JPH0663143A - カテーテル - Google Patents
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- JPH0663143A JPH0663143A JP5109002A JP10900293A JPH0663143A JP H0663143 A JPH0663143 A JP H0663143A JP 5109002 A JP5109002 A JP 5109002A JP 10900293 A JP10900293 A JP 10900293A JP H0663143 A JPH0663143 A JP H0663143A
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- A61B10/02—Instruments for taking cell samples or for biopsy
- A61B10/0291—Instruments for taking cell samples or for biopsy for uterus
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/42—Gynaecological or obstetrical instruments or methods
- A61B17/425—Gynaecological or obstetrical instruments or methods for reproduction or fertilisation
- A61B17/43—Gynaecological or obstetrical instruments or methods for reproduction or fertilisation for artificial insemination
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- A61D—VETERINARY INSTRUMENTS, IMPLEMENTS, TOOLS, OR METHODS
- A61D19/00—Instruments or methods for reproduction or fertilisation
- A61D19/02—Instruments or methods for reproduction or fertilisation for artificial insemination
- A61D19/027—Devices for injecting semen into animals, e.g. syringes, guns, probes
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/0009—Making of catheters or other medical or surgical tubes
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- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/0021—Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
- A61M25/0023—Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing by the form of the lumen, e.g. cross-section, variable diameter
- A61M25/0026—Multi-lumen catheters with stationary elements
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- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生体物質を雌哺乳動物の体腔内に案内するた
めのカテーテル。 【構成】 移送ルーメン２２０とこの移送ルーメンとほ
ぼ平行なガイドワイヤルーメン２１８を含み、この移送
ルーメンはカテーテルボディ２０２の先端部と流体連通
するように形成されているポート２２４を有する収集チ
ャンバ２２２を備えている。ガイドワイヤルーメンはカ
テーテルボディの先端部に開口２２８を有し、この開口
は収集チャンバのポートに対し傾斜し、ガイドワイヤル
ーメンの開口を移送ルーメンのポートから効果的に引込
み配置する。
めのカテーテル。 【構成】 移送ルーメン２２０とこの移送ルーメンとほ
ぼ平行なガイドワイヤルーメン２１８を含み、この移送
ルーメンはカテーテルボディ２０２の先端部と流体連通
するように形成されているポート２２４を有する収集チ
ャンバ２２２を備えている。ガイドワイヤルーメンはカ
テーテルボディの先端部に開口２２８を有し、この開口
は収集チャンバのポートに対し傾斜し、ガイドワイヤル
ーメンの開口を移送ルーメンのポートから効果的に引込
み配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に体腔内に物質
を案内するための装置に関する。特に、本発明は、体腔
の所望の位置に生体物質または投薬を配置するために、
体腔を通して案内することができる搬送カテーテルに関
する。本発明は、妊娠させるために雌哺乳動物のファロ
ピーオ管に受精卵もしくは生殖体を配置させるのに特に
有用であるがこれに限られない。
を案内するための装置に関する。特に、本発明は、体腔
の所望の位置に生体物質または投薬を配置するために、
体腔を通して案内することができる搬送カテーテルに関
する。本発明は、妊娠させるために雌哺乳動物のファロ
ピーオ管に受精卵もしくは生殖体を配置させるのに特に
有用であるがこれに限られない。
【０００２】
【従来の技術およびその課題】不妊症が、医療業界にお
いて大きな関心および憂慮が寄せられてきた主題である
ことは周知である。不妊症は種々の原因から発生する可
能性があることが知られているので部分的にはその通り
である。例えば、雄生殖体および雌生殖体は受精作用を
妨げる種々の抗体を有する場合がある。更に、雄の精子
の数が少ない場合あるいは雌生殖体が受精能力を有して
いない場合がある。また、物理的要因が関与する場合が
ある。例えば、雌のファロピーオ管が不調のために損傷
を受けたりあるいは例えば、結紮によりファロピーオ管
が閉塞している場合、妊娠の可能性が生じる前にファロ
ピーオ管ではなく直接、子宮に受精卵を配置させる必要
がある。
いて大きな関心および憂慮が寄せられてきた主題である
ことは周知である。不妊症は種々の原因から発生する可
能性があることが知られているので部分的にはその通り
である。例えば、雄生殖体および雌生殖体は受精作用を
妨げる種々の抗体を有する場合がある。更に、雄の精子
の数が少ない場合あるいは雌生殖体が受精能力を有して
いない場合がある。また、物理的要因が関与する場合が
ある。例えば、雌のファロピーオ管が不調のために損傷
を受けたりあるいは例えば、結紮によりファロピーオ管
が閉塞している場合、妊娠の可能性が生じる前にファロ
ピーオ管ではなく直接、子宮に受精卵を配置させる必要
がある。
【０００３】接合子あるいは生殖体のファロピーオ管内
移送を行うための多くの手順が提示されてきた。より広
く使用されかつ周知な医療手順が腹腔鏡検査法である。
腹腔鏡検査法の場合、雌の腹壁の切開を必要とする外科
法により受精卵はファロピーオ管の先端部に着床され
る。ファロピーオ管内の所望の位置に受精卵を配置する
ために、その後シリンジ状の装置が切開により挿入され
る。しかし、腹腔鏡検査法は潜在的に複雑な外科手術で
ある。例えば、必要とされる外科手術による傷口が適切
に閉じられない場合、治癒過程が不必要に長引く可能性
がある。更に、手術による切開を必要とする外科的手順
の場合と同様に、病院での絶対回復期間が必要である。
また、手術による切開を必要とするその他の外科的手順
の場合と同様に、手術による切開を必要としない医療手
順より感染症の危険性が比較的大きくなる。
移送を行うための多くの手順が提示されてきた。より広
く使用されかつ周知な医療手順が腹腔鏡検査法である。
腹腔鏡検査法の場合、雌の腹壁の切開を必要とする外科
法により受精卵はファロピーオ管の先端部に着床され
る。ファロピーオ管内の所望の位置に受精卵を配置する
ために、その後シリンジ状の装置が切開により挿入され
る。しかし、腹腔鏡検査法は潜在的に複雑な外科手術で
