JPH0664715A - ウェブ材料のロールを支持するためのラック及びこのようなラックを組み立てるための装置及び方法 - Google Patents

ウェブ材料のロールを支持するためのラック及びこのようなラックを組み立てるための装置及び方法

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JPH0664715A
JPH0664715A JP5045044A JP4504493A JPH0664715A JP H0664715 A JPH0664715 A JP H0664715A JP 5045044 A JP5045044 A JP 5045044A JP 4504493 A JP4504493 A JP 4504493A JP H0664715 A JPH0664715 A JP H0664715A
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 対象物を自動化された設備で取り出すことが
できるように正確な位置に支持するためのラック、及び
このようなラックを組み立てるための装置及び方法を提
供する。 【構成】 ウェブ材料のロール（１６）を支持し且つ正
確に位置決めするためのラックは、複数の個々に取り外
すことのできるブラケット（３４）で複数の支持部材
（１４）が取付けられた上面（１２）を備えたベース部
材（１０）を有し、支持部材は、ロールのコア（１８）
の軸線方向に延びる端部（２４）と係合する。支持部材
は複数で対象物よりも数が一つ多く、各々が上端及び下
端を有し、上端の各々は、複数の対象物の軸線が同一直
線状にある状態で対象物のうちの一つの端部のうちの一
方の端部又は対象物の隣接した対の各々の端部の一方を
支持するための手段（３２）を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、対象物を自動化された
設備で取り出すことができるように正確な位置に支持す
るためのラック、及びこのようなラックを組み立てるた
めの装置及び方法に関する。更に詳細には、本発明は、
ラックに装填を行い、このラックをウェブ材料を処理す
るための位置まで移動させ、更に、プログラム可能な汎
用ロボットのような手段によってロールを取り出すため
ラックを正確に配置できるように、写真フィルムのよう
なウェブ材料の複数のロールを支持するためのラックに
関する。
【０００２】
【従来の技術】リール又はスプールに所定長さの材料を
貯蔵し、これらのリール又はスプールから所定長さの材
料を取り出すための種々の装置が知られている。例え
ば、米国特許第2,841,343 号には、チューブが巻いてあ
るリールのボアを通して挿入された個々のシャフト上に
取付けられた、種々の種類のチューブを陳列し且つ小分
けするための固定スタンドが示されている。米国特許第
3,897,914 号には、がっしりとした固定骨組みに個々に
位置決めされたパレット上に取付けられた複数のリール
からワイヤロープを巻出すための装置が示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これらの特許に示され
た種類の装置は、３５mm写真フィルムのような細心の注
意を要するウェブ材料でできた比較的大型のロールを取
り扱うのには適していない。このようなロールは数千フ
ィート長さを持つフィルムを有し、ロールの巻きが軸線
方向にずれないように、及びフィルムに損傷を与えるこ
とのある物体にロールが接触しないように注意を払って
取り扱わねばならない。フィルムについてのこれらの注
意のため、このようなロールは、一般的には、個々の容
器に入れて鑚孔（さん孔）機及びスプーラーのような種
々の処理装置に移送され、これらの装置でロールはそれ
らの容器から手で取り出されて処理装置上に装填され、
処理装置から取り出される。このようなロールを取り扱
う人に加わる負担を軽減するため、フィルムの長さを制
限することによってロールの重量が制御される。このよ
うな制限は、作業者が怪我をしないようにするため、並
びにフィルムに損傷が加わらないようにするため、手で
