JPH0664773A - 画像形成装置における無端ベルト搬送装置 - Google Patents

画像形成装置における無端ベルト搬送装置

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JPH0664773A
JPH0664773A JP4215979A JP21597992A JPH0664773A JP H0664773 A JPH0664773 A JP H0664773A JP 4215979 A JP4215979 A JP 4215979A JP 21597992 A JP21597992 A JP 21597992A JP H0664773 A JPH0664773 A JP H0664773A
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    • G03G2215/00151Meandering prevention using edge limitations

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ベルトの蛇行制御を高精度で行う。 【構成】少なくとも駆動ロールおよび張力付与ロールを
有する複数のロール間に無端ベルトを張架し駆動させる
無端ベルト搬送装置を有する画像形成装置において、弾
性部材から形成され表面に多数のスリット14aが形成
されるロール14と、該ロール14を回転自在に軸支す
る支持部材40と、前記ロール14の軸に回転自在に軸
支されるとともに、前記支持部材40に対してベルト1
1端部を弾性支持するベルト案内部材54とを備え、該
ベルト案内部材54のバネ定数を前記無端ベルト搬送装
置におけるベルト11の軸方向の剛性より小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法を用いる複
写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置におい
て、感光体ベルト、転写ベルト、中間転写ベルト等に用
いられる無端ベルト搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記画像形成装置においては、像担持体
の周囲にチャージコロトロン、露光装置、現像機、転写
コロトロン、クリーニング装置、除電ランプ等が配設さ
れており、チャージコロトロンにより像担持体に一様に
帯電した後、露光装置により像担持体上に静電潜像を形
成し、この静電潜像を現像機によりトナー像に現像した
後、このトナー像を搬送されてくる転写材に転写コロト
ロンにより転写し、クリーニング装置により像担持体上
の残留トナーを除去した後、除電ランプにより像担持体
の電荷を除去するという一連のプロセスで画像形成を行
っている。
【0003】前記画像形成装置において、像担持体、転
写材搬送体、中間転写体、連続用紙搬送体等に無端ベル
ト搬送装置を用いる方式がある。この無端ベルト搬送装
置は、無端ベルトを少なくとも駆動ロールおよび張力付
与ロールを有する複数のロールに張架し駆動させるよう
にしているが、ロールの配置に伴うロール同士の平行度
や、ロールの円柱精度、ベルト両側端の周長差等に起因
して、ベルトが搬送方向と直角な方向へ移動する現象、
すなわち蛇行現象が発生しこの蛇行現象が生じると、ベ
ルト上に形成される像あるいはベルト上に転写される像
が偏るため、良好な画像を得ることができないという問
題を有している。
【0004】この問題を解決する従来の方式を図15に
より説明する。図Aにおいては、支持部材1a、1b間
には軸受2a、2bを介してロール3が回転自在に軸支
され、ロール3上にベルト4が張架されている。ベルト
4の両端部には、ロール3の両端部に当接されるリブ4
aが形成され、このリブ4aによりベルト4の蛇行を規
制するようにしている。ベルト4はリブ4aを介してあ
る荷重Fで接触して駆動されるが、ベルト4両端部が凹
凸をもっていると、リブ4aに加わる荷重が増減してベ
ルト4はロール3の軸方向に蛇行し、ベルト4はロール
3とスリップするまで荷重が加わることになり、この荷
重は極めて大きいのでリブ4aはすぐに損傷して使用で
きなくなる。この荷重を減らし使用するためには、ロー
ル同士の平行度や、ロールの円柱精度、ベルト両側端の
周長差精度を向上させなければならない。
【0005】そのために、図15Bにおいては、ロール
3を弾性部材から形成し、その表面には輪切り状のスリ