ある。例えば、必要とされる外科手術による傷口が適切
に閉じられない場合、治癒過程が不必要に長引く可能性
がある。更に、手術による切開を必要とする外科的手順
の場合と同様に、病院での絶対回復期間が必要である。
また、手術による切開を必要とするその他の外科的手順
の場合と同様に、手術による切開を必要としない医療手
順より感染症の危険性が比較的大きくなる。
【０００４】しかし、体腔へのアクセスは外科手術によ
る切開を必ずしも必要とせず、カテーテルを使用して行
うことができる。実際、カテーテル技術が医療技術の種
々の領域において著しく発展した。特に、カテーテルは
心臓学において使用される場合が多い。一例として、ト
ランスルーミナル（ｔｒａｎｓｌｕｍｉｎａｌ）冠状動
脈血管形成術の場合、動脈の封鎖もしくは閉塞を治療す
るためにカテーテルが心臓血管系内に挿入される。実
際、そのようなカテーテルがサムソン等に対する“Ｃａ
ｔｈｅｔｅｒ Ｈａｖｉｎｇ Ｅｎｃａｐｓｕｌａｔｅ
ｄ Ｔｉｐ Ｍａｒｋｅｒ”と題する発明に関する米国
特許第４，５７１，２４０号明細書に開示されかつ権利
保護が請求されている。このサムソン等による開示によ
ると、膨脹可能なバルーンが治療を行う病巣を横切って
配置されるまで、カテーテルが前置されたガイドワイヤ
に沿って冠状動脈内に挿入される。他の出願、即ち、ビ
ラシに発行された“Ｄｅｖｉｃｅ ｆｏｒ Ｉｎｓｅｒ
ｔｉｏｎ ｉｎｔｏ ａ Ｂｏｄｙ Ｏｐｅｎｉｇ”と
題する発明に関する米国特許第３，９６８，８００号明
細書は、気管内チューブ、気管支鏡、血管および頚部の
拡張器等として有用な本質的に中空管であるカテーテル
状の装置を開示する。これらの装置およびその他の装置
はカテーテルおよびその変形使用例の例示であるが、こ
れらの装置のいずれも不妊症と関連する問題を取り扱う
ことを意図していない。更に、それらは、その後の妊娠
のために体腔内に生体物質を配置するカテーテルの使用
を示唆していない。本発明が、切開手術を必要とせずに
接合子を雌哺乳動物のファロピーオ管内に搬送するため
にカテーテルを使用可能であることを認識していること
は重要である。
る切開を必ずしも必要とせず、カテーテルを使用して行
うことができる。実際、カテーテル技術が医療技術の種
々の領域において著しく発展した。特に、カテーテルは
心臓学において使用される場合が多い。一例として、ト
ランスルーミナル（ｔｒａｎｓｌｕｍｉｎａｌ）冠状動
脈血管形成術の場合、動脈の封鎖もしくは閉塞を治療す
るためにカテーテルが心臓血管系内に挿入される。実
際、そのようなカテーテルがサムソン等に対する“Ｃａ
ｔｈｅｔｅｒ Ｈａｖｉｎｇ Ｅｎｃａｐｓｕｌａｔｅ
ｄ Ｔｉｐ Ｍａｒｋｅｒ”と題する発明に関する米国
特許第４，５７１，２４０号明細書に開示されかつ権利
保護が請求されている。このサムソン等による開示によ
ると、膨脹可能なバルーンが治療を行う病巣を横切って
配置されるまで、カテーテルが前置されたガイドワイヤ
に沿って冠状動脈内に挿入される。他の出願、即ち、ビ
ラシに発行された“Ｄｅｖｉｃｅ ｆｏｒ Ｉｎｓｅｒ
ｔｉｏｎ ｉｎｔｏ ａ Ｂｏｄｙ Ｏｐｅｎｉｇ”と
題する発明に関する米国特許第３，９６８，８００号明
細書は、気管内チューブ、気管支鏡、血管および頚部の
拡張器等として有用な本質的に中空管であるカテーテル
状の装置を開示する。これらの装置およびその他の装置
はカテーテルおよびその変形使用例の例示であるが、こ
れらの装置のいずれも不妊症と関連する問題を取り扱う
ことを意図していない。更に、それらは、その後の妊娠
のために体腔内に生体物質を配置するカテーテルの使用
を示唆していない。本発明が、切開手術を必要とせずに
接合子を雌哺乳動物のファロピーオ管内に搬送するため
にカテーテルを使用可能であることを認識していること
は重要である。
【０００５】生化学サンプル、生体物質あるいは薬剤を
雌のファロピーオ管内に移送するためにカテーテルを使
用する特定の応用例の場合、特別に考慮するのに値す
る、解決すべき追加要因が存在する。第１に、カテーテ
ルを出来る限り小さくする必要がある。これは特に、フ
ァロピーオ管内にカテーテルを適切に挿入しかつ位置決
めするためにガイドワイヤを使用する場合に重要であ
る。第２に、極小化の要求を考慮すると、移送する物質
にカテーテルの先端部を位置決め容易にする必要があ
る。カテーテルを物質と整合させることは移送カテーテ
ルの収集チャンバ内に物質を吸引するために必要であ
る。第３に、複式ルーメンカテーテルの小形化は、不所
望な毛管現象により移送される物質を偶然に移送ルーメ
ンの収集チャンバ内へではなくガイドワイヤルーメン内
に引込む可能性を最小化する必要性を生ずる。
雌のファロピーオ管内に移送するためにカテーテルを使
用する特定の応用例の場合、特別に考慮するのに値す
る、解決すべき追加要因が存在する。第１に、カテーテ
ルを出来る限り小さくする必要がある。これは特に、フ
ァロピーオ管内にカテーテルを適切に挿入しかつ位置決
めするためにガイドワイヤを使用する場合に重要であ
る。第２に、極小化の要求を考慮すると、移送する物質
にカテーテルの先端部を位置決め容易にする必要があ
る。カテーテルを物質と整合させることは移送カテーテ
ルの収集チャンバ内に物質を吸引するために必要であ
る。第３に、複式ルーメンカテーテルの小形化は、不所
望な毛管現象により移送される物質を偶然に移送ルーメ
ンの収集チャンバ内へではなくガイドワイヤルーメン内
に引込む可能性を最小化する必要性を生ずる。
【０００６】上記に鑑みると、本発明の目的は、生体物
質を体腔内に案内するカテーテルを提供することであ
る。本発明の他の目的は、外来患者を基礎として接合子
のファロピーオ管内移送を行うことができる搬送カテー
テルを提供することである。本発明の更に他の目的は、
生体のオリフィスを通してファロピーオ管にカテーテル
を直接アクセスさせて接合子のファロピーオ管内移送を
行うことができるカテーテルを提供することである。本
発明の他の目的は、カテーテルの収集チャンバ内への物
質の吸引を容易にするように、収集チャンバのポートを
配置可能とする移送カテーテルを提供することである。
本発明の更に他の目的は、収集チャンバからの物質の吸
引および排出中、カテーテルの移送ルーメンでの流体摩
擦力を減少させ、吸引中、カテーテルのガイドワイヤル
ーメン内での不所望な毛管現象を最小化させる搬送カテ
ーテルを提供することである。本発明の更に他の目的
は、操作が比較的容易で、製作が比較的簡単で、意図さ
れた目的用として比較的コスト的に有効な搬送カテーテ
ルを提供することである。
質を体腔内に案内するカテーテルを提供することであ
る。本発明の他の目的は、外来患者を基礎として接合子
のファロピーオ管内移送を行うことができる搬送カテー
テルを提供することである。本発明の更に他の目的は、
生体のオリフィスを通してファロピーオ管にカテーテル
を直接アクセスさせて接合子のファロピーオ管内移送を
行うことができるカテーテルを提供することである。本
発明の他の目的は、カテーテルの収集チャンバ内への物
質の吸引を容易にするように、収集チャンバのポートを
配置可能とする移送カテーテルを提供することである。
本発明の更に他の目的は、収集チャンバからの物質の吸
引および排出中、カテーテルの移送ルーメンでの流体摩
擦力を減少させ、吸引中、カテーテルのガイドワイヤル
ーメン内での不所望な毛管現象を最小化させる搬送カテ
ーテルを提供することである。本発明の更に他の目的
は、操作が比較的容易で、製作が比較的簡単で、意図さ
れた目的用として比較的コスト的に有効な搬送カテーテ
ルを提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段、構成および効果】接合子
もしくは生殖体のような生体物質を雌哺乳動物のファロ
ピーオ管内に案内することにより妊娠させるための搬送
カテーテルが提供されている。更に、卵を受精させる自
然培地を提供するために搬送カテーテルを使用して哺乳
動物のファロピーオ管から生化学材料を吸引することが
できる。本発明による搬送カテーテルは、ルーメンが形
成されている可撓性の細長い中空ガイドチューブカテー
テルを備えている。壁部を有する管状の収集チャンバが
ガイドチューブを囲む態様のヒースとして配置されてい
る。このガイドチューブを囲む態様において、収集チャ
ンバの先端部および基端部はガイドチューブの先端部お
よび基端部と流体に対し気密性を有する各シールで連結
している。排出ポートがその先端部に近接した収集チャ
ンバの壁部に形成され、アクチュエータポートがその基
