JPH0663711A - 連続鋳造用ファインノズル耐火物 - Google Patents
連続鋳造用ファインノズル耐火物Info
- Publication number
- JPH0663711A JPH0663711A JP4217710A JP21771092A JPH0663711A JP H0663711 A JPH0663711 A JP H0663711A JP 4217710 A JP4217710 A JP 4217710A JP 21771092 A JP21771092 A JP 21771092A JP H0663711 A JPH0663711 A JP H0663711A
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- Japan
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- refractory
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- mesocarbon microbeads
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、高い機械強度と耐熱衝撃性
を同時に満足する優れた連続鋳造用ファインノズル耐火
物を提供することにある。 【構成】 本発明に係る連続鋳造用ファインノズル耐火
物は、 揮発分を5〜10%含有してなる自己焼結性メ
ソカーボンマイクロビーズを12〜60重量%、及び残
部が炭素質原料以外の耐火原料よりなり、自己焼結性メ
ソカーボンマイクロビーズ及び耐火原料の粒度がいずれ
も100μm以下であることを特徴とする。
を同時に満足する優れた連続鋳造用ファインノズル耐火
物を提供することにある。 【構成】 本発明に係る連続鋳造用ファインノズル耐火
物は、 揮発分を5〜10%含有してなる自己焼結性メ
ソカーボンマイクロビーズを12〜60重量%、及び残
部が炭素質原料以外の耐火原料よりなり、自己焼結性メ
ソカーボンマイクロビーズ及び耐火原料の粒度がいずれ
も100μm以下であることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造用ファインノ
ズル耐火物に関する。
ズル耐火物に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造ノズル用耐火物は、取鍋とタン
ディッシュ、タンディッシュとモールドを連結し、溶鋼
の流量制御を司るものであり、溶鋼流による熱的、機械
的衝撃や、物理的、化学的な侵食作用を受ける。従っ
て、これらの連続鋳造ノズル用耐火物は優れた熱衝撃抵
抗性と機械的強度、耐食性が要求される。
ディッシュ、タンディッシュとモールドを連結し、溶鋼
の流量制御を司るものであり、溶鋼流による熱的、機械
的衝撃や、物理的、化学的な侵食作用を受ける。従っ
て、これらの連続鋳造ノズル用耐火物は優れた熱衝撃抵
抗性と機械的強度、耐食性が要求される。
【0003】このように厳しい要求を満足するため、種
々の改良、開発が行われ、現在では、アルミナ−カーボ
ン材質などの炭素含有耐火物が主流を占めている。これ
らの炭素含有耐火物は、一般に、アルミナなどの耐火性
骨材と黒鉛、コークス、カーボンブラックなどの炭素原
料とをピッチやフェノール樹脂などの有機樹脂を用いて
混練成形し、非酸化雰囲気で焼成して製造されている。
しかし、炭素原料は他の耐火原料との結合力が弱く、有
機樹脂結合剤により形成されるカーボンボンドでは結合
力が不十分な場合もあり、金属粉等の強度付与剤を添加
する方法が行われている。しかし、これらの方法は強度
は向上するが、連続鋳造ノズル用耐火物としては、耐熱
衝撃性が低下するという欠点を有していた。
々の改良、開発が行われ、現在では、アルミナ−カーボ
ン材質などの炭素含有耐火物が主流を占めている。これ
らの炭素含有耐火物は、一般に、アルミナなどの耐火性
骨材と黒鉛、コークス、カーボンブラックなどの炭素原
料とをピッチやフェノール樹脂などの有機樹脂を用いて
混練成形し、非酸化雰囲気で焼成して製造されている。
しかし、炭素原料は他の耐火原料との結合力が弱く、有
機樹脂結合剤により形成されるカーボンボンドでは結合
力が不十分な場合もあり、金属粉等の強度付与剤を添加
する方法が行われている。しかし、これらの方法は強度
は向上するが、連続鋳造ノズル用耐火物としては、耐熱
衝撃性が低下するという欠点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この欠点を解決する一
