JPH0663356A - 脱臭方法 - Google Patents
脱臭方法Info
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- JPH0663356A JPH0663356A JP4258798A JP25879892A JPH0663356A JP H0663356 A JPH0663356 A JP H0663356A JP 4258798 A JP4258798 A JP 4258798A JP 25879892 A JP25879892 A JP 25879892A JP H0663356 A JPH0663356 A JP H0663356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone
- deodorizing
- catalyst
- mno
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低廉安価で低圧力損失かつ難燃性に優れた有
臭成分除去能力に優れた残存オゾンの殆どない脱臭方法
を提供するにある。 【構成】 普通紙、クラフト紙又は段ボール原紙を用い
て形成されるコルゲート状構造体に少なくともSi
O2、Al2O3、TiO2から選ばれた1種以上とオ
ゾン脱臭触媒からなりその構成比が重量基準で1:0.
5〜2であるものを被覆したとする触媒フィルターの存
在下で有臭成分をオゾンによって分解することを特徴と
する脱臭方法。 【効果】 低廉安価で低圧力損失かつ難燃性に優れたオ
ゾンによる有臭成分除去効果を示す。
臭成分除去能力に優れた残存オゾンの殆どない脱臭方法
を提供するにある。 【構成】 普通紙、クラフト紙又は段ボール原紙を用い
て形成されるコルゲート状構造体に少なくともSi
O2、Al2O3、TiO2から選ばれた1種以上とオ
ゾン脱臭触媒からなりその構成比が重量基準で1:0.
5〜2であるものを被覆したとする触媒フィルターの存
在下で有臭成分をオゾンによって分解することを特徴と
する脱臭方法。 【効果】 低廉安価で低圧力損失かつ難燃性に優れたオ
ゾンによる有臭成分除去効果を示す。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、悪臭等の原因となる有
臭成分をオゾンによって除去する脱臭方法に関する。
臭成分をオゾンによって除去する脱臭方法に関する。
【従来の技術】気体中に含まれる有臭成分には、アンモ
ニア、トリメチルアミン、硫化水素、メチルメルカプタ
ン、硫化メチル、二硫化メチル、アセトアルデヒド、ス
チレン、メチルエチルケトン、アクロレイン、プロピオ
ンアルデヒド、ブチルアルコール、フェノール、クレゾ
ール、ジフェニルエーテル、酢酸、プロピオン酸、吉草
酸、メチルアミン、ジメチルアミン、スカトール、ジメ
チルチオエーテル、ジメチルメルカプタン、塩化水素、
塩化アリルなどがある。これらの有臭成分は、通常、し
尿処理場、下水処理場、ゴミ焼却処理場、各種化学工
業、印刷工業、メッキ工業などから排出され、悪臭の原
因となるものである。従って、従来より、これらの有臭
成分を除去するための方法が種々提案されている。従来
の脱臭方法としては、活性炭、ゼオライト等の多孔質物
質を用いる吸着脱臭法、酸化剤または還元剤を用いる湿
式処理脱臭法、オゾンを用いるオゾン分解脱臭法、触媒
フィルターを用いる、接触的オゾン脱臭法などが知られ
ており接触的オゾン脱臭法に用いる触媒として従来吸着
法に用いられている活性炭フイルターあるいは圧力損失
が低いハニカム状あるいはコルゲート状触媒が使われて
いる。一般的に家電製品などに脱臭フィルターが使用さ
れている場合、フィルター自身が難燃性を有することが
要求されている。そのため活性炭フィルターには難燃性
物質を含浸法などによって含有させてきた。また触媒フ
ィルターは不燃性のセラミック材料を用いてハニカム化
をするあるいは難燃処理された紙を用いてコルゲート化
をした触媒支持体にオゾン脱臭触媒を担持してきた。
(特公平4−17099)
ニア、トリメチルアミン、硫化水素、メチルメルカプタ
ン、硫化メチル、二硫化メチル、アセトアルデヒド、ス
チレン、メチルエチルケトン、アクロレイン、プロピオ
ンアルデヒド、ブチルアルコール、フェノール、クレゾ
ール、ジフェニルエーテル、酢酸、プロピオン酸、吉草
酸、メチルアミン、ジメチルアミン、スカトール、ジメ
チルチオエーテル、ジメチルメルカプタン、塩化水素、
塩化アリルなどがある。これらの有臭成分は、通常、し
尿処理場、下水処理場、ゴミ焼却処理場、各種化学工
