JPH0664339A - 感熱転写材 - Google Patents

感熱転写材

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JPH0664339A
JPH0664339A JP4239018A JP23901892A JPH0664339A JP H0664339 A JPH0664339 A JP H0664339A JP 4239018 A JP4239018 A JP 4239018A JP 23901892 A JP23901892 A JP 23901892A JP H0664339 A JPH0664339 A JP H0664339A
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JP
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heat
resin
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layer
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Application number
JP4239018A
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English (en)
Inventor
Yasunori Kimura
康典 木村
Tatsuya Nakao
龍也 中尾
Motohiko Kashioka
元彦 柏岡
Hiromi Yokoyama
尋美 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69310053T priority patent/DE69310053T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、各種の被転写材への転写性に優れ
た感熱転写材の提供を目的とする。 【構成】 基材上に剥離層、着色層および接着層を順次
積層してなる感熱転写材において、接着層が炭素数6以
上有するα−オレフィンとα、β不飽和二重結合を有す
るモノマーの1種または2種以上と無水マレイン酸とを
共重合して得られる熱接着性樹脂もしくは該熱接着性樹
脂をアルコールでエステル化反応して得られる熱接着性
樹脂を含有する感熱転写材。 【効果】 本発明の感熱転写材は、コート紙、合成紙、
各種プラスチックシート等多種の被転写材に対して優れ
た転写性を有しており、密着性、耐摩擦性および屋外耐
性の良好な記録物が得られるようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コート紙、合成紙およ
びプラスチックフィルムへの転写性、密着性、耐摩擦性
および屋外耐性に優れた感熱転写材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、感熱転写記録装置は、ノンインパ
クトで無騒音、メンテナンスフリー、低価格、小型軽量
である等の特徴を有する為、ファクシミリ、ワ−ドプロ
セッサ−、コンピュ−タ−端末プリンタ−等に非常に多
く用いられている。一般的な感熱転写材はポリエステル
フィルム(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレート等)等の薄いプラスチックフィルムの基材
上にワックスを主成分とする熱溶融性インキ層を設けた
もので、該熱溶融性インキ面と例えば普通紙等の被転写
面とを重ね合わせ、基材裏面からのサ−マルヘッド等を
用いた加熱により熱溶融性インキを普通紙面上に転写し
て記録が行われる。
【0003】感熱転写記録装置の普及により、最近では
対象とする被転写材の種類も増大し、従来用いられてき
た感熱記録専用紙や普通紙等の紙およびオーバーヘッド
プロジェクター用専用ポリエステルシート等に加え、用
途に応じたコート紙、合成紙、プラスチックシート等多
種の材料が用いられ始めている。また、これらの被転写
材のなかでもプラスチックシートは屋外で使用されるこ
ともあり、従来要求されてきた転写性、密着性、耐摩擦
性等に加えて屋外耐性、特に耐光性が重視されるように
なってきている。しかし、先に挙げたような被転写材に
対して通常のワックスを主体とする転写層を設けてなる
感熱転写材を用いた記録物では、充分な転写性、密着強
度、耐摩擦性および屋外耐光性を満足させることは難し
