JPH06503502A - 二重管腔式卵母細胞吸引針 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 二重管腔式卵母細胞吸引針 発明の背景 １、　発明の分野 本発明は、外科的に補助された生殖過程において使用するための、患者の卵巣か ら卵母細胞を採集するに際して使用するための装置に関し、より具体的には二重 管腔式卵母細胞収集装置に関する。

２、　先行技術の検討 体外受精（ＩＶＦ）及び配偶子卵管内移植（ＣＩＦＴ）のような外科的に補助さ れた生殖技術は、不妊症の治療のための広く受け入れられた臨床的方法となって いる。過去数年間に、試験室技術の進歩と医師の熟練とか、妊娠成功の機会を有 意に改善してきた。

ＩＶＦは、ｉｎ　ｖｉｔｒｏ　（すなわち子宮外）における女性の卵母細胞又は 卵の受精を含む。ＧＴＦＴにあっては、受精は１ｎｖｉｖｏ（すなわち子宮内） で起こる。これらの受精方法のいずれを用いるかに関わりなく、卵母細胞が、吸 引針を用いて腹腔鏡的又は経膣的手順のいずれかによって、卵胞（卵母細胞を含 む卵巣上の袋状の構造）から採取される。

卵母細胞の採取手順に際しては、針の先端が患者の卵巣に接触するよう、比較的 長い吸引針が膣又は腹部より患者内へ挿入される。

その目的は、卵巣上の一個の卵胞を穿刺し、−個の卵母細胞を針を通して抜き取 ることである。一般的に、針の根元側末端は可撓性のチューブに連結されており 、それは次いて試験管及び真空源の双方に連結されている。真空源は、卵胞から の卵母細胞の吸引を許容するためにチューブ及び針を通ずる吸引を提供する。

卵胞液が吸引されるとき、それは針及びチューブを通って試験管内へと移動する 。試験管の内容物は、卵母細胞か存在するか否かを判定するために顕微鏡的に一 定時間間隔て検査される。場合によっては、卵母細胞は針内又は卵胞内に留まり 容易には吸引できないこともあろう。そのような例においては、卵母細胞を除去 して試験管内への卵母細胞の吸引を許容するために卵胞及び針を潅流することが 必要であろう。

２つの異なった針タイプが最近、卵母細胞採取のために使用されている。一つの 針タイプは、単−管腔式の装置である。このタイプは、実施されるいかなる潅流 も、吸引に用いられるのと同じ液体流路（すなわち管腔）を通して行われるべき ことを必要とする。そのような例においては、もし−個の卵母細胞が該液体流路 に留まると、その卵母細胞は潅流手順に際して実際は卵胞内へと洗い戻されるで あろう。従って、単一管腔の装置の使用は、潅流手順に際して、卵母細胞の喪失 の可能性を生み出すてあろう。このため、医師のうちには、卵母細胞の採取に二 重管腔式の装置の使用を好む者もいる。二重管腔式装置は、吸引のための第１の 液体流路すなわち管腔、及び、潅流のための第２の液体流路を有する。分離され た流路の使用は、従って潅流手順に際して吸引流路からの卵母細胞の洗い出しの 可能性を減少させる。

上述のように、各卵母細胞は液体か満たされた袋すなわち卵胞内に位置している 。卵母細胞が採取できる前に、医師は、卵母細胞を損傷し又は失うことなく採取 に先んじて正確に容袋を穿刺てきなくてはならない。袋を綺麗に穿刺するために 、全ての卵母細胞収集装置は、尖らせた斜めの先端を有するカニユーレを含む。

理想的には、袋を穿刺して卵母細胞を遊離させるために、先端は穏やかに卵胞内 へ挿入される。

明らかに、先端か回転するとき医師が先端の配向及び位置を知っていることが非 常に重要である。従って、斜めの先端の配向を容易に判定するための手段を提供 すること及び医師が滑らかに先端を回転させることを許容する手段を提供するこ とへの需要がある。残念なことに、多くの卵母細胞収集装置は、半径方向に外方 へと延びるカニユーレを含む。一般的に、半径方向に外方へと延びるいかなるカ ニユーレも、患者の卵巣を損傷することなく医師が装置を滑らかに回転させるこ とを困難にする。もしも患者の卵巣が損傷されると、患者の妊娠能力を更に悪化 させる。従って、卵母細胞収集装置を滑らかに回転させること、及び、そうして 患者の卵巣を損傷することなく卵母細胞を採取できることが極めて重要である。