業、印刷工業、メッキ工業などから排出され、悪臭の原
因となるものである。従って、従来より、これらの有臭
成分を除去するための方法が種々提案されている。従来
の脱臭方法としては、活性炭、ゼオライト等の多孔質物
質を用いる吸着脱臭法、酸化剤または還元剤を用いる湿
式処理脱臭法、オゾンを用いるオゾン分解脱臭法、触媒
フィルターを用いる、接触的オゾン脱臭法などが知られ
ており接触的オゾン脱臭法に用いる触媒として従来吸着
法に用いられている活性炭フイルターあるいは圧力損失
が低いハニカム状あるいはコルゲート状触媒が使われて
いる。一般的に家電製品などに脱臭フィルターが使用さ
れている場合、フィルター自身が難燃性を有することが
要求されている。そのため活性炭フィルターには難燃性
物質を含浸法などによって含有させてきた。また触媒フ
ィルターは不燃性のセラミック材料を用いてハニカム化
をするあるいは難燃処理された紙を用いてコルゲート化
をした触媒支持体にオゾン脱臭触媒を担持してきた。
(特公平4−17099)
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、従来
の脱臭方法はいずれもが充分に満足しうる脱臭方法では
なかった。すなわち、吸着脱臭では、吸着剤が吸着能力
を発揮する期間が有限であるため、再生等の処理を要
し、脱臭装置のメンテナンスに多大の労力と費用が必要
であった。湿式処理脱臭では、酸化剤などの薬液の処理
が煩雑であった。オゾン分解脱臭法では、これらの問題
はないものの、有臭成分の酸化分解による除去が充分で
なく、またオゾンにより呼吸器障害等をひき起こすおそ
れがあるなどの問題があった。触媒フィルターを用いる
接触的オゾン脱臭法ては、活性炭フィルターは難燃性物
質を含有させるため吸着性能が低下し、ハニカム状触媒
は難燃性の問題がないもののコストが高く、難燃紙を用
いたコルゲート状触媒はハニカム状触媒に比してコスト
が若干低くなるものの酸化活性を有する触媒を担持する
ため難燃性を充分に克服したものと言い難いものであっ
た。本発明はこれらの問題を解決するためになされたも
のであって、その目的とするところは従来のオゾン除去
フィルターに比して極めて低廉安価でかつ難燃性に全く
問題なく低圧損、高活性なオゾン分解フィルターを用
い、有臭成分の分解除去能力に優れると共に、未反応オ
ゾンが殆ど残留しない、オゾンを用いた脱臭方法を提供
することを目的とする。
の脱臭方法はいずれもが充分に満足しうる脱臭方法では
なかった。すなわち、吸着脱臭では、吸着剤が吸着能力
を発揮する期間が有限であるため、再生等の処理を要
し、脱臭装置のメンテナンスに多大の労力と費用が必要
であった。湿式処理脱臭では、酸化剤などの薬液の処理
が煩雑であった。オゾン分解脱臭法では、これらの問題
はないものの、有臭成分の酸化分解による除去が充分で
なく、またオゾンにより呼吸器障害等をひき起こすおそ
れがあるなどの問題があった。触媒フィルターを用いる
接触的オゾン脱臭法ては、活性炭フィルターは難燃性物
質を含有させるため吸着性能が低下し、ハニカム状触媒
は難燃性の問題がないもののコストが高く、難燃紙を用
いたコルゲート状触媒はハニカム状触媒に比してコスト
が若干低くなるものの酸化活性を有する触媒を担持する
ため難燃性を充分に克服したものと言い難いものであっ
た。本発明はこれらの問題を解決するためになされたも
のであって、その目的とするところは従来のオゾン除去
フィルターに比して極めて低廉安価でかつ難燃性に全く
問題なく低圧損、高活性なオゾン分解フィルターを用
い、有臭成分の分解除去能力に優れると共に、未反応オ
ゾンが殆ど残留しない、オゾンを用いた脱臭方法を提供
することを目的とする。
【問題を解決するための手段】本発明の脱臭方法は、触
媒の存在下で有臭成分をオゾンによって酸化分解するも
のであって、前期触媒としては、難燃性を有する紙を用
いる必要はなく汎用されている普通紙、クラフト紙又は
段ボール原紙を用いて形成されるコルゲート構造体に少
なくともSiO2、Al2O3、TiO2から選ばれた
1種以上好ましくはこれらの状態がコロイド状(一般的
にはゾル状と呼ばれている)であるものとオゾン分解能
を有する触媒活性種およびもしくは活性炭の重量比が固
形分基準で1:0.1〜10であるものが被覆されてい
ることを特徴としている。本発明において形成されるコ
ルゲート状ハニカムは通常の段ボール加工において用い
られる普通紙、クラフト紙、段ボール原紙からなり、公
知の方法において紙の難燃性を向上させるために難燃化
剤を添加するため紙強度が低下し、段ボール加工の上か