端部の収集チャンバの壁部に形成されている。このアク
チュエータポートは流体を収集チャンバに案内するため
にシリンジあるいはその他の流体注入装置と係合可能で
ある。
もしくは生殖体のような生体物質を雌哺乳動物のファロ
ピーオ管内に案内することにより妊娠させるための搬送
カテーテルが提供されている。更に、卵を受精させる自
然培地を提供するために搬送カテーテルを使用して哺乳
動物のファロピーオ管から生化学材料を吸引することが
できる。本発明による搬送カテーテルは、ルーメンが形
成されている可撓性の細長い中空ガイドチューブカテー
テルを備えている。壁部を有する管状の収集チャンバが
ガイドチューブを囲む態様のヒースとして配置されてい
る。このガイドチューブを囲む態様において、収集チャ
ンバの先端部および基端部はガイドチューブの先端部お
よび基端部と流体に対し気密性を有する各シールで連結
している。排出ポートがその先端部に近接した収集チャ
ンバの壁部に形成され、アクチュエータポートがその基
端部の収集チャンバの壁部に形成されている。このアク
チュエータポートは流体を収集チャンバに案内するため
にシリンジあるいはその他の流体注入装置と係合可能で
ある。
【０００８】作用において、ガイドワイヤはまず生体の
オリフィスを通して所望の体腔内に、例えば、膣および
頚部を通ってファロピーオ管内に配置される。カテーテ
ルを体腔内に挿入する前に、収集チャンバに流体を充填
することにより搬送カテーテルにプライミングを行う。
その後、接合子が収集チャンバ内に収集され、排出ポー
トに近接して保持される。搬送カテーテルを体腔内に挿
入するために、前置されたガイドワイヤがガイドチュー
ブのルーメン内に摺動可能に収容され、その後ガイドチ
ューブおよび収集チャンバがガイドワイヤに沿って前進
させられる。収集チャンバの排出ポートが体腔の所望の
位置に配置されると、生体物質（例えば、接合子）もし
くは投薬の収集チャンバからの排出はアクチュエータを
通して流体を収集チャンバ内に案内することにより達成
される。
オリフィスを通して所望の体腔内に、例えば、膣および
頚部を通ってファロピーオ管内に配置される。カテーテ
ルを体腔内に挿入する前に、収集チャンバに流体を充填
することにより搬送カテーテルにプライミングを行う。
その後、接合子が収集チャンバ内に収集され、排出ポー
トに近接して保持される。搬送カテーテルを体腔内に挿
入するために、前置されたガイドワイヤがガイドチュー
ブのルーメン内に摺動可能に収容され、その後ガイドチ
ューブおよび収集チャンバがガイドワイヤに沿って前進
させられる。収集チャンバの排出ポートが体腔の所望の
位置に配置されると、生体物質（例えば、接合子）もし
くは投薬の収集チャンバからの排出はアクチュエータを
通して流体を収集チャンバ内に案内することにより達成
される。
【０００９】本発明の他の実施例においては、ガイドチ
ューブは除去され、その代わりにガイドルーメンが収集
チャンバの側壁部に形成されている。特に、本発明のこ
の実施例の場合には、収集チャンバはまだ管状部材とし
て形成されている。しかし、収集チャンバの先端部は、
排出ポートを形成するように開状態に保持されるかもし
くは排出ポートを収集チャンバの壁部に形成する必要が
ある場合には閉じられる。更に、ガイドルーメンが収集
チャンバの側壁部内に形成され、ガイドルーメンの一方
の開口が収集チャンバの先端部に配置され、他方の開口
は収集チャンバの側壁部に配置される。ガイドルーメン
はガイドワイヤを収容する大きさを有し、この実施例の
作用の場合、ガイドルーメンは取り囲むようにガイドワ
イヤ上で係合し、前置されたガイドワイヤに沿って収集
チャンバを前進させる。
ューブは除去され、その代わりにガイドルーメンが収集
チャンバの側壁部に形成されている。特に、本発明のこ
の実施例の場合には、収集チャンバはまだ管状部材とし
て形成されている。しかし、収集チャンバの先端部は、
排出ポートを形成するように開状態に保持されるかもし
くは排出ポートを収集チャンバの壁部に形成する必要が
ある場合には閉じられる。更に、ガイドルーメンが収集
チャンバの側壁部内に形成され、ガイドルーメンの一方
の開口が収集チャンバの先端部に配置され、他方の開口
は収集チャンバの側壁部に配置される。ガイドルーメン
はガイドワイヤを収容する大きさを有し、この実施例の
作用の場合、ガイドルーメンは取り囲むようにガイドワ
イヤ上で係合し、前置されたガイドワイヤに沿って収集
チャンバを前進させる。
【００１０】本発明による搬送カテーテルの他の実施例
は案内すべき物質を保持するための、中空管状の可撓性
収集チャンバを備えている。この収集チャンバの先端部
および基端部は閉じている。搬送カテーテルのこの実施
例の場合、好ましい実施例の場合と同様に、排出ポート
が収集チャンバの先端部に形成され、シリンジもしくは
その他の流体注入装置と係合可能なアクチュエータポー
トが収集チャンバの基端部に形成されている。収集チャ
ンバを収容するルーメンを有するガイドカテーテルは収
集チャンバの周りに同心状に配置可能である。
は案内すべき物質を保持するための、中空管状の可撓性
収集チャンバを備えている。この収集チャンバの先端部
および基端部は閉じている。搬送カテーテルのこの実施
例の場合、好ましい実施例の場合と同様に、排出ポート
が収集チャンバの先端部に形成され、シリンジもしくは
その他の流体注入装置と係合可能なアクチュエータポー
トが収集チャンバの基端部に形成されている。収集チャ
ンバを収容するルーメンを有するガイドカテーテルは収
集チャンバの周りに同心状に配置可能である。
【００１１】本発明の搬送／移送カテーテルの更に他の
実施例の場合、カテーテルは移送ルーメンとほぼ平行な
ガイドワイヤルーメンを含む複式ルーメンカテーテルで
ある。移送ルーメンはカテーテルボディの先端部と流体
連通するように形成されているポートを有する収集チャ
ンバを備えている。ガイドワイヤルーメンはカテーテル
ボディの先端部に開口を有し、この開口は収集チャンバ
のポートに対し傾斜している。これはガイドワイヤルー
メンの開口を移送ルーメンのポートから効果的に引込み
配置する。また、この実施例の移送カテーテルは収集チ
ャンバ内の物質を吸引するとき先端部を視覚で位置決め
容易とするために不透明な先端部を有してもよい。不透
明な先端部の一部は極端である必要はなく、実際、移送
カテーテルの使用者が収集チャンバ内に保持された生化
学材料を視覚により観察できる範囲で充分に小さくなけ
ればならない。また、同じ目的から移送カテーテルは半
透明もしくは透明な先端部を備えてもよい。更に、本発
明の全ての実施例は収集チャンバのポートを通して収集
チャンバ内に物質を引込み、その後収集チャンバから物
質を排出するために移送ルーメンの基端部で連結可能な
シリンジ型装置を含んでもよい。
実施例の場合、カテーテルは移送ルーメンとほぼ平行な
ガイドワイヤルーメンを含む複式ルーメンカテーテルで
ある。移送ルーメンはカテーテルボディの先端部と流体
連通するように形成されているポートを有する収集チャ
ンバを備えている。ガイドワイヤルーメンはカテーテル
ボディの先端部に開口を有し、この開口は収集チャンバ
のポートに対し傾斜している。これはガイドワイヤルー
メンの開口を移送ルーメンのポートから効果的に引込み
配置する。また、この実施例の移送カテーテルは収集チ
ャンバ内の物質を吸引するとき先端部を視覚で位置決め
容易とするために不透明な先端部を有してもよい。不透
明な先端部の一部は極端である必要はなく、実際、移送
カテーテルの使用者が収集チャンバ内に保持された生化
学材料を視覚により観察できる範囲で充分に小さくなけ
ればならない。また、同じ目的から移送カテーテルは半
透明もしくは透明な先端部を備えてもよい。更に、本発
明の全ての実施例は収集チャンバのポートを通して収集
チャンバ内に物質を引込み、その後収集チャンバから物
質を排出するために移送ルーメンの基端部で連結可能な
シリンジ型装置を含んでもよい。
【００１２】本発明による移送カテーテルの複式ルーメ
ンを製造するためには、複数の限定的な工程が必要であ
る。第１に、先端部および基端部を有する細長いカテー
テルボディが２つのルーメンと共に押出し成型される。
一方のルーメンがガイドワイヤルーメンであり、ガイド
ワイヤを収容するほぼ円形の横断面を有する。他方のル
ーメンが移送ルーメンであり、当初ほぼ三日月状の横断
面を有するように押出し成型される。次に、ピンが三日
月状の移送ルーメン内に挿入され、その後同時にカテー
テルボディ先端部の先端の収集チャンバ内にほぼ円筒状
の収集チャンバとポートとを形成するように引出され
る。最後に、ピンが除去されると、カテーテルボディの
先端部は円形のガイドワイヤルーメンを交差する方向に
傾斜し、その開口を収集チャンバのポートから効果的に
引込み配置する。更に、収集チャンバ内の物質を吸引
し、その後物質を収集チャンバから排出するシリンジの
ような吸引装置を移送ルーメンと流体連通する状態で取
り付けるためにコネクタを取り付けることができる。
ンを製造するためには、複数の限定的な工程が必要であ
る。第１に、先端部および基端部を有する細長いカテー
テルボディが２つのルーメンと共に押出し成型される。
一方のルーメンがガイドワイヤルーメンであり、ガイド
ワイヤを収容するほぼ円形の横断面を有する。他方のル
ーメンが移送ルーメンであり、当初ほぼ三日月状の横断
面を有するように押出し成型される。次に、ピンが三日
月状の移送ルーメン内に挿入され、その後同時にカテー
テルボディ先端部の先端の収集チャンバ内にほぼ円筒状
の収集チャンバとポートとを形成するように引出され
る。最後に、ピンが除去されると、カテーテルボディの
先端部は円形のガイドワイヤルーメンを交差する方向に
傾斜し、その開口を収集チャンバのポートから効果的に
引込み配置する。更に、収集チャンバ内の物質を吸引
し、その後物質を収集チャンバから排出するシリンジの
ような吸引装置を移送ルーメンと流体連通する状態で取
り付けるためにコネクタを取り付けることができる。
【００１３】この実施例の作用において、ガイドカテー
テルはまず腔を通してファロピーオ管内に配置される。
その後、接合子が充填された収集チャンバがガイドカテ
ーテルのルーメン内に摺動可能に収容され、ガイドカテ
ーテルに沿って前進させられる。収集チャンバの排出ポ
ートがファロピーオ管内の所望の位置に配置されると、
生体物質の排出はアクチュエータポートを通して流体を
収集チャンバ内に案内することにより達成される。
テルはまず腔を通してファロピーオ管内に配置される。
その後、接合子が充填された収集チャンバがガイドカテ
ーテルのルーメン内に摺動可能に収容され、ガイドカテ
ーテルに沿って前進させられる。収集チャンバの排出ポ
ートがファロピーオ管内の所望の位置に配置されると、
生体物質の排出はアクチュエータポートを通して流体を
収集チャンバ内に案内することにより達成される。
【００１４】また、本発明の作用は卵を受精させる自然
培地を提供するために哺乳動物のファロピーオ管から生
化学材料を吸引することを意図している。この目的を達
成するために、ガイドワイヤもしくはガイドカテーテル
がファロピーオ管内に挿入され、その後移送カテーテル
がガイドワイヤもしくはガイドカテーテルに沿って配置
され、その先端部はファロピーオ管内の所望の位置に配
置される。その後、材料がファロピーオ管から収集チャ
ンバ内に吸引され、移送カテーテルが引出される。移送
カテーテルがファロピーオ管から引出されると、その後
収集された材料が収集チャンバから排出され、望むよう
に使用することができる。
培地を提供するために哺乳動物のファロピーオ管から生
化学材料を吸引することを意図している。この目的を達
成するために、ガイドワイヤもしくはガイドカテーテル
がファロピーオ管内に挿入され、その後移送カテーテル
がガイドワイヤもしくはガイドカテーテルに沿って配置
され、その先端部はファロピーオ管内の所望の位置に配
置される。その後、材料がファロピーオ管から収集チャ
ンバ内に吸引され、移送カテーテルが引出される。移送
カテーテルがファロピーオ管から引出されると、その後
収集された材料が収集チャンバから排出され、望むよう
に使用することができる。
【００１５】構造および作用の両面に関する本発明自体
のみならず本発明の新規な特徴は、添付明細書と関連し
て同一の参照符号が同一の部材を参照している添付図面
から最も良く理解される。
のみならず本発明の新規な特徴は、添付明細書と関連し
て同一の参照符号が同一の部材を参照している添付図面
から最も良く理解される。
【００１６】
【実施例】まず図１と参照すると、本発明による搬送カ
テーテルの全体が１０で表され、雌生殖系１２に作動
上、配置されているのが示されている。
テーテルの全体が１０で表され、雌生殖系１２に作動
上、配置されているのが示されている。
【００１７】図１に示されている雌生殖系１２の一部
は、卵１６が作られる卵巣１４と、受精が通常行われる
ファロピーオ管１８と、ファロピーオ管１８の卵と運命
的に出会う精子が通過しなければならない頚部２８とを
含んでいる。受精の通常の条件下では、釆２２および卵
釆２４を介する繊動により卵１６は卵巣１４からファロ
ピーオ管１８の先端部２０に送られる。
は、卵１６が作られる卵巣１４と、受精が通常行われる
ファロピーオ管１８と、ファロピーオ管１８の卵と運命
的に出会う精子が通過しなければならない頚部２８とを
含んでいる。受精の通常の条件下では、釆２２および卵
釆２４を介する繊動により卵１６は卵巣１４からファロ
ピーオ管１８の先端部２０に送られる。
【００１８】図１に示すように、搬送カテーテル１０は
頚部２８の子宮外口２６と子宮３０と開口３２とを通し
てファロピーオ管１８内に配置される。適切に配置され
ると、搬送カテーテル１０の先端部３４はファロピーオ
管１８の先端部２０に配置される。また、図１はアクチ
ュエータポート３８と係合しているシリンジ３６を示し
ている。
頚部２８の子宮外口２６と子宮３０と開口３２とを通し
てファロピーオ管１８内に配置される。適切に配置され
ると、搬送カテーテル１０の先端部３４はファロピーオ
管１８の先端部２０に配置される。また、図１はアクチ
ュエータポート３８と係合しているシリンジ３６を示し
ている。
【００１９】次に図２を参照すると、搬送カテーテル１
０はルーメン４２が形成されている細長い可撓性ガイド
チューブ４０を備えていることが分かるであろう。図示
されているように、ガイドチューブ４０は管状の収集チ
ャンバ４４内に同心状に配置され、収集チャンバはガイ
ドチューブ４０を囲む態様のヒース４６として配置され
ている。更に、収集チャンバ４４にはその先端部５０に
近接する排出ポート４８と、その基端部５２に近接する
アクチュエータポート３８とが形成されているのが図２
から分かるであろう。図３を参照すると多分更に良く理
解されるように、収集チャンバ４４の基端部５２および
先端部５０がガイドチューブ４０の基端部５８および先
端部５６と流体に対し気密性を有する各シール５４で連
結されている。本発明のために、流体に対し気密性を有
するシール５４は接着もしくは溶剤結合のような当該分
野で周知な方法で形成される。
０はルーメン４２が形成されている細長い可撓性ガイド
チューブ４０を備えていることが分かるであろう。図示
されているように、ガイドチューブ４０は管状の収集チ
ャンバ４４内に同心状に配置され、収集チャンバはガイ
ドチューブ４０を囲む態様のヒース４６として配置され
ている。更に、収集チャンバ４４にはその先端部５０に
近接する排出ポート４８と、その基端部５２に近接する
アクチュエータポート３８とが形成されているのが図２
から分かるであろう。図３を参照すると多分更に良く理
解されるように、収集チャンバ４４の基端部５２および
先端部５０がガイドチューブ４０の基端部５８および先
端部５６と流体に対し気密性を有する各シール５４で連
結されている。本発明のために、流体に対し気密性を有
するシール５４は接着もしくは溶剤結合のような当該分
野で周知な方法で形成される。
【００２０】図２および図３を交互参照すると分かるよ
うに、排出ポート４８が先端部５０に近接する収集チャ
ンバ４４の壁部６０に形成されている。排出ポート４８
は生体物質を搬送カテーテル１０から安全に排出可能と
するのに充分な大きさであることが好ましい。排出ポー
ト４８は円形で、約０．５mmの径５９を有することが好
ましい。アクチュエータポート３８も収集チャンバ４４
の壁部６０に形成されており、図２および図３では収集
チャンバ４４の基端部５２に近接してもしくは基端部５
２の近傍に配置されているが、アクチュエータポート３
８は操作社の希望に従い収集チャンバ４４の壁部６０に
沿ってどこにでも形成することができる。いかなる場合
でも、アクチュエータポート３８は収集チャンバ４４の
壁部６０から延び、シリンジ３６もしくはその他の流体
注入装置と係合する取り付け部材６４を備えている。ま
た、図２、３、および４は、ガイドワイヤ６６がガイド
チューブ４０のルーメン４２を挿通して摺動可能に収容
されているのを示している。本発明のために、ガイドワ
イヤ６６は当該分野において周知な操舵可能なもしくは
