JPH0664814B2 - デイスク再生及び/又は記録装置 - Google Patents

デイスク再生及び/又は記録装置

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JPH0664814B2
JPH0664814B2 JP60197952A JP19795285A JPH0664814B2 JP H0664814 B2 JPH0664814 B2 JP H0664814B2 JP 60197952 A JP60197952 A JP 60197952A JP 19795285 A JP19795285 A JP 19795285A JP H0664814 B2 JPH0664814 B2 JP H0664814B2
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disk
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gear
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好一 石松
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下、本発明は次の順序で説明される。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G−1 ディスク再生装置の概略的構成 (第1図,第2図,第3図,第4図及び第5図) G−2 ディスク移送体の構成 (第1図,第2図及び第3図) G−3 回動アームの構成 (第1図,第3図,第4図及び第5図) G−4 回動アームの回動機構 (第1図,第4図,第6図及び第7図) G−5 減速歯車列の手動操作機構 (第1図,第4図,第6図及び第7図) G−6 ディスク押圧部材のディスクテーブルへの接離
制御手段 (第7図及び第8図) G−7 手動操作によるディスク移送体11のロック解除
機構 (第1図,第6図及び第9図) G−8 手動操作による光ディスク1の保持解除操作及
びディスク移送体11のロック解除操作 (第1図,第7図,第10図,第11図及び第12図) H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、光ディスク等のディスクが載置されるディス
ク移送体を筺体に対し出没自在に設け、上記ディスク移
送体を介して上記ディスクを筺体内のディスク回転駆動
位置に移送して装着するようにしたディスクプレーヤ等
のディスク再生およず/又は記録装置に関する。
B.発明の概要 本発明は、ディスクが載置される筺体に対して出没自在
に移動されるディスク移送体と、このディスク移送体が
上記筺体に収納されたとき、モータによって減速歯車列
を介して回動される回動アームと、この回動アームに回
動自在に支持され、上記ディスク移送体によってディス
クテーブル上に移送されたディスクを保持するデイスク
押圧部材とを備えてなるディスク再生及び/又は記録装
置において、上記減速歯車列の歯車を外部より手動操作
により操作可能とし、上記回動アームを手動操作により
回動させることにより、上記モータの故障又は停電等に
よって上記回動アームの回動が不能になった場合であっ
ても、ディスク押圧部材によりディスクテーブルに保持
されたディスクの保持状態を解除し得るようになしたも
のである。
C.従来の技術 従来、光ディスクを記録媒体に用いたディスクプレーヤ
において、上記光ディスクが載置されるディスク移送体
をモータにより移送操作し、プレーヤ本体を構成する筺
体に対し出没自在となるように設け、上記ディスク移送
体を介して上記光ディスクを装置本体内に設けたディス
ク回転駆動装置のディスクテーブル上に移送操作なすと
ともに、このディスクテーブル上に載置された光ディス
クを、モータによって回動操作され、又は上記ディスク
移送体の移送機構に関連して設けられる回動アーム先端
に回転自在に支持されたディスク押圧部材により押圧保
持するように構成したものが、実開昭59−36060号(実
願昭57−130854号)公報によって開示され、また実願昭
60−290290号において提案されている。
D.発明が解決しようとする問題点 上記実開昭59−360360号公報において開示され、また実
願昭60−290290号において提案されているディスクプレ
ーヤは、光ディスクを載置したディスク移送体を筺体内
に移動操作し、回動アーム先端に設けたディスク保持部
材により上記光ディスクをディスクテーブルに押圧保持
させるローディング操作及び上記回動アームを回動操作
してディスク押圧部材による光ディスクのディスクテー
ブルへの押圧保持を解除し、次いでディスク移送体を筺
体外方へ移送操作するアンローディング操作の全てをモ
ータのみによって行っている。
そのため、光ディスクがディスクテーブルにディスク押
圧部材により保持されたままの状態で、ディスク移送体
を移送操作し、ディスク押圧部材を支持した回動アーム
を回動操作するモータが故障し、あるいはディスク移送
体を移送する移送機構、回動アームを回動操作する回動