発明の概要 人の卵母細胞を女性の卵巣から採取するための装置が記述される。該装置は、先 端及び根元側末端を有する第１のハブを含む。該第１のハブは、その先端から根 元側末端へと延びている中央流路を含む。

該装置はまた、先端及び根元側末端を有する第２のハブをも含む。第２のハブの 先端は、第１のハブの根元側末端に連結している。

第２のハブは、その先端から根元側末端へと延びる第１及び第２の流路を有する 。該第１及び第２の流路は、第１のハブ内の中央流路と液体連通している。

装置はまた、内壁及び外壁を有する外側カニユーレをも含む。該外側カニユーレ の根元側末端は、第１のハブの先端に取り付けられている。該外側カニユーレの 内壁は、液体流路を形作る。この液体流路は、第１のハブの中央流路と液体連通 している。

装置はなおも更に、先端及び根元側末端を有しやはり内壁及び外壁をも存する、 一体となった吸引カニユーレをも含む。吸引カニユーレの先端は第２のハブの根 元側末端に取り付けられている。一体となった吸引カニユーレの各部は、（１） 第２のハブの第１の流路を通って、（２）　第１のハブの中央流路を通って、そ して（３）実質的に外側カニユーレの長さにわたって延びる。実質的に外側カニ ユーレの長さをにわたって延びる吸引カニユーレの部分は、外側カニユーレの内 壁内に及びこれに実質的に平行に配置されている。

吸引カニユーレは、第２のハブの根元側末端から延びる別の部分を有する。吸入 カニユーレの内壁は、第１及び第２のハブを通して外側カニユーレの先端から卵 母細胞を抜き取るために使用される内側吸入流路を形成する。

装置はまた、第２のハブの根元側末端に取り付けられた側方カニユーレをも含む 。側方カニユーレの一部は、第２のハブの第２０流路を通って延びそして第１の ハブの中央流路に液体連通している。

側方流路、吸入カニユーレの外壁及び外側カニユーレの内壁は、外側潅流流路を 形成する。外側潅流流路は、側方カニユーレの根元側末端から外側カニユーレの 先端へど延びる。

側方カニユーレは、第２のハブの根元側末端から軸方向に外方へ延びる部分を有 する。第２のハブの根元側末端から軸方向に外方へ延びる吸引カニユーレ及び側 方カニユーレの各部は、装置が一層容易にそして滑らかに回転されることを許容 するために、互いに平行である。

装置はなおも更に、吸引カニユーレの根元側末端に取り付けられた先端を有する 収集チューブを含む。収集チューブの根元側末端は試験管に、そして、真空源に 取り付けられている。この収集チューブの目的は、吸引カニユーレに真空を適用 する手段を提供し、そして卵母細胞を吸引流路から試験管へと移すことである。

最後に、装置は、側方カニユーレの根元側末端に取り付けられた先端を存する潅 流チューブを含む。潅流媒体は、患者の卵胞内に又は吸引流路内に留まっている 卵母細胞を洗い流すために、必要に応じて、潅流チューブを通して潅流流路内へ と注入され得る。がてきる。

好ましい具体例においては、装置は、外側カニユーレの先端に傾斜先端を含み、 第１のハブ上に該傾斜先端に対応した窪んた領域を含む。この窪んだ領域は、卵 母細胞の採取に先立って患者の卵胞を穿孔する目的で、傾斜先端が滑らかに回転 されるように傾斜先端を配向させるために使用することができる。

図面の簡単な説明 図１は、本発明の好ましい具体例の透視図であり、図２は、液体吸引流路を示す 好ましい具体例の断面図であり、図３は、液体潅流流路を示す好ましい具体例の 断面図であり、図４は、本発明の好ましい具体例の第２のハブを示す断面図であ り、そして 図５は、好ましい具体例のハブの側面図である。

卵母細胞収集袋！１０の好ましい具体例の分解透視図である図１を今や参照する 。該装置は、先端及び根元側末端１４．１６を有する第１のハブ１２を含む。第 １のハブ１２は、それを貫通して延びる中央流路１８を有する（図２）。流路１ ８は、先端１４から根元側末端１６へと延びる。

装置１０はまた、先端及び根元側末端２２．２４を有する第２のハブ２０をも含 む。第２のハブ２０は、第２のハブ２０の先端２２から根元側末端２４へと延び る第１及び第２の流路２６．２８を有する。第１及び第２０流路２６及び２８は 、第１のハブの根元側末端１６において第１のハブ１２内の中央流路１８と液体 連通している。

装置１０はまた、内壁及び外壁３２．３４を有する外側カニユーレ３０をも含む 。外側カニユーレ３０は、第１のハブ１２の先端１４に取り付けられている。外 側カニユーレ３ｏは、第１のハブ１２の中央流路１８と液体連通している。

装！１０はなおも更に、先端及び根元側末端３８．４ｏを有する一体となった吸 引カニユーレ３６を含む。吸引カニユーレ３６はまた、内壁及び外壁４２．４４ をも含む。吸引カニユーレ３６は、第２のハブ２０の根元側末端２４に取り付け られている。吸引カニユーレ３６は、第２のハブ２０の第１の流路２６を通って 延びる。吸引カニユーレ３６はまた、第１のハブ１２の中央流路１８を通って延 びる。最後に、吸引カニユーレ３６は、吸引カニユーレ３６の外壁４４が外側カ ニユーレ３０の内壁３２内にそしてこれと平行に配置されるように、外側カニユ ーレ３０の実質的に全長にわたって延びる。こうして、吸引流路５０か、外側流 路３ｏの先端４６がら吸引カニユーレ３６の内壁４２を通って作り出される。

吸引カニユーレはまた、第２のハブ２０の根元側末端２４から軸方向に外方へ延 びる部分４８をも有する。吸引カニユーレ３６の内壁４２は、卵母細胞を外側カ ニユーレ３０の先端４６から第１及び第２のハブ１２．２０を通して抜き取るた めの、内側吸引流路５２を形成する。

側方カニユーレ５４が、第２のハブ２０の根元側末端２４に取り付けられている 。側方カニユーレ５４は、第２のハブ２０の第２の流路２８を通って延びる。側 方カニユーレ５４は、第１のハブ１２の中央流路１８と液体連通している。側方 カニユーレ５４、吸引カニユーレ３６の外壁４４及び外側カニユーレ３０の内壁 ３２は、図３に示した外側潅流流路５６を形成する。外側潅流流路５６は、側方 カニユーレ５４の根元側末端５８から外側カニユーレ３０の先端４６へと延びる 。

側方カニユーレ５４は、第２のハブ２０の根元側末端２４から軸方向に外方へ延 びる吸引カニユーレと側方カニユーレ４８．６０とが互いに平行であるように、 第２のハブ２０の根元側末端２４から軸方向に外方へ延びる部分６０を有する。

このことは重要である。

なぜなら、それは、医療手順に際して医療要員が滑らかに装置ｌＯを回転させる ことを許容するからである。もしも側方カニユーレ５４が第２のハブ２０から半 径方向に外方へ延びていると、側方カニユーレ５４は、装置１０の滑らかな回転 を阻害するであろう。

好ましい具体例においては、収集チューブ６２が、吸引カニユーレ３６の根元側 末端４０に取り付けられている。真空源（図示せず）が、吸引流路５２に真空を 提供するために収集チューブ６２に取り付けられることかできる。真空は、卵母 細胞を患者の卵胞から抜き取りそしてその卵母細胞を収集チューブ６２に取り付 けられた試験管６４内に入れるための手段を提供する。

潅流チューブ６６が、潅流流路５６に潅流媒体を供給するために、側方カニユー レ５４の根元側末端５８に取り付けられている。

好ましい具体例においては、外側カニユーレ３０の先端４６は、穿刺目的に使用 することができる鋭利な傾斜先端６８を備える。第１のハブ１２は、多角形を形 成する複数の平らな外側表面７０を備える（図５）。好ましい具体例においては 、該多角形は６角形である。

好ましい具体例においては、核子らな表面の１つ７２は、鋭利な傾斜先端６８に 対応する窪んだ領域７４を含む。第１のハブ１２上に傾斜先端６８に対応する窪 んだ領域７４を有することによって、医師は、傾斜先端６８の配向を正確に決定 することができる。超音波スクリーン上で針先がしばしば点線として現れること から、窪んだ領域７４が鋭利な傾斜先端６８の先と一直線になっているという事 実は、医師が点６８の実際の位置及び配向を正確に決定することを許容する。従 って、医師は、卵胞を穿刺して一個の卵母細胞を遊離させるために傾斜先端６８ を患者の卵胞の内側で滑らかに回転させることができる。

