JPH0662698B2 - 高固形分のクロルスルホン化ポリオレフイン変性エポキシ組成物の製法 - Google Patents
高固形分のクロルスルホン化ポリオレフイン変性エポキシ組成物の製法Info
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Description
0重量の硫黄含量を有するクロルスルホン化オレフィン
重合体の、組成物の全重量に基づいて5〜80重量%
を、 b)ポリアミンの、組成物の全組成物に基づいて5〜9
0重量%、但しポリアミンとクロルスルホン化オレフィ
ン重合体中の硫黄との当量比が1:1より大きく且つポ
リアミンが5,000までの当量重量を有する、及び c)エポキシ樹脂プレポリマーの、組成物の全重量に基
づいて少くとも5重量%、 と二環式アミジンの不存在下に大気温度で反応させるこ
とを含んでなるクロルスルホン化オレフィン重合体樹脂
組成物の製造法に関する。
性、低収縮性、及び良好な機械的性質は、これらの樹脂
を、保護コーティング、成形組成物、電気的ラミネー
ト、高性能接着剤、及び構造重合物としての広い用途を
可能にする。これらの優秀な性能特性にも拘らず、工業
的には更に大きい程度の接着性、柔軟性、及び耐候性を
有する改良されたポリエポキシ樹脂組成物か必要とされ
ている。クロルスルホン化オレフィン重合体は優秀な耐
酸、塩基、及び溶媒性を示し且つ高度の柔軟性、耐オゾ
ン性、及び一般的な全耐候性、並びに減ぜられた表面張
力を示す広く知られ、使用されている弾性体である。こ
れらの性質は重合体主鎖上の塩素の存在に由来する。こ
の性質を改善する試みにおいてポリエポキシ樹脂を塩素
化することは実際的でない。この問題を解決する試みに
おいて、米国特許第4,513,060号及び第4,572,870号[ベ
スタ(Vesta)]はある種のポリアミン硬化剤と二環式ア
ミジン化合物(このアジン化合物は昇温度を用いるなら
ば随時エチレン酢酸ビニル組成物中であつてよい)を用
いることによりクロルスルホン化ポリエチレン/エポキ
シ組成物及びクロルスルホン化エチレン酢酸ビニル/エ
ポキシ組成物を製造した。今回クロルスルホン化ポリオ
レフィンを、二環式アミジンの不存在下にポリアミン又
はポリアミド(又はこれらの混合物)と昇温度で反応さ
せ、そして得られる中間体をエポキシ樹脂プレポリマー
と更に反応させる場合に、通常のポリエポキシ樹脂の所
望の性質を依然保持しつつ接着性、柔軟性、及び全耐候
性の改善を示すポリエポキシ樹脂の得られることが発見
された。
ックの導入された架橋ポリエポキシ樹脂組成物の製造法
に関する。
量に硫黄含量を有するクロルスルホン化オレフィン重合
体の、組成物の全重量に基づいて5〜80重量%を、 b)ポリアミンの、組成物の全組成物に基づいて5〜9
0重量%、但しポリアミンとクロルスルホン化オレフィ
ン重合体中の硫黄との当量比が1:1より大きく且つポ
リアミンが5,000までの当量重量を有する、及び c)エポキシ樹脂プレポリマーの、組成物の全重量に基
づいて少くとも5重量%、 と二環式アミジンの不存在下に大気温度で反応させるこ
とを含んでなるクロルスルホン化オレフィン重合体樹脂
組成物の製造法に関する。
反応の開始時に存在する。本発明の他の具体例では、ク
ロルスルホン化オレフィン重合体とポリアミン/ポリア
ミドを予め反応させてスルホンアミド中間体を生成せし
め、続いてこれをエポキシ樹脂プレポリマーと反応させ
てもよい。
レフィン重合体の反応性スルホニルクロライド基を、1
価のアルコール及び1級又は2級アミンからなる群れか
ら選択させる化合物で誘導体化する或いは該化合物と予
め反応させるというクロルスルホン化オレフィン重合体
の予備反応によって部分的にスルホンアミド化されたク
ロルスルホン化オレフィン重合体誘導体を製造する。続
いて得られたクロルスルホン化オレフィン重合体をポリ
アミン/ポリアミド及びエポキシ樹脂プレポリマーと接
触させて、本発明のクロルスルホン化ポリオレフィン樹
脂組成物を製造する。誘導体化剤の量はクロルスルホン
化オレフィン重合体中に存在する硫黄の当量当り約0.1
〜約1当量であってよい。溶媒及び反応物の双方として
も役立つ1価のアルコールの過剰使用も本発明の意図す
るところである。
脂組成物が製造される。これらのポリエポキシ樹脂組成
物は改良された物理性及び化学性を有し、これらは最初
にクロルスルホン化オレフィン重合体上のスルホニルク
ロライド樹脂を過剰のポリアミン/ポリアミドと反応さ
せ、続いてこの最初の反応後に残るアミノ基をエポキシ
樹脂プレポリマーと反応させて、クロルスルホン化オレ
フィン重合体を最終樹脂生成物中に導入することによ
り、重合体に付与される。選択される特別なクロルスル