機構に障害が発生し、あるいはまた電源部の故障や停電
が発生したような場合には、上記光ディスクの保持を解
除できなくなってしまう。ひいては、光ディスクのアン
ローディング操作を行うことができなくなり、上記光デ
ィスクを装置内から取り外すことができなくなってしま
う。そして、光ディスクを取り外すため、ディスク移送
体を筺体外方へ引出すようになすと、ディスク移送体の
移送機構や回動アームの回動機構を損傷させ、あるいは
光ディスクに損傷を与えてしまう。
また、光ディスクは上方信号の高密度記録が可能なこと
から、コンピュータのスレーブ記憶装置の記録媒体とし
て用いられる。このスレーブ記憶装置の記録媒体に光デ
ィスクを用いたとき、この光ディスクを再生する再生装
置を前述したディスクプレーヤと同様に、光ディスクの
ローディング操作及びアンローディング操作の全てをモ
ータによって行うように構成したものであっては、ディ
スク移送体を移送操作し、ディスク押圧部材を支持した
回動アームを回動操作するモータが故障し、あるいはデ
ィスク移送体を移送する移送機構、回動アームを回動操
作する回動機構に障害が発生し、あるいはまた電源部の
故障や停電が発生し、光ディスクのディスクテーブルへ
の保持が解除できず、また光ディスクの取り外しが行え
ないと、コンピュータの制御ができなくなる虞がある。
そこで、上述の如き障害や停電が発生した場合にあって
も、光ディスクを速やかに再生装置から取り外し、他の
バックアップ用の再生装置に装着させる必要性もある。
そこで、本発明は、モータの故障やディスク移送体の移
送機構等の機構部の障害、あるいは停電等が発生した場
合であっても、ディスクテーブル上に保持されているデ
ィスクの保持を解除し、ディスクの保護を図るようにな
すとともに、ディスクの装置内からの取り外しを行うこ
とを可能となし、ディスク移送体の移送機構等の機構部
の保護を達成し得るディスク再生及び/又は記録装置を
提供することを目的とする。
また、本発明は、コンピュータのスレーブ記憶装置の再
生装置に適用した場合には、再生装置がいかなる状態に
なったとしてもディスクの交換を可能として、コンピュ
ータの動作を停止させることなく使用させることを可能
とする装置を提供することを目的とする。
E.問題点を解決するための手段 本発明は、上述の如き目的を達成するため、ディスクが
載置され筺体に対して出没自在に移動されるディスク移
送体と、このディスク移送体が上記筺体に収納されたと
き、モータによって減速歯車列を介して回動される回動
アームと、この回動アームに回動自在に支持され、上記
ディスク移送体によってディスクテーブル上に移送され
たディスクを保持するデイスク押圧部材とを備えててる
ディスク再生及び/又は記録装置において、上記減速歯
車列の歯車を外部より手動操作するための操作部を設
け、この操作部の操作により上記回動アームを回動させ
て、上記ディスク押圧部材により上記ディスクテーブル
に保持されたディスクの保持状態を解除し得るように構
成したものである。
F.作用 本発明は、ディスク押圧部材を支持した回動アームを回
動せしめる減速歯車列の歯車を外部より手動操作する操
作部を操作することにより、上記回動アームが回動操作
され、上記ディスク押圧部材によりディスクテーブルに
保持されたディスクの保持状態が解除される。
G.実施例 以下、本発明の適用したディスク再生装置の一実施例を
図面を参照しながら説明する。
G−1 ディスク再生装置の概略的構成 (第1図,第2図,第3図,第4図及び第5図) 本発明が適用されるディスク再生装置は、光ディスク1
を情報信号記録媒体として用いるものであって、コンピ
ュータ制御用の情報信号を記録した光ディスク1に半導
体レーザから出射される光ビームを照射し、上記情報信
号を読み取り再生するように構成された光学式のもので
ある。
このディスク再生装置は、第2図に示すような再生装置
本体を構成する筺体2内に配設されるシャーシ3を介し
て、第1図に示すように光ディスク1が載置装着される
ディスクテーブル4を備えたディスク回転駆動装置5を
取付け、光ディスク1に記録れれた情報信号を読み取り
走査する光ビームを出射する半導体レーザを内蔵させた
光学ピックアップ装置6を取付けている。
上記ディスク回転駆動装置5は、第4図及び第5図に示
すようにスピンドルモータ7の駆動軸に一体的に連結さ
れたセンタースピンドル8にディスクテーブル4を一体
的に取付けている。また、ディスクテーブル4の中央部
には、センタースピンドル8を介してセンタリング部材
9がバネで付勢され上記センタースピンドル8の軸方向
に上下動自在に取付けられている。
また、光学ピックアップ装置6は、ディスクテーブル4
上に載置装着される光ディスク1の信号記録面に対向し
て配慮され、シャーシ3に取付けられるガイド軸を介し
て上記光ディスク1の内外周径方向に亘って移動自在に
支持され、リニヤモータ10により移動操作される。
G−2 ディスク移送体の構成 (第1図,第2図及び第3図) 上述のようにディスク回転駆動装置5及び光学ピックア
ップ装置6を設けたディスク再生装置には、ディスクテ
ーブル4上に光ディスクを移送し、またディスクテーブ