く、例えば特開昭61−273989号公報にワックスを含有す
る剥離層、ワックスを含有しない着色層およびワックス
を含有する接着層を順次積層してなる感熱転写材が開示
されているが、着色層がワックスを含有していないので
普通紙へ転写した場合の耐摩擦性は向上している反面、
接着層がワックスを主成分とするためプラスチックフィ
ルム等の被転写材には密着性が低く、たとえ鮮明な記録
物が得られても指で擦ったり、セロテ−プで接着剥離す
ると簡単に取れてしまう等の欠点があった。
【0004】このような欠点を改良するために、特開平
4-22684号公報にワックスを主成分とする剥離層、ガラ
ス転移点50〜110 ℃で分子量8000以上の樹脂と耐磨耗剤
および着色剤からなる着色層、軟化点60〜150 ℃で分子
量 500〜5000の樹脂とアンチブロッキング剤を含む接着
層を順次積層してなる感熱転写材が開示されている。し
かし、例示されている接着層ではプラスチックフィルム
等の種類によっては被転写材との界面での十分な密着性
が得られず、より密着性を向上させるものが望まれてい
た。また、転写物を屋外で用いる際の屋外耐性、特に耐
光性の点においては劣化の主原因である紫外線に対する
対策が特にとられていないため経時での褪色を招くこと
があり、さらには剥離層がワックスを主成分とするため
に屋外耐性が低く、経時でグロスの低下等の表面劣化を
生じる欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者はかかる欠点
に鑑み鋭意検討した結果、炭素数6以上有するα−オレ
フィンとα、β不飽和二重結合を有するモノマ−の1種
または2種以上と無水マレイン酸とを共重合して得られ
る熱接着性樹脂が従来感熱転写材に用いられていたワッ
クスに類似したシャープな融点と熱可塑性樹脂が有する
強靱性と広範囲な種々被転写材への密着性とを兼ね備え
ているため、該熱接着性樹脂を接着層に用いることで良
好な転写性と密着性が得られ、着色層が実質的に熱可塑
性樹脂と着色材からなることより良好な耐摩擦性を示す
ことを見出し、本発明に至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、基
材上に剥離層、着色層および接着層を順次積層してなる
感熱転写材において、接着層が炭素数6以上有するα−
オレフィンとα、β不飽和二重結合を有するモノマーの
1種または2種以上と無水マレイン酸とを共重合して得
られる熱接着性樹脂もしくは該熱接着性樹脂をアルコー
ルでエステル化反応して得られる熱接着性樹脂を含有す
る感熱転写材、さらに、前記着色層が実質的に熱可塑性
樹脂と着色材から構成される感熱転写材を提供する。
【0007】接着層に用いられる熱接着性樹脂の原料モ
ノマーのうち、炭素数6以上有するα−オレフィンとし
ては、1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オクテン、1-ノネ
ン、1-デセン、1-ドデセン、1-テトラデセン、1-ヘキサ
デセン、1-オクタデセン、1-エイコセン、1-ドコセン、
1-テトラコセン、1-ヘキサコセン、1-オクタコセン、1-
トリアコンテン、1-ドトリアコンテン、1-テトラトリア
コンテン、1-ヘキサトリアコンテン、1-オクタトリアコ
ンテン、1-テトラコンテン等や、これらの混合物が挙げ
られるが、炭素数10以上のα−オレフィンが望ましい。
これらのα−オレフィンは、ダイアレン8 (1-オクテ
ン)、ダイアレン14(1-テトラデセン)、ダイアレン20
8 (炭素数20から28)、ダイアレン30(炭素数30以上)
等が三菱化成工業(株)より市販されている。
【0008】次に、α、β不飽和二重結合を有するモノ
マーとしては、(1)アルキル基の炭素数が1〜12個の
直鎖または分岐した脂肪族アルコールの(メタ)アクリ
ル酸エステル、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピ
ル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリ
ル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)
アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリ
ル酸ラウリル等、(2)ヒドロキシ基含有(メタ)アク
リル酸エステル、例えば(メタ)アクリル酸β−ヒドロ
