JPH0663010A - 内視鏡の湾曲操作装置 - Google Patents

内視鏡の湾曲操作装置

Info

Publication number
JPH0663010A
JPH0663010A JP4217047A JP21704792A JPH0663010A JP H0663010 A JPH0663010 A JP H0663010A JP 4217047 A JP4217047 A JP 4217047A JP 21704792 A JP21704792 A JP 21704792A JP H0663010 A JPH0663010 A JP H0663010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
pad
finger
curvature
cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4217047A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3226340B2 (ja
Inventor
Genichi Nakamura
元一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP21704792A priority Critical patent/JP3226340B2/ja
Publication of JPH0663010A publication Critical patent/JPH0663010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3226340B2 publication Critical patent/JP3226340B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡の挿入部に設けられた湾曲部の湾曲を
操作するための、十字状のパッドを有する湾曲操作装置
の操作性を向上する。 【構成】 湾曲操作装置である湾曲操作スイッチ19の
有する十字状パッド32において、この十字状パッド3
2の指当て面41の形状と、この十字状パッド32を押
す指の接触部分の形状とがほぼ一致するように、つまり
前記指当て面41の曲率半径を指の軸方向には大きくな
るように、指の径方向には小さくなるように形成し、指
をパッド32に当てたときのフィット感を向上させると
ともに、指を無理に移動させなくとも湾曲操作スイッチ
19を押せるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡の湾曲部の湾曲
方向を入力操作するための、内視鏡の湾曲操作装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、細長の挿入部を体腔内に挿入
することにより、体腔内臓器などを観察したり、必要に
応じて処置具チャンネル内に挿通した処置部を用いて各
種治療処置のできる医療用の内視鏡が広く利用されてい
る。また、工業分野においても、ボイラ,タービン,エ
ンジン,化学プラントなどの内部の傷や腐蝕などを観察
し検査することのできる工業用内視鏡が広く利用されて
いる。
【0003】このような内視鏡は、先端部に対物レンズ
群などにより構成される観察光学系を有していて、この
観察光学系による像をリレー光学系やファイバグラス等
により観察者の目に導く光学式の内視鏡や、前記観察光
学系の焦点面にCCD等の撮像素子を配設して、これら
の素子から出力された信号をモニタ等を介して観察する
電子式の内視鏡などが知られている。
【0004】前述のような内視鏡は、手元操作部から細
長の挿入部を延設していて、この挿入部を観察体の内部
に挿入して観察を行うようになっているが、この観察体
の被挿入部分の形状に対応するために、挿入部の先端部
近傍には湾曲して挿入部の先端部の方向を変えることが
できる湾曲部が設けられている。このような内視鏡にお
いては、湾曲操作の操作性を向上するために、モータ等
を用いて、挿入部の湾曲部の湾曲を駆動するための駆動
源としているものも提案されている。
【0005】前記内視鏡の湾曲部の湾曲方向を入力操作
するための湾曲操作装置である湾曲操作スイッチとし
て、例えば特開昭61−106125号公報には、ジョ
イスティックからなる湾曲操作スイッチが開示されてい
て、このジョイスティックを操作することにより、上下
左右の4方向の湾曲操作を行うようになっている。しか
し、このようなジョイスティックからなる湾曲操作スイ
ッチでは、構造的に小型化が困難であるという問題点が
あった。
【0006】このため、特開平2−164330号公報
には、前記ジョイスティックの代わりに、傾動可能なプ
レートと、このプレートが傾いたときにオンするスイッ
チとからなる湾曲操作スイッチが提案されている。しか
しこの湾曲操作スイッチは、指で押す部分である前記プ
レートが略平面であるため、指にフィットせず押しにく
いという欠点があった。
【0007】そこで、特願平3−250347号公報に
は、十字パッド型の湾曲操作スイッチが開示されてい