ル4に載置されている光ディスク1を筺体2の外方へ移
送するディスク移送体11が、上記筺体2に対し出没自在
に設けられている。このディスク移送体11は、平板な略
方形状に形成され、上面側には、光ディスク1の外径と
略同径のディスク収納凹部12が、形成させられている。
このディスク収納凹部12の底部には、板バネにより付勢
され上下動可能に取付けられたディスク支持板13が設け
られている。このディスク支持板13には、載置される光
ディスク1の保護を図るため、ゴム等の弾性部材からな
るディスク支持部材14が取付けられている。また、ディ
スク収納凹部12の両側には、光ディスクの挿脱時にこの
光ディスク1への指掛け用の切欠部12a,12bが設けられ
ている。また、上記ディスク収納凹部12の筺体2の内方
側に位置する上方縁部分には、このディスク収納凹部12
に収納された光ディスク1の浮き上がりを防止する浮き
上がり防止片12cが内方へ突出して設けられている。さ
らに、ディスク移送体11の底部及びディスク支持板13に
は、このディスク移送体11が筺体2内に収納されたと
き、ディスク回転駆動装置5及び光学ピックアップ装置
6が進入する略U字状の切欠部16,17が中央部から後方
側に亘って形成されている。
このように構成されたディスク移送体11は、シャーシ3
の両側に取付けた一対のスライドガイド軸18に後方側両
側に取付けた軸受部20をそれぞれ挿通させてスライド自
在に取付けられ、筺体2の前面に設けた移送体挿脱口22
を介して上記筺体12に対し出没自在となされている。上
記一方の軸受部20の一端面は、ディスク移送体11を筺体
2の外方へ引出したとき一方のスライドガイド軸18の一
端部に取付けられたダンパ23に当接し、上記ディスク移
送体11の筺体2外方への引出し位置を規制する引出し位
置規制面24となされている。また、図示しない他方の軸
受部21が取付けられる側には、図示しないが筺体2の前
面壁内面に当接し、ディスク移送体11の筺体2外方への
抜け出しを規制する抜け出し防止片が設けられている。
また、筺体2の内方側シャーシ3上には、ディスク移送
体11が上記筺体2内方へ移動され、ディスク収納凹部12
内に載置された光ディスク1の中心孔1aがセンタースピ
ンドル8に対向する位置に至るまで挿入されたとき、上
記ディスク移送体11の後端が当接し、このディスク移送
体11の挿入位置を規制するストッパピン25と支軸26が植
立されている。この支軸26には、上記ディスク移送体11
が上記ストッパピン25及び支軸26に当接するまで筺体2
内に挿入されたとき、上記ディスク移送体11の一側側の
後端に植立したロックピン27が係合し、上記ディスク移
送体11をロックするロックレバー28が取付けられてい
る。このロックレバー28は、先端側に上記ロックピン27
が係合する係合凹部29を設け、基端側に形成したコ字状
部30を上記支軸26に支持させ、この支軸26に巻装され一
端の上記コ字状部の立上がり壁に係止させ他端をシャー
シ3に取付けた係止片31aに係止させたねじりコイルバ
ネ31により第3図中矢印A方向に回動付勢されて取付け
られている。また、上記ロックレバー28は、中途部一側
から筺体2の側方に延在された回動操作片21を上記係止
片31aに係止させ、先端がディスク移送体11の移動方向
に対向するように回動付勢位置が規制されている。さら
に、ロックレバー28の先端一側は、ロックピン27の円滑
な係合をガイドするように円弧状の傾斜面として形成さ
れている。
また、上記ロックレバー28のコ字状部30の一端には、シ
ャーシ3上に取付けられたソレノイドプランジャー33の
プランジャーロッド34に連結された連結杆35の一端に連
結され、上記ロッドレバー28は上記ソレノイドプランジ
ャー33によりねじりコイルばね31の付勢力に抗して第3
図中反矢印A方向に回動され、係合凹部29に係合したロ
ックピン27のロックを解除せしめる。
そして、上記ロックレバー28上には、係合凹部29にロッ
クピン27が係合し、ディスク移送体11が上記ロックレバ
ー28にロックされたことを検出する検出手段となるフォ
トインタラプタ36の発光素子及び受光素子間を開閉する
遮蔽板37がロックレバー28の先端に植立した支軸38を介
して回動自在に取付けられている。この遮蔽板37は、コ
字状に折曲形成した折曲部39の一側を上記係合凹部29に
臨ませ、一端をロックレバー28に係止させた引張りバネ
40により第3図中矢印B方向に回動付勢され、先端側一
側をロックレバー28のコ字状部30の一側に当接させて回
動位置が規制されて取付けられている。そして、この遮
蔽板37は、上記ロック凹部29にロックピン27が係合する
とロックピン27により折曲部39の一側が押圧されて引張
りバネ40の付勢力に抗して第3図中反矢印B方向に回動
され、フォトインタラプタ36の発光素子及び受光素子間
を開放し、ディスク移送体11がロックされたことを検出
させる。
さらに、筺体2の内方側シャーシ3上には、ロックレバ
ー28にロックされているディスク移送体11を筺体2の外
方へ排出操作するディスク移送体排出レバー41は、シャ