キシエチル、(メタ)アクリル酸β−ヒドロキシプロピ
ル等、(3)α、β不飽和二重結合を有するカルボン
酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イ
タコン酸、マレイン酸、フマール酸等、(4)アクリル
アミド誘導体、例えばアクリルアミド、メタクリアミ
ド、N−メチロールアクリルアミド等、(5)ビニル基
を2個以上有する架橋性モノマー、例えばエチレングリ
コールジメタクリレート、ジビニルベンゼン等、(6)
その他、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル、ビ
ニルピロリドン、ビニルトルエン等が挙げられる。
【0009】さらに、エステル化反応に使用されるアル
コールとしてはメタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、sec-ブタノール、
tert−ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ヘプ
タノール、オクタノール、2-エチルヘキシルアルコー
ル、ノナノール、デカノール、ラウリルアルコール、ミ
リスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、オレイルアルコール等の1価アルコール、エ
チレングリコール、1,2-プロピレングリコール、1,3-ブ
チレングリコール、ジエチレングリコール、1,6-ヘキサ
ンジオール、ジプロピレングリコール、トリエチレング
リコール等の2価アルコール、トリプロピレングリコー
ル、グリセリン等の3価アルコール等が挙げられ、これ
らの1種または2種以上を使用することができる。好ま
しくは1価アルコールである。2価以上のアルコールで
は、使用量が多い場合に分子間架橋が生じて樹脂がゲル
化する恐れがあり、使用量に充分注意する必要がある。
【0010】原料モノマーの共重合および熱接着性樹脂
のエステル化反応は、無溶剤でも、溶剤を併用して行っ
てもよい。また全ての原料を一度に仕込み、攪拌混合後
に所定の温度で重合するバッチ式重合法と、上記原料の
うち1種または2種以上の原料混合物を仕込んだ反応容
器中へ、残りの1種のまたは2種以上の原料混合物を連
続的に滴下する半回分式重合方法のどちらでもよい。原
料モノマーの共重合において、α−オレフィンに対する
無水マレイン酸のモル比は1以上が好ましい。モル比が
1未満ではα−オレフィンの一部が未反応で残り、樹脂
の凝集力や顔料分散性を悪くする。またα、β不飽和二
重結合を有するモノマーは、全モノマー中、80重量%以
下が好ましい。80重量%を越えると、α、β不飽和二重
結合を有するモノマーのみの重合物が多分に生じ、感熱
転写後の密着性が悪くなる。
【0011】原料モノマーの共重合において用いられる
重合開始剤としては、アゾビスイソブチロニトリル、ア
ゾビス2,4-ジメチルバレロニトリル等のアゾビス化合
物、キュメンヒドロキシパーオキサイド、t-ブチルヒド
ロキシパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ジ
イソプロピルパーオキシカーボネート、ジ−t-ブチルパ
ーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、t-ブチルパ
ーオキシベンゾエート、過硫酸カリウム、過硫酸アンモ
ニウム等の過酸化物等が挙げられるが、有機過酸化物、
有機アゾ化合物の使用が望ましい。また、ドデシルメル
カプタン等のメルカプタン系の重合調節剤を用いること
も可能である。
【0012】接着層は、前記方法により得られる熱接着
性樹脂もしくは該熱接着性樹脂をアルコールでエステル
化反応して得られる熱接着性樹脂を含有してなるが、そ
の他構成成分として従来公知の熱可塑性樹脂、ワック
ス、着色材、添加剤等を用いることができる。熱可塑性
樹脂は、接着層塗液の基材への塗工時における粘度等の
塗工適性を調整するために、転写性、密着性を損なわな
い範囲において、単独または2種以上併せて用いること
ができる。熱可塑性樹脂の熱接着性樹脂に対する添加量
は、樹脂の総和において、熱接着性樹脂 100〜25重量%
に対して熱可塑性樹脂 0〜75重量%が好ましく、熱接着
性樹脂 100〜50重量%に対して熱可塑性樹脂 0〜50重量
%がより好ましい。着色材は、着色層の濃度を補強する
ために必要に応じて用いることができる。
【0013】ワックスは、本発明の感熱転写材を巻き取