方法として、骨材及び微粒にメソフェーズカーボンを添
加する手法が提案されている。例えば特開平2−268953
号公報には、メソフェーズカーボン粉末を1〜30%含
有し、残部が骨材としてアルミナ系原料及び又はジルコ
ニア系原料を、微粉として炭化珪素と黒鉛粉末を含有す
ることを特徴とする連続鋳造機のノズルが開示されてい
る。しかしながら、単にメソフェーズカーボンを骨材及
び微粒に添加しただけでは従来材質と大差ない能力しか
引き出すことができず、結局は同公報の実施例のよう
に、以前より耐スポーリング性の上で不利であることが
知られているシリコン微粉を添加することになる。
方法として、骨材及び微粒にメソフェーズカーボンを添
加する手法が提案されている。例えば特開平2−268953
号公報には、メソフェーズカーボン粉末を1〜30%含
有し、残部が骨材としてアルミナ系原料及び又はジルコ
ニア系原料を、微粉として炭化珪素と黒鉛粉末を含有す
ることを特徴とする連続鋳造機のノズルが開示されてい
る。しかしながら、単にメソフェーズカーボンを骨材及
び微粒に添加しただけでは従来材質と大差ない能力しか
引き出すことができず、結局は同公報の実施例のよう
に、以前より耐スポーリング性の上で不利であることが
知られているシリコン微粉を添加することになる。
【0005】従って、本発明の目的は、高い機械強度と
耐熱衝撃性を同時に満足する優れた連続鋳造用ファイン
ノズル耐火物を提供することにある。
耐熱衝撃性を同時に満足する優れた連続鋳造用ファイン
ノズル耐火物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明に係る連続
鋳造用ファインノズル耐火物は、揮発分を5〜10%含
有してなる自己焼結性メソカーボンマイクロビーズを1
2〜60重量%、及び残部が炭素質原料以外の耐火原料
よりなり、自己焼結性メソカーボンマイクロビーズ及び
耐火原料の粒度がいずれも100μm以下であることを
特徴とする。
鋳造用ファインノズル耐火物は、揮発分を5〜10%含
有してなる自己焼結性メソカーボンマイクロビーズを1
2〜60重量%、及び残部が炭素質原料以外の耐火原料
よりなり、自己焼結性メソカーボンマイクロビーズ及び
耐火原料の粒度がいずれも100μm以下であることを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の連続鋳造用ファインノズル耐火物で
は、使用する原料の粒度を100μm以下に規定し、揮
発分を5〜10%含有してなる自己焼結性メソカーボン
マイクロビーズを少量のバインダー由来の炭素を除く唯
一の炭素源として使用するものである。
は、使用する原料の粒度を100μm以下に規定し、揮
発分を5〜10%含有してなる自己焼結性メソカーボン
マイクロビーズを少量のバインダー由来の炭素を除く唯
一の炭素源として使用するものである。
【0008】なお、炭素質原料以外の耐火原料の粒度を
100μm以下の微粉と規定したのは、この粒度範囲で
従来材質をはるかに上回る高いレベルで強度と耐スポー
ル性が得られるためである。また、炭素質原料以外の微
粉原料としては、使用部所に応じてアルミナやスピネル
などの酸化物、SiC等の窒化物、Si3N4等の窒化物
のうち1種または2種以上を活用することができる。こ
れらはいずれも高強度、高耐食性であり、耐火原料とし
て広く使用されているものである。炭素質原料以外の耐
火原料の配合量は、40〜88重量%の範囲内である。
該耐火原料の配合量が40重量%未満であると耐食性が
不充分なために好ましくなく、また、88重量%を超え
ると耐スポール性劣化のために好ましくない。
100μm以下の微粉と規定したのは、この粒度範囲で
従来材質をはるかに上回る高いレベルで強度と耐スポー
ル性が得られるためである。また、炭素質原料以外の微
粉原料としては、使用部所に応じてアルミナやスピネル
などの酸化物、SiC等の窒化物、Si3N4等の窒化物
のうち1種または2種以上を活用することができる。こ
れらはいずれも高強度、高耐食性であり、耐火原料とし
て広く使用されているものである。炭素質原料以外の耐
火原料の配合量は、40〜88重量%の範囲内である。
該耐火原料の配合量が40重量%未満であると耐食性が
不充分なために好ましくなく、また、88重量%を超え
ると耐スポール性劣化のために好ましくない。
【0009】従来の連続鋳造用ノズルに使用される炭素
含有耐火物の強度発現方法は、バインダーとして使用さ
れるフェノール樹脂由来の炭素によるカーボンボンドあ
るいはこれと超微粉、金属、ピッチによる結合との組み