ホン化重合体及びそのエポキシ樹脂化合物に対する量に
依存して、塩素含量は変化し、従って本発明の塩素含有
エポキシ樹脂組成物の最終的性質に影響する。低量の、
約30〜35重量%の塩素を含有するクロルスルホン化
ポリオレフィンの使用は、硬化されたエポキシ樹脂生成
物の靱性、伸張性、及び柔軟性を増大させうるゴム状の
非晶性ブロックを生成する。高塩素含量、即ち約50〜
60重量%はクロロスルホン化オレフィン重合体ブロッ
クのガラス転移温度を上昇させ、従って最終の架橋ポリ
エポキシ樹脂の硬度と遮断性を向上させる。クロルスル
ホン化オレフィン重合体の、樹脂中への導入は、その重
合体がポリエポキシ樹脂構造物の化学的に一部であるこ
とを意味する。そのような重合体は構造中にブロックを
形成するので、エポキシ樹脂プレポリマー及びポリアミ
ン/ポリアミドに由来する成分も同様にブロックを形成
する。このエポキシ及びポリアミン/ポリアミドのブロ
ックは反応後にこれらの成分の残基に相当する。従って
樹脂組成物は、スルホンアミド結合を通して導入された
クロルスルホン化オレフィン重合体を有する架橋ポリエ
ポキシ樹脂組成物である。
物は、クロルスルホン化オレフィン重合体に由来するブ
ロック、ポリアミン/ポリアミドに由来するブロック、
及びエポキシ樹脂プレポリマーに由来するブロックを含
んでなる。該樹脂は樹脂の重量に基づいて10〜18重
量%の、スルホンアミド基を介して結合したクロルスル
ホン化オレフィン重合体に由来するブロックを含有し、
ポリアミン/ポリアミドに由来するブロックは樹脂の重
量に基づいて5〜90重量%をなし、またエポキシ樹脂
プレポリマーに由来するブロックは樹脂の重量に基いて
少くとも5重量%をなす。従ってそれらは架橋された組
成物である。
体とは、クロルスルホン化オレフィン重合体の重量に基
づいて20〜60重量%の量の塩素及び0.5〜10重量
%、好ましくは1〜3重量%の範囲の量の硫黄を含有す
るクロルスルホン化オレフィン重合体である。このクロ
ルスルホン化オレフィン重合体は、クロルスルホン化オ
レフィン重合体がC2〜C8α−モノオレフィンのクロル
スルホン化単独重合体並びにエチレンとC3〜C10α−
モノオレフィン、不飽和C3〜C20モノカルボン酸のC1
〜C12アルキルエステル、不飽和C4〜C20モノ又はジ
カルボン酸、飽和C2〜C18カルボン酸のビニルエステ
ル、及び一酸化炭素からなる群から選択される少くとも
1種のエチレン性不飽和単量体とのクロルスルホン化共
重合体からなる群から選択される。これらのクロルスル
ホン化オレフィン重合体はクロルスルホン化オレフィン
重合体がクロルスルホン化ポリエチレン、クロルスルホ
ン化ポリプロピレン、クロルスルホン化エチレン酢酸ビ
ニル共重合体、クロルスルホン化エチレンアクリル酸共
重合体、クロルスルホン化エチレンメタクリル酸共重合
体、クロルスルホン化エチレンアクリル酸メチル共重合
体、クロルスルホン化エチレンメタクリルメタクリル酸
メチル共重合体、クロルスルホン化エチレンメタクリル
酸n−ブチル共重合体、クロルスルホン化エチレンメタ
クリル酸グリシジル共重合体、及びエチレンの、プロピ
レン、ブテン、3−メチル−1−ペンテン又はオクテン
とのクロルスルホン化共重合体を含む。
0の範囲内の数平均分子量を有する。1000〜50,000
の平均分子量を有するクロルスルホン化オレフィン重合
体は、高固体のコーティングの適用に対するエポキシ樹
脂組成物の製造に適当である。この場合好適な平均分子
量は1000〜5,000である。50,000〜300,000の範囲の
平均分子量を有するクロルスルホン化ポリオレフィンは
接着剤及び熱硬化性物の適用に対するエポキシ樹脂組成
物の製造に最も適当である。
フィン重合体は、α−モノオレフィン重合体を、約80
〜100℃の温度で及び普通遊離基開始剤及び不活性な
溶媒の存在下にクロルスルホン化剤と反応させることに
より製造しうる。典型的なクロルスルホン化剤は塩化ス
ルホニルであり、典型的な開始剤は2,2′−アゾビス
(2−メチルプロパンニトリル)である。種々のクロル
スルホン化オレフィン重合体及びその製造法は、本明細
書に参考文献として引用される例えば米国特許第2,586,
363号および第3,296,222号並びにヨーロッパ特許願第0
163970号に議論されている。
以上の1級又は2級アミノ官能基を有する脂肪族及び芳
香族アミンを意味する。本明細書で用いる如きこの術語
は、少くとも2つの1級又は2級アミノ残基を有する、
また分子当り2つ又はそれ以上の1級又は2級アミノ官
能基を有する脂肪族又は芳香族アミノの、飽和脂肪族ポ
リカルボン酸との、脂肪族ポリカルボン酸との、又は芳
