JPH0663137U - 試験具クランプ装置 - Google Patents

試験具クランプ装置

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JPH0663137U
JPH0663137U JP355593U JP355593U JPH0663137U JP H0663137 U JPH0663137 U JP H0663137U JP 355593 U JP355593 U JP 355593U JP 355593 U JP355593 U JP 355593U JP H0663137 U JPH0663137 U JP H0663137U
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▲吉▼夫 光村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドラムの回転と軸方向の移動を利用してドラ
ムの外面に試験具を多数保持する。 【構成】 ドラム20は、軸方向に移動可能で、かつ、
軸回りに回転可能に支持され、その外面に試験具51が
軸方向に載置される。クランプ52は、ドラム20の周
方向に開閉して試験具51の両側縁に係脱する。スライ
ダー53は、ドラム20の軸方向に摺動してクランプ5
2を開閉させる。スライダー駆動ロッド54は、ドラム
20の軸方向に摺動可能に設けられ、一端が当該ドラム
20の端部より突出し、他端がスライダー53と一体に
形成されるとともに、当該ドラム20の端部より突出す
る方向に付勢されている。ドラム20が所定の試験具供
給位置に移動した時点でドラム20を回転させると、ス
ライダー駆動ロッド54が順次最上位に位置し、第1ロ
ッドストッパー55aと当接して後退するので、クラン
プ52が開き、試験具51を載置することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスティック状又はスライド状の試験具を用いて血液,尿等の生体液体 試料を自動的に検査するドラム型検査装置に利用される試験具クランプ装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、装置の小型化を図るために、試験具を載置するテーブルをドラム型にし た検査装置が種々提案されている。 例えば、特開昭52−129575号では、軸回りに回転可能で、かつ、軸方 向に移動可能に水平に支持され、試験具が周方向に載置されて半割り円筒状の蓋 で保持されるドラムと、該ドラムの外側に固定して配置された測定部とを備えた 装置が提案されている。 また、特公昭57−57663号公報では、軸回りに回転可能に水平に支持さ れ、試験具が軸方向に平行に載置されるドラムと、該ドラムの真上から90°離 れた位置において当該ドラムの軸に対して平行移動可能な測定部とを備えた装置 が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前者では、試験具が蓋で覆われてしまい、検体を点着することができないので 、予め検体を手作業で点着した試験具をドラムに載置しなければならない。この ため、検体を点着する操作が煩雑であり、また点着してから測定するまでの検体 の反応時間にばらつきが生じ易い。また、ドラムの上半分に試験具を載置するよ うになっているので、保持できる試験具の数が非常に少ない。さらに、試験具を 廃棄するにはその都度蓋を開放しなければならないので、煩雑である等の問題が ある。 後者においても、検体点着手段を備えていないので、手作業で検体を試験具に 点着しなければならない。また、試験具がドラムの真上に載置されてから90° 回転した時点で測定されるようになっているので、点着された検体の反応時間が ドラムの1/4回転分しか確保できない。また、ドラムが90°から180°ま で回転する間に試験具が落下しないように、ドラムの外側に特別な保持機構を設 けなければならず、構造が複雑である。さらに、ドラムの真下に位置した試験具 は必然的にそのまま落下して廃棄されてしまうので、ドラムの全周に試験具を保 持しておくことはできない等の問題がある。 本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、ドラムの回転と 軸方向の移動を利用してドラムの外面に試験具を多数保持することができ、さら に、その試験具を必要に応じて自動的に廃棄することができる試験具クランプ装 置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1考案は、軸方向に移動可能で、かつ、軸回りに 回転可能に支持されたドラムの外面に軸方向に載置される試験具をクランプする 試験具クランプ装置において、前記ドラムの周方向に開閉して試験具の両側縁に 係脱するクランプと、前記ドラムの軸方向に摺動して前記クランプを開閉させる スライダーと、前記ドラムの軸方向に摺動可能に設けられ、一端が当該ドラムの 端部より突出し、他端が前記スライダーと一体に形成されるとともに、当該ドラ ムの端部より突出する方向に付勢されたスライダー駆動ロッドと、前記ドラムが 所定の試験具供給位置に移動した時点で前記スライダー駆動ロッドが当接して後 退するロッドストッパーとを備えたものである。