って使用する際にブロッキングを防止する効果があり、
被転写材への密着性を低下させない範囲で用いることが
できる。かかるワックスの例としては、天然ワックスと
してキャンデリラワックス、カルナバワックス、ライス
ワックス、木ろう、ホホバ油などの植物系ワックス、蜜
ろう、ラノリン、鯨ろう等の動物系ワックス、モンタン
ワックス、オゾケライト、セレシン等の鉱物系ワック
ス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、ペトロラタム等の石油系ワックス、合成ワックスと
してはフィッシャートロピッシュワックス、ポリエチレ
ンワックス等の合成炭化水素、モンタンワックス誘導
体、パラフィンワックス誘導体、マイクロクリスタリン
ワックス誘導体、等の変性ワックス、硬化ひまし油、硬
化ひまし油誘導体等の水素化ワックス、ラノリン酸、パ
ルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、12−ヒドロ
キシステアリン酸等の高級脂肪酸、さらにこれら高級脂
肪酸のアミド、エステル、金属塩等が挙げられる。
【0014】添加剤としては、紫外線吸収剤および紫外
線遮断剤の他に、従来公知の顔料分散剤、帯電防止剤、
可塑剤、滑剤、酸化防止剤等が必要に応じて用いられ
る。その他接着層塗液の基材への塗工時における粘度等
の塗工適性を調整するため、また、接着層の皮膜強度を
向上させるフィラーとしてシリカ、マイカ、タルク、炭
酸カルシウム、沈降性硫酸バリウム等の体質顔料を添加
しても良い。接着層の固形分構成比は、熱接着性樹脂と
熱可塑性樹脂の総和が40〜100 重量%のものが好まし
く、さらにはワックスを 0〜10重量%、添加剤を 0〜20
重量%、着色材を 0〜50重量%含有しても良い。接着層
の厚さは、極端に薄いと効果が得られなくなり極端に厚
いと転写性および解像度が低下するため、 0.1〜2.0 μ
mが好ましく、0.3 〜1.0 μmがより好ましい。
【0015】着色層は実質的に熱可塑性樹脂と着色材か
らなり、ワックスを含まないことが好ましい。但し、顔
料分散剤等の従来公知の各種添加剤は、固形分構成比で
5重量%以下であれば必要に応じて添加してもよい。ワ
ックスを添加すると着色層の凝集力が低下し、転写物の
密着性および耐摩擦性が低下する等の問題を生じる。着
色層の着色材/樹脂重量比は、特にインキ隠蔽力、解像
度に対し影響を及ぼし、有機顔料の場合は 0.5〜4 が好
ましく、無機顔料の場合は比重が大きいため0.5〜6 が
好ましい。該範囲より小さいと転写時のキレが低下し、
大きいと密着性、耐摩擦性が低下する。着色層の厚さは
隠蔽力、転写性および耐摩擦性を考慮して用途に応じ所
定の膜厚とすればよいが、 0.3〜5 μmが好ましく、
0.5〜3 μmがより好ましい。
【0016】熱可塑性樹脂は、従来公知のものを単独ま
たは2種以上用いることができる。かかる熱可塑性樹脂
の例としては、ポリ(メタ)アクリル酸エステル樹脂、
ポリ(メタ)アクリル酸樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、スチレ
ン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポ
リ酢酸ビニル、ポリスチレン、エチレン−(メタ)アク
リル酸エステル共重合体、ポリアセタール樹脂、セルロ
ース誘導体、石油樹脂、ケトン樹脂、キシレン樹脂、ロ
ジン、ロジン誘導体、テルペン樹脂、インデンクマロン
樹脂、塩素化ポリオレフィン、スチレン−無水マレイン
酸樹脂、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン−酢
酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、スチレン−
ブタジエンゴム、ポリ(メタ)アクリロニトリル、アク
リルゴム、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、ポリウレ
ア樹脂等が挙げられる。
【0017】着色材の例としては、カーボンブラック、
アニリンブラック、酸化チタン、フタロシアニン系、モ
ノアゾ系、ジスアゾ系、ニトロ系、ニトロソ系、ペリレ
ン系、イソインドリノン系、キナクリドン系等の顔料や
アゾ系、アントラキノン系、ニグロシン系等の染料等通
常インキに使用される材料が挙げられるが特に耐光性の
良好な転写物を得るには顔料が好ましく、中でもカーボ