る。この湾曲操作スイッチは、前記プレートの代わりに
十字状のパッド(以下十字パッドと略記する)を用い
て、この十字パッドの有する4つの凸部を湾曲部の湾曲
する上下左右方向にそれぞれ対応させ、かつ押圧面の形
状が指にフィットするように該十字パッドの中央部を低
くして、前記4つの突出部の4端を高くして曲面形状に
形成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この十
字パッドを操作する指(例えば親指)の手のひら側の形
状は、曲率半径が指の軸方向では大きく、これに垂直な
径方向では小さくなっているため、単純に中央部を低く
して4つの突出部の4端を高くした形状の前記十字パッ
ドでは、指を乗せても良好にフィットせず、径方向では
十字パッドと指との間に隙間が生じてしまう。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、指に良好にフィットして操作性の良い十字状
のパッドを備えた、内視鏡の湾曲操作装置を提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために、本発明による内視鏡の湾曲操作装置
は、内視鏡の湾曲部が湾曲する4方向を入力するため
の、この4方向にそれぞれ対応した4つの突出部を有す
る十字状のパッドを具備しているものにおいて、前記湾
曲操作装置の十字状のパッドが有する4つの突出部の
内、他の突出部よりも該パッドの厚み方向に高い突出部
を少なくとも1つ具備している。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図7は本発明の第1実施例に係り、図
1は湾曲操作装置である湾曲操作スイッチの拡大平面
図、図2は前記図1の湾曲操作スイッチのAA断面図、
図3は抜け止めの平面図、図4は電子内視鏡装置を示す
全体構成図、図5は操作部内の駆動部の要部を示す図、
図6は指の形状を説明する正面図,平面図,側面図、図
7は指と十字パッドの形状のフィット状態を説明する図
である。なお、この第1実施例では、内視鏡として電子
内視鏡を用いている。
【0012】図4に示すように、電子内視鏡装置1は、
CCD等の固体撮像素子を内設した電子内視鏡2と、こ
の電子内視鏡2に照明光を供給する光源装置3と前記固
体撮像素子を駆動し、この固体撮像素子からの撮像信号
を映像信号に変換するビデオ制御装置4と、ビデオ制御
装置4から出力された映像信号を映し出すモニタ5と、
後述する電子内視鏡2の湾曲部10の湾曲を制御する湾
曲用モータ制御装置6とから構成されている。
【0013】前記電子内視鏡1は、操作部7と、この操
作部7に連結され観察体に挿入可能に細長に形成された
挿入部8が設けられている。
【0014】この挿入部8は、前記操作部7から先端方
向へ順に軟性部9,湾曲部10,先端部11が連結され
ている。
【0015】前記湾曲部10は複数の湾曲駒を連結して
なり、上下左右方向に湾曲可能に構成されている。
【0016】また、前記先端部11には、固体撮像素子
を含む対物光学系,照明光学系等が内設されている。
【0017】固体撮像素子には、信号ケーブルが電気的
に接続されており、後述するビデオ制御装置用コネクタ
16まで延出されている。
【0018】また、照明用光学系として、ライトガイド
ファイバ束が後述するライトガイドコネクタ14まで延
出されている。操作部7の側部には、途中で2段に分岐
するユニバーサルコード12が連結されている。
【0019】このユニバーサルコード12の端部には、
湾曲用モータ制御装置6に着脱自在に接続されるモータ
制御装置用コネクタ13と、光源装置3に着脱自在に接
続されるライトガイドコネクタ14が設けられている。
【0020】そして、ライトガイドコネクタ14には、
側部からビデオ制御用コード15が延出し、端部にビデ
オ制御装置4に着脱自在に接続されるビデオ制御装置用
コネクタ16が設けられている。
【0021】また、操作部7には、観察窓を洗浄するた
めの送気・送水ボタン17と、体液等を吸引するための
吸引ボタン18が設けられている。
【0022】送気・送水ボタン17を操作することによ
り、送気あるいは送水がなされ、吸引ボタン18を操作
することにより、電子内視鏡2内に配設された吸引チャ
ンネル(処置具挿入用チャンネル)から吸引がなされ
る。
【0023】また、操作部7には、湾曲部10を湾曲操
作するための湾曲操作装置である湾曲操作スイッチ19
が設けられている。
【0024】操作部7内には、図5に示されるように、
湾曲部10を上下方向に湾曲駆動する直流モータからな
る駆動モータ21と、この駆動モータ21の駆動軸22
に固定されたスプロケット23と、このスプロケット2
3に噛み合うチェーン24とが設けられている。
【0025】そして、チェーン24の端部は、連結部材
25を介して湾曲操作ワイヤ26が連結されている。こ
の湾曲操作ワイヤ26は、前記軟性部9,湾曲部10内
を挿通し、湾曲部10先端の湾曲駒に連結されている。
【0026】これにより、湾曲操作スイッチ19を操作