ら紙質が制限されることがないため、紙厚を薄くするこ
とができるため開孔率を大きくとることができ、そのた
め通風時の圧力損失を公知のものに比して小さくするこ
とができるものである。本発明において用いるクラフト
紙もしくは段ボール原紙は、圧力損失を考慮した場合紙
厚が30〜100μ程度が好ましい。30μ以下ではコ
ルゲート加工時の生産性が低下し、100μ以上では圧
力損失が大きくなるためである。これらのクラフト紙あ
るいは段ボール原紙から片面段ボールの複数枚積層体又
はハニカム構造積層体を形成し、該積層体をその積層面
に直交して適当な厚さに裁断し、コルゲート状ハニカム
が形成される。オゾン分解能を有する触媒活性種として
既に本発明者らが提案しているようなTi、Cu、M
n、Ni、Fe、Ag、Au、Mo、Zr、Sn、N
b、Wなどの種々の金属、および金属酸化物もしくは硫
酸塩の少なくとも1種以上からなるもの、あるいはこれ
らに酸性粘土を含有させたものなどを挙げることがてき
る。こうした触媒種としては、例えば担持されるべき金
属酸化物を用いて表せば、MnO2、NiO、Ni
2O、CuO、Fe2O3およびMnO2−TiO2、
MnO2−CuO、MnO2−Fe2O3、MnO2−
Ag2O、NiO−Co3O4、NiO−TiO2、N
iO−MnO2、NiO−Ag2O、NiO−Mo
O3、NiO−WO3、NiO−SnO2等および、M
nO2−Ag2O−TiO2、MnO2−CuO−Ag
2O、NiO−MnO2−Ag2O、NiO−MnO2
−TiO2等を例示することができる。本発明において
用いる活性炭は、木炭、やし殻などを水蒸気賦活あるい
は薬品賦活した活性炭や炭素繊維を前述した方法によっ
て賦活した活性炭繊維などを用いることができる。本発
明において用いる少なくともSiO2、Al2O3、T
iO2から選ばれた1種以上は、フィルターのオゾン分
解効率を低下させることなく、難燃性を有しないコルゲ
ート積層体を用いこの積層体に自燃性のあるオゾン分解
触媒およびもしくは活性炭を被覆した場合においてもそ
の量比を重量基準で少なくともSiO2、Al2O3、
TiO2から選ばれた1種以上:オゾン分解触媒および
もしくは活性炭=1:0.1〜10とすることによって
その自燃性を完全に抑制することができるものである。
また少なくともSiO2、Al2O3、TiO2から選
ばれた1種以上の好ましい使用形態としてはゾル状であ
ることが好ましい。これらはコルゲート積層体への被覆
時にバインダーとして作用し被覆力を高めるとともに自
燃性を有するオゾン分解触媒およびもしくは活性炭との
混合状態が高まりより難燃性を高める。脱臭の際に前期
触媒と共存させるオゾンの供給量は、除去せんとする有
臭成分の種類および濃度、その他反応温度、触媒の種
類、量などによって適宜決定される。例えば、有臭成分
としてH2Sを含有するガスの場合は、H2S1モルあ
たりオゾン1〜2モルを共存させるのが好ましく、NH
3を含有するガスの場合にはNH31モルあたりオゾン
1〜3モルを共存させるのが好ましい。また、メチルメ
ルカプタンを含有するガスの場合はメチルメルカプタン
1モルあたりオゾン1〜4モルを共存させるのが好まし
い。被脱臭ガス中に含まれる有臭成分の濃度が高い場合
には、除去率を向上させるためにオゾンを上記範囲より
も多く共存させることができる。ただし、多すぎる場合
には、脱臭処理後に余剰のオゾンが残留する場合がある
ので、このようなことのないように過剰のオゾンを共存
させないように配慮する必要がある。脱臭の際の反応温
度は0〜40℃、なかんづく10〜30℃の範囲が好ま
しい。反応温度が0℃未満の場合は反応速度が低下し、
40℃を超える場合は昇温のためのエネルギーを必要と
するため不経済である。触媒と被脱臭ガスとの接触は、
5〜50の面積速度(AV:area velocit
y)で行うことが好ましい。これは、面積速度が5未満
であると触媒が多く必要となり、面積速度が50を超え
ると効率が低く所定の分解率が得られないからである。
ここで、面積速度とは、反応量(Nm3/Hr)を単位
容積の触媒あたりのガス接触面積(m2/m3)で除し
た値である。 実施例1 秤量が55g/m2、紙厚が60μであるクラフト紙を
コルゲートマシン(ピッチ2.5mm、山高さ1.0m
m)に通じて片段シート(フルート)を得る。この時接
着剤として酢酸ビニルエマルジョンを用いた。次いでフ
ルートを酢酸エマルジョンを接着剤として積層しコルゲ
ート積層体を得た。これを所定サイズに切り出し試験に
供した。比表面積が67m2/gであるMnO2、0.