取扱いを行う上で必要であると考えられるけれども、小
さなロールを使用する必要性によって機械の処理能力は
大きく阻害される。かくして、手動取扱い作業をなくす
ため、及び更に大型のロールを使用できるようにするた
め、１９９２年３月５日付けの一般に譲渡された米国特
許出願第847,154 号に示されているようなロボット式取
扱いシステムが開発された。このようなロボット式取扱
いシステムが最もよく機能するようにするため、このよ
うな大型のロールを正確に位置決めできるラックについ
ての必要性が存在し、このラック自体は、ロボット式取
扱いシステムによる装填及び取り出しのため正確に位置
決めすることができる。更に、このようなラックを正確
に組み立てることができ、損傷した場合に容易に且つ正
確に修理できるようにする必要性もまた存在する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によるラックは、
所定長さのウェブ材料が巻付けられ、軸線及び材料を越
えて軸線方向に延びる両端部を有するコアを持つ種類の
ウェブ材料のロールを支持するのに特に適している。し
かしながら、このラックは、軸線及びこの軸線上に配置
された両端部を各々有し且つこれらの端部の各々がその
本体を越えて軸線方向に延びる部分を有するロールのよ
うな複数の対象物を支持する上で、有用である。ラック
は、上面を有するベース部材と、上端及び下端を各々有
し、上端の各々は、複数の対象物の軸線が同一直線状に
ある状態で対象物のうちの一つの端部のうちの一方の端
部又は対象物の隣接した対の各々の端部の一方を支持す
るための手段を有する、複数の対象物よりも数が一つ多
い複数の支持部材とを有する。下端をベース部材に個々
に取付け、これによって複数の支持部材を複数の対象物
を支持するように位置決めする、上面上に個々に取り外
し自在に取付けられた複数の手段が設けられている。自
動取扱いシステムでのラックの使用を容易にするため、
例えば、ラックをコンベヤ又は作業ステーションのパレ
ット等のようなラックの下にある支持体に対して位置決
めするための手段がベース部材に設けられているのがよ
い。ラックの好ましい実施例では、下端の各々は細長い
縁部を有し、個々に取り付けるための複数の手段の各々
は、上方に開放した細長いチャンネルを持つ細長いブラ
ケットを有する。このチャンネル内で細長い縁部が位置
決めされる。細長い縁部は、細長い縁部の各側及び下に
ある硬化させた接着剤層でチャンネル内に固定される。
各細長いブラケットが、好ましくは、細長い縁部の下へ
の接着剤の注入を容易にするため、開放した細長いチャ
ンネルに沿って延びる溝を有するため、接着剤を容易に
施与することができる。支持するための手段は、好まし
くは、対象物の端部を部分的に取り囲むため上方に開放
した受け台を上端に有し、対象物の同一直線上にある軸
線の下の、周方向に間隔を隔てられた少なくとも二つの
位置で対象物の端部と接触し且つこれを支持するため
の、受け台と関連した手段を有する。接触し且つ支持す
るための手段は、受け台に取付けられた、表面が実質的
に平坦な一対の接触パッドを有するのがよい。
【０００５】このようなラックを組み立てるのに使用す
るための本発明によるジグは、ベース部材を支持するた
めのプラットホームと、同一直線上に並んだ対象物の外
形に倣った外形を、支持するための手段が対象物と接触
する場所に、持つ細長いジグと、細長いジグをプラット
ホームの上方に位置決めするための手段と、支持するた
めの手段が細長いジグと係合する位置までベース部材を
持ち上げるための、プラットホームに取付けられた手段
とを有するのがよい。支持部材の下端がベース部材に取
付けられた状態で支持部材を固定するため、各支持部材
を細長いジグに固定するための手段が設けられているの
がよい。
【０００６】このようなラックを組み立てるための本発
明による方法は、ベース部材を支持するためのプラット
ホームを提供する工程と、同一直線上に並んだ対象物の
外形に倣った外形を、支持するための手段が対象物と接
触する場所に、持つ細長いジグを提供する工程と、細長
