JPH0663169A - 繰出し型連絡部材 - Google Patents
繰出し型連絡部材Info
- Publication number
- JPH0663169A JPH0663169A JP24012492A JP24012492A JPH0663169A JP H0663169 A JPH0663169 A JP H0663169A JP 24012492 A JP24012492 A JP 24012492A JP 24012492 A JP24012492 A JP 24012492A JP H0663169 A JPH0663169 A JP H0663169A
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- JP
- Japan
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- band plate
- resilient
- resilient band
- spiral body
- horizontal shaft
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 例えば、一方の建造物から近隣の建造物に向
って随時繰り出して避難路等を形成する連絡部材を提供
すること。 【構成】 水平方向に繰出し可能に巻装配設した弾性帯
板3と、この弾性帯板を繰出すときに該弾性帯板を包囲
しながら伸長される筒状の螺旋体6とからなる繰出し型
連絡部材。
って随時繰り出して避難路等を形成する連絡部材を提供
すること。 【構成】 水平方向に繰出し可能に巻装配設した弾性帯
板3と、この弾性帯板を繰出すときに該弾性帯板を包囲
しながら伸長される筒状の螺旋体6とからなる繰出し型
連絡部材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば一方の建造物か
ら近隣の建造物に向って随時繰り出されて避難通路等を
形成する連絡部材に関するものである。
ら近隣の建造物に向って随時繰り出されて避難通路等を
形成する連絡部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記繰出し型の連絡部材としては相互に
嵌合した幾つかの筒体を順次引き伸ばすようにした入れ
子型のものや、所要時空気を吹きこんで一連の直管状に
保持する筒状袋体からなるものが知られている。
嵌合した幾つかの筒体を順次引き伸ばすようにした入れ
子型のものや、所要時空気を吹きこんで一連の直管状に
保持する筒状袋体からなるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記入れ子型
のものは、各筒体を一連の直線状に保持しながら順次引
き出す特別の連結具が必要であり、構造が複雑となって
実用的に困難な場合が多く、また空気を吹きこんで急速
に直管状にふくらますものは空気吹込設備等に多大の費
用が必要である等の不利がある。
のものは、各筒体を一連の直線状に保持しながら順次引
き出す特別の連結具が必要であり、構造が複雑となって
実用的に困難な場合が多く、また空気を吹きこんで急速
に直管状にふくらますものは空気吹込設備等に多大の費
用が必要である等の不利がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】これに対し、本発明は連
絡部材を予めそれ自体が有する相当強さの弾力性により
伸張して弧状断面を保持することのできる長尺の材料で
形成し、これを通常はケーシング内に巻き収めておくと
ともに、所要時に前方に向って繰り出して上記弾力性に
より直線状に張り出させるようにしたものであって、一
般に用いられる繰出し型の鋼製巻尺の原理に基づいて開
発したものである。
絡部材を予めそれ自体が有する相当強さの弾力性により
伸張して弧状断面を保持することのできる長尺の材料で
形成し、これを通常はケーシング内に巻き収めておくと
ともに、所要時に前方に向って繰り出して上記弾力性に
より直線状に張り出させるようにしたものであって、一
般に用いられる繰出し型の鋼製巻尺の原理に基づいて開
発したものである。
【0005】すなわち、周知の鋼製巻尺について種々考
究すると、いま、帯板である巻尺主体がほぼ水平の浅と
い状に保持されるようにして水平に繰り出した場合に
は、相当長さに保持することができる。このことから、
これを連絡部材に実施した場合は、連絡部材は巻尺主体
のような予め弧状断面を保持し得る弾性材料を以って作
られているとすれば、連絡部材の具有条件である通路と
してほぼ水平の帯板状であること、全体が充分の長さに
わたって直線状態に保持されていることの両方を満足す
ることができるわけである。
究すると、いま、帯板である巻尺主体がほぼ水平の浅と
い状に保持されるようにして水平に繰り出した場合に
は、相当長さに保持することができる。このことから、
これを連絡部材に実施した場合は、連絡部材は巻尺主体
のような予め弧状断面を保持し得る弾性材料を以って作
られているとすれば、連絡部材の具有条件である通路と
してほぼ水平の帯板状であること、全体が充分の長さに
わたって直線状態に保持されていることの両方を満足す
ることができるわけである。
【0006】
【発明の実施例】本発明の実施例を図面について説明す
ると、図1、図2は本発明の連絡部材の巻込み状態にお
ける斜面図および平面図であって、一体の基台(図示せ
ず)に横軸1を有するケーシング2が固設されており、
ケーシング2の横軸1には弧状断面を形成し得る、例え
ば繊維補強プラスチック板よりなる弾性帯板3が水平に
巻装され、この弾性帯板3を繰り出した場合、水平の弾
性帯板3が螺旋体6の内部を延びて円筒状の長い通路を
形成するようになっている。この横軸1は、鎖車4……
等を介して減速モーター5に接続され、この減速モータ
ー5の正逆回路により、前記弾性帯板3は等速度で繰出
し、巻取りが行われるようになっている。
ると、図1、図2は本発明の連絡部材の巻込み状態にお
ける斜面図および平面図であって、一体の基台(図示せ
ず)に横軸1を有するケーシング2が固設されており、
ケーシング2の横軸1には弧状断面を形成し得る、例え
ば繊維補強プラスチック板よりなる弾性帯板3が水平に
巻装され、この弾性帯板3を繰り出した場合、水平の弾
性帯板3が螺旋体6の内部を延びて円筒状の長い通路を
形成するようになっている。この横軸1は、鎖車4……
等を介して減速モーター5に接続され、この減速モータ
ー5の正逆回路により、前記弾性帯板3は等速度で繰出
し、巻取りが行われるようになっている。