香族ポリカルボン酸との縮合反応によって製造されるポ
リアミンも包含する。本発明の樹脂組成物の製造に使用
するポリアミンの例は、中でもイソフォロンジアミン、
ヘキサメチレンジアミン、エチレンジアミン、1,4−シ
クロヘキサンビス(メチルアミン)、1,2−ジアミノプ
ロパン、プロピレンジアミン、ジエチルエーテルジアミ
ン、トリメチルヘキサメチルエチレンジアミン、4,4′
−メチレンビスアニリン、トリエチレンテトラミン、ジ
エチルアミノプロピルアミン、ジエチレントリアミン、
及びN−アミノエチルピペラジンを含む。好適なポリア
ミンはイソフォロンジアミンである。使用しうるポリア
ミン縮合生成物は、ポリアミンの飽和脂肪族、脂環族又
は芳香族ポリカルボン酸との縮合生成物である。そのよ
うな酸の例はアジピン酸、アゼライン酸、フタル酸、イ
ソフタル酸及びコハク酸を含む。好適な縮合生成物はイ
ソフォロンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、エチレ
ンジアミン、1,4−シクロヘキサンビス(メチルアミ
ン)、1,2−ジアミノプロパン、プロピレンジアミン、
ジエチルエーテルジアミン、トリメチルヘキサメチルメ
チレンジアミン、メタンジアミン、4,4′−メチレンビ
スアニリン、トリエチレンテトラミン、ジエチルアミノ
プロピルアミン、ジエチレントリアミン、及びN−アミ
ノエチルピペラジンの反応生成物である。
有し且つ分子当り少くとも2つの末端アミド基を有す
る。ポリアミンは公知の方法により、典型的には過剰量
のポリアミンまたはアンモニア(上述した通り)のポリ
カルボン酸(上述した通り)との反応によって製造され
る。好適なポリアミドはヘキサメチレンジアミン及びア
ジピン酸の反応生成物を含む。
は、ビスフェノールAのジグリシジルエーテル、フェノ
ール−ノボラックエポキシ樹脂、ビスフェノールFエポ
キシ樹脂、多核フェノール−グリシジルエーテル誘導体
樹脂、及び脂肪族グリシジルエーテルを含む。
リジンとビスフェノールAの重合生成物である。好適な
エポキシ樹脂において、上式中のR4は である。これらのエポキシ樹脂の典型は、シェル・ケミ
カル社製の、約185〜195の当量重量を有する「エ
ポン」828及びダウ・ケミカル(Dow Chemical)社
の、約182〜190の当量重量を有するDER331
である。この当量重量はエポキシド1g当量を含む樹脂
のグラム数である。
31(dが平均値で0.2)、DEN438(dが平均値
で1.6)及びDEN439(dが平均値で1.8)である。
これらの樹脂はダウ・ケミカル社で製造されている。
ある量のポリアミン/ポリアミドと及びエポキシ樹脂プ
レポリマーと接触させるという一般的な方法で行なわれ
る。昇温度は効果的であるけれど、室温も有効である。
ポリアミン/ポリアミドの当量数はクロルスルホン化オ
レフィン重合体中に存在する硫黄の当量数より大きくな
ければならない。これは、更にエポキシ樹脂プレポリマ
ーと反応してエポキシ樹脂生成物を生成しうるように遊
離のアミノ/アミド基が存在することを保証する。添加
される、エポキシ樹脂プレポリマーの量は、結果として
存在するポリアミン/ポリアミドの当量数−クロルスル
ホン化オレフィン重合体中に存在する硫黄の当量数に基
づいて決定される。エポキシ樹脂プレポリマーの実際の
量は、用いるエポキシ樹脂プレポリマーの種類に基いて
変化するが、上述した当量に関する制限を満足するのに
十分なプレポリマーが存在しなければならない。すべて
の場合に、全組成物の重量に基づいて少くとも5重量%
のプレポリマーが存在しよう。
重合体の量はいくつかのポリアミン/ポリアミドの高分
子量を使用し得るために5重量%程度の少量であってよ
い。逆に存在するクロルスルホン化オレフィン重合体の
量は、分子当り少くとも2つの硫黄基を保証するために
より少ないスルホニルクロライド基が必要とされるか
ら、高分子量のポリオレフィンを用いる場合80重量%
程度の高量であってよい。同一の理由から、反応性組成
物中に存在するポリアミン/ポリアミドの量は、5〜9
0重量%である。この場合ポリアミンとクロルスルホン
化オレフィン重合体中の硫黄との当量比は1:1より大
きい。これは、更にエポキシ樹脂プレポリマーと反応す
る遊離のアミノ/アミド基が存在することを保証する。
同様に、クロルスルホン化オレフィン重合体のポリアミ
ン/ポリアミドとの反応によって生成したスルホンアミ
ド中に存在する遊離のアミノ/アミド基と反応するのに
十分な数のエポキシ残基が存在しなければならない。エ
ポキシ樹脂プレポリマー、ポリアミン/ポリアミド、及
びクロルスルホン化オレフィン重合体の分子量に依存し
て、この量は変化するが、すべての場合にこれは全組成
