JPH0664051B2 - 血液分離装置及び方法 - Google Patents
血液分離装置及び方法Info
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- JPH0664051B2 JPH0664051B2 JP62270484A JP27048487A JPH0664051B2 JP H0664051 B2 JPH0664051 B2 JP H0664051B2 JP 62270484 A JP62270484 A JP 62270484A JP 27048487 A JP27048487 A JP 27048487A JP H0664051 B2 JPH0664051 B2 JP H0664051B2
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- G01N33/487—Physical analysis of biological material of liquid biological material
- G01N33/49—Blood
- G01N33/491—Blood by separating the blood components
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- B01L2400/0403—Moving fluids with specific forces or mechanical means specific forces
- B01L2400/0406—Moving fluids with specific forces or mechanical means specific forces capillary forces
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、濾過により血液から血漿を分離するための
技法及び装置に関し、そして特に低圧での濾過に向けら
れる。
技法及び装置に関し、そして特に低圧での濾過に向けら
れる。
多くの診断が臨床分野においてサンプルとして血液を用
いて行われる。これらの技法の幾つかは全血に対して行
うことができるが、正確な結果を得るためには多くの場
合血漿又は血清をサンプルとして用いる必要がある。例
えば、赤血球は光散乱しそして吸収し、そして光の反射
又は透過の測定に頼る診断試験の散乱光又は透過光の測
定に不都合な影響を与えるであろう。
いて行われる。これらの技法の幾つかは全血に対して行
うことができるが、正確な結果を得るためには多くの場
合血漿又は血清をサンプルとして用いる必要がある。例
えば、赤血球は光散乱しそして吸収し、そして光の反射
又は透過の測定に頼る診断試験の散乱光又は透過光の測
定に不都合な影響を与えるであろう。
従来より、血漿及び血清は凝血の前(血漿のため)又は
後(血清のため)に遠心分離することにより全血から分
離されている。しかしながら、遠心分離は時間を必要と
し、そして臨床試験室外では一般に使用されない装置を
必要とする。従って、血清又は血漿を必要とする多数の
血液物質のフィールド試験は困難である。
後(血清のため)に遠心分離することにより全血から分
離されている。しかしながら、遠心分離は時間を必要と
し、そして臨床試験室外では一般に使用されない装置を
必要とする。従って、血清又は血漿を必要とする多数の
血液物質のフィールド試験は困難である。
この問題を回避するために多くの技法が工夫されてい
る。これらの技法においては一般に、血漿から赤血球を
分離することができる濾過装置が使用される。フィルタ
ーを形成するため、過去において多くの材料が使用され
てきた。紙、不織布、粉末又はファイバーから成るシー
ト状材料、例えば人造繊維又はガラスファイバ、及び適
切な孔サイズを有する膜フィルターが提案されている。
例えば、コンドウ等の米国特許NO.4,256,693は、血液に
使用するための多層一体化化学分析要素中の多数のフィ
ルター材料を開示している。Vogel等の米国特許NO.4,47
7,575は、ファイバーを他の吸着相と組合わせて全血か
ら血漿又は血清の分離を可能にする組成物及び方法を開
示している。
る。これらの技法においては一般に、血漿から赤血球を
分離することができる濾過装置が使用される。フィルタ
ーを形成するため、過去において多くの材料が使用され
てきた。紙、不織布、粉末又はファイバーから成るシー
ト状材料、例えば人造繊維又はガラスファイバ、及び適
切な孔サイズを有する膜フィルターが提案されている。
例えば、コンドウ等の米国特許NO.4,256,693は、血液に
使用するための多層一体化化学分析要素中の多数のフィ
ルター材料を開示している。Vogel等の米国特許NO.4,47
7,575は、ファイバーを他の吸着相と組合わせて全血か
ら血漿又は血清の分離を可能にする組成物及び方法を開
示している。
しかしながら、これらの従来技術は、空間及び体積の制
限のために、1滴の血液が分離されそして血漿が毛細管
作用によってのみ装置内を輸送されるような装置中で小
フィルターのみを使用することができる用途での使用の
ためには適当でないことが証明されている。従って、血
液分離技法の一層の洗練が望まれる。
限のために、1滴の血液が分離されそして血漿が毛細管
作用によってのみ装置内を輸送されるような装置中で小
フィルターのみを使用することができる用途での使用の
ためには適当でないことが証明されている。従って、血
液分離技法の一層の洗練が望まれる。
血漿から赤血球を分離する装置及び技法が提供され、こ
れらにおいては、フィルターの出口面から血漿を輸送す
るための駆動力が毛細管作用によってのみ提供される条
件下で全血サンプルがフィルターに適用される。2つの
基本的な濾過技法を用いることができる。第一の技法に
おいてはガラスマイクロファイバーフィルターが用いら
れそして赤血球凝集素を使用する必要がない(所望によ
り凝集素を使用することもできるが)。第二の技法にお
いては凝集素を使用する必要があるが、しかし広範囲の
種類のフィルターを用いることができる。
れらにおいては、フィルターの出口面から血漿を輸送す
るための駆動力が毛細管作用によってのみ提供される条
件下で全血サンプルがフィルターに適用される。2つの
基本的な濾過技法を用いることができる。第一の技法に
おいてはガラスマイクロファイバーフィルターが用いら
れそして赤血球凝集素を使用する必要がない(所望によ
り凝集素を使用することもできるが)。第二の技法にお
いては凝集素を使用する必要があるが、しかし広範囲の
種類のフィルターを用いることができる。
ガラスマイクロファイバーフィルターは、赤血球よりも
血漿が速くフィルター通過するように粒子サイズ保持(p
article size retention)及び厚さに基いて選択され、
この場合赤血球のフィルターへの通過はクロマトグラフ
ィーカラム中で生ずるのと同様な態様で妨害される。赤
血球細胞は最終的にはフィルターを通過するが、血漿が
分離しておりそして毛細管作用によって反応質に通り、
赤血球により妨害を伴わないで血漿中に存在する分析対
象を分析することが可能となる。凝集素を使用する場
合、フィルターは凝集した赤血球を血漿から分離するこ
とができる任意のフィルターであることができる。しか
しながら、両方の技法は、小容量の血液及び毛管装置中
で血液を輸送するために使用され得る低圧を伴う使用の
ために特に適合される。
血漿が速くフィルター通過するように粒子サイズ保持(p
article size retention)及び厚さに基いて選択され、
この場合赤血球のフィルターへの通過はクロマトグラフ
ィーカラム中で生ずるのと同様な態様で妨害される。赤
血球細胞は最終的にはフィルターを通過するが、血漿が
分離しておりそして毛細管作用によって反応質に通り、
赤血球により妨害を伴わないで血漿中に存在する分析対
象を分析することが可能となる。凝集素を使用する場
合、フィルターは凝集した赤血球を血漿から分離するこ
とができる任意のフィルターであることができる。しか
しながら、両方の技法は、小容量の血液及び毛管装置中
で血液を輸送するために使用され得る低圧を伴う使用の
ために特に適合される。
ガラスマイクロファイバーフィルターを用いる前記第一
の技法においては、約1μm〜約3μmの範囲の粒子サ
イズ保持及び約0.25〜2.0mmの範囲の流路を有するガラ
スマイクロファイバーフィルターを用いる。本発明にお
いて濾去すべき赤血球は約6μmの直径を有するが、変
形して長細い形状となる場合があり、この様な変形した
赤血球を濾去するには粒子サイズ保持は約3μm以下で
なければならない。他方、赤血球が濾去された後の血漿
はフィルターを流過する必要があり、血漿の流過を妨げ
ないためには粒子サイズ保持は約1μm以上である必要
がある。本発明の方法の実施においては、典型的には1
滴(30〜50μ)の血液が使用される。そして、十分な
濾過を行い、そして濾過された血漿を回収するためには
フィルターの体積は典型的には5〜20μが適当であ
り、そのためには、フィルター内の流路は約0.25〜2.0m
mとなる。
の技法においては、約1μm〜約3μmの範囲の粒子サ
イズ保持及び約0.25〜2.0mmの範囲の流路を有するガラ
スマイクロファイバーフィルターを用いる。本発明にお
いて濾去すべき赤血球は約6μmの直径を有するが、変
形して長細い形状となる場合があり、この様な変形した
赤血球を濾去するには粒子サイズ保持は約3μm以下で
なければならない。他方、赤血球が濾去された後の血漿
はフィルターを流過する必要があり、血漿の流過を妨げ
ないためには粒子サイズ保持は約1μm以上である必要
がある。本発明の方法の実施においては、典型的には1
滴(30〜50μ)の血液が使用される。そして、十分な
濾過を行い、そして濾過された血漿を回収するためには
フィルターの体積は典型的には5〜20μが適当であ
り、そのためには、フィルター内の流路は約0.25〜2.0m
mとなる。
凝集素を用いる本発明の前記第2の技法においては、6
μm以上の直径を有する粒子を保持することでできるフ
ィルターであって、該フィルター内に又は該フィルター
に液体が接触する前に通路内に可溶性凝集素を伴うフィ
ルターを用いる。前記のごとく、赤血球は約6μmの直