好ましい具体例においては、第２のハブ２０の根元側末端２４から収集チューブ 及び潅流チューブ６２．６６へと延びるスリーブ７６もまた備えられている。ス リーブ７６は、第２のハブ２０の根元側末端２４から軸方向に外方へ延びる側方 カニユーレ及び吸引カニユーレ５４．３６の一部６０．４８を取り囲む。スリー ブ７６は、収集チューブ及び潅流チューブ６２．６６が、側方カニユーレ及び吸 引カニユーレ５４．３６の根元側末端５８．４０において圧潰するのを防止する 。

好ましい具体例においては、側方カニユーレ及び吸引カニユーレ５４．３６は、 ３０４グレードのステンレススチールより形成されている。第１及び第２のハブ １２．２０は、３０３グレードのステンレススチールより形成されている。収集 チューブ６２及び潅流チューブ６６は、ポリマー材料より形成されている。好ま しい具体例においては、該ポリマー材料はポリエチレンである。

装置は、最初に外側カニユーレ３０を第１のハブ１２の先端１４に接着剤を用い て取り付けることによって組み立てられる。次いで、側方カニユーレ５４が、第 ２のハブ２０の根元側末端２４に取り付けられる。第１及び第２のハブ１２．２ ０は、次いで、機械的に嵌め込まれる。吸引カニユーレ３６は、第２のハブ２０ の根元側末端２４に挿入され、第１のハブ１２の中央流路１８の全長、そして実 質的に外側カニユーレ３０の内壁３２の全長にわたって通される次いで、収集チ ューブ６２及び清流チューブ６６が、吸引カニユーレ３６の根元側末端４０及び 側方カニユーレ５４の根元側末端５８に取り付けられる。スリーブ７６が次いで 、収集チューブ６２、潅流チューブ６６及び吸引カニユーレ３６及び側方カニユ ーレ５４の根元側末端４０．５８のつなぎ目を覆って配置される。

卵母細胞採取手順に際して、外側カニユーレ３ｏの先端４６は、患者の骨盤腔に 挿入され腹腔鏡による又は超音波による案内を用いて卵胞へ向けられる。カニユ ーレは、視覚化のため腹腔鏡を用いて経腹部的に、又は超音波案内の下て経膣的 に挿入されることかできる。外側カニユーレ３０の先端４６が卵胞の領域内に位 置していることが決定されると、装置ＩＯの傾斜先端６８は卵胞内へ穏やかに挿 入される。外側カニユーレの先端４６が卵胞に入った直後に、卵母細胞と卵胞液 とを吸引するために吸引流路５２に真空か適用される。吸引手順に際して、卵母 細胞を追い出すために傾斜先端６８か穏やかに内側卵胞壁をこするよう、装置１ ０は穏やかに回転される。この回転は、卵胞内掻爬と呼ばれる。他の卵母細胞を 含むかも知れない隣接のいかなる卵胞をも損傷しないことか重要であることから 、そして患者の卵巣に外傷を与えないことが重要であることから、この回転手順 が非常に滑らかに行われることが極めて重要である。従って、傾斜先端６８の位 置か正確に決定できる装置ｌＯを提供することは非常に有利である。本発明の好 ましい具体例は、傾斜先端６８の配向に直接対応したハブ１２上の窪み領域７４ を有することによってこの目標に到達した。窪んだ領域に対応した傾斜先端の配 向は、医師が原点の実際の位置と配向を正確に決定し針刺人の深さを推定するこ とを許容する。もう一つの目標は、滑らかに回転てきる装置を提供することであ る。この目標は、指先の間での「転がりＪ運動を許容する六角形を存するハブを 提供することによって到達される。この目標はまた、第２のハブ２０の根元側末 端２４から軸方向外方へ延びそれにより第２のハブ２０の側面７８からいかなる 突出も除去する側方カニユーレ５４及び吸引カニユーレ３６を備えることによっ ても到達される。