ット3aを軸方向に多数設け、ベルト4の端部を支持部
材1aにガイドさせることにより、ベルト4の蛇行を規
制するようにしている。この場合には、荷重Fが加わる
とスリット3aによりロール3が軸方向に変位するた
め、ベルト4端部の損傷は防止できる。
【0006】ところで、カラー画像形成装置にこの無端
ベルト搬送装置を用いる場合には、ベルトの蛇行量の制
御を例えば0.1mmの高精度で行わないと色ズレとな
り大きな問題となる。ベルトの蛇行を高精度に制御する
場合、ベルト端部またはベルトのリブの形状により蛇行
制御の精度は左右されることになる。しかしながら、こ
のベルト端部またはベルトのリブの形状を完全に直線に
するのは不可能であり、そのために特開平4−1599
11号公報に示す方式が提案されている。
【0007】これを図16により説明すると、ロール3
には図15Bと同様に輪切り状のスリット3aが軸方向
に多数形成され、ロール3の側面と支持部材1aの間に
は、スラスト軸受5を介してベルト案内部材6が軸方向
に移動自在に軸支され、ベルト案内部材6と支持部材1
aの間にスプリング7が設けられ、この構成によりベル
ト4の端部はベルト案内部材6に弾性支持されている。
支持部材1aの反対側には、モータ8により回転される
カム9が設けられ、ロール3をその軸方向に傾動可能に
している。支持部材1aにはベルト案内部材6の位置を
検出するセンサ10が設けられ、ベルト案内部材6の位
置(すなわちベルト4の位置)を検出して、ロール3を
傾動しベルト4の蛇行を調整している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平4−15
9911号公報に示す方式においては、ベルト4は弾性
支持されたベルト案内部材6に接触して駆動され、ベル
ト端部の凹凸に沿ってベルト案内部材6が移動すること
により、ベルトの蛇行を制御している。従って、この方
式においては、ベルト案内部材6を弾性支持するスプリ
ング7のバネ定数を適切に設定しないと高精度な蛇行制
御ができないという問題を有している。
【0009】また、前記したロール3の傾動調整はベル
ト案内部材6に作用する平均荷重が変化する場合、すな
わち、ロール同士の平行度、ロールの円柱精度、ベルト
両側端の周長差が変化するとき、一般的には装置組立、
ベルトおよびロールの交換時に行えばよい。このとき、
ベルト交換後、最初にベルトを駆動するとき、ベルト案
内部材6がベルト端部により受ける荷重と釣り合った位
置になるまで所定時間ベルトを駆動させ、この釣り合っ
た位置がベルト位置となる。しかしながら、従来、この
ようなベルトの蛇行調整を画像形成とは別個に行われて
いなかった。
【0010】さらに、特開平4−159911号公報に
示す方式においては、ベルト案内部材6の位置を検出し
てロール3の傾きを調整しているが、ベルト端部の形状
を完全に直線にすることは不可能であり、そのためにこ
れを検出するとベルト端部の直線性が位置測定精度に影
響してしまい、この位置測定が正確に行われないと、ベ
ルト案内部材6に作用する平均荷重が所定値に設定でき
ず、ベルトの蛇行が発生してしまう。これが長期にわた
るとベルト端部がダメージを受け信頼性を低下させてし
まう。
【0011】本発明の第1の目的は、ベルト案内部材を
弾性支持するバネ定数を適切に設定し、高精度にベルト
の蛇行制御を行うことであり、また、本発明の第2の目
的はベルト蛇行調整モードを持ち、ベルトの位置検出を
高精度で行うことにより、高精度にベルトの蛇行制御を
行うことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、少なくとも駆動ロールお
よび張力付与ロールを有する複数のロール間に無端ベル
トを張架し駆動させる無端ベルト搬送装置を有する画像
形成装置において、弾性部材から形成され表面に多数の
スリットが形成されるロールと、該ロールを回転自在に
軸支する支持部材と、前記ロールの軸方向に移動自在に
軸支されるとともに、前記支持部材に対してベルト端部
を弾性支持するベルト案内部材とを備え、該ベルト案内
部材のバネ定数を前記無端ベルト搬送装置におけるベル
トの軸方向の剛性より小さくすることを特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、少なくと
も駆動ロールおよび張力付与ロールを有する複数のロー
ル間に無端ベルトを張架し駆動させる無端ベルト搬送装
置を有する画像形成装置において、弾性部材から形成さ