【0005】 また、第2考案は、前記ロッドストッパーが、最上位に位置するスライダー駆 動ロッドと対向する第1ロッドストッパーと、最下位に位置するスライダー駆動 ロッドと対向する第2ロッドストッパーとからなり、前記ドラムが所定の試験具 供給位置に移動した時点で、最上位に位置するスライダー駆動ロッドが第1ロッ ドストッパーと当接して後退し、さらに前記ドラムが所定の試験具廃棄位置に移 動した時点で、最下位に位置するスライダー駆動ロッドが第2ロッドストッパー と当接して後退するようにしたものである。
【0006】
【作用】
前記第1考案の構成によれば、ドラムが軸方向に移動して試験具供給位置に位 置すると、最上位に位置するスライダ駆動ロッドの一端がロッドストッパーに当 接して後退すると同時に、スライダーが摺動してクランプが開く。これにより、 ドラムの最上位に試験具を載置することができる。続いてドラムが軸回りに回転 すると、今まで最上位に位置していたスライダー駆動ロッドは最上位から離れ、 最上位に隣接していたスライダー駆動ロッドは最上位に位置する。ここで、最上 位から離れたスライダー駆動ロッドは、ロッドストッパーから離隔し、その付勢 力によりドラム端面から突出する結果、スライダーが摺動してクランプが閉じら れる。これにより、最上位で載置された試験具はクランプによって保持される。 また、新たに、最上位に来たスライダー駆動ロッドは、ロッドストッパーに当接 して後退するので、スライダーが摺動してクランプが開く。これにより、その最 上位に新たな試験具を載置することができる。このように試験具供給位置におい て、ドラムを順次回転させることにより、試験具をドラムの全周に載置して保持 することができる。
【0007】 第2考案の構成によれば、ドラムが軸方向に移動して試験具供給位置を越えて 試験具廃棄位置に位置すると、最上位及び最下位に位置するスライダ駆動ロッド の各々の一端がロッドストッパーに当接して後退すると同時に、スライダーが摺 動してクランプが開く。これにより、ドラムの最上位に位置する試験具はそのま まであるが、最下位に位置する試験具は自重により落下する。続いてドラムが軸 回りに回転すると、今まで最下位に隣接していたスライダー駆動ロッドが最下位 に位置し、第2ロッドストッパーに当接して後退する結果、スライダーが摺動し てクランプが開き、試験具が落下する。このように試験具廃棄位置においてドラ ムを順次回転させることにより、試験具を落下させて廃棄することができる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に従って説明する。 (1)装置の構成 図1,図2は本考案に係る試験具クランプ装置を備えたドラム型の血液検査 装置を示し、この装置は大略、第1ドラム10と、第2ドラム20と、検体供給 部100と、ノズルチップ供給部200と、検体点着部300と、検体測定部4 00と、制御部500と、チップ廃棄部600と、ロット間差測定部700とか らなっている。 第1ドラム及び第2ドラム 第1ドラム10は、図3及び図4に示すように、一端が開口する円筒状のもの で、支持台11上にブラケット12を介して水平に支持されている。この第1ド ラム10の内面には第1ヒータ13が配設されている。また、第1ドラム10の 上面には、検体点着用穴14と検体測定用穴15が穿設されている。検体点着用 穴14は、モータ16によってスライドするシャッター17によって開閉可能に なっている。検体測定用穴15の上方には後述する検体測定部400が設けられ ている。なお、前記第1ヒータ13は第1ドラム10の外面に設けてもよい。 第2ドラム20は、前記第1ドラム10の内径よりも径の小さい円筒状であっ て、第1ドラム10の開口端より内部に収納可能になっている。そして、この第 2ドラム20の内面には、第2ヒータ21が配設されている。
【0009】 第1ドラム10及び第2ドラム20の内側には、図4に示すように、当該第1 ドラム10及び第2ドラム20の中心線上にスプラインシャフト22が貫通して おり、該スプラインシャフト22の図4においてY′方向端は第1ドラム10の Y′方向端部近傍に位置し、Y方向端は第1ドラム10より引き出された第2ド ラム20のY方向端部近傍に位置して、それらの両端は支持台11の両端に立設 されたサポートプレート23a,23bに回転可能に支持されている。 第2ドラム20の両端内側には、前記スプラインシャフト22に噛合するスプ ラインナット24が設けられている。これにより、第2ドラム20は、軸に沿っ てY′方向に移動すれば第1ドラム10内に収納され、Y方向に移動すれば当該 第1ドラム10から抜き出される一方、軸回りにスプラインシャフト22と一体 に回転可能になっている。
