JPH066430A - 赤外線電話機 - Google Patents

赤外線電話機

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Publication number
JPH066430A
JPH066430A JP4353389A JP35338992A JPH066430A JP H066430 A JPH066430 A JP H066430A JP 4353389 A JP4353389 A JP 4353389A JP 35338992 A JP35338992 A JP 35338992A JP H066430 A JPH066430 A JP H066430A
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JP
Japan
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infrared
frequency
transmitter
telephone
handset
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Pending
Application number
JP4353389A
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English (en)
Inventor
Curt G Reichert
ゲー、ライヘルト クルト
Axel Fischer
フィッシャー アクセル
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ZENJISU AG
SenSys AG
Original Assignee
ZENJISU AG
SenSys AG
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/114Indoor or close-range type systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/737Characterised by transmission of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. infrared waves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】良好な伝送を確保しながら、構成要素が少ない
多重チャンネル及び二重伝送に適した装置を提供する。 【構成】送受話器1のマイクロフォン5に入った音声シ
グナルは、変調器7及び送信機8と、少くとも1個の発
光ダイオード13を通って、赤外線放射として出力さ
れ、固定された遠隔ステーション2の少くとも1個のフ
ォトダイオード17で受信され、FM受信機14で電気
的シグナルとして電話機3に送られる。電話機から送ら
れたシグナルは、遠隔ステーションの赤外線送信機と関
係した少なくとも1個の発光ダイオード18を通って、
送受話器の少なくとも1個のダイオード12に赤外線シ
グナルとして送られ、FM受信機6で電気的シグナルに
変換され、ラウドスピーカ4に送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】本発明は、第1のステーション、特にマ
イクロホン、ラウドスピーカ、赤外線送信機、赤外線受
信機を有する送受話器と、第2のステーション、特に第
1のステーションと対をなすものであって、赤外線送信
機、赤外線受信機、電話回線網接続器を有する固定され
たステーションを有する赤外線電話器に関する。
【0002】コードレスの赤外線電話器は、「テルコム
・レポート(telcom report) 」、第3巻、第1号、19
80年2月、第24〜25頁により公知である。この赤
外線電話器では、送受話器と、この送受話器と対をなす
固定して配置されたステーションの間のすべての信号の
伝送は赤外線によって行われる。発光ダイオードがヒト
の眼に感じない閃光を発し、これが部屋の壁、天井並び
に家具類に反射して散乱光として受信機のフォトダイオ
ードに到達する。ここで、光インパルスは電気信号に再
変換される。従って送信機と受信機の間には、視覚的な
結び付きは存在する必要がない。短時間の眼に見えない
閃光による伝送は、これに利用されたパルス位相変調の
原理によって生じる。この原理によって、低周波の音声
シグナルは9kHzで検出される。低周波情報が、検出
インパルスの位相位置を相互に決定する。受信機のなか
のPPM復調器は、位相位置からだけ、すなわち公称位
置のインパルスの時間的間隔からだけ低周波有効信号を
再取得する。伝送方向のインパルスの間の間隙に、時分
割多重伝送の原理によって逆方向のインパルスが挿入さ
れる。伝送は、前と同じ原理によって行われる。これに
よってフィードバックは生じず、送信機が作動し逆転し
たとき個々の受信機はいつも遮断される。
【0003】しかし出願人の知る限りでは、上記の原理
はまだなんら実現されていない。本発明は、妨害(外部
光線)に対する問題が特に少ない場合に、多重チャンネ
ル−および二重伝送に適した上記の種類の赤外線電話器
を造ることを課題とするものである。特に、良好な伝送
を確保しながら、構成要素の特に少ない出費を達成でき
る。
【0004】
【発明の構成および効果】この課題は、冒頭に述べた種
類の赤外線電話機における本発明の第1の解決法によっ
て解決される。すなわち、第1のステーションおよび第
2のステーションがそれぞれ単一の周波数発信器を有
し、それはマイクロホンまたは電話回線網接続器から来
る伝送すべき電気信号によって変調された周波数が関係
する赤外線送信機の出力を制御するだけでなく、関係す
る赤外線ミキシング段にも供給され、第1および第2の
ステーションの周波数発信器は異なった中間周波数を有
し、関係する赤外線受信機から発生する信号はミキシン
グ段内の関係する周波数発信器の変調された周波数と混
合され、また受光周波数と変調された発信器周波数から
の混合によって発生した総和周波数は周波数復調器を経
て復調され、得られた信号からラウドスピーカまたは電
話回線網に供給されるべき受信機能が得られる。
【0005】本発明によれば、相互に交信する二つのス
テーション(送受話器および対向ステーション)におい
て、一方のステーションの光学的受信機から発する電気
信号はいつも同じステーションのミキシング段内でこの
ステーションの周波数発信器の発生振動(送信機能で変
調された発信器の周波数)と混合される。この場合、な
かでも送信機能で変調された発信器周波数および別のス
テーションの受信機能で変調された発信器周波数から一
つの総和周波数が形成される。この総和周波数はさらに
加工すなわち復調される。この装置の送信機能は公知で
あるので、受信機能は復調された信号から求められる。
送信機能は特に周波数復調器の信号から減算段内で除去
することができ、その結果受信─通信機能は妨害なしに
得られる。これは拡声器または電話回線網に供給され
る。
【0006】両ステーションの周波数発信器は、異なっ
た中間周波数を有する。一つのステーションにつきただ
1つの周波数発信器とすることによって、赤外線送信機
のためのパルスフォロー周波数も発生され、赤外線受信
機から発生される受信周波数も、よく定義され固定され
た中間周波数(総和周波数)に変換される。赤外線送信
機から同じステーションの赤外線受信機に直接カップリ
ングされる放射線は、妨害にはならない。それは、どっ
ちみち対向ステーションの(弱い)受信電気信号がこの
周波数と混合されて総和周波数になるからである。この
総和周波数は、つぎに周波数復調を受け、それによって
放射される通信機能によって受信されるべき線状の干渉
から成る信号が発生する。これは、中間周波数(総和周
波数)の形成のためにこのステーションの周波数発信器
の周波数変調された信号が使用されるからである。
【0007】本発明の別の態様では、両ステーションの
周波数発信器の中間周波数は変化でき、この場合或る明
確に定義された周波数(チャンネル)が選択できる。両
ステーションの周波数発信器は、この場合目的に合うよ
うに相互に分類された多数の中間周波数対を有し、その
周波数総和はいつも同じ一定の明確に定義された値を有
する。つまり、本発明による電話器の一つのステーショ
ンが常にそのようなもう一つのステーションとだけ交信
ができるということであり、その発信器の中間周波数は
関係するステーションの発信器の中間周波数に加算され