れ表面に多数のスリットが形成されるロールと、該ロー
ルを回転自在に軸支する支持部材と、前記ロールの軸方
向に移動自在に軸支されるとともに、前記支持部材に対
してベルト端部を弾性支持するベルト案内部材と、該ベ
ルト案内部材またはベルトの変位を検出する変位検出セ
ンサと、該変位検出センサの検出値により前記ロールを
傾動させる調整手段とを備え、該調整手段を画像形成サ
イクルと別個に動作させることを特徴とする。
【0014】なお、請求項2の発明において、ベルトに
設けられる検出部と、該検出部の位置を検出する位置検
出センサとを備え、ベルトを一定の位置に停止させて前
記変位検出センサによるベルト案内部材の変位を検出す
るようにしてもよいし、ベルトに設けられる検出部と、
該検出部の位置を検出する位置検出センサとを備え、該
位置検出センサの信号と同期して、前記変位検出センサ
によりベルト案内部材の変位を検出するようにしてもよ
いし、ベルトの幅方向に対してベルトの進行方向の長さ
が異なる検出部と、該検出部の位置を検出する位置検出
センサとを備え、該位置検出センサによりベルトの変位
と位置を検出するようにしてもよいし、ベルトまたはベ
ルト案内部材の変位から蛇行速度を算出し、該蛇行速度
が一定値以下になった場合にベルトを停止させるように
してもよい。
【0015】
【作用】本発明においては、蛇行制御の精度、ベルト端
部形状、ベルトとベルト案内部材との摺動耐荷重を決定
してベルト搬送装置の仕様の決定を行い、次に、ベルト
案内部材に加わる平均荷重、ロールの平行度、ロールの
円柱度、ベルト両端の周長差、ベルト張力、ベルトラッ
プ角度等からベルト搬送装置の軸方向の剛性を決定し、
最後にベルト蛇行量とベルト端部形状の関係からベルト
案内部材のバネ定数を決定する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図2は、本発明を転写材搬送ベルトに適用した
カラー画像形成装置の全体構成図である。なお、本発明
はこのような画像形成装置に限定されるものではなく、
単色の画像形成装置にも適用可能であり、また、転写材
搬送ベルトに限定されるものではなく、感光体ベルト、
中間転写ベルトにも適用可能である。
【0017】転写材搬送ベルト11は、誘電体フィルム
をコーティングした無端ベルト状からなり、少なくとも
駆動ロール12および張力付与ロール14を有する複数
のロール12、13、14、15に張架され、図示矢印
A方向に回動される。転写材搬送ベルト11の上面に対
向して、ブラック用、イェロー用、マゼンタ用、シアン
用の4組の画像形成ユニットK、Y、M、Cが配設され
ている。
【0018】各画像形成ユニットK、Y、M、Cは、感
光体ドラムからなる像担持体16、チャージコロトロン
17、潜像書き込み手段18、現像機19、転写コロト
ロン20、像担持体用クリーナ21等からなり、画像形
成ユニットK、Y、Mの下流側には、転写材除電コロト
ロン22が設けられ、像担持体16は、図示矢印方向に
回転される。
【0019】最終段の画像形成ユニットCの下流側に
は、剥離コロトロン23、剥離爪24が設けられ、さら
に、定着器25が設けられる。駆動ロール12の上流側
には、搬送ベルト除電コロトロン26およびクリーニン
グブレード27が配設される。また、駆動ロール12の
下流側には、転写材搬送ベルトの内側に吸着用コロトロ
ン30が配設され、吸着用コロトロン30に対向して転
写材吸着ロール31aが配設される。給紙トレイ28内
の転写材は、フィードロール29により転写材搬送ベル
ト11に搬送された後、吸着用ココロトロン30および
転写材吸着ロール31aにより、転写材搬送ベルト11
に吸着される。
【0020】上記カラー画像形成装置においては、像担
持体16はチャージコロトロン17により一様に帯電さ
れ、潜像書き込み手段18により原稿の像露光が行わ
れ、像担持体16上に静電潜像が形成される。現像機1
9においてトナーが像担持体16表面に接触されトナー
像が形成され、現像されたトナー像を転写コロトロン2
0において転写材搬送ベルト11上の転写材に転写後、
像担持体16上に残留しているトナーをクリーナ21に
より掻き落とすことにより、一連の画像形成サイクルを
行い、このサイクルを4組の画像形成ユニットK、Y、
M、Cにて行い、転写材搬送ベルト11により吸着搬送
される転写材上に複数のトナー像を順次重ねて転写する
ものである。
【0021】図3は本発明の無端ベルト搬送装置の1実