物の少くとも5重量%であろう。
アミド、及びエポキシ樹脂プレポリマーを同時に接触さ
せて反応性組成物を生成せしめ、次いでこれを反応させ
て本発明の生成物ポリエポキシ樹脂組成物を製造しても
よい。随時酸捕捉剤として作用させるべくクロルスルホ
ン化オレフィン重合体中に存在する硫黄の当量当り0.1
〜2当量の間で3級アミンを存在させてもよい。本方法
は不活性な溶媒例えばトルエン、キシレ、メチルエチル
ケトン、又はメチルイソブチルケトンの不存在又は存在
下に、或いは昇温下の溶融形で行なうことができる。反
応混合物の粘度は溶媒又は昇温度の使用が必要か又は望
ましいかを決定しよう。3級アミン成分は、クロルスル
ホン化オレフィン重合体及びポリアミン/ポリアミド間
の反応に対する酸受容体として、またポリアミン/ポリ
アミド及びエポキシ樹脂プレポリマー間の反応に対する
触媒として機能しうる。本発明において用いるのに好適
な3級アミンは少くとも2×10-9のKbを有する化合
物又はその混合物でなければならない。適当な3級アミ
ンはトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチル
アミン、N−メチルモルフォリン、N−エチルモルフォ
リン、N−ココモルフォリン、及び1,4−ジアザビシク
ロ[2.2.2]オクタンを含む。好適な3級アミンはトリエ
チルアミン、トリブチルアミン、及びトリエタノールア
ミンである。
シ樹脂組成物は、最初にクロルスルホン化オレフィン重
合体を過剰のポリアミン/ポリアミドと反応させて中間
体スルホンアミド誘導体及びポリアミン/ポリアミドの
混合物を生成せしめることによつて製造してもよい。続
いてこの混合物をエポキシ樹脂プレポリマーと反応させ
て最終のポリエポキシ樹脂組成物を製造する。この具体
例では、組成物の全重量に基づいて10〜80重量のク
ロルスルホン化オレフィン重合体を、組成物の全重量に
基づいて5〜90重量のポリアミンと反応させる。この
場合ポリアミン/ポリアミドとクロルスルホン化オレフ
ィン重合体の硫黄との当量比は1:1より大きい。次い
で生成するスルホンアミド誘導体を、ポリアミン/ポリ
アミドの当量−クロルスルホン化オレフィン重合体に含
まれる硫黄の当量に凡そ等しいエポキシ樹脂プレポリマ
ーの量である全組成物の重量に基いて少くとも5重量%
のエポキシ樹脂プレポリマーと一緒にする。またこの具
体例においても、クロルスルホン化オレフィン中に存在
する硫黄の当量当り0.1〜2当量の3級アミンを酸捕捉
剤として用いることは随意である。
化オレフィン重合体中に存在するクロルスルホニル基の
一部分を、ポリアミン/ポリアミド及びエポキシ樹脂プ
レポリマーとの反応に先立って誘導体化剤と予め反応さ
せてもよい。この目的に有用な化合物は1級及び2級の
モノアミン及び1価のアルコールである。1級及び2級
のアミンは、メチルアミン、エチルアミン、プロピルア
ミン、アニリン、エタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、N−メチルエタノールアミンなどを含む脂肪族、脂
環族、及び芳香族アミンの群から選択できる。使用しう
る単官能性アルコール誘導体化剤はいずれかの脂肪族、
脂環族、又は芳香族単官能性アルコール例えばメタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、オクタノールブチ
ルアルコール、及びシクロヘキサノールを含む。一般に
クロルスルホン化オレフィン重合体中に存在する硫黄の
当量当り約0.1〜約1当量の誘導体化剤が使用される。
誘導体化剤のクロルスルホン化オレフィン重合体との反
応に続いて、得られる組成物を、置換とアミド交換の組
合せにより全組成物の重量に基づいて5〜90重量%の
上述したポリアミン/ポリアミドの1つ、及び全組成物
の重量に基いて少くとも5重量%の上述したエポキシ樹
脂プレポリマーの1つと更に反応させる。この具体例に
おいて、1価のアルコールは過剰量で使用でき、これが
誘導体化剤及び溶媒の双方として働く。この場合、クロ
ルスルホン化オレフィン重合体の誘導体とポリアミン/
ポリアミドとの反応は完全に置換によることによる。
物、接着剤、熱硬化性樹脂、膜、及び反応射出成形組成
物の製造に有用である。
限定するものと見なされない。すべての部およびパーセ
ントは断らない限り重量基準である。引張強度及び破断
伸長はASTM D−412に従って決定した。
シ当量重量188を有するエポキシ樹脂プレポリマー、
エポン(Epon ))838ビスフェノールAエポキシ樹
脂75.0g(0.40当量)をトルエン50gと混合
した。この混合物に、イソフォロンジアミン25.4g(0.