することにより、駆動モータ21が駆動し、操作ワイヤ
26を牽引操作して湾曲部10を上下方向に湾曲駆動す
るものである。
【0027】ここでは、上下方向に湾曲駆動する駆動部
について述べたが、左右方向に湾曲駆動する駆動部につ
いても同様に構成されている。
【0028】図1に示すように、湾曲操作スイッチ19
は、操作部7に設けられたざぐり穴31に十字パッド3
2を配設してその要部を構成している。
【0029】前記ざぐり穴31は、前記十字パッド32
よりも一回り大きい円形の凹部形状に形成されていて、
該ざぐり穴31の底面には基板33(図2参照)が固定
され、この基板33上には、U(上),D(下),R
(右),L(左)に対応した4つのタクトスイッチ3
4,35,36,37が、該基板33の中心から4方向
にほぼ対称に設けられている。また該ざぐり穴31の底
面の中央部には、上端部に球部37を有するパッド軸3
8が上方に向かって植立されている。
【0030】前記十字パッド32から突出している4つ
の突出部は、UDRL(上下左右)の各湾曲操作方向に
それぞれ対応している。この十字パッド32は図2に示
すように、ざぐり穴31とは逆側の上端側の指当て面4
1は円弧状の凹部となっていて、RL方向の曲率がUD
方向の曲率に比べ小さくなっており、十字パッド32の
高さもRL方向の方が高くなっている(図7参照)。一
方、該パッド32の下端面の中央部には、上方に向かっ
て凹部42が設けられている。この凹部42に前記パッ
ド軸38の球部37が挿入されることにより、この球部
37を中心にして該パッド32が傾倒可能に支持されて
いる。また、前記凹部42の開口部には、前記球部37
が抜けるのを防止する、図3に示すような偏心穴43a
を有する抜け止め43が固定されている。なお、前記十
字パッド32は4端が面取りされている。
【0031】また、十字パッド32のざぐり穴31側に
は、前記タクトスイッチ34〜37を押すための押圧ピ
ン45が4つそれぞれ下方に向けて突設されている。こ
の押圧ピン45は、十字パッド32が傾倒した際に、押
されるタクトスイッチの丁度中心にくるように、パッド
軸38から見て、それぞれのタクトスイッチ34〜37
の中心よりも若干外側に位置するよう設けられている。
【0032】また、前記基板33上には、D側に一対の
太い軸の回転止め46が、U側に一対の細い軸の回転止
め47がそれぞれ前記十字パッド32の突出部を挟む形
で固定されていて、該十字パッド32の回転方向の位置
ずれを防いでいる。
【0033】次に、電子内視鏡に接続される機器につい
て説明する。光源装置3は、図示しない光源が内部に設
けられており、この光源から射出される照明光はライト
ガイドコネクタ14のライトガイドの入射端面に入射さ
れ、このライトガイドにより内視鏡挿入部8の先端部1
1に設けられた照明光学系に伝送され、この照明光学系
から観察部位等に照射されるようになっている。
【0034】そして、単板RGB面順次方式の電子内視
鏡であれば、赤,緑,青の面順次光を出力する光源装置
を使用し、単板カラーチップ同時方式の電子内視鏡であ
れば、白色光を出力する光源装置を使用する。
【0035】ビデオ制御装置4は、図示しない映像信号
処理回路が内部に設けられていて、この映像信号処理回
路の入力端がビデオ制御装置用コネクタ16が接続され
るコネクタ受けに接続されるとともに、映像信号処理回
路の入力端がモニタ5に接続される。
【0036】前記映像信号処理回路は撮像素子駆動信号
を出力して、この駆動信号が信号線を介して伝送されて
固体撮像素子を駆動する。
【0037】そして、固体撮像素子の光電変換面に結像
した観察部位等の被写体の像が、この固体撮像素子によ
り光電変換されて撮像信号として出力され、信号線によ
って伝送されたこの撮像信号は前記映像信号処理回路に
入力される。そして、この映像信号処理回路により、標
準TV映像信号に変換されてモニタ5に観察部位等の被
写体の像が映し出される。
【0038】なお、本実施例では、UDRL方向に対応
した4つのタクトスイッチを使用したが、これはタクト
スイッチに限らず、メンブレンスイッチや感圧導電ゴム
等であっても良い。
【0039】次に、このように構成された第1実施例の
作用について説明する。人の指の形状は、図6に示すよ
うに、軸方向の長さが長くかつ手のひら側の曲率半径が
大きくなっているのに対し、径方向では長さが短く、手
のひら側の曲率半径も小さくなっている。
【0040】湾曲操作スイッチを操作する場合、指の軸
方向先端側をU(アップ)に、軸方向後方側をD(ダウ
ン)に、径方向右側をR(ライト)に、径方向左側をL
(レフト)に合わせて、指当て面に乗せて操作を行うこ
とが一般的である。
【0041】このような湾曲を操作する指の形状を考慮
して、図7に示すように、前記十字パッド19は、指当
て面41のRL方向は、曲率が小さく、かつ両側の高さ
が高くなるように形成されている。ここで、指の径方向
は、前述したように曲率が小さく長さも短いため、指と
パッドとはぴったりとフィットする。
【0042】また、十字パッド19の指当て面41のU
D方向は、曲率が大きくかつ両端部の高さはRL方向の