ンブラック、ファストイエロー、カドミウムイエロー、
黄色酸化鉄、クロモフタルイエロー、アンスラピリミジ
ンイエロー、イソインドリノンイエロー、銅アゾメチン
イエロー、ベンゾイミダゾロンイエロー、キノフタロン
イエロー、ニッケルジオキシンイエロー、フラバンスロ
ンイエロー、黄鉛、チタンイエロー、ジスアゾイエロ
ー、ベンゾイミダゾロンオレンジ、ピランスロンオレン
ジ、ペリノンオレンジ、パラレッド、レーキレッド、ナ
フトールレッド、ピラゾロンレッド、パーマネントレッ
ド、マダーレーキ、チオインジゴボルドー、ベンガラ、
鉛丹、カドミウムレッド、ナフトールレッド、キナクリ
ドンマゼンタ、ペリレンバーミリオン、ペリレンレッ
ド、クロモフタルスカーレット、アンスアンスロンレッ
ド、ジアントラキノリルレッド、ペリレンマルーン、ベ
ンゾイミダゾロンカーミン、ペリレンスカーレット、キ
ナクリドンレッド、ピランスロンレッド、マンガンバイ
オレット、ジオキサジンバイオレット、フタロシアニン
ブルー、紺青、コバルトブルー、群青、インダンスロン
ブルー、フタロシアニングリーン、ピグメントグリー
ン、ニッケルアゾイエロー、酸化クロム、ビリジアン、
ベンゾイミダゾロンブラウン、ブロンズパウダー、鉛
白、亜鉛華、リトポン、酸化チタン、パール顔料等が好
ましい。
【0018】剥離層は、熱可塑性樹脂、ワックス、添加
剤、必要に応じて着色材からなり、より好ましくは最低
成膜温度70℃以上の熱可塑性樹脂エマルジョンを含有す
るエマルジョンにより形成される。従来は、十分な転写
時のキレ、剥離性を得るためワックスを主成分とした剥
離層が用いられていたが、転写部分の表面強度を得るに
は限界があった。また、転写部分の表面強度を向上させ
るためには樹脂成分を増量することが必要となるが、転
写時のキレ、剥離性等の転写特性を著しく低下させてし
まう問題が生じ、実用特性を満足させるものは得られな
かった。しかしながら、最低成膜温度70℃以上の熱可塑
性樹脂エマルジョンを用いると、通常の塗布乾燥温度条
件ではエマルジョン粒子が成膜しないために樹脂を主成
分としても転写時のキレは良好であり、さらには転写時
のサーマルヘッドによる高温加熱でエマルジョン粒子が
部分的に溶融接着して成膜するために転写後の表面強度
が著しく向上する。該熱可塑性樹脂エマルジョンは常温
で成膜性がないため結着剤として他の熱可塑性樹脂を併
用するのが好ましく、その添加量は全樹脂分中の 1〜50
重量%が好ましい。この範囲を越えて添加した場合は、
転写時のキレが低下することがある。かかる熱可塑性樹
脂としては従来公知のものを単独または2種以上用いる
ことができ、特に限定はしない。また、ワックスは接着
層と同様のものを用いることができる。なお、剥離層の
全樹脂分/ワックス重量比は1〜9が好ましく、より好
ましくは2〜4である。
【0019】さらに転写物の屋外耐性、特に耐光性を向
上させるためには、紫外線吸収剤および/または紫外線
遮断剤を転写後に最表面となる剥離層に含有させること
が好ましい。かかる紫外線吸収剤としては、 290〜400n
m の波長の光を吸収する化合物として、例えばベンゾフ
ェノン系、ベンゾトリアゾール系、サリチル酸誘導体
系、シアノアクリレート系、桂皮酸系、アミノブタジエ
ン系、シュウ酸アニリド誘導体系化合物等を、さらに紫
外線遮断剤としては、例えば超微粒子酸化チタン、超微
粒子亜鉛華、超微粒子タルク、超微粒子カオリン、超微
粒子炭酸カルシウム、超微粒子酸化鉄等を挙げることが
できる。剥離層に添加する紫外線吸収剤および/または
紫外線遮断剤の添加量は効果を発揮する最低量でよい
が、固形分中1〜10重量%が好ましい。剥離層には、着
色層の濃度を補強するために従来公知の着色材を含有さ
せてもよく、中でも先に例示した耐光性の優れたものが
好ましい。着色材の添加量は必要最低量でよく、固形分
中 0〜10重量%が好ましい。その他、従来公知の顔料分
散剤、帯電防止剤、可塑剤、滑剤、安定剤、酸化防止剤
等を必要に応じて添加してもよい。剥離層の厚さは、極
端に薄いと転写性が低下し極端に厚いと転写剥離性が低
下するため、 0.1〜3 μmが好ましく、 0.3〜2 μmが
より好ましい。
【0020】基材としては、従来公知のもの、例えばポ
リエステルフィルム(ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレンナフタレート等)、ポリアミドフィルム(ナ
イロン等)、ポリオレフィンフィルム(ポリプロピレン
等)、セルロース系フィルム(トリアセテート等)、ポ
