JPH066313A - 量子化ビット数割当方法 - Google Patents
量子化ビット数割当方法Info
- Publication number
- JPH066313A JPH066313A JP4165177A JP16517792A JPH066313A JP H066313 A JPH066313 A JP H066313A JP 4165177 A JP4165177 A JP 4165177A JP 16517792 A JP16517792 A JP 16517792A JP H066313 A JPH066313 A JP H066313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bit number
- signal
- bits
- quantized
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/66—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission
- H04B1/665—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission using psychoacoustic properties of the ear, e.g. masking effect
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】オーディオ信号の高能率符号化処理において、
量子化ビット数割当処理の処理時間を短縮する。 【構成】ステップ1〜3で複数の帯域信号Biの中から
SMRmaxを与える帯域信号Bmaxを選択し、割当
可能な最大量子化ビット数Nmaxを割当て、最大量子
化ビット数NmaxのSNRからSMRmaxを減算し
てNMRmaxを算出する。ステップ4〜6で帯域信号
Bmax以外の全帯域信号Biに与える量子化ビット数
を0から順次増加しその都度NMRを算出し、NMRm
ax超過時の量子化ビット数Nicを仮割当しその合計
値SNを算出し、割当可能量子化ビット数合計値LN以
上かどうかを判定する。ステップS7,8で、超過量子
化ビット数の合計値ONを求め、帯域信号Biの数で割
算し、商Uの整数部分を仮割当量子化ビット数Nicか
ら減算し割当量子化ビット数Niを求める。
量子化ビット数割当処理の処理時間を短縮する。 【構成】ステップ1〜3で複数の帯域信号Biの中から
SMRmaxを与える帯域信号Bmaxを選択し、割当
可能な最大量子化ビット数Nmaxを割当て、最大量子
化ビット数NmaxのSNRからSMRmaxを減算し
てNMRmaxを算出する。ステップ4〜6で帯域信号
Bmax以外の全帯域信号Biに与える量子化ビット数
を0から順次増加しその都度NMRを算出し、NMRm
ax超過時の量子化ビット数Nicを仮割当しその合計
値SNを算出し、割当可能量子化ビット数合計値LN以
上かどうかを判定する。ステップS7,8で、超過量子
化ビット数の合計値ONを求め、帯域信号Biの数で割
算し、商Uの整数部分を仮割当量子化ビット数Nicか
ら減算し割当量子化ビット数Niを求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は量子化ビット数割当方法
に関し、特にオーディオ信号の高能率符号化処理におけ
る量子化ビット数割当方法に関する。
に関し、特にオーディオ信号の高能率符号化処理におけ
る量子化ビット数割当方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ信号の高能率符号化処理にお
ける量子化ビット数割当は、上記オーディオ信号の実効
的な信号のレベルが人間の聴感特性におけるマスクレベ
ルおよびオーディオ信号のレベルに依存していることを
利用している。すなわち、上記マスクレベルから上記オ
ーディオ信号がどれだけ越えているかということに比例
して割当る量子化ビット数を決定するという方法が一般
的である。
ける量子化ビット数割当は、上記オーディオ信号の実効
的な信号のレベルが人間の聴感特性におけるマスクレベ
ルおよびオーディオ信号のレベルに依存していることを
利用している。すなわち、上記マスクレベルから上記オ
ーディオ信号がどれだけ越えているかということに比例
して割当る量子化ビット数を決定するという方法が一般
的である。
【0003】図3は、従来の量子化ビット数割当方法の
一例を示すフローチャートである。従来の量子化ビット
数割当方法は、図3に示すように、複数の周波数帯域に
分割されたオーディオ信号である帯域信号Biを入力と
し、まず、各帯域信号の信号対ノイズ比(SNR)から
マスクレベル対最大信号レベル比(SMR)を減算して
マスクレベル対ノイズ比(MNR)を算出する(ステッ
プP1)。次に、全体域中でMNRが最小となる帯域信
号Bminを選択する(ステップP2)。次に、ステッ
プP3にて、選択された帯域信号Bminに既に割当済
の量子化ビット数Naが1帯域信号に割当可能な最大量
子化ビット数Nmaxに達しているかどうかを点検す
る。達していなければ(NO)ステップP5に進み、量
子化ビット数Naに1を加算する。次に、ステップP6
にて、ビットレート等により予め設定された割当可能な
量子化ビット数の合計値LNが割当られたどうかの判定
を行ない、NOの場合には合計値LNが割当られてYE
SとなるまでステップP1〜ステップP6を繰返す。ま
た、ステップP3にて、帯域信号Bminに割当済の量
子化ビット数Naが1帯域信号に割当可能な最大量子化