て、正確にこの一定の明確に定義された値になる。従っ
て、関係するステーションの対応する中間周波数の選択
によって、どのステーションが他のどのステーションと
交信するかを決めることができる。
【0008】この場合詳細には、好ましくはステーショ
ンの二つのグループを定義するのが有利である。従っ
て、ステーションは好ましくは二つのグループ1および
2に区分し、常にグループ1のステーションはグループ
2のステーションと交信するようにするのがよい。交信
というのは、伝送すべき情報を作る電気信号が両方のス
テーションの間で同時に両方の方向に伝送されることで
ある。従って、自由に決定できるチャンネル番号に関す
る周波数の分類は、両ステーションが同じチャンネル番
号に合わせたとき、かつそのときだけ正にグループ1の
ステーションはグループ2のステーションとだけ交信す
ることができるように正確に選択できる。つまり、一つ
のグループのすべてのステーションについては周波数発
信器の中間周波数とチャンネル番号との間には同じ分類
が適用されねばならない。
【0009】しかし本発明によれば、チャンネルおよび
中間周波数の分類は任意ではなく、むしろグループ1お
よび2からの周波数の算術的総和であり、それはそれぞ
れ一つのチャンネルに属し常に一定でチャンネルに依存
しない総和値を与えるものである。従って、ミキシング
段における総和周波数は、交信するステーションで同じ
チャンネルが選ばれた場合は公知でよく定義された周波
数である。
【0010】各ステーションは、それによって情報の発
信中に同時に他の同様なステーションの発信を受信し整
理することができる。多数のステーションが赤外線の到
達距離内に相互に並んで稼動している場合は、中間周波
数の選択によって多数のステーションのうちの一つに狙
いをつけることができる。これは当然、指定されたステ
ーションがその受信部分、特に電気的濾過に関して、こ
の選択された中間周波数に敏感であることを前提にす
る。
【0011】周波数発信器の中間周波数は、好ましくは
PLL(位相ロックループ)制御回路によって安定化さ
れる。そのような制御回路は所定の中間周波数の極めて
正確な保持を可能にし、一方周波数変調に必要な中間周
波数の短期的な変化が可能である。フェーズロックルー
プ制御の使用はその上、簡単な方法で中間周波数を或る
周波数パターンに調節すること(チャンネル選択)を可
能にする。上記の本発明による解決法によれば、受信側
は基本周波数帯ではなく、ZF周波数帯(前に総和周波
数としても示されている)で作動している。基本周波数
帯と比較して、これで妨害(外部光線)に対する問題が
少ないという利点が生じる。さらに、多重チャンネル伝
送ならびに完全二重伝送(同時両方向)が簡単な方法で
達成できる。これは、基本周波数帯で行うと特に費用の
かかる方法(例えばタイムスロット法)でしかできな
い。
【0012】上記の課題は、冒頭に述べた種類の赤外線
電話器による本発明の第2の解決法によって解決でき
る。すなわち、第1および第2のステーションがそれぞ
れ、関係する赤外線送信機の出力を伝送される電気信号
に変調した周波数に制御する第1の周波数発信器および
赤外線受信機に受信される電気信号を中間周波数帯に変
換するためのミキサを有する第2の周波数発信器を有す
る。
【0013】この解決法の場合も、受信側で中間周波数
で作動するので、同様に前記の利点が達成される。この
解決法の場合、各ステーションにおいて受信側に第2の
発信器が必要であり、これによって前記の本発明の第1
の解決法の場合よりも費用は高くなる。しかしこの場
合、同じステーションの発信側と受信側の間に追加のル
ープは不要である。本発明のこの第2の解決法は、郵便
の電話接続網において二本線しか使用出来ない場合に特
に適しているが、四本線の場合は両方の解決法とも良い
結果を与える。
【0014】本発明の第2の解決法によれば、1つのス
テーション内において送信側によって受信側に影響を及
ぼすことが、同一のステーションの送信発振器および受
信発振器の周波数を調節し、受信機能が存在する場合
に、送信発振器の周波数が、受信機のミキサにおける中
間周波数に正確に固定されるようにすることによって回
避される。いかなる受信機能も存在しない場合には、い
かなる中間周波数も得られない。これによって、結合周
波数が同一ステーション内の送信側によって生成される
ことが回避される。
【0015】上述の実施例の場合、周波数発振器の搬送
周波数は、位相ロックループ制御回路によって安定化さ
れる。これによって、上述の効果が得られる。
【0016】発光ダイオードは、750nm〜1000
nmの波長の赤外線を照射する赤外線送信機として使用
されることが好ましい。なぜなら、これらのダイオード
は、光学的素子技術の観点から非常に高い効率を有し、
よって放射線の高いフローが得られるからである。光学
的な高い出力は、可能な伝送の作動レンジに対して好ま
しい。波長は、機能に影響を及ぼさない。したがって、
波長は自由に選択されうる。
【0017】大きな伝送範囲に関して、サイン半波形状
の方法で、赤外線送信機によって電流の流れを制御する
ことがさらに好ましい。言い換えれば、周波数発振器に
よって生成された、周波数変調されたサイン波形状の振
動は、発光ダイオードを通過する電流が、正のサイン半
波の間に周波数発振器の正のサイン半波の瞬間の値に比
例するような方法で、発光ダイオードを通過する電流の
流れを直接制御する。周波数発振器の振動の負のサイン
半波の間には、いかなる電流も発光ダイオード中を流れ
ない。
【0018】このようなダイオード電流制御によって、
送信される光学的出力のスペクトルにおける周波数変調
された振動部分は、ダイオードのシグナル効率に関して
最大値をもつ。
【0019】1つのステーションにおいて複数個の赤外
線受信機を使用することは有利である。なぜなら、それ
によって作動範囲を拡張することができるからである。
フォトダイオードは、赤外線受信機として使用するのに
特に適している。もちろん、赤外線受信機は、赤外線送
信機によって送信される電磁波に対して敏感である。
【0020】大きな光検出面積をもつフォトダイオード
が好ましい。なぜなら、より多くの光学的放射線が受信
されるからである。光検出面積の増大は、大きな伝送範
囲の意味において、複数個の平行に配置したフォトダイ
オードを使用することによって可能となる。
【0021】本発明の特に好ましい実施例によれば、第
1のステーションは電話の送受話器であり、第2のステ
ーションは固定的に設置された卓上/壁掛け型ステーシ
ョンである。送受話器は、以下に詳細に説明するよう
に、マイクロフォン、ラウドスピーカ(受話器シェ
ル)、電源としての充電可能なバッテリー、赤外線送信
機および赤外線受信機、並びに対応するエレクトロニク
スを有している。
【0022】静止した遠方のステーションは、また、赤
外線送信機、赤外線受信機および実質上同一のエレクト
ロニクスを有している。さらにこのステーションは、充
電ステーションに関係している。これは別として、遠方
のステーションは、周知の電話機に従った従来の構造を
もちうる。それは、常にスイッチオン状態にあるか、あ
るいは送受話器(受話器台スイッチ)との接触によって
スイッチオンまたはスイッチオフされる。送受話器が静
止したステーション上にある場合には、送受話器のバッ
テリーが充電される。電流は、対応する充電電流によっ
て、またはエネルギーを節約するために独立のスイッチ
によって切断される。
【0023】これは、遠方のステーションおよび従来の
電話機が、互いに分離されないことを予め仮定してい
る。もしこれらが分離されるならば、充電ステーション
および通常の電話機手段が、従来の装置に関係せしめら
れる。
【0024】もちろん、ステーションは、さらに通常の
電話機の機能を達成するために、構造素子または回路素
子、例えば、ダイヤルディスク、ダイヤルキー等を備え
ている。したがって、音声シグナルに加えて、付加的な
制御シグナルおよびダイヤルシグナルが、赤外線電話機
によって伝送されなければならない。また、このような
シグナルは、音声シグナルのように制限されない方法で
伝送されうる。
【0025】本発明の特に好ましい実施例によれば、赤
外線電話機は、シグナル−ノイズ間隔を改善するための
コンパンダー(コンプレッサ/エクスパンダ)を有して
いる。好ましくは、リミッタを備えたマイクロフォン増
幅器、バンドパスフィルターおよびコンプレッサが、マ
イクロフォンの後ろに接続される。コンプレッサの出力
における変調電圧は、60μ秒だけ遅延せしめられるこ
とが好ましい。エクスパンダおよびバンドパスフィルタ