端部に比べるとあまり高くなっていない。ここで、指の
軸方向は、曲率が大きく長さも長いため、パッドと指と
はぴったりとフィットする。こうして、RL方向,UD
方向ともにパッドと指の形状が整合するように該十字パ
ッド19を形成している。
【0043】このように構成された十字パッド19の例
えばU方向を押すと、前述のようにパッド19と指とは
ぴったりフィットしているため、同パッド19はU側に
スムーズに傾斜し、このU方向に対応するタクトスイッ
チ34が押され、これにより出力された信号は、図示し
ない信号線を経て湾曲用モータ制御装置6へ伝送され
る。すると、この湾曲用モータ制御装置6は、図示しな
い回路を経てUD方向に湾曲部を湾曲するための駆動源
であるUD方向用の駆動モータ21に電流を供給し、こ
れによりUD駆動モータ21が回転する。こうして、ス
プロケット23,チェーン24,連結部材等25を介し
て、湾曲ワイヤー26が牽引され、駆動力が伝達されて
湾曲部はU方向に湾曲する。
【0044】なお、十字パッド19のD方向,R方向,
L方向のいずれを押した場合にも、前述のU側を押した
ときと同様な作用により、湾曲部は押されたスイッチの
方向に対応する方向に湾曲するようになっている。
【0045】このような第1実施例によれば、指に良好
にフィットして操作性の良い十字状パッドを備えた湾曲
操作スイッチを得ることができる。
【0046】図8,図9は本発明の第2実施例に係り、
図8は湾曲操作スイッチの拡大図、図9は図8の湾曲操
作スイッチのBB断面を示す図である。この第2実施例
は前述の第1実施例とほぼ同様の構成であるので、その
相違点のみを説明する。
【0047】図8に示すように、湾曲操作スイッチ19
には、第1実施例に設けられていた太い軸の回転止め4
6,細い軸の回転止め47が設けられておらず、その代
わりに周面に蛇腹部52(図9参照)が設けられた、上
端面が閉塞している円筒状のゴムシート51を備えてい
る。このゴムシート51は十字パッド32を覆う形でざ
ぐり穴31の形状に沿って一度折り返されてから、接着
等の手段で基板33の上端面の周縁部からざぐり穴31
の内周面に沿って固定されている。
【0048】また、十字パッド32と基板33と操作部
7とには、ピンを通す位置決め穴53,54,55がそ
れぞれ設けてある。そして、スイッチ組立時には、これ
らの位置決め穴53,54,55にピン56を挿通して
十字パッド32の位置決めを行い、ゴムシート51をざ
ぐり穴31内に接着して固定してから、固定後にピン5
6を抜き去ることにより該スイッチを組み立てるように
なっている。
【0049】このように構成された第2実施例の作用
は、前述の第1実施例とほぼ同様であるが、異なる点を
以下に説明する。内視鏡洗滌時に、湾曲操作スイッチ1
9の上から水等がかかっても、ゴムシート51とざぐり
穴31とが接着して構成されていることにより該スイッ
チ19の水密を保っているため、湾曲操作スイッチ19
の内部の十字パッド32や基板33等が濡れることはな
い。
【0050】次に、ゴムシート51を覆せたことによ
る、湾曲操作スイッチ31の操作性の変化について以下
に述べる。例えば、湾曲操作スイッチ19のR方向を押
すと、十字パッド32がR側に傾き、反対側であるL側
が持ち上がり、ゴムシート51のL側を引き伸ばす形と
なる。しかし、ゴムシート51には蛇腹部52が設けら
れているため、折り畳まれている蛇腹部52のL側が伸
びて直線化するだけで、ゴムを引っ張るような張力は生
じないため、ゴムシート51で覆っても操作性が低下す
ることなく、操作に際して良好な押圧感触が得られる。
【0051】この第2実施例によれば、前述の第1実施
例に述べた効果に加え、さらに防水機能が付加され、洗
滌可能なスイッチとなっている。
【0052】図10,図11は本発明の第3実施例に係
り、図10は第1実施例における湾曲操作スイッチの基
板と、この基板上に配置されるタクトスイッチの位置関
係を示す平面図、図11は第3実施例における基板とタ
クトスイッチの位置関係を示す平面図である。この第3
実施例は前述の第1実施例とほぼ同様の構成であるの
で、その相違点のみを説明する。
【0053】図10に示すように、前記第1実施例にお
ける4つのタクトスイッチ34〜37は、それぞれ基板
33の中心Oから対称に配置されている。
【0054】ここでタクトスイッチは、ケース61と4
つの足62から構成されており、この足62はケース6
1の向かい合う2つの側面から、それぞれ2本ずつ平行
に突出している。
【0055】このような構造のタクトスイッチ34〜3
7を、図10のように中心Oに対して対称に配置する
と、基板33に接続するための足62が邪魔にならない
ように、基板33の中心Oからタクトスイッチまでの距
離を長くとる必要があり、該基板33が大きくなってい
た。
【0056】このような点を解決する構成を図11に示
す。RL方向に配置したタクトスイッチ36,37は、
UD方向に配置されたタクトスイッチ34,35と同様
の向き、つまり、4つの足62を図面上、左右方向に突
出した向きに配置されている。このような配置では、R