30当量)及びイソプロピルアルコール54gの混合物を
添加した。この混合物を数分間撹拌した。粘度は1分以
内に224センチポイズイまで増大した。この溶液をテ
フロンフルオルカーボン樹脂フィルム上に引き延ばして
20ミルのフィルムを形成させた。このフィルムを室温
で最短7日間乾燥させ且つ架橋させた。この期間の後、
不溶物の重量%はフィルムのアセトンによる最小4時間
の抽出において90%であると決定できた。このフィル
ムはASTM D−412に従って引張強度が測定でき
ないほど脆かった。
り、対照例1のエポキシ樹脂プレポリマー75g(0.40
当量)をトルエン50g、イソフォロンジアミン33.9g
(0.40当量)及びイソプロパノール72gと混合した。
得られたフィルムは脆すぎて、ASTM D−412に
より引張り強度が決定できなかった。
含量2.7%、数平均分子量5,000のポリエチレン基材樹脂
(AC−6 ポリエチレン、アライド−シグナル社(Al
lied-Signal Corp.)製)から製造]のトルエン中固体
71%溶液100g(硫黄0.06当量)を、エポキシ当量
重量188を有するエポキシ樹脂プレポリマー、エポン
838ビスフェノールAエポキシ樹脂(シェル・ケミカ
ル社製)71g(0.38当量)及びトルエン30gと混合
した。またイソフォロンジアミン37.2g(0.44当量)及
びイソプロピルアルコール79gを混合することによっ
て第2の溶液を調製した。次いでこのジアミン/イソプ
ロピルアルコール溶液を、5分間にわたってクロルスル
ホン化ポリオレフィン/エポキシ溶液に徐々に添加し
た。溶液温度の3〜5℃の上昇が観察された。最初の溶
液粘度をブルックフィールド粘度計で測定した。粘度が
初期粘度の少くとも2倍まで上昇した時、テフロン樹脂
フィルム上にいくつかの20ミルのフィルムを作った。
このフィルムを室温で最短7日間乾燥させ且つ架橋させ
た。この期間の後、フィルム試料をソックスレー抽出器
において最小4時間アセトンで抽出し、不溶物の重量%
を決定した。これは77%であることがわかった。本実
施例は反応成分を同時に接触させる本発明の方法を例示
する。
含量2.7%、数平均分子量5,000のポリエチレン基材樹脂
(AC−6 ポリエチレン、アライド−シグナル社(Al
lied-Signal Corp.)製)からの製造]のトルエン中固
体71%溶液100g(硫黄0.06当量)を、エポキシ当
量重量188を有するエポキシ樹脂プレポリマー、エポ
ン838ビスフェノールAエポキシ樹脂(シェル・ケミ
カル社製)71g(0.38当量)及びトルエン30gと混
合した。またイソフォロンジアミン19.0g(0.2
2当量)及びイソプロピルアルコール40gを混合する
ことによって第2の溶液を調製した。次いでこのジアミ
ン/イソプロピルアルコール溶液を、クロルスルホン化
ポリオレフィン/エポキシ溶液に徐々に添加した。粘度
が初期粘度の少くとも2倍まで上昇した時、テフロン樹
脂フィルム上にいくつかの20ミルのフィルムを作っ
た。このフィルムを室温で最短7日間乾燥させ且つ架橋
させた。この期間の後、フィルム試料をソックスレー抽
出器において最小4時間アセトンで抽出し、不溶物の重
量%を決定した。これは71.9%であることがわかった。
破断引張り強度は11.5MPa及び破断伸長は30%であ
った。本実施例及び以下の実施例はクロルスルホン化オ
レフィン重合体の導入によって得られるアミン架橋エポ
キシ樹脂の柔軟性における改良を例示する。
含量2.7%、数平均分子量5,000のポリエチレン基材樹脂
(AC−6 ポリエチレン、アライド−シグナル社(Al
lied-Signal Corp.)製)からの製造]のトルエン中固
体71%溶液100g(硫黄0.06当量)を、エポキシ当
量重量188を有するエポキシ樹脂プレポリマー、エポ
ン838ビスフェノールAエポキシ樹脂(シェル・ケミ
カル社製)7.9g(0.04当量)及びトルエン30gと混
合した。またイソフォロンジアミン8.8g(0.10当量)
及びイソプロピルアルコール19gを混合することによ
って第2の溶液を調製した。次いでこのジアミン/イソ
プロピルアルコール溶液を、クロルスルホン化ポリオレ
フィン/エポキシ溶液に徐々に添加した。粘度が初期粘
土の少くとも2倍まで上昇した時、テフロン樹脂フィル
ム上にいくつかの20ミルのフィルムを作った。このフ
ィルムを室温で最短7日間乾燥させ且つ架橋させた。こ
の期間の後、フィルム試料をソックスレー抽出器におい
て最小4時間アセトンで抽出し、不溶物の重量%を決定
した。これは65.5%であることがわかった。破断引張り
強度は9.3MPa及び破断伸長は108%であった。
硫黄含量2.7%、数平均分子量5,000のポリエチレン
基材樹脂(AC−6 ポリエチレン、アライド−シグナ
ル社(Allied-Signal Corp.)製)から製造]のトルエ
ン中固体71%溶液100g(硫黄0.06当量)を、エポ
キシ当量重量188を有するエポキシ樹脂プレポリマ
ー、エポン838ビスフェノールAエポキシ樹脂(シェ
ル・ケミカル社製)71g(0.38当量)及びトルエン3
0gと混合した。またイソフォロンジアミン18.7g(0.