施例を示す斜視図である。前後一対のベルトフレーム3
1、32には、張力付与機構36が取り付けられる。張
力付与機構36は、ベルトフレーム31、32に固定さ
れるブラケット37と、ブラケット37の内側先端部に
その一端が固定されるスプリング38と、ブラケット3
7の外側に設けられるスライドレール39とからなる。
また、張力付与ロール14の両端部は、支持アーム40
に回動自在に軸支され、支持アーム40の内側には突起
部41が形成される。
【0022】そして、支持アーム40の突起部41がス
ライドレール39内に嵌合されるとともに、支持アーム
40の先端部40aはスプリング38に固定される。こ
れにより、支持アーム40はスプリング37の弾性力に
より図示D方向に付勢されベルトに所定のテンションが
付与される。
【0023】また、支持アーム40の先端部40a側に
おいてスプリング38には解除プレート42の一端が固
定され、解除プレート42の他端には曲折部42aが形
成され、この曲折部42aに解除用カム43、44が当
接される。解除用カム43、44は、ベルトフレーム3
1、32間に貫通されたカム軸45の両端に取り付けら
れ、前側のベルトフレーム31側のカム43には、解除
レバー46が設けられる。この構造により、解除レバー
46が図示の状態では、支持アーム40が付勢されベル
トにテンションが付与されるようになっており、ベルト
交換等の際に解除レバー46を倒すと、解除プレート4
2がスプリング38に抗して支持アーム40を引っ張る
ことにより、ベルトに作用するテンションを解除するよ
うになっている。
【0024】また、張力付与機構36のブラケット37
は、ベルトフレーム31、32に軸47を中心として回
動可能に取り付けられており、このブラケット37の回
動を制御するためのベルト移動用カム48、49が設け
られ、張力付与ロール14の軸を傾動させる傾動機構を
構成している。ベルトフレーム31、32間に貫通され
たカム軸50の両端に取り付けられ、2つのベルト移動
用カム48、49は、例えば、図でカム軸50がA方向
に回転したとき、手前側の支持アーム40がB方向に回
動し、奥側の支持アーム40が逆向きのC方向に回動す
るように配置されている。そして、カム軸50はモータ
51により回転駆動される。
【0025】図4は張力付与ロール14の軸方向に沿う
断面図である。張力付与ロール14は弾性部材から形成
され、その表面には輪切り状のスリット14aが軸方向
に多数形成されている。張力付与ロール14の回転軸1
4bは、軸受52を介して支持アーム40に支持されて
いる。張力付与ロール14の側面と支持アーム40の間
には、軸受53を介してベルト案内部材54が軸方向に
移動自在に軸支され、ベルト案内部材54と支持アーム
40の間にはスプリング55が設けられ、この構成によ
りベルト11の端部はベルト案内部材54に弾性支持さ
れている。一方の支持アーム部材40にはベルト案内部
材54の変位を検出する変位検出センサ56が設けられ
ている。この変位検出センサ56は、フォトセンサ等の
非接触式のセンサでもよいし、スプリング55の荷重を
直接検出する荷重センサである。なお、上記実施例にお
いては、張力付与ロール14に蛇行修正用の傾動機構を
設けているが、これに限定されるものではなく、他のロ
ールに傾動機構を設け、この傾動機構を前記カムにより
制御するようにしてもよい。
【0026】次に、本発明の特徴であるベルト11を弾
性支持するベルト案内部材54のバネ定数を設定する方
法について説明する。
【0027】図5は、図15Bで説明したベルト端部が
ベルト案内部材1aに接触させる方式を示し、ベルト1
1の駆動方向の位置をx、ベルト端部形状(ベルト中心
から端部までの距離)をE(x)とすると、ベルト案内
部材1a位置でのベルト蛇行量はB(x)=E(x)と
なる。またベルトからベルト案内部材に加わる荷重をF
(x)とするとF(x)=KA×E(x)+F0となる。
ここでF0 はベルト案内部材に加わる平均荷重であり、
ベルト搬送装置の構成、ベルトの周長差、ロール平行度
等により決まる。また、KA は定数で、無端ベルト搬送
装置の軸方向の剛性(軟らかさ)を示しており、図5に
おいてベルト11に軸方向に荷重Fを加えたときのベル
トの変位量yの関係、つまりKA =F/yである。
【0028】次に図4に示すような弾性支持されたベル
ト案内部材54について同様に考える。ベルト案内部材
の軸方向のバネ定数をKG とすると、ベルト案内部材は
平均荷重F0と釣り合った位置y0まで移動し、その後ベ