ーシ3上に植立した支軸42に基端側を枢支して回動自在
に取付けられるとともに、上記支軸42に巻装され一端を
シャーシ3の一部を切起して形成した係止片44に係止さ
せ他端を上記排出レバー41の基端側を折曲して形成した
コ字状の折曲部の一側に当接させて取付けられるねじり
コイルバネ43により上記ディスク移送体11を筺体2の外
方へ排出する方向である第3図中矢印C方向に回動付勢
され、シャーシ3の一部を切起して形成された回動位置
規制片45により回動付勢位置を規制されて取付けられて
いる。上記ディスク移送体排出レバー41の先端には、デ
ィスク移送体11の後端面を押圧するゴム等の弾褥体から
なるディスク移送体押圧ローラ46が支軸47を介して取付
けられている。また、回動位置規制片45には、ディスク
移送体排出レバー41が当接したときの衝撃を吸収し消音
作用をなすゴム等の弾褥体からなるダンパー49が巻装さ
れている。
上述の如く取付けられたディスク移送体排出レバー41
は、ディスク移送体11が筺体2の内方へ挿入されると
き、上記ディスク移送体11の後端部に取付けられた押圧
ブロック48の後端面でディスク移送体押圧ローラ46が押
圧され、ねじりコイルバネ34の付勢力に抗して第3図中
反矢印C方向に回動される。そして、上記ねじりコイル
バネ43に弾発力を蓄積させておく。一方、ディスク移送
体11のロックが解除されると、上記ディスク移送体排出
レバー41は、ねじりコイルバネ43の弾発力を受けて第3
図中矢印C方向に回動され、ディスク移送体押圧ローラ
46によってディスク移送体11を押圧し、このディスク移
送体11を筺体2の外方へ移動させる。
G−3 回動アームの構成 (第1図,第3図,第4図及び第5図) さらにまた、シャーシ3上には、このシャーシ3に取付
けられたディスク回転駆動装置5を覆うようにして回動
アーム50が取付けられている。この回動アーム50は、デ
ィスク押圧部材51が回転自在に取付けられるディスク押
圧部材取付け部52の両側から一対の支持杆53,54を延在
して略コ字状に形成されている。そして、上記回動アー
ム34は、一対の支持杆53,54の端部をシャーシ3の後端
側両側に立上るように設けた支持片55,56に支軸57を介
して取付けられ、ディスクテーブル4に対し接離するよ
うに回動可能に支持されている。この回動アーム34のデ
ィスク押圧部材取付け部52の両側には、ディスクテーブ
ル4側へ近接回動されたとき、ディスク移送体11のディ
スク収納凹部12内に設けた板バネにより付勢されたディ
スク支持板13を下方へ押圧し、このディスク支持板13上
に載置されている光ディスク1をディスクテーブル4に
載置操作するディスク支持板押圧突起58が一対ずつ取付
けられている。
また、上記回動アーム34のディスク押圧部材取付け部52
には、上記ディスクテーブル4と対向して、ディスク移
送体11によって移送されディスクテーブル4上に載置さ
れた光ディスク1を押圧保持するディスク押圧部材51が
回動自在に取付けられる。このディスク押圧部材51は、
リング状のマグネット59が取付けられるマグネット保持
体59aを上記ディスク押圧部材取付け部52に穿設した挿
通孔60に挿通させ、上下に設けたフランジ部59b,59cで
抜け止めが図られて取付けられる。また、ディスク押圧
部材51の中心部には、センタースピンドル8の先端に嵌
合するスラスト軸受61が設けられている。そして、上記
ディスク押圧部材51は、上記回動アーム34がディスクテ
ーブル4側へ近接回動されると、リング状のマグネット
59が磁性体により形成されたディスクテーブル4に吸引
されこのディスクテーブル4上に載置されている光ディ
スク1を押圧保持する。このように光ディスク1を押圧
保持したとき、上記ディスク押圧部材51は、上記ディス
クテーブル4及び光ディスク1と一体化されて回転駆動
可能となる。
G−4 回動アームの回動機構 (第1図,第4図,第6図及び第7図) 上述のように、ディスク押圧部材51を回動自在に支持し
た回動アーム34は、筺体2の移送体挿脱口22が設けられ
た前面パネル62の内側面側にこの前面パネル62と平行に
フレーム側板63,64を介して取付けられる取付け基板65
に取付けられる駆動モータ66により減速歯車列67を介し
て回動操作される。上記駆動モータ66は、第1図,第6
図及び第7図に示すように駆動軸68の先端に取付けた駆
動歯車69を上記取付け基板65の回動アーム34と対向する
面側に突出させて、上記取付け基板65に植立されたビス
螺合ピン70にビス71により取付けられる押圧支持板72に
より押圧支持されて取付けられる。また、上記減速歯車
列67は、駆動モータ66の小径の駆動歯車69に噛合する大
径ギヤ部73aと小径ギヤ部73bを同軸に一体に形成した駆
動力伝達歯車73と、この伝達歯車73の小径ギヤ部73bに
噛合する大径ギヤ部74aと小径ギヤ部74bを同時に一体に
形成した中間歯車74と、この中間歯車74の小径ギヤ部74
bに噛合する大径ギヤ部75aと小径ギヤ部75bを同軸に一
体に形成した揺動歯車75と、この揺動歯車75の小径ギヤ
部75bに噛合する回動アーム操作レバー操作用の操作歯