リカーボネートフィルム等を用いることができる。中で
もポリエステルフィルムは、耐熱性、機械強度、引張強
度、引張安定性などが優れ最も好ましい。基材は薄いほ
ど熱伝導性がよいが、強度やインキ層の塗工のしやすさ
から 3〜50μmが最も好ましい。また、基材の熱溶融性
層の反対面に耐熱性の樹脂からなるバックコート層を設
けてもよい。接着層、着色層、剥離層を基材に設けるた
めには、通常一般に用いられる塗工方法、すなわちホッ
トメルトコーティング法あるいはより好ましくはソルベ
ントコーティング法が用いられる。
【0021】本発明の感熱転写材は、コート紙、合成紙
およびプラスチックシート等の被転写材に対して優れた
転写性、密着性、耐摩擦性および屋外耐性を有する転写
物を得ることができるが、さらに受像層と反対側の面に
粘着剤層を介して離型紙を設けた被転写材を用いても良
く、特に上記被転写材に熱接着性樹脂、例えば、ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ(メタ)アクリル
酸エステル樹脂、スチレン−(メタ)アクリル酸エステ
ル共重合体等からなる受像層を設けたシートを用いるこ
とで、より一層優れた転写性、密着性、耐摩擦性および
屋外耐性を有する転写物を得ることができる。
【0022】
【実施例】始めに、接着層に用いる炭素数6以上有する
α−オレフィンとα、β不飽和二重結合を有するモノマ
ーの1種または2種以上と無水マレイン酸とを共重合し
て得られる熱接着性樹脂、および該熱接着性樹脂をアル
コールでエステル化反応して得られる熱接着性樹脂の合
成例を以下に示す。合成例A 攪拌機、温度計、還流冷却器、滴下漏斗を備えた反応容
器に、1-オクタデセン504.8gを仕込み、窒素置換後、
撹はんしながら昇温する。75℃になったら反応容器にア
ゾビスイソブチロニトリル18.0gを添加し、その5分後
より、無水マレイン酸 235.2gをメチルエチルケトン 4
00.0gとメタクリル酸メチル 151.3g、メタクリル酸エ
チル 375.4g、エチレングリコールジメタクリレート
1.1gに溶解均一混合したものを、反応容器内を75℃に
保ちながら1時間にわたって滴下する。その間滴下開始
後20分目、40分目、60分目に、アゾビスイソブチロニト
リルを10.1gずつ添加し、さらに滴下終了後、1時間
目、2時間目、3時間目、4時間目にアゾビスイソブチ
ロニトリルを 5.0gずつ添加して重合を完結させる。こ
のようにして得られた樹脂Aは重量平均分子量56,800、
軟化点70.2℃、樹脂分の酸価 204.7[KOH mg/g]であっ
た。
【0023】合成例B 攪拌機、温度計、還流冷却器を備えた反応容器に1-オク
タデセン 757.4g、無水マレイン酸 294.2g、アクリル
酸ブチル 192.0g、アクリル酸18.9g、ジ−t-ブチルパ
ーオキサイド 2.7gを仕込み、窒素置換後、撹はんしな
がら昇温する。130℃になったら、その温度を維持しな
がら20分目、40分目、60分目に、反応容器にジ−t-ブチ
ルパーオキサイドを 0.7gずつ添加する。添加終了後、
系の温度を 160℃に保ち、さらに6時間重合させ重合を
完結させる。このようにして得られた樹脂Bは重量平均
分子量67,800、軟化点53.1℃、樹脂分の酸価 279.4[KO
Hmg/g]であった。
【0024】合成例C 攪拌機、温度計、還流冷却器、滴下漏斗を備えた反応容
器に、ダイアレン208231.0gを仕込み、窒素置換後、撹
はんしながら昇温する。 130℃になったら、反応容器に
ジ−t-ブチルパーオキサイド15.0gを添加し、その5分
後より、無水マレイン酸98.0gを酢酸ブチル 400.0gと
アクリル酸エチル 400.0gに溶解均一混合したものを、
反応容器内を 130℃に保ちながら1時間にわたって滴下
する。その間滴下開始後20分目、40分目、60分目にジ−
t-ブチルパーオキサイドを 8.4gずつ添加し、さらに滴
下終了後、1時間目、2時間目、3時間目、4時間目に
ジ−t-ブチルパーオキサイドを 4.2gずつ添加して重合
を完結させる。その後、反応容器内を 110℃にし、その
温度を保ちながらn-ブタノール 111.2gを30分で滴下
し、さらに6時間エステル化反応させる。このようにし
て得られた樹脂Cは樹脂分の酸価が86.9[KOH mg/g]で
あった。
【0025】以下、感熱転写材を作成した実施例により