L方向(図11では左右方向)に配置された2つのタク
トスイッチ36,37と、UD方向(図11では上下方
向)に配置された2つのタクトスイッチ34,35とを
比べると、基板33の中心O’からの距離が相違してい
るとともに、タクトスイッチの配置向きも、RL方向と
UD方向とでは中心O’に対して違った向きになってい
る。そしてこれら4つのタクトスイッチは、図10に示
したタクトスイッチに比べ、中心O’に近い位置に配置
されている。
【0057】このように、本実施例では、基板33への
タクトスイッチの配置位置および向きを、UD方向に配
置されたものとRL方向に配置されたものとで違うもの
とし、配置の対称性を崩す代わりにできるだけ基板33
の中心O’に寄せたものである。また、図示はしない
が、十字パッド32に設けられているタクトスイッチを
押圧する押圧ピン45の位置も、前述のような配置のタ
クトスイッチ34〜37を押せるよう、それぞれのタク
トスイッチに対応した配置となっている。
【0058】このような第3実施例における作用は、前
述の第1実施例と同様である。
【0059】この第3実施例によれば、前述の第1実施
例と同様の効果を有するとともに、基板33が小型化で
きるため、湾曲操作スイッチ19を小型化できる効果を
有する。
【0060】図12ないし図14は本発明の第4実施例
に係り、図12は操作部に設けられた湾曲部スイッチ
と、操作者の親指との位置関係を表す平面図、図13は
図12の湾曲部スイッチのCC断面図、図14は図12
の湾曲部スイッチのDD断面図である。この第4実施例
は前述の第1実施例とほぼ同様の構成であるので、相違
点のみを説明する。この第4実施例では、十字パッド3
2の形状を、中心からU側への曲率のみを小さくして、
このU側のみ該十字パッド32の高さを高くし、残りの
DRL側は、それぞれ曲率を大きく、かつ高さを低くし
た。
【0061】図12に、湾曲操作スイッチ19上に乗っ
ている指(親指)の状態を示す。この図からわかるよう
に、指によりD側を押すことは容易であり、またLR側
も指を左右にずらして押すことは比較的容易であるが、
指を前方にずらすことは容易ではなく、湾曲操作スイッ
チのU側は押し難い位置にあるといえる。
【0062】このため、図13に示すように、十字パッ
ド32の中心O’’からのO’’〜R側間と、O’’〜
L側間の曲率半径は大きくなるよう形成している。この
とき、十字パッド32のR側端部とL側端部の高さはあ
まり高くなっていない。
【0063】次に、図14に示すように、十字パッド3
2の中心O’’からのO’’〜D側間の曲率半径も、前
記O’’〜R側間,O’’〜L側間と同様に曲率半径を
大きく形成し、十字パッド32のD側端部の高さはさほ
ど高くなっていない。
【0064】これに対し、O’’〜U側間は、曲率半径
を小さく形成し、すなわち十字パッド32のU側端部を
前述の3方向に比べて高くなるようにしている。
【0065】つまり、指とパッド32のU側との距離が
離れていても、該U側の曲率を小さく、かつ高さを高く
形成しているため、指を先端側に押し付けるだけで、す
ぐに十字パッド32をU方向に押せる状態になってい
る。
【0066】なお、本実施例では、十字パッドのU側を
押し難いと設定して、U側の曲率を小さくし、高さを高
くしたが、これに限らず、押し難い方向が残りのD,
R,L側のいずれか一つあるいは複数である場合、その
押し難い方向を高くしても良い。つまり、例えばL側の
み高くても良いし、U,R側の2つが高くても良いし、
D,R,L側の3つが高くても良い。
【0067】次に、このように構成された第4実施例に
よる作用を説明する。湾曲操作スイッチ19の十字パッ
ド32上で、指より離れたU側を押すに際し、O’’〜
U側間の曲率が小さく、U側が高くなっているので、指
を少しU側に押し付けるだけで、十字パッド32がU側
に容易に傾倒し、湾曲部10がU側に湾曲する。その他
の作用は前述の第1実施例と同様である。
【0068】この第4実施例によれば、前述の第1実施
例と同様の効果を有するとともに、さらに、操作部7上
での湾曲操作スイッチ19の湾曲操作スイッチの押し難
さを解消できる。
【0069】図15,図16は本発明の第5実施例に係
り、図15は十字パッドと指の拡大図で、図16は前記
図15の十字パッドのEE断面図である。この第5実施
例は前述の第1実施例とほぼ同様の構成であるので、そ
の相違点のみを説明する。この第5実施例では、十字パ
ッド32のUDRL側全ての曲率を大きくし、かつ4つ
の突出部の端部の高さをあまり高くせず、代わりにR側
とL側とに丸形の弾性部材71を貼り付け、R側とL側
の高さを高くした。
【0070】図15において、十字パッド32は、この
十字パッド32の中心O’’’から、各UDRL端部ま
での曲率および各端部の高さが同じになっていて、かつ
前記曲率は大きく、すなわち各端部の高さはさほど高く
は形成されていない。
【0071】また、図16に示すように、十字パッド3
2のR側とL側とには円板状の弾性部材71が接着等の
手段により該十字パッド32の上端面に固定されてい
る。