配置可能なガイドワイヤとしてもよい。ガイドワイヤ６
６は体腔に適切に配置可能でかつ生体と生化学的に適合
可能でなければならないということは重要である。
うに、排出ポート４８が先端部５０に近接する収集チャ
ンバ４４の壁部６０に形成されている。排出ポート４８
は生体物質を搬送カテーテル１０から安全に排出可能と
するのに充分な大きさであることが好ましい。排出ポー
ト４８は円形で、約０．５mmの径５９を有することが好
ましい。アクチュエータポート３８も収集チャンバ４４
の壁部６０に形成されており、図２および図３では収集
チャンバ４４の基端部５２に近接してもしくは基端部５
２の近傍に配置されているが、アクチュエータポート３
８は操作社の希望に従い収集チャンバ４４の壁部６０に
沿ってどこにでも形成することができる。いかなる場合
でも、アクチュエータポート３８は収集チャンバ４４の
壁部６０から延び、シリンジ３６もしくはその他の流体
注入装置と係合する取り付け部材６４を備えている。ま
た、図２、３、および４は、ガイドワイヤ６６がガイド
チューブ４０のルーメン４２を挿通して摺動可能に収容
されているのを示している。本発明のために、ガイドワ
イヤ６６は当該分野において周知な操舵可能なもしくは
配置可能なガイドワイヤとしてもよい。ガイドワイヤ６
６は体腔に適切に配置可能でかつ生体と生化学的に適合
可能でなければならないということは重要である。
【００２１】本発明の他の実施例において、図５に示す
ようにその全体が６８で表された搬送カテーテルは中空
管状の可撓性収集チャンバ７０を備え、この収集チャン
バはガイドカテーテル７２のルーメン７４内に挿通する
ことができる。特に、図６から多分最も良く分かるよう
に、収集チャンバ７０の先端部７６は閉じており、この
先端部７６に近接した収集チャンバの壁部８０に形成さ
れた排出ポート７８を有している。この実施例の場合、
図５に示されているアクチュエータ８２は収集チャンバ
７０の基端部８４の壁部８０に形成され、この壁部は本
発明の作用と関連して後述する目的のためのシリンジ３
６もしくはその他の流体排出装置と係合可能である。図
６を参照して分かるように、搬送カテーテル６８はガイ
ドカテーテル７２のルーメン７４内を挿通可能である。
更に、ガイドカテーテル７２はガイドワイヤ６６と同様
に体腔内で操舵可能あるいは配置可能である。
ようにその全体が６８で表された搬送カテーテルは中空
管状の可撓性収集チャンバ７０を備え、この収集チャン
バはガイドカテーテル７２のルーメン７４内に挿通する
ことができる。特に、図６から多分最も良く分かるよう
に、収集チャンバ７０の先端部７６は閉じており、この
先端部７６に近接した収集チャンバの壁部８０に形成さ
れた排出ポート７８を有している。この実施例の場合、
図５に示されているアクチュエータ８２は収集チャンバ
７０の基端部８４の壁部８０に形成され、この壁部は本
発明の作用と関連して後述する目的のためのシリンジ３
６もしくはその他の流体排出装置と係合可能である。図
６を参照して分かるように、搬送カテーテル６８はガイ
ドカテーテル７２のルーメン７４内を挿通可能である。
更に、ガイドカテーテル７２はガイドワイヤ６６と同様
に体腔内で操舵可能あるいは配置可能である。
【００２２】図７から分かるように、その全体が８６で
表された搬送カテーテルは収集チャンバ７０の壁部９０
内に埋設される可撓性の操舵部材８８を含めることがで
きる。特に、操舵部材８８はガイドワイヤ６６と同様な
態様で使用しかつ操作することができる。従って、部材
８８が収集チャンバ７０の一部として組み込まれると、
ガイドワイヤ６６もしくはガイドカテーテル７２の位置
決め能力を使用せずに収集チャンバ７０自体を体腔内に
配置することができる。
表された搬送カテーテルは収集チャンバ７０の壁部９０
内に埋設される可撓性の操舵部材８８を含めることがで
きる。特に、操舵部材８８はガイドワイヤ６６と同様な
態様で使用しかつ操作することができる。従って、部材
８８が収集チャンバ７０の一部として組み込まれると、
ガイドワイヤ６６もしくはガイドカテーテル７２の位置
決め能力を使用せずに収集チャンバ７０自体を体腔内に
配置することができる。
【００２３】図８は、本発明の搬送カテーテルの他の実
施例を示し、ガイド要素９６が収集チャンバ４４の先端
部９８から延びている。ガイド要素９６の先端部９８へ
の実際の取り付けは溶剤結合もくしは熱結合のような当
該技術分野において周知な手段により行うことができ
る。本発明のこの実施例において意図されているよう
に、搬送カテーテル１０の収集チャンバ４４を意図され
た体空内を挿通させるためにガイド要素９６を当該技術
分野において周知な態様で配置しかつ使用することがで
きる。専門技術者が認識するように、収集チャンバ４４
を適切に配置するのを補助するためにガイドカテーテル
９２を使用することができる。ガイドカテーテル９２が
収集チャンバ４４の壁部９０内に形成された排出ポート
を越えて延びる場合、排出ポート４８を通して生体物質
もしくは投薬を収集チャンバ４４から分配可能とする前
に、ガイドカテーテル９２を基端部に向かう方向に引出
して排出ポート４８を露出させなければならないという
ことが重要である。
施例を示し、ガイド要素９６が収集チャンバ４４の先端
部９８から延びている。ガイド要素９６の先端部９８へ
の実際の取り付けは溶剤結合もくしは熱結合のような当
該技術分野において周知な手段により行うことができ
る。本発明のこの実施例において意図されているよう
に、搬送カテーテル１０の収集チャンバ４４を意図され
た体空内を挿通させるためにガイド要素９６を当該技術
分野において周知な態様で配置しかつ使用することがで
きる。専門技術者が認識するように、収集チャンバ４４
を適切に配置するのを補助するためにガイドカテーテル
９２を使用することができる。ガイドカテーテル９２が
収集チャンバ４４の壁部９０内に形成された排出ポート
を越えて延びる場合、排出ポート４８を通して生体物質
もしくは投薬を収集チャンバ４４から分配可能とする前
に、ガイドカテーテル９２を基端部に向かう方向に引出
して排出ポート４８を露出させなければならないという
ことが重要である。
【００２４】図９において、本発明の他の実施例が示さ
れ、収集チャンバ４４の側壁部１００にガイドルーメン
１０２が形成されている。特に、ガイドルーメン１０２
は収集チャンバ４４の先端部５０に配置されている開口
１０４を有している。また、ガイドルーメン１０２は、
側壁部１００に沿って開口１０４から基端部に向かって
配置され、ガイドワイヤ６６を通過させることができる
通路を形成する他の開口１０６を有している。この形態
の場合、ガイドワイヤ６６は収集チャンバ４４を挿入さ
せる特定の体腔内に前置することができ、収集チャンバ
４４はガイドルーメン１０２を通してガイドワイヤ６６
を収容することができる。その後、収集チャンバ４４は
体腔の所望の位置に収集チャンバ４４の排出ポート４８
を配置するためにガイドワイヤ６６の上方を前進させる
ことができる。
れ、収集チャンバ４４の側壁部１００にガイドルーメン
１０２が形成されている。特に、ガイドルーメン１０２
は収集チャンバ４４の先端部５０に配置されている開口
１０４を有している。また、ガイドルーメン１０２は、
側壁部１００に沿って開口１０４から基端部に向かって
配置され、ガイドワイヤ６６を通過させることができる
通路を形成する他の開口１０６を有している。この形態
の場合、ガイドワイヤ６６は収集チャンバ４４を挿入さ
せる特定の体腔内に前置することができ、収集チャンバ
４４はガイドルーメン１０２を通してガイドワイヤ６６
を収容することができる。その後、収集チャンバ４４は
体腔の所望の位置に収集チャンバ４４の排出ポート４８
を配置するためにガイドワイヤ６６の上方を前進させる
ことができる。
【００２５】次に、図１０を参照すると、本発明による
搬送／移送カテーテルの他の実施例が示され、その全体
が２００で表されている。図示のように、移送カテーテ
ル２００は、雌哺乳動物のファロピーオ管１８内に挿入
することができる、可撓性の細長い複式ルーメンカテー
テルボディ２０２を含んでいる。カテーテルのボディ２
０２の基端部２０６のハブ２０４は、複式ルーメン移送
カテーテル２００をガイドワイヤブランチ２０８と流体
移送ブランチ２１０とに分岐する。ガイドワイヤブラン
チ２０８および流体移送ブランチ２０１の双方は夫々中
空チューブであり、ブランチ２０８および２１０の夫々
にアクセスするコネクタ２１２，２１４を夫々有してい
る。
搬送／移送カテーテルの他の実施例が示され、その全体
が２００で表されている。図示のように、移送カテーテ
ル２００は、雌哺乳動物のファロピーオ管１８内に挿入
することができる、可撓性の細長い複式ルーメンカテー
テルボディ２０２を含んでいる。カテーテルのボディ２
０２の基端部２０６のハブ２０４は、複式ルーメン移送
カテーテル２００をガイドワイヤブランチ２０８と流体
移送ブランチ２１０とに分岐する。ガイドワイヤブラン
チ２０８および流体移送ブランチ２０１の双方は夫々中
空チューブであり、ブランチ２０８および２１０の夫々
にアクセスするコネクタ２１２，２１４を夫々有してい
る。
【００２６】図１１に示すような先端部２１６の横断面
を有する、図１０に示すような移送カテーテル２００を
相互参照することにより多分分かるように、カテーテル
ボディ２０２にはガイドワイヤルーメン２１８と移送ル
ーメン２２０とが形成されているのが分かるであろう。
本発明において意図されているように、ガイドワイヤル
ーメン２１８は流体移送ルーメン２２０から分離されて
おり、これらのルーメンは互いにほぼ平行である。更
に、ガイドワイヤルーメン２１８は中空ガイドワイヤブ
ランチ２０８の継続であり、移送ルーメン２２０は中空
流体移送ブランチ２１０の継続である。
を有する、図１０に示すような移送カテーテル２００を
相互参照することにより多分分かるように、カテーテル
ボディ２０２にはガイドワイヤルーメン２１８と移送ル
ーメン２２０とが形成されているのが分かるであろう。
本発明において意図されているように、ガイドワイヤル
ーメン２１８は流体移送ルーメン２２０から分離されて
おり、これらのルーメンは互いにほぼ平行である。更
に、ガイドワイヤルーメン２１８は中空ガイドワイヤブ
ランチ２０８の継続であり、移送ルーメン２２０は中空
流体移送ブランチ２１０の継続である。
【００２７】図１１は、収集チャンバ２２２が移送ルー
メン２２０の先端部に形成されているのを示している。
特に、収集チャンバ２２２は、ほぼ円筒状で、カテーテ
ルボディ２０２の最先端チップ２２６に配置されている
ポート２２４が形成されている。図１２を相互参照する
ことにより、収集チャンバ２２２の基部に近接する移送
ルーメン２２０の一部はほぼ三日月状の横断面を有する
ことが分かるであろう。一方、図１３は、収集チャンバ
２２２がほぼ円形の横断面を有していることを示してい
る。
メン２２０の先端部に形成されているのを示している。
特に、収集チャンバ２２２は、ほぼ円筒状で、カテーテ
ルボディ２０２の最先端チップ２２６に配置されている
ポート２２４が形成されている。図１２を相互参照する
ことにより、収集チャンバ２２２の基部に近接する移送
ルーメン２２０の一部はほぼ三日月状の横断面を有する
ことが分かるであろう。一方、図１３は、収集チャンバ
２２２がほぼ円形の横断面を有していることを示してい
る。
【００２８】再度図１１を参照すると、ガイドワイヤル
ーメン２１８にはカテーテルボディ２０２の先端部２１
６に位置する開口２２８が形成されているのが分かるで
あろう。更に、ガイドワイヤルーメン２１８の開口２２
８は収集チャンバ２２２のポート２２４に対し傾斜して
いることが分かるであろう。開口２２８とポート２２４
との間の傾斜度の大きさである角度２３０は約３０度
（３０°）のオーダーである。開口２２８とポート２２
４との間の傾斜度は開口２２８をポート２２４から引込
み配置し、それにより少なくとも２つの有益な結果を生
じる。第１に、開口２２８を引込み配置することによ
り、ポート２２４だけがカテーテル２００の先端チップ
２２６に配置される。これは、ポート２２４を接合子９
４のような物質と整合容易にし、この物質を収集チャン
バ２２２内に吸引するのを容易にする。ポート２２４を
移送される物質と視覚で整合させることは、不透明材料
を使用して移送カテーテル２００の先端部２１６を形成
することにより更に容易となる。第２に、開口２２８を
引込み配置することにより、不所望の毛管現象により物
質がガイドワイヤルーメン２１８内に吸引される可能性
が最小化される。
ーメン２１８にはカテーテルボディ２０２の先端部２１
６に位置する開口２２８が形成されているのが分かるで
あろう。更に、ガイドワイヤルーメン２１８の開口２２
８は収集チャンバ２２２のポート２２４に対し傾斜して
いることが分かるであろう。開口２２８とポート２２４
との間の傾斜度の大きさである角度２３０は約３０度
（３０°）のオーダーである。開口２２８とポート２２
４との間の傾斜度は開口２２８をポート２２４から引込
み配置し、それにより少なくとも２つの有益な結果を生
じる。第１に、開口２２８を引込み配置することによ
り、ポート２２４だけがカテーテル２００の先端チップ
２２６に配置される。これは、ポート２２４を接合子９
４のような物質と整合容易にし、この物質を収集チャン
バ２２２内に吸引するのを容易にする。ポート２２４を
移送される物質と視覚で整合させることは、不透明材料
を使用して移送カテーテル２００の先端部２１６を形成
することにより更に容易となる。第２に、開口２２８を
引込み配置することにより、不所望の毛管現象により物
質がガイドワイヤルーメン２１８内に吸引される可能性
が最小化される。
【００２９】移送カテーテル２００を製造する場合、ガ
イドワイヤルーメン２１８と移送ルーメン２２０とを有
するカテーテルボディ２０２は関連技術分野において周
知な技術を使用して押出し成形される。カテーテルボデ
ィ２０２が押出し成形されると、移送ルーメン２２０は
当初カテーテルボディ２０２の全長に亘ってほぼ三日月
状の横断面を有している。その後、ピン（図示せず）が
カテーテルボディ２０２の先端部２２６の流体移送ルー
メン２２０内に挿入される。このピンは移送ルーメン２
２０内に約２インチ（約５cm）挿入され、その後引出さ
れて収集チャンバ２２２に収集チャンバ２２２とポート
２２４との双方を形成する。その後、ハブ２０４並びに
分岐ブランチ２０８および２１０が溶剤結合のような関
連技術分野において周知な手段によりカテーテルボディ
２０２の基端部２０６に取り付けることができる。
イドワイヤルーメン２１８と移送ルーメン２２０とを有
するカテーテルボディ２０２は関連技術分野において周
知な技術を使用して押出し成形される。カテーテルボデ
ィ２０２が押出し成形されると、移送ルーメン２２０は
当初カテーテルボディ２０２の全長に亘ってほぼ三日月
状の横断面を有している。その後、ピン（図示せず）が
カテーテルボディ２０２の先端部２２６の流体移送ルー
メン２２０内に挿入される。このピンは移送ルーメン２
２０内に約２インチ（約５cm）挿入され、その後引出さ
れて収集チャンバ２２２に収集チャンバ２２２とポート
２２４との双方を形成する。その後、ハブ２０４並びに
分岐ブランチ２０８および２１０が溶剤結合のような関
連技術分野において周知な手段によりカテーテルボディ
２０２の基端部２０６に取り付けることができる。
【００３０】本発明のために、移送カテーテル２００の
外径２３２は０．０５３インチ（約１．３５mm）以下で
あることが意図されている。しかし、ガイドワイヤルー
メン２１８は８／１０００インチ（約０．４６mm）のガ
イドワイヤを収容可能であり、円形の収集チャンバ２２
２は５／１００ミクロンより大きな径を有する必要があ
る。
外径２３２は０．０５３インチ（約１．３５mm）以下で
あることが意図されている。しかし、ガイドワイヤルー
メン２１８は８／１０００インチ（約０．４６mm）のガ
イドワイヤを収容可能であり、円形の収集チャンバ２２
２は５／１００ミクロンより大きな径を有する必要があ
る。
【００３１】作用において、好ましい実施例の搬送カテ
ーテル１０にまず生理食塩水のような生化学的に適合す
る流体でプライミングを行い、シリンジ３６が収集チャ
ンバ４４のアクチュエータポート３８に作動上、係合す
る。その後、収集チャンバ４４の排出ポート４８が、フ
ァロピーオ管１８内に案内される接合子９４を保持する
コンテナ（図示せず）に配置され、シリンジ３６を適切
に操作することにより接合子９４が排出ポート４８を通
って収集チャンバ４４内に引込まれる。接合子の代わり
に生殖体で搬送カテーテル１０にプライミングを行うこ
とも可能であることが分かるであろう。
ーテル１０にまず生理食塩水のような生化学的に適合す
る流体でプライミングを行い、シリンジ３６が収集チャ
ンバ４４のアクチュエータポート３８に作動上、係合す
る。その後、収集チャンバ４４の排出ポート４８が、フ
ァロピーオ管１８内に案内される接合子９４を保持する
コンテナ（図示せず）に配置され、シリンジ３６を適切
に操作することにより接合子９４が排出ポート４８を通
って収集チャンバ４４内に引込まれる。接合子の代わり
に生殖体で搬送カテーテル１０にプライミングを行うこ
とも可能であることが分かるであろう。
【００３２】ガイドワイヤ６６がまず雌性哺乳動物の膣
のような体腔内を挿通され、その先端部７６がファロピ
ーオ管１８の先端部２０に配置される。搬送カテーテル
１０のガイドチューブ４０はガイドワイヤ６６と係合し
てガイドワイヤ６６をガイドチューブ４０のルーメン４
２内に摺動可能に収容し、その後、搬送カテーテル１０
はガイドワイヤ６６に沿って所定位置に前進する。収集
チャンバ４４の排出ポート４８がファロピーオ管１８の
先端部に配置されると、接合子９４の収集チャンバ４４
からの排出はアクチュエータポート３８を通って流体を
収集チャンバ４４内に案内することにより行われる。本
発明に従い、この流体の案内はシリンジ３６もしくはそ
の他の液体排出装置を使用することにより行われる。
のような体腔内を挿通され、その先端部７６がファロピ
ーオ管１８の先端部２０に配置される。搬送カテーテル
１０のガイドチューブ４０はガイドワイヤ６６と係合し
てガイドワイヤ６６をガイドチューブ４０のルーメン４
２内に摺動可能に収容し、その後、搬送カテーテル１０
はガイドワイヤ６６に沿って所定位置に前進する。収集
チャンバ４４の排出ポート４８がファロピーオ管１８の
先端部に配置されると、接合子９４の収集チャンバ４４
からの排出はアクチュエータポート３８を通って流体を
収集チャンバ４４内に案内することにより行われる。本
発明に従い、この流体の案内はシリンジ３６もしくはそ
の他の液体排出装置を使用することにより行われる。
【００３３】本発明の他の実施例の作用において、ガイ
ドワイヤ６６ではなくガイドカテーテル７２が使用され
ている。この実施例の場合、収集チャンバ７０のプライ
ミングおよび収集チャンバ内への接合子９４の収集は、
本質的に好ましい実施例で上述した態様で行われる。そ
の後、ガイドカテーテル７２が体腔内に前置された後、
収集チャンバ７０がガイドカテーテル７２のルーメン７
４内を挿通され、ガイドカテーテル７２の先端部が膣を
通ってファロピーオ管１８の先端部２０内に配置される
まで、ガイドカテーテル７２に沿って前進する。排出ポ
ート７８がファロピーオ管１８の先端部２０に配置され
た後、接合子９４の排出はシリンジ３６もしくはその他
の流体排出装置によりアクチュエータポート３８を通し
て流体を収集チャンバ７０内に案内することにより行わ
れる。
ドワイヤ６６ではなくガイドカテーテル７２が使用され
ている。この実施例の場合、収集チャンバ７０のプライ
ミングおよび収集チャンバ内への接合子９４の収集は、
本質的に好ましい実施例で上述した態様で行われる。そ
の後、ガイドカテーテル７２が体腔内に前置された後、
収集チャンバ７０がガイドカテーテル７２のルーメン７
４内を挿通され、ガイドカテーテル７２の先端部が膣を
通ってファロピーオ管１８の先端部２０内に配置される
まで、ガイドカテーテル７２に沿って前進する。排出ポ
ート７８がファロピーオ管１８の先端部２０に配置され
た後、接合子９４の排出はシリンジ３６もしくはその他
の流体排出装置によりアクチュエータポート３８を通し
て流体を収集チャンバ７０内に案内することにより行わ
れる。
【００３４】図１０に示すカテーテル２００の作用にお
いて、先端チップ２２６がファロピーオ管１８に搬送さ
れる物質に近接して配置される。その後、物質（例え
ば、接合子９４）がポート２２４を通して収集チャンバ
２２２内に吸引される。媒体からファロピーオ管１８へ
の搬送中に生殖体もしくは接合子が落下しないようにす
るためには、物質が偶発的に排出されるのを妨げるバッ
ファを提供するために小さな気泡を収集チャンバ２２２
内に吸引することが賢明である。ガイドワイヤ６６がフ
ァロピーオ管１８内に前置され、ガイドワイヤ６６の基
端部が搬送カテーテル２００のガイドワイヤルーメン２
１８内に挿入される。その後、先端部２１６がファロピ
ーオ管１８内に適切に配置されるまで、搬送カテーテル
２００がガイドワイヤ６６に沿って前進する。その後、
シリンジ３６を作動させて物質を収集チャンバ２２２か
らファロピーオ管１８内に排出することができる。物質
が収集チャンバ２２２から排出された後、搬送カテーテ
ル２００がファロピーオ管１８から引出される。
いて、先端チップ２２６がファロピーオ管１８に搬送さ
れる物質に近接して配置される。その後、物質（例え
ば、接合子９４）がポート２２４を通して収集チャンバ
２２２内に吸引される。媒体からファロピーオ管１８へ
の搬送中に生殖体もしくは接合子が落下しないようにす
るためには、物質が偶発的に排出されるのを妨げるバッ
ファを提供するために小さな気泡を収集チャンバ２２２
内に吸引することが賢明である。ガイドワイヤ６６がフ
ァロピーオ管１８内に前置され、ガイドワイヤ６６の基
端部が搬送カテーテル２００のガイドワイヤルーメン２
１８内に挿入される。その後、先端部２１６がファロピ
ーオ管１８内に適切に配置されるまで、搬送カテーテル
２００がガイドワイヤ６６に沿って前進する。その後、
シリンジ３６を作動させて物質を収集チャンバ２２２か
らファロピーオ管１８内に排出することができる。物質
が収集チャンバ２２２から排出された後、搬送カテーテ
ル２００がファロピーオ管１８から引出される。
【００３５】種々の異種類の物質を搬送するために搬送
カテーテル２００を使用可能であることが分かるであろ
う。上述のように、搬送カテーテル２００は雌を妊娠さ
せるために接合子をファロピーオ管１８内に配置するの
に有用である。また、搬送カテーテル２００は生化学サ
ンプルをファロピーオ管１８に移送しもしくはファロピ
ーオ管１８から移送し、診断薬および治療薬を直接ファ
ロピーオ管に移送するのに使用することができる。
カテーテル２００を使用可能であることが分かるであろ
う。上述のように、搬送カテーテル２００は雌を妊娠さ
せるために接合子をファロピーオ管１８内に配置するの
に有用である。また、搬送カテーテル２００は生化学サ
ンプルをファロピーオ管１８に移送しもしくはファロピ
ーオ管１８から移送し、診断薬および治療薬を直接ファ
ロピーオ管に移送するのに使用することができる。
【００３６】本願において図示しかつ詳細に記載した特
定した搬送カテーテルは前述の目的および効果を充分に
提供可能であるが、本発明の現在の好ましい実施例の単
なる例示であり、添付特許請求の範囲に記載したもの以
外の制限は本願で示されている構造もしくはデザインの
詳細に対し意図されていないことが理解されるべきであ
る。
定した搬送カテーテルは前述の目的および効果を充分に
提供可能であるが、本発明の現在の好ましい実施例の単
なる例示であり、添付特許請求の範囲に記載したもの以
外の制限は本願で示されている構造もしくはデザインの
詳細に対し意図されていないことが理解されるべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】体腔を通って作動上、配置された本発明を図式
的に示す図。
的に示す図。
【図２】本発明による搬送カテーテルの好ましい実施例
の斜視図。
の斜視図。
【図３】図２の線III −III に沿うカテーテルの横断面
図。
図。
【図４】図２の線IV−IVに沿うカテーテルの横断面図。
【図５】本発明による搬送カテーテルの他の実施例の斜
視図。
視図。
【図６】図５の線VI−VIに沿うカテーテルの一部分の横
断面図。
断面図。
【図７】可撓性ガイド部材を有する、図５に示すカテー
テルの一部分の横断面図。
テルの一部分の横断面図。
【図８】搬送カテーテルの先端部から延びる可撓性ガイ
ド部材を有する、図７に示すカテーテルの他の実施例の
一部分の横断面図。
ド部材を有する、図７に示すカテーテルの他の実施例の
一部分の横断面図。
【図９】図２の線III −III に沿う本発明の他の実施例
の一部分の横断面図。
の一部分の横断面図。
【図１０】本発明による搬送カテーテルの平面図。
【図１１】図１０の線XI−XIに沿うカテーテルの先端部
の横断面図。
の横断面図。
【図１２】図１１の線XII −XII に沿うカテーテルの横
断面図。
断面図。
【図１３】図１１の線XIII−XIIIに沿うカテーテルの横
断面図。
断面図。