【0007】さらに、これらケーシング2の前方(図の
右方)には図3に明らかなように、これら弾性帯板3を
囲んで例えば鋼線よりなる螺旋体6が基端を基台に固定
し、先端を弾性帯板3の先端に接続して付設されてお
り、螺旋体6は通常は弾力によりその長さが縮小されて
いるが、弾性帯板3が繰り出されると、その先端に引張
られて弾性帯板3と共に伸長し、図3に示す断面の筒状
体となり通路を形成するようになっている。なお、減速
モーター5は、その減速ギヤをウォームギヤ等で構成す
る等してその回転軸は、モーター側からは回転自在であ
るが、弾性帯板3側からは回転できない構造となってい
る。
右方)には図3に明らかなように、これら弾性帯板3を
囲んで例えば鋼線よりなる螺旋体6が基端を基台に固定
し、先端を弾性帯板3の先端に接続して付設されてお
り、螺旋体6は通常は弾力によりその長さが縮小されて
いるが、弾性帯板3が繰り出されると、その先端に引張
られて弾性帯板3と共に伸長し、図3に示す断面の筒状
体となり通路を形成するようになっている。なお、減速
モーター5は、その減速ギヤをウォームギヤ等で構成す
る等してその回転軸は、モーター側からは回転自在であ
るが、弾性帯板3側からは回転できない構造となってい
る。
【0008】
【発明の効果】本発明は上記の構成からなるものであっ
て、建造物の屋上等に、予め弾性帯板3の先端が対岸の
建造物などの所定位置に達するように射出方向を定めて
設置しておくことにより、例えば一つのビルに火災が発
生して近隣のビルに避難しようとするとき、図4に示す
ように二つのビルの屋上の間に円筒状の連絡通路を即座
に張架することができるとともに、本発明の連絡部材を
構成するほぼ水平の弾性帯板3は円筒状の通路となり、
螺旋体6は通路の両端にわたり延びて、全体を直線状に
保持する補強体となるとともに、通行者の保護部材とし
て兼用され効率的である。本発明の連絡部材は前記した
ように、避難通路等として好適であるが、さらにダム建
設等におけるコンクリート打設用といの保持などに用い
ても好都合であり、その用途も広い等多くの利点があ
る。
て、建造物の屋上等に、予め弾性帯板3の先端が対岸の
建造物などの所定位置に達するように射出方向を定めて
設置しておくことにより、例えば一つのビルに火災が発
生して近隣のビルに避難しようとするとき、図4に示す
ように二つのビルの屋上の間に円筒状の連絡通路を即座
に張架することができるとともに、本発明の連絡部材を
構成するほぼ水平の弾性帯板3は円筒状の通路となり、
螺旋体6は通路の両端にわたり延びて、全体を直線状に
保持する補強体となるとともに、通行者の保護部材とし
て兼用され効率的である。本発明の連絡部材は前記した
ように、避難通路等として好適であるが、さらにダム建
設等におけるコンクリート打設用といの保持などに用い
ても好都合であり、その用途も広い等多くの利点があ
る。
【図1】巻取状態における斜面図および平面図。
【図2】巻取状態における斜面図および平面図。
【図3】らせん体部分における断面図。
【図4】使用状態を示す側面図である。
1 横軸 2 ケーシング 3 弾性帯板 5 減速モーター 6 螺旋体
Claims (1)
- 【請求項1】 水平方向に繰出し可能に巻装配設した弾
性帯板と、この弾性帯板を繰出すときに該弾性帯板を包
囲しながら伸張される筒状の螺旋体とからなる繰出し型
連絡部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24012492A JP3199478B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 繰出し型連絡部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24012492A JP3199478B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 繰出し型連絡部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663169A true JPH0663169A (ja) | 1994-03-08 |
JP3199478B2 JP3199478B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=17054857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24012492A Expired - Fee Related JP3199478B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 繰出し型連絡部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3199478B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005012632A1 (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-10 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | 再生パルプの製造方法、パルプ繊維表面及び夾雑物の改質方法、並びにパルプ処理装置 |
WO2006085598A1 (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-17 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | パルプの叩解方法、工程用水の処理方法、並びにパルプ、紙の製造方法 |
CN100587156C (zh) * | 2005-02-09 | 2010-02-03 | 日本制纸株式会社 | 纸浆的打浆方法 |
JP7035533B2 (ja) | 2017-12-28 | 2022-03-15 | セイコーエプソン株式会社 | 処理装置、シート製造装置および処理方法 |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP24012492A patent/JP3199478B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3199478B2 (ja) | 2001-08-20 |
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