合わせであり、連続鋳造用ノズル耐火物の特性は、バイ
ンダーによるカーボンボンドに大きく依存する。本発明
では、バインダーによるカーボンボンドをできる限り排
除し、メソカーボンマイクロビーズの自己焼結性により
強度を発現している。
含有耐火物の強度発現方法は、バインダーとして使用さ
れるフェノール樹脂由来の炭素によるカーボンボンドあ
るいはこれと超微粉、金属、ピッチによる結合との組み
合わせであり、連続鋳造用ノズル耐火物の特性は、バイ
ンダーによるカーボンボンドに大きく依存する。本発明
では、バインダーによるカーボンボンドをできる限り排
除し、メソカーボンマイクロビーズの自己焼結性により
強度を発現している。
【0010】本発明の連続鋳造用ファインノズル耐火物
に使用する自己焼結性メソカーボンマイクロビーズは、
1〜100μmの粒径を有する真球状炭素微粒子であ
り、平行な芳香族平面からなるラメラ構造を有してい
る。メソカーボンマイクロビーズは炭素含有率が90%
以上と高いことが特徴であり、炭素源として有効利用で
きる。また、揮発分は10%以下と低く、焼成時の取り
扱いが簡便である。なお、本発明においては自己焼結性
メソカーボンマイクロビーズの揮発分の下限を5%とし
た。これは、揮発分が5%未満では、メソカーボンマイ
クロビーズの自己焼結性が不十分なため、耐火物の強度
発現効果が十分ではないためである。
に使用する自己焼結性メソカーボンマイクロビーズは、
1〜100μmの粒径を有する真球状炭素微粒子であ
り、平行な芳香族平面からなるラメラ構造を有してい
る。メソカーボンマイクロビーズは炭素含有率が90%
以上と高いことが特徴であり、炭素源として有効利用で
きる。また、揮発分は10%以下と低く、焼成時の取り
扱いが簡便である。なお、本発明においては自己焼結性
メソカーボンマイクロビーズの揮発分の下限を5%とし
た。これは、揮発分が5%未満では、メソカーボンマイ
クロビーズの自己焼結性が不十分なため、耐火物の強度
発現効果が十分ではないためである。
【0011】また、自己焼結性メソカーボンマイクロビ
ーズは、炭化後も球状を保持するため、耐火物の等方性
が達成できるし、結晶化し易いため耐酸化性の上で有利
である。
ーズは、炭化後も球状を保持するため、耐火物の等方性
が達成できるし、結晶化し易いため耐酸化性の上で有利
である。
【0012】なお、揮発分を5〜10%含有してなる自
己焼結性メソカーボンマイクロビーズの配合量は12〜
60重量%の範囲内である。
己焼結性メソカーボンマイクロビーズの配合量は12〜
60重量%の範囲内である。
【0013】自己焼結性メソカーボンマイクロビーズを
配合することにより、混練時に使用するバインダー量
は、作業上最低必要な強度が確保できるものであればよ
く、100μm以下の耐火原料を使用するにも拘わら
ず、通常のバインダー量より少量の使用でよい。バイン
ダーとしては例えばフェノール樹脂等の有機バインダー
が使用できる。
配合することにより、混練時に使用するバインダー量
は、作業上最低必要な強度が確保できるものであればよ
く、100μm以下の耐火原料を使用するにも拘わら
ず、通常のバインダー量より少量の使用でよい。バイン
ダーとしては例えばフェノール樹脂等の有機バインダー
が使用できる。
【0014】なお、微粉原料の凝集防止のために表面活
性剤を併用することも有効である。表面活性剤としては
リン酸ナトリウム等を例示することができる。表面活性
剤を併用する場合、その使用量は外掛で1重量%以下程
度である。本発明方法を効果的に活用するためには、自
己焼結性メソカーボンマイクロビーズとその他の耐火原
料の十分な分散混合が必要不可欠である。
性剤を併用することも有効である。表面活性剤としては
リン酸ナトリウム等を例示することができる。表面活性
剤を併用する場合、その使用量は外掛で1重量%以下程
度である。本発明方法を効果的に活用するためには、自
己焼結性メソカーボンマイクロビーズとその他の耐火原
料の十分な分散混合が必要不可欠である。
【0015】なお、相当量の炭素原料を使用するため耐
酸化性を補う目的で、低温から酸化防止効果が認められ
るBN、B4C等の硼素化合物を添加してもよい。
酸化性を補う目的で、低温から酸化防止効果が認められ
るBN、B4C等の硼素化合物を添加してもよい。
【0016】上述のような原料配合を有する本発明の連
続鋳造用ファインノズル耐火物は、所定の配合物を混合
後、有機バインダーと共に混練、成形し、非酸化雰囲気
下で焼成することにより製造することができる。
続鋳造用ファインノズル耐火物は、所定の配合物を混合