ーが、周波数復調器の後ろに接続される。
【0026】エネルギーを節約するために、本発明によ
る赤外線電話機は、音声ポーズにおいて赤外線送信機を
スイッチオフする整流器音声制御段を有していることが
好ましい。さらに別の実施例において、赤外線電話機
は、送信機出力を変更するためのパルス幅制御段を有し
ている。これによって、またエネルギーが節約される。
【0027】パルス幅制御段に関し、本発明によれば、
2つの変形例が与えられる。第1の変形例によれば、パ
ルス幅制御段は、第1のステーションの受信側のシグナ
ル/ノイズ比をしきい値と比較し、シグナル/ノイズ比
がしきい値より大きいかまたは小さい場合には、付加的
なシグナルを供給し、この付加的なシグナルを、赤外線
送信機および赤外線受信機によって第2のステーション
に伝送し、前記付加的なシグナルをそこで検出し、付加
的なシグナルが存在するかまたは存在しない場合に、関
係する送信最終段のパルス幅を変更する。パルス幅がよ
り狭いパルスとなる方向に変更せしめられた場合には、
送信出力が減じられ、例えば30%の値まで減じられ得
る。したがって、本発明のこの変形例は、距離に応答し
た送信出力の調整を可能とする。
【0028】パルス幅調整またはパルス幅制御の第2の
変形例によれば、パルス幅制御段は、ダイオード電流の
平均値を測定し、この測定した平均値を予め設定される
平均値と比較し、ずれが生じた場合に、パルス/ポーズ
比の変更によって、測定された平均値を予め設定される
平均値に導く。これによって、電流の消費が抑制され、
付加的なダイオード保護および最終段の保護が得られ
る。もちろん、両方のパルス幅制御システムを組み合わ
せることも可能である。
【0029】音声シグナルだけでなく制御/ダイヤルシ
グナルもまた、すなわちすべての特定の機能が、本発明
による赤外線電話機によって赤外線距離を通じて伝送さ
れうる。制御/ダイヤルシグナル(特定の機能)は、例
えば、第1または第2のステーションのキーボードおよ
び/またはスイッチから生じうる。対応するシグナルは
処理された後、送信のために関係する送信発信器に送ら
れる。受信側において、シグナルは対応する処理によっ
て変調の後回復される。好ましくは、1つの変形例とし
て、FSKモデム(周波数シフトキーモデム)を備えた
プロセッサが、処理のために使用される。別の変形例に
したがって、例えば、特定の音声の組み合わせが、送信
発信器に備えられたDTMFジェネレータ(デュアルト
ーンマルチフリクエンシィージェネレータ)によってキ
ーボードマトリックスの行/列に応答して生成される。
変調の後、再変換がDTMF受信機によって実行され
る。
【0030】このような特定の機能の伝送に対する適用
の場合は、電話機の受話器だけがダイヤルキーボードを
備えているような場合である。このダイヤルキーボード
は、また、さらなる制御機能、例えば、送受話器または
ベースユニットにおけるラウドスピーカのボリューム調
整に関係づけられうる
【0031】さらに、本発明は、下側の一端部に送話
部、他端部に受話部をもつ細長いハウジングと、前記ハ
ウジング内に配置された、前記送話部に関係するマイク
ロフォン、前記受話部に関係するラウドスピーカ、送信
手段、受信手段および電気的シグナル処理手段と、前記
ハウジングの表面に選択的に配置された、操作用キーボ
ードとを具えた、特に上述のような赤外線電話機のため
の送受話器に向けられている。
【0032】従来の電話機によれば、送受話器は電話線
によってベースユニットに接続されている。ワイヤレス
電話機によれば、送受話器およびベースユニットの間に
は、いかなるライン接続も存在しない。これに適した送
受話器は、実質上、上述の構成を備えている。
【0033】本発明の目的は、特に快適かつ簡単な方法
で作動せしめられ、送受話器およびベースユニットの間
における特に良好な伝送の質を保証する、ベースユニッ
トおよび送受話器の間の赤外線伝送を用いて作動する電
話機に対する送受話器を提供することである。
【0034】本発明によれば、この目的は、送話部に関
係するハウジング部分が、赤外線の窓を形成するために
透明なまたは半透明な材料から形成され、複数個の赤外
線放射ダイオードおよび赤外線受光ダイオードを有する
赤外線送受信ユニットを備え、送話部に関係するハウジ
ング部分の上面、前面および側面が、それぞれ、赤外線
受信面および/または赤外線送信面を形成していること
を特徴とする送受話器を構成することによって達成され
る。
【0035】本発明は、(送話部に属する)ハウジング
の下部に赤外線送受信ユニットを収容し、ハウジングの
この部分を、対応する赤外線の窓として形成するという
アイデアに基づいている。送話部は、送受話器の下側に
位置しており、そこで、ハウジングのこの部分は、対応
するマイクロフォンの開口が形成される、通常の不透明
な材料から形成されている。しかしながら、ハウジング
の関係する上部の上面、正面および側面は、赤外線に対
して透明な材料、すなわち透明または半透明な材料から
形成されている。この部分には、赤外線送受信ユニット
が配置されている。このユニットは、複数個の赤外線送
受信ダイオードを有している。これらのダイオードは、
ハウジングの上部の四面のそれぞれが、関係する送受信
ダイオードを有するように配列される。特別の実施例に
よれば、受信ダイオードのみが、上面に配置され、送信
ダイオードのみが正面に配置され、両側面には送信ダイ
オードおよび受信ダイオードが配置される。
【0036】好ましくは、電子シグナル処理ユニット
が、また送受信手段が配置されたハウジングの上部内に
配置される。上述のように、この部分の下面には、対応
する送話部とともに送受話器のマイクロフォンが配置さ
れる。全ユニットは、プラグ差し込みによって送受話器
のハウジングの残りの部分と接続されたプラグインモジ
ュールとして形成されうる。
【0037】ハウジング上部の赤外線の窓を形成する部
分は、水平方向の断面において四角形の形状を有してい
ることが好ましい。この部分は、両側面および下面にお
いてハスジングの残りの部分に連続的に結合しており、
よって、全体として、実質上四角形の断面をもったコン
パクトな、平坦なハウジングが形成される。赤外線の窓
を形成するハウジング部分とハウジングの残りの部分と
の間に段差が設けられていることが好ましい。この段差
は、赤外線の窓から上方にのびている。この段差の目的
は、赤外線の窓をハウジングの残りの部分から区別し、
電話機の使用中に、ユーザーが手で赤外線の窓を被って
しまうことを防止することである。すなわち、この段差
は、ユーザーが、送受話器を赤外線の窓を形成するハウ
ジング部分でつかまないようにするためのものである。
【0038】赤外線の窓を、送話部に隣接する送受話器
の下部に配置することによって、さらに、赤外線の窓が
ユーザーの髪の毛によって被われることが防止される。
これは、女性のユーザーに対して特に重要である。
【0039】上述の段差は別として、赤外線の窓は、ハ
ウジングに完全に組み込まれる。すなわち、赤外線の窓
の側面は、ハウジングの残りの部分の束点に連続的に結
合する。したがって、赤外線の窓は、ハウジングの残り
の部分と実質上同一の幅をもつが、段差のために、ハウ
ジングの残りの部分より低い高さをもつ。
【0040】キーボード、すなわちダイヤルキーおよび
特別のキーが、ハウジング上部の上面に配置される。こ
の配置は、送受話器がテーブル等の上に置かれたとき、
キーボードを上から操作できるという利点を生じる。こ
れに関して、下面の上端に配置された受話部は、送受話
器が傾いたりまたはスライドしたりすることなく平面上
に安全に置かれるように形成される。好ましくは、これ
は、受話部が少なくとも部分的に平面をもつように形成
し、接地面が送話部の末端と協同するようにすることに
よって達成される。ハウジングは、好ましくは縦方向に
おいて上面が凸になるように湾曲した形状を有している
ので、受話部は、好ましくは、ハウジングから2次元的
に突出した部分をもち、対応する接地面をもたらす。
【0041】ハウジング上部の上面に配置されたキーボ
ードは、好ましくは、送受話器の中央部において送受話
器の縦方向に配置される。そして、キーボードは、段差
が赤外線の窓に加えて設けられている場合には、段差に
隣接して配置される。この配置は、キーボードの操作に
対して最も好ましいように思われる。
【0042】本発明の特別の実施例によれば、送受話器
は、ハウジング上部の上面において、赤外線の窓に隣接
する第2の送話部(自由通話部)に関係する第2のマイ
クロフォンを有している。この第2の送話部によって、