いジグをプラットホームの上方に位置決めする工程と支
持するための手段が細長いジグと係合する位置までベー
ス部材を持ち上げる工程と、下端をベース部材に接着剤
で固定する工程とを有するのがよい。好ましくは、各支
持部材は、下端を接着剤で固定する前に細長いジグに一
時的に固定される。
【０００７】
【実施例】本発明の好ましい実施例を添付図面を参照し
て以下に詳細に説明する。添付図面では、幾つかの図面
の各々で構造の同じ要素を示すのに同じ参照番号が附し
てある。
【０００８】図１、図２、及び図３に示すように、本発
明によるラックは矩形のベース部材１０を有し、このベ
ース部材は、上面１２が構成する盛り上がった中央部分
を有する。アルミニウムシート素材のような適当な材料
でできているのがよい複数の支持部材１４が上面１２に
取付けられ、本質的に垂直方向上方に延びており、支持
部材の数は支持されるべき複数のロール１６よりも一つ
だけ多い。各ロール１６は中央コア１８を有し、このコ
アは、代表的には中空であり、仮想線で示すように、そ
の廻りに所定長２０のウェブ材料が巻いてある。コア１
８は、共通の、即ち共線的軸線２２上に支持部材１４に
よって位置決めされ、各コア１８はウェブ材料を越えて
軸線方向に延びる両端部２４を有し、支持部材１４の上
端２６がこれらの端部と係合する。上端２６は、二つの
隣接したコア１８の端部２４を支持するための、又は、
ラックの端では、単一の端部２４を支持するための手段
をなす上方に開放した受け台３０を構成するように形成
されている。受け台３０は、軸線２２の下で端部２４の
下部分を部分的に包囲し、この受け台には周方向に間隔
を隔てられた一対の接触パッド３２が設けられ、これら
のパッドは、図４及び図５に示すように、端部２４と接
線方向に係合する本質的に平らな表面を有する。図９に
仮想線で示すように、支持部材１４は、下端２８の細長
い縁部を受入れる上方に開放した細長いチャンネル３６
を有する複数の対応する細長いブラケット３４によっ
て、その下端２８が上面１２上に個々に取り外し自在に
取付けられている。下端２８をチャンネル３６内に固定
するため、従来のエポキシ接合剤のような接着剤ででき
た層３８が各下端２８とチャンネル３６との間に形成さ
れる。接着剤層３８の施与を容易にするため、各チャン
ネル３６の底面には溝４０が設けられている。ラックを
その下にあるコンベヤ又はパレットのような支持体に対
して位置決めするための手段がベース部材１０の下側に
設けられている。このような手段は、好ましくは、当業
者には容易に理解されるように、位置決めピン又はパッ
ド用のパイロットボア即ちポケットのような特徴ででき
た三角形の配列４２、４４、４６からなる。最後に、取
扱い中に最も外側の支持部材が損傷しないように保護す
るため、強化部材４７がラックの両端に設けられている
のがよい。
【０００９】図６乃至図１４に示すように、図１乃至図
５のラックを組み立てるため本発明によるジグが使用さ
れる。ベース部材１０を支持するためローラボールユニ
ット５２の平行な列が取付けられた水平な作業面を構成
するように、プラットホーム即ちテーブル４８が脚部５
０上に適当に支持されている。少なくとも端部２４が接
触パッド３２と係合する場所で、同一直線上に並んだコ
ア１８の列の外形に倣った外形を持つように正確に機械
加工された細長いジグ５４が、テーブル４８の上方にテ
ーブル４８に平行に、適当な支持部材５６、５８上に支
持されている。好ましくは、ジグ５４は、アルミニウム
のような適当な材料でできたチューブ又はバーを機械で
曲げることによって形成されている。図９に詳細に示す
ように、テーブル４８の下には、配列４２、４４、４６
の位置に対応する三つの位置の各々で垂直方向に配向さ
れたねじジャッキ組立体６４が取付けられたねじジャッ
キプレート６２を支持する複数の孤立脚部６０が取付け
られている。上端が配列４２、４４、４６のうちの一つ
と噛み合うように形成された位置決め−持ち上げ部材７
０に作動的に連結されたスラストベアリング６８まで上
方に延びるねじジャッキを回転させるのにハンドル６６
が使用される。部材７０の運動は、プラットホーム４８