径を有し、変形すれば約3μmの長形となり得るが、凝
集素により凝集した場合、約6μm〜100μmの直径の
凝集体を形成する。従って、この様な凝集体を濾去する
ためには、フィルターは6μm以上の直径を有する粒子
を保持する必要がある。
μm以上の直径を有する粒子を保持することでできるフ
ィルターであって、該フィルター内に又は該フィルター
に液体が接触する前に通路内に可溶性凝集素を伴うフィ
ルターを用いる。前記のごとく、赤血球は約6μmの直
径を有し、変形すれば約3μmの長形となり得るが、凝
集素により凝集した場合、約6μm〜100μmの直径の
凝集体を形成する。従って、この様な凝集体を濾去する
ためには、フィルターは6μm以上の直径を有する粒子
を保持する必要がある。
この発明は、1985年8月5日に出願された米国特許NO.7
62,748の一部継続出願である1986年7月1日に出願され
た米国特許NO.880,793明細書中に詳細に記載されている
毛管流装置において行うことができる。これらの先行出
願中に記載されている毛管流装置は、毛管、室、及び流
体を輸送するためのオリフィス;流体、反応時間、及び
試薬の混合の測定を制御すること;並びに検出可能なシ
グナルを測定することに基く。毛管が、装置にわたって
液体を移動せしめるための唯一の駆動力を提供する。
62,748の一部継続出願である1986年7月1日に出願され
た米国特許NO.880,793明細書中に詳細に記載されている
毛管流装置において行うことができる。これらの先行出
願中に記載されている毛管流装置は、毛管、室、及び流
体を輸送するためのオリフィス;流体、反応時間、及び
試薬の混合の測定を制御すること;並びに検出可能なシ
グナルを測定することに基く。毛管が、装置にわたって
液体を移動せしめるための唯一の駆動力を提供する。
前記のようにこれらの装置は全血と共に使用することが
できようが、血清又は血漿と共に用いる場合、血清又は
血漿を装置に適用するに先立って赤血球を分離しなけれ
ばならない。この発明は、全血をこれらの装置に、又は
流体の移動のための駆動力を得るために毛細管作用に頼
る他の任意の装置に直接適用することを可能にする。ガ
ラスファイバーフィルター、又は凝集素とこの明細書中
に記載するガラス製もしくは非ガラス製フィルターとの
組合わせを選択することにより、非常に小さな空間中
で、最少の細胞溶解を伴って、そして血清又は血漿を反
応室に移動させるためにに毛細管作用により提供される
力以外のなんらの追加の力の適用を必要としないで、所
望の分離を達成することが可能である。
できようが、血清又は血漿と共に用いる場合、血清又は
血漿を装置に適用するに先立って赤血球を分離しなけれ
ばならない。この発明は、全血をこれらの装置に、又は
流体の移動のための駆動力を得るために毛細管作用に頼
る他の任意の装置に直接適用することを可能にする。ガ
ラスファイバーフィルター、又は凝集素とこの明細書中
に記載するガラス製もしくは非ガラス製フィルターとの
組合わせを選択することにより、非常に小さな空間中
で、最少の細胞溶解を伴って、そして血清又は血漿を反
応室に移動させるためにに毛細管作用により提供される
力以外のなんらの追加の力の適用を必要としないで、所
望の分離を達成することが可能である。
この発明の1つの有用な観点は血清からの赤血球の分離
がフィルター材料の単一層及び小容量の血液を用いて達
成され得ることである。大規模に血液を分離するために
使用される従来技術の材料及び/又は吸収層を伴う多層
フィルターの使用はこの発明の分離条件のもとでは有用
でないことが証明されている。
がフィルター材料の単一層及び小容量の血液を用いて達
成され得ることである。大規模に血液を分離するために
使用される従来技術の材料及び/又は吸収層を伴う多層
フィルターの使用はこの発明の分離条件のもとでは有用
でないことが証明されている。
この発明の第一の態様の主要部はガラスファイバーフィ
ルターである。特に適当なガラスファイバーフィルター
は硼珪酸ガラスのファイバーから製造することができ、
この材料は二酸化珪素に加えて約10%の三酸化珪素、
並びにアルカリ金属及びアルカリ土類金属の酸化物並び
に鉄、アルミニウム及び亜鉛のごとき他の金属の酸化物
を含有する。しかしながら他のガラスを使用することも
できる。
ルターである。特に適当なガラスファイバーフィルター
は硼珪酸ガラスのファイバーから製造することができ、
この材料は二酸化珪素に加えて約10%の三酸化珪素、
並びにアルカリ金属及びアルカリ土類金属の酸化物並び
に鉄、アルミニウム及び亜鉛のごとき他の金属の酸化物
を含有する。しかしながら他のガラスを使用することも
できる。
この発明のガラスファイバー濾過媒体の製造においては
マイクロガラスファイバーが使用される。これらは、引
き出されたガラスフィラメントから作られたスパンガラ
ス材料とは異なり、ジェットを介してガラスを吹き出す
ことにより典型的に形成された非常に細いファイバーで
ある。典型的には、ガラスファイバーフィルターは0.10
〜7.0μmの直径を有するファイバーから調製される。
マイクロガラスファイバーが使用される。これらは、引
き出されたガラスフィラメントから作られたスパンガラ
ス材料とは異なり、ジェットを介してガラスを吹き出す
ことにより典型的に形成された非常に細いファイバーで
ある。典型的には、ガラスファイバーフィルターは0.10
〜7.0μmの直径を有するファイバーから調製される。
しかしながら、この発明の実施において有用なガラスフ
ァイバーフィルターを製造するためにはこの直径範囲内
に存在するファイバーの分布を調節することが重要であ
る。最少の大直径ファイバーを伴う狭い範囲の微細ファ
イバーを使用すべきである。
ァイバーフィルターを製造するためにはこの直径範囲内
に存在するファイバーの分布を調節することが重要であ
る。最少の大直径ファイバーを伴う狭い範囲の微細ファ
イバーを使用すべきである。
好ましいフィルターは約0.10〜1.23μmの直径を有する
ファイバー60%、好ましくは80%又はそれ以上を有
すべきであり、そして1.23μmより大きい直径を有する
ものを40%より多くそして好ましくは20%より多く
を有すべきでない。実質的にすべてのファイバーが4.00
μm未満の直径を有するフィルターが好ましい。
ファイバー60%、好ましくは80%又はそれ以上を有
すべきであり、そして1.23μmより大きい直径を有する
ものを40%より多くそして好ましくは20%より多く
を有すべきでない。実質的にすべてのファイバーが4.00
μm未満の直径を有するフィルターが好ましい。
他方、ファイバーのサイズの範囲は上記の限界内であま
りに小さくあるべきではない。0.10〜1.23μmの範囲で
直径が比較的均一に分布していることが好ましい。ファ
イバー直径が非常に狭い範囲にある(0.14μmの全範囲
にわたって変化する)場合、正しいファイバー作用が得
られないことが明らかになった。従って、もし0.10〜1.
23μmの範囲を2〜5、特に3又は4に等分するとすれ
ばおよそ同数のファイバー(好ましくは本数の%の差異
が10%未満である)が各区分に属する(例えば、直径
範囲を3等分する場合、40,30,30;30,40,30;又は
35,30,35の本数比)ように異る直径のファイバーの分
布を用いるのが好ましい。
りに小さくあるべきではない。0.10〜1.23μmの範囲で
直径が比較的均一に分布していることが好ましい。ファ
イバー直径が非常に狭い範囲にある(0.14μmの全範囲
にわたって変化する)場合、正しいファイバー作用が得
られないことが明らかになった。従って、もし0.10〜1.
23μmの範囲を2〜5、特に3又は4に等分するとすれ
ばおよそ同数のファイバー(好ましくは本数の%の差異
が10%未満である)が各区分に属する(例えば、直径
範囲を3等分する場合、40,30,30;30,40,30;又は
35,30,35の本数比)ように異る直径のファイバーの分
布を用いるのが好ましい。
適当なファイバーシートは、湿潤パイプ中ガラスファイ
バーの混合物を製紙機中に適用することにより製造する
ことができる。ある場合には、少量の高−ポリマー有機
バインダーを使用することができるが、この様なバイン
ダーは好ましくない。典型的なバインダーとしてセルロ
ース性又はアクリル性のポリマーが挙げられる。
バーの混合物を製紙機中に適用することにより製造する
ことができる。ある場合には、少量の高−ポリマー有機
バインダーを使用することができるが、この様なバイン
ダーは好ましくない。典型的なバインダーとしてセルロ
ース性又はアクリル性のポリマーが挙げられる。
この発明の実施において使用されるガラスファイバーフ
ィルターは深フィルター(depth filter)として知られて
おり、そして不規則に濾過するファイバーから構成され
ている。主として粒子の機械的保持(retention)の結果
として分離が得られる。ファイバーのサイズ及び形状の
両者が不規則であるため、このようなフィルターにおけ
る絶対的な孔サイズを与えることは困難である。フィル
ターは一般に「保持」に基いて分類され、この「保持」
は水性液又は他の液から所与のサイズの粒子を除去する
フィルターの能力を定義するものである。
ィルターは深フィルター(depth filter)として知られて
おり、そして不規則に濾過するファイバーから構成され
ている。主として粒子の機械的保持(retention)の結果
として分離が得られる。ファイバーのサイズ及び形状の
両者が不規則であるため、このようなフィルターにおけ
る絶対的な孔サイズを与えることは困難である。フィル
ターは一般に「保持」に基いて分類され、この「保持」
は水性液又は他の液から所与のサイズの粒子を除去する
フィルターの能力を定義するものである。
ガラスファイバーの選択において、粒子サイズ保持、ガ
ラスの組成、厚さ、及び密度を考慮に入れて、溶血を伴
わないで適切な濾過を得るべきである。0.5〜0.9mmの厚
さが好ましく、0.50〜0.80mmの厚さがさらに好ましく、
0.66〜0.76mmの厚さが特に好ましい。わずかにアルカリ
性(pH8.0〜11.0、好ましくは約9.0〜10.5)の硼珪酸ガ
ラス又は他のガラスが好ましい。粒子サイズ保持は好ま
しくは約1.0〜3.0ミクロンであり、さらに好ましくは1.