ルト案内部材はベルト端部の凹凸により変位し、その量
をy(x)とすると、ベルトからベルト案内部材に加わ
る荷重をF(x)は F(x)・F0=KG×y(x)=KA×(E(x)−y(x)) となる。これを解くと y(x)=KA×E(x)/(KA+KG) となる。ベルトの蛇行B(x)は B(x)=y(x)−E(x)=[KG/(KA+KG)]E(x) となる。ここで、B(x)/E(x)つまりベルト端部
形状の蛇行への影響を減少させる割合を図に示した例が
図6である。KAを大きくし、KGを小さくすると蛇行が
小さくなることがわかる。しかし、F0はKAに比例する
のであまり大きくすることができない。したがって適切
なKA、KGを選ぶことが必要である。
【0029】図1は、本発明におけるベルト案内部材の
バネ定数の決定方法を説明するための図である。先ず、
ステップS1でベルト搬送装置の仕様の決定を行う。す
なわち、蛇行制御の精度Bspec、ベルト端部形状E
(x)、ベルト11とベルト案内部材54との摺動耐荷
重Fmax を決定する。次に、ステップS2でベルト搬送
装置の軸方向の剛性KA の決定を行う。ベルト案内部材
に加わる平均荷重F0 は F0 =KA×f(α,Cr,Cb,T,θ) であり、ロールの平行度α、ロールの円柱度Cr、ベル
ト両端の周長差Cb、ベルト張力T、ベルトラップ角度
θで決まる係数にKA を掛けたものである。平均荷重F
0 は耐荷重Fmax より小さくしなければならないので、
ベルト搬送装置の軸方向の剛性KA は、 KA <Fmax /f(α,Cr,Cb,T,θ) で決定される。そして、ステップS3でベルト案内部材
54のバネ定数KG の決定を行う。ベルト蛇行量B
(x)は、前述したように、 B(x)=[KG/(KA+KG)]E(x) であり、ベルト蛇行量B(x)は蛇行制御の精度Bspec
よりも小さくしなければならないので、バネ定数KG
は、 KG<[Bspec/(E(x)−Bspec)]×KA] として決定される。
【0030】次に、本発明の第2の目的であるベルト蛇
行調整モードにおけるベルトの変位検出について説明す
る。図3および図4において、変位検出センサ56によ
りベルト位置すなわちベルト案内部材54に加わる荷重
を検出し、修正すべきカム回転角度を求め、案内部材5
4に加わる荷重を所定値以下にするように信号をモータ
51に出力する。モータ51の駆動により、図3に示す
ように、例えば、カム軸50をA方向に回転させると、
カム48、49の作用により手前側の支持アーム40が
B方向に傾動し、奥側の支持アーム40が逆向きのC方
向に傾動し、その結果、無端ベルトはE方向に移動す
る。つまりE方向の荷重が増加する。このように、張力
付与ロール14の軸方向の傾きを制御することにより、
案内部材54に加わる荷重を所定値以下にするように修
正される。
【0031】図7において、変位検出センサ56により
ベルト案内部材54の変位を検出し、制御装置57によ
りモータ51を駆動してロール14の傾きを調整してい
るが、ベルト11端部の形状を完全に直線にすることは
不可能であり、そのためにこれを検出するとベルト端部
の直線性が変位測定精度に影響してしまい、この変位測
定が正確に行われないと、ベルト案内部材54に作用す
る平均荷重F0 が所定値に設定できず、ベルトの蛇行が
発生してしまう。
【0032】そこで、ベルト11にマークまたはホール
からなる検出部58を設け、この検出部58を位置検出
センサ59により検出し、ベルト11が1回転に1回発
生する信号を基に、変位検出センサ56によりベルト案
内部材54の変位を検出する。このベルト調整を簡単に
行うためには、ベルトの駆動を停止させた後、ベルトの
変位を目視により測定し、これを基にロール14を手動
で調整することもできる。
【0033】以下にベルト蛇行調整モードの詳細につい
て図8により説明する。ベルト搬送装置を組み立てたと
き、またはベルト、ロールの交換時にベルトの蛇行調整
を行うが、通常これは専門の担当者が行い一般のプリン
タの利用者は行わない。ベルト調整モードを選択し、開
始ボタンを押すとベルトは駆動される。ベルトが駆動さ
れると、1回転に1回、センサ信号が発生し、この信号
をカウントして予め設定された値N(例えば20)と等
しくなって時間T後にベルトは停止する。この回転数は
調整者が調整開始ボタンを押す前に設定してもよい。こ
こで、必要な回転数Nは、ベルトを設置して安定して駆
動、つまりベルト案内部材54がベルト端部より受ける