送受話器を置いた状態での自由な通話が可能となる。こ
のために、送受話器は、いずれかの方法で、手によって
保持される必要がない。第2の送話部は、ユーザーによ
って、特に座った姿勢において良好にアクセスされる。
【0043】自由通話手段をスイッチオンするために、
本発明によれば、送受話器は、第1の送話部に隣接する
末端部にコンタクトスイッチを有している。送受話器が
置かれたとき、コンタクトスイッチが作動せしめられ、
自由通話手段がスイッチオンされる。言い換えれば、こ
の実施例によれば、送受話器が置かれたとき、常に自由
通話手段が作動する。したがって、送受話器が置かれた
とき、ユーザーは別の作業、例えば、物を書くことがで
き、それと同時に、送受話器を手で保持することなしに
電話機を使用することができる。送受話器の作動が、こ
れによって実質上単純化される。
【0044】上述の実施例によれば、送受話器の下面
は、受話部の突出部を除いて実質上滑らかに形成され
る。送話部のマイクロフォンは、ハウジング内に配置さ
れ、ハウジングは、好ましくはこの位置で、1つまたは
それ以上の送話装置を有している。本発明の別の実施例
によれば、送話部に関係するマイクロフォンは、ハウジ
ングの下面から突出する鼻形状のハウジング部分内に配
置される。この鼻形状のハウジング部分は、好ましく
は、縦断面において三角形の形状を有し、少なくとも1
つの送話用アパーチャを備えたより短く、より傾斜した
面が、赤外線の窓を臨むように配置される。したがっ
て、この実施例によれば、少なくとも1つの送話用アパ
ーチャが、送受話器の下面から相対的に急な角度で突出
する突出部に配置され、それによって、特に好ましい音
声捕捉性が達成される。鼻形状のハウジング部分は、送
受話器の横方向から見て送受話器の下面の実質上中央に
配置され、好ましくは、送受話器の縦方向から見て赤外
線の窓に隣接して配置される。鼻形状のハウジング部分
は、好ましくは赤外線の窓上に突出する。少なくとも1
つの送話用アパーチャが溝状の窪み内に配置される。こ
の溝状の窪みは、その縦方向において、より短く、より
傾斜した面の中央にのびている。これによって、音声捕
捉性がさらに改良される。
【0045】受話部の突出部に関する別の実施例におい
て、この突出部は、送受話器の下面から突出する、送受
話器の下面に関してほぼ垂直にのびる側面をもった四角
形の受信キャップとして形成される。この実施例によれ
ば、受話部の突出部は、送受話器の下面に対して傾斜し
た接地面を持たない。
【0046】送受話器のデザインに依存して、3つの主
要な実施例が生じる。第1の実施例によれば、送受話器
はキーボードを有していない。すなわち、それは、ワイ
ヤレス受信機のみからなる。キーボード(ダイヤルキー
およびファンクションキー)はベースユニットにのみ設
けられる。この実施例は、送受話器が、スイッチのオン
オフを行うための単一のキー、および選択的にダイヤル
の繰り返しを行うためのキーを有するように変更せしめ
られうる。
【0047】第2のより好ましい実施例によれば、送受
話器だけでなくベースユニットもまた、それ自体のキー
ボードを有している。そして、ベースユニットは、選択
的にディスプレイを備えることができる。さらに、送受
話器は、上述のような自由通話手段を備えている。
【0048】第3の実施例によれば、送受話器は完全な
移動装置として形成され、対応するキーボードを有して
いる。ベースユニットは、赤外線部分、送受話器に対す
る充電手段および電話網に対する端末装置としての機能
のみを有している。ベースユニットは、選択的にコール
シグナル発信器を備えている。
【0049】さらに、本発明は、赤外線電話機、特に上
述のような赤外線電話機および赤外線電話機の送受話
器、特に上述のような送受話器に対するベースユニット
(離れたステーション)に向けられている。本発明によ
れば、このベースユニットは、そのハウジング上面の送
受話器支持面に形成された、透明なまたは半透明な材料
からなる赤外線の窓を有していることを特徴とする。赤
外線の窓をこのように配置したことによって、送受話器
が置かれた場合に、この位置が紙のような物によって被
われてしまうことがなく、それによって赤外線の放射の
低下が防止されるという長所がもたらされる。ハウジン
グの残りの部分に窓を配置すると、それが被覆されてし
まう危険性が特に高くなるという欠点を生じてしまう。
【0050】さらに、ベースユニットの送受話器支持面
は、好ましくは、送受話器の受話部の突出部および鼻形
状のハウジング部分に対する窪みを有している。これに
よって、送受話器はベースユニット上に固定して置かれ
ることが保証される。適宜、受話部の突出部に対する窪
みは、ハウジングから斜め上方に突出し、中央に開口を
備えたホルダーによって形成される。したがって、この
実施例によって、送受話器は、ベースユニット上に置か
れた状態で、実際のハウジングの外側に突出し、受話部
の突出部は、中央に開口した上述のホルダー内に配置さ
れる。
【0051】本発明のさらに別の実施例によれば、ベー
スユニットの送受話器支持面は、3つのコンタクトを有
している。これらのうち2つのコンタクトは、充電用コ
ンタクトとして形成され、残りの1つのコンタクトは、
充電電流とは独立に、送受話器が置かれていることを識
別するコンタクトとして形成される。送受話器が置かれ
ているとき、2つの充電用コンタクトは、送受話器の第
2のバッテリーを充電する。送受話器が取られると、充
電過程が停止され、送受話器の電源が入れられる。送受
話器が置かれると、送受話器の電源が切られ、充電過程
が開始される。第3のコンタクトは、層受話器が置かれ
ていることを識別するコンタクトを形成する。すなわ
ち、送受話器が、充電用コンタクトによって充電電流の
遮断によってのみ電源を切られると、ベースユニットに
対する電流供給の遮断時およびそれによって生じる充電
電流の遮断時に、送受話器が取られ、作動を始めたこと
がシミュレートされる。第3のコンタクトはこれを回避
し、送受話器が、置かれた状態で充電電流が遮断された
ときにおいてさえ、作動されないことを保証する。
【0052】任意に、機械的な受話器台コンタクトが鼻
形状のハウジング部(マイクロフォン)に対する窪みの
中に配置しても良い。このようなコンタクトは、従来の
電話におけるコンタクトに似たものして、電話回線網に
対する通信線の断続を行う。独立な遮断ボタンを送受話
器に設けた場合には、送受話器のスイッチが切られた時
に電話回線網への通信線を中断させるために、特殊なス
イッチ(リレー)をベースユニットに設けなければなら
ない。
【0053】以下、添付図面を参照して、本発明の好ま
しい実施例を詳細に説明する。図1は、赤外線電話機の
概略的な構造を示す。ここに示した特殊な実施例によれ
ば、この電話機は、ユーザーに対して可動性をもたらす
ワイヤレス送受話器1を含む。ユーザーは、部屋の中で
送受話器を持って自由に移動することができる。赤外線
送信の相当する利点は、ラジオ送信による電話機と比べ
て、例えば無線傍受の点で安全性に優れ、相互間の影響
が少なく、送信機管理による認可を受けなくて良いこと
が知られている。
【0054】この実施例では、送受話器1は、通常の送
受話器として形成されており、ラウドスピーカ4を有す
る受話キャップと、マイクロフォン5を有する送話部を
有している。送受話器の内部に設けられたエレクトロニ
クスについては、後で詳細に述べる。このエレクトロニ
クスの構成要素としては、ミキシング段と復調段を有す
るFM受信機6、少なくとも1個のフォトダイオードの
形態である赤外線受信機12とラウドスピーカ4に接続
されている低周波増幅器及びエクスパンダ、コンプレッ
サと、マイクロフォン5に接続されている送話制御段を
有する変調器(PLL安定化発振器)7、及び、送信機
最終段と少なくとも1個の発光ダイオードを有する赤外
線送信機8が示されているだけである。更に、送受話器
1は、オン/オフスイッチ10、バッテリー9及び相当
するバッテリー充電用コンタクト11を含む。
【0055】更に、図1に示される赤外線電話機は、卓
上ステーション又は壁掛けステーションとして成形され
た、固定して取り付けられた遠隔ステーション2を含
む。マイクロフォン5及びラウドスピーカ4とは別に、
この遠隔ステーション2は、送受話器に相当する構成を
有し、3つの電気的主要構造部も含む。即ち、ミキシン
グ段と復調段を有するFM受信機14、エクスパンダ及
び低周波増幅器、コンプレッサと通話制御段を有する変
調器(発振器)15、及び、送信機最終段と少なくとも
1個の発光ダイオード18を有する赤外線送信機16で