【0010】 図6に示すように、第2ドラム20の右端のスプラインナット24に隣接して 二つのベアリング25が装着され、該ベアリング25とスプラインシャフト22 の間にスリーブ26が挿入されている。 前記スリーブ26は、その外周には前記ベアリング25間に介在するフランジ 27を有し、右端にはX方向に延びるアーム28を有している。そして、このス リーブ26は、その軸回り方向には第2ドラム20に対して独立して回転可能で あり、軸方向には第2ドラム20と一体に移動可能になっている。 図3に示すように、前記第2ドラム20のドラム移動用モータ29は、第1ド ラム10の側方に支持台11より延設されたブラケット30に取り付けらている 。このモータ29のプーリ31と、サポートプレート23aに設けられたシャフ ト32のプーリ33との間には、ワイヤ34がスプラインシャフト22と平行に 張設されている。このワイヤ34には、前記スリーブ26のアーム28の先端が 固着されている。これにより、モータ29が回転すると、ワイヤ34の移動に伴 い、アーム28を介してスリーブ26が軸方向に移動する結果、このスリーブ2 6と一体に第2ドラム20が軸方向(Y,Y′方向)に移動するようになってい る。
【0011】 なお、この第2ドラム20の軸方向の移動の基点位置は、アーム28に突設さ れた突片35が、支持台11のほぼ中央に設けられたフォトセンサ36を通過し てその光を遮断することによって、検出されるようになっている。 一方、第2ドラム20のドラム回転用モータ37は、サポートプレート23b に取り付けられ、該モータ37のプーリ38とスプラインシャフト22のプーリ 39との間に設けたベルト40を介して、スプラインシャフト22を回転させる ことにより、第2ドラム20をそのスプラインシャフト22と一体に回転させる ようになっている。 第2ドラム20の回転方向の基点位置は、図4に示すように、スプラインシャ フト22のプーリ39に設けた円盤状のシャッター41の外周縁に形成されたス リット(不図示)が、支持台11に設けたフォトセンサ42の光りを通過させる ことによって、検出されるようになっている。
【0012】 −試験具クランプ機構− 図6,図7,図8に示すように、第2ドラム20には、その外面の周方向6カ 所に長手方向に形成された試験具収納溝50に載置される試験具51のクランプ 機構が設けられている。このクランプ機構は、主に、クランプ52と、スライダ ー53と、スライダー駆動ロッド54と、第1,第2ロッドストッパー55a, 55bとからなっている。 クランプ52は、図9に示すように、ばね鋼からなるワイヤを略L字形に折り 曲げた一種のトーションバーで、そのばね部52aの先端には係合突起52bが 形成され、軸部52cの先端に固定用の脚52dが形成されている。このクラン プ52は、図8に示すように、前記試験具収納溝50に沿って長手方向に3カ所 に形成されたクランプ収納凹部56に収容されている。すなわち、そのクランプ 収納凹部56の底に形成された溝57にクランプ52の軸部52cの脚52dが 圧入され、クランプ収納凹部56と試験具収納溝50との間に形成された切欠き 58にばね部52aの係合突起52bが嵌入するように収容されている。
【0013】 スライダー53は、図8に示すように、断面L字形に折曲された棒状のもので 、その一方の片には長手方向3カ所に突片59が形成されている。このスライダ ー53は、突片59がない側の片が試験具収納溝50の両側近傍に前記クランプ 収納凹部56を挟んで長手方向に形成されたスライダー収納溝60に収納され、 他方の片の突片59がクランプ収納凹部56に突出するようになっている。また 、試験具収納溝50の両側に位置する一対のスライダー53は、その右端におい て連結片61で互いに連結されて、後述するスライダー駆動ロッド54によって 同時に長手方向に摺動するようになっている。 スライダー駆動ロッド54は、第2ドラム20の右端のスプラインナット24 の周囲6等配位置に、軸方向に摺動可能に設けられている。このスライダー駆動 ロッド54の左端は、前記一対のスライダー53の連結片61に固着され、右端 は第2ドラム20の端面より突出してその先端に鍔62が設けられ、該鍔62と 第2ドラム20の端面との間にコイルばね63が装着されている。
【0014】 第1ロッドストッパー55aは、第2ドラム20の最上部の試験具収納溝50 に試験具51をセットすることができるように、スライダー駆動ロッド54を押 し込んでクランプ52を開くためのものである。 この第1ロッドストッパー55aは、図6に示すように、サポートプレート2 3aの上端にスプラインシャフト22と平行に挿通されたロッドアーム64の先 端のローラ取付台65に水平方向に回転可能に取り付けられている。ローラ取付 台65はサポートプレート23aに突設された一対のガイドアーム66によって ガイドされている。また、ローラ取付台65とサポートプレート23aとの間に はコイルばね67が装着されている。このコイルばね67によって、第1ロッド ストッパー55aは、図6において左側に向かって付勢されるとともに、ローラ 取付台65より下方に突出する位置規制板68が前記スリーブ26のアーム28 に当接することによって位置が規制されるようになっている。