ビット数Nmaxに達している場合には(YES)ステ
ップP4に進み、帯域信号Bminを次回の選択可能帯
域から除外し、ステップP1に戻るというものであっ
た。
一例を示すフローチャートである。従来の量子化ビット
数割当方法は、図3に示すように、複数の周波数帯域に
分割されたオーディオ信号である帯域信号Biを入力と
し、まず、各帯域信号の信号対ノイズ比(SNR)から
マスクレベル対最大信号レベル比(SMR)を減算して
マスクレベル対ノイズ比(MNR)を算出する(ステッ
プP1)。次に、全体域中でMNRが最小となる帯域信
号Bminを選択する(ステップP2)。次に、ステッ
プP3にて、選択された帯域信号Bminに既に割当済
の量子化ビット数Naが1帯域信号に割当可能な最大量
子化ビット数Nmaxに達しているかどうかを点検す
る。達していなければ(NO)ステップP5に進み、量
子化ビット数Naに1を加算する。次に、ステップP6
にて、ビットレート等により予め設定された割当可能な
量子化ビット数の合計値LNが割当られたどうかの判定
を行ない、NOの場合には合計値LNが割当られてYE
SとなるまでステップP1〜ステップP6を繰返す。ま
た、ステップP3にて、帯域信号Bminに割当済の量
子化ビット数Naが1帯域信号に割当可能な最大量子化
ビット数Nmaxに達している場合には(YES)ステ
ップP4に進み、帯域信号Bminを次回の選択可能帯
域から除外し、ステップP1に戻るというものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の量子化
ビット数割当方法は、割当可能な量子化ビット数の合計
値を1ループ当り1ビットずつ割当てるため、上記合計
値とほぼ同数のループを繰返すことになり、量子化ビッ
ト数割当の処理時間が非常に長くなるという欠点があっ
た。また、ビットレートの向上等による上記合計値の増
加により、高能率符号化処理の処理時間が長くなってし
まうという欠点があった。
ビット数割当方法は、割当可能な量子化ビット数の合計
値を1ループ当り1ビットずつ割当てるため、上記合計
値とほぼ同数のループを繰返すことになり、量子化ビッ
ト数割当の処理時間が非常に長くなるという欠点があっ
た。また、ビットレートの向上等による上記合計値の増
加により、高能率符号化処理の処理時間が長くなってし
まうという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の量子化ビット数
割当方法は、オーディオ入力信号を複数の周波数帯域に
分割し生成したそれぞれの前記周波数帯域のオーディオ
信号である第一および第二の帯域信号の中から前記周波
数帯域毎に予め定めたオーディオ信号のレベルであるマ
スクレベルに対する最大信号レベルの比であるSMRが
最大となる前記第一の帯域信号を選択する第1のステッ
プと、前記第一の帯域信号に1つの前記第一または第二
の帯域信号のそれぞれに割当可能な最大量子化ビット数
である第一の量子化ビット数を割当てる第2のステップ
と、前記第一の帯域信号のレベル対ノイズレベル比(S
NR)である第一のSNRから前記SMRを減算し基準
のマスクレベル対ノイズレベル比(以下MNR)である
第一のMNRを算出する第3のステップと、前記第二の
帯域信号に与える量子化ビット数を0から順次増加しそ
の都度前記第二の帯域信号のMNRである第二のMNR
を算出し前記第二のMNRが前記第一のMNRを越えた
ときの前記量子化ビット数である第二の量子化ビット数
を割当てる第4のステップと、前記第一および第二の量
子化ビット数の合計である量子化ビット数合計値を算出
する第5のステップと、前記量子化ビット数合計値を予
め定めた割当可能なビット数の総数である割当可能総ビ
ット数とを比較する第6のステップと、前記比較結果前
記量子化ビット数合計値が前記割当可能総ビット数を越
えていた場合に前記量子化ビット数合計値から前記割当
可能総ビット数を減算した減算値を算出し、前記減算値
を前記複数の周波数帯域の総数から前記第二の量子化ビ
ット数として0を割当てた前記第二の帯域信号の数を減
算した数で除算する第7のステップと、前記除算の商の
整数部分を前記第一および第二の量子化ビット数から減
算してそれぞれ第三および第四の量子化ビット数を算出
する第8のステップとを含むことを特徴とするものであ
る。
割当方法は、オーディオ入力信号を複数の周波数帯域に
分割し生成したそれぞれの前記周波数帯域のオーディオ
信号である第一および第二の帯域信号の中から前記周波
数帯域毎に予め定めたオーディオ信号のレベルであるマ
スクレベルに対する最大信号レベルの比であるSMRが
最大となる前記第一の帯域信号を選択する第1のステッ
プと、前記第一の帯域信号に1つの前記第一または第二
の帯域信号のそれぞれに割当可能な最大量子化ビット数
である第一の量子化ビット数を割当てる第2のステップ
と、前記第一の帯域信号のレベル対ノイズレベル比(S
NR)である第一のSNRから前記SMRを減算し基準
のマスクレベル対ノイズレベル比(以下MNR)である
第一のMNRを算出する第3のステップと、前記第二の
帯域信号に与える量子化ビット数を0から順次増加しそ
の都度前記第二の帯域信号のMNRである第二のMNR
を算出し前記第二のMNRが前記第一のMNRを越えた
ときの前記量子化ビット数である第二の量子化ビット数
を割当てる第4のステップと、前記第一および第二の量
子化ビット数の合計である量子化ビット数合計値を算出
する第5のステップと、前記量子化ビット数合計値を予
め定めた割当可能なビット数の総数である割当可能総ビ