後、有機バインダーと共に混練、成形し、非酸化雰囲気
下で焼成することにより製造することができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。今回の実験では、耐火原料と自己焼結性メソカーボ
ンマイクロビーズとを所定の割合で混合、バインダーを
適宜添加し、混練、成形した。その後、非酸化性雰囲気
中で乾燥後、1000℃で3時間焼成した。
る。今回の実験では、耐火原料と自己焼結性メソカーボ
ンマイクロビーズとを所定の割合で混合、バインダーを
適宜添加し、混練、成形した。その後、非酸化性雰囲気
中で乾燥後、1000℃で3時間焼成した。
【0018】実施例1 1000μm以下、100μm以下、10μm以下の3
つの粒度の異なるアルミナ粉末60重量%と、揮発分9
%の自己焼結性メソカーボンマイクロビーズを40重量
%の割合で配合し、試験試料を作成した。
つの粒度の異なるアルミナ粉末60重量%と、揮発分9
%の自己焼結性メソカーボンマイクロビーズを40重量
%の割合で配合し、試験試料を作成した。
【0019】本実施例は、各粒度のアルミナ粉末を用い
た時の曲げ強度と、熱衝撃抵抗係数を示すものである。
アルミナ粉末、自己焼結性メソカーボンマイクロビーズ
の粒度が共に100μm以下の時、従来材質(比較品1)
をはるかに上回る高いレベルの曲げ強度と耐スポール性
が得られることがわかる(本発明品3)。また、アルミナ
粉末の粒度が1000μm以下の時(比較品2)の時は、
従来のアルミナ−黒鉛材質と同等の品質しか発現できな
かった。
た時の曲げ強度と、熱衝撃抵抗係数を示すものである。
アルミナ粉末、自己焼結性メソカーボンマイクロビーズ
の粒度が共に100μm以下の時、従来材質(比較品1)
をはるかに上回る高いレベルの曲げ強度と耐スポール性
が得られることがわかる(本発明品3)。また、アルミナ
粉末の粒度が1000μm以下の時(比較品2)の時は、
従来のアルミナ−黒鉛材質と同等の品質しか発現できな
かった。
【0020】
【表1】
【0021】実施例2 3%、5%または9%と揮発分の異なる3種類のメソカ
ーボンマイクロビーズ40重量%と粒度100μm以下
のアルミナ粉末60重量%の組成で、試験試料の作成を
試みた。各試料の曲げ強度と、熱衝撃抵抗係数を従来の
標準的なノズル用耐火物(比較品1)と共に表2に示す。
揮発分5%のメソカーボンマイクロビーズを使用した試
料を除く本発明品は、強度、耐スポール性ともに従来材
質を大きく上回った。
ーボンマイクロビーズ40重量%と粒度100μm以下
のアルミナ粉末60重量%の組成で、試験試料の作成を
試みた。各試料の曲げ強度と、熱衝撃抵抗係数を従来の
標準的なノズル用耐火物(比較品1)と共に表2に示す。
揮発分5%のメソカーボンマイクロビーズを使用した試
料を除く本発明品は、強度、耐スポール性ともに従来材
質を大きく上回った。
【0022】
【表2】
【0023】実施例3 10%、20%、40%、80%の揮発分9%の自己焼
結性メソカーボンマイクロビーズ重量比の異なる4種類
の配合で、実施例1と同様の方法により試験試料の作成
を試みた。本発明品及び比較品の曲げ強度と高周波炉に
よる耐食性試験の結果を表3に示す。自己焼結性メソカ
ーボンマイクロビーズの重量比が20%と40%の時
(本発明品1及び2)、溶損指数は従来材質(比較品1)を
上回るが、自己焼結性メソカーボンマイクロビーズの重
量比が10%と80%の時(比較品2及び3)、比較品1
以下の結果となった。
結性メソカーボンマイクロビーズ重量比の異なる4種類
の配合で、実施例1と同様の方法により試験試料の作成
を試みた。本発明品及び比較品の曲げ強度と高周波炉に
よる耐食性試験の結果を表3に示す。自己焼結性メソカ
ーボンマイクロビーズの重量比が20%と40%の時
(本発明品1及び2)、溶損指数は従来材質(比較品1)を
上回るが、自己焼結性メソカーボンマイクロビーズの重
量比が10%と80%の時(比較品2及び3)、比較品1
以下の結果となった。
【0024】
【表3】
【0025】実施例4 実施例3に示す比較品1及び3並びに本発明品1を浸漬
部として使用して連続鋳造用ロングノズルを作成し、ブ
ルーム用連鋳機で試験した。その結果、溶損指数が比較
品1=100、比較品3=215、本発明品1=55と
なり、従来材質の約半分となった。
部として使用して連続鋳造用ロングノズルを作成し、ブ
ルーム用連鋳機で試験した。その結果、溶損指数が比較
品1=100、比較品3=215、本発明品1=55と
なり、従来材質の約半分となった。
【0026】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に係る連続鋳造用ファインノズル耐火物は、高い機械強
度と耐熱衝撃性を同時に提供することができる。
に係る連続鋳造用ファインノズル耐火物は、高い機械強
度と耐熱衝撃性を同時に提供することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 揮発分を5〜10%含有してなる自己焼
結性メソカーボンマイクロビーズを12〜60重量%、
及び残部が炭素質原料以外の耐火原料よりなり、自己焼
結性メソカーボンマイクロビーズ及び耐火原料の粒度が
いずれも100μm以下であることを特徴とする連続鋳
造用ファインノズル耐火物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4217710A JP2719278B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 連続鋳造用ファインノズル耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4217710A JP2719278B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 連続鋳造用ファインノズル耐火物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663711A true JPH0663711A (ja) | 1994-03-08 |
JP2719278B2 JP2719278B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=16708528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4217710A Expired - Lifetime JP2719278B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 連続鋳造用ファインノズル耐火物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2719278B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6432162A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-02 | Hitachi Ltd | Air-fuel ratio sensor with heater |
JPH0187374U (ja) * | 1987-12-02 | 1989-06-09 | ||
JPH0437452A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Nippon Steel Corp | 広幅薄肉スラブ鋳造用ノズル |
JPH04143065A (ja) * | 1990-10-04 | 1992-05-18 | Kurosaki Refract Co Ltd | 高耐用性鋳造ノズル |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP4217710A patent/JP2719278B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6432162A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-02 | Hitachi Ltd | Air-fuel ratio sensor with heater |
JPH0187374U (ja) * | 1987-12-02 | 1989-06-09 | ||
JPH0437452A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Nippon Steel Corp | 広幅薄肉スラブ鋳造用ノズル |
JPH04143065A (ja) * | 1990-10-04 | 1992-05-18 | Kurosaki Refract Co Ltd | 高耐用性鋳造ノズル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2719278B2 (ja) | 1998-02-25 |
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