ある。このFM受信機は、少なくとも1個のフォトダイ
オード17と接続されている。
【0056】更に、この電話機は、電話回線網に接続さ
れた一般的な電話機3を含む。19で示したように、遠
隔ステーションの構成要素14の出力は、一般的な電話
機のマイクロフォンに接続されている一方、構成要素1
6の出力は、20で示されるように同様の受信機に接続
されている。更に、受話器台スイッチ21は、遠隔ステ
ーション2及び一般的な電話機3の間に設けられてい
る。最後に、バッテリー充電用コンタクト22は電話機
3に設けられている。
【0057】従って、送受話器1のマイクロフォン5に
入った音声シグナルは、構成要素7及び8と、少なくと
も1個の発光ダイオード13を通って、赤外線放射とし
て出力され、固定された遠隔ステーション2の少なくと
も1個のフォトダイオード17により受信される。段1
4において相当する処理の後、シグナルは、一般的な送
受話器に対して電気的シグナルとして送られる。同様の
ものから到達されたシグナルは、遠隔ステーション2の
赤外線送信機と関係した少なくとも1個の発光ダイオー
ド18を通って、送受話器1の少なくとも1個のフォト
ダイオード12に、赤外線シグナルとして送られる。段
6において相当する処理の後、シグナルは電気的シグナ
ルとしてラウドスピーカ4に送られる。
【0058】図1のブロック回路図は、送受話器1の電
気回路の概略図を示すものである。音声シグナルは、マ
イクロフォン5によって電気的シグナルに変えられ、そ
の後、マイクロフォン増幅器及びリミッタ44に送られ
る。このマイクロフォン増幅器は、小さなマイクロフォ
ンシグナル電圧を、後の処理に必要なレベルにまで大き
くする。リミッタは、後の段での過度の調整を防止す
る。その後のバンドパス43において、周波数レンジ
は、通話送信に必要で、最少バンド幅要求に関係したレ
ンジに制限される。
【0059】その後で、シグナルは、コンパンダシステ
ム(コンプレッサ/エクスパンダ)のコンプレッサ38
に送られる。このコンプレッサにおいて、オリジナル・
ダイナミック・レンジは半分にまで圧縮される。周波数
発振器4は、コンプレッサ38からのシグナルによって
周波数変調される。この発振器は、その平均周波数につ
いて、従来の方法で位相ロックループ(phase-locked-lo
op) 制御回路により安定化される。典型的な周波数レン
ジは約20MHzに達する。周波数対(送受話器/固定
ステーション)は、450kHzの中間周波数(例えば
800kHz/1255kHz)によって互いに離れて
いる。チャンネル間隔は20〜50kHzである。
【0060】発振器36から送られたシグナルは、パル
ス幅制御段41及び送信機最終段42(スイッチ−オフ
が可能な増幅段)を通って、少なくとも1個の発光ダイ
オードからなる赤外線送信機13に送られる。
【0061】整流器通話制御段39は、電流消費を少な
くするための装置として使用される。この段での課題
は、通話休止において送信機のスイッチを切ることであ
る。このために、変調シグナルは整流され、判定段(コ
ンパレータ)に送られる。限界を越えた場合には、送信
機のスイッチがはいる。もし、限界に達しない場合に
は、再び約0.5秒後に送信機のスイッチが切れる。
【0062】使用されているパルス幅制御段41は、送
信機出力の変更に役立つ。この基本的な考えは、電話器
での瞬間的な電界強度(電界強度出力)から、最少必要
値まで送信出力を減少させることからなる。例えば、ユ
ーザーが固定されたステーションの付近にいる場合に
は、送信を保証するために、わずかの送信出力しか必要
でない。送信出力の低減させるためには、パルス/ポー
ズ比の変更を行うことが好ましい。
【0063】遠隔ステーション2の赤外線受信機17の
少なくとも1個のフォトダイオード上で適切に出力変調
された放射は、そこで、電話機の光学送信機にパルスを
発生させるものと同じ周波数を有する電気的シグナル電
流を発生させる。
【0064】尚、これは、遠隔ステーションからの出力
変調された赤外線放射が、電話器に送信されることから
放射され、赤外線受信機12の少なくとも1個のフォト
ダイオードによって受信される。赤外線受信機12によ
り送られるシグナルは、任意にバンドフィルタを通っ
て、ミキシング段及び復調器を有するFM受信機30に
送られる。この場合には、シグナルは、関連した周波数
発振器36の、局部的な周波数を有する(電話機の送信
機能により変調された周波数をもった)ミキシング段に
おいて混合される。例えば、このミキシング段は倍率エ
レメントとして形成しても良い。
【0065】ミキサーにおいて、(周波数が変調された
電話機の送信機能を有する)局部発振器周波数と、赤外
線受信機12により送られる受信周波数から生じた周波
数の総和周波数は、引き算段31に送られ、任意にフィ
ルタ及び周波数重複器6を通る。受信機能は、復調器3
0のシグナルから送信機能を引き算することによって得
られる。
【0066】従って、電話機と固定ステーションは、1
個の単一の周波数発振器を有するだけである。両方の装
置は、それぞれの周波数発振器の周波数によって区別さ
れる。これらの周波数は、常に周波数の合計が、明確に
定義された不変の値となるようにして選ばれる。この条
件を満たす、任意の多くの周波数の一対を見い出すこと
ができる。
【0067】このような方法で決められた周波数対が、
周波数発振器において調整される場合には、それぞれの
周波数発振器のシグナルを用いて簡単な方法で、相当す
る送信機を制御できるだけでなく、正確に総和周波数に
までミキサーの遠隔ステーションのシグナルを混合する
ことができる。
【0068】前述の如く、PLL発振器36を変調させ
るコンプレッサ38の出力において変調電圧は、再び、
FM受信機30で復調されるシグナルから除去されなけ
ればならない。このことは、受信機の稼働時間によって
遅らされた上述の引き算段31において、受信機30の
復調シグナルを変調シグナルと一緒に適度に重ね合わせ
ることによってなされる。コンプレッサ36の出力にお
ける変調電圧は、適当な遅滞セクション37を通って6
0μ秒まで遅延せしめられる。
【0069】引き算段31において得られる受信機能
は、エクスパンダ32及びバンドパスフィルタ33、並
びに増幅器34を通ってラウドスピーカ4に送られる。
このエクスパンダ32は、コンプレッサ38と逆のもの
である。圧縮されたダイナミックレンジは、再びオリジ
ナルレンジに拡張される。
【0070】図3は、本発明の第2の変化による、図1
の赤外線電話器の電話機1の、大まかな回路図を示すも
のである。図4は、本発明の第2の変化による、相当す
るベースユニット2、概略的な回路図を示すものであ
る。
【0071】それぞれ、電話器はマイクロフォン50を
含み、これによって、音声シグナルが電気的シグナルに
変わる。前置増幅器51は、マイクロフォン50の後ろ
に位置している。増幅された電気的シグナルは、周波数
発振器53の搬送周波数の変調に役立つ変調器52に送
られ、その搬送周波数は、PLL制御回路によって安定
化される。送信機能により変調される周波数発振器53
の搬送周波数は、送信機最終段54に送られ、そこか
ら、最初の実施例と同様の少なくとも1個の発光ダイオ
ードからなることが可能な赤外線送信機55へ送信され
る。相当するシグナルは、赤外線放射として赤外線送信
機55から放射される。
【0072】図4に示される遠隔ステーション(ベース
ユニット)から放射される赤外線放射は、赤外線受信機
56によって受信され、電気的シグナルに変換される。
このシグナルは、前置増幅器57を通ってミキサー58
に送られ、そこで、PLL制御回路により安定化された
周波数発振器59の搬送周波数と共に混合される。中間
周波数バンドに存在する発生した結合周波数は、その
後、中間周波数増幅器60に送られ、復調器61によっ
て復調される。ここから得られる受信機能は、低周波最
終段62に送られ、そこからラウドスピーカ63に送ら
れる。
【0073】送信機側の発振器53の搬送周波数は、送
信機自身が受信を邪魔しないようにして決められる。言
い換えると、受信機能は受信側にあるので、この受信機
能は、邪魔となる混合効果が生じないようにして常に中
間周波数であるように、受信側の発振器59の搬送周波
数と混合されるか、あるいは送信機側の発振器53の搬
送周波数と混合される。しかしながら、受信機能が存在
しない場合には、対応する中間周波数は得られない。例
えば0.455MHzの中間周波数を有するものと、
0.545MHzの受信発振器59の搬送周波数を有す
るものとが作用する。この送信機発振器の周波数は1.