ット数とを比較する第6のステップと、前記比較結果前
記量子化ビット数合計値が前記割当可能総ビット数を越
えていた場合に前記量子化ビット数合計値から前記割当
可能総ビット数を減算した減算値を算出し、前記減算値
を前記複数の周波数帯域の総数から前記第二の量子化ビ
ット数として0を割当てた前記第二の帯域信号の数を減
算した数で除算する第7のステップと、前記除算の商の
整数部分を前記第一および第二の量子化ビット数から減
算してそれぞれ第三および第四の量子化ビット数を算出
する第8のステップとを含むことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0007】図1は本発明の量子化ビット数割当方法の
一実施例を示すフローチャートである。
一実施例を示すフローチャートである。
【0008】また、図2は、図1に示す量子化ビット数
割当方法の実施例を実行する高能率符号化装置の一例を
示すブロック図である。
割当方法の実施例を実行する高能率符号化装置の一例を
示すブロック図である。
【0009】本実施例を実行する高能率符号化装置は、
図2に示すように、入力のオーディオ信号Aを複数の帯
域の帯域信号Biに分割する帯域分割手段1と、帯域信
号Bi毎のオーディオ信号Aの基準マスクレベル対ノイ
ズ比(MNR)Miを算出するMNR算出手段2と、図
1に示す量子化ビット数割当方法を実行して算出された
MNRMiに基ずき量子化ビット数を割当て量子化ビッ
ト数信号Niを出力する量子化ビット数割当手段3と、
各帯域信号Bを量子化ビット数信号Niに基き量子化す
る量子化手段4とを備えて構成されている。
図2に示すように、入力のオーディオ信号Aを複数の帯
域の帯域信号Biに分割する帯域分割手段1と、帯域信
号Bi毎のオーディオ信号Aの基準マスクレベル対ノイ
ズ比(MNR)Miを算出するMNR算出手段2と、図
1に示す量子化ビット数割当方法を実行して算出された
MNRMiに基ずき量子化ビット数を割当て量子化ビッ
ト数信号Niを出力する量子化ビット数割当手段3と、
各帯域信号Bを量子化ビット数信号Niに基き量子化す
る量子化手段4とを備えて構成されている。
【0010】次に、本実施例の動作について説明する。
【0011】まず、入力されたオーディオ信号Aは、帯
域分割手段1により複数の周波数帯域に分割され各帯域
に対応する帯域信号Biを出力する。それぞれの帯域信
号Biは、基準MNR算出手段2と、量子化ビット数割
当手段3と、量子化手段4とに入力される。基準MNR
算出手段2から出力された基準MNR信号Miは、量子
化ビット数割当手段3に入力され、帯域信号Bi毎の量
子化ビット数が割当てられ量子化ビット数信号Niが出
力される。量子化手段4は量子化ビット数信号Niを参
照して、帯域信号Biを量子化する。
域分割手段1により複数の周波数帯域に分割され各帯域
に対応する帯域信号Biを出力する。それぞれの帯域信
号Biは、基準MNR算出手段2と、量子化ビット数割
当手段3と、量子化手段4とに入力される。基準MNR
算出手段2から出力された基準MNR信号Miは、量子
化ビット数割当手段3に入力され、帯域信号Bi毎の量
子化ビット数が割当てられ量子化ビット数信号Niが出
力される。量子化手段4は量子化ビット数信号Niを参
照して、帯域信号Biを量子化する。
【0012】次に、図1のフローチャートについて説明
する。まず、ステップS1にて、オーディオ信号Aを帯
域分割手段1により複数の周波数帯域に分割した各帯域
の帯域信号Bi毎に、マスクレベル対最大信号レベル比
(SMR)の値が最大の帯域信号Bmaxを選択する。
次に、ステップS2にて、選択された帯域信号Bmax
に対して予め算出されている1帯域信号Biに割当可能
な最大量子化ビット数Nmaxを仮割当する。次に、ス
テップS3にて、割当可能な最大量子化ビット数Nma
xの信号対ノイズ比(SNR)からSMRを減算してこ
の場合のマスクレベル対ノイズ比(MNR)であるNM
Rmaxを算出する。このMNRmaxを基準値として
以下のステップS4〜S8の処理を行なう。
する。まず、ステップS1にて、オーディオ信号Aを帯
域分割手段1により複数の周波数帯域に分割した各帯域
の帯域信号Bi毎に、マスクレベル対最大信号レベル比
(SMR)の値が最大の帯域信号Bmaxを選択する。
次に、ステップS2にて、選択された帯域信号Bmax
に対して予め算出されている1帯域信号Biに割当可能
な最大量子化ビット数Nmaxを仮割当する。次に、ス
テップS3にて、割当可能な最大量子化ビット数Nma
xの信号対ノイズ比(SNR)からSMRを減算してこ
の場合のマスクレベル対ノイズ比(MNR)であるNM
Rmaxを算出する。このMNRmaxを基準値として
以下のステップS4〜S8の処理を行なう。
【0013】ステップS4にて、帯域信号Bmax以外
の全帯域信号Biについて、まず、割当量子化ビット数
Nを与えない場合すなわち割当量子化ビット数N=0の
ときのMNRであるNMR0を算出する。NMR0がN
MRmaxより大きければその帯域信号Biの割当量子
化ビット数Nを0とする。また、NMR0がNMRma
xより小さければその帯域信号Biの割当量子化ビット
数Nを順次増加させ、それそれのNMRを0→1→2…
jと順次算出して、j番目の量子化ビット数Njのとき
のNMRjがNMRmaxを越えた時点で、その量子化
ビット数Njcを仮割当する。次に、ステップS5に
て、以上の処理を全部の帯域信号Biについて行ない、
仮割当てした量子化ビット数Nicの数を合計し合計値
SNを算出する。次に、ステップS6にて、合計値SN