の下側に取付けられたブッシュ７２によって案内され
る。かくして、ベース部材１０をローラボールユニット
５２上に配置した後、ねじジャッキ組立体６４を回転さ
せて部材７０を配列４２、４４、４６と係合させ、これ
によってベース部材１０をジグ５４に対して正確に位置
決めする。以下に説明する目的のため、ねじジャッキ組
立体を更に回転させることによってベース部材１０をジ
グ５４に向かって持ち上げる。
【００１０】ベース部材１０をプラットホーム４８上に
位置決めする前、又は位置決めした後、ブラケット３４
を上面１２上で正確に位置決めしなければならない。こ
の目的のため、図１０及び図１１に示す位置決めジグ７
４が提供される。一対の側レール７６には、ブラケット
３４を正確に位置決めするためチャンネル３６の一つの
壁と係合するための位置決めタブ７８が設けられてい
る。側レール７６は端レール８０によって連結され、フ
レーム状位置決めジグを構成し、この位置決めジグ内で
全てのブラケット３４を整合することができる。端レー
ル８０は、適当な留め具８１によって上面１２上に正確
に位置決めされており、ブラケット３４は、夫々の位置
決めタブ７８の一方の側と当接している。次いで、チャ
ンネル３６が本質的に水平方向に延び且つジグ５４の投
影された軸線に垂直に延びるようにブラケット３４を適
当な留め具８２で固定する。
【００１１】ブラケット３４が適正に設置された状態
で、支持部材１４の下端２８をチャンネル３６内に滑り
込ませる。この際、ベース部材１０はローラボールユニ
ット５２上に載っており且つ部材７０によって正確に位
置決めされている。ジグのこの位置では、受け台３０及
び接触パッド３２はジグ５４と緩く係合している。下端
２８をチャンネル３６内に均等に位置決めするため、チ
ャンネルの中央部近くで下端のいずれかの側にシムを挿
入するのがよい。次いで、ねじジャッキ組立体６４を作
動させてベース部材１０をジグ５４と正確な関係になる
ように垂直方向に持ち上げる。この時点で、図１２及び
図１３に示すように、細長いコイル即ち持ち上げばね８
４をジグ５４に巻付けてその端フック８６を各接触パッ
ド３２のすぐ下に設けられたピン８８と係合させる。ば
ね８４に作用する張力が接触パッド３２を僅かに上方に
引っ張ってこれらのパッドをジグ５４と接線方向に接触
させ、これによって下端２８をチャンネル３６の底から
僅かに持ち上げ、接着剤層３８を施与できるようにす
る。上端２６をジグ５４に沿って横方向に適正に位置決
めするため、図１２及び図１３に示すように、ジグ５４
の廻りにピッチばね９０もまた巻付けられている。各ピ
ッチばねの端部に設けられたフックは互いに係合してば
ねを所定位置に保持する。支持部材１４の上端及び下端
は、この時点で、ラック構成要素の残りに対して正確に
位置決めされている。
【００１２】接着剤層３８の施与を容易にするため、図
６、図７、図９、及び図１４に示すように、ジグ９２が
提供される。一対の側プレート９４がブラケット３４の
端部に沿って延びており、これらの側プレートには各ブ
ラケットの溝４０と整合させた横孔９６が設けられてい
る。柔軟なパッド９３がねじ山を備えた複数のクランプ
ロッド９８によってブラケット３４と側プレート９４と
の間にクランプされている。パッド９３は、エポキシ接
合剤がくっつかないエラストマー材料で形成されてい
る。ジグ９２を適正に位置決めした後、エポキシ接合剤
を孔９６及びパッド９３を通してチャンネル３６及び溝
４０内に圧送し、その結果、接着剤層が下端２８の各側
上及び細長い縁部の下に形成される。接合剤の硬化後、
ばね８４及び９０を外し、取り出しのため、ねじジャッ
キ組立体６４を作動させて完成したラックをローラボー
ルユニット５２上に降ろす。ジグ９２を取り外す。特定
の支持部材が損傷した場合には、留め具８２を緩めるこ
とによって損傷した支持部材を取り外し、次いで同じ工
程を繰り返すことによって交換するのがよい。残りの支
持部材には終始全く影響しない。
【００１３】図１５及び図１６は、ベース部材１０の下
側に設けられた配列４２、４４、４６と噛み合うように