【0015】 第2ロッドストッパー55bは、第2ドラム20の最下部の試験具収納溝50 から試験具51を落下させて廃棄することができるように、スライダー駆動ロッ ド54を押し込んでクランプ52を開くためのものである。 この第2ロッドストッパー55bは、サポートプレート23aの下部よりスプ ラインシャフト22と平行に突設されたアーム69の先端に、水平方向に回転可 能に取り付けられている。
【0016】 検体供給部 検体供給部100は、図10に示すように、検体ラック101と、検体ラック 回転機構102とからなっている。 検体ラック101は、図12に示すように、蓋103を有するコップ状で、蓋 103に設けた6個の開口部104より試験管状の6個の検体容器105を環状 に収容可能なものである。この検体ラック101は、装置本体11aに固定され たベース106に、その中心軸の回りに回転可能に、かつ、着脱可能に設けられ ている。検体ラック101の外周面には鍔107が設けられ、該鍔107の外周 面には周6等配位置に後述するボール113が嵌入する位置決め凹部108が形 成されている。また、前記鍔107より上方の外周面には周6等配位置に、後述 する回転機構102のレバー112の爪121が係合する歯109が突設されて いる。
【0017】 検体ラック回転機構102は、図10に示すように、ベース110と、スライ ダー111と、プッシュレバー112と、位置決めボール113とからなってい る。 ベース110は、矩形断面の棒状のもので、その一方の側面にはスライダー1 11が収容される溝114が長手方向に形成され、他方の側面にはプッシュレバ ー112が突出するスリット115が前記溝114に抜けるように長手方向に形 成され、上面にはスライダー111の駆動ピン117が嵌入する長孔116が前 記溝114に抜けるように長手方向に形成されている。このベース110は、検 体容器105の側方にノズル移動線Sと平行になるように、装置本体11a上に 固定されている。 スライダー111は、一端に駆動ピン117を有する矩形断面の棒状のもので 、その駆動ピン117が長孔116から突出するように、ベース110の溝11 4に摺動自在に収容されている。そして、このスライダー111は、その側面に 突出するピン118と、ベース110の側面に突出するピン119との間に両端 が係止されたコイルばね120により長孔116の一端側に付勢されている。
【0018】 プッシュレバー112は、先端に爪121を有する板状のもので、その爪12 1がスリット115から突出するように、スライダー111に支軸122によっ て回動可能に取り付けられている。このプッシュレバー112の先端とスライダ ー111の側面に突出するピン123との間には、コイルばね124が設けられ ている。このコイルばね124によって、プッシュレバー112は図10におい て反時計回りに付勢され、その縁がスライダー111の段部125に当接して回 転が規制されている。 位置決めボール113は、ベース110の検体ラック101と対向する側面に 突設されたシリンダ126内に、図示しないコイルばねによって外方に突出する ように付勢されている。
【0019】 ノズルチップ供給部 ノズル201の先端に装着されるチップ202を供給するノズルチップ供給部 200は、図13に示すように、チップガイド203と、チップ供給機構204 からなっている。 チップガイド203は、ノズル移動線Sに直角方向に設けられ、図14に示す ように、傾斜面を有するチップ供給ガイド部材205と、該チップ供給ガイド部 材205の下端に取り付けられたチップ下端ガイド部材206とで構成されてい る。チップ供給ガイド部材205には、図13に示すように、傾斜面に沿ってガ イド溝207が形成され、このガイド溝207にチップ202の上端が係止して 保持されるようになっている。ガイド溝207の下端は水平になっていて、前記 検体ラック101の上方で、かつ、ノズル移動線S上に位置するようになってい る。チップ下端ガイド部材206には、前記チップ供給ガイド部材205のガイ ド溝207に保持された最前列のチップ202が供給位置に滑り落ちるまでの間 にチップ202の下端をガイドするガイド溝208が形成され、これにより供給 位置でチップ202を垂直に保持できるようになっている。
【0020】 チップ供給機構204は、図13に示すように、ベース209と、カム210 と、第1,第2リンクプレート211a,211bと、第1,第2チップストッ パー212a,212bとからなっている。 ベース209は、矩形断面の筒状のもので、その一端は前記チップガイド20 3の側面に固定されている。このベース209には、上面から下面に貫通する矩 形穴213及び円形穴214が形成され、また前記矩形穴213の両側にスリッ ト215が形成され、さらに両側面にもスリット216(図15参照)が形成さ れている。 カム210は、矩形板状の基部217の両側の長辺縁に直角三角形状の二つの 第1,第2カム部218a,218bを、互いに対向しないように、かつ、その 傾斜したカム面の下死点が基部の長辺縁に直角な線上に位置するように立設した ものである。このカム210の基部217の背面には、長手方向にカム軸219 が固着されている。カム軸219の上端にはノズル201と係合可能なジョイン トボス220が設けられている。カム210はベース209の矩形穴213に挿 入され、カム軸219はベース209の円形穴214に挿入されて、それぞれ上 下に摺動可能になっている。
