JPH11234136A - デジタルデータの符号化方法及び符号化装置 - Google Patents

デジタルデータの符号化方法及び符号化装置

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JPH11234136A
JPH11234136A JP10037347A JP3734798A JPH11234136A JP H11234136 A JPH11234136 A JP H11234136A JP 10037347 A JP10037347 A JP 10037347A JP 3734798 A JP3734798 A JP 3734798A JP H11234136 A JPH11234136 A JP H11234136A
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digital data
circuit
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JP10037347A
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English (en)
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Fumiaki Nagao
文昭 長尾
Masato Fuma
正人 夫馬
Saneyuki Okamoto
実幸 岡本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/02Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using spectral analysis, e.g. transform vocoders or subband vocoders
    • G10L19/0204Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using spectral analysis, e.g. transform vocoders or subband vocoders using subband decomposition

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルデータを圧縮する符号化装置の処理
効率を向上する。 【解決手段】 ステップS1で各帯域毎の重みデータを
生成し、ステップS2で、その重みデータに基づいて各
帯域にビット長を割り当てる。ステップS3で、割り当
てたビット長を1ブロック分合計し、ステップS4また
はステップS6で、合計値と圧縮処理の目標値の上限ま
たは下限と比較する。その比較結果に従って、ステップ
S5またはステップS7で重みデータを減少または増加
させて重みデータを更新する。更新した重みデータに基
づいて再度ビット長の割り当てを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の成分に分解
されたデジタルデータを符号化する符号化方法及びその
符号化方法を実現する符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルオーディオ機器においては、記
録データに対して圧縮処理を施すことにより、より多く
の情報を記録媒体に記録できるようにしている。このよ
うなデータの圧縮処理では、例えば、時系列のオーディ
オデータを周波数軸上に展開し、その周波数軸上で複数
のブロックに分割した後、各ブロック毎に適応的に割り
当てたビット長に応じて符号化が行われる。
【0003】図7は、デジタルデータを符号化する符号
化装置の構成を示すブロック図である。入力されるデー
タX(n)は、時系列のオーディオデータをフーリエ変換
によって周波数軸上に展開して得られるものであり、例
えば図8に示すように、1ブロック分のデータが8つの
帯域B1〜B8に分解されている。このように分解され
たデータX(n)には、図8に示すように、人が聞くこと
のできる最小値を表す最小可聴レベルL1と、特定の音
が他の音によりマスクされて聞こえなくなるマスキング
レベルL2と、が各帯域毎に存在する。このため、人が
実際に聞くことのできる音は、これらのレベルL1、L
2を超える範囲に制限される。そこで、符号化装置は、
最小可聴レベルL1またはマスキングレベルL2の高い