22当量)及びイソプロピルアルコール39gを混合する
ことによって第2の溶液を調製した。次いでこのジアミ
ン/イソプロピルアルコール溶液を、クロルスルホン化
ポリオレフィン/エポキシ溶液に徐々に添加した。粘度
が初期粘度の少くとも2倍まで上昇した時、テフロン樹
脂フィルム上にいくつかの20ミルのフィルムを作っ
た。このフィルムを室温で最短7日間乾燥させ且つ架橋
させた。この期間の後、フィルム試料をソックスレー抽
出器において最小4時間アセトンで抽出し、不溶物の重
量%を決定した。これは81%であることがわかった。
破断引張り強度は17.8MPa及び破断伸長は19%であ
った。
含量2.7%、数平均分子量5,000のポリエチレン基材樹脂
(AC−6 ポリエチレン、アライド−シグナル社(Al
lied-Signal Corp.)製)から製造]のトルエン中固体
71%溶液100g(硫黄0.06当量)を、エポキシ当量
重量188を有するエポキシ樹脂プレポリマー、エポン
838ビスフェノールAエポキシ樹脂(シェル・ケミカ
ル社製)30.5g(0.16当量)及びトルエン30gと
混合した。またイソフォロンジアミン9.5g(0.11当
量)及びイソプロピルアルコール20gを混合すること
によって第2の溶液を調製した。次いでこのジアミン/
イソプロピルアルコール溶液を、クロルスルホン化ポリ
オレフィン/エポキシ溶液に徐々に添加した。粘度が初
期粘度の少くとも2倍まで上昇した時、テフロン樹脂フ
ィルム上にいくつかの20ミルのフィルムを作った。こ
のフィルムを室温で最短7日間乾燥させ且つ架橋させ
た。この期間の後、フィルム試料をソックスレー抽出器
において最小4時間アセトンで抽出し、不溶物の重量%
を決定した。これは76%であることがわかった。
含量2.7%、数平均分子量5,000のポリエチレン基材樹脂
(AC−6 ポリエチレン、アライド−シグナル社(Al
lied-Signal Corp.)製)から製造]のトルエン中固体
71%溶液100g(硫黄0.06当量)を、エポキシ当量
重量188を有するエポキシ樹脂プレポリマー、エポン
838ビスフェノールAエポキシ樹脂(シェル・ケミカ
ル社製)7.9g(0.44当量)及びトルエン30gと混合
した。またイソフォロンジアミン4.4g(0.05当量)及
びイソプロピルアルコール9gを混合することによって
第2の溶液を調製した。次いでこのジアミン/イソプロ
ピルアルコール溶液を、クロルスルホン化ポリオレフィ
ン/エポキシ溶液に徐々に添加した。粘度が初期粘度の
少くとも2倍まで上昇した時、テフロン樹脂フィルム上
にいくつかの20ミルのフィルムを作った。このフィル
ムを室温で最短7日間乾燥させ且つ架橋させた。この期
間の後、フィルム試料をソックスレー抽出器において最
小4時間アセトンで抽出し、不溶物の重量%を決定し
た。これは64.2%であることがわかった。破断引張り強
度は11.8MPaそして破断伸長は84%であった。
含量1.0%、数平均分子量20,000のポリエチレン基材樹
脂から製造]のトルエン中固体14.6%溶液100g(硫
黄0.005当量)を、エポキシ当量重量188を有するエ
ポキシ樹脂プレポリマー、エポン838ビスフェノール
Aエポキシ樹脂(シェル・ケミカル社製)14.6g(0.08
当量)及びトルエン30gと混合した。またイソフォロ
ンジアミン7g(0.08当量)及びイソプロピルアルコー
ル15gを混合することによって第2の溶液を調製し
た。次いでこのジアミン/イソプロピルアルコール溶液
を、クロルスルホン化ポリオレフィン/エポキシ溶液に
徐々に添加した。粘度が初期粘度の少くとも2倍まで上
昇した時、テフロン樹脂フィルム上にいくつかの20ミ
ルのフィルムを作った。このフィルムを室温で最短7日
間乾燥させ且つ架橋させた。この期間の後、フィルム試
料をソックスレー抽出器において最小4時間アセトンで
抽出し、不溶物の重量%を決定した。これは70.4%であ
ることがわかった。破断引張り強度は12.9MPaそして
破断伸長は25%であった。
含量1.0%、数平均分子量20,000のポリエチレン基材樹
脂から製造]のトルエン中固体14.6%溶液100g(硫
黄0.005当量)を、エポキシ当量重量188を有するエ
ポキシ樹脂プレポリマー、エポン838ビスフェノール
Aエポキシ樹脂(シェル・ケミカル社製)6.3g(0.04
当量)及びトルエン30gと混合した。またイソフォロ