【0021】 第1,第2リンクプレート211a,211bは、それぞれベース209の上 面のスリット215に挿入されている。各リンクプレート211a,211bに は、ベース209の側面のスリット216より挿入されたねじ221が貫通して いる。そして、このねじ221の先端に設けたベアリング222が、前記カム2 10の上下移動に伴ってカム面の下死点と上死点の間を転動することにより、リ ンクプレート211a,211bは水平方向に往復移動可能になっている。各リ ンクプレート211a,211bは、その一端に設けたピン223とベース20 9に設けたピン224との間に装着されたコイルばね225によって、下死点側 に付勢されている。 第1,第2チップストッパー212a,212bは、前記リンクプレート21 1a,211bのピン223と一体に設けられ、ベース209の内側より端面を 貫通して外側に突出し、前記チップ供給ガイド部材205の傾斜面の裏側に位置 している。各チップストッパー212a,212bは、前記リンクプレート21 1a,211bの水平移動に伴って、チップ202の供給方向と直角方向に進退 可能になっている。第1チップストッパー212aと第2チップストッパー21 2bは、図14に示すように、チップ供給ガイド部材205の傾斜面に沿って並 列し、その間隔はノズルチップ202の径よりやや広く設定してある。
【0022】 検体点着部 検体点着部300は、図3に示すように、検体を吸引し、吐出するノズル20 1と、詳細に図示しないが、当該ノズル201を前記第1ドラム10の検体点着 用穴14からノズルチップ廃棄部600までの範囲内で水平方向(X,X′方向 )及び上下方向(Z,Z′方向)に移動させる移動機構とからなっている。 なお、この移動機構は、前記検体供給部100の駆動ピン117及びノズルチ ップ供給部200のジョイントボス220にそれぞれ係合する係合アーム(不図 示)を有している。 検体測定部 検体測定部400は、検体が点着された試薬部51に第1ドラム10の検体測 定用穴15より特定波長の測定光を照射してその反射光量を測定し、この反射光 量と予め設定された検量線とを比較することにより、検体中の特定成分を定量分 析するものである。 制御部 制御部500(図1参照)は、前記第2ドラム20の移動と回転を制御すると ともに、第1,第2ドラム10,20内のヒータ13,21を制御して検体が点 着された試薬部の温度調整を行い、さらにノズル点着部300のノズル移動機構 、シャッター17のモータ16及び検体測定部400を制御するものである。 チップ廃棄部 チップ廃棄部600は、ノズル201の先端に装着されたチップ202を脱却 するチップ脱却用切欠き601と、脱却されたチップ202を図示しない廃棄箱 に導くチップ廃棄シュート602とからなっている。 ロット間差測定部 ロット間差測定部700は、試験具51のロット毎に付随して提供される磁気 カードを読み取って前記測定部400の検量線を補正するようになっている。
【0023】 (2)装置の動作 以下、前記構成からなる装置の動作を説明する。 検体及び試験具のセッティング動作 まず、ノズルチップ供給部200のガイド溝207に多数のノズルチップ20 2を収納しておき、検体が収容された検体容器105を検体ラック101に順次 セットする。また、ロット間差測定部700において、試験具51のロットに付 随している磁気カードを読み込ませ、検量線を補正しておく。 次に、ドラム移動用モータ29を駆動すると、ワイヤ34が移動してそのワイ ヤ34に固着されたアーム28によって第2ドラム20が第1ドラム10より引 き出され、図6に示すように、試験具供給位置P1で停止する。この試験具供給 位置P1では、最上位にあるスライダー駆動ロッド54の先端が第1ロッドスト ッパー55aに当接し、コイルばね63の付勢力に抗して押し込まれる。これに より、図7に示すように、スライダー53がY′方向にスライドし、その突片5 9がクランプ52の先端から離れた位置に移動するので、クランプ52が開いて 、その最上位の試験具収納溝50に試験具51を収納することが可能となる。 試験具51は、多検体多項目測定の場合は多項目試験具、多検体単項目測定の 場合は単項目試験具をセットする。
【0024】 最上位の試験具収納溝50に試験具51をセットした後、ドラム回転用モータ 37を駆動すると、ベルト40を介してスプラインシャフト22が回転し、該ス プラインシャフト22と一体に第2ドラム20が1/6回転だけ回転する。この 回転により、最上位に位置していたスライダー駆動ロッド54は、第1ロッドス トッパー55aから離れてコイルばね63の付勢力により第2ドラム20の端面 から突出する。このため、スライダー53が図7においてY方向に移動し、その 突片59がクランプ52の先端を押圧してクランプ52を閉じる。この結果、試 験具収納溝50にセットされた試験具51はクランプ52により保持される。 また、第2ドラム20の回転により、新たに最上位に位置しようとするスライ ダー駆動ロッド54は、第1ロッドストッパー55aに当接して押し込められる 。このため、新たに最上位に位置した試験具収納溝50のクランプ52が開いて 、その溝50に次の試験具51をセットすることができる。 このようにして、ドラム回転用モータ37によって第2ドラム20を1/6回 転ずつ回転させることにより、試験具51を各試験具収納溝50に順次セットし てゆくことができる。
