延びる取付部
    分を備えており、この取付部分は、上記第1の側壁にあ
    る溝へと固定される請求項1に記載のソケット型電気コ
    ネクタ。
  14. 【請求項14】上記フレームは、更に、上記底壁と、上
    記第1及び第2の側壁の対向する端とを各々接続する一
    対の対向した直立する端壁を備えていて、一般的に長方
    形のモジュール受入くぼみを画成する請求項1に記載の
    ソケット型電気コネクタ。
  15. 【請求項15】上記端壁の各々は、上記くぼみへ接近す
    ることのできる取り出し工具のための工具受入手段を備
    えている請求項14に記載のソケット型電気コネクタ。
  16. 【請求項16】上記モジュール受入くぼみは、J字型リ
    ード付きのモジュールを受け入れるように構成され、上
    記くぼみへと延びている第1及び第2の端子の弾力性の
    接触部分は、モジュールのJ字型リードの側部に柔軟に
    電気的に係合するように配置される請求項1に記載のソ
    ケット型電気コネクタ。
  17. 【請求項17】上記フレームは、寸法安定性があって高
    温度に耐えて且つ高い弾性係数を有するサーモプラスチ
    ックの絶縁成形物である請求項1に記載のソケット型電
    気コネクタ。
  18. 【請求項18】上記サーモプラスチックは、ポリ(フェ
    ニルスルホン)、ポリ(フェノールサルフェイド)及び
    液晶ポリマから選択される請求項17に記載のソケット
    型電気コネクタ。
JP63110339A 1987-06-04 1988-05-06 ソケット型電気コネクタ Expired - Lifetime JPH0665101B2 (ja)

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JPH0665101B2 true JPH0665101B2 (ja) 1994-08-22

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