１０ 搬送カテーテル １２ 雌生殖系 １４ 卵巣 １６ 卵 １８ ファロピーオ管 ２０ 先端部 ２２ 釆 ２４ 卵釆 ２６ オス エクスタニューム ２８ 頚部 ３０ 子宮 ３２ 開口 ３４ 先端部 ３６ シリンジ ３８ アクチュエータポート ４０ ガイドチューブ ４２ ルーメン ４４ 収集チャンバ ４６ シース ４８ 排出ポート ５０ 先端部 ５２ 基端部 ５４ シール ５６ 先端部 ６０ 壁部 ６６ ガイドワイヤ ６８ 搬送カテーテル ７０ 収集チャンバ ７４ ルーメン ７６ 先端部 ８０ 壁部 ８６ 搬送カテーテル ８８ 操舵部材 ９２ ガイドカテーテル ９４ 接合子 ９６ ガイド部材 ９８ 先端部 １００ 側壁部 １０２ ガイドルーメン １０４，１０６ 開口 ２００ 搬送カテーテル ２０２ カテーテルボディ ２０４ ハブ ２０６ 基端部 ２０８，２１０ ブランチ ２１２，２１４ コネクタ ２１６ 先端部 ２１８ ガイドワイヤルーメン ２２０ 移送ルーメン ２２２ 収集チャンバ ２２４ ポート ２２６ 先端チップ ２２８ 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート エス．シェンケン アメリカ合衆国テキサス州サン アントニ オ，モナーク パス ドライブ 21502 (72)発明者 ブライアン エム．パッカード アメリカ合衆国ミネソタ州モンティセロ, ボックス 22エイ，ルート ２ (72)発明者 ジョナハン カガン アメリカ合衆国ミネソタ州プリマウス，イ ンダストリアル パーク ブールバード 13845
Claims (21)
- 【請求項１】 物質を移送するためのカテーテルであっ
て、 先端部と基端部とを有する可撓性のカテーテルボディを
備え、このカテーテルが移送ルーメンに並置したガイド
ワイヤルーメンを形成され、この移送ルーメンが前記カ
テーテルボディの先端部でポートを形成された収集チャ
ンバを有し、このガイドワイヤルーメンはカテーテルボ
ディの先端部に開口を有し、この開口は前記ポートに対
して傾斜し、前記ガイドワイヤルーメンの開口を移送ル
ーメンのポートから効果的に引込み配置し、更に、 前記移送ルーメンの基端部に接続可能で、流体連通して
前記ポートを通して前記物質をチャンバ内に引込み、こ
の後にこの物質を排出するための装置を備えるカテーテ
ル。 - 【請求項２】 前記物質は、生体組織である請求項１記
載のカテーテル。 - 【請求項３】 前記物質は、薬剤である請求項１記載の
カテーテル。 - 【請求項４】 前記物質は、生殖体もしくは接合子であ
る請求項１記載のカテーテル。 - 【請求項５】 前記ポートとチャンバとは、保持用サブ
ストレートの媒体から雌哺乳動物質のファロピーオ管に
移送するために、生殖体と接合子との少なくとも一方を
収容しかつ保持する寸法に形成されている請求項４記載
のカテーテル。 - 【請求項６】 更にガイドワイヤを備え、このガイドワ
イヤはファロピーオ管に近接するための前置可能で、こ
のガイドワイヤに沿って前記カテーテルをファロピーオ
管内まで前進させるためにこのカテーテルのガイドワイ
ヤルーメン内に収容される寸法に形成されている請求項
５記載のカテーテル。 - 【請求項７】 前記可撓性のカテーテルボディの先端部
は、生殖体もしくは接合子を前記媒体からチャンバ内に
引込むときに、前記先端部を視覚で位置決め容易とする
ために、不透明材料で形成されている請求項６記載のカ
テーテル。 - 【請求項８】 前記移送ルーメンに流体連通するために
結合可能な装置は、シリンジである請求項１記載のカテ
ーテル。 - 【請求項９】 前記収集チャンバに近接する移送ルーメ
ンは、ほぼ三日月状形状である請求項１記載のカテーテ
ル。 - 【請求項１０】 前記移送ルーメンはガイドワイヤルー
メンにほぼ平行でかつこれから分離しており、流体を移
動するときに前記移送ルーメン内の流体摩擦を減少する
請求項１記載のカテーテル。 - 【請求項１１】 雌哺乳動物質のファロピーオ管内に前
置可能なガイドワイヤと、 先端部と、基端部と、前記ガイドワイヤを通して収容す
るためのガイドワイヤルーメンおよびこのガイドワイヤ
ルーメンにほぼ平行に配置された移送ルーメンからなる
複式ルーメンとを有し、この移送ルーメンが前記先端部
にポートを持つ収集チャンバを形成され、このガイドワ
イヤルーメンが前記先端部に傾斜した開口を形成されて
この開口を前記ポートから引込ませる複式ルーメンのカ
テーテルボディと、 前記移送ルーメンに流体連通する状態に係合可能で、前
記収集チャンバ内に物質を吸引しかつこの収集チャンバ
から前記物質を排出するための手段と、を備える移送カ
テーテル。 - 【請求項１２】 前記カテーテルボディは、可撓性であ
る請求項１１記載のカテーテル。 - 【請求項１３】 前記ガイドワイヤルーメンは、前記ガ
イドワイヤを収容して前記カテーテルボディをファロピ
ーオ管内に前進させる寸法に形成されている請求項１１
記載のカテーテル。 - 【請求項１４】 前記物質は、生殖体もしくは接合子で
ある請求項１１記載のカテーテル。 - 【請求項１５】 前記ポートとチャンバとは、保持用サ
ブストレートの媒体から雌哺乳動物質のファロピーオ管
に移送するために、生殖体と接合子との少なくとも一方
を収容しかつ保持する寸法に形成され、前記可撓性のカ
テーテルボディの先端部は、生殖体と接合子との少なく
とも一方を前記媒体からチャンバ内に引込むときに、前
記先端部を視覚で位置決め容易とするために、不透明材
料で形成されている請求項１４記載のカテーテル。 - 【請求項１６】 前記吸引する手段はシリンジである請
求項１１記載のカテーテル。 - 【請求項１７】 前記収集チャンバに近接する移送ルー
メンは、ほぼ三日月状形状であり、ガイドワイヤルーメ
ンから分離しており、流体を移動するときに前記移送ル
ーメン内の流体摩擦を減少する請求項１１記載のカテー
テル。 - 【請求項１８】 移送カテーテルを製造するための方法
であって、 先端部と、基端部と、一方が前記先端部に開口を持ちか
つガイドワイヤを挿通させて収容するほぼ円形断面を持
つガイドワイヤルーメンであり、他方が内部を通して流
体連通を形成するためのほぼ三日月状断面を持つ移送ル
ーメンである複式ルーメンとを有する長い複式ルーメン
カテーテルボディを押出し成形し、 前記三日月状移送ルーメンの先端部内にピンを挿入し
て、ほぼ円筒状の収集チャンバを形成し、前記カテーテ
ルボディの先端部でこの収集チャンバにポートを形成
し、 前記円形状ルーメンの前記開口に交差する方向に、前記
カテーテルボディの先端部を傾斜させ、円形状ルーメン
の開口を前記収集チャンバの前記ポートから効果的に引
込み配置する、方法。 - 【請求項１９】 前記移送ルーメンに流体連通する状態
に吸引手段を取付け、前記収集チャンバ内に物質を吸引
しかつこれから物質を排出するために、移送ルーメンの
基端部にコネクタを取付けるステップを備える請求項１
８記載の方法。 - 【請求項２０】 前記ガイドワイヤルーメンは前記移送
ルーメンとほぼ平行であり、前記カテーテルボディの先
端部は不透明材料で形成される請求項１９記載の方法。 - 【請求項２１】 前記ガイドワイヤルーメンは前記移送
ルーメンとほぼ平行であり、前記カテーテルボディの先
端部は半透明材料で形成される請求項１９記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US881778 | 1992-05-12 | ||
| US07/881,778 US5273527A (en) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | Delivery catheter |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663143A true JPH0663143A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=25379197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5109002A Pending JPH0663143A (ja) | 1992-05-12 | 1993-05-11 | カテーテル |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5273527A (ja) |
| EP (1) | EP0570102B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0663143A (ja) |
| DE (1) | DE69313510T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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