4〜3.0ミクロンであり、そして最も好ましくは2.3〜3.0
ミクロンである。
ラスの組成、厚さ、及び密度を考慮に入れて、溶血を伴
わないで適切な濾過を得るべきである。0.5〜0.9mmの厚
さが好ましく、0.50〜0.80mmの厚さがさらに好ましく、
0.66〜0.76mmの厚さが特に好ましい。わずかにアルカリ
性(pH8.0〜11.0、好ましくは約9.0〜10.5)の硼珪酸ガ
ラス又は他のガラスが好ましい。粒子サイズ保持は好ま
しくは約1.0〜3.0ミクロンであり、さらに好ましくは1.
4〜3.0ミクロンであり、そして最も好ましくは2.3〜3.0
ミクロンである。
0.10〜0.30g/cm3の範囲の密度が好ましく、0.20g/c
m3〜0.28g/cm3がさらに好ましく、約0.25g/cm3が最
も好ましい。硼珪酸ガラスのおよその密度が2.61g/cm
3であるから、密度はガラスフィルターの多孔度(porosi
ty)の目安である。
m3〜0.28g/cm3がさらに好ましく、約0.25g/cm3が最
も好ましい。硼珪酸ガラスのおよその密度が2.61g/cm
3であるから、密度はガラスフィルターの多孔度(porosi
ty)の目安である。
上記の数値は硼珪酸ガラスフィルターについて与えられ
る。粒子サイズ保持及び厚さは他のタイプのガラスにつ
いても同じであろうが、フィルターの密度は選択される
各ガラスの密度に比例して異るであろう。
る。粒子サイズ保持及び厚さは他のタイプのガラスにつ
いても同じであろうが、フィルターの密度は選択される
各ガラスの密度に比例して異るであろう。
この発明の実施において多数の商業的に製造されたガラ
スフィルターを使用することができる。例えばマイクロ
・フィルトレーション・システムス(Micro Filtration
Systems;MFS)は、使用することができそして製造番号G
A-200、GB-100R及びGC-90として特定される3種類のガ
ラスファイバーフィルターを製造している。この発明の
実施においてGB-100R及びGC-90が二重フィルターとして
使用される。GA-100は約0.25g/cm3の密度、0.70mmの
厚さ、及び液体を濾過する場合2.3ミクロン保持ザイズ
を有する。2倍の厚さのGB-100Rは0.25g/cm3の密度、
0.76mmの厚さ、及び2.0ミクロンの粒子サイズ保持を有
する。二重層のGC-90は0.30g/cm3の密度、0.66mmの厚
さ、及び1.7ミクロンの粒子サイズ保持を有する。
スフィルターを使用することができる。例えばマイクロ
・フィルトレーション・システムス(Micro Filtration
Systems;MFS)は、使用することができそして製造番号G
A-200、GB-100R及びGC-90として特定される3種類のガ
ラスファイバーフィルターを製造している。この発明の
実施においてGB-100R及びGC-90が二重フィルターとして
使用される。GA-100は約0.25g/cm3の密度、0.70mmの
厚さ、及び液体を濾過する場合2.3ミクロン保持ザイズ
を有する。2倍の厚さのGB-100Rは0.25g/cm3の密度、
0.76mmの厚さ、及び2.0ミクロンの粒子サイズ保持を有
する。二重層のGC-90は0.30g/cm3の密度、0.66mmの厚
さ、及び1.7ミクロンの粒子サイズ保持を有する。
クリフトン、ニュージャーシーのWhatman社及び西独のS
chleicher & Schuell社は多数の異るガラスマイクロフ
ァイバーフィルターを製造している。しかしながら、試
験されたWhatman社のフィルター及びSchleicher & Schu
ell社のフィルター(Whatman GF/C、GF/B、GF/D、GF/F、
934-4H;S+S3362)はこの発明の目的のために有用でない
ことが明らかにされた。これらの膜の製造に使用される
ガラスファイバーのサイズの分布の相違及び赤血球保持
に対する効果のためである。他のガラスファイバーフィ
ルターも試験され、そして適切な分離をもたらさないこ
とが明らかにされた。これらのフィルターは(Nucleopo
re、プリーサントン、CA、からのP300(有機バインダ
ーを含む);Hollingsworth & Vose、イーストワルポー
ル、MA、からのHB-5341及びBG-08005;Eaton-Dikema
n、カールアイル、PA、からのガラスファイバーフィ
ルター111,121,131,141,151及び161;並びにMachery &
Nagel、ドゥレン、西独、からのガラスファイバーフィ
ルター85/90Fである。
chleicher & Schuell社は多数の異るガラスマイクロフ
ァイバーフィルターを製造している。しかしながら、試
験されたWhatman社のフィルター及びSchleicher & Schu
ell社のフィルター(Whatman GF/C、GF/B、GF/D、GF/F、
934-4H;S+S3362)はこの発明の目的のために有用でない
ことが明らかにされた。これらの膜の製造に使用される
ガラスファイバーのサイズの分布の相違及び赤血球保持
に対する効果のためである。他のガラスファイバーフィ
ルターも試験され、そして適切な分離をもたらさないこ
とが明らかにされた。これらのフィルターは(Nucleopo
re、プリーサントン、CA、からのP300(有機バインダ
ーを含む);Hollingsworth & Vose、イーストワルポー
ル、MA、からのHB-5341及びBG-08005;Eaton-Dikema
n、カールアイル、PA、からのガラスファイバーフィ
ルター111,121,131,141,151及び161;並びにMachery &
Nagel、ドゥレン、西独、からのガラスファイバーフィ
ルター85/90Fである。
上記の製造されたガラスファイバーのすべて(特に記載
したものを除く)が有機バインダーを用いないで製造さ
れている。有機結合剤は孔サイズを小さくする傾向があ
り、そして赤血球がフィルターを通過する際に該赤血球
と相互作用する傾向がある。従って、バインダーを含ま
ないガラスフィルターが好ましい。しかしながら、同じ
粒サイズ保持をもたらすファイバーサイズ及び密度を選
択することによりガラスフィルター中にバインダーを使
用することが可能である。さらに、下記するごとく、凝
集素を使用する場合には記載された厳格な調節を維持す
る必要がない。
したものを除く)が有機バインダーを用いないで製造さ
れている。有機結合剤は孔サイズを小さくする傾向があ
り、そして赤血球がフィルターを通過する際に該赤血球
と相互作用する傾向がある。従って、バインダーを含ま
ないガラスフィルターが好ましい。しかしながら、同じ
粒サイズ保持をもたらすファイバーサイズ及び密度を選
択することによりガラスフィルター中にバインダーを使
用することが可能である。さらに、下記するごとく、凝
集素を使用する場合には記載された厳格な調節を維持す
る必要がない。
その唯一の駆動力が毛細管作用である装置を用いて、血
清から血漿を分離する能力について多数の異るタイプの
フィルターを試験した。試験されたすべてのフィルター
内、上記のファイバー直径分布を有するパインダー不含
有ガラスファイバーフィルターが最良の分離を与える。
毛細管作用により生ずる差圧は、大サンプルに対する重
力の作用の結果として、又は米国特許NO.4,477,575中に
記載されているタイプのガラスフィルターと吸収パッド
との接触の結果として存在する差圧に比べて見かけ上有
意に低い。典型的には、利用される圧力は2.5mmHg(34mm
H2O)以下のオーダーである。
清から血漿を分離する能力について多数の異るタイプの
フィルターを試験した。試験されたすべてのフィルター
内、上記のファイバー直径分布を有するパインダー不含
有ガラスファイバーフィルターが最良の分離を与える。
毛細管作用により生ずる差圧は、大サンプルに対する重
力の作用の結果として、又は米国特許NO.4,477,575中に
記載されているタイプのガラスフィルターと吸収パッド
との接触の結果として存在する差圧に比べて見かけ上有
意に低い。典型的には、利用される圧力は2.5mmHg(34mm
H2O)以下のオーダーである。
約7〜10μの体積を有するバインダー不含有ガラス
マイクロファイバーフィルターは、25μの血液が適
用された場合約3〜4μの血漿をもたらす。後で詳細
に記載する第1図に示すような装置中でフィルターを用
いた場合、フィルターに全血液を適用して約5秒間の
後、フィルタ口出部の頂部に血漿が現われる。適用の約
12秒間後にウエル中に血漿が現われる。血球は最終的
にはフィルターを通過し、血球はブロックされないが妨
害され、適当な分析を行うのに十分な血漿がこの時間ま
でに現われる。このタイプのフィルターは33〜60%の範
囲のヘマトクリットを含有する血液を濾過するのに有用
であることが示された。フィルター体積に対する得られ
る血漿の比率は、同じフィルター厚を維持しながらより
大きな直径のフィルターを用いることにより上げること
ができる。
マイクロファイバーフィルターは、25μの血液が適
用された場合約3〜4μの血漿をもたらす。後で詳細
に記載する第1図に示すような装置中でフィルターを用
いた場合、フィルターに全血液を適用して約5秒間の
後、フィルタ口出部の頂部に血漿が現われる。適用の約
12秒間後にウエル中に血漿が現われる。血球は最終的
にはフィルターを通過し、血球はブロックされないが妨
害され、適当な分析を行うのに十分な血漿がこの時間ま
でに現われる。このタイプのフィルターは33〜60%の範
囲のヘマトクリットを含有する血液を濾過するのに有用
であることが示された。フィルター体積に対する得られ
る血漿の比率は、同じフィルター厚を維持しながらより
大きな直径のフィルターを用いることにより上げること
ができる。
赤血球に対する抗体又は他の凝集素をフィルターと組み
合わせて使用する毛管流装置中で1滴の血液中の赤血球
から血漿を分離することも可能である。フィルターは前
