JPH0664633U - 車椅子の乗り降り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 松葉杖や歩行車の使用出来ない足の障害者
が、車椅子を使用する際に人手をからず、使用者が単独
にて安全に乗り降り出来る様にする。 【構成】 使用者は昇降座に尻を乗せて、昇降左右のリ
モコン操作に依り、寝床又はベツトから車椅子へ着座す
る、反対に車椅子から寝床又はベツトえ寝ることの出来
る機構とした。

Description

【考案の詳細な説明】

【産業上の利用分野】 足の障害者がベツトや寝床等から車椅子に乗る場合 、又は降りる場合に使用する、車椅子用の乗り降り装置である。

【従来の技術】 従来の車椅子は、使用者の多くの人が人手を借りなければ 、安全に乗り降り出来なかった。

【本案が解決しようとする課題】 車椅子の使用者が、単独にて安全で簡単 に使用出来る車椅子の乗り降りの仕組みである。

【課題を解決するための手段】 使用者自身が、単独でリモコンボタンを操 作する事に依り、手軽に使える仕組みである。

【０００１】 使用者が尻を乗せる昇降座１．と、これを上下左右に動 かす動力及びその指示をする機構を設けた。

【０００２】 人の乗った昇降座１．を安全に吊り下げられる、綱と脱 着用器具及び装置取り付け用の枠６．を設けた。

【作用】 松葉杖や歩行車の使えない足の障害者が、昇降座１．を尻の下へ 置くことが出来れば、後はリモコン２．の上下左右４個のボタン操作に 依り、使用者が単独にで簡単で安全に車椅子へ乗り降り出来る。

【実施例】 松葉杖や歩行車の使用出来ない、足の障害者がベツトに寝て居 ます。車椅子を使う為に体を寝返りで横向きになり、脇に置いてある昇 降座１．を、仰向けに戻つた時尻の下になると思われる位置へ引き寄せ て、仰向けになり手で昇降座１．の位置修正をしました。次に外してあ る寝返りする側の２本の綱の先の差し込み器具３．を夫々のキャッチ４ ．に差し込んだ。次にリモコン２．の昇りボタンを押しました。４本の 綱に張力が懸かった時点でボタンを放し、綱を持って上半身を起こしま した。次にリモコン２．の昇りボタンを押し昇降座１．が車椅子の肘掛 けの位置を過ぎた時点で、ボタンを放して宙吊りになりました。次にリ モコン２．の左ボタンを押して左へ移動し、車椅子の真上でボタンを放 しました。次にリモコン２．の降りボタンを押しながら、車椅子えの着 座が良い様に手伝つて着座し、綱が緩んだ時点でボタンを放し、４本の 綱の脱着部のキャッチ外しボタン５．を押して綱４本をベツトに預け、 車椅子の繰り輪を繰って出て行きました。帰って来た時は、車椅子を所 定の位置に止め、乗った時の反対の操作でベツトに寝ました。

【考案の効果】 松葉杖や歩行車の使用出来ない足の障害者が、単独でベツ ト又は寝床等から車椅子に乗ったり降りたり出来るので、人手をかりな い為に気軽に行動できる。依って寝て居る時間が少なくなり、人仲へ交 わつたり自然に触れたり等の時間が多くなるので、寝たきり病人の防止 対策にもなり、病気回復の何がしかの助けにもなると思われる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 立面図

【符号の説明】

１．昇降座。２．リモコン。 ３．綱の先の差込み器
具。４．キャッチ。 ５．キャッチ外しボタン。 ６．
枠。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 車椅子を使用の際に、使用者は装置付属
   の昇降座１．を尻下え引き込み、付属のリモコン２．の
   昇りボタンを押すと、昇降座の４隅の綱は引き上がり張
   力が懸かる。此の時点でボタンを放し綱を持って上半身
   を起こす、昇りボタンを押すと昇降座１．は引き上がる
   ので、車椅子の肘掛けを越した時点でボタンを放し、脇
   に置いてある車椅子の方へ移動する様に、リモコン２．
   の左・右ボタンの何れかを押す。昇降座１．が車椅子の
   真上に来た時点でポタンを放し、降りボタンを押すと昇
   降座１．は車椅子の座席に向かって下が行く。着座の際
   には都合に依り手をかす場合もある。着座すれば昇降座
   １．の綱のキャッチ外しボタン５．を押して綱を外す。
   車椅子からベツトや寝床等に戻る際は、乗る時の反対の
   操作をする。以上のことが使用者単独にて出来る、車椅
   子の乗り降り装置。