4kg、日産化学製シリカゾル(スノーテックスO、S
iO2含有率20wt%)0.4kgを混合し、充分撹
拌を行いMnO2とSiO2の重量比が1:0.5であ
る被覆用スラリーを得た。このスラリーをコルゲート積
層体の貰通孔に通じ過剰スラリーを除去した後、乾燥し
オゾン脱臭フィルターを得た。このときオゾン脱臭層の
平均厚みは57μであった。なお厚みの算出はEPMA
による線分析によりn数を10としてその平均値を求め
ることにより行った。 実施例2 実施例1においてMnO2、0.4kgのうち80gを
比表面積が110m2/gであるTiO2にかえたこと
以外、実施例1と同様にしてMnO2とSiO2−Ti
O2の重量比が1:0.7で、オゾン脱臭層の平均厚み
が52μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例3 実施例1においてMnO2、0.2kg、シリカゾルを
0.4kgとすること以外、実施例1と同様にしてMn
O2とSiO2の重量比が1:1で、オゾン脱臭層の平
均厚みが64μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例4 実施例1においてMnO2、0.1kg、シリカゾルを
0.4kgとすること以外、実施例1と同様にしてMn
O2とSiO2の重量比が1:2で、オゾン脱臭層の平
均厚みが70μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例5 実施例1においてMnO2、0.1kg、シリカゾルを
0.1kgとし、さらにスラリー中に水を300g加え
ること以外、実施例1と同様にしてMnO2とSiO2
の重量比が1:0.125で、オゾン脱臭層の平均厚み
が59μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例6 実施例1においてMnO2、0.1kg、シリカゾルを
40gとし、さらにスラリー中に水を360g加えるこ
と以外、実施例1と同様にしてMnO2とSiO2の重
量比が1:0.05で、オゾン脱臭層の平均厚みが53
μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例7 実施例1においてMnO2、0.4kgのうち120g
を武田薬品製活性炭(白鷺A)に加えた以外、実施例1
と同様にしてMnO2−活性炭−SiO2の重量比が
1:0.5で、オゾン脱臭層の平均厚みが52μである
オゾン脱臭フィルターを得た。 実施例8 実施例1においてMnO2、0.4kgのうち80gを
住友化学製γ−アルミナ(A−11)に加えた以外、実
施例1と同様にしてMnO2とAl2O3−SiO2の
重量比が1:0.7で、オゾン脱臭層の平均厚みが61
μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例9 実施例1においてMnO2、0.4kgのうち160g
を比表面積が38m2/gであるFe2O3、40gを
Ag2Oに加える以外、実施例1と同様にしてMnO2
−Fe2O3−Ag2OとSiO2の重量比が1:0.
7で、オゾン脱臭層の平均厚みが66μであるオゾン脱
臭フィルターを得た。 参考例1 実施例1において得たコルゲート積層体を、比表面積が
67m2/gであるMnO2400g、コーンスターチ
10g、イオン交換水400gを用いて調製したスラリ
ーにて処理し以下実施例1と同様にして、オゾン脱臭層
の平均厚みが55μであるオゾン脱臭フィルターを得
た。 参考例2 秤量100g/m2の段ボール原紙をグアンジン系難燃
剤(三洋化成サンフレームP−365の25%溶液)中
に含浸して乾燥した。この時含浸量は15g/m2であ
った。これを使って実施例1において用いたコルゲート
マシンにてコルゲート加工を行った。以下実施例1と同
様にしてコルゲート積層体を得た。さらに以下参考例1
で用いたスラリーにて処理し、オゾン脱臭層の平均厚み
が71μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 比較例1 比表面積48m2/gのMnO2500gを水1l中に
懸濁し、これにガラスビーズ250gを加えて30分間
撹拌混合してスラリーを得た。このスラリーを空隙率8
1%、ピッチ4.0mmのセラミックファイバー製のコ
ルゲート状ハニカムに含浸させて、二酸化マンガンを担
持理率99%で担持した触媒を得た。 比較例2 比表面積48m2/gの二酸化マンガン704gをチタ
ニアゾル(TiO2含有量:150g/l)1173m
lに加え、これにガラスビーズ250gを加えて30分
間撹拌混合してスラリーを得た。このスラリーを空隙率
81%、ピッチ4.0mmのセラミックファイバー製の
コルゲート状ハニカムに含浸させて、MnO2−TiO
2(重量比80:20)を担持率99%で担持した二元
触媒を得た。 比較例3 比較例2において、二酸化マンガンを500g、チタニ
アゾルを3333ml(TiO2含有量:150g/
l)としたほかは比較例2と同様にした二元触媒を得
た。 比較例4 比較例2において、二酸化マンガンを640g、チタニ
アゾルを1067ml(TiO2含有量:150g/
l)、さらに木節粘土を200g加えたほかは比較例2
と同様にしてMnO2−TiO2−クレー(重量比6
4:16:20)を担持率100%で担持した触媒を得
た。 比較例5 比較例2において、二酸化マンガンを250g、チタニ
アゾルを1667ml(TiO2含有量:150g/
l)、さらに木節粘土を500g加えたほかは比較例2
と同様にしてMnO2−TiO2−クレー(重量比2
5:25:50)を担持率99%で担持した触媒を得
た。 比較例6 比表面積48m2/gのMnO230gと、四塩化チタ
ンとシリンゾルとの混合物70g(TiO2:SiO2
が1:1)とを撹拌混合しつつ、アンモニアガスを吹き
込んで中和反応を行い、スラリー状の沈殿物を生成させ
た。この沈殿物を充分に水洗した後、温度500℃で3
時間焼成して比表面積162m2/gの三元触媒MnO
2−TiO2−SiO2(重量比30:35:35)を
得た。上記実施例1〜9、参考例1〜2及び比較例1〜
6で得たフィルターについて、第1図にそのフローシー
トを示すような試験装置を用いて、下記反応条件で触媒
活性試験を行い、有臭成分除去率及びオゾン残留率を求
めた。図において、1はオゾン発生器であり、このオゾ
ン発生器1で発生したオゾンは触媒層2に送られ、ここ
で有臭成分(H2S、NH3、メチルメルカプタン)と
反応し、有臭成分を分解する。分析後、脱臭された気体
の一部はオゾン分析計3に導入され、そこで残留オゾン
定量分析がなされる。一方、脱臭された気体の残部は有
臭成分分析計4に導入される。有臭成分分析計4は、ガ
スクロマトグラフ(H2Sおよびメチルメルカプタン分
析計)2基およびNH3メータ1基からなり、これらの
機器にて前記各有臭成分の定量分析がなされる。反応条
件は以下の通りである。 空間速度 20000/Hr 反応温度 20℃ 有臭成分 H2S、NH3またはメチルメルカプ
タン これらの試験結果を第1表に示す。 また得られたフィルター中に5.0m/secの空気を
通じ、フィルター通過前後の差圧を測定し圧力損失を求
めた。なおフィルターのガス流れ方向への厚みは20m
mで測定した。さらに得られたフィルターを用いて、U
L(Underwrites Laboratorie
s Inc)94Vにしたがう垂直燃焼試験を行った。
試験結果を表−2に示す。 第1表より明らかなように、実施例1〜9で得た触媒は
いずれも比較例ど得た触媒に比べて高い有臭成分除去率
を有していることがわかる。またオゾン残留率について
も、実施例で得た触媒はいずれも比較例で得た触媒に比
べて低いオゾン残留率を有していた。また、圧力損失が
小さく、難燃性にも優れている。
媒の存在下で有臭成分をオゾンによって酸化分解するも
のであって、前期触媒としては、難燃性を有する紙を用
いる必要はなく汎用されている普通紙、クラフト紙又は
段ボール原紙を用いて形成されるコルゲート構造体に少
なくともSiO2、Al2O3、TiO2から選ばれた
1種以上好ましくはこれらの状態がコロイド状(一般的
にはゾル状と呼ばれている)であるものとオゾン分解能
を有する触媒活性種およびもしくは活性炭の重量比が固
形分基準で1:0.1〜10であるものが被覆されてい
ることを特徴としている。本発明において形成されるコ
ルゲート状ハニカムは通常の段ボール加工において用い
られる普通紙、クラフト紙、段ボール原紙からなり、公
知の方法において紙の難燃性を向上させるために難燃化
剤を添加するため紙強度が低下し、段ボール加工の上か
ら紙質が制限されることがないため、紙厚を薄くするこ
とができるため開孔率を大きくとることができ、そのた
め通風時の圧力損失を公知のものに比して小さくするこ
とができるものである。本発明において用いるクラフト
紙もしくは段ボール原紙は、圧力損失を考慮した場合紙
厚が30〜100μ程度が好ましい。30μ以下ではコ
ルゲート加工時の生産性が低下し、100μ以上では圧
力損失が大きくなるためである。これらのクラフト紙あ
るいは段ボール原紙から片面段ボールの複数枚積層体又
はハニカム構造積層体を形成し、該積層体をその積層面
に直交して適当な厚さに裁断し、コルゲート状ハニカム
が形成される。オゾン分解能を有する触媒活性種として
既に本発明者らが提案しているようなTi、Cu、M
n、Ni、Fe、Ag、Au、Mo、Zr、Sn、N
b、Wなどの種々の金属、および金属酸化物もしくは硫
酸塩の少なくとも1種以上からなるもの、あるいはこれ
らに酸性粘土を含有させたものなどを挙げることがてき
る。こうした触媒種としては、例えば担持されるべき金
属酸化物を用いて表せば、MnO2、NiO、Ni
2O、CuO、Fe2O3およびMnO2−TiO2、
MnO2−CuO、MnO2−Fe2O3、MnO2−
Ag2O、NiO−Co3O4、NiO−TiO2、N
iO−MnO2、NiO−Ag2O、NiO−Mo
O3、NiO−WO3、NiO−SnO2等および、M
nO2−Ag2O−TiO2、MnO2−CuO−Ag
2O、NiO−MnO2−Ag2O、NiO−MnO2
−TiO2等を例示することができる。本発明において
用いる活性炭は、木炭、やし殻などを水蒸気賦活あるい
は薬品賦活した活性炭や炭素繊維を前述した方法によっ
て賦活した活性炭繊維などを用いることができる。本発
明において用いる少なくともSiO2、Al2O3、T
iO2から選ばれた1種以上は、フィルターのオゾン分
解効率を低下させることなく、難燃性を有しないコルゲ
ート積層体を用いこの積層体に自燃性のあるオゾン分解
触媒およびもしくは活性炭を被覆した場合においてもそ
の量比を重量基準で少なくともSiO2、Al2O3、
TiO2から選ばれた1種以上:オゾン分解触媒および
もしくは活性炭=1:0.1〜10とすることによって