455MHzである。この受信周波数は1MHzであ
る。
【0074】図4は、対応するベースユニットの概略図
を示す。この構成は、卓上電話に似たものであり、赤外
線受信機64を含み、その後ろにプリアンプ65が位置
する。これは、卓上電話と同様に選択性プリアンプであ
る。シグナルは、結合されたPLL安定化発振器67を
備えたミキサー66により中間の帯域にもたらされてお
り、中間の周波数の増幅器68により、復調器69に供
給され、ここで復調される。その後、シグナルは、電話
回線に接続された通常の電話回路70に供給される。逆
に、電話回線と電話回路70から供給されるシグナル
は、PLL安定化発振器72(変調機71)の搬送周波
数の変調用に使用される。周波数変調したシグナルは、
その後送信機最終段73に供給され、そこから赤外線送
信機74に送られる。
【0075】ここに示した例では、音声シグナルだけで
なく、ダイヤル/制御シグナルも、赤外線ラインを通し
て移送される。卓上電話は、適当なダイヤルキーボード
75を有しており、それによって、ダイヤルシグナル及
び制御シグナル(例えば高低位置等)がベースユニット
に供給できる。これらのダイヤル/制御シグナルは、キ
ーボードマトリックスの各キーに一定の音声の組み合わ
せを配置したDTMF発生機か、又はプロセッサ78と
FSKモデム77によって処理され、卓上電話の送信側
のPLL発振器53に対する発進機能として付加的に設
けられる。ベースユニットにおける復調後、対応するシ
グナルは再びDTMF受信機79又はFSKモデム80
とプロセッサ81により、再び電話回路70に供給され
る。また、シグナルがベースユニットに対する制御シグ
ナルである場合には、その用途に応じて、例えば自由通
話モードにおけるベースユニットのラウドスピーカの音
量調節などに供給される。
【0076】図5は、図3の卓上電話の詳細なブロック
回路図である。送信機側で、マイクロフォン50から来
るシグナルは、マイクロフォン増幅機91、2:1コン
プレッサ92、プレエンファシス回路93、リミッタ9
4及び三次元の低域フィルタを通して、PLL制御回路
96で電圧制御される発振器53に供給される。周波数
−変調したシグナルは、送信機・最終段54を通して、
12個の送信機ダイオードからなる赤外線送信機55に
供給される。
【0077】受信側に、卓上電話は、赤外線受信部56
(ダイオード)を有する。これは受信部材82に結合れ
ている。この受信部材は、プリアンプ、ミキサー、中間
の増幅器及び復調器を含む。ミキサーは電圧制御された
周波数発振器59によって供給される。この発振器59
は、増幅器(デカップリング)、ディバイダーI/M、
位相コンパレータ及び低域フィルタを有するPLL制御
回路97と結合されている。送信機側にあるPLL制御
回路96も、増幅器(デカップリング)、ディバイダー
I/M、位相コンパレータ及び低域フィルタを有する。
プレディバイダー99は、通常の場合と同様に、両方の
位相コンパレータと結合されている。このプレディバイ
ダーは、発振器98に接続されている。
【0078】低周波最終段(受信機)と送信機最終段は
別として、卓上電話のあらゆる部材は一時的な効果を得
るために永久的に有効である。両方の最終段は、卓上電
話の復元状態とリフトオフに応じて条件論理88により
スイッチオン及びスイッチオフされる。供給電圧、例え
ば4Vが、充電バッテリ86と対応する充電用コンタク
ト87により最終段に供給される。
【0079】受信部材82によって受信され復調された
シグナルは、三次元の低域フィルタ83、ディエンファ
シス部材84、1/2エクスパンダ85及び低周波最終
段62を通して、低周波帯域で、ラウドスピーカ63に
供給される。
【0080】図6は、シグナルとノイズの割合に応じて
前述のパスル幅の制御を実施するためのブロック図であ
る。前述の如く、このベースユニットは、送られてきた
シグナルを、赤外線受信器64により受け、それを電気
シグナルに変える。このシグナルとノイズの割合は、ス
イッチしきい検出器110により決定する。シグナルと
ノイズの割合が、しきい値を越えると、6.5kHzの付
加的なシグナルが、ステージ111により導入される。
この付加的なシグナルは、また、部材72と73を通し
ても導かれ、また、ベースユニットの赤外線送信機74
を通しても発せられる。このシグナルは、卓上電話の赤
外線受信器56と受信機82により受信される。他のス
イッチしきい検出器112は付加的なシグナル(6.5k
Hz)の存在を検出する。付加的なシグナルが存在する
と、シグナルの補整(スムージング)が積分器113に
より実施される。送信機最終段54の、パルス幅の制御
は、パルス幅制御ステージ114で実施される。即ち、
パルス幅が、より狭いパルスに向けて調整され、その結
果放出力が低く、例えば30%に、制御される。従っ
て、距離に対応して、放出力の調整が可能である。図5
で、上述のパルス幅調整又は制御は、一般に90で示さ
れている。
【0081】図5に89で示されるような、他のパルス
幅制御では、ダイオード電流の平均値を測定し、予め設
定された平均値と比較し、パルスとポーズの比率の変化
によって、予め設定された平均値にもっていく。これで
は、電流の消費が実質的に減少できる。また、対応する
ダイオード保護及び最終段保護が可能となる。このパル
ス幅の制御の概略は、図7に示す。
【0082】図8及び9に示される卓上電話200は、
細長く少し曲がったハウジング202を有しており、こ
れは、実質的に、断面長方形状に形成されている。ハウ
ジング202は、上部203と下部204からなり、こ
れらは上下にセットされ、適当なネジ止や包囲シール等
により互いに結合されている。
【0083】ここに示す実施態様によれば、ハウジング
の下部204は、上部203より長く形成されており、
ハウジングの上部に関して突き出た部分(延長部)に、
いわゆる赤外線の窓205を持っている。これは、透明
又は半透明の物質から構成されている。この赤外線の窓
205は、ハウジングの下部に対応する上面、前面、及
び両側面を含む。残りのハウジングである、下面は、透
明物質、例えば適当なプラスチックからなる。
【0084】ハウジングの下部204の下側206で、
赤外線の窓205に隣接した端部に、送話部207があ
る。ここには、適当な送話開口部(図示しない)が、送
話部に対応するハウジング壁に配置されている。送話開
口部には、普通のマイクロフォンがつけられる。下側2
06の相対する端部には、受話部208があり、これ
は、下側に対して突き出た部分として形成されている。
この受話部には、適当な受話開口部(図示しない)が設
けられている。ここには、ハウジング内部に対応するラ
ウドスピーカが配置されている。突出した受話部208
は、その下側は、平らにデザインされており、これは相
対する赤外線の窓の端部と協同して、卓上電話器に対す
る保管面を形成している。
【0085】前述の如く、ハウジングの上部203は、
赤外線の窓205の前で終わり、そこで、段212をな
して落ちている。上部203の上側には、この段の近く
に、適当なキーボード209が設けられている。これ
は、ダイヤルキーとスペシャルキーを持っている。キー
ボード209と段212の間には、自由通話領域が設け
られており、これは、ここでは適当なマイクロフォン開
口部210により示されている。
【0086】別の方法として、キーボードは、卓上電話
の下側に、設けられてもよい。図9は、赤外線の窓20
5が形成されたハウジング部分の精密な構成を示してい
る。赤外線の窓205には、上下に配置された二個のプ
リント基板213、214が取りつけられている。そこ
には、受信ダイオード216と送信ダイオード215が
ある。これらの実施態様では、上のプリント基板214
には、受信ダイオード216のみが設けられ、これはバ
ルコニー状に配置されている。下のプリント基板213
には、受信ダイオード216と送信ダイオード215が
共に配置されており、その配置は、受信ダイオード21
6と送信ダイオード215が共に側面の方向に配置され
ている。この配置では、赤外線の窓205の上側が、赤
外線受信面を形成し、前面が、赤外線送信面となる。な
お、両側面は、受信面及び送信面となる。
【0087】必要な電子工学的構造単位(図示しない)
は、赤外線の窓を具えたハウジング部分又はその他のハ
ウジング部分のいずれに取りつけられてもよい。この構
造単位は、受信ダイオードから発せられる電気的シグナ
ルを処理し、ラウドスピーカに送り、同時に、両方のマ
イクロフォンから発せられる電気的シグナルを処理し、
送信用ダイオードに送ることは自明のことである。更
に、この構造単位はキーボードによりインプットされる
シグナルを処理し、これを送信/受信部に供給する。
【0088】送信部分207に隣接するハウジングの前
端部に、コンタクトスイッチ211が設けられている。
机等の上の卓上電話器を置いた場合、第2のマイクロフ
ォンを備えた自由通話装置のスイッチを入れる。
【0089】図10〜12は、卓上電話器の他の一例を
示す。これは、図8、9のものに比べて、多少異なるだ
けである。後述の如く、この実施例では、記号が、図
8、9の実施例とものと異なるだけである。
【0090】図10〜12に示されるように、この卓上
電話器は、ハウジングの下側から突き出た鼻形状のハウ
ジング部分301を有し、このハウジング部分301
に、スピーキング領域に設けたマイクロフォン300が
位置している。この鼻形状のハウジング部分301は、
図12に、詳しく示している。これは、縦断面で、ほぼ
三角形状をなしており、僅かに傾斜した面307とより
強く傾斜した面303を有している。面303は卓上電
話器の赤外線の窓205に向かって面している。鼻形状
のハウジング部分に取りつけたマイクロフォン(マイク
ロフォンカプセルとして300で図示される)用の送話
開口部302が、この強く傾斜した面に設けられてい
る。三個の送話開口部302が、面303上に同心的に
配置された窪み又は溝306に取りつけられている。図
11に示されるように、鼻形状のハウジング部分301
は、実質的に同心的に、ハウジングの下側であるが、該
下側の、赤外線の窓205に隣接する部分に配置され
る。
【0091】図10〜12の実施例が、図8、9のもの
と更に区別される点は、受話部の突出部208のデザイ
ンである。この実施例では、受話部の突出部がハウジン
グの下面から、比較的大きく突き出ており、また、この
下面にほぼ平行に延びている端面を有している。この突
出部は、平面図では、ほぼ四角形をなしており、丸い受
信用カプセルの受入れに適したものとなっている。