形成された、配置手段の三角形の配列１０２、１０４、
１０６を持つコンベヤ又はパレット１００の一部を概略
に示す。かくして、本発明によるラックは、コア１８を
ラック上の正確に知られた位置で支持するように、正確
に組み立てることができ、配列４２、４４、４６と１０
２、１０４、１０６との協働により、ラック自体を正確
に位置決めすることができ、これによって、プログラム
可能なロボットのような自動化された設備でこのような
コア上のウェブ材料のロール又はコアをラック上に正確
に且つ繰り返し可能に置き、及びラックから取り出すこ
とができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によるラックは、対象物を準備の
できた位置に正確に位置決めし、ロボット式取扱いシス
テムのような手段によって取り出す。ラックの個々の支
持部材は、残りの支持部材に影響することなく修理又は
交換のため容易に取り外すことができる。本発明による
ジグ及び組み立て方法により、ラックの正確な初期組み
立てを行うことができ、個々の支持部材の正確な交換を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ウェブ材料をロールのコアの周りに仮想線で示
す、本発明によるラックの平面図である。
【図２】図１のラックの正面図であり、この図にはラッ
クのベースの下側と係合させることのできるラック位置
決め部材もまた概略に示してある。
【図３】図２の左から見た、図１及び図２のラックの端
面図である。
【図４】図１、図２、及び図３のラックの、図３にＤ４
で示す部分の部分断面拡大部分図である。
【図５】フィルムのロールのコアの端部の形状を示す、
図２にＤ５で示す部分の、図４の構造の右側から見た正
面図である。
【図６】図１乃至図５のラックを組み立てるための、本
発明によるジグの平面図であり、ラックは組み立て中の
所定位置にある。
【図７】図６の７−７線に沿った、図６のジグ及びラッ
クの正面図である。
【図８】図７の左から見た図６及び図７のジグ及びラッ
クの端面図である。
【図９】組み立て中にラックを持ち上げるのに使用され
る、図７にＤ９で示すねじジャッキ組立体の一つの部分
断面拡大部分図である。
【図１０】支持部材用の細長いブラケットを整合するの
に使用されるジグを示す、ラックの一部の拡大平面図で
ある。
【図１１】図１０の装置の側面図である。
【図１２】一つのロール支持部材の上端の、上端を位置
決めするためのジグと係合した状態の、図７にＤ１２で
示す部分の拡大部分図である。
【図１３】図１２の左から見た側面図である。
【図１４】ロール支持部材の下端と底ブラケットとの間
に接着剤を施与するのに使用されるジグを示し、更に図
９の配置手段を仮想線で示す、取付けラックの一端の拡
大部分平面図である。
【図１５】使用中にラックを正確に位置決めする、コン
ベヤ又はパレット上のジグの概略平面図である。
【図１６】図１５の構造の立面図である。
【符号の説明】
１０ 全体に矩形のベース部材 １２ 上面 １４ 支持部材 １６ 支持されるべきロール １８ 中央コア ２０ ウェブ材料の長さ ２２ 共通の即ち共線的軸線 ２４ コアの両端部 ２６ 支持部材１４の上端 ２８ 支持部材１４の下端 ３０ 上方に開放した受け台 ３２ 接触パッド ３４ 細長いブラケット ３６ 上方に開放した細長いチャンネル ３８ 接着剤層 ４０ チャンネル３６の底の溝 ４２、４４、４６ ベース部材１０を位置決めするため
の特徴 ４７ 強化ブラケット ４８ プラットホーム即ちテーブル ５０ 脚部 ５２ ローラボールユニット ５４ 細長いジグ ５６、５８ 支持ブラケット ６０ 孤立脚部 ６２ ねじジャッキプレート ６４ ねじジャッキ組立体 ６６ ハンドル ６８ スラストベアリング ７０ 位置決め−持ち上げ部材 ７２ ブッシュ ７４ ブラケット３４を位置決めするためのジグ ７６ 側レール ７８ 位置決めタブ ８０ 端レール ８１ 留め具 ８２ 留め具 ８４ 細長いコイル即ち持ち上げばね ８６ ばね８４の端フック ８８ ピン ９０ ピッチばね ９２ 接着剤３８を施与するためのジグ ９３ 柔軟なパッド ９４ 側プレート ９６ 横孔 ９８ ねじ山を備えたクランプロッド １００ パレット即ちコンベヤ １０２、１０４、１０６ ４２、４４、４６を配置する