車76とにより構成されている。
上述のように減速歯車列67は、駆動モータ66側から順次
小径ギヤ部を大径ギヤ部に噛合させてなるので、上記駆
動モータ66の回転スピードの減速が行われる。
上記減速歯車列67の操作歯車76の端面には、軸心に対し
偏心して回動アーム操作レバー77の中途部に穿設した長
手方向に長孔となされたカム孔78に係合する駆動ピン79
が穿設されている。この駆動ピン79が係合する上記回動
アーム操作レバー77は、略コ字状に折曲した基端部80を
取付け基板65の一側に植立した支軸81を枢支させ、この
支軸81を中心にして第7図中矢印D及びE方向に接動す
るように回動可能に取付けられている。すなわち、この
回動アーム操作レバー77は、操作歯車76が180度回転す
るごとに駆動ピン79のカム孔78に対する往復動方向が切
換わり第7図矢印D方向又はE方向への回動が選択され
る。また、上記回動アーム操作レバー77の遊端には、回
動アーム操作ピン82が植立されている。この回動アーム
操作ピン82は、回動アーム50の先端に立上がり形成した
立上り壁83に穿設したカム孔84に係合させられている。
そして、回動アーム操作レバー77が支軸81を中心にして
第5図中矢印D及びE方向に揺動回動させられることに
より、回動アーム50は先端側に取付けたディスク押圧部
材51をディスクテーブル4に対し接離させるように回動
させられる。
すなわち、ディスク移送体11が筺体2の内方へ移送され
ロックレバー28にロックされて、ロックピン27により遮
蔽板37が回動されフォトインタラプタ36により上記ロッ
ク状態が検出されると、上記駆動モータ66が駆動を開始
し、減速歯車列67が回動される。この減速歯車列67が回
動すると操作歯車76に設けた駆動ピン79が偏心して回動
して回動アーム操作レバー77のカム孔78に沿って移動
し、上記回動アーム操作レバー77を回動させる。そし
て、この回動アーム操作レバー77が回動されると、遊端
に設けた回動アーム操作ピン82が回動アーム50のカム孔
84に沿って移動しこの回動アーム50をディスクテーブル
4に対し接離させるように回動させる。
G−5 減速歯車列の手動操作機構 (第1図,第4図,第6図及び第7図) ところで、減速歯車列67を構成する駆動ピン79を設けた
操作歯車76は、取付け基板65に軸受85を介して回動自在
に取付けられた手動操作軸86の一端に取付けられてい
る。この手動操作軸86の他端は、前面パネル62に設けた
軸回動用のドライバー等が差し込まれる挿入孔87に臨ま
されている。また、揺動歯車75は、手動操作軸86に回動
自在に取付けられた回動レバー88の一端に植立した支軸
89に取付けられ、操作歯車76及び中間歯車74に噛合され
ている。
上記手動操作軸86には、操作歯車76を手動操作したと
き、この操作歯車76の端面に取付けられた後述するディ
スク移送体11のロック解除機構を構成する噛み合いレバ
ー90に噛み合って回動せしめる係合操作片91を初期位置
に復帰させるように上記操作歯車76を回動操作する揺動
歯車復帰レバー92が回動可能に取付けられている。
そして、上記回動レバー88の中途部に突設した係止片88
aと揺動歯車復帰レバー92の基端側に突設した係止片92a
間には、引張りバネ93が張設され、これら回動レバー88
と揺動歯車復帰レバー92は、相対向する先端側が近接す
る方向である互いに逆廻り方向に回動付勢されている。
すなわち、回動レバー88は第4図中矢印F方向に、揺動
歯車復帰レバー92は第4図中矢印G方向に回動付勢され
ている。また、上記回動レバー88及び揺動歯車復帰レバ
ー92の先端側は、噛み合いレバー90に植立した係止ピン
94に当接され回動付勢位置が規制されている。なお、上
記回動レバー88は、揺動歯車75が操作歯車76及び中間歯
車74間に回転駆動力を伝達し得る噛合力をもって噛合す
る位置において回動付勢位置が規制されている。
ところで前述した減速歯車列67の駆動力伝達歯車73及び
中間歯車74は、取付け基板65に植立される支軸95,96に
枢支されて取付け位置を固定している。そして、中間歯
車74に噛合する揺動歯車75を揺動可能に取付けている。
ここで手動操作軸86をドライバー等により第7図中矢印
X方向の右廻り方向に回動操作すると、減速歯車列67の
減速ギヤ比から駆動モータ66のマグネットの負荷を受け
ている駆動力伝達歯車73及び中間歯車74は回動されるこ
となく上記揺動歯車75に回動を阻止する負荷を与える。
そして、揺動歯車75を取付けた回動レバー88は、上記手
動操作軸86の回動方向に回動され、上記揺動歯車75が中
間歯車74との噛合が解除され、上記駆動モータ66のマグ
ネットの負荷が遮断される。その結果、手動操作軸86先
端に取付けた操作歯車76は、上記手動操作軸86の回動操
作方向(第6図中矢印X方向)に回動自由となる。この
操作歯車76が回動自由になることから手動操作により回
動アーム操作レバー77の回動操作が行われ、回動アーム
50に設けたディスク押圧部材51のディスクテーブル4に
対する接離が行われる。そして、上記ディスク押圧部材
51によりディスクテーブル4に保持されている光ディス