【0092】図10〜12の卓上電話器の実施例では、
ハウジング内に配置されたプリント基板305と、赤外
線の窓内に配置されたプリント基板305とを有してい
るが、それ以上に更にプリント基板が配置されてもよ
い。ハウジングの上部では、適当な二次的なバッテリー
304が配置されている。ハウジングの蓋は、ハウジン
グの下側で、三箇所にネジ止めされている(図10、1
1に図示される)。
【0093】図13、14は、ベースユニットの実施例
を示す。これは、平らな底面と平らな側面と曲がった上
面を備えた適当なハウジングを有する。上面には、適当
なキーボード318と卓上電話器用の載置又は保管部分
311を備えている。この載置部分には、赤外線の窓3
12と、卓上電話器の鼻形状のハウジング部分を収納す
るための凹み314と3個の接続316、317が配列
されている。二個の接続は、充電用接続316として形
成されており、一個の接続は識別用接続317として形
成されている。これらの接続の機能については、既に前
述している。開口した中央部分313を有するホルダー
315が、卓上電話の受話部の突出部208の受入れ用
に設けられている。これは、ハウジングから脇の方に、
載置部分311の延長部に、広がっている。従って、収
納状態では、受話部の突出部208が、ホルダー315
の開口した中央部分313に収納され、卓上電話の鼻形
状のハウジング部分301は窪み314に取りつけられ
る。このようにして、卓上電話は、ベースユニットに固
定される。同様に収納状態では、赤外線の窓312はカ
バーされ、リフトオフ状態に解除される。ハウジング3
10の下部は319で示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の赤外線電話器の概略構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第1の変形例による、図1の赤外線電
話器の送受話器のブロック回路図である。
【図3】本発明の第2の変形例による、図1の赤外線電
話器の送受話器の概略的な回路図である。
【図4】本発明の第2の変形例による、関連したベース
ユニットの概略的な回路図である。
【図5】本発明の第2の変形例による赤外線電話器の送
受話器のブロック回路図を詳細に説明した図である。
【図6】SN比に応答するパルス幅制御を説明するため
のブロック回路図である。
【図7】ダイオード電流の平均値に応じたパルス/ポー
ズ比調整を説明するための図である。
【図8】送受話器の具体例における立体図である。
【図9】赤外線窓のカバーを除去した、図8の送受話器
を示す図である。
【図10】送受話器の変形例における側面図である。
【図11】カバーを除去した図10の送受話器の上面図
である。
【図12】図10および図11の実施例のマイクロフォ
ンノーズの上面図及び側面図である。
【図13】ベースユニットの実施例の上面図である。
【図14】図13に示されるベースユニットの側面図で
ある。
【符号の説明】
1 第1のステーション 2 第2のステーション 4 ラウドスピーカ 5 マイクロフォン 8 赤外線送信機 12 赤外線受信機 13 赤外線送信機 17 赤外線受信機 18 赤外線送信機 30 周波数復調器 36 周波数発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/22 H04M 1/03 A 9077−5K

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のステーション、特に、マイクロフ
    ォン、ラウドスピーカ、赤外線送信機および赤外線受信
    機を備えた送受話器と、第2のステーション、特に、前
    記第1のステーションと対をなすものであって、赤外線
    送信機、赤外線受信機、電話網接続部を備えた固定され
    たステーションとを有する赤外線電話機において、 前記第1のステーション1および前記第2のステーショ
    ン2は、それぞれ単一の周波数発振器36を有し、転送
    すべき電気的シグナルを変調する周波数によって関係す
    る前記赤外線送信機13、18の出力が制御されるとと
    もに、関係する赤外線ミキシング段が作動され、前記第
    1および第2のステーション1、2の前記周波数発振器
    36は異なる中間周波数を有し、関係する赤外線受信機
    12、17によって受信されたシグナルが前記ミキシン
    グ段において関係する前記周波数発振器36の変調され
    た周波数と混合され、前記混合によって生じた周波数の
    和または差が、周波数復調器30によって、前記赤外線
    受信機によって受信された周波数と前記発振器の変調さ
    れた周波数から復調され、その結果生じたシグナルから
    受信機能が得られることを特徴とする赤外線電話機。
  2. 【請求項2】 前記周波数発振器36の前記中間周波数
    が変化し、よく定義された周波数またはチャンネルが選
    択されうることを特徴とする請求項1に記載の赤外線電
    話機。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2のステーションの前
    記周波数発振器36が、多数の割り当てられた中間周波
    数の対を有し、前記中間周波数の対の和は、それぞれ等
    しい一定のよく定義された値となることを特徴とする請
    求項2に記載の赤外線電話機。
  4. 【請求項4】 前記両方の周波数発振器36の調節可能
    な中間周波数に対するチャンネル数の割当てによって、
    ステーションの2つのグループが規定され、第1のグル
    ープに属するステーションと第2のグループに属するス
    テーションにおいて、等しいチャンネル数に合わされ、
    したがって各チャンネルが第1の周波数および第2の周
    波数を割り当てられたときに、前記第1のグループに属
    するステーションは、前記第2のグループに属するステ
    ーションと正確に通信することを特徴とする請求項3に
    記載の赤外線電話機。
  5. 【請求項5】 関係する前記チャンネル数に対する前記
    中間周波数の割当ては、いずれかのチャンネルに割り当
    てられる前記第1のグループおよび前記第2のグループ
    の周波数の和が、常に一定かつよく定義された総和値と
    なるようになされていることを特徴とする請求項4に記
    載の赤外線電話機。
  6. 【請求項6】 前記周波数発振器36の中間周波数が、
    位相ロックループ(PLL)制御回路によって安定せし
    められることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれ
    かに記載の赤外線電話機。
  7. 【請求項7】 前記赤外線受信機12、17によって受
    信された電気的シグナルが、周波数変換およびそれに続
    く周波数増倍によって、さらなる処理に対して都合のよ
    い周波数範囲をもたらすことを特徴とする請求項1〜請
    求項6のいずれかに記載の赤外線電話機。
  8. 【請求項8】 前記混合によって生じたシグナルの和
    は、バンドフィルターによってその帯域幅内に限定さ
    れ、周波数復調器30が作動せしめられ、前記周波数復
    調器30のシグナルによって、それに続く減算段31に
    おいて、当該ステーションの周波数発振器の変調したシ
    グナルが引き算されることを特徴とする請求項1〜請求
    項7のいずれかに記載の赤外線電話機。
  9. 【請求項9】 第1のステーション、特に、マイクロフ
    ォン、ラウドスピーカ、赤外線送信機および赤外線受信
    機を備えた送受話器と、第2のステーション、特に、前
    記第1のステーションと対をなすものであって、赤外線
    送信機、赤外線受信機、電話網接続部を備えた固定され
    たステーションとを有する赤外線電話機において、 前記第1のステーションおよび前記第2のステーション
    は、それぞれただ1つの送信発振器53、72を有し、
    前記送信発振器53、72における転送すべき電気的シ
    グナルによって変調された周波数が、関係する前記赤外
    線送信機55、74の出力を制御し、前記第1および第
    2のステーションは、それぞれただ1つの、前記赤外線
    受信機56、64によって受信された電気的シグナルを
    中間周波数帯に変換するためのミキサー58、66を備
    えた受信発振器59、67を有していることを特徴とす
    る赤外線電話機。
  10. 【請求項10】 前記送信発振器53、72および前記
    受信発振器59、67の周波数は、受信機能が存在する
    とき、前記送信発振器53、72の周波数が、前記受信
    発振器の前記ミキサー58、66において混合されて前
    記中間周波数となるように決定されることを特徴とする
    請求項9に記載の赤外線電話機。
  11. 【請求項11】 前記周波数発振器53、72、59、
    67の搬送周波数が、位相ロックループ制御回路によっ
    て安定化されることを特徴とする請求項9または請求項
    10に記載の赤外線電話機。
  12. 【請求項12】 前記中間周波数が、0.455MHz
    であることを特徴とする請求項9〜請求項11のいずれ
    かに記載の赤外線電話機。
  13. 【請求項13】 前記ミキサー58、66に、中間周波
    数増幅器60、68が接続されていることを特徴とする
    請求項9〜請求項12のいずれかに記載の赤外線電話
    機。
  14. 【請求項14】 前記赤外線送信機13、18、55、
    74として発光ダイオードが使用され、前記発光ダイオ
    ードから照射される光線の波長が380nmから100
    0nmの範囲内にあることを特徴とする請求項1〜請求
    項13のいずれかに記載の赤外線電話機。
  15. 【請求項15】 前記発光ダイオードがそれぞれ、関係
    する周波数発振器36、53、72によって制御され、
    前記発光ダイオードによって照射される赤外線の強度の
    変換される部分が、サイン波形状またはサイン半波形状
    の過程を有していることを特徴とする請求項9に記載の
    赤外線電話機。
  16. 【請求項16】 赤外線受信機12、17、56、64
    として、380nmから1000nmの範囲のスペクト
    ルを検出することができる1つまたはそれ以上のフォト