ための特徴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュディス・ボンチーク・スコット アメリカ合衆国ニューヨーク州14607，ロ チェスター，アレクサンダー・ストリート 362

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 軸線（２２）及び該軸線上に配置された
    両端部（２４）を各々有する複数の対象物（１６、１
    ８、２０）を支持するためのラックであって、前記端部
    の各々は、前記対象物の本体を越えて軸線方向に延びる
    部分を有する、ラックにおいて、 上面（１２）を有するベース部材（１０）と、 上端（２６）及び下端（２８）を各々有し、前記上端の
    各々は、前記複数の対象物の前記軸線が同一直線状にあ
    る状態で前記対象物のうちの一つの前記端部のうちの一
    方の端部又は前記対象物の隣接した対の各々の前記端部
    の一方を支持するための手段（３０、３２）を有する、
    前記複数の対象物よりも数が一つ多い複数の支持部材
    （１４）と、 前記下端を前記ベース部材に個々に取付け、これによっ
    て前記複数の支持部材を前記複数の対象物を支持するよ
    うに位置決めする、前記上面上に個々に取り外し自在に
    取付けられた複数の手段（３４−４０）とを有する、こ
    とを特徴とするラック。
  2. 【請求項２】 前記ラックをその下の支持体（１００−
    １０６）に対して配置するため前記ベース部材に設けら
    れた手段（４２、４４、４６）を有する、請求項１に記
    載のラック。
  3. 【請求項３】 前記下端の各々は細長い縁部を有し、個
    々に取り付けるための前記複数の手段の各々は、上方に
    開放した細長いチャンネル（３６）を持つ細長いブラケ
    ット（３４）を有し、前記細長いチャンネル内に前記細
    長い縁部が位置決めされ、前記チャンネル内の前記細長
    い縁部の各側及び下に硬化させた接着剤の層（３８）が
    形成される、請求項１に記載のラック。
  4. 【請求項４】 前記細長いブラケットの各々は、前記細
    長い縁部の下への前記接着剤の注入を容易にするため、
    前記開放した細長いチャンネルに沿って延びる溝（４
    ０）を有する、請求項３に記載のラック。
  5. 【請求項５】 前記支持部材の各々は、前記端部を部分
    的に取り囲むため上方に開放した受け台（３０）を前記
    上端に有し、周方向に間隔を隔てられた少なくとも二つ
    の位置で前記対象物の前記端部と接触し且つこれを支持
    するための、前記受け台と関連した手段（３２）を有
    し、前記位置は前記同一直線上にある軸線の下にある、
    請求項１に記載のラック。
  6. 【請求項６】 接触し且つ支持するための前記手段は、
    前記受け台に取付けられた、表面が実質的に平坦な一対
    の接触パッド（３２）を有する、請求項５に記載のラッ
    ク。
  7. 【請求項７】 前記対象物の各々が、所定長さのウェブ
    材料が巻付けられたコア（１８）を有する種類のウェブ
    材料（２０）のロール（１６）であり、前記コアは軸線
    （２２）及び両端部（２４）を有し、各端部は前記材料
    を越えて軸線方向に延びている、請求項１に記載のラッ
    ク。
  8. 【請求項８】 軸線（２２）及び該軸線上に配置された
    両端部（２４）を各々有する複数の対象物（１６、１
    ８、２０）を支持するためのラックであって、前記端部
    の各々は、前記対象物の本体を越えて軸線方向に延びる
    部分を有し、上面（１２）を有するベース部材（１０）
    と；上端（２６）及び下端（２８）を各々有し、前記上
    端の各々は、前記複数の対象物の前記軸線が同一直線状