方と、各帯域B1〜B8の信号レベルL0との差に応じ
て、各帯域B1〜B8毎に適当なビット長を割り当てて
符号化を行うようにしている。従って、データX(n)の
再現性を損なうことなくデータ量の圧縮が行われる。
【0004】レジスタ1は、連続して入力されるデータ
X(n)を1ブロック単位で取り込んで記憶した後、各帯
域毎に分けて読み出すことにより、各帯域別のレベルを
表す帯域データAm(n)を出力する。ビット長データ生成
回路2は、レジスタ1から読み出される帯域データAm
(n)に対して、それぞれの内容に応じたビット長を割り
当て、帯域データAm(n)を符号化する際のビット長を指
定するビット長データWm(n)を生成する。このビット長
データWm(n)は、図8において、最小可聴レベルL1ま
たはマスキングレベルL2の高い方と各帯域B1〜B8
の信号レベルL0との差が小さくなる帯域に対しては少
ないビット長を割り当て、逆に大きくなる帯域に対して
は多くのビット長を割り当てるようにして生成される。
【0005】補正データ生成回路3は、帯域データAm
(n)を符号化したときに、1ブロックが合計何ビットで
表されるかを、ビット長データWm(n)に基づいて算出す
る。そして、その算出値と目標とする値との差から、1
ブロック分のビット長の総和を所望の量に収めるために
縮小しなければならないビット長を算出する。これによ
り、ビット長データWm(n)に対して、縮小すべきビット
長を示す補正データC(n)が生成される。ビット長デー
タ補正回路4は、補正データC(n)に基づいて、ビット
長データ生成回路2から出力されるビット長データWm
(n)を補正し、補正ビット長データwm(n)を生成する。
【0006】符号化回路5は、補正ビット長データwm
(n)に応じて、レジスタ1から読み出される帯域データ
Am(n)を符号化し、ビット長の総和が縮小された圧縮デ
ータY(n)を生成する。この符号化回路5から出力され
る圧縮データY(n)は、補正データCm(n)によって補正
された適正な補正ビット長データwm(n)に基づいて得ら
れるものであり、1ブロック分のビット長の総和が目標
値よりも少なくなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の符号化装置にお
いては、1ブロック分のビット長の総和が目標値を超え
たとき、各帯域B1〜B8に割り当てるビット長を一様
に減少させるように構成される。このため、各帯域B1
〜B8において、それぞれビット長の割り当てを1ビッ
ト減少させたとしても、合計では8ビット減少されるこ
とになり、ビット長の総和と目標値との差が大きくなる
場合がある。例えば、1ブロック分のビット長の総和が
目標値を1ビットだけ超えたとき、各帯域B1〜B8で
1ビットずつビット長を減少させると、ビット長の総和
は目標値に対して7ビット少なくなる。従って、目標値
に対して幾らかの余裕がありながらも、その余裕の分の
ビット長を符号化に割り当てることができなくなる。こ
のようなビット長の無駄は、分割する帯域の数が多くな
るほど生じ易くなる。
【0008】そこで本発明は、符号化の際のビット長の
無駄を少なくし、目標値として設定されるビット長を有
効に活用できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、第1の特徴とするとこ
ろは、複数の成分に分解されたデジタルデータを一定の
ブロック単位で符号化するデジタルデータの符号化方法
において、上記デジタルデータの各成分毎に固有の重み
情報を算出する第1のステップと、上記デジタルデータ
の各成分に対して上記重み情報に応じたビット長をそれ
ぞれ割り当てる第2のステップと、上記第2のステップ
で割り当てた上記ビット長を1ブロック分合計する第3
のステップと、上記第3のステップで合計した上記ビッ
ト長の1ブロック分の合計値を所定の目標値と比較して
大小を判定する第4のステップと、上記第4のステップ
の判定結果に応じて上記第1のステップで算出した上記
重み情報を増減する第5のステップと、を有し、上記第
1乃至第5のステップを繰り返して上記ビット長の1ブ
ロック分の合計値を所望の範囲に収束させることにあ
る。
【0010】そして、本発明の第2の特徴とするところ
は、複数の成分に分解されたデジタルデータを各成分毎
に指定されるビット長に従って符号化するデジタルデー
タの符号化装置であって、上記デジタルデータに基づい
て各成分毎の重要度を示す重みデータを算出する重みデ