    ダイオードが使用されることを特徴とする請求項1〜請
    求項15のいずれかに記載の赤外線電話機。
  17. 【請求項17】 シグナル/ノイズ間隔を修正するため
    のコンプレッサおよびエクスパンダ38、32を有して
    いることを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれか
    に記載の赤外線電話機。
  18. 【請求項18】 前記マイクロフォン5の後ろに、リミ
    ッタを備えたマイクロフォン増幅器44、バンドパスフ
    ィルター43およびコンプレッサ38が接続されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項17のいずれかに記
    載の赤外線電話機。
  19. 【請求項19】 前記コンプレッサ38の出力における
    変調電圧が、60μ秒だけ遅延せしめられていることを
    特徴とする請求項1〜請求項18のいずれかに記載の赤
    外線電話機。
  20. 【請求項20】 エクスパンダ32およびバンドパスフ
    ィルター33が、周波数復調器30の後ろに接続されて
    いることを特徴とする請求項1〜請求項19のいずれか
    に記載の赤外線電話機。
  21. 【請求項21】 非会話時間に赤外線送信機13、18
    のスイッチを切る整流器−音声制御段39を有している
    ことを特徴とする請求項1〜請求項20のいずれかに記
    載の赤外線電話機。
  22. 【請求項22】 エミッタ出力を変化させるためのパル
    ス幅制御段41を有していることを特徴とする請求項1
    〜請求項21のいずれかに記載の赤外線電話機。
  23. 【請求項23】 ミキシング段および復調器を備えたF
    M受信素子30が使用され、前記FM受信素子はフィー
    ルド強度出力と、離れた位置にあるステーションのフィ
    ールド強度が不十分である場合に音声シグナルの消去に
    切り換える組み込まれたノイズ消去機能35とを有して
    いることを特徴とする請求項1〜請求項22のいずれか
    に記載の赤外線電話機。
  24. 【請求項24】 前記送送受話器1が、バッテリー9、
    86、バッテリー充電コンタクト11、87およびオン
    ・オフスイッチ10、88を備えていることを特徴とす
    る請求項1〜請求項23のいずれかに記載の赤外線電話
    機。
  25. 【請求項25】 パルス幅制御段が、前記第1のステー
    ションの受信機側におけるシグナル/ノイズ比をしきい
    値と比較し、前記しきい値が前記シグナル/ノイズ比よ
    り大きいかまたは小さい場合に付加的なシグナルを供給
    し、前記付加的なシグナルを、前記赤外線送信機および
    前記赤外線受信機によって前記第2のステーションに伝
    送し、前記赤外線送信機および前記赤外線受信機におい
    て前記付加的なシグナルを検出し、前記付加的なシグナ
    ルが存在するかまたはしないかによって、関係する送信
    機最終段のパルス幅を変化させることを特徴とする請求
    項17に記載の赤外線電話機。
  26. 【請求項26】 前記パルス幅制御段が、ダイオード電
    流の平均値を測定し、前記測定した平均値を予め設定さ
    れる平均値と比較し、ずれが生じる場合に、パルス/ポ
    ーズ比を変更することによって、前記測定した平均値を
    前記予め設定される平均値に導くことを特徴とする請求
    項17に記載の赤外線電話機。
  27. 【請求項27】 前記第1のステーションまたは前記第
    2のステーションから伝送されるべき電気的シグナル
    が、マイクロフォン50/電話機回路70のシグナル、
    およびいずれかの特定の機能に対応する制御/ダイヤル
    シグナルからなっていることを特徴とする請求項1〜請
    求項26のいずれかに記載の赤外線電話機。
  28. 【請求項28】 前記制御/ダイヤルシグナルが、前記
    第1または第2のステーションのキーボード75および
    /またはスイッチから生じることを特徴とする請求項2
    7に記載の赤外線電話機。
  29. 【請求項29】 送信側の前記制御/ダイヤルシグナル
    が、FSKモデム77を備えたプロセッサ78によっ
    て、またはDTMFジェネレータ76によって処理され
    た後、関係する前記送信発振器53に送られ、受信側に
    おいて、変調段の後、FSKモデム80を備えたプロセ
    ッサ81によって、またはDTMF受信機によって回復
    されることを特徴とする請求項27または請求項28に
    記載の赤外線電話機。
  30. 【請求項30】 シグナル/ノイズ間隔を改善するため
    のプリエンファシスおよびディエンファシス回路を有し
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項29のいずれ
    かに記載の赤外線電話機。
  31. 【請求項31】 下側の一端部に送話部、他端部に受話
    部をもつ細長いハウジングと、前記ハウジング内に配置
    された、前記送話部に関係するマイクロフォン、前記受
    話部に関係するラウドスピーカ、送信手段、受信手段お
    よび電気的シグナル処理手段と、前記ハウジングの表面
    に選択的に配置された、操作用キーボードとを具えた、
    請求項1〜請求項30のいずれかに記載の赤外線電話機
    のための送送受話器であって、 前記送話部207に関係する前記ハウジング部分が、赤
    外線の窓205を形成するために透明なまたは半透明な
    材料から形成され、複数個の赤外線放射ダイオードおよ
    び赤外線受光ダイオード215、216を有する赤外線
    送受信ユニットを備え、前記送話部に関係するハウジン
    グ部分の上面、前面および側面が、それぞれ、赤外線受
    信面および/または赤外線送信面を形成していることを
    特徴とする送送受話器。
  32. 【請求項32】 前記赤外線の窓205を形成する前記
    ハウジング部分が、水平方向の断面において四角形の形
    状を有していることを特徴とする請求項31に記載の送
    送受話器。
  33. 【請求項33】 前記赤外線の窓205を形成する前記
    ハウジング部分と前記ハウジングの残りの部分との間に
    段差212が設けられ、前記段差212は、前記赤外線
    の窓205から上方にのびていることを特徴とする請求
    項31または請求項32に記載の送送受話器。
  34. 【請求項34】 前記キーボード209が、前記ハウジ
    ング上部の上面に配置されていることを特徴とする請求
    項31〜請求項33のいずれかに記載のそう送受話器。
  35. 【請求項35】 前記ハウジング上部の上面において、
    前記赤外線の窓205に隣接する第2の送話部210に
    関係する第2のマイクロフォンを有していることを特徴
    とする請求項31〜請求項34のいずれかに記載の送送
    受話器。
  36. 【請求項36】 第1の送話部207に隣接する末端部
    に取り付けられた、自由通話手段をスイッチオンするた
    めのコンタクトスイッチ211を有していることを特徴
    とする請求項31〜請求項35のいずれかに記載の送送
    受話器。
  37. 【請求項37】 前記ハウジング202が、縦方向にお
    いて上面が凸となるように湾曲していることを特徴とす
    る請求項31〜請求項36のいずれかに記載の送送受話
    器。
  38. 【請求項38】 前記受話部208が、前記ハウジング
    202の下側206から突出する突出部として形成され
    ていることを特徴とする請求項31〜請求項37のいず
    れかに記載の送送受話器。
  39. 【請求項39】 前記送話部に関係するマイクロフォン
    300が、前記ハウジングの下側から突出する鼻形状の
    ハウジング部分301内に配置されていることを特徴と
    する請求項31〜請求項38のいずれかに記載の送送受
    話器。
  40. 【請求項40】 前記鼻形状のハウジング部分301
    が、縦断面において実質上三角形の形状を有し、少なく
    とも1つの送話用開口302を備えたより短く、より傾
    斜した面303が、前記赤外線の窓205を臨むように
    配置されていることを特徴とする請求項39に記載の送
    送受話器。
  41. 【請求項41】 請求項1〜請求項30のいずれかに記
    載の赤外線電話機および請求項31〜請求項40のいず
    れかに記載のそう送受話器のためのベースユニットであ
    って、 そのハウジング310の送送受話器支持部311におけ
    る上面に、透明なまたは半透明な材料からなる赤外線の
    窓312が形成され、前記赤外線の窓312の下側に
    は、赤外線送受信ユニットが配置されていることを特徴
    とするベースユニット。
  42. 【請求項42】 前記送送受話器に対する支持面311
    が、前記送送受話器の受話部の突出部208および鼻形
    状のハウジング部分301のための窪み313、314
    を有していることを特徴とする請求項41に記載のベー
    スユニット。
  43. 【請求項43】 前記受話部の突出部208のための窪
    み313が、その中央部に開口を有し、前記ハウジング
    から斜め上方に突出していることを特徴とする請求項4
    2に記載のベースユニット。
  44. 【請求項44】 前記送送受話器に対する支持面311
    が、3つのコンタクトを有しており、2つの前記コンタ
    クトは充電用コンタクト316として形成され、1つの
    前記コンタクトは充電電流とは独立な前記送送受話器の
    充電状態を確認するコンタクト317として形成されて
    いることを特徴とする請求項41〜請求項43のいずれ
    かに記載のベースユニット。
  45. 【請求項45】 少なくとも1つの付加的な第1のステ
    ーション、特に、赤外線受信機、ラウドスピーカおよび
    対応するエレクトロニクスのみを備えた、受信機能のみ
    を達成する送送受話器を有していることを特徴とする請
    求項1〜請求項30のいずれかに記載の赤外線電話機。
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