本発明は特定の具体例を参照して詳細に記述されたか、種々の変更及び修正が本 発明の精神及び範囲から外れることなくなしうろことは、当業者に明らかであろ う。

ＦＩＧ、４ ＦＩＧ、５ 国際調査報告　。、、Ｔ／ＩＩ、。７．。８，３゜

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．女性の卵巣からヒト卵母細胞を採取するための装置であって（ａ）先端と根 元側末端とを有する第１のハブであって、前記先端から前記根元側末端へと延び る中央流路を有するものである第１のハブと、 （ｂ）先端と根元側末端とを有する第２のハブであって、前記先端から前記根元 側末端へと延びる第１及び第２の流路を有し、前記第１及び第２の流路が前記第 １のハブの前記根元側末端において前記第１のハブ内の前記中央流路と液体連通 しているものである第２のハブと、 （ｃ）内壁及び外壁を有する外側カニューレであって、前記第１のハブの前記先 端に取り付けられており、前記第１のハブの前記中央流路と液体連通していもの である外側カニューレと、（ｄ）先端と根元側末端及び内壁と外壁とを有する吸 引カニューレであって、前記第２のハブの前記根元側末端に取り付けられており 、 前記第２のハブの前記第１の流路と、 前記第１のハブの前記中央流路とを通って延び、そして前記吸引カニューレの前 記外壁が前記外側カニューレの内壁内に配置され且つこれと実質的に平行になる よう、実質的に前記外側カニューレの長さにわたって延びているものであり、前 記第２のハブの前記根元側末端から軸方向外方へ延びる部分をも有し、前記外側 カニューレの前記先端から前記第１及び第２のハブを通して卵母細胞を抜き取る ために前記吸引カニューレの内壁が内部吸引流路を形成しているものである吸引 カニューレと、（ｅ）前記第２のハブの前記先端に取り付けられた側方カニュー レであって、前記第２のハブの前記第２の流路を通って延び且つ前記第１のハブ の前記中央流路と液体連通しており、該側方カニューレと、前記吸引カニューレ の前記外壁と前記外側カニューレの内壁とが前記側方カニューレの根元側末端か ら前記外側カニューレの前記先端へと延びる外側灌流流路を形成しているもので ある側方カニューレと、 （ｆ）前記第２のハブの前記根元側末端から軸方向外方へ延びる前記吸引カニュ ーレ及び側方カニューレの各部分が互いに平行であるように、前記側方カニュー レが前記第２のハブの前記先端から軸方向外方へ延びる部分を有しており、 （ｇ）前記吸引流路に真空を提供しそして前記吸引流路から卵母細胞を受け取る ために前記吸引カニューレの根元側末端に取り付けられた収集チューブと、そし て （ｈ）前記灌流流路に灌流媒体を供給するために前記側方カニューレの前記根元 側末端に取り付けられた灌流チューブとからなるものである装置。
2. ２．前記外側カニューレの前記先端が更に穿刺目的の鋭利な傾斜先端を含みそし て前記第１のハブが更に、医療要員が前記傾斜先端を配向させることを許容する ために及び前記装置の回転の容易さを提供するために、その一つの平らな表面が 前記傾斜先端に対応した窪んだ領域を有するものである、多角形を形成する多数 の平らな外表面を含むものである、請求項１に記載の装置。
3. ３．前記収集及び灌流チューブか前記側方カニューレ及び吸引カニューレの前記 根元側末端において圧潰するのを防止するために前記第２のハブの前記根元側末 端から前記収集チューブ及び灌流チューブヘと延びそして前記第２のハブの前記 根元側末端から軸方向に外方へ延びる前記側方カニューレ及び吸引カニューレを 取り囲みむものであるスリーブを更に有する、請求項１に記載の装置。
4. ４．前記多数の平らな外表面が六角形を形成するものてある、請求項２に記載の 装置。
5. ５．前記第１のハブ、前記第２のハブ、前記外側カニューレ、前記吸引カニュー レ及び側方カニューレがステンレススチールで形成されているものである、請求 項１に記載の装置。
6. ６．卵母細胞の採取に際して視覚化を許容するために前記収集チューブ及び灌流 チューブが実質的に透明な材料で形成されているものである、請求項１に記載の 装置。
7. ７．前記スリーブ並びに前記収集チューブ及び灌流チューブがいずれも可撓性ポ リマー材料で形成されているものである、請求項３に記載の装置。