ンジアミン3.2g(0.04当量)及びイソプロピルアルコ
ール7gを混合することによって第2の溶液を調製し
た。次いでこのジアミン/イソプロピルアルコール溶液
を、クロルスルホン化ポリオレフィン/エポキシ溶液に
徐々に添加した。粘度が初期粘度の少くとも2倍まで上
昇した時、テフロン樹脂フィルム上にいくつかの20ミ
ルのフィルムを作った。このフィルムを室温で最短7日
間乾燥させ且つ架橋させた。この期間の後、フィルム試
料をソックスレー抽出器において最小4時間アセトンで
抽出し、不溶物の重量%を決定した。これは73.8%であ
ることがわかった。破断引張り強度は11.6MPaそして
破断伸長は82%であった。
含量1.0%、数平均分子量20,000のポリエチレン基材樹
脂から製造]のトルエン中固体14.6%溶液100g(硫
黄0.005当量)を、エポキシ当量重量188を有するエ
ポキシ樹脂プレポリマー、エポン838ビスフェノール
Aエポキシ樹脂(シェル・ケミカル社製)14.6g(0.08
当量)及びトルエン30gと混合した。またイソフォロ
ンジアミン5.2g(0.06当量)及びイソプロピルアルコ
ール11gを混合することによって第2の溶液を調製し
た。次いでこのジアミン/イソプロピルアルコール溶液
を、クロルスルホン化ポリオレフィン/エポキシ溶液に
徐々に添加した。粘度が初期粘度の少くとも2倍まで上
昇した時、テフロン樹脂フィルム上にいくつかの20ミ
ルのフィルムを作った。このフィルムを室温で最短7日
間乾燥させ且つ架橋させた。この期間の後、フィルム試
料をソックスレー抽出器において最小4時間アセトンで
抽出し、不溶物の重量%を決定した。これは74.4%であ
ることがわかった。破断引張り強度は13.1MPaそして
破断伸長は32%であった。
含量1.0%、数平均分子量20,000のポリエチレン基材樹
脂から製造]のトルエン中固体14.6%溶液100g(硫
黄0.005当量)を、エポキシ当量重量188を有するエ
ポキシ樹脂プレポリマー、エポン838ビスフェノール
Aエポキシ樹脂(シェル・ケミカル社製)6.3g(0.04
当量)及びトルエン30gと混合した。またイソフォロ
ンジアミン2.4g(0.03当量)及びイソプロピルアルコ
ール5gを混合することによって第2の溶液を調製し
た。次いでこのジアミン/イソプロピルアルコール溶液
を、クロルスルホン化ポリオレフィン/エポキシ溶液に
徐々に添加した。粘度が初期粘度の少くとも2倍まで上
昇した時、テフロン樹脂フィルム上にいくつかの20ミ
ルのフィルムを作った。このフィルムを室温で最短7日
間乾燥させ且つ架橋させた。この期間の後、フィルム試
料をソックスレー抽出器において最小4時間アセトンで
抽出し、不溶物の重量%を決定した。これは73.2%であ
ることがわかった。破断引張り強度は11.0MPaそして
破断伸長は104%であった。
含量2.7%、数平均分子量5,000のポリエチレン基材樹脂
(AC−6 ポリエチレン、アライド−シグナル社(Al
lied-Signal Corp.)製)から製造]のトルエン中固体
65%溶液100g(硫黄0.05当量)を、イソフォロン
ジアミン27.0g(0.32当量)及びイソプロピルアルコー
ル27gの混合物に撹拌しながらゆっくりと添加したこ
の添加中、反応温度は約12℃上昇した。混合物を更に
12時間撹拌した。この期間中粘度は1100から22
50センチポイズまで上昇した。次いでエポキシ当量重
量188を有するエポキシ樹脂プレポリマー、エポン8
38ビスフェノールAエポキシ樹脂(シェル・ケミカル
社製)50.7g(0.27当量)を添加した。混合物を30分
間反応させ、次いでテフロンフルオルカーボン樹脂フィ
ルム上でいくつかの20ミルのフィルムを作った。この
フィルムを室温で7日間乾燥させ且つ架橋させた。本実
施例は中間体スルホンアミドの生成、続くエポキシ樹脂
プレポリマーとの反応を例示する。
含量2.7%、数平均分子量5,000のポリエチレン基材樹脂
(AC−6 ポリエチレン、アライド−シグナル社(Al
lied-Signal Corp.)製)から製造]のトルエン中固体
65%溶液100g(硫黄0.05当量)を、メチルエチル
ケトンで更に希釈した。この混合物にイソプロピルアル
コール3.1g(0.05当量)及びトリブチルアミン9.5g
(0.05当量)を添加した。混合物を1時間撹拌し、イソ
プロピルスルホネートエステルを完全に生成させた。エ
ポキシ当量重量188を有するエポキシ樹脂プレポリマ
ー、エポン838ビスフェノールAエポキシ樹脂(シェ
ル・ケミカル社製)65.0g(0.35当量)及びイソフォロ
ンジアミン29.0g(0.34当量)を添加した。次いで混合
物を室温で数時間撹拌した。この期間中、溶液の粘度は
128から600センチポイズ以上まで上昇した。テト
ロン・フルオロカーボン樹脂フィルム上に幾つかの20
ミルのフィルムを作り、室温で最小7日間乾燥し、架橋
させた。次いでアセトン抽出による不溶物の族%を決定
し、これが70%であることがわかった。本実施例はク
ロルスルホン化オレフィン重合体誘導体の製造、続くポ
リアミン及びエポキシ樹脂プレポリマーとの反応を例示
する。
シ当量重量188を有するエポキシ樹脂プレポリマー、
エポン(Epon )838ビスフェノールAエポキシ樹脂
50g(0.27当量)をメチルエチルケトン27gと混合
した。この混合物に、100当量重量を有するポリアミ
ン縮合生成物[バースアミド(Versamid )150ポリ
アミド樹脂、ヘンケル・ケミカル社(Hnekel Chemical
Co.)製27g(0.27当量)の混合物を添加した。粘度
は10分以内に500センチポイズイまで増大した。こ
の溶液をテフロンフルオルカーボン樹脂フィルム上に引
き延ばして20ミルのフィルムを形成させた。このフィ
ルムを室温で最短7日間乾燥させ且つ架橋させた。この
期間の後、フィルムを最大4時間アセトンで抽出するこ
とにより、不溶物の重量%は91%であると決定でき
た。得られたフィルムは脆すぎてASTM D−412
により引張強度が測定できなかった。
含量2.7%、数平均分子量5,000のポリエチレン基材樹脂
(AC−6 ポリエチレン、アライド−シグナル社(Al
lied-Signal Corp.)製)から製造]のトルエン中固体
20%溶液100g(硫黄0.01当量)を、エポキシ当量
重量188を有するエポキシ樹脂プレポリマー、エポン
838ビスフェノールAエポキシ樹脂(シェル・ケミカ
ル社製)50g(0.27当量)及びトルエン30gと混合
した。また100の当量重量を有するポリアミン縮合生
成物(バースアミド150ポリアミド樹脂、ヘンケル・
ケミカル社製)27g(0.27当量)及びイソプロピルア
ルコール50gを混合することによって第2の溶液を調
製した。次いでこのジアミン/イソプロピルアルコール
溶液を、10分間にわたってクロルスルホン化ポリオレ
フィン/エポキシ溶液に徐々に添加した。溶液温度の3
〜5℃の上昇が観察された。最初の溶液粘度をブルック
フィールド粘度計で測定した。粘度が初期粘度の少くと
も2倍まで上昇した時、テフロン樹脂フィルム上にいく
つかの20ミルのフィルムを作った。このフィルムを室
温で最短7日間乾燥させ且つ架橋させた。この期間の
後、フィルム試料をソックスレー抽出器において最小4
時間アセトンで抽出し、不溶物の重量%を決定した。こ
れは92%であることがわかった。本実施例は本発明の
クロルスルホン化オレフィン重合体の製造におけるポリ
アミン縮合生成物の反応物としての使用を例示する。
含量1.6%、数平均分子量5,000のポリエチレン基材樹脂
(AC−6 ポリエチレン、アライド−シグナル社(Al
lied-Signal Corp.)製)から製造]のトルエン中固体
40%溶液100g(硫黄0.02当量)を、エポキシ当量
重量188を有するエポキシ樹脂プレポリマー、エポン
838ビスフェノールAエポキシ樹脂(シェル・ケミカ
ル社製)50g(0.27当量)及びトルエン30gと混合
した。また100の当量重量を有するポリアミン縮合生
成物(バースアミド150ポリアミド樹脂、ヘンケルケ
ミカル社製)29g(0.29当量)及びイソプロピルアル
コール25gを混合することによって第2の溶液を調製
した。次いでこのジアミン/イソプロピルアルコール溶
液を、5分間にわたってクロルスルホン化ポリオレフィ
ン/エポキシ溶液に徐々に添加した。溶液温度の3〜5
℃の上昇が観察された。最初の溶液粘度をブルックフィ
ールド粘度計で測定した。粘度が初期粘度の少くとも2
倍まで上昇した時、テフロン樹脂フィルム上にいくつか
の20ミルのフィルムを作った。このフィルムを室温で
最短7日間乾燥させ且つ架橋させた。この期間の後、フ
ィルム試料をソックスレー