荷重と釣り合った位置になるまで所定時間ベルトを駆動
しなければならない。この安定するまでの時間は、ベル
トの周長差、ロール平行度等により決まるので、製造公
差等を考慮してこの回転数Nを決定しなければならな
い。また、この回転数Nは、蛇行制御のための構成、つ
まり弾性支持されたベルト案内部材54のバネ定数、軸
方向に弾性を持ったロールのバネ定数とも関係してい
る。
【0034】前記時間Tは一定であればよく、T=0が
望ましいが、0にできない場合は規定時間に設定すれば
よい。これは、エンコーダのようなベルトの速度を検出
する装置がある場合にはこの信号を利用して一定時間T
を一定ベルト駆動距離にすることがより望ましい。この
ようにして停止したベルトは常に一定位置で停止するこ
とができ、この位置でベルトの軸方向の位置、すなわち
ベルト端部の位置を測定し、この測定距離に応じてロー
ル14のカム48を回転させて蛇行修正を行う。そし
て、再度、開始ボタンを押してベルトを駆動させ、上記
作業を繰り返し行いベルトの変位が所定値になるまで行
う。
【0035】なお、規定回転数N後にベルトを停止させ
ずに、位置検出センサ59が発生するベルト上の検出部
58と同期して、変位検出センサ56によりベルト変位
の測定を開始し、一定時間或いはベルト一定駆動距離の
間測定を続け、その平均値をベルト変位として取り扱え
ば上記測定が半自動化できる。この場合、ベルトの変位
からベルト蛇行速度を算出し、これが規定値以下になっ
たらベルトを停止させ、このときのベルト変位量に基づ
いて蛇行修正を行うようにしてもよい。
【0036】また、位置検出センサ59を変位検出セン
サ56に兼用させるために、図9に示すように、検出部
58を台形状または三角形状等のようにベルト幅方向に
長さが異なるようにして、位置検出センサ59でベルト
の軸方向の変位を算出し、位置検出センサ59のオン時
間tをベルト変位量xとするようにしている。本実施例
においても、ベルトの変位からベルト蛇行速度を算出
し、これが規定値以下になったらベルトを停止させ、こ
のときのベルト変位量に基づいて蛇行修正を行うように
してもよい。
【0037】次に、本発明とは直接関連はしないが、ベ
ルト表面速度を一定に制御する方法について説明する。
従来、ベルト表面速度を検出する方法として、ベルト表
面に当接させた検知ロール軸上のエンコーダにより表面
速度を検知する方法が知られているが、ベルトの表面速
度を検知すると、図10Aに示すような周期変動が観測
される。この周期Tの変動は、駆動ロール12の軸の回
転速度が一定でも、駆動ロール12の偏心によりベルト
11の表面速度変動になって現れる。従来の速度検知方
法により、ベルト表面速度を検知すると、図10Bに示
すような検知ロールの偏心が合成された周期T′の速度
が測定される。これをもとに速度制御を行うと、カラー
画像形成装置の場合に色ズレが発生してしまう。
【0038】この問題を解決するために、例えば、図2
に示したタンデム型カラー画像形成装置においては、画
像形成ユニット16のピッチPと、駆動ロール12の径
Dとの関係をP=nπD(nは整数)とし、速度変動を
各色間で周期を同期させて、各色間のズレをなくすよう
にしているが、そのためには装置を高精度に加工、調整
する必要がある。また、中間転写ベルトを用いるカラー
画像形成装置においては、ベルト周長Lと駆動ロールの
径Dとの関係をL=nπD(nは整数)という関係にし
ているが、ベルト周長を常に一定に維持して製造するの
は困難である。しかし、この関係が維持できなくなる
と、図10Cに示すように各色画像形成中のベルト表面
速度の位相がずれてしまう。
【0039】そこで、図7で説明した検出部58および
位置検出センサ59に加えて、駆動ロールの回転数を検
出するエンコーダを設け、エンコーダは1回転に一回基
準信号を発生するようにする。図11は、駆動ロールに
よるベルト表面速度の変動が発生したときの、位置検出
センサ59の信号、基準信号およびエンコーダパルスの
関係を示している。ここでは、ベルト周長Lと駆動ロー
ル径Dの関係は3L=10πDとなった場合を示してい
る。
【0040】図11において、ベルトi周目の位置検出
センサ59の信号オン時間ti は、ベルト表面速度と関
係があり、検出部58を通過する瞬間の表面速度を表し
ている。つまり、ベルト表面速度が速い時にはセンサ通
過時間ti は短く、ベルト表面速度が遅い時にはセンサ
通過時間ti は長くなり、ベルト表面速度に比例した時
間となっている。このときの駆動ロールの回転角度は、