【0072】図16からわかるように、指当て面41上
に設けられた弾性部材71が、指の曲率と十字パッド3
2の曲率の違いによる隙間を埋めて、指を少し十字パッ
ド32に押し着けるだけで該十字パッド32が傾く構成
となっている。
【0073】なお、弾性部材の形状は円板状に限らず、
他の多角形形状等でも良い。また、弾性部材はR側とL
側に設けるだけに限定されるものではなく、前記4方向
の内の必要な方向を1つあるいは複数選択して設けても
良く、例えばU方向に弾性部材を張り付けても良い。ま
た、方向によってこれらの弾性部材の厚みを変えて最も
良好な操作感が得られるようにしても良いことは言うま
でもない。
【0074】このように構成された第5実施例の作用
は、前述の第1実施例とほぼ同様である。
【0075】このような第5実施例は、前述の第1実施
例と同様の効果を有するとともに、十字パッド32がU
DRL方向に対称形に形成されているため、組立も容易
となる。また、弾性部材の材質や形態を変えることによ
り、指と十字パッド32との当たりを自由に調整でき、
操作感を向上させることができる。
【0076】ところで、前述の第1実施例では操作部内
に設けられていたモータを、湾曲用モータ制御装置6内
に移して、該湾曲用モータ制御装置6内から湾曲操作ワ
イヤー26を牽引操作するようにした構成を図17ない
し図19に示す。図17は電子内視鏡装置を示す全体
図、図18は湾曲用モータ制御装置内に設けられた駆動
部の要部の側面図、図19は分岐ボックス内のワイヤー
の状態を示す断面図である。
【0077】湾曲部10の湾曲を制御する湾曲用モータ
制御装置6内には、図18に示すように操作部7に設け
られた湾曲操作スイッチ19によって駆動されるUD方
向用の駆動用モータ21と、このUD駆動用モータ21
の駆動軸22に固定されたスプロケット23と、このス
プロケット23に噛み合うチェーン24とが設けられて
いる。そして、チェーン24の端部には、連結部材25
を介して、湾曲操作ワイヤー26が連結されている。
【0078】この湾曲操作ワイヤー26は、湾曲用モー
タ制御装置6から後述するユニバーサルコード81内を
挿通し、操作部7内のプーリ83を介して、湾曲部10
の先端の図示しない湾曲駒に連結されている。
【0079】このような構成によって、湾曲操作スイッ
チ19を操作することで、湾曲部10が上下方向に湾曲
する。左右方向に湾曲駆動する構造も、この上下方向の
構造と同様である。
【0080】ここで、前記ユニバーサルコード81の中
途部には、ユニバーサルコード81を光源装置3と湾曲
用モータ制御装置6とへ分岐する分岐ボックス82が設
けられている。この分岐ボックスの断面図を図19に示
す。湾曲用モータ制御装置6からユニバーサルコード8
1内を通って、分岐ボックス82に至るまで、アウター
コイル85が湾曲コイル86に被覆して設けられてい
る。そして、湾曲コイル86内には、湾曲操作ワイヤ2
6が内通されている。
【0081】なお、コイル85,86は、アップ
(U),ダウン(D),ライト(R),レフト(L)の
それぞれに対応した4本が設けられているが、この内の
1本が簡単のために図示されている。また、アウターコ
イル85の巻方向と湾曲コイル86の巻方向とは逆向き
である。
【0082】また、この分岐ボックス82内で、光源装
置3に接続されるライトガイドケーブル87やビデオ制
御装置4に接続されるビデオケーブル88が一体のユニ
バーサルコード81にまとめられて内視鏡2へ接続され
るようになっている。
【0083】次に、前述した構成の作用を説明する。分
岐ボックス82の内部で、湾曲コイル86がたるもうと
するのをアウターコイル85が抑える(直線に保持す
る)ため、該湾曲コイル86は座屈しない。なお、分岐
ボックス82以外のユニバーサルコード81内には、他
の内臓物があるので、座屈することはない。
【0084】以上説明したような構成によれば、分岐ボ
ックス82内部で湾曲コイル86が座屈することはな
い。
【0085】次に、前記図19に示した構成の変形例を
図20を用いて説明する。
【0086】図に示すように、硬性パイプ91が分岐ボ
ックス82内に固着されている。硬性パイプ91内には
湾曲コイル86が挿通されるようになっている。
【0087】図20に示した構成の作用を説明する。分
岐ボックス82の内部で湾曲コイル86がたるもうとす
るのを、前記硬性パイプ91が抑えるため、該湾曲コイ
ル86は座屈することはない。
【0088】この図20に示した構成は、前述の図19
で説明した構成と同様の効果を有している。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、湾
曲操作装置の十字状のパッドと操作者の指とが良好にフ
ィットするため、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図7は本発明の第1実施例に係り、
図1は湾曲操作スイッチの拡大平面図。
【図2】前記図1の湾曲操作スイッチのAA断面図。
【図3】抜け止めの拡大平面図。
【図4】電子内視鏡装置を示す全体構成図。
【図5】操作部内の駆動部の要部を示す側面図。