    にある状態で前記対象物のうちの一つの前記端部のうち
    の一方の端部又は前記対象物の隣接した対の各々の前記
    端部の一方を支持するための手段（３０、３２）を有す
    る、前記複数の対象物よりも数が一つ多い複数の支持部
    材（１４）と；前記下端を前記ベース部材に個々に取付
    け、これによって前記複数の支持部材を前記複数の対象
    物を支持するように位置決めする、前記上面上に個々に
    取り外し自在に取付けられた複数の手段（３４−４０）
    とを有するラックを組み立てるのに使用されるジグにお
    いて、 前記ベース部材を支持するためのプラットホーム（４
    ８）と、 前記同一直線上に並んだ対象物の外形に倣った外形を、
    前記支持するための手段が前記対象物と接触する場所
    に、持つ細長いジグ（５４）と、前記細長いジグを前記
    プラットホームの上方に位置決めするための手段（５
    ６、５８）と、 前記支持するための手段が前記細長いジグと係合する位
    置まで前記ベース部材を持ち上げるための、前記プラッ
    トホームに取付けられた手段（６０−７２）とを有す
    る、ことを特徴とするジグ。
  9. 【請求項９】 前記支持部材の各々を前記細長いジグに
    固定するための手段（８４−９０）を更に有する、請求
    項８に記載のジグ。
  10. 【請求項１０】 前記対象物の各々が、所定長さのウェ
    ブ材料が巻付けられたコア（１８）を有する種類のウェ
    ブ材料（２０）のロール（１６）であり、前記コアは軸
    線（２２）及び両端部（２４）を有し、各端部は前記材
    料を越えて軸線方向に延びている、請求項９に記載のジ
    グ。
  11. 【請求項１１】 軸線（２２）及び該軸線上に配置され
    た両端部（２４）を各々有する複数の対象物（１６、１
    ８、２０）を支持するためのラックであって、前記端部
    の各々は、前記対象物の本体を越えて軸線方向に延びる
    部分を有し、上面（１２）を有するベース部材（１０）
    と；上端（２６）及び下端（２８）を各々有し、前記上
    端の各々は、前記複数の対象物の前記軸線が同一直線状
    にある状態で前記対象物のうちの一つの前記端部のうち
    の一方の端部又は前記対象物の隣接した対の各々の前記
    端部の一方を支持するための手段（３０、３２）を有す
    る、前記複数の対象物よりも数が一つ多い複数の支持部
    材（１４）と；前記下端を前記ベース部材に個々に取付
    け、これによって前記複数の支持部材を前記複数の対象
    物を支持するように位置決めする、前記上面上に個々に
    取り外し自在に取付けられた複数の手段（３４−４０）
    とを有するラックを組み立てるのに使用される方法にお
    いて、 前記ベース部材を支持するためのプラットホーム（４
    ８）を提供する工程と、 前記同一直線上に並んだ対象物の外形に倣った外形を、
    前記支持するための手段が前記対象物と接触する場所
    に、持つ細長いジグ（５４）を提供する工程と、前記細
    長いジグを前記プラットホームの上方に位置決めする工
    程と前記支持するための手段が前記細長いジグと係合す
    る位置まで前記ベース部材を持ち上げる工程と、 前記下端を前記ベース部材に接着剤で固定する工程とを
    有する、ことを特徴とする方法。
  12. 【請求項１２】 前記下端を接着剤で固定する前に、前
    記支持部材の各々を前記細長いジグに固定する工程を更
    に有する、請求項１１に記載の方法。
  13. 【請求項１３】 前記対象物の各々が、所定長さのウェ
    ブ材料が巻付けられたコア（１８）を有する種類のウェ
    ブ材料（２０）のロール（１６）であり、前記コアは軸
    線（２２）及び両端部（２４）を有し、各端部は前記材
    料を越えて軸線方向に延びている、請求項１１に記載の
    方法。
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