基準信号からセンサ59の信号までのエンコーダパルス
をカウントすることにより求めることができ、このカウ
ント値をCi とする。以上より、図12に示すように、
カウント値Ciに対する位置検知センサ信号オン時間t
i の関係が離散的かつ等間隔に求めることができる。カ
ウント値をCi の最大値は基準信号間のエンコーダパル
ス数であり、従って駆動ロールの周波数となる。これに
より、これをフーリエ変換することにより駆動ロール周
波数の位相と振幅を算出できる。また、この位置検知セ
ンサ信号オン時間ti はベルト表面速度を表し、カウン
ト値をCi は駆動ロールの回転角度を表すため、上記関
係は駆動ロール回転角度に対するベルト表面速度の関係
になる。よって、この算出された駆動ロール周波数の速
度変動の位相と振幅を打ち消す方向に駆動ロールを駆動
すればこの速度変動を減少させることができる。
【0041】図13は速度制御回路の構成図を示す。ベ
ルトが駆動され、位置検出センサ59が検出部58を通
過すると、位置検出センサ59がオンとなり、このオン
時間ti をカウンタ61でカウントする。また、別のカ
ウンタ62でエンコーダパルスをカウントし、位置検出
センサ59がオンになったときにカウント値Ci を出力
し、このカウンタ62は基準信号でクリアされる。この
値をメモリ63にt0、C0 として記憶しておき、位相
振幅算出回路64において、この値をフーリエ変換する
ことにより駆動ロール周波数の速度変動の位相と振幅を
算出する。次に、モータ駆動回路65において、求めた
値から速度変動修正値を算出してモータに出力する。こ
の速度制御は駆動ロール周波数についてのみ行う。具体
的には通常の速度フィードバック回路に基準信号を基準
とする修正位相、振幅を持った駆動ロール周波数の信号
を加えればよい。これを繰り返すことにより駆動ロール
周波数の速度変動は小さくなり、修正値はある値に収束
する。この修正値は基本的に駆動ロールを交換しなけれ
ば変わらないので、この値を不揮発性メモリに蓄えてお
けば、ベルト再駆動時には、この値を修正することによ
り速度の安定が早くなる。また、この収束した修正値が
得られるまでは速度変動が大きいので、この間は画像形
成は行わず、センサ信号オン時間ti の変動が規定値i
かであったら画像形成を開始するようにする。
【0042】上記例はベルト11周長Lと駆動ロール1
2の径Dの関係が整数倍になっていない場合の例であ
り、図2に示すタンデム型カラー画像形成装置において
はこの関係は整数倍の必要がない。ところが中間転写ベ
ルトを用いるカラー画像形成装置においては、中間転写
ベルトを4回転で色を合わせなければならず、回転毎の
速度変動を同一にするため、LとDの関係が整数倍とな
っている。この場合には、図13において、カウンタ6
1、62で、センサ信号オン時間ti とカウント値Ci
をカウントし、そして規定回転数後(4色の場合4回転
が望ましい)、センサオン時間ti の変動が規定値以下
であれば、駆動ロール制御はそのまま続行し、このと
き、LとDの関係が整数倍となっていることを示してい
るので、駆動ロール周波数の位相と振幅を修正する必要
はない。センサオン時間ti の変動が規定値以上であれ
ば、センサ信号オン時間ti とカウント値Ci のカウン
トを続行してカウント値Ci が減少するまで行う。これ
により得られた値でフーリエ変換して駆動ロール周波数
の速度変動の位相、振幅を算出し、前記例と同様に制御
を行う。
【0043】前記例においては、規定回転後、センサオ
ン時間ti の変動が規定値以上であった場合、駆動ロー
ル周波数の速度変動の制御のために、画像形成サイクル
を停止し修正サイクルに入らなければならない。修正が
完了するまで何回もベルトを駆動し時間がかかる欠点が
ある。そのために、図14Aに示すようにベルト11上
複数箇所に同一長の検出部38を設け、各検出部38間
の距離dをπD=nd(nは3以上)の関係になるよう
にする。また、図14Bに示すように、各検出部38間
の間隔を等間隔でなく駆動ロール12の回転角度上で等
間隔になるようにしてもよい。従って、ベルトの回転数
をその分だけ減少させることができる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、ベルト案内部材を弾性支持するバネ定数を適切
に設定することにより、高精度にベルトの蛇行制御を行
うことができ、また、ベルト蛇行調整モードを持ち、ベ
ルトの位置検出を高精度で行うことにより、高精度にベ