【図6】指の形状を説明する正面,平面,側面図。
【図7】指とパッドの形状のフィット状態を説明する
図。
【図8】図8ないし図9は本発明の第2実施例に係り、
図8は湾曲操作スイッチの拡大平面図。
【図9】前記図8の湾曲操作スイッチのBB断面図。
【図10】図10,図11は本発明の第3実施例に係
り、図10は第1実施例における湾曲操作スイッチの基
板と、この基板上に配置されるタクトスイッチの位置関
係を示す平面図。
【図11】第3実施例における基板と、この基板上に配
置されるタクトスイッチの位置関係を示す平面図。
【図12】図12ないし図14は本発明の第4実施例に
係り、図12は操作部に設けられた湾曲部スイッチと、
操作者の親指との位置関係を示す平面図。
【図13】前記図12の湾曲部スイッチのCC断面図。
【図14】前記図12の湾曲部スイッチのDD断面図。
【図15】図15,図16は本発明の第5実施例に係
り、図15は十字パッドと指の拡大平面図。
【図16】図16は前記図15の十字パッドのEE断面
図。
【図17】駆動モータを湾曲用モータ制御装置内に配設
した電子内視鏡装置を示す全体図。
【図18】前記図17に示した湾曲用モータ制御装置の
内部に設けられた駆動部の要部の側面図。
【図19】分岐ボックス内のワイヤーの状態を示す断面
図。
【図20】前記図19に示した構成の変形例に係り、分
岐ボックス内のワイヤーの状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…電子内視鏡装置 2…電子内視鏡 7…操作部 8…挿入部 10…湾曲部 19…湾曲操作スイッチ(湾曲操作装置) 32…十字パッド(十字状のパッド)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】前記電子内視鏡は、操作部7と、この操
作部7に連結され観察体に挿入可能に細長に形成された
挿入部8が設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】このような湾曲を操作する指の形状を考慮
して、図7に示すように、前記十字パッド32は、指当
て面41のRL方向は、曲率が小さく、かつ両側の高さ
が高くなるように形成されている。ここで、指の径方向
は、前述したように曲率が小さく長さも短いため、指と
パッドとはぴったりとフィットする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】また、十字パッド32の指当て面41のU
D方向は、曲率が大きくかつ両端部の高さはRL方向の
端部に比べるとあまり高くなっていない。ここで、指の
軸方向は、曲率が大きく長さも長いため、パッドと指と
はぴったりとフィットする。こうして、RL方向,UD
方向ともにパッドと指の形状が整合するように該十字パ
ッド32を形成している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】このように構成された十字パッド32の例
えばU方向を押すと、前述のようにパッド32と指とは
ぴったりフィットしているため、同パッド32はU側に
スムーズに傾斜し、このU方向に対応するタクトスイッ
チ34が押され、これにより出力された信号は、図示し
ない信号線を経て湾曲用モータ制御装置6へ伝送され
る。すると、この湾曲用モータ制御装置6は、図示しな
い回路を経てUD方向に湾曲部を湾曲するための駆動源
であるUD方向用の駆動モータ21に電流を供給し、こ
れによりUD駆動モータ21が回転する。こうして、ス
プロケット23,チェーン24,連結部材等25を介し
て、湾曲ワイヤー26が牽引され、駆動力が伝達されて
湾曲部はU方向に湾曲する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】なお、十字パッド32のD方向,R方向,
L方向のいずれを押した場合にも、前述のU側を押した
ときと同様な作用により、湾曲部は押されたスイッチの
方向に対応する方向に湾曲するようになっている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の湾曲部が湾曲する4方向を入力
    するための、この4方向にそれぞれ対応した4つの突出
    部を有する十字状のパッドを具備している内視鏡の湾曲
    操作装置において、 前記湾曲操作装置の十字状のパッドが有する4つの突出
    部の内、他の突出部よりも該パッドの厚み方向に高い突
    出部を少なくとも1つ具備したことを特徴とする内視鏡
    の湾曲操作装置。
JP21704792A 1992-08-14 1992-08-14 内視鏡の湾曲操作装置 Expired - Fee Related JP3226340B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21704792A JP3226340B2 (ja) 1992-08-14 1992-08-14 内視鏡の湾曲操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21704792A JP3226340B2 (ja) 1992-08-14 1992-08-14 内視鏡の湾曲操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0663010A true JPH0663010A (ja) 1994-03-08
