JPH0663219U - 回転切削工具 - Google Patents

回転切削工具

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Publication number
JPH0663219U
JPH0663219U JP546393U JP546393U JPH0663219U JP H0663219 U JPH0663219 U JP H0663219U JP 546393 U JP546393 U JP 546393U JP 546393 U JP546393 U JP 546393U JP H0663219 U JPH0663219 U JP H0663219U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
cutting tool
tip
shank
cutting fluid
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP546393U
Other languages
English (en)
Inventor
渉 笹田
万亀男 鳩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP546393U priority Critical patent/JPH0663219U/ja
Publication of JPH0663219U publication Critical patent/JPH0663219U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】超硬の刃部が長くなり、再研回数を増やすこと
ができるとともに、構造的に簡単で製作が容易で経済的
な回転切削工具を提供することにある。 【構成】先端部に切削刃25を有するとともに基端部に
切削液供給路26を設けた切削工具22の内部に先端刃
先25が切削工具22の切削刃25より突出するシャン
ク29を有した超硬ドリル23を設け、前記超硬ドリル
23のシャンク29の外周面に軸方向に亘って凹溝31
を設けて前記切削液供給路26と刃部28に形成された
螺旋状の切屑逃げ溝30aとを連通させ、この切屑逃げ
溝30aを介して先端刃先30に切削液を供給すること
にある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、被加工物の切削とドリリングが同時に行う切削工具と超硬ドリ ルとからなる回転切削工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
被加工物の表面切削と被加工物の穴明け加工を同時に行う回転切削工具は、 従来、図2に示すように構成されている。すなわち、1は切削工具本体で、これ は切削工具2と超硬ドリル3とから構成されている。
【0003】 切削工具2は円筒状の工具本体4の先端部に切削刃5が設けられ、この工具本 体4の基端部における軸心には切削水や切削油を供給する切削液供給路6が穿設 されている。さらに、工具本体4の先端部における軸心にはドリル装着穴7が穿 設され、この奥部にはねじ穴8が形成されている。
【0004】 前記超硬ドリル3は、前記ドリル装着穴7に挿入される円柱状のシャンク9を 有しており、この基端部には前記ねじ穴8にねじ込み固定されるねじ部10が設 けられている。シャンク9の先端部は前記工具本体4の切削刃5より前方に突出 しており、この先端部には超硬金属からなる刃先11が固定されている。
【0005】 さらに、刃先11には2つのノズル12が穿設され、これらノズル12はドリ ル本体9の軸部を軸方向に貫通する貫通孔13を介して前記切削液供給路6に連 通している。
【0006】 このように構成された切削工具によれば、切削工具2の工具本体4の基端部を 加工機のヘッドの装着し、切削工具本体1を回転駆動するとともに切削液供給路 6から切削液を供給すると、この切削液は貫通孔13を介してノズル12に導か れてノズル12から噴出する。この切削液は、刃先11の維持、仕上げ面の改善 、温度上昇の防止および切屑の排出性を向上させる。
【0007】 そして、超硬ドリル3の刃先11を被加工物14に押し当てると、超硬ドリル 3によって被加工物14(例えばデファレンシャルピニオン)にドリル孔15が 穿設されるとともに、被加工物14の表面16が切削工具2の切削刃5によって 円弧状に切削される。すなわち、ドリリングと切削加工が同時にできる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前述のように構成された切削工具は、超硬ドリル3の刃先11に 設けた小孔のノズル12から切削液を噴出しているため、切削液供給量が不十分 で、超硬ドリル3の刃先11が焼き付きやすく、冷却水供給管等によって外部か ら冷却水を供給する必要がある。
【0009】 また、刃先11は超硬金属であるが、長さが10mm程度であり、再研回数が 少なく不経済である。さらに、シャンク9の軸心に軸方向に貫通孔13を設けた 構造であり、加工が困難で、またノズル12から侵入する切屑によって目詰まり しやすいという問題がある。
【0010】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 超硬ドリルの再研回数を増やすことができ、また構造的に簡単で製作が容易で経 済的な回転切削工具を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前述した目的を達成するために、先端部に切削刃を有するとと もに基端部に切削液供給路を設けた切削工具と、この切削工具の内部に装着され るシャンクを有し、先端刃先が切削工具の切削刃より突出する刃部を有した超硬 ドリルとを具備し、前記超硬ドリルのシャンクの外周面に軸方向に亘って凹溝を 設けて前記切削液供給路と刃部に形成された螺旋状の切屑逃げ溝とを連通させ、 この切屑逃げ溝を介して先端刃先に切削液を供給するようにしたことにある。
【0012】
【作用】
切削工具によって被加工物を加工中に、切削液供給路から切削液を供給する と、切削液はシャンクの凹溝を介して超硬ドリルの刃部に形成された切屑逃げ溝 に沿って先端刃先に導かれる。ドリリングによって発生する切屑は切削液によっ て急冷されて細かくなり、切屑の排出性が向上するとともに、切削液を加工部に 効率的に導くことができる。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】 図1において、21は回転切削工具で、これは切削工具22と超硬ドリル23 とから構成されている。切削工具22は円筒状の工具本体24の先端部に切削刃 25が設けられ、この工具本体24の基端部における軸心には切削水や切削油を 供給する切削液供給路26が穿設されている。さらに、工具本体24の先端部に おける軸心にはドリル装着穴27が穿設されている。
【0015】 前記超硬ドリル23は、前記ドリル装着穴27に挿入される超硬の刃部28と 円柱状のシャンク29を有しており、刃部28の先端部には先端刃先30が設け られ、外周面には螺旋状の切屑逃げ溝30aが設けられている。
【0016】 そして、刃部28の先端部は前記工具本体24の切削刃25より前方に突出し ており、シャンク29の外周面の相反する面には軸方向に亘って2条の凹溝31 が形成されている。これら凹溝31の一端部はシャンク29の端面に形成され、 前記切削液供給路26と連通する連通溝32によって連絡しているとともに、他 端部は刃部28の切屑逃げ溝30aに連通している。
【0017】 このように構成された切削工具によれば、切削工具2の工具本体24の基端部 を加工機のヘッドの装着し、切削工具本体21を回転駆動するとともに切削液供 給路26から切削液を供給すると、この切削液は凹溝31を介して刃部28の切 屑逃げ溝30aに導かれる。
【0018】 切屑逃げ溝30aは螺旋状に形成されているため、その切屑逃げ溝30aを通 って先端刃先30に導かれる。そして、超硬ドリル23の刃先30を被加工物1 4に押し当てると、超硬ドリル23によって被加工物14(例えばデファレンシ ャルピニオン)にドリル孔15が穿設されるとともに、被加工物14の表面16 が切削工具22の切削刃25によって円弧状に切削される。
【0019】 すなわち、ドリリングと切削加工が同時にできるとともに、加工中に切屑逃げ 溝30aに沿って切削液が流れるため、刃部28を効率よく冷却できる。また、 ドリリングによって発生する切屑は切屑逃げ溝30aに沿って基端側に進行する が、切屑逃げ溝30aに沿って先端側に流れる切削液によって急冷されて細かく なり、切屑の排出性が良好となり、切屑による目詰まりを防止できる。 また、超硬ドリル23の刃部28を超硬で形成することにより、超硬部分が長 くなり、再研回数が増加して経済的である。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、超硬ドリルのシャンクの外周面に 軸方向に亘って凹溝を設け、切削液供給路と刃部に形成された切屑逃げ溝とを連 通させ、この切屑逃げ溝を介して先端刃先に切削液を供給するようにしたことを 特徴とする。
【0021】 したがって、超硬の刃部が長くなり、再研回数を増やすことができるとともに 、構造的に簡単で製作が容易で経済的であるという効果がある。また、切屑が切 屑逃げ溝に沿って先端側に流れる切削液によって急冷されて細かくなり、切屑の 排出性が良好となり、切屑による目詰まりを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係わる回転切削工具を示
し、(a)は超硬ドリルの側面図および端面図、(b)
は切削工具全体の側面図。
【図2】従来の回転切削工具全体を示し、(a)は超硬
ドリルの側面図、(b)は切削工具全体の側面図。
【符号の説明】
21…切削工具本体、22…切削工具、23…超硬ドリ
ル、25…切削刃、26…切削液供給路、28…刃部、
29…シャンク、30…先端刃先、30a…切屑逃げ
溝、31…凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に切削刃を有するとともに基端部
    に切削液供給路を設けた切削工具と、この切削工具の内
    部に装着されるシャンクを有し、先端刃先が切削工具の
    切削刃より突出する刃部を有した超硬ドリルとを具備し
    た回転切削工具において、前記超硬ドリルのシャンクの
    外周面に軸方向に亘って凹溝を設けて前記切削液供給路
    と刃部に形成された螺旋状の切屑逃げ溝とを連通させ、
    この切屑逃げ溝を介して先端刃先に切削液を供給するよ
    うにしたことを特徴とする回転切削工具。
JP546393U 1993-02-19 1993-02-19 回転切削工具 Withdrawn JPH0663219U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP546393U JPH0663219U (ja) 1993-02-19 1993-02-19 回転切削工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP546393U JPH0663219U (ja) 1993-02-19 1993-02-19 回転切削工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0663219U true JPH0663219U (ja) 1994-09-06

Family

ID=11611931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP546393U Withdrawn JPH0663219U (ja) 1993-02-19 1993-02-19 回転切削工具

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172754A (ja) * 2007-12-28 2009-08-06 Tanoi Seisakusho:Kk タップ
JP2010014093A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Asahi Sunac Corp 異常検出機能を有する液体吐出装置及びその制御装置
JP2010014094A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Asahi Sunac Corp 異常検出機能を有する液体吐出装置及びその制御装置
JP2013215882A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Sandvik Intellectual Property Ab クーラント孔を有するカッティングヘッド

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Effective date: 19970508