がビットレート等より予め算出しておいた割当可能な量
子化ビット数の合計値である合計値LN以下すなわちN
Oの場合は、処理を終了し、それぞれの帯域信号Bi毎
の仮割当の量子化ビット数Nicをそのまま割当量子化
ビット数Niとして割当てる。また、合計値SNが合計
値LNを越えている場合すなわちYESの場合は、ステ
ップS7に進み、仮割当てした量子化ビット数の数を均
等に削減するため、以下の処理を行なう。まず、ステッ
プS7にて、仮割当てした量子化ビット数Nicの合計
値SNから合計値LNを減算し、超過した量子化ビット
数の合計値ONを求め、合計値ONを割当量子化ビット
数N=0以外の帯域信号Biの数で割算し商Uを求め
る。次に、ステップS8にて、商Uの整数部分を各帯域
信号Biの仮割当量子化ビット数Nicから減算し割当
量子化ビット数Niを求める。ただし、割当量子化ビッ
ト数Niが負となる場合には割当量子化ビット数Niを
0とする。
の全帯域信号Biについて、まず、割当量子化ビット数
Nを与えない場合すなわち割当量子化ビット数N=0の
ときのMNRであるNMR0を算出する。NMR0がN
MRmaxより大きければその帯域信号Biの割当量子
化ビット数Nを0とする。また、NMR0がNMRma
xより小さければその帯域信号Biの割当量子化ビット
数Nを順次増加させ、それそれのNMRを0→1→2…
jと順次算出して、j番目の量子化ビット数Njのとき
のNMRjがNMRmaxを越えた時点で、その量子化
ビット数Njcを仮割当する。次に、ステップS5に
て、以上の処理を全部の帯域信号Biについて行ない、
仮割当てした量子化ビット数Nicの数を合計し合計値
SNを算出する。次に、ステップS6にて、合計値SN
がビットレート等より予め算出しておいた割当可能な量
子化ビット数の合計値である合計値LN以下すなわちN
Oの場合は、処理を終了し、それぞれの帯域信号Bi毎
の仮割当の量子化ビット数Nicをそのまま割当量子化
ビット数Niとして割当てる。また、合計値SNが合計
値LNを越えている場合すなわちYESの場合は、ステ
ップS7に進み、仮割当てした量子化ビット数の数を均
等に削減するため、以下の処理を行なう。まず、ステッ
プS7にて、仮割当てした量子化ビット数Nicの合計
値SNから合計値LNを減算し、超過した量子化ビット
数の合計値ONを求め、合計値ONを割当量子化ビット
数N=0以外の帯域信号Biの数で割算し商Uを求め
る。次に、ステップS8にて、商Uの整数部分を各帯域
信号Biの仮割当量子化ビット数Nicから減算し割当
量子化ビット数Niを求める。ただし、割当量子化ビッ
ト数Niが負となる場合には割当量子化ビット数Niを
0とする。
【0014】以上の処理により各帯域信号Biの割当量
子化ビット数Niを決定する。
子化ビット数Niを決定する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の量子化ビ
ット数割当方法は、量子化ビット数割当手順における繰
返し部分を大幅に削減しているので、処理時間が大幅に
短縮されるという効果がある。また、割当可能なビット
数の合計値に無関係に処理時間が一定になるという効果
がある。
ット数割当方法は、量子化ビット数割当手順における繰
返し部分を大幅に削減しているので、処理時間が大幅に
短縮されるという効果がある。また、割当可能なビット
数の合計値に無関係に処理時間が一定になるという効果
がある。
【図1】本実施例の量子化ビット数割当方法における動
作の一例を示すフローチャートである。
作の一例を示すフローチャートである。
【図2】本発明の量子化ビット数割当方法を適用する高
効率符号化装置の例を示すブロック図である。
効率符号化装置の例を示すブロック図である。
【図3】従来の量子化ビット数割当方法における動作の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
1 帯域分割手段 2 基準NMR算出手段 3 量子化ビット数割当手段 4 量子化手段
Claims (1)
- 【請求項1】 オーディオ入力信号を複数の周波数帯域
に分割し生成したそれぞれの前記周波数帯域のオーディ
オ信号である第一および第二の帯域信号の中から前記周
波数帯域毎に予め定めたオーディオ信号のレベルである
マスクレベルに対する最大信号レベルの比であるSMR
が最大となる前記第一の帯域信号を選択する第1のステ
ップと、 前記第一の帯域信号に1つの前記第一または第二の帯域
信号のそれぞれに割当可能な最大量子化ビット数である
第一の量子化ビット数を割当てる第2のステップと、 前記第一の帯域信号のレベル対ノイズレベル比(SN
R)である第一のSNRから前記SMRを減算し基準の
マスクレベル対ノイズレベル比(以下MNR)である第
一のMNRを算出する第3のステップと、 前記第二の帯域信号に与える量子化ビット数を0から順
次増加しその都度前記第二の帯域信号のMNRである第
二のMNRを算出し前記第二のMNRが前記第一のMN
Rを越えたときの前記量子化ビット数である第二の量子
化ビット数を割当てる第4のステップと、 前記第一および第二の量子化ビット数の合計である量子
化ビット数合計値を算出する第5のステップと、 前記量子化ビット数合計値を予め定めた割当可能なビッ
ト数の総数である割当可能総ビット数とを比較する第6
のステップと、 前記比較結果前記量子化ビット数合計値が前記割当可能
総ビット数を越えていた場合に前記量子化ビット数合計
値から前記割当可能総ビット数を減算した減算値を算出
し、前記減算値を前記複数の周波数帯域の総数から前記
第二の量子化ビット数として0を割当てた前記第二の帯
域信号の数を減算した数で除算する第7のステップと、 前記除算の商の整数部分を前記第一および第二の量子化
ビット数から減算してそれぞれ第三および第四の量子化
ビット数を算出する第8のステップとを含むことを特徴
とする量子化ビット数割当方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4165177A JP2976701B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 量子化ビット数割当方法 |
DE69320722T DE69320722T2 (de) | 1992-06-24 | 1993-06-24 | Quantisierungsbitzahlzuweisung dadurch, dass zuerst das Subband mit der höchsten Signal/Verdeckungsrate ausgewählt wird |
US08/080,766 US5469474A (en) | 1992-06-24 | 1993-06-24 | Quantization bit number allocation by first selecting a subband signal having a maximum of signal to mask ratios in an input signal |
EP93110094A EP0578063B1 (en) | 1992-06-24 | 1993-06-24 | Quantization bit number allocation by first selecting a subband signal having a maximum of signal to mask ratios in an input signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4165177A JP2976701B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 量子化ビット数割当方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066313A true JPH066313A (ja) | 1994-01-14 |
JP2976701B2 JP2976701B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=15807318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4165177A Expired - Fee Related JP2976701B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 量子化ビット数割当方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5469474A (ja) |
EP (1) | EP0578063B1 (ja) |
JP (1) | JP2976701B2 (ja) |
DE (1) | DE69320722T2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5956674A (en) * | 1995-12-01 | 1999-09-21 | Digital Theater Systems, Inc. | Multi-channel predictive subband audio coder using psychoacoustic adaptive bit allocation in frequency, time and over the multiple channels |
JP2001519552A (ja) * | 1997-10-02 | 2001-10-23 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | ビットレートスケーラブルなオーディオデータストリームを生成する方法および装置 |
JP2007293355A (ja) * | 1994-08-10 | 2007-11-08 | Qualcomm Inc | 可変レートボコーダのエンコードレート決定方法および装置 |
Families Citing this family (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100269213B1 (ko) * | 1993-10-30 | 2000-10-16 | 윤종용 | 오디오신호의부호화방법 |
KR950022321A (ko) * | 1993-12-29 | 1995-07-28 | 김주용 | 음성신호의 고속 비트할당 방법 |
US5764698A (en) * | 1993-12-30 | 1998-06-09 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for efficient compression of high quality digital audio |
KR960012475B1 (ko) * | 1994-01-18 | 1996-09-20 | 대우전자 주식회사 | 디지탈 오디오 부호화장치의 채널별 비트 할당 장치 |
JP2778482B2 (ja) | 1994-09-26 | 1998-07-23 | 日本電気株式会社 | 帯域分割符号化装置 |
KR970011727B1 (en) * | 1994-11-09 | 1997-07-14 | Daewoo Electronics Co Ltd | Apparatus for encoding of the audio signal |
EP0720316B1 (en) * | 1994-12-30 | 1999-12-08 | Daewoo Electronics Co., Ltd | Adaptive digital audio encoding apparatus and a bit allocation method thereof |
CN1108023C (zh) * | 1995-01-27 | 2003-05-07 | 大宇电子株式会社 | 自适应数字音频编码装置及其一种位分配方法 |
DE69620967T2 (de) * | 1995-09-19 | 2002-11-07 | At & T Corp | Synthese von Sprachsignalen in Abwesenheit kodierter Parameter |
FR2749723B1 (fr) * | 1996-06-06 | 1998-09-04 | France Telecom | Procede et dispositif de codage en compression d'un signal numerique |
DE69834792T2 (de) * | 1997-10-17 | 2007-05-16 | Sony Corp. | Datenverteilungssystem, Verteilungseinrichtung, Terminaleinrichtung und Datenverteilungsverfahren |
US6282684B1 (en) | 1997-10-23 | 2001-08-28 | Sony Corporation | Apparatus and method for recovery of data in a lossy transmission environment |
US6298085B1 (en) | 1997-10-23 | 2001-10-02 | Sony Corporation | Source encoding using shuffling of data to provide robust error recovery in a burst error-environment |
US6581170B1 (en) | 1997-10-23 | 2003-06-17 | Sony Corporation | Source coding to provide for robust error recovery during transmission losses |
JPH11234136A (ja) * | 1998-02-19 | 1999-08-27 | Sanyo Electric Co Ltd | デジタルデータの符号化方法及び符号化装置 |
US6519369B1 (en) | 1999-02-12 | 2003-02-11 | Sony Corporation | Method and apparatus for filter tap expansion |
US6418548B1 (en) | 1999-02-12 | 2002-07-09 | Sony Corporation | Method and apparatus for preprocessing for peripheral erroneous data |
US7010737B2 (en) * | 1999-02-12 | 2006-03-07 | Sony Corporation | Method and apparatus for error data recovery |
US6170074B1 (en) | 1999-02-12 | 2001-01-02 | Sony Corporation | Source coding to provide for robust error recovery |
US6535148B1 (en) * | 1999-02-12 | 2003-03-18 | Sony Corporation | Method and apparatus for truncated decoding |
AU3999500A (en) * | 1999-02-12 | 2000-08-29 | Sony Electronics Inc. | Method and apparatus for truncated decoding |
US6621936B1 (en) | 1999-02-12 | 2003-09-16 | Sony Corporation | Method and apparatus for spatial class reduction |
US6363118B1 (en) | 1999-02-12 | 2002-03-26 | Sony Corporation | Apparatus and method for the recovery of compression constants in the encoded domain |
US6591398B1 (en) | 1999-02-12 | 2003-07-08 | Sony Corporation | Multiple processing system |
US6307560B1 (en) | 1999-02-12 | 2001-10-23 | Sony Corporation | Classified adaptive spatio-temporal format conversion method and apparatus |
US6307979B1 (en) | 1999-02-12 | 2001-10-23 | Sony Corporation | Classified adaptive error recovery method and apparatus |
US6493842B1 (en) | 1999-06-29 | 2002-12-10 | Sony Corporation | Time-varying randomization for data synchronization and implicit information transmission |
US6549672B1 (en) * | 1999-06-29 | 2003-04-15 | Sony Corporation | Method and apparatus for recovery of encoded data using central value |
US6389562B1 (en) | 1999-06-29 | 2002-05-14 | Sony Corporation | Source code shuffling to provide for robust error recovery |
US6473876B1 (en) | 1999-06-29 | 2002-10-29 | Sony Corporation | Method and apparatus for encoding of bitstreams using rotation |
US6351494B1 (en) | 1999-09-24 | 2002-02-26 | Sony Corporation | Classified adaptive error recovery method and apparatus |
US6522785B1 (en) | 1999-09-24 | 2003-02-18 | Sony Corporation | Classified adaptive error recovery method and apparatus |
US6539517B1 (en) | 1999-11-09 | 2003-03-25 | Sony Corporation | Data transformation for explicit transmission of control information |
JP4618873B2 (ja) * | 2000-11-24 | 2011-01-26 | パナソニック株式会社 | オーディオ信号符号化方法、オーディオ信号符号化装置、音楽配信方法、および、音楽配信システム |
KR101435411B1 (ko) * | 2007-09-28 | 2014-08-28 | 삼성전자주식회사 | 심리 음향 모델의 마스킹 효과에 따라 적응적으로 양자화간격을 결정하는 방법과 이를 이용한 오디오 신호의부호화/복호화 방법 및 그 장치 |
US20100324913A1 (en) * | 2009-06-18 | 2010-12-23 | Jacek Piotr Stachurski | Method and System for Block Adaptive Fractional-Bit Per Sample Encoding |
CN104934034B (zh) | 2014-03-19 | 2016-11-16 | 华为技术有限公司 | 用于信号处理的方法和装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5921039B2 (ja) * | 1981-11-04 | 1984-05-17 | 日本電信電話株式会社 | 適応予測符号化方式 |
DE3639753A1 (de) * | 1986-11-21 | 1988-06-01 | Inst Rundfunktechnik Gmbh | Verfahren zum uebertragen digitalisierter tonsignale |
DE3703143A1 (de) * | 1987-02-03 | 1988-08-11 | Thomson Brandt Gmbh | Verfahren zur uebertragung eines audiosignals |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4165177A patent/JP2976701B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-06-24 US US08/080,766 patent/US5469474A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-24 DE DE69320722T patent/DE69320722T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-24 EP EP93110094A patent/EP0578063B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007293355A (ja) * | 1994-08-10 | 2007-11-08 | Qualcomm Inc | 可変レートボコーダのエンコードレート決定方法および装置 |
JP2011209733A (ja) * | 1994-08-10 | 2011-10-20 | Qualcomm Inc | 可変レートボコーダのエンコードレート決定方法および装置 |
US5956674A (en) * | 1995-12-01 | 1999-09-21 | Digital Theater Systems, Inc. | Multi-channel predictive subband audio coder using psychoacoustic adaptive bit allocation in frequency, time and over the multiple channels |
US5974380A (en) * | 1995-12-01 | 1999-10-26 | Digital Theater Systems, Inc. | Multi-channel audio decoder |
US5978762A (en) * | 1995-12-01 | 1999-11-02 | Digital Theater Systems, Inc. | Digitally encoded machine readable storage media using adaptive bit allocation in frequency, time and over multiple channels |
JP2001519552A (ja) * | 1997-10-02 | 2001-10-23 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | ビットレートスケーラブルなオーディオデータストリームを生成する方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2976701B2 (ja) | 1999-11-10 |
DE69320722D1 (de) | 1998-10-08 |
US5469474A (en) | 1995-11-21 |
EP0578063A1 (en) | 1994-01-12 |
DE69320722T2 (de) | 1999-05-06 |
EP0578063B1 (en) | 1998-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2976701B2 (ja) | 量子化ビット数割当方法 | |
JP3033156B2 (ja) | ディジタル信号符号化装置 | |
EP0259553A2 (en) | Table controlled dynamic bit allocation in a variable rate sub-band speech coder | |
JP3283200B2 (ja) | 符号化音声データの符号化レート変換方法および装置 | |
EP0756386B1 (en) | Method and apparatus for coding a digital, acoustic signal | |
JPH05122166A (ja) | 信号の符号化方法 | |
KR0144011B1 (ko) | 엠펙 오디오 데이타 고속 비트 할당 및 최적 비트 할당 방법 | |
US5588024A (en) | Frequency subband encoding apparatus | |
US6252992B1 (en) | Variable length coding | |
KR100893281B1 (ko) | 오디오 코딩을 위해 이득-적응형 양자화 및 비균일 심볼길이를 사용하는 방법 및 장치 | |
JP2914549B2 (ja) | 画像符号化方法 | |
JP2002268693A (ja) | オーディオ符号化装置 | |
CN106409300A (zh) | 用于信号处理的方法和装置 | |
JP2858122B2 (ja) | デジタル適応変換符号化方法 | |
JP2000151413A (ja) | オーディオ符号化における適応ダイナミック可変ビット割り当て方法 | |
JP2003233397A (ja) | オーディオ符号化装置、オーディオ符号化プログラム及びオーディオ符号化データ伝送装置 | |
JP2839521B2 (ja) | オーデイオ信号の伝送方法 | |
JPH07504539A (ja) | N個の信号源からの信号の同時伝送方法 | |
Buttner | Elimination of limit cycles in digital filters with very low increase in the quantization noise | |
JP2599688B2 (ja) | 総合マスキング閾値を決定する方法 | |
CN1114272C (zh) | 给运动图象专家组声频数据分配最佳比特量的快速方法 | |
JP3092124B2 (ja) | 適応変換符号化の方法及び装置 | |
CA2105387A1 (en) | Variable bit rate speech encoder | |
JPH0750589A (ja) | サブバンド符号化装置 | |
JP3011447B2 (ja) | 帯域分割符号化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990810 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |