JPH0662913A - 装身具 - Google Patents

装身具

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Publication number
JPH0662913A
JPH0662913A JP22171992A JP22171992A JPH0662913A JP H0662913 A JPH0662913 A JP H0662913A JP 22171992 A JP22171992 A JP 22171992A JP 22171992 A JP22171992 A JP 22171992A JP H0662913 A JPH0662913 A JP H0662913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
train wheel
ornament
rotates
accessory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22171992A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Minamizawa
俊夫 南沢
Takashi Abe
隆士 阿辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP22171992A priority Critical patent/JPH0662913A/ja
Publication of JPH0662913A publication Critical patent/JPH0662913A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転する装飾部を有する装身具において、変
化のある動き方をする装飾部を得る。 【構成】 偏心おもり10を有する回転部材が装身具の
動きにより回転する。回転部材の回転を受けて、巻き上
げ伝達部材が回転する。巻き上げ伝達部材の回転でゼン
マイ11が巻き上げられる。ゼンマイ11のほどける力
で回転伝達部材が回転する。回転伝達部材の回転により
装飾部材12が回転する。このように装身具を動かした
時、そのまま装飾部材が回転するのでなく、回転力を溜
めておいて一定の速度で回転をはじめるので、装身具が
動いていても装飾部は動かないままであったり、装身具
が動いていなくても装飾部が回転することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可動する装飾部材を
有する装身具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように回転装飾部材3
を有する指輪20のような装身具が知られている。指輪
の一部に中空部を設け、中央に回転軸2を有し、回転軸
には装飾石7などを設けた回転装飾部材3がボールベア
リング部などを介して設けられていた。回転装飾部材3
は片側の重量を重くして偏心させてあり、指輪をはめた
手の動きにより回転することになる。
【0003】また図5は、回転軸2と回転装飾部材3を
もった装飾体をペンダントに使用した従来例である。例
えば、実開昭62−181216号公報、及び実開昭6
0−108210号公報などに、従来のこのような装身
具の構造が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の可動部
分を有する装身具では、下記の課題があった。 (1)可動部分は装身具本体の動きに合わせて動くのみ
であり、装身具本体が静止していると可動部分も静止し
てしまうため動きの変化に乏しい。 (2)装身具が動いたときも、常にその速度に対応して
可動部分が動いてしまい、動きが単調になる。
【0005】そこで、この発明の目的は、従来のこのよ
うな課題を解決するため、小型で装飾部材の動きに変化
のある、可動部分を有する装身具を得ることにある。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】上記課題を解決するた
めに、この発明は、装身具の可動部分の運動に変化をつ
けるため、偏心したおもり部を有する回転部材と、回転
部材の回転を伝達する巻き上げ伝達部材と、巻き上げ伝
達部材の回転により巻き上げられるぜんまいと、ぜんま
いの力により回転する回転伝達部材と、回転伝達部材の
回転により回転する装飾部材と、を有する構成とした。
【0007】そして、装身具を動かしていても、可動部
分が停止したままであったり、一定の速度で動き出した
りして、デザインのバラエティに富む可動部分を有する
装身具が得られるようにした。
【0008】
【作用】上記のように構成された装身具においては、偏
心したおもり部を有する回転部材が装身具の動きにより
回転する。回転部材の回転を受けて巻き上げ伝達部材が
回転する。巻き上げ伝達部材の回転でぜんまいが巻き上
げられる。ぜんまいのほどける力で回転伝達部材が回転
する。回転伝達部材の回転により装飾部材が回転する。
【0009】こうして装身具を動かした時、そのまま装
飾部材が回転するのでなく、回転力を溜めておいて一定
の速度で回転をはじめるので、装身具が動いていても装
飾部は動かないままであったり、装身具が動いていなく
ても装飾部が回転することになる。
【0010】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例と共通の構成要素には同一の符号
を付している。図1は本発明の第一の実施例に係わるペ
ンダントの正面図であり、図2はその側面図である。
【0011】図1に示すペンダントはケース1の内側が
中空になっており、中空部に1時間に一周の速度で回転
する分ディスク5と、1分間に一周の速度で回転する秒
ディスク4とが回転可能に配置され、カバーガラス6で
カバーされている。分ディスク5には装飾石7が埋め込
まれている。
【0012】それぞれのディスクの回転の仕方は、カバ
ーガラスの下で分ディスク5が回転するに従い飾り石7
が回転して見える。同時に金メッキなどを施した太陽の
形に成形した秒ディスク4が、飾り石7より早い速度で
回転している。カバーガラスを凸レンズやカットガラス
に代えると、装飾石の輝きかたが変化し、さらに回転の
効果を高める。
【0013】図3に本発明の第一の実施例に係わるペン
ダントの断面図を示し、装飾部の回転機構を説明する。
図3に示すペンダントのケース1の内側には、偏心おも
り10を有する駆動部19が中わく13で固定されてい
る。駆動部19には、自動巻時計のムーブメントを使用
した。地板14と、輪列受16で回転軸2をはじめとす
る輪列が保持されている。
【0014】次に、本実施例の動作を説明すると、まず
ペンダント全体の動きに応じて、駆動部19の偏心おも
り10が回転し、巻き上げ輪列を介してぜんまい11を
巻き上げる。ぜんまい11のほどける力で表示輪列が回
転し、表示輪列が回転軸2を回転させて、回転軸2の先
に配置された秒ディスク4が回転する。秒ディスク4
は、一分間に1周の速度で回転する。回転軸2の1分間
に1周する回転は表示輪列を介して分車9を1時間1回
転の速度で回転させる。すると分車9に固定された分デ
ィスク5は1時間に1周の速度でゆっくり回転すること
になる。分ディスク5と秒ディスク6には、それぞれ表
面カバーガラス6の側に18金メッキなどの装飾部材1
2を設けてある。又、分ディスク5にはダイヤなどの飾
り石7を埋め込んだ。
【0015】このように輪列がおもりの回転力をぜんま
いに蓄積し、ぜんまいのほどける力で表示輪列を介して
回転装飾部材を回転させる。ぜんまいに動力を蓄積し、
蓄積された動力で装飾部を回転させる点が、従来のよう
に直接アクセサリーの動きで装飾部が回転する点とは違
う。
【0016】本実施例では時計の輪列を用いたので、分
針や秒針の速度でそれぞれのディスクが回転するが、輪
列をさらに加えると、装飾部に複雑な回転をさせること
が可能である。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように偏心お
もりを有する駆動部が、偏心おもりの回転でぜんまいを
巻き上げ、ぜんまいのほどける力を利用して装飾体を回
転させるもので、従来の装飾体そのものが偏心して回転
する装身具と違い、装身具の動きで直接装飾体が回転す
るものではない。
【0018】従って、装飾体の回転が単調でなく、異な
る表示輪列を付加することにより、装飾体の動きに変化
をつけるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるペンダントの正面図で
ある。
【図2】本発明の実施例に係わるペンダントの側面図で
ある。
【図3】本発明の実施例に係わるペンダントの断面図で
ある。
【図4】従来の回転装飾部を有する指輪の断面図であ
る。
【図5】従来の回転装飾部を有するペンダントの断面図
である。
【符号の説明】
1 ケース 2 回転軸 3 回転装飾部材 4 秒ディスク 5 分ディスク 6 カバーガラス 7 装飾石 8 うらぶた 9 分車 10 偏心おもり 11 ぜんまい 12 装飾部材 13 中わく 14 地板 15 文字板 16 輪列受 19 駆動部 20 指輪 30 ペンダント

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏心したおもり部を有する回転部材と、 前記回転部材の回転を伝達する動力伝達部材と、 前記動力伝達部材により伝達された回転力を蓄える動力
    蓄積手段と、 前記動力蓄積手段の出力により回転する回転伝達部材
    と、 前記回転伝達部材の回転により回転する装飾部材と、を
    有することを特徴とする装身具。
  2. 【請求項2】 偏心したおもり部を有する回転重錘と、 前記回転重錘の回転を伝達する巻き上げ輪列と、 前記巻き上げ輪列の回転により巻き上げられるぜんまい
    と、 前記ぜんまいの力により回転する表示輪列と、 前記巻き上げ輪列及び前記表示輪列を支持する1個以上
    の輪列支持部材と、 前記表示輪列の回転により回転する装飾部材と、 前記輪列支持部材を支持するケースと、を有することを
    特徴とする装身具。
  3. 【請求項3】 前記ケースには、前記装飾部材の付近に
    配置した複数の鏡又は複数のレンズ又はカットガラスを
    有する請求項2記載の装身具。
JP22171992A 1992-08-20 1992-08-20 装身具 Pending JPH0662913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22171992A JPH0662913A (ja) 1992-08-20 1992-08-20 装身具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22171992A JPH0662913A (ja) 1992-08-20 1992-08-20 装身具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0662913A true JPH0662913A (ja) 1994-03-08

Family

ID=16771196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22171992A Pending JPH0662913A (ja) 1992-08-20 1992-08-20 装身具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0662913A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8952120B2 (en) 2005-09-22 2015-02-10 Asahi Kasei Chemicals Corporation Polyisocyanate composition and coating composition containing the same

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