ク1の保持状態の解除が可能となる。
G−6 ディスク押圧部材のディスクテーブルへの接離
制御手段(第7図及び第8図) ところで、ディスク押圧部材51を取付けた回動アーム50
は、上述したように操作歯車76に取付けた駆動ピン79が
回動することにより揺動する如く第7図中矢印D方向及
びE方向に回動させられる回動アーム操作レバー77によ
りディスクテーブル4に対して接離される構成となって
いるので、上記感動アーム50を回動させる駆動モータ66
は一方向回動モータが用いられている。
そして、上記駆動モータ66は、ディスク移送体11のロッ
ク状態が検出されて駆動を開始して回動アーム50を回動
せしめディスク押圧部材51がディスクテーブル4に吸着
され光ディスク1を保持させるに至ったときと、全面パ
ネル62に設けたイジェクト釦99が操作されて再び駆動を
開始して駆動アーム509を回動せしめ、ディスク押圧部
材51がディスクテーブル4から離間し光ディスク1の保
持の解除を完了した位置で停止されるように制御され
る。この制御手段としては、例えば第8図に示すように
対をなす第1及び第2のフォトインタラプタ101,102
と、これらフォトインタラプタ101,102を開閉操作する
手動操作軸86にカシメて取付けられた扇状の遮蔽板103
とにより構成されたものが用いられる。上記第1及び第
2のフォトインタラプタ101,102は、手動操作軸86を挟
んで相対向して設けられ、上記遮蔽板103はディスク押
圧部材51がディスクテーブル4から離間した位置に置く
ように回動アーム50を操作した初期位置に操作歯車76に
設けた駆動ピン79が位置するとき、上記フォトインタラ
プタ101,102の各発光素子及び受光素子を遮蔽しない形
状に形成されている。そして、駆動モータ66が駆動され
回動アーム操作レバー77を第7図中矢印D方向に回動さ
せるように操作歯車76が第8図中矢印H方向に回動を開
始すると、上記遮蔽板103は第1のフォトインタラプタ1
01の発光素子及び受光素子間を遮蔽する。さらに操作歯
車76が回動され、ディスク押圧部材51がディスクテーブ
ル4に吸着される位置に至ると上記遮蔽板103により上
記第1のフォトインタラプタ101の発光素子及び受光素
子間の遮蔽が解除され、受光素子により発光素子からの
光が検出されると上記ディスク押圧部材51による光ディ
スク1のディスクテーブル4への押圧保持が完了したこ
とが検出され駆動モータ66が停止される。
また、上記ディスク押圧部材51が光ディスク1を保持し
た状態でイジェクト釦99が操作されて再び駆動モータ66
が駆動され回動アーム操作レバー77を第7図中矢印E方
向に回動させるように操作歯車76が第8図中矢印H方向
にさらに回動を開始すると、上記遮蔽板103は、第2の
フォトインタラプタ102の発光素子及び受光素子間を遮
蔽する。さらに操作歯車76が回動され、ディスク押圧部
材51がディスクテーブル4から完全に離間された位置に
至ると上記遮蔽板103により上記第2のフォトインタラ
プタ102の発光素子及び受光素子間の遮蔽が解除され、
受光素子により発光素子からの光が検出されると上記デ
ィスク押圧部材51による光ディスク1のディスクテーブ
ル4からの押圧解除が完了したことが検出され駆動モー
タ66が停止される。
さらに、この検出出力によりディスク移送体11をロック
するロックレバー28を回動操作するソレノイドプランジ
ャー33が動作されて上記ディスク移送体11のロックが解
除される。そして、ディスク移送体11は移送体排出レバ
ー41により筺体2の外方へ排出される。
G−7 手動操作によるディスク移送体11のロック解除
機構(第1図,第6図及び第9図) また、本発明が適用されるディスク再生装置には、減速
歯車列67の手動操作機構に関連して、ロックレバー28に
よるディスク移送体11のロックを手動操作により解除す
るロック解除機構が設けられている。このロック解除機
構は、第9図に示すように取付け基板65に取付けられた
噛み合いレバー90と、この噛み合いレバー90に噛み合っ
て回動せしめる前記操作歯車76の端面に設けられた係合
操作片91と、上記噛み合いレバー90により回動される一
方のフレーム側板63の内側面に回動自在に取付けられた
L字状レバー105と、上記フレーム側板63の内側面にス
ライド自在に取付けられ一端を上記L字状レバー105に
枢支させ他端に形成されたL字状の係合片106aをロック
レバー28に形成した回動操作片32に係合させたスライド
操作レバー106とから構成されている。
上記噛み合いレバー90は、取付け基板65の一側に植立し
た支軸107に中途部に形成したコ字状の枢支部90aを枢支
させて回動可能に取付けられる。そして上記支軸107に
巻装され一端を取付け基板65に植立した支軸81に係止さ
せた他端を上記枢支部90aの一側に係止させたねじりコ
イルバネ109により第9図中矢印I方向に回動付勢され
るとともに、回動レバー88及び揺動歯車復帰レバー92が
当接する係止ピン94を取付け基板65に切欠形成された円
弧状の係合溝110の一端に係止させ回動付勢位置が規制