JP3226340B2 JP3226340B2 (ja) 2001-11-05

Family

ID=16698006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21704792A Expired - Fee Related JP3226340B2 (ja) 1992-08-14 1992-08-14 内視鏡の湾曲操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3226340B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7662092B2 (en) 2003-04-25 2010-02-16 Olympus Corporation Endoscope device with electrically actuated bending
WO2012117865A1 (ja) * 2011-02-28 2012-09-07 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 湾曲部付医療装置
US10646920B2 (en) 2009-12-10 2020-05-12 Novelis Inc. Method of forming sealed refractory joints in metal-containment vessels, and vessels containing sealed joints

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7662092B2 (en) 2003-04-25 2010-02-16 Olympus Corporation Endoscope device with electrically actuated bending
US10646920B2 (en) 2009-12-10 2020-05-12 Novelis Inc. Method of forming sealed refractory joints in metal-containment vessels, and vessels containing sealed joints
WO2012117865A1 (ja) * 2011-02-28 2012-09-07 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 湾曲部付医療装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3226340B2 (ja) 2001-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6802809B2 (en) Endoscope
US6837849B2 (en) Endoscope
JP3673157B2 (ja) 電動アングル式電子内視鏡装置
US6811532B2 (en) Endoscope
US6638213B2 (en) Endoscope
US6899673B2 (en) Endoscope
US8313427B2 (en) Endoscope and endoscope apparatus
US20180092512A1 (en) Endoscope
JP3854205B2 (ja) 内視鏡装置
JPH07327916A (ja) 視野方向可変型内視鏡
US20220244751A1 (en) Push button device for endoscope, and endoscope
US20220240755A1 (en) Push button mechanism for endoscope, and endoscope
JP3954354B2 (ja) 内視鏡装置
JPH0663010A (ja) 内視鏡の湾曲操作装置
WO2014188787A1 (ja) 内視鏡先端構造および内視鏡
JP2012005533A (ja) 内視鏡装置
JPH06169883A (ja) 内視鏡湾曲装置
JPH08299255A (ja) 内視鏡
JP3274724B2 (ja) 内視鏡
JP4199441B2 (ja) 内視鏡
US20080188862A1 (en) Method of treatment with endoscope
JP2002058629A (ja) 電子内視鏡
WO2020070775A1 (ja) 内視鏡
JP3150375B2 (ja) 内視鏡の湾曲操作装置
JP2000023901A (ja) 内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees