JPH0664744U - 洗浄ガン - Google Patents
洗浄ガンInfo
- Publication number
- JPH0664744U JPH0664744U JP679293U JP679293U JPH0664744U JP H0664744 U JPH0664744 U JP H0664744U JP 679293 U JP679293 U JP 679293U JP 679293 U JP679293 U JP 679293U JP H0664744 U JPH0664744 U JP H0664744U
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- supply pipe
- cleaning
- agent supply
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転電機のコイルや鉄心等で、狭い間隙の両
側面やその奥に広がる空間部分を洗浄するのに好適な洗
浄ガンを提供する。 【構成】 断面が偏平で洗浄剤を送給するとともに先端
部に噴射孔をもつ洗浄剤送給管と、断面が偏平でその厚
さが洗浄剤送給管とほぼ等しく洗浄剤送給管先端部近傍
の洗浄剤送給管偏平短辺側に設けられた開口部に洗浄剤
送給管と厚さ方向を一致させて連接され、洗浄剤の送給
方向と鋭角をなす方向から洗浄剤送給管に圧縮空気を注
入する駆動流体送給管からなり、洗浄剤送給管端部で洗
浄剤と駆動流体とを混合させ噴射孔から噴出させる。 【効果】 狭い間隙の両側面やその奥に広がる空間部分
を効率よく洗浄できる。
側面やその奥に広がる空間部分を洗浄するのに好適な洗
浄ガンを提供する。 【構成】 断面が偏平で洗浄剤を送給するとともに先端
部に噴射孔をもつ洗浄剤送給管と、断面が偏平でその厚
さが洗浄剤送給管とほぼ等しく洗浄剤送給管先端部近傍
の洗浄剤送給管偏平短辺側に設けられた開口部に洗浄剤
送給管と厚さ方向を一致させて連接され、洗浄剤の送給
方向と鋭角をなす方向から洗浄剤送給管に圧縮空気を注
入する駆動流体送給管からなり、洗浄剤送給管端部で洗
浄剤と駆動流体とを混合させ噴射孔から噴出させる。 【効果】 狭い間隙の両側面やその奥に広がる空間部分
を効率よく洗浄できる。
Description
【0001】
この考案は、狭い間隙の両側面やその奥に広がる空間部分を洗浄するのに好適 な洗浄用具に関するものである。さらに詳しくは、汚染された回転電機のコイル 等の洗浄に用いて有効な洗浄ガンに関するものである。
【0002】
長期間の運転による粉塵等による汚染や、絶縁抵抗の低下などが生じた回転電 機はしばしば洗浄剤による洗浄がなされる。図3は、例えば実開昭55−465 17号公報に示された回転電機のコイル等を洗浄するのに用いられるジェットノ ズルの部分断面図である。 洗浄剤を管20から供給するとともに圧縮空気を管10を通してノズル11か ら噴出させると、洗浄剤が圧縮空気とともに円筒形のスロート21から勢いよく 噴出する。この洗浄剤と圧縮空気の混合した噴流を洗浄しようとする回転電機の 例えばコイルに吹き付けて洗浄する。
【0003】 しかし、回転電機には一般に多数のコイルが狭い間隙を隔てて取り付けられお り、また積層鉄心には所用の間隔を隔てて多数の狭い冷却風通路が設けられてい る。狭い間隙部分あるいはその奥に広がる空間部分を洗浄する場合、小さなジェ ットノズルしか用いることができないため、洗浄剤の単位時間あたりの流量がわ ずかしか得られず効果的な洗浄が行えないという問題があった。また、スロート 部分21はノズル11から噴出する圧縮空気が洗浄剤を誘引するとともに圧縮空 気と洗浄剤とを混合する部分でありその長さには制限があり、狭い間隙部分の奥 に広がる空間部分を洗浄しようとする場合、良好な洗浄効果が得られにくいとい う問題があった。
【0004】
本考案は、以上のような従来のジェットノズルの欠点を解消し、例えば間隙の 幅が2mm程度あれば、その内部に洗浄ガンの噴射孔部分を挿入して大量の洗浄 剤を噴出することのできる洗浄ガンを提供しようとするものである。
【0005】
この考案に係る洗浄ガンは、断面が偏平で洗浄剤を送給するとともに先端部に 噴射孔を有する洗浄剤送給管と、断面が偏平でその厚さが洗浄剤送給管とほぼ等 しく洗浄剤送給管先端部近傍の洗浄剤送給管偏平短辺側に設けられた開口部に洗 浄剤送給管と厚さ方向を一致させて連接され洗浄剤送給管に駆動流体を注入する 駆動流体送給管とを有し、洗浄剤送給管端部で洗浄剤と駆動流体とを混合し噴射 孔から噴出するようしたものである。
【0006】
この考案に係る洗浄ガンは上記のように構成されているため、狭い間隙内部に 挿入することができ、洗浄剤送給管および駆動流体送給管の幅を適当に設計する ことによって必要とする量の洗浄剤流量が容易に得られ、また洗浄剤の噴射孔を 適当な方向に向けることによって回転電機のコイル間や鉄心内部を効率よく洗浄 することができる。
【0007】
以下、この考案の第1の実施例を図1および図2によって説明する。 図1はこの考案の実施例による洗浄ノズルの斜視図であり、図2は洗浄ノズル 先端部の分解斜視図である。 図において、1は洗浄剤送給管で、偏平な断面を有しておりその突端には蓋部 6が設けられ、この蓋部6に隣接して偏平の広い平面には噴射孔3が設けられて いる。一方先端部の偏平短辺側には開口部4が設けられている。他端側にはホー ス7が接続されており、このホース7は図示されない洗浄剤供給タンクに接続さ れている。2は洗浄剤送給管1と同様に偏平な断面を有する駆動流体送給管で、 その厚さは洗浄剤送給管1とほぼ等しくなされており、先端部分は鎌の刃状に大 きな曲率半径で湾曲し、鎌の柄に相当する部分との接続部分は先端部分とは逆方 向に曲げられている。突端部分は鎌の柄に相当する部分の偏平短辺側側面と一直 線になるように斜めに切断されており、その開口部5が洗浄剤送給管側開口部4 と対向するように組み合わされ接合されている。洗浄剤送給管側開口部4と駆動 流体送給管側開口部5はほぼ同じ大きさになっている。駆動流体送給管2の他端 側には洗浄剤送給側管1と同様にホース8が接続され、駆動流体である圧縮空気 が供給されるようになっている。駆動流体送給管2の鎌の柄に相当する部分は洗 浄剤送給管1と一体に連接されており洗浄作業の際、洗浄ガンを操作する場合の 把持部分になっている。
【0008】 次に動作について説明する。 この洗浄ノズルを洗浄しようとする狭い間隙部分に挿入し、洗浄剤送給管1と 駆動流体送給管2に洗浄剤および圧縮空気を供給すると、圧縮空気は駆動流体送 給管2をから開口部4、5を経て噴射孔3から噴流となって噴出する。駆動流体 送給管2出口での圧縮空気の流れは洗浄剤送給管1の突端に向かう方向に対して 鋭角になるように取り付けられているため洗浄剤は加圧しないでも圧縮空気の噴 流に誘引されて噴射孔3から圧縮空気とともに噴出する。これは深井戸ポンプな どで用いられるエジェクタの動作と同様の原理によるものである。
【0009】 なお、洗浄剤送給管1の偏平の広い平面に設けた噴射孔3の形状は、図2に詳 細に示されているように突端側で広がるV字状とし、V字の一辺に相当する部分 は開口部4と反対側の偏平短辺側側面にほぼ沿い、角部は洗浄剤送給管側開口部 4の中心位置付近になるようにするのが最も好都合であることがわかっている。 これは噴射孔3の形状によっては駆動流体送給管2から流入する圧縮空気の一部 が洗浄剤送給管1側へ逆流し洗浄剤の誘引を妨げるように作用するからであると 考えられる。また、駆動流体送給管2の先端部での中心線が洗浄剤送給管1の中 心線となす角度は20〜30度の範囲にあるのが最も効率がよい。
【0010】 洗浄剤送給管1および駆動流体送給管2は任意の寸法の平角管を用いることが でき、その厚さが最小2mm程度あればその幅を適当に選ぶことによって十分な 洗浄剤流量が得られる。なお、平角管でなくとも例えば薄肉の円管を偏平に加工 したものを用いてもよいことはいうまでもない。
【0011】 上記の実施例では、噴射孔3を洗浄剤送給管1の偏平の広い平面に設けた場合 について説明したが、噴射孔3の位置はこれに限られるものではなく、洗浄剤送 給側開口部4と反対側の偏平短辺側に設けることによって、上記実施例とは直角 をなす方向に洗浄剤を噴出することができる。もちろん、噴射孔3を突端の蓋部 6に設ければ洗浄剤送給管1の軸方向に洗浄剤を噴出することができることはい うまでもない。
【0012】 また、上記実施例では駆動流体送給管2を洗浄剤送給管1の突端に向かう方向 に対して鋭角になるように取り付けたものについて説明したが、駆動流体送給管 2を洗浄剤送給管1に対して直交する方向から接合して、洗浄剤を圧縮空気と同 等の圧力まで加圧し圧送するようにすれば圧縮空気の逆流がなくなるため噴射孔 3の形状についての制約がなくなり洗浄剤の噴出方向やその形態についての自由 度が増し洗浄効果をより高めることができる。さらに駆動流体送給管2から供給 する駆動流体についていえば圧縮空気に限られるものではなく、例えば水等の液 体を用いることも可能である。
【0013】 洗浄剤送給管1と一体に連接された駆動流体送給管2の鎌の柄に相当する部分 およびこの部分と接合された洗浄剤送給管1の長さは制限がないため、狭い間隙 部分の奥に広がる空間部分の洗浄には非常に好都合である。
【0014】
この考案に係る洗浄ガンは、断面が偏平の洗浄剤送給管と駆動流体送給管とか ら構成したので、狭い間隙内部に挿入することができ、また洗浄剤噴射孔を適当 な方向に向けることによって回転電機のコイル間や鉄心内部を効率よく洗浄する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の洗浄ノズルを示す斜視図である。
【図2】この考案の洗浄ノズル先端部の分解斜視図であ
る。
る。
【図3】従来のジェットノズルの部分断面図である。
1 洗浄剤送給管 2 駆動流体送給管 3 噴射孔 4 洗浄剤送給管側開口部 5 駆動流体送給管側開口部 6 蓋部
Claims (1)
- 【請求項1】 断面が偏平で洗浄剤を送給するとともに
先端部に噴射孔を有する洗浄剤送給管と、断面が偏平で
その厚さが上記洗浄剤送給管とほぼ等しく上記洗浄剤送
給管先端部近傍の洗浄剤送給管偏平短辺側に設けられた
開口部に上記洗浄剤送給管と厚さ方向を一致させて連接
され上記洗浄剤送給管に駆動流体を注入する駆動流体送
給管とを有し、上記洗浄剤送給管端部で上記洗浄剤と上
記駆動流体とを混合し上記噴射孔から噴出させるようし
たことを特徴とする洗浄ガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP679293U JPH0664744U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 洗浄ガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP679293U JPH0664744U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 洗浄ガン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664744U true JPH0664744U (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=11648034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP679293U Pending JPH0664744U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 洗浄ガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0664744U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11226455A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-08-24 | Ishihara Chem Co Ltd | スプレー装置 |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP679293U patent/JPH0664744U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11226455A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-08-24 | Ishihara Chem Co Ltd | スプレー装置 |
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