されて取付けられる。このとき、上記噛み合いレバー90
は、操作歯車76に設けた係合操作片91から離間しこの係
合操作片91との噛み合いが解除された位置にあり、手動
操作軸86が手動操作され揺動歯車75が取付けられた回動
アーム88が引張りバネ93の付勢力に抗して回動され、上
記回動アーム88によって係止ピン94が押圧されて第9図
中矢印I方向に回動されたとき、先端の一側面に設けた
噛み合い面111に上記係合操作片91が係合し噛み合うよ
うに取付けられている。
またL字状レバー105は、フレーム側板63内側面に支軸1
12に枢支されて回動可能に取付けられ、一端を上記噛み
合いレバー90の基端側に係合させ、他端を枢支ピン113
を介してスライド操作レバー106の一端に回動可能に取
付けられている。
さらに、スライド操作レバー106は、フレーム側板63に
植立したスライドガイドピン1145に長手方向に長径とれ
たスライド孔115を係合させてスライド可能に取付けら
れるとともに上記フレーム側板63に一端を係止させた引
張りバネ116により第9図中矢印J方向にスライド付勢
されロックレバー28を操作しない方向に付勢されてい
る。
上述のように構成されたロック解除機構は、手動操作軸
86が手動操作されて回動レバー88が回動されて噛み合い
レバー90が回動され、操作はくるま76に設けた係合操作
片91が噛み合い面111に噛み合い噛み合いレバー90がね
じりコイルバネ109の付勢力に抗して回動されるとL字
状レバー105が回動されてスライド操作レバー106が引張
りバネ116に抗してスライドされると、ロックレバー28
を回動操作してロック状態にあるディスク移送体11のロ
ックを解除し、このディスク移送体11を筺体2の外方へ
排出するように操作する。
G−8 手動操作による光ディスク1の保持解除操作及
びディスク移送体11のロック解除操作 (第1図,第7図,第10図,第11図及び第12図) 前述した如く構成されたディスク再生装置において、デ
ィスクテーブル4上に保持された光ディスク1の保持解
除操作及びディスク移送体11のロック解除を行ない筺体
2の外方に排出する操作を説明する。
ディスク収納凹部12に光ディスク1を収納したディスク
移送体11を手動によって筺体2内に挿入しロックレバー
28にロックさせて駆動モータ66を駆動させて減速歯車列
67を介して回動アーム50を回動させ、ディスク押圧部材
51をディスクテーブル4に吸着させ光ディスク1を上記
ディスクテーブル4に保持させ、ディスク回転駆動装置
5より上記光ディスク1の回転駆動が可能な状態である
第10図に示す如きローディング状態において、上記駆動
モータ66の駆動が不能になったような場合、手動操作軸
86をドライバー等により筺体2の外方から回動操作す
る。このとき、手動操作軸86は、揺動歯車75を中間歯車
74から離間させるように回動アーム88を回転させる第1
図中矢印K方向の一方向にのみ回動可能である。
そして、上記手動操作軸86が回動されると、揺動歯車75
を取付けた回動レバー88が第4図中矢印L方向に回動さ
れ、上記揺動歯車75は中間歯車74との噛合位置から排出
され、操作歯車76への駆動モータ66のマグネット負荷が
遮断され、上記操作歯車76の手動操作による回動が可能
となる。この状態で手動操作軸86を操作して上記操作歯
車76を回動せしめ、駆動ピン79が第11図に示す位置まで
回動され、回動アーム操作レバー77のカム孔78の遊端側
に位置すると、上記回動操作レバー77はシャーシ3面か
ら最も浮上された位置に回動させられ、回動アーム50を
ディスクテーブル4から最も離間させた位置へ回動さ
せ、ディスク押圧部材51を上記ディスクテーブル4から
離間させる。そして、ディスク押圧部材51による光ディ
スク1のディスクテーブル4への押圧保持が解除され
る。
ところで、上述のように揺動歯車75が中間歯車74から離
間する方向に回動レバー88が回動されると噛み合いレバ
ー90がねじりコイルバネ109の付勢力に抗して回動さ
れ、噛み合い面111が上記操作歯車76に設けた係合操作
片91の回動軌跡中に臨む。
上記第11図に示す状態からさらに手動操作軸86を回動し
操作歯車76をさらに第11図中矢印L方向に回動すると、
第12図に示すように係合操作片91が噛み合い面111に係
合し、噛み合いレバー90をねじりコイルバネ109の付勢
力に抗して回動する。この噛み合いレバー106が回動さ
れると、前述の如くL字状レバー105を介してスライド
操作レバー106がスライドさせられ、ロックレバー28が
回動される。このロックレバー28が回動すると係合凹部
29からロックピン27が外れ、ロック状態にあるディスク
移送体11のロックが解除される。このロックが解除され
るとディスク移送体排出レバー41がねじりコイルバネ43
により回動され、ディスク移送体11は、ディスク移送体
押圧ロック46により後端面を押圧されて第1及び第2の
スライドガイド軸18,19にガイドされ第1図に示すよう
に筺体2の外方へ排出される。
なお、噛み合いレバー90は、手動操作により回動操作さ
れたとき基端側が支軸81に当接して回動が規制される。