【0025】 検体点着動作 まず、ドラム移動用モータ29を駆動すると、ワイヤ34が移動してそのワイ ヤ34に固定したアーム28によって第2ドラム20が第1ドラム10内に進入 してゆき、試験具51の最前にある試薬部が第1ドラム10の検体点着用穴14 の真下に位置する。 続いて、ノズル移動機構を駆動して検体点着動作に入るが、この動作を図16 のノズル移動線図に従って説明する。 −検体選択− ノズル201をスタートポイント(x0,z0)より−z1点まで降下させて検 体ラック101に向かってX方向に移動させると、図10に示すように、図示し ないノズル移動機構の係合アームがx1点で検体ラック回転機構102の駆動ピ ン117と係合する。ここで、ノズル201をさらに一定距離だけx方向に移動 させると、駆動ピン117が押圧されてスライダー111が移動する結果、プッ シュレバー112の爪121が検体ラック101の歯109を押圧して1ピッチ 進める。これにより、検体ラック101が1/6回転し、新しい検体容器105 が吸入位置X4に位置する。
【0026】 ノズル201をx1点に戻すと、スライダー111はコイルばね120の付勢 力により元の位置に復帰する。このとき、プッシュレバー112の爪121が検 体ラック101の歯109に接触するが、プッシュレバー112は支軸122を 中心にコイルばね124の付勢力に抗して図10において時計回り方向に回動す るため、検体ラック101を回転させることなく、元の位置に復帰する。 なお、当初から吸入位置x4に位置する検体容器105の検体から測定を開始 する場合は、前述の検体ラック101の回転動作を省略することができる。また 、検体ラック101の回転動作を数回連続して行うことにより、検体ラック10 1に置かれた任意の検体容器105を選択することができる。
【0027】 −チップ供給− x1位置においてノズル201を−z1からz1まで上昇させ、図13に示すよ うに、x2まで水平移動させた後、さらにz2まで上昇させ、ここで一定距離だけ x方向に水平移動させると、図示しないノズル移動機構の係合アームがノズルチ ップ供給部200のカム軸219に設けたジョイントボス220に係合する。 この状態でノズル201を上方(Z方向)に一定距離だけ上昇させると、カム 210が上昇してその第1カム部218aのカム面上をねじ221のベアリング 222が下死点から上死点まで転動する結果、ねじ221がスリット216に沿 ってY′方向に摺動し、第1リンクプレート211aがコイルばね225の付勢 力に抗して移動し、第1チップストッパー212aが後退する。これにより、チ ップガイド203のガイド溝207に収納されているノズルチップ202全体が 滑り、その最前列のノズルチップ202が第2チップストッパー212bに当接 して停止する。続いてノズル201を降下させて元の位置に戻すと、ベアリング 222が第1カム部218aのカム面を上死点から下死点まで転動して、ねじ2 21がスリット216に沿ってY方向に摺動する結果、第1リンクプレート21 1aがコイルばね225の付勢力によって引き戻され、第1チップストッパー2 12aが前進する。このため、最前列のノズルチップ202は第1チップストッ パー212aと第2チップストッパー212bの間に保持される。
【0028】 引き続いて、ノズル201を下方(Z′方向)に一定距離だけ降下させると、 カム210が降下してその第2カム部218bのカム面上をねじ221のベアリ ング222が下死点から上死点まで転動する結果、ねじ221がスリット216 に沿ってY′方向に摺動し、第2リンクプレート211bがコイルばね225の 付勢力に抗して移動し、第2チップストッパー212bが後退する。これにより 、第1チップストッパー212aと第2チップストッパー212bの間に保持さ れていたノズルチップ202がガイド溝207に沿ってチップ供給位置13まで 滑り落ちる。続いてノズル201を上昇させて元の位置に戻すと、ベアリング2 22が第2カム部218bのカム面を上死点から下死点まで転動して、ねじ22 1がスリット216に沿ってY方向に摺動する結果、第2リンクプレート211 bがコイルばね225の付勢力によって引き戻され、第1チップストッパー21 2aが前進する。
【0029】 −チップマウント− チップ202の供給が終了すると、ノズル201をx2位置まで戻して図示し ないノズル移動機構の係合アームとジョイントボス220との係合を解除した後 、一旦ノズル201をz0まで降下させ、チップ供給位置の真上のx3まで水平移 動させる。ここで、ノズル201を一定距離昇降させると、ノズル201の先端 にチップ202が装着される。 −検体吸引,点着− ノズル201をチップ供給位置x3より吸引位置x4に水平移動させ、ここでノ ズル201を一定距離降下させて検体容器105中の検体を吸引し、一旦z0位 置に戻す。そして、ノズル201を点着位置−x1まで水平移動させると同時に 、モータ16によりシャッター17を移動させて検体点着用穴14を開く。そし て、ここでノズル201を一定距離降下させて検体を吐出する。これにより、第 1ドラム10の検体点着用穴14より第2ドラム20上の試験具51の所定の試 薬部51aに検体が点着される。 全ての試験具51の試薬部51aに検体が点着されると、モータ16によりシ ャッター17を移動させて検体点着用穴14を閉じる。この結果、第1ドラム1 0と第2ドラム20の間は密閉状態となるので、点着された検体の蒸発が防止さ れるとともに、第1,第2ヒータ13,21により保温されている試薬部51a の放熱が押さえられる。 −チップ廃棄− このようにして点着が終了した後、ノズル201をz3まで上昇させ、さらに 廃棄位置x5まで水平移動させると、ノズル201がチップ廃棄部600(図3 参照)のチップ脱却用切欠き601に係合する。ここで、ノズル201を一定距 離だけ昇降させると、チップ脱却用切欠き601によって脱却される。これによ り、ノズル201から脱却したノズルチップ202はチップ廃棄シュート602 を通って廃棄箱に滑り落ちて廃棄される。
【0030】 なお、多検体単項目測定の場合は、一つの検体について前述の一連の点着動作 を行った後、第2ドラム20を1/6回転させて次の試験具51の試薬部51a を検体点着用穴14に位置させた後、次の検体の点着動作を行う。 これに対し、多検体多項目測定の場合は、x4位置における検体吸引量を多く しておいて、一つの試薬部51aに点着を終えると、第2ドラムを長手方向に移 動させて次の試薬部51aを検体点着用穴14に位置させて、同一の検体を点着 する。そして、同一検体についてすべての試薬部51aに対して点着を終えた後 、第2ドラム20を1/6回転させて次の試験具51の試薬部51aを検体点着 用穴14に位置させて、以下同様にして点着動作を行う。
【0031】 検体測定動作 このようにして試薬部51aに点着された検体は、最初に点着された検体から 順次、検体測定部400によって測定される。 すなわち、多検体単項目測定の場合は、第2ドラム20を1/6ずつ回転させ て各検体を順次測定を行う。また、、多検体多項目測定の場合は、第2ドラム2 0を長手方向に一定距離ずつ移動させて一検体につき各項目を順次測定した後、 第2ドラム20を1/6回転させて、次の検体について同様にして測定する。 なお、この測定動作の間、検体が点着された試薬部51aは第1ドラム10の 内面の第1ヒータ13と、第2ドラム20の内面の第2ヒータ21とによって、 上下から一定温度に保温される。
【0032】 試験具廃棄動作 測定動作が終了した後、ドラム移動用モータ29を駆動すると、第2ドラム2 0のY′方向端が試験具廃棄位置P2に位置するまで引き出される。この移動中 、第2ドラム20が試験具供給位置P1に近づくと、最上位にあるスライダー駆 動ロッド54は、第1ロッドストッパー55aに当接して一定量だけ押し込めら れるが、試験具供給位置P1を越えると、第1ロッドストッパー55aをコイル ばね67の付勢力に抗して押し動かす。一方、最下位にあるスライダー駆動ロッ ド54も、第2ロッドストッパー55bに当接して一定量だけ押し込められる。 したがって、試験具廃棄位置P2では最上位と最下位にあるクランプ52が両方 とも開くことになる。最下位のクランプ52が開くことにより最下位にある試験 具51は自重で廃棄箱の中に落下する。 この状態で第2ドラム20を1/6づつ回転させると、スライダー駆動ロッド 54が順次第2ロッドストッパー55bによって押し込められるので、最下位に 回ってくる各試験具51は順次廃棄されてゆく。
【0033】 (3)他の実施例 図17,図18は、試験具クランプ装置の他の実施例を示す。このものは、ク ランプ52′及びスライダー53′の形状が異なる以外は、前記図7,図8に示 すものと実質的に同一であるので、対応する部分には同一符号が付してある。 クランプ52′は、ばね性を有する帯鋼を図18に示すように略U字形に折曲 したもので、両端の間隔は自由状態において試験具50の幅よりも広く形成され ている。このクランプ52′は、試験具収納溝50の長手方向3箇所に形成され た矩形のクランプ収納穴56′に収納されている。 スライダー53′は、前記実施例と同様、断面L字形に折曲された棒状のもの で、その一方の片には前記3個のクランプ52′と同一間隔で長手方向にクラン プ52′の幅よりも広い切欠き59′が形成されている。このスライダー53′ は、切欠き59′がない側の片がスライダー収納溝60に収納されている。
【0034】 この実施例では、最上位又は最下位において、スライダー駆動ロッド54が第 1又は第2ロッドストッパー55a,55bに当接して後退すると、スライダー 53′がY′方向に摺動してその切欠き59′がクランプ52′の位置に位置し て、クランプ52′が開く。このため、最上位においては試験具収納溝50に試 験具51を載置することができ、最下位においては試験具51は自重により落下 して廃棄される。 また、スライダー駆動ロッド54が第1ロッドストッパー55aから離れてコ イルばね63の付勢力によって元の位置に復帰すると、スライダー53′がY方 向に摺動してその切欠き59′がクランプ52′より離れるので、クランプ52 ′はスライダー53′の縁に押圧されて閉じる。この結果、最上位において試験 片収納溝50に載置された試験具51は試験具収納溝50から脱出することなく 保持される。
【0035】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に係る考案によれば、ドラムを試験 具供給位置において順次回転させることにより、最上位のクランプが順次開くの で、試験具を次々に載置することができる。そして、最上位から離れるとクラン プが閉じるので、最下位になっても試験具は落下しない。このため、多数の試験 具をドラムの全周に保持することができる。また、クランプが試験具の両側縁に 係合してその試験具を保持するので、試験具を覆うことなく保持することができ 、外部に特別な保持機構を設ける必要がない。 前記請求項1の考案の効果に加えて、請求項2に係る考案によれば、ドラムを 試験具廃棄位置において順次回転させることにより、最下位のクランプが開くの で、試験具を自重により落下させて順次廃棄することができ、手で取り除くとい った煩雑な作業が不要となる。また、ドラムを試験具供給位置又は試験具廃棄位 置のいずれかの位置において回転させるだけで、必要に応じて試験具の供給も廃 棄も行なうことができる。さらに、外部に何等特別なクランプ駆動機構や廃棄機 構を設ける必要がなく、構造が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る試験具クランプ装置を備えたド
ラム型血液検査装置の部分破断平面図である。
【図2】 図1に示す装置の部分破断側面図である。
【図3】 図1に示す装置の要部拡大平面図である。
【図4】 図3の左側面図である。
【図5】 図3の正面図である。
【図6】 図4の一部拡大断面図である。
【図7】 試験具クランプ機構の平面図である。
【図8】 第2ドラムの一部破断端面図である。
【図9】 クランプの斜視図である。
【図10】 検体供給機構の平面図である。
【図11】 図10の正面面図である。
【図12】 図10の左側面図である。
【図13】 チップ供給機構の平面図である。
【図14】 図12の側面図である。
【図15】 図12の正面図である。
【図16】 ノズルの移動線図である。
【図17】 試験具クランプ装置の他の実施例を示す平
面図である。
【図18】 図17に示す第2ドラムの一部破断端面図
である。
【符号の説明】
20…第2ドラム、 51…試験具、52,
52′…クランプ、 53,53′…スライダー、
54…スライダー駆動ロッド、55a,55b…第1,
第2ロッドストッパー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に移動可能で、かつ、軸回りに回
    転可能に支持されたドラムの外面に軸方向に載置される
    試験具をクランプする試験具クランプ装置において、前
    記ドラムの周方向に開閉して試験具の両側縁に係脱する
    クランプと、前記ドラムの軸方向に摺動して前記クラン
    プを開閉させるスライダーと、前記ドラムの軸方向に摺
    動可能に設けられ、一端が当該ドラムの端部より突出
    し、他端が前記スライダーと一体に形成されるととも
    に、当該ドラムの端部より突出する方向に付勢されたス
    ライダー駆動ロッドと、前記ドラムが所定の試験具供給
    位置に移動した時点で前記スライダー駆動ロッドが当接
    して後退するロッドストッパーとを備えたことを特徴と
    する試験具クランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記ロッドストッパーは、最上位に位置
    するスライダー駆動ロッドと対向する第1ロッドストッ
    パーと、最下位に位置するスライダー駆動ロッドと対向
    する第2ロッドストッパーとからなり、前記ドラムが所
    定の試験具供給位置に移動した時点で、最上位に位置す
    るスライダー駆動ロッドが第1ロッドストッパーと当接
    して後退し、さらに前記ドラムが所定の試験具廃棄位置
    に移動した時点で、最下位に位置するスライダー駆動ロ
    ッドが第2ロッドストッパーと当接して後退するように
    したことを特徴とする請求項1に記載の試験具クランプ
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09127120A (ja) * 1995-10-26 1997-05-16 Kdk Corp 分析装置
CN109100528A (zh) * 2018-08-09 2018-12-28 迈克医疗电子有限公司 反应杯导向装置

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