記のガラスファイバーフィルター(凝集素の不存在下で
は機能しないフィルターを含む)、紙、又は凝集した赤
血球を濾過することができる任意の他のタイプのフィル
ターのいずれであってもよい。紙、不織布、粉末又はフ
ァイバーから成るシート状フィルター材料(例えば炭素
又はガラスファイバー)、及び適当な孔サイズを有する
膜はいずれも抗体及び他の凝集素と共に使用することが
できる。セルロースファイバー、綿リンター、ニトロセ
ルロース、木材パイプ、α−セルロース、硝酸セルロー
ス、及び酢酸セルロースはいずれも許容されるフィルタ
ー及び/又は膜を製造するために適当である。
合わせて使用する毛管流装置中で1滴の血液中の赤血球
から血漿を分離することも可能である。フィルターは前
記のガラスファイバーフィルター(凝集素の不存在下で
は機能しないフィルターを含む)、紙、又は凝集した赤
血球を濾過することができる任意の他のタイプのフィル
ターのいずれであってもよい。紙、不織布、粉末又はフ
ァイバーから成るシート状フィルター材料(例えば炭素
又はガラスファイバー)、及び適当な孔サイズを有する
膜はいずれも抗体及び他の凝集素と共に使用することが
できる。セルロースファイバー、綿リンター、ニトロセ
ルロース、木材パイプ、α−セルロース、硝酸セルロー
ス、及び酢酸セルロースはいずれも許容されるフィルタ
ー及び/又は膜を製造するために適当である。
凝集素はフィルター中に(可溶性の形態で)存在するこ
とができ、又は濾過に先立って血液サンプル中に添加す
る(例えば、全血サンプルを、フィルターに接触せしめ
るのに先立って、可溶性凝集素を含有する毛管又は他の
室に通すことにより)ことができる。赤血球の凝集を惹
起することができる任意の化学的又は生化学的試薬を使
用することができ、これらには抗体及びレクチンが含ま
れるがこれに限定されない。この様な凝集素は化学分析
の分野においてよく知られている。特に無稀釈の全血と
共に使用する場合、抗体が好ましい凝集素である。しか
しながら、他の可溶性凝集素も赤血球の直接及び間接凝
集のために満足すべきものである。例えば、Stites等、
Basic and Clinical Immunology、第4版、Lange Medic
al Pablications、ロサンゼルス、カルホルニア(198
2)、356-359頁を参照のこと。
とができ、又は濾過に先立って血液サンプル中に添加す
る(例えば、全血サンプルを、フィルターに接触せしめ
るのに先立って、可溶性凝集素を含有する毛管又は他の
室に通すことにより)ことができる。赤血球の凝集を惹
起することができる任意の化学的又は生化学的試薬を使
用することができ、これらには抗体及びレクチンが含ま
れるがこれに限定されない。この様な凝集素は化学分析
の分野においてよく知られている。特に無稀釈の全血と
共に使用する場合、抗体が好ましい凝集素である。しか
しながら、他の可溶性凝集素も赤血球の直接及び間接凝
集のために満足すべきものである。例えば、Stites等、
Basic and Clinical Immunology、第4版、Lange Medic
al Pablications、ロサンゼルス、カルホルニア(198
2)、356-359頁を参照のこと。
使用される抗体は赤血球の表面上に存在する決定基に対
する結合親和性を有するであろう。血液抗原と反応する
特異的モノクローナル抗体、例えばタイプ−A抗原と反
応する抗体が使用される場合、使用されるフィルターに
血液タイプを一致せしめることが必要であろう。赤血球
の表面上に存在する任意の抗原と反応する抗体を使用す
ることができ、このような抗原には主要組織適合性抗
原、細胞表面蛋白質、細胞表面炭水化物、及び細胞表面
糖蛋白質が含まれるが、これらに限定されない。
する結合親和性を有するであろう。血液抗原と反応する
特異的モノクローナル抗体、例えばタイプ−A抗原と反
応する抗体が使用される場合、使用されるフィルターに
血液タイプを一致せしめることが必要であろう。赤血球
の表面上に存在する任意の抗原と反応する抗体を使用す
ることができ、このような抗原には主要組織適合性抗
原、細胞表面蛋白質、細胞表面炭水化物、及び細胞表面
糖蛋白質が含まれるが、これらに限定されない。
試験される種の全ての赤血球と反応する混合抗体源を用
いるのが好ましい。例えば、ヒト赤血球に対する抗血
清、又は主要血液タイプのすべてと反応するモノクロー
ナル抗体の混合物を使用することができる。この様な抗
体は商業的に入手可能である。例えば、ラビット抗−ヒ
ト赤血球抗体のIgG画分をCooper Biomedical(ウエ
ストチェスター、PA)から得ることができる。フィル
ターを製造するために使用される固体の表面に抗体を吸
着せしめることができる。紙フィルターの場合、抗体を
含有する水溶液に紙を単に接触せしめそして次に蒸発に
よって水を除去することにより抗体を紙に効果的に吸着
せしめることができる。所望により、抗血清をそのまま
適用することができ又はそれを稀釈することができる。
濾過が効果的であるためにフィルターに適用されなけれ
ばならない抗体の最少量が一般に存在する。この最少量
より少ない場合、赤血球は速すぎる速度でフィルターを
通過する。しかしながら、抗血清が異れば赤血球を結合
するそれらの能力が異るであろうから、フィルターに適
用しなければならない抗血清の特定の量を与えることは
不可能である。従って、抗体の最適量は経験的に決定さ
れる。抗体含有溶液又は抗血清の一連の2倍稀釈物がフ
ィルターを飽和するのに十分な量でフィルターに適用さ
れる。濾過効率、赤血球の溶解、及び標準量の全血が適
用された場合にフィルターを通過する血漿の量が測定さ
れる。Cooper Biochemicals社からのラビット抗−ヒト
赤血球抗体のIgG画分を使用した場合、溶解を再構成
して30mg/mの蛋白質及び20mMリン酸緩衝化塩溶
液(pH7.3)とした。良好な濾過のために必要であると考
えられるこの溶液の最少量は7.5μであった(フィル
ター直径0.18インチ、S+SGB003紙を使用;フィルタ
ー体積は約10μであった。)。しかしながら、抗体
を無稀釈溶液として適用する必要はなかった。効率的な
濾過を行うために1:10の稀釈がなお有効であった。
従って、フィルターを飽和するために必要な溶液の体積
(1:10稀釈において10μ)は高力価の抗体を与
えるのよりも重要である。直径0.180インチ及び体積約
10μの濾紙ディスクを使用する場合、該ディスクを
飽和しそして抗体をフィルター全体に均一に分布せしめ
るためには5μ以上、そして好ましくは7.5μ以上
の溶液が必要なようである。他のフィルター体積につい
て類似の体積比(0.15:1及び0.75:1)が効果的であ
ろう。抗体の均一な分布により、赤血球が他の部位では
捕捉されるのにある部位ではフィルターを通過すること
が回避される。
いるのが好ましい。例えば、ヒト赤血球に対する抗血
清、又は主要血液タイプのすべてと反応するモノクロー
ナル抗体の混合物を使用することができる。この様な抗
体は商業的に入手可能である。例えば、ラビット抗−ヒ
ト赤血球抗体のIgG画分をCooper Biomedical(ウエ
ストチェスター、PA)から得ることができる。フィル
ターを製造するために使用される固体の表面に抗体を吸
着せしめることができる。紙フィルターの場合、抗体を
含有する水溶液に紙を単に接触せしめそして次に蒸発に
よって水を除去することにより抗体を紙に効果的に吸着
せしめることができる。所望により、抗血清をそのまま
適用することができ又はそれを稀釈することができる。
濾過が効果的であるためにフィルターに適用されなけれ
ばならない抗体の最少量が一般に存在する。この最少量
より少ない場合、赤血球は速すぎる速度でフィルターを
通過する。しかしながら、抗血清が異れば赤血球を結合
するそれらの能力が異るであろうから、フィルターに適
用しなければならない抗血清の特定の量を与えることは
不可能である。従って、抗体の最適量は経験的に決定さ
れる。抗体含有溶液又は抗血清の一連の2倍稀釈物がフ
ィルターを飽和するのに十分な量でフィルターに適用さ
れる。濾過効率、赤血球の溶解、及び標準量の全血が適
用された場合にフィルターを通過する血漿の量が測定さ
れる。Cooper Biochemicals社からのラビット抗−ヒト
赤血球抗体のIgG画分を使用した場合、溶解を再構成
して30mg/mの蛋白質及び20mMリン酸緩衝化塩溶
液(pH7.3)とした。良好な濾過のために必要であると考
えられるこの溶液の最少量は7.5μであった(フィル
ター直径0.18インチ、S+SGB003紙を使用;フィルタ
ー体積は約10μであった。)。しかしながら、抗体
を無稀釈溶液として適用する必要はなかった。効率的な
濾過を行うために1:10の稀釈がなお有効であった。
従って、フィルターを飽和するために必要な溶液の体積
(1:10稀釈において10μ)は高力価の抗体を与
えるのよりも重要である。直径0.180インチ及び体積約
10μの濾紙ディスクを使用する場合、該ディスクを
飽和しそして抗体をフィルター全体に均一に分布せしめ
るためには5μ以上、そして好ましくは7.5μ以上
の溶液が必要なようである。他のフィルター体積につい
て類似の体積比(0.15:1及び0.75:1)が効果的であ
ろう。抗体の均一な分布により、赤血球が他の部位では
捕捉されるのにある部位ではフィルターを通過すること
が回避される。
フィルターとの接触に先立って抗体がサンプルに添加さ
れる場合、溶血を抑制することができる試薬の存在下で
濾過を行うのが好ましい。典型的な抑制剤として、局所
麻酔剤、例えばジブカイン及びリドカイン;β−アンド
レン作動遮断剤(β−andrenergic blocker)、例えば
プロパノロール;三環抗抑制剤、例えばクロロプロマジ
ン及びアニトリプトレイン;並びに3−ヒドロキシピリ
ジン、例えば3−ヒドロキシ−6−メチルピリジンが挙
げられる。
れる場合、溶血を抑制することができる試薬の存在下で
濾過を行うのが好ましい。典型的な抑制剤として、局所
麻酔剤、例えばジブカイン及びリドカイン;β−アンド
レン作動遮断剤(β−andrenergic blocker)、例えば
プロパノロール;三環抗抑制剤、例えばクロロプロマジ
ン及びアニトリプトレイン;並びに3−ヒドロキシピリ
ジン、例えば3−ヒドロキシ−6−メチルピリジンが挙
げられる。
血漿又は血液(後者は、血漿から赤血球を分離しない裸
の濾紙又は他の材料を使用する場合)の通過速度を調節
するために、抗体と共に又は抗体を伴わないでフィルタ
ーを用いることができる。フィルター上の抗体量の増加
により、血漿の先端が毛管路にそって所定の位置に達す
るのに要する時間がのびる。フィルター及びフィルター
に続く毛管はそれぞれ装置と通っての流体の流れに対抗
する位置として作用する。実際上、それぞれは流体の流
れにおけるバルブとして機能する。フィルターを通して
の流体の通過が毛管を通しての流れより大きな抵抗にあ
う場合、この系は、第一のバルブが部分的に閉止されて
おりそして流体流中の第2のバルブが開いているかのご
とく機能する。しかしながら、毛管中により大きな抵抗
が存在するように毛管流速を変化せしめることができ
る。このような系は、第一のバルブが開いておりそして
第二のバルブが部分的に閉止されているように機能す
る。フィルターの厚さ及び密度を変えることにより、そ
して適当な毛管直径を選択することにより、系を通る流
体流のかなりの調節を達成することができる。
の濾紙又は他の材料を使用する場合)の通過速度を調節
するために、抗体と共に又は抗体を伴わないでフィルタ
ーを用いることができる。フィルター上の抗体量の増加
により、血漿の先端が毛管路にそって所定の位置に達す
るのに要する時間がのびる。フィルター及びフィルター
に続く毛管はそれぞれ装置と通っての流体の流れに対抗
する位置として作用する。実際上、それぞれは流体の流
れにおけるバルブとして機能する。フィルターを通して
の流体の通過が毛管を通しての流れより大きな抵抗にあ
う場合、この系は、第一のバルブが部分的に閉止されて
おりそして流体流中の第2のバルブが開いているかのご
とく機能する。しかしながら、毛管中により大きな抵抗
が存在するように毛管流速を変化せしめることができ
る。このような系は、第一のバルブが開いておりそして
第二のバルブが部分的に閉止されているように機能す
る。フィルターの厚さ及び密度を変えることにより、そ
して適当な毛管直径を選択することにより、系を通る流
体流のかなりの調節を達成することができる。
上記のようなフィルターが米国特許出願NO.880,793及び
762,748明細書中に記載されている試験装置において使
用された。この記載を引用によりこの明細書に組み入れ
る。(1)小容量の血液及び(2)血漿の動きを生じさ
せるための毛細管作用を用いる装置の残りの部分との組
み合わせにおいてフィルターがいかに使用されるかを示
すために、これらの装置の簡単な記載を含める。
762,748明細書中に記載されている試験装置において使
用された。この記載を引用によりこの明細書に組み入れ
る。(1)小容量の血液及び(2)血漿の動きを生じさ
せるための毛細管作用を用いる装置の残りの部分との組
み合わせにおいてフィルターがいかに使用されるかを示
すために、これらの装置の簡単な記載を含める。
下記の実験的研究の多くにおいて使用される試験装置を
第1図に示す。この装置は、顕微鏡スライドとおよそ同
じサイズ及び形状の3枚のプラスチック片及び両面テー
プから製造された。上部スライド10は、使用されるべ
きフィルターより小さい直径を有しスライド10を完全
に貫通している穴12、及び両面テープ14を有する。
このテープは示されている具体例においては上部スライ
ドの全長にわたって伸びていないが、所望により全長に
わたって伸びていてもよい。中間スライド20は該スラ
イド20を完全に貫通する穴22及び両面テープ24を
有し、このテープはスライド20の底面に適用される。
両面テープ24は該テープから切り取られた部分26を
有し、全装置が集成された場合に毛管チャンネル及び室
を提供する。毛細空間26Aはフィルターを保持する穴2
2から反応室26Bに延びる。追加の毛管室26Cが、反応室
からテープの縁に伸びることにより排出口を提供する。
底部スライド30は平らなスライドであって、このもの
はフィルター、毛管、及び中間スライド20とテープ2
4とで形成される試薬空間の底面を形成する。
第1図に示す。この装置は、顕微鏡スライドとおよそ同
じサイズ及び形状の3枚のプラスチック片及び両面テー
プから製造された。上部スライド10は、使用されるべ
きフィルターより小さい直径を有しスライド10を完全
に貫通している穴12、及び両面テープ14を有する。
このテープは示されている具体例においては上部スライ
ドの全長にわたって伸びていないが、所望により全長に
わたって伸びていてもよい。中間スライド20は該スラ
イド20を完全に貫通する穴22及び両面テープ24を
有し、このテープはスライド20の底面に適用される。
両面テープ24は該テープから切り取られた部分26を
有し、全装置が集成された場合に毛管チャンネル及び室
を提供する。毛細空間26Aはフィルターを保持する穴2
2から反応室26Bに延びる。追加の毛管室26Cが、反応室
からテープの縁に伸びることにより排出口を提供する。
底部スライド30は平らなスライドであって、このもの
はフィルター、毛管、及び中間スライド20とテープ2
4とで形成される試薬空間の底面を形成する。
組み立てられた装置を第1図Cに示し、この図中の点線
は形成されている内部室を示すために用いられている。
血液は入口部(穴)12に適用され、室22中に保持さ
れたフィルターと接触し、そして血漿と赤血球に分離さ
れ、赤血球はフィルター上に残る。血漿は毛管26Aを通
って反応室26Bに移行し、他方空気は毛管排出口26Cを通
って排出される。
は形成されている内部室を示すために用いられている。
血液は入口部(穴)12に適用され、室22中に保持さ
れたフィルターと接触し、そして血漿と赤血球に分離さ
れ、赤血球はフィルター上に残る。血漿は毛管26Aを通
って反応室26Bに移行し、他方空気は毛管排出口26Cを通
って排出される。
第2図は2個以上のプラスチック片を溶着して内部室を
有する1つの装置を形成することにより製造した装置を
示す。この装置の多数の具体例が前に引用した米国特許
出願NO.880,793及び762,748中に記載されている。フィ
ルター46を含む室44より小さい直径を有する入口部
42に血液が適用される。血漿はフィルターの底部から
収集空間48に出、そして毛管50により反応室52に
輸送される。装置から空気を排出するために排出口54
が設けられる。入口部への血液の適用を助けるため所望
により峰56を設けることができる。前記特許出願明細
書中に記載されているような追加の毛管、室、排出口等
が装置40に存在することができるが、明瞭にするため
この図においては省略されている。
有する1つの装置を形成することにより製造した装置を
示す。この装置の多数の具体例が前に引用した米国特許
出願NO.880,793及び762,748中に記載されている。フィ
ルター46を含む室44より小さい直径を有する入口部
42に血液が適用される。血漿はフィルターの底部から
収集空間48に出、そして毛管50により反応室52に
輸送される。装置から空気を排出するために排出口54
が設けられる。入口部への血液の適用を助けるため所望
により峰56を設けることができる。前記特許出願明細
書中に記載されているような追加の毛管、室、排出口等
が装置40に存在することができるが、明瞭にするため
この図においては省略されている。
場合によっては抗凝固剤の添加により又は測定される分
析対象との反応を行うためもしくは血液の採集のために
有用な他の試薬の添加により配合された全血サンプルが
試験装置の受理ユニットの入口部に導入される。樹脂ユ
ニットは毛管であることができ、又はさらに大きな室で
あることができる。受理ユニットは特定のサンプル容量
を測定するために使用することができ、又はサンプルを
単に受理しそしてサンプルをフィルターに向けるために
用いることができる。全血がフィルターに接触すると
き、これが前記のようにその成分に分離される。フィル
ターから離れるべき第一成分は、サンプルの由来に依存
して血漿又は血清であろう。この検討においては血漿な
る用語を用いるが、しかしこれは血漿又は血清のいずれ
かを意味するものと理解すべきである。
析対象との反応を行うためもしくは血液の採集のために
有用な他の試薬の添加により配合された全血サンプルが
試験装置の受理ユニットの入口部に導入される。樹脂ユ
ニットは毛管であることができ、又はさらに大きな室で
あることができる。受理ユニットは特定のサンプル容量
を測定するために使用することができ、又はサンプルを
単に受理しそしてサンプルをフィルターに向けるために
用いることができる。全血がフィルターに接触すると
き、これが前記のようにその成分に分離される。フィル
ターから離れるべき第一成分は、サンプルの由来に依存
して血漿又は血清であろう。この検討においては血漿な
る用語を用いるが、しかしこれは血漿又は血清のいずれ
かを意味するものと理解すべきである。
この発明のフィルターは典型的には多層ではなく材料の
単層から成る。これらは、典型的には30〜50μ又はこ
れより少ない体積を有する一滴の血液を分離することが
意図される。従って、フィルターの体積も小さく、血漿
のすべてを吸収しそして保持するのを防止するため5〜
20μの範囲である。厚さ(すなわち、流れの方向に
測定した長さ)は好ましくは0.2〜1.5mmである。この範
囲はすべてのフィルターについてのものであり、そして
それ故に前記のガラスマイクロファイバーフィルターに
ついて示したものよりも幾分広い。ガラスマイクロファ
イバーフィルターの粒子サイズ保持は前に検討した。凝
集素と共に使用されるフィルターは所望によりさらに多
孔質であることができるが、しかし少数の細胞について
は6〜10μmから多数の細胞については0.1mm(100μ
m)以上の見かけ直径を有する細胞塊を典型的には構成
する凝集した赤血球を保持すべきである。
単層から成る。これらは、典型的には30〜50μ又はこ
れより少ない体積を有する一滴の血液を分離することが
意図される。従って、フィルターの体積も小さく、血漿
のすべてを吸収しそして保持するのを防止するため5〜
20μの範囲である。厚さ(すなわち、流れの方向に
測定した長さ)は好ましくは0.2〜1.5mmである。この範
囲はすべてのフィルターについてのものであり、そして
それ故に前記のガラスマイクロファイバーフィルターに
ついて示したものよりも幾分広い。ガラスマイクロファ
イバーフィルターの粒子サイズ保持は前に検討した。凝
集素と共に使用されるフィルターは所望によりさらに多
孔質であることができるが、しかし少数の細胞について
は6〜10μmから多数の細胞については0.1mm(100μ
m)以上の見かけ直径を有する細胞塊を典型的には構成
する凝集した赤血球を保持すべきである。
血漿は通常、それがフィルターを離れるに従って、1又
は複数の毛管により取り上げられるであろう。血液がフ
ィルターの頂部に適用される場合、血漿が底部から収集
されるであろう。フィルターの側部は壁に密接に接触し
ており、赤血球がフィルターの縁の周りを通過するのが
防止される。場合によっては、フィルターの側部に封止
剤を使用することができる。フィルターの底部を離れる
血漿は、フィルターの底部と密着する該フィルターを収
容する装置の表面と該フィルターとの間の溝又は他の空
間に集ることができる。毛管が1又は複数の収集空間か
ら血漿を引き出すであろう。ここで使用する上部、底部
及び側部なる用語は相対的な意味であり、そして地球表
面に対するフィルターの方向を必然的に記載するもので
はないことが認識されよう。毛管は通常約0.01mm〜2mm
の範囲の直径を有する。毛管の長さは非常に多様である
が、しかし一般に10cmより短かく、通常約5cmを超え
ないであろう。
は複数の毛管により取り上げられるであろう。血液がフ
ィルターの頂部に適用される場合、血漿が底部から収集
されるであろう。フィルターの側部は壁に密接に接触し
ており、赤血球がフィルターの縁の周りを通過するのが
防止される。場合によっては、フィルターの側部に封止
剤を使用することができる。フィルターの底部を離れる
血漿は、フィルターの底部と密着する該フィルターを収
容する装置の表面と該フィルターとの間の溝又は他の空
間に集ることができる。毛管が1又は複数の収集空間か
ら血漿を引き出すであろう。ここで使用する上部、底部
及び側部なる用語は相対的な意味であり、そして地球表
面に対するフィルターの方向を必然的に記載するもので
はないことが認識されよう。毛管は通常約0.01mm〜2mm
の範囲の直径を有する。毛管の長さは非常に多様である
が、しかし一般に10cmより短かく、通常約5cmを超え
ないであろう。
第一毛管は、反応室として通常機能するであろう室への
流速を調節することができる。すなわち、毛管は、該毛
管及び/又は反応室の壁に結合しているか又はその中に
含まれる試薬と接触する時間の調節を助けることができ
る。しかしながら、フィルターを通る血漿の流速は上記
のように多くの場合限定されており、毛管はしばしば血
漿がフィルターを離れると可及的に速く血漿を輸送す
る。試薬が色の変化を与えるか、又は血漿中に存在する
分析対象の量を決定するための他のなんらかの手段を提
供する。
流速を調節することができる。すなわち、毛管は、該毛
管及び/又は反応室の壁に結合しているか又はその中に
含まれる試薬と接触する時間の調節を助けることができ
る。しかしながら、フィルターを通る血漿の流速は上記
のように多くの場合限定されており、毛管はしばしば血
漿がフィルターを離れると可及的に速く血漿を輸送す
る。試薬が色の変化を与えるか、又は血漿中に存在する
分析対象の量を決定するための他のなんらかの手段を提
供する。
毛管は、サンプルがフィルターを通過した後液体が装置
内を移行するための唯一の駆動力を提供する。毛管、反
応室及び水平面方向の他の室を有する装置が通常使用さ
れ、重力は流速に影響を与えない。装置は補助駆動力、
例えばポンプ、重力等を伴わないで用いられる。従っ
て、毛細管力が装置を通して血漿を輸送することを可能
にしながら分離を達成するために、この明細書に記載し
たようなフィルターを選択することが必須である。重力
に助けられるか又はフィルターと接触する吸収剤により
惹起される比較的大きなウイッキング(wicking)力に依
存して大容量の血液を分離するために米国特許NO.4,47
7,575及び4,256,693のごとき従来技術中に記載されてい
るフィルターは、この発明において使用される型の毛管
流装置においては有効でないことが、実験的証拠により
示された。
内を移行するための唯一の駆動力を提供する。毛管、反
応室及び水平面方向の他の室を有する装置が通常使用さ
れ、重力は流速に影響を与えない。装置は補助駆動力、
例えばポンプ、重力等を伴わないで用いられる。従っ
て、毛細管力が装置を通して血漿を輸送することを可能
にしながら分離を達成するために、この明細書に記載し
たようなフィルターを選択することが必須である。重力
に助けられるか又はフィルターと接触する吸収剤により
惹起される比較的大きなウイッキング(wicking)力に依
存して大容量の血液を分離するために米国特許NO.4,47
7,575及び4,256,693のごとき従来技術中に記載されてい
るフィルターは、この発明において使用される型の毛管
流装置においては有効でないことが、実験的証拠により
示された。
この明細書に記載されるフィルターは前記と同じ装置中
で使用することができるが、ガラスファイバーフィルタ
ーと共に使用するための好ましい装置の配置を第3図に
示す。この装置においては、血液分離器として設計され
たフィルター上に配置された入口部42′に全血が適用
される。血漿を反応領域に移送するため血液分離器の周
辺に多数の毛管(50′)が配置されている。毛管は異る
長さ及び直径を有するが、各毛管から実質的に同時に血
漿が試薬領域52′に達することができるように設計さ
れている。米国特許出願NO.880,793は、この効果を達成
するためのサイジング(sizing)毛管を記載している。こ
の設計は試薬領域の均一且つ迅速な充満を可能にする。
で使用することができるが、ガラスファイバーフィルタ
ーと共に使用するための好ましい装置の配置を第3図に
示す。この装置においては、血液分離器として設計され
たフィルター上に配置された入口部42′に全血が適用
される。血漿を反応領域に移送するため血液分離器の周
辺に多数の毛管(50′)が配置されている。毛管は異る
長さ及び直径を有するが、各毛管から実質的に同時に血
漿が試薬領域52′に達することができるように設計さ
れている。米国特許出願NO.880,793は、この効果を達成
するためのサイジング(sizing)毛管を記載している。こ
の設計は試薬領域の均一且つ迅速な充満を可能にする。
次に、特定の例によりこの発明をさらに具体的に説明す
るが、これによってこの発明の範囲を限定するものでは
ない。
るが、これによってこの発明の範囲を限定するものでは
ない。
例1. 材料及び方法 血液:次の実験において、15USPユニット/mのリチ
ウムヘパリン中全血を使用した。
ウムヘパリン中全血を使用した。
フィルターディスク:0.180″パンチを用いて市販のフ
ィルター又は他の記載されている材料からフィルターデ
ィスクを作った。
ィルター又は他の記載されている材料からフィルターデ
ィスクを作った。
溶着されたカートリッジ: ABS(アクリリアミド−ブタジエン−スチレン)スラ
イドをブランソン超音波溶接器により次の設定値:圧力
=60psi、溶接時間=0.3秒、保持時間=1.5秒、ダウ
ンスピード=3.0で溶着した。
イドをブランソン超音波溶接器により次の設定値:圧力
=60psi、溶接時間=0.3秒、保持時間=1.5秒、ダウ
ンスピード=3.0で溶着した。
装置の必須部分は、厚さ33.5ミル、合計容積16μの
フィルター、厚さ3.3mmの連結室(通常の毛管より広
い)、及び排出口を有する反応室であった。連結室及び
反応室の合計容量は8.5μであった。
フィルター、厚さ3.3mmの連結室(通常の毛管より広
い)、及び排出口を有する反応室であった。連結室及び
反応室の合計容量は8.5μであった。
テープスライド:アセテートプラスチックストリップ
(6″×1″)をスパークリーン溶液中で洗浄し、脱イ
オン水ですすぎ、そして糸クズを有しないタオルを用い
て乾燥した。次に、プラスチックストリップを2.5″×
1″のスライドの切断した。血漿と接触するプラスチッ
ク表面を組立てに先立ってプラズマ食刻器により食刻し
た。上部スライドは、該スライドの底部に付着した二重
粒着テープを有するきれいなプラスチック片であった。
テープから切り取られた毛管及び他の内部室を形成した
パターンを有する3.5ミルの両面粘着スコッチ名柄テー
プを中間スライドとなるものの底部に付着した。#16
ドリル(0.173″)を用いて穴をあけてウエルを形成し
た#25ドリルを用いてこのカバースライド中に排出穴
をあけた。上部ストリップを注意深く整列した穴を有す
る中間ストリップの上部に付着せしめた。次に、選択さ
れたフィルターを中間スライドのウエル中に置き、そし
て底が食刻されたスライドを中間スライドのテープに付
着せしめた。フィルターは底部スライドの上面に対して
同じ高さであった。完成したスライドを第1図に示す。
(6″×1″)をスパークリーン溶液中で洗浄し、脱イ
オン水ですすぎ、そして糸クズを有しないタオルを用い
て乾燥した。次に、プラスチックストリップを2.5″×
1″のスライドの切断した。血漿と接触するプラスチッ
ク表面を組立てに先立ってプラズマ食刻器により食刻し
た。上部スライドは、該スライドの底部に付着した二重
粒着テープを有するきれいなプラスチック片であった。
テープから切り取られた毛管及び他の内部室を形成した
パターンを有する3.5ミルの両面粘着スコッチ名柄テー
プを中間スライドとなるものの底部に付着した。#16
ドリル(0.173″)を用いて穴をあけてウエルを形成し
た#25ドリルを用いてこのカバースライド中に排出穴
をあけた。上部ストリップを注意深く整列した穴を有す
る中間ストリップの上部に付着せしめた。次に、選択さ
れたフィルターを中間スライドのウエル中に置き、そし
て底が食刻されたスライドを中間スライドのテープに付
着せしめた。フィルターは底部スライドの上面に対して
同じ高さであった。完成したスライドを第1図に示す。
溶血の測定:血漿による570nm光の吸収を測定すること
により溶血の%を定量した。吸収はヒューレット−パッ
カード8451A分光光度計上で測定した。約0.01cmの光路
を有するセルを用いて読みを取った。0.01cmの光路は上
記のようにして調製したテープカートリッジのものであ
る。吸収を換算定数で乗ずることにより、吸収を溶血%
に換算した。0.01cmの光路のセルのために570nmのピー
クを使用し、そして換算定数は42.0であった。
により溶血の%を定量した。吸収はヒューレット−パッ
カード8451A分光光度計上で測定した。約0.01cmの光路
を有するセルを用いて読みを取った。0.01cmの光路は上
記のようにして調製したテープカートリッジのものであ
る。吸収を換算定数で乗ずることにより、吸収を溶血%
に換算した。0.01cmの光路のセルのために570nmのピー
クを使用し、そして換算定数は42.0であった。
ガラスファイバーフィルター:多数のガラスファイバー
フィルターを試験した。これには、他のフィルターが特
定されない限りすべての例において使用したフィルター
である、マイクロフィルトレーションシステム(MF
S)からのGA-200が含まれる。GA-200は0.5〜1.0マイク
ロメーターの範囲の典型的な直径を有するガラスマイク
ロファイバーを含有する不織ガラスファイバーフィルタ
ーである。このフィルターは0.70mmの厚さを有し、そし
て液相中で直径2.3μmの粒子を保持した。フィルター
の密度は0.25g/cm3である。密度及び厚さは、毛管装
置を組み立てる過程で行われるわずかな圧縮に先立って
測定される。
フィルターを試験した。これには、他のフィルターが特
定されない限りすべての例において使用したフィルター
である、マイクロフィルトレーションシステム(MF
S)からのGA-200が含まれる。GA-200は0.5〜1.0マイク
ロメーターの範囲の典型的な直径を有するガラスマイク
ロファイバーを含有する不織ガラスファイバーフィルタ
ーである。このフィルターは0.70mmの厚さを有し、そし
て液相中で直径2.3μmの粒子を保持した。フィルター
の密度は0.25g/cm3である。密度及び厚さは、毛管装
置を組み立てる過程で行われるわずかな圧縮に先立って
測定される。
結果 鎌形赤血球貧血を有する患者からの血液、人工的に生じ
させた高ヘマトクリット及び低ヘマトクリットの血液、
並びに正常血液をGA-200フィルターを通して濾過して、
異常なヘマトクリットの血液が効果的に濾過されるか否
かを決定した。
させた高ヘマトクリット及び低ヘマトクリットの血液、
並びに正常血液をGA-200フィルターを通して濾過して、
異常なヘマトクリットの血液が効果的に濾過されるか否
かを決定した。
このフィルターが、正常血液の場合と同様に異常ヘマト
クリット血を濾過するのに効果的であることが明らかで
あり、確かに、低ヘマトクリット血液は正常又は高ヘマ
トクリット血より速くフィルターを通って流れるようで
ある。
クリット血を濾過するのに効果的であることが明らかで
あり、確かに、低ヘマトクリット血液は正常又は高ヘマ
トクリット血より速くフィルターを通って流れるようで
ある。
低ヘマトクリット血はより効果的に濾過された。すなわ
ち、赤血球より前に、血液の体積当りより大体積の血漿
がフィルターを出た。しかしながら、血漿試験を可能に
するのに十分な血漿が高ヘマトクリット血においても分
離された。
ち、赤血球より前に、血液の体積当りより大体積の血漿
がフィルターを出た。しかしながら、血漿試験を可能に
するのに十分な血漿が高ヘマトクリット血においても分
離された。
MFSからのフィルターの比較 マイクロフィルトレーションシステムス(MFS)から
の種々のフィルターを、血漿から赤血球を濾過するため
の能力について試験した。MFSフィルターの名称はそ
れらの物理的性質に基く。名称中の第二の文字がアルフ
ァベット中で後になるに従ってフィルターの織りが緻密
になり、そしてフィルターを通る流れが遅くなる。名称
中の番号はフィルターの厚さに対応する。すなわち、番
号が大になるに従ってフィルターが厚くなる。試験した
群からの3つのフィルター、すなわちGA-200、相互に重
ね合わせた2枚のGB-100R、及び相互に重ね合わせた2
枚のGC-90、は満足できるものであった。
の種々のフィルターを、血漿から赤血球を濾過するため
の能力について試験した。MFSフィルターの名称はそ
れらの物理的性質に基く。名称中の第二の文字がアルフ
ァベット中で後になるに従ってフィルターの織りが緻密
になり、そしてフィルターを通る流れが遅くなる。名称
中の番号はフィルターの厚さに対応する。すなわち、番
号が大になるに従ってフィルターが厚くなる。試験した
群からの3つのフィルター、すなわちGA-200、相互に重
ね合わせた2枚のGB-100R、及び相互に重ね合わせた2
枚のGC-90、は満足できるものであった。
ガラスファイバーフィルターに暴露した後の分析対象の
回収 この実験の目的は、潜在的分析対象がガラスファイバー
フィルター材料に吸着されるか否かを決定することであ
った。試験された分析対象はコレステロール、カリウ
ム、及び全蛋白質であった。実験は次の方法を用いて行
った。
回収 この実験の目的は、潜在的分析対象がガラスファイバー
フィルター材料に吸着されるか否かを決定することであ
った。試験された分析対象はコレステロール、カリウ
ム、及び全蛋白質であった。実験は次の方法を用いて行
った。
1.血液をVacu-tainerチューブに引き込み、血液を遠
心チューブに移し、血液を室温にて20分間放置し、そ
して次にTRIAC遠心機(クレイアダムス)上で血液設定
において5分間遠心することにより血清を得た。
心チューブに移し、血液を室温にて20分間放置し、そ
して次にTRIAC遠心機(クレイアダムス)上で血液設定
において5分間遠心することにより血清を得た。
2.次にサンプルを分けて、1つのサンプルをガラスフ
ァイバーフィルター材料に接触せしめ、そして他方を実
験室分析までそのまま置いた。
ァイバーフィルター材料に接触せしめ、そして他方を実
験室分析までそのまま置いた。
3.テープスライド中のフィルターディスクの体積は1
2.6μであった。50μの血液をフィルターに加え
ると仮定して、フィルター体積に対する血液体積の比率
は約4であった。この実験においては2mの血清を全
体積317μを有する直径24mmのディスク(厚さ=0.7
mm)と接触せしめた。この実験において血液/フィルタ
ー体積比は2000/317=6.3であった。
2.6μであった。50μの血液をフィルターに加え
ると仮定して、フィルター体積に対する血液体積の比率
は約4であった。この実験においては2mの血清を全
体積317μを有する直径24mmのディスク(厚さ=0.7
mm)と接触せしめた。この実験において血液/フィルタ
ー体積比は2000/317=6.3であった。
4.フィルターを含むサンプルを中間速度で約20秒間
渦動せしめ、そして次にTRIAC遠心機中で5分間回転し
てガラスフィルターを沈降せしめた。血清をガラスピペ
ットを用いて吸い出した。次に血清を分析した。
渦動せしめ、そして次にTRIAC遠心機中で5分間回転し
てガラスフィルターを沈降せしめた。血清をガラスピペ
ットを用いて吸い出した。次に血清を分析した。
カリウム、全蛋白質、及びコレステロールの結果は、フ
ィルターとの接触の後、これらの分析対象がほとんど回
収されることを示している。
ィルターとの接触の後、これらの分析対象がほとんど回
収されることを示している。
この明細書中に引用した刊行物及び特許出願は本発明が
属する分野の技術水準を示すものであり、これらが引用
された場合に引用により組み入れられる。
属する分野の技術水準を示すものであり、これらが引用
された場合に引用により組み入れられる。
以上、本発明をいく分詳細に記載したが、これらは例示
的なものであり、本発明の範囲内において多くの変更が
可能であろう。
的なものであり、本発明の範囲内において多くの変更が
可能であろう。
第1図はこの発明のフィルターを含む装置の1つの態様
を示し、この装置により多くの例が実施された。図中、
aは拡大側面図であり、bは最終装置を形成する各構成
部品の底面図であり、そしてcは組み立てられた装置の
平面図である。 第2図はこの発明のフィルターを含む装置の態様を示
し、この場合2以上のプラスチック形が溶着されて内部
室を有する1つの装置が形成される。図中aは側面図で
あり、bは溶着後の1つの装置の平面図である。 第3図は、反応室への分離された血漿の通過のための多
数の通路を有するこの発明のフィルターを含む装置の平
面図である。 図中、10は上部スライド、 20は中間スライド、 30は底部スライド、 12は入口部、 22はフィルター室、 14及び24は両面粘着テープ、 26aは毛管、 26bは反応室、 26cは排出口、 をそれぞれ示す。
を示し、この装置により多くの例が実施された。図中、
aは拡大側面図であり、bは最終装置を形成する各構成
部品の底面図であり、そしてcは組み立てられた装置の
平面図である。 第2図はこの発明のフィルターを含む装置の態様を示
し、この場合2以上のプラスチック形が溶着されて内部
室を有する1つの装置が形成される。図中aは側面図で
あり、bは溶着後の1つの装置の平面図である。 第3図は、反応室への分離された血漿の通過のための多
数の通路を有するこの発明のフィルターを含む装置の平
面図である。 図中、10は上部スライド、 20は中間スライド、 30は底部スライド、 12は入口部、 22はフィルター室、 14及び24は両面粘着テープ、 26aは毛管、 26bは反応室、 26cは排出口、 をそれぞれ示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−66343(JP,A) 特開 昭61−207966(JP,A) 特開 昭63−103972(JP,A) 特開 昭60−66164(JP,A) 特開 昭62−129759(JP,A) 特開 昭57−53661(JP,A) 特公 昭57−11414(JP,B2) 米国特許4088448(US,A)
Claims (18)
- 【請求項1】装置の入口部から反応領域への毛管通路を
通って液体が移動するための駆動力が毛細管圧により生
ずる、赤血球から血漿を分離判定する装置であって、該
通路に低圧フィルターが挿入されており、該フィルター
が、 (1)約1μm〜約3μmの範囲の粒子サイズ保持及び約
0.25〜2.0mm範囲の流路を有するガラスマイクロファイ
バーフィルター、並びに (2)6μm以上の直径を有する粒子を保持することがで
きるフィルターであって、該フィルター内に又は該フィ
ルターに前記液体が接触する前の前記通路中に可溶性凝
集素を伴うもの、 から成る群から選択されるものであることを特徴とする
改良された装置。 - 【請求項2】前記フィルターが硼珪酸ガラスフィルター
から本質的に成る特許請求の範囲第1項に記載の装置。 - 【請求項3】前記フィルターがバインダー不含有ガラス
マイクロファイバーフィルターである特許請求の範囲第
1項に記載の装置。 - 【請求項4】前記(1)のファイバーが0.5〜0.9mmの厚
さ、及び約1.2〜2.8μmの粒子サイズ保持を有し、そし
て0.10〜4.0μmの実質的にすべての範囲に直径を有す
るガラスファイバーを含んで成り、該ファイバーの少な
くとも60%が0.10〜1.23μmの範囲の直径を有する、特
許請求の範囲第3項に記載の装置。 - 【請求項5】前記装置が(1)のフィルターを有し、赤
血球に対する凝集素を含有しない、特許請求の範囲第4
項に記載の装置。 - 【請求項6】前記装置が(2)のフィルターを有する特
許請求の範囲第1項に記載の装置。 - 【請求項7】前記凝集素が抗体である、特許請求の範囲
第1項又は第6項に記載の装置。 - 【請求項8】前記フィルターがガラスファイバー、紙、
又は多孔性膜を含んで成る特許請求の範囲第6項又は第
7項に記載の装置。 - 【請求項9】前記フィルターが紙を含んで成る特許請求
の範囲第6項又は第7項に記載の装置。 - 【請求項10】赤血球から血漿を分離判定する方法であ
って、 全血をに低圧フィルターの表面に適用し、ここでこのフ
ィルターは(1)約1μm〜約3μmの範囲の粒子サイ
ズ保持及び約0.25〜2.0mmの範囲の流路を有するガラス
マイクロフィルターファイバー、並びに(2)6μm以
上の直径を有する粒子を保持することができるフィルタ
ーであって、該フィルター中に又は該フィルターに前記
血液が接触する前の前記通路中に可溶性凝集素を伴うも
の、から成る群から選択され、 前記血液を適用するための入口部及び前記血漿を集める
ための出口部を有する密閉された容器中で上記作用が行
われ;そして 前記フィルターとの接触から毛管によって血漿を引き出
し、この場合前記血漿の引き出しのために使用される力
が前記毛管の毛細管作用により与えられる; ことを特徴とする方法。 - 【請求項11】前記フィルターが結合剤不含有ガラスマ
イクロファイバーフィルターである特許請求の範囲第1
0項に記載の方法。 - 【請求項12】前記(1)のフィルターが0.5〜0.9mmの
厚さ及び約1.2〜2.8μmの粒子サイズ保持を有し、そし
て0.10〜4.0μmの実質的にすべての範囲に直径を有す
るガラスファイバーを含んで成り、該ガラスファイバー
の少なくとも60%が0.10〜1.23μmの範囲の直径を有す
る、特許請求の範囲第11項に記載の方法。 - 【請求項13】前記(1)のフィルターを使用し、赤血
球に対する凝集素を使用しない特許請求の範囲第12項
に記載の方法。 - 【請求項14】前記(2)のフィルターを使用し該フィ
ルター中で又は該フィルターと全血との接触に先立って
可溶性凝集素を前記全血と接触せしめることを含んで成
る、特許請求の範囲第10項に記載の方法。 - 【請求項15】前記凝集素が抗体である特許請求の範囲
第14項に記載の方法。 - 【請求項16】前記フィルターがガラスファイバー、
紙、又は多孔性膜を含んで成る特許請求の範囲第15項
に記載の方法。 - 【請求項17】前記(2)のフィルターが紙を含んで成
る特許請求の範囲第10項に記載の方法。 - 【請求項18】50μ以下の全血を前記フィルターに適
用する特許請求の範囲第10項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US924633 | 1986-10-29 | ||
US06/924,633 US4753776A (en) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | Blood separation device comprising a filter and a capillary flow pathway exiting the filter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63177059A JPS63177059A (ja) | 1988-07-21 |
JPH0664051B2 true JPH0664051B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=25450464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62270484A Expired - Lifetime JPH0664051B2 (ja) | 1986-10-29 | 1987-10-28 | 血液分離装置及び方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4753776A (ja) |
EP (1) | EP0269240B1 (ja) |
JP (1) | JPH0664051B2 (ja) |
AT (1) | ATE80461T1 (ja) |
AU (1) | AU598312B2 (ja) |
CA (1) | CA1307448C (ja) |
DE (1) | DE3781645T2 (ja) |
ES (1) | ES2035077T3 (ja) |
GR (1) | GR3006417T3 (ja) |
Families Citing this family (190)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5135719A (en) * | 1986-10-29 | 1992-08-04 | Biotrack, Inc. | Blood separation device comprising a filter and a capillary flow pathway exiting the filter |
US4849340A (en) * | 1987-04-03 | 1989-07-18 | Cardiovascular Diagnostics, Inc. | Reaction system element and method for performing prothrombin time assay |
DE3729001A1 (de) * | 1987-08-31 | 1989-03-09 | Behringwerke Ag | Vorrichtung und verfahren zur abtrennung von blutzellen aus koerperfluessigkeiten, die erythrozyten enthalten, und deren verwendung |
US5208147A (en) * | 1988-07-21 | 1993-05-04 | Radiometer A/S | Means for measuring a characteristic in a sample fluid |
US5064541A (en) * | 1989-04-07 | 1991-11-12 | Abbott Laboratories | Devices and methods for the collection of a predetermined volume of plasma or serum |
ATE118615T1 (de) * | 1989-04-07 | 1995-03-15 | Abbott Lab | Verfahren und vorrichtung zur trennung von plasma oder von serum aus blut. |
US4933092A (en) * | 1989-04-07 | 1990-06-12 | Abbott Laboratories | Methods and devices for the separation of plasma or serum from whole blood |
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