ルトの蛇行制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるベルト案内部材のバネ定数の決
定方法を説明するための図
【図2】本発明を転写材搬送ベルトに適用したカラー画
像形成装置の全体構成図
【図3】本発明の無端ベルト搬送装置の1実施例を示す
斜視図
【図4】図3における張力付与ロールの軸方向に沿う断
面図
【図5】本発明におけるベルト案内部材のバネ定数の設
定方法を説明するための図
【図6】ベルト端部形状の蛇行への影響を減少させる割
合を示す図
【図7】本発明における蛇行調整モードにおけるベルト
の変位検出について説明するための図
【図8】ベルト蛇行調整モードのフローを説明するため
の図
【図9】ベルトの変位検出の他の例を説明するための図
【図10】ベルト表面速度およびその影響を説明するた
めの図
【図11】ベルト表面速度変動が発生したときの、位置
検出センサの信号、基準信号およびエンコーダパルスの
関係を示す図
【図12】駆動ロール回転角度に対するベルト表面速度
の関係を示す図
【図13】速度制御回路の構成図
【図14】検出部の他の形成例を示す図
【図15】従来のベルト蛇行防止方法を説明するための
断面図
【図16】従来のベルト蛇行防止方法を説明するための
断面図
【符号の説明】
11…無端ベルト、12…駆動ロール、14…張力付与
ロール 14a…スリット、40…支持部材、54…ベルト案内
部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 119

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも駆動ロールおよび張力付与ロー
    ルを有する複数のロール間に無端ベルトを張架し駆動さ
    せる無端ベルト搬送装置を有する画像形成装置におい
    て、弾性部材から形成され表面に多数のスリットが形成
    されるロールと、該ロールを回転自在に軸支する支持部
    材と、前記ロールの軸方向に移動自在に軸支されるとと
    もに、前記支持部材に対してベルト端部を弾性支持する
    ベルト案内部材とを備え、該ベルト案内部材のバネ定数
    を前記無端ベルト搬送装置におけるベルトの軸方向の剛
    性より小さくすることを特徴とする無端ベルト搬送装
    置。
  2. 【請求項2】少なくとも駆動ロールおよび張力付与ロー
    ルを有する複数のロール間に無端ベルトを張架し駆動さ
    せる無端ベルト搬送装置を有する画像形成装置におい
    て、弾性部材から形成され表面に多数のスリットが形成
    されるロールと、該ロールを回転自在に軸支する支持部
    材と、前記ロールの軸方向に移動自在に軸支されるとと
    もに、前記支持部材に対してベルト端部を弾性支持する
    ベルト案内部材と、該ベルト案内部材またはベルトの変
    位を検出する変位検出センサと、該変位検出センサの検
    出値により前記ロールを傾動させる調整手段とを備え、
    該調整手段を画像形成サイクルと別個に動作させること
    を特徴とする無端ベルト搬送装置。
  3. 【請求項3】ベルトに設けられる検出部と、該検出部の
    位置を検出する位置検出センサとを備え、ベルトを一定
    の位置に停止させて前記変位検出センサによるベルト案
    内部材の変位を検出することを特徴とする請求項2に記
    載の無端ベルト搬送装置。
  4. 【請求項4】ベルトに設けられる検出部と、該検出部の
    位置を検出する位置検出センサとを備え、該位置検出セ
    ンサの信号と同期して、前記変位検出センサによりベル
    ト案内部材の変位を検出することを特徴とする請求項2
    に記載の無端ベルト搬送装置。
  5. 【請求項5】ベルトの幅方向に対してベルトの進行方向
    の長さが異なる検出部と、該検出部の位置を検出する位
    置検出センサとを備え、該位置検出センサによりベルト
    の変位と位置を検出することを特徴とする請求項2に記
    載の無端ベルト搬送装置。
  6. 【請求項6】ベルトまたはベルト案内部材の変位から蛇
    行速度を算出し、該蛇行速度が一定値以下になった場合
    にベルトを停止させることを特徴とする請求項4たは5
    に記載の無端ベルト搬送装置。
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