ータ生成回路と、上記重みデータを少なくとも1ブロッ
ク分記憶する重みデータ記憶回路と、上記デジタルデー
タの各成分に対して、上記重みデータ記憶回路に記憶さ
れた上記重みデータに応じたビット長を割り当てるビッ
ト長割り当て回路と、上記デジタルデータの各成分に割
り当てたビット長を1ブロック分合計する総和算出回路
と、上記ビット長の1ブロック分の合計値の大小に応じ
て上記記憶回路に記憶された上記重みデータを増減する
重みデータ更新回路と、を備え、上記重みデータの更新
を繰り返して上記ビット長の1ブロック分の合計値を所
定の範囲に収め、その時点のビット長に応じて上記デジ
タルデータの各成分を符号化することにある。
【0011】本発明によれば、ビット長の割り当て数よ
りも多くの数を用いて重み情報を表すことができ、重み
情報をビット長の増減よりも細かく増減することができ
る。従って、その重み情報に基づいてビット長の割り当
てを行うことにより、特定の帯域で選択的にビット長の
割り当てを増減することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデジタルデータ
の符号化方法を説明するフローチャートである。このフ
ローチャートにおいては、最終的なビット長データの生
成までを示している。実際の符号化処理においては、ビ
ット長データを確定した後、そのビット長データに基づ
いて帯域データの符号化処理が行われる。
【0013】第1のステップS1において、複数の帯域
に分割された帯域データAm(n)について、各帯域毎の重
要度を示す重みデータgm(n)を算出する。この重みデー
タgm(n)は、帯域データAm(n)を合成してオーディオ信
号として再生したとき、人の耳に聞こえやすいか否かに
応じて設定される。即ち、図8に示したように、各帯域
別に設定される最小可聴レベルL1またはマスキングレ
ベルL2と帯域データAm(n)の信号レベルL0とのレベ
ル差に応じて、その帯域の重要度を適数ビット(例えば
4ビット)で表すようにして生成される。
【0014】第2のステップS2において、第1のステ
ップS1で生成された重みデータgm(n)に基づいて、各
帯域毎に帯域データAm(n)を符号化する際のビット長を
割り当てる。実際の割り当て処理では、各種のビット長
データWm(n)を保持したROMテーブルを用い、重みデ
ータgm(n)をそれぞれの値に対応するビット長データW
m(n)に変換する。そして、第3のステップS3におい
て、第2のステップS2で各帯域に割り当てられたビッ
ト長を合計し、1ブロック分の帯域データAm(n)を符号
化したときのビット長の総和を算出する。即ち、ビット
長データWm(n)を1ブロック分合計することにより、1
ブロック分の帯域データAm(n)を符号化したときのビッ
ト長の総和を表す総和データS(n)を生成する。
【0015】第4のステップS4では、第3のステップ
S3で算出されたビット長の総和、即ち、総和データS
(n)が、目標とする範囲の上限値を超えているか否かを
判定する。この判定の結果、総和データS(n)が上限値
を超えている場合には、第5のステップS5に進み、上
限値以内に収まっている場合には第6のステップS6に
進む。第5のステップS5では、第1のステップS1で
生成された重みデータgm(n)から一定値を減算して重み
データgm(n)を更新し、第2のステップS2に戻る。
【0016】第6のステップS6では、第3のステップ
S3で算出されたビット長の総和、即ち、総和データS
(n)が、目標とする範囲の下限値に達しているか否かを
判定する。この判定の結果、総和データS(n)が下限値
に達していない場合には、第7のステップS7に進み、
下限値に達している場合には、処理を終了する。第7の
ステップS7では、第1のステップS1で生成された重
みデータgm(n)に一定値を加算して重みデータgm(n)を
更新し、第2のステップS2に戻る。そして、所定の処
理が完了した後には、ビット長データWm(n)が確定し、
帯域データAm(n)を符号化する際のビット長が決定され
る。
【0017】以上の符号化処理について、具体例を示し
て説明する。ここでは、帯域データAm(n)は4つ帯域B
1〜B4に分割されているものとする。また、重みデー
タgm(n)は4ビット(0〜15)で表され、その重みデ
ータgm(n)に対して0〜3ビットのビット長が割り当て
られるものとする。先ず、第2のステップS2における