その自燃性を完全に抑制することができるものである。
また少なくともSiO2、Al2O3、TiO2から選
ばれた1種以上の好ましい使用形態としてはゾル状であ
ることが好ましい。これらはコルゲート積層体への被覆
時にバインダーとして作用し被覆力を高めるとともに自
燃性を有するオゾン分解触媒およびもしくは活性炭との
混合状態が高まりより難燃性を高める。脱臭の際に前期
触媒と共存させるオゾンの供給量は、除去せんとする有
臭成分の種類および濃度、その他反応温度、触媒の種
類、量などによって適宜決定される。例えば、有臭成分
としてH2Sを含有するガスの場合は、H2S1モルあ
たりオゾン1〜2モルを共存させるのが好ましく、NH
3を含有するガスの場合にはNH31モルあたりオゾン
1〜3モルを共存させるのが好ましい。また、メチルメ
ルカプタンを含有するガスの場合はメチルメルカプタン
1モルあたりオゾン1〜4モルを共存させるのが好まし
い。被脱臭ガス中に含まれる有臭成分の濃度が高い場合
には、除去率を向上させるためにオゾンを上記範囲より
も多く共存させることができる。ただし、多すぎる場合
には、脱臭処理後に余剰のオゾンが残留する場合がある
ので、このようなことのないように過剰のオゾンを共存
させないように配慮する必要がある。脱臭の際の反応温
度は0〜40℃、なかんづく10〜30℃の範囲が好ま
しい。反応温度が0℃未満の場合は反応速度が低下し、
40℃を超える場合は昇温のためのエネルギーを必要と
するため不経済である。触媒と被脱臭ガスとの接触は、
5〜50の面積速度(AV:area velocit
y)で行うことが好ましい。これは、面積速度が5未満
であると触媒が多く必要となり、面積速度が50を超え
ると効率が低く所定の分解率が得られないからである。
ここで、面積速度とは、反応量(Nm3/Hr)を単位
容積の触媒あたりのガス接触面積(m2/m3)で除し
た値である。 実施例1 秤量が55g/m2、紙厚が60μであるクラフト紙を
コルゲートマシン(ピッチ2.5mm、山高さ1.0m
m)に通じて片段シート(フルート)を得る。この時接
着剤として酢酸ビニルエマルジョンを用いた。次いでフ
ルートを酢酸エマルジョンを接着剤として積層しコルゲ
ート積層体を得た。これを所定サイズに切り出し試験に
供した。比表面積が67m2/gであるMnO2、0.
4kg、日産化学製シリカゾル(スノーテックスO、S
iO2含有率20wt%)0.4kgを混合し、充分撹
拌を行いMnO2とSiO2の重量比が1:0.5であ
る被覆用スラリーを得た。このスラリーをコルゲート積
層体の貰通孔に通じ過剰スラリーを除去した後、乾燥し
オゾン脱臭フィルターを得た。このときオゾン脱臭層の
平均厚みは57μであった。なお厚みの算出はEPMA
による線分析によりn数を10としてその平均値を求め
ることにより行った。 実施例2 実施例1においてMnO2、0.4kgのうち80gを
比表面積が110m2/gであるTiO2にかえたこと
以外、実施例1と同様にしてMnO2とSiO2−Ti
O2の重量比が1:0.7で、オゾン脱臭層の平均厚み
が52μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例3 実施例1においてMnO2、0.2kg、シリカゾルを
0.4kgとすること以外、実施例1と同様にしてMn
O2とSiO2の重量比が1:1で、オゾン脱臭層の平
均厚みが64μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例4 実施例1においてMnO2、0.1kg、シリカゾルを
0.4kgとすること以外、実施例1と同様にしてMn
O2とSiO2の重量比が1:2で、オゾン脱臭層の平
均厚みが70μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例5 実施例1においてMnO2、0.1kg、シリカゾルを
0.1kgとし、さらにスラリー中に水を300g加え
ること以外、実施例1と同様にしてMnO2とSiO2
の重量比が1:0.125で、オゾン脱臭層の平均厚み
が59μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例6 実施例1においてMnO2、0.1kg、シリカゾルを
40gとし、さらにスラリー中に水を360g加えるこ
と以外、実施例1と同様にしてMnO2とSiO2の重
量比が1:0.05で、オゾン脱臭層の平均厚みが53
μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例7 実施例1においてMnO2、0.4kgのうち120g
を武田薬品製活性炭(白鷺A)に加えた以外、実施例1
と同様にしてMnO2−活性炭−SiO2の重量比が
1:0.5で、オゾン脱臭層の平均厚みが52μである
オゾン脱臭フィルターを得た。 実施例8 実施例1においてMnO2、0.4kgのうち80gを
住友化学製γ−アルミナ(A−11)に加えた以外、実
施例1と同様にしてMnO2とAl2O3−SiO2の
重量比が1:0.7で、オゾン脱臭層の平均厚みが61
μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 実施例9 実施例1においてMnO2、0.4kgのうち160g
を比表面積が38m2/gであるFe2O3、40gを
Ag2Oに加える以外、実施例1と同様にしてMnO2
−Fe2O3−Ag2OとSiO2の重量比が1:0.
7で、オゾン脱臭層の平均厚みが66μであるオゾン脱
臭フィルターを得た。 参考例1 実施例1において得たコルゲート積層体を、比表面積が
67m2/gであるMnO2400g、コーンスターチ
10g、イオン交換水400gを用いて調製したスラリ
ーにて処理し以下実施例1と同様にして、オゾン脱臭層
の平均厚みが55μであるオゾン脱臭フィルターを得
た。 参考例2 秤量100g/m2の段ボール原紙をグアンジン系難燃
剤(三洋化成サンフレームP−365の25%溶液)中
に含浸して乾燥した。この時含浸量は15g/m2であ
った。これを使って実施例1において用いたコルゲート
マシンにてコルゲート加工を行った。以下実施例1と同
様にしてコルゲート積層体を得た。さらに以下参考例1
で用いたスラリーにて処理し、オゾン脱臭層の平均厚み
が71μであるオゾン脱臭フィルターを得た。 比較例1 比表面積48m2/gのMnO2500gを水1l中に
懸濁し、これにガラスビーズ250gを加えて30分間
撹拌混合してスラリーを得た。このスラリーを空隙率8
1%、ピッチ4.0mmのセラミックファイバー製のコ
ルゲート状ハニカムに含浸させて、二酸化マンガンを担
持理率99%で担持した触媒を得た。 比較例2 比表面積48m2/gの二酸化マンガン704gをチタ
ニアゾル(TiO2含有量:150g/l)1173m
lに加え、これにガラスビーズ250gを加えて30分
間撹拌混合してスラリーを得た。このスラリーを空隙率
81%、ピッチ4.0mmのセラミックファイバー製の
コルゲート状ハニカムに含浸させて、MnO2−TiO
2(重量比80:20)を担持率99%で担持した二元
触媒を得た。 比較例3 比較例2において、二酸化マンガンを500g、チタニ
アゾルを3333ml(TiO2含有量:150g/
l)としたほかは比較例2と同様にした二元触媒を得
た。 比較例4 比較例2において、二酸化マンガンを640g、チタニ
アゾルを1067ml(TiO2含有量:150g/
l)、さらに木節粘土を200g加えたほかは比較例2
と同様にしてMnO2−TiO2−クレー(重量比6
4:16:20)を担持率100%で担持した触媒を得
た。 比較例5 比較例2において、二酸化マンガンを250g、チタニ
アゾルを1667ml(TiO2含有量:150g/
l)、さらに木節粘土を500g加えたほかは比較例2
と同様にしてMnO2−TiO2−クレー(重量比2
5:25:50)を担持率99%で担持した触媒を得
た。 比較例6 比表面積48m2/gのMnO230gと、四塩化チタ
ンとシリンゾルとの混合物70g(TiO2:SiO2
が1:1)とを撹拌混合しつつ、アンモニアガスを吹き
込んで中和反応を行い、スラリー状の沈殿物を生成させ
た。この沈殿物を充分に水洗した後、温度500℃で3
時間焼成して比表面積162m2/gの三元触媒MnO
2−TiO2−SiO2(重量比30:35:35)を
得た。上記実施例1〜9、参考例1〜2及び比較例1〜
6で得たフィルターについて、第1図にそのフローシー
トを示すような試験装置を用いて、下記反応条件で触媒
活性試験を行い、有臭成分除去率及びオゾン残留率を求
めた。図において、1はオゾン発生器であり、このオゾ
ン発生器1で発生したオゾンは触媒層2に送られ、ここ
で有臭成分(H2S、NH3、メチルメルカプタン)と
反応し、有臭成分を分解する。分析後、脱臭された気体
の一部はオゾン分析計3に導入され、そこで残留オゾン
定量分析がなされる。一方、脱臭された気体の残部は有
臭成分分析計4に導入される。有臭成分分析計4は、ガ
スクロマトグラフ(H2Sおよびメチルメルカプタン分
析計)2基およびNH3メータ1基からなり、これらの
機器にて前記各有臭成分の定量分析がなされる。反応条
件は以下の通りである。 空間速度 20000/Hr 反応温度 20℃ 有臭成分 H2S、NH3またはメチルメルカプ
タン これらの試験結果を第1表に示す。 また得られたフィルター中に5.0m/secの空気を
通じ、フィルター通過前後の差圧を測定し圧力損失を求
めた。なおフィルターのガス流れ方向への厚みは20m
mで測定した。さらに得られたフィルターを用いて、U
L(Underwrites Laboratorie
s Inc)94Vにしたがう垂直燃焼試験を行った。
試験結果を表−2に示す。 第1表より明らかなように、実施例1〜9で得た触媒は
いずれも比較例ど得た触媒に比べて高い有臭成分除去率
を有していることがわかる。またオゾン残留率について
も、実施例で得た触媒はいずれも比較例で得た触媒に比
べて低いオゾン残留率を有していた。また、圧力損失が
小さく、難燃性にも優れている。
【発明の効果】本発明の脱臭フィルターは、低廉安価に
して、有臭成分を効率よく除去することができ、しかも
脱臭処理後の気体に呼吸器系などに有害なオゾンが殆ど
残留しないというすぐれた効果があり、圧力損失が小さ
く、難燃性に優れている。
して、有臭成分を効率よく除去することができ、しかも
脱臭処理後の気体に呼吸器系などに有害なオゾンが殆ど
残留しないというすぐれた効果があり、圧力損失が小さ
く、難燃性に優れている。
第1図は触媒活性試験のフローシートである。 (1)……オゾン発生器 (2)……触媒層 (3)……オゾン分析計 (4)……有臭成分分析計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 21/12 A 8017−4G (72)発明者 吉本 雅文 大阪府堺市戎島町5丁1番地 堺化学工業 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】普通紙、クラフト紙又は段ボール原紙を用
いて形成されるコルゲート状構造体に少なくともSiO
2、Al2O3、TiO2から選ばれた1種以上とオゾ
ン脱臭触媒およびもしくは活性炭の重量比が固形分基準
で1:0.1〜10であるものが被覆されていることを
特徴とする触媒フィルターの存在下で有臭成分をオゾン
によって酸化分解することを特徴とする脱臭方法。 - 【請求項2】請求項1において少なくともSiO2、A
l2O3から選ばれた1種以上が被覆用スラリー中にお
いてゾル状である触媒フィルターを用いることを特徴と
する脱臭方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4258798A JPH0663356A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 脱臭方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4258798A JPH0663356A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 脱臭方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663356A true JPH0663356A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17325214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4258798A Pending JPH0663356A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 脱臭方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663356A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0698394A2 (de) | 1994-08-26 | 1996-02-28 | Hoechst Aktiengesellschaft | Verfahren zur Desodorierung und Sterilisierung von Luft |
JPH08155015A (ja) * | 1994-12-05 | 1996-06-18 | Okaya Electric Ind Co Ltd | 空気浄化装置 |
JPH09220519A (ja) * | 1996-02-16 | 1997-08-26 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 酸化チタン含有積層シートの製造方法 |
WO2000048734A1 (fr) * | 1999-02-18 | 2000-08-24 | Nikki-Universal Co., Ltd. | Catalyseur de desodorisation de l'air conditionne |
JP2003047820A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-18 | Toyobo Co Ltd | ガス吸着シート及び空気浄化用フィルタ |
JP2017042756A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | コリア・インスティテュート・オブ・サイエンス・アンド・テクノロジー | 支持体表面に噴射されたナノ金属触媒を含む触媒 |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP4258798A patent/JPH0663356A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0698394A2 (de) | 1994-08-26 | 1996-02-28 | Hoechst Aktiengesellschaft | Verfahren zur Desodorierung und Sterilisierung von Luft |
JPH08155015A (ja) * | 1994-12-05 | 1996-06-18 | Okaya Electric Ind Co Ltd | 空気浄化装置 |
JPH09220519A (ja) * | 1996-02-16 | 1997-08-26 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 酸化チタン含有積層シートの製造方法 |
WO2000048734A1 (fr) * | 1999-02-18 | 2000-08-24 | Nikki-Universal Co., Ltd. | Catalyseur de desodorisation de l'air conditionne |
JP2003047820A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-18 | Toyobo Co Ltd | ガス吸着シート及び空気浄化用フィルタ |
JP2017042756A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | コリア・インスティテュート・オブ・サイエンス・アンド・テクノロジー | 支持体表面に噴射されたナノ金属触媒を含む触媒 |
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