そして手動操作軸86の回動も不能となる。
ところで、ロックレバー28を回動させる位置まで手動操
作軸86を回動した後、この手動操作軸86の操作を解除す
ると、噛み合いレバー90は、ねじりコイルバネ109によ
り初期位置へ復帰させられ、回動レバー88も回動させら
れ揺動歯車75を中間歯車74に噛合させる。そして、駆動
モータ66により回動アーム34を回動させ得る状態とな
る。
ところで、噛み合いレバー90が初期位置復帰するとき、
引張りバネ93の付勢力に抗して回動させられていた揺動
歯車復帰レバー92が回動させられる。この揺動歯車復帰
レバー92の回動により回動レバー88の復帰回動動作と噛
み合いレバー90の復帰回動動作の同期が図られるととも
に操作歯車76と揺動歯車75が同期して初期位置方向へ回
動させられ、回動レバー88を介して揺動する揺動歯車75
の操作歯車76及び中間歯車74への確実な噛合が図られ
る。
また、噛合レバー90が初期位置へ復帰する上述の状態で
は、操作歯車76に設けた係合操作片91は前記した第7図
に示すように上記噛み合いレバー90先端の噛み合い面11
1に対向する位置におかれ、再び手動操作軸86を回動し
たときただちに上記係合操作片91と噛み合い面111の係
合が図られ上記噛み合いレバー90の回動操作を行うこと
ができる。
従って、ロックレバー28の回動がされるディスク移送体
11のロック解除ができない場合が生じても再び上記手動
操作軸86を操作して迅速且つ確実にロック解除ができ
る。
H.発明の効果 上述のように本発明は、ディスクが載置される筺体に対
して出没自在に移動されるディスク移送体と、このディ
スク移送体が上記筺体に収納されたとき、モータによっ
て減速歯車列を介して回動される回動アームと、この回
動アームに回転自在に支持され、上記ディスク移送体に
よってディスクテーブル上に移送されたディスクを保持
するディスク押圧部材とを備えてなるディスク再生及び
/又は記録装置において、上記減速歯車列の歯車を装置
外部より手動操作により操作可能とし、上記回動アーム
を手動操作により回動させることを可能となしたので上
記モータの故障やディスク移送体の移送機構等の機構部
の障害、あるいは停電等が発生した場合であっても、デ
ィスクテーブル上に保持されているディスクの保持を解
除し、ディスクの保護を図ることができ、さらにディス
クの装置内からの取り外しを行うことが可能となり、デ
ィスク移送体の移送機構等の機構部の保護を達成するこ
とができる。
また、本発明をコンピュータのスレーブ記録装置の再生
装置に適用した場合には、再生装置がいかなる状態にな
ったとしてもディスクの交換を可能として、コンピュタ
の動作を停止させることなく使用させることが可能とな
る。
また、上述した実施例では、手動操作によりディスクの
保持状態の解除と同時にディスク移送体のロックを解除
し筺体外方への排出を行うので、ディスクの取外しを確
実に行え、ディスクの保護が確実となり、さらにこの取
外したディスクの他の装置への装着ができコンピュータ
の動作の停止を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるディスク再生装置の全体斜
視図、第2図は上記ディスク再生装置の外観斜視図、第
3図は上記ディスク再生装置の平面図、第4図は回動ア
ーム及び減速歯車列を示す正面図、第5図は回動アーム
とディスクテーブルを示す側面図、第6図は減速歯車列
及び回動アームの回動機構部を示す分解斜視図であり、
第7図は減速歯車列を回動アーム側から見た正面図、第
8図は駆動モータの駆動制御手段を示す平面図、第9図
はディスク移送体のロック解除機構の斜視図、第10図は
ディスクローディング状態を示す平面図、第11図は揺動
歯車を離間した状態の減速歯車列を示す正面図、第12図
は噛み合いレバーの噛み合い状態を示す平面図である。 1……光ディスク 2……筺体 3……シャーシ 4……ディスクテーブル 5……ディスク回転駆動装置 27……ローディングピン 66……駆動モータ 67……減速歯車列 79……駆動ピン 88……回動レバー 90……噛み合いレバー 91……係合操作片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクが載置され筺体に対して出没自在
    に移動されるディスク移送体と、 このディスク移送体が上記筺体に収納されたとき、モー
    タによって減速歯車列を介して回動される回動アーム
    と、 この回動アームに回動自在に支持され、上記ディスク移
    送体によってディスクテーブル上に移送されたディスク
    を保持するディスク押圧部材とを備えてなるディスク再
    生及び/又は記録装置において、 上記減速歯車列の歯車を外部より手動操作するための操
    作部を設け、 この操作部の操作により上記回動アームを回動させて、
    上記ディスク押圧部材により上記ディスクテーブルに保
    持されたディスクの保持状態を解除してなるディスク再
    生及び/又は記録装置。
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