重みデータgm(n)からビット長データWm(n)への変換テ
ーブルは、例えば、図2に示すように、重みデータgm
(n)を4段階に分け、各段階毎にビット長を割り当てる
ように構成される。第1のステップS1において、図3
に示すように、各帯域B1〜B4に対する重みデータg
1(n)〜g4(n)の初期値が「4」「5」「9」「10」と
して得られたとする。第2のステップS2では、重みデ
ータg1(n)〜g4(n)の「4」「5」「9」「10」に対
して、図2の変換テーブルに従い、ビット長データW1
(n)〜W4(n)の初期値が「1」「1」「2」「2」とし
て取り出される。そして、第3のステップS3で、ビッ
ト長データW1(n)〜W4(n)「1」「1」「2」「2」の
総和が計算され、総和データS(n)が「6」として得ら
れる。ここで、目標範囲の上限値を「5」とすれば、第
4のステップS4において、総和データS(n)が上限値
を越えていると判定される。そして、第5のステップS
5において、重みデータg1(n)〜g4(n)の初期値から
「1」が減算され、重みデータg1(n)〜g4(n)が「3」
「4」「8」「9」として更新される。この更新された
重みデータg1(n)〜g4(n)「3」「4」「8」「9」つ
いて、第2のステップS2で図2の変換テーブルに従う
変換を再度行うと、新たなビット長データW1(n)〜W4
(n)は「0」「1」「2」「2」となる。これらのビッ
ト長データW1(n)〜W4(n)「0」「1」「2」「2」か
ら得られる総和データS(n)は「5」であり、上限値以
内に収まっている。ここで、下限値も「5」であるとす
れば、第6のステップS6では、総和データS(n)が下
限値に達していると判定され、各ビット長データW1(n)
〜W4(n)が「0」「1」「2」「2」として確定され
る。
【0018】ここで、各帯域に割り当てるビット長自体
を減少させることにより、各ビット長の総和を目標の範
囲に収めるようにした従来の符号化方法と本発明の符号
化方法とを比較する。図3に示すビット長データW1(n)
〜W4(n)の初期値「1」「1」「2」「2」に対して、
総和が「5」以下になるようにそれぞれ「1」を減算す
ると、新たなビット長データW1(n)〜W4(n)は「0」
「0」「1」「1」として得られる。このビット長デー
タW1(n)〜W4(n)「0」「0」「1」「1」の総和は
「2」であり、上限値「2」以内に収まっている。この
場合、上限値「5」に対して3ビット分の余裕があるに
もかかわらず、その余裕分を活用することができない。
従って、本発明の符号化方法と比較して、データ長を有
効活用しにくいということが分かる。
【0019】図4は、本発明のデジタルデータの符号化
装置の第1の実施形態を示すブロック図である。レジス
タ11は、図7に示すレジスタ1と同一のものであり、
入力されるデータX(n)を一旦記憶し、帯域別の帯域デ
ータAm(n)に分けて出力する。重みデータ生成回路12
は、レジスタ11から入力される帯域データAm(n)に対
して、各帯域毎にデータの重要度を示す重みデータgm
(n)を算出する。この重みデータgm(n)の生成について
は、基本的な算出基準は図7に示すビット長データ生成
回路2における算出基準と同一であるが、データ量が、
ビット長を表すのに必要なデータ量よりも多く設定され
る。例えば、帯域データAm(n)の符号化に割り当てるビ
ット長を2ビット(4段階)で表すのに対して、重みデ
ータgm(n)を4ビット(16段階)で表すようにしてい
る。
【0020】重みデータ記憶回路13は、重みデータ生
成回路12で生成された重みデータgm(n)をブロック単
位で少なくとも1ブロック分記憶する。重みデータ更新
回路14は、重みデータ記憶回路13から読み出した重
みデータgm(n)を、後述する判定回路17の指示に応答
して一定量だけ増加または減少させ、新たな重みデータ
gm(n)として重みデータ記憶回路13に記憶し直す。こ
れにより、重みデータ記憶回路13に記憶された重みデ
ータgm(n)が更新される。ビット長割り当て回路15
は、重みデータ記憶回路13から入力される重みデータ
gm(n)に対して、予め決められたビット長を指定するビ
ット長データWm(n)を生成する。即ち、ビット長割り当
て回路15は、例えば図2に示すような変換テーブルを
有しており、4ビットで表される重みデータgm(n)を2
ビットのビット長データWm(n)に変換する。
【0021】総和算出回路16は、ビット長割り当て回
路15から入力されるビット長データWm(n)をブロック
単位で合計し、1ブロック分の帯域データAm(n)を符号
化したときのビット長の総和を示す総和データS(n)を
生成する。判定回路17は、総和算出回路16から入力
される総和データS(n)を、圧縮処理の目標値に対応し
て設定される上限値及び下限値と比較し、総和データS
(n)が所望の範囲にあるか否かを判定する。ここで、圧
縮処理の目標値は、最終的に得られる圧縮画像データY
(n)の1ブロック分の総ビット長を決めるものであり、
圧縮率に応じて設定される。そして、総和データS(n)
が上限値を超えているときには、重みデータ更新回路1
4に対して重みデータgm(n)の減算処理を指示し、下限
値に達していないときには重みデータ更新回路14に対
して重みデータgm(n)の加算処理を指示する。また、総
和データS(n)が上限値を越えておらず、かつ、下限値
に達していたときには、重みデータgm(n)の更新は行わ
ず、ビット長データWm(n)を確定する。このとき、総和
データS(n)と上限値または下限値との差に応じて、重
みデータ更新回路14での重みデータgm(n)に対する加
算値または減算値を増減する。即ち、総和データS(n)
の上限値を超える分が大きいほど重みデータ更新回路1
4での重みデータgm(n)に対する減算値を大きく設定
し、下限値に満たない分が大きいほど重みデータ更新回
路14での重みデータgm(n)に対する加算値大きく設定
する。これにより、重みデータ更新回路14での重みデ
ータgm(n)の更新回数を少なくすることができる。
【0022】符号化回路18は、図7に示す符号化回路
5と同一のものであり、レジスタ11から入力される帯
域データAm(n)をビット長割り当て回路15から供給さ
れるビット長データWm(n)に応じて符号化する。この符
号化処理においては、更新を繰り返して最適化されたに
応じて帯域データAm(n)が符号化されるため、ビット長
に無駄が生じにくくなっている。
【0023】図5は、本発明のデジタルデータの符号化
装置の第2の実施形態を示すブロック図である。尚、こ
の図においては、重みデータgm(n)から、最適化したビ
ット長データWm(n)を生成するまでについての構成を示
している。重みデータgm(n)の生成及び帯域データAm
(n)の符号化処理については、図1に示すレジスタ1
1、重みデータ生成回路12及び符号化回路18によっ
て行われる。
【0024】RAM21は、重みデータgm(n)を取り込
み、少なくとも1ブロック分記憶する。第1のROM2
2は、重みデータgm(n)をビット長データWm(n)に変換
するための変換テーブルを記憶しており、RAM21か
ら入力される重みデータgm(n)に応答して所定のビット
長データWm(n)を出力する。第2のROM23は、ビッ
ト長の総和を算出する際の個数データ及び重みデータg
m(n)を更新する際の加減算データをそれぞれ記憶し、各
演算処理を行う際に選択的にそれぞれのデータを出力す
る。
【0025】乗算器24は、第1のROM22及び第2
のROM23に接続され、ビット長の総和を算出する際
にビット長データWm(n)と個数データとを乗算する。
尚、重みデータgm(n)を更新する際には、加減算データ
をそのまま通過させて出力する。セレクタ25は、RA
M21及び乗算器24に接続され、ビット長の総和を算
出する際には乗算器24の出力を選択し、重みデータg
m(n)を更新する際にはRAM21側を選択する。加算器
26は、セレクタ26及び後述するレジスタ27に接続
され、セレクタ25から選択的に取り出されるデータと
レジスタ27に記憶されたデータとを加算する。レジス
タ27は、加算器26に接続され、加算器26の加算結
果を保持する。この加算器26及びレジスタ27よりビ
ット長データWm(n)の累加算を可能にしている。また、
加算器26の出力は、RAM21にも接続されており、
重みデータgm(n)を更新してRAM21に再度書き込む
ことができるようにしている。
【0026】そして、判定回路28は、ビット長データ
Wm(n)を累加算して得られる総和データS(n)を取り込
み、所定の基準値と比較して総和データS(n)、即ち、
1ブロックの総ビット長が所望の範囲にあるか否かを判
定する。この判定回路28の判定動作自体は、図4に示
す判定回路17の判定動作と同一である。そして、この
判定回路28は、ビット長データWm(n)の次の更新量を
決定し、第2のROM23に対して、重みデータgm(n)
の更新に用いる加減算データを指定するように指示を与
える。
【0027】図6は、図5に示す符号化装置の動作を説
明するタイミング図である。この図においては、1つの
ブロックが4つの帯域データA1(n)〜A4(n)に分解され
ている場合を示している。先ず、RAM21には、4つ
の帯域データA1(1)〜A4(1)に対応した4つの重みデー
タg1(1)〜g4(1)が記憶されているものとする。そこ
で、重みデータg1(1)〜g4(1)が順次読み出されて第1
のROM22に供給されると、各重みデータg1(1)〜g
4(1)に対応してビット長データW1(1)〜W4(1)が読み出
される。このとき、セレクタ25は乗算器25側を選択
していると共に、第2のROM23からは個数データと
して「1」が読み出されており、乗算器24においてビ
ット長データW1(1)〜W4(1)に乗算される。そして、そ
の乗算値、即ち、ビット長データW1(1)〜W4(1)が、加
算器26及びレジスタ27によって累加算される。
【0028】初期状態におてレジスタ27はリセットさ
れており、最初に加算器26に入力されるビット長デー
タW1(1)は、 T1(1)=W1(1) としてそのままレジスタ27に格納される。続いて、ビ
ット長データW2(1)〜W4(1)が順次加算器26に入力さ
れると、 T2(1)=T1(1)+W2(1) T3(1)=T2(1)+W3(1) T4(1)=T3(1)+W4(1) なるデータが順次レジスタ27に格納され、累加算が達
成される。そして、最終的にレジスタ27に格納された T4(1)=W1(1)+W2(1)+W3(1)+W4(1) が総和データS(1)として判定回路28へ供給される。
【0029】ここで、判定回路28において、総和デー
タS(1)が大きく、重みデータg1(1)〜g4(1)を「1」
ずつ減少させて更新するように判定されたとする。この
とき、セレクタ25は、RAM21側に切り換えられ、
さらに、レジスタ27は、リセットされている。そし
て、第2のROM23からは、加減算値として「−1」
が読み出される。
【0030】RAM21から重みデータg1(1)が再び読
み出され、セレクタ25及び加算器を26を通してレジ
スタ27に格納される。続いて、セレクタ25が乗算器
24側に切り換えられ、第2のROM23から読み出さ
れ加減算値「−1」が加算器26に入力されると、重み
データg1(1)に加減算値「−1」が加算され、 g1(2)=g1(1) −1 として重みデータg1(2)が新たにRAM21に書き込ま
れる。同様の動作を繰り返すことにより、 g2(2)=g2(1) −1 g3(2)=g3(1) −1 g4(2)=g4(1) −1 として重みデータg2(2)〜g4(2)が新たにRAM21に
書き込まれる。
【0031】続いて、RAM21から更新された重みデ
ータg1(2)〜g4(2)が読み出され、各重みデータg1(2)
〜g4(2)に対応したビット長データW1(2)〜W4(2)が第
1のROM22から読み出される。このビット長データ
W1(2)〜W4(2)については、ビット長データW1(1)〜W
4(1)と同様に加算器26及びレジスタ27によって累加
算され、 T4(2)=W1(2)+W2(2)+W3(2)+W4(2) が総和データS(2)として判定回路28に供給される。
【0032】第2の実施形態においては、セレクタ25
の切り替えによってビット長データW1(n)〜W4(n)の累
加算処理と重みデータg1(n)〜g4(n)の更新処理とを同
一の加算器26を用いて行うことができる。従って、加
算器の数を少なくして回路規模を小さくすることができ
る。以上の動作を繰り返すことにより、重みデータg1
(n)〜g4(n)が更新され、総和データS(n)が所定の範囲
に収められる。従って、そのときの重みデータg1(n)〜
g4(n)に対応したビット長データW1(n)〜W4(n)によ
り、帯域データA1(n)〜A4(n)を符号化することで、1
ブロック分の総ビット長が所定の範囲に収められた圧縮
データY(n)を得ることができる。
【0033】以上の実施形態においては、レジスタ11
に取り込まれるデータX(n)が周波数軸上のデータであ
る場合を例示したが、時間軸上のデータを一定期間毎に
分割したデータをレジスタ11に取り込むようにしても
よい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、帯域データを符号化す
る際の各帯域毎のビット長を重みデータに基づいて細か
く設定することができるようになる。従って、各帯域毎
に割り当てるビット長を最適化することができ、ビット
長を無駄にすることなく効率よくデータを符号化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルデータの符号化方法を説明す
るフローチャートである。
【図2】重みデータをビット長データに変換する変換テ
ーブルの一例を示す図である。
【図3】符号化処理の際の重みデータとビット長データ
との関係を示す図である。
【図4】本発明のデジタルデータ符号化装置の第1の実
施形態を示すブロック図である。
【図5】本発明のデジタルデータ符号化装置の第2の実
施形態を示すブロック図である。
【図6】第2の実施形態の動作を説明するタイミング図
である。
【図7】従来のデジタルデータの符号化装置の構成を示
すブロック図である。
【図8】入力されるデータX(n)を帯域毎に表した図で
ある。
【符号の説明】
1、11 レジスタ 2 ビット長データ生成回路 3 補正データ生成回路 4 ビット長データ補正回路 5、18 符号化回路 12 重みデータ生成回路 13 重みデータ記憶回路 14 重みデータ更新回路 15 ビット長割り当て回路 16 総和算出回路 17、28 判定回路 21 RAM 22、23 ROM 24 乗算器 25 セレクタ 26 加算器 27 レジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の成分に分解されたデジタルデータ
    を一定のブロック単位で符号化するデジタルデータの符
    号化方法において、上記デジタルデータの各成分毎に固
    有の重み情報を算出する第1のステップと、上記デジタ
    ルデータの各成分に対して上記重み情報に応じたビット
    長をそれぞれ割り当てる第2のステップと、上記第2の
    ステップで割り当てた上記ビット長を1ブロック分合計
    する第3のステップと、上記第3のステップで合計した
    上記ビット長の1ブロック分の合計値を所定の目標値と
    比較して大小を判定する第4のステップと、上記第4の
    ステップの判定結果に応じて上記第1のステップで算出
    した上記重み情報を増減する第5のステップと、を有
    し、上記第1乃至第5のステップを繰り返して上記ビッ
    ト長の1ブロック分の合計値を所望の範囲に収束させる
    ことを特徴とするデジタルデータの符号化方法。
  2. 【請求項2】 上記第5のステップは、上記合計値と上
    記目標値との差に応じて上記重み情報の増減量を可変に
    することを特徴とする請求項1に記載のデジタルデータ
    の符号化方法。
  3. 【請求項3】 複数の成分に分解されたデジタルデータ
    を各成分毎に指定されるビット長に従って符号化するデ
    ジタルデータの符号化装置であって、上記デジタルデー
    タに基づいて各成分毎の重要度を示す重みデータを算出
    する重みデータ生成回路と、上記重みデータを少なくと
    も1ブロック分記憶する重みデータ記憶回路と、上記デ
    ジタルデータの各成分に対して、上記重みデータ記憶回
    路に記憶された上記重みデータに応じたビット長を割り
    当てるビット長割り当て回路と、上記デジタルデータの
    各成分に割り当てたビット長を1ブロック分合計する総
    和算出回路と、上記ビット長の1ブロック分の合計値の
    大小に応じて上記記憶回路に記憶された上記重みデータ
    を増減する重みデータ更新回路と、を備え、上記重みデ
    ータの更新を繰り返して上記ビット長の1ブロック分の
    合計値を所定の範囲に収め、その時点のビット長に応じ
    て上記デジタルデータの各成分を符号化することを特徴
    とするデジタルデータの符号化装置。
  4. 【請求項4】 上記重みデータ更新回路は、上記総和算
    出回路から得られる上記合計値と所望の目標値との差に
    応じ、上記記憶回路に記憶された上記重みデータに対し
    て一定値を加算または減算することを特徴とする請求項
    3に記載のデジタルデータの符号化装置。
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TW525356B (en) 2003-03-21
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