本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。なお、実施例中にある「部」とは
「重量部」を、「%」とは「重量%」を示す。 〔実施例1〕剥離層インキ組成 カルナバワックスエマルジョン(固形分20%) 10部 アクリルエマルジョン(最低成膜温度75℃、固形分20%) 90部 上記組成物を十分に混合攪拌し、剥離層インキを調製し
た。着色層インキ組成 スチレン−アクリル共重合体樹脂 10 部 カーボンブラック 10 部 分散剤 0.1部 トルエン 40 部 メチルエチルケトン 40 部 上記組成物をボールミルで十分に分散して着色層インキ
を調製した。接着層インキ組成物 樹脂A 10部 トルエン 50部 イソプロピルアルコール 40部 上記組成物を均一にワニス化して接着層インキを調製し
た。次に、基材(帝人(株)製 6μmのFB1バック
コート付きポリエステルフィルム)のバックコート面と
反対側の面に、剥離層インキを乾燥時の膜厚が 0.5μm
になるようにバーコーターを用いて塗布し、60℃の温風
で十分に乾燥させた。続いてその上に、着色層、接着層
インキも同様にして乾燥時の膜厚がそれぞれ1μm、
0.5μmとなるよう順に塗布、乾燥させて感熱転写材を
作成した。
【0026】〔実施例2〕剥離層インキ組成 パラフィンワックスエマルジョン(固形分20%) 10部 アクリルエマルジョン(最低成膜温度90℃、固形分20%) 88部 2-ヒドロキシ -4-メトキシ -5-スルホベンゾフェノン 2部 トリハイドレート 上記組成物を十分に混合攪拌し、剥離層インキを調製し
た。着色層インキ組成 ポリエステル樹脂 8 部 レーキレッド 12 部 分散剤 0.1部 トルエン 40 部 メチルエチルケトン 40 部 上記組成物をアトライターで十分に分散して着色層イン
キを調製した。接着層インキ組成物 樹脂B 9部 レーキレッド 1部 トルエン 50部 イソプロピルアルコール 40部 上記組成物をアトライターで十分に分散して接着層イン
キを調製した。次に、実施例1と全く同様にして感熱転
写材を作成した。
【0027】〔実施例3〕剥離層は実施例2と同じもの
を用い、着色層、接着層に以下のものを用いた。 着色層インキ組成 ポリアクリル酸エステル樹脂 7 部 ジスアゾイエロー 14 部 分散剤 0.1部 トルエン 40 部 メチルエチルケトン 40 部 上記組成物をボールミルで十分に分散して着色層インキ
を調製した。接着層インキ組成物 樹脂C 8.5部 ジスアゾイエロー 1.0部 カルナバワックス 0.5部 トルエン 50 部 イソプロピルアルコール 40 部 上記組成物をボールミルで十分に分散して接着層インキ
を調製した。次に、実施例1と全く同様にして感熱転写
材を作成した。
【0028】〔実施例4〕剥離層は実施例2と同じもの
を用い、着色層、接着層に以下のものを用いた。着色層インキ組成 ポリエステル樹脂 15 部 フタロシアニングリーン 5 部 分散剤 0.1部 トルエン 40 部 メチルエチルケトン 40 部 上記組成物をアトライターで十分に分散して着色層イン
キを調製した。接着層インキ組成物 樹脂A 8.5部 フタロシアニングリーン 1.0部 カルナバワックス 0.5部 トルエン 50 部 イソプロピルアルコール 40 部 上記組成物をアトライターで十分に分散して接着層イン
キを調製した。次に、実施例1と全く同様にして感熱転
写材を作成した。
【0029】〔実施例5〕剥離層は実施例1と同じもの
を用い、着色層、接着層に以下のものを用いた。着色層インキ組成 スチレン−アクリル共重合体 3.5部 カーボンブラック 16.5部 分散剤 0.1部 トルエン 40 部 メチルエチルケトン 40 部 上記組成物をボールミルで十分に分散して着色層インキ
を調製した。接着層インキ組成物 樹脂B 8.5部 カーボンブラック 1.0部 カルナバワックス 0.5部 トルエン 50 部 イソプロピルアルコール 40 部 上記組成物をボールミルで十分に分散して接着層インキ
を調製した。次に、実施例1と全く同様にして感熱転写
材を作成した。
【0030】〔比較例1〕剥離層、着色層は実施例1と
同じものを用い、接着層に以下のものを用いた。 接着層インキ組成物 ポリウレタン樹脂 9部 カーボンブラック 1部 トルエン 50部 イソプロピルアルコール 40部 上記組成物をアトライターで十分に分散して接着層イン
キを調製した。次に、実施例1と全く同様にして感熱転
写材を作成した。
【0031】〔比較例2〕剥離層インキ組成 パラフィンワックスエマルジョン(固形分20%) 90部 エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(固形分20%) 10部 上記組成物を十分に混合攪拌し、剥離層インキを調製し
た。着色層インキ組成 テルペン樹脂 7 部 レーキレッド 5 部 カルナバワックス 8 部 分散剤 0.1部 トルエン 40 部 メチルエチルケトン 40 部 上記組成物をボールミルで十分に分散して着色層インキ
を調製した。接着層インキ組成物 エチレン−酢酸ビニル共重合体 2部 カルナバワックス 8部 トルエン 90部 上記組成物をボールミルで十分に分散して接着層インキ
を調製した。次に、実施例1と全く同様にして感熱転写
材を作成した。
【0032】実施例の評価 実施例1〜5および比較例1〜2で得られた感熱転写材
を市販の熱転写プリンターを用いて1mj/dotの印字エネ
ルギーにてポリエステルシート(表中にて PETと略
す)、軟質塩化ビニルシート(表中にて塩ビと略す)、
合成紙(ピーチコート紙、表中で合成と略す)にそれぞ
れ転写して転写記録物を作成した。次に、それらの転写
性、耐摩擦性、密着性および耐褪色性を評価して表1に
まとめた。 (評価方法) 転写性 :転写記録物の画像鮮明性を目視で判定し
た。 耐摩擦性 :転写記録物の表面を爪で擦ったときのイン
キのとられ程度を目視で判定した。 密着性 :転写記録物の表面に18mm幅のセロハンテー
プを密着した後に一瞬で剥離させたときのインキの剥離
程度を目視で判定した。 耐褪色性 :周りに太陽光を遮るような建造物のない屋
外にて、地平線に対し45℃の角度で南向きに設置された
屋外暴露試験台に転写記録物を取り付け、1ヵ月放置後
に褪色の程度を判定した。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明の感熱転写材は、コート紙、合成
紙、各種プラスチックシート等多種の被転写材に対して
優れた転写性を有しており、密着性、耐摩擦性および屋
外耐性の良好な記録物が得られるようになった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 尋美 東京都中央区京橋二丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に剥離層、着色層および接着層を
    順次積層してなる感熱転写材において、接着層が炭素数
    6以上有するα−オレフィンとα、β不飽和二重結合を
    有するモノマーの1種または2種以上と無水マレイン酸
    とを共重合して得られる熱接着性樹脂もしくは該熱接着
    性樹脂をアルコールでエステル化反応して得られる熱接
    着性樹脂を含有することを特徴とする感熱転写材。
  2. 【請求項2】 着色層が、実質的に熱可塑性樹脂と着色
    材から構成されることを特徴とする請求項1記載の感熱
    転写材。
JP4239018A 1992-08-14 1992-08-14 感熱転写材 Pending JPH0664339A (ja)

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EP93306340A EP0583940B1 (en) 1992-08-14 1993-08-11 Method of thermal transfer recording
DE69310053T DE69310053T2 (de) 1992-08-14 1993-08-11 Thermisches Übertragungsaufzeichnungsverfahren
US08/105,068 US5611881A (en) 1992-08-14 1993-08-12 Method of thermal transfer recording on marking film

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002067518A (ja) * 2000-08-24 2002-03-08 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写シート
JP2019130831A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 大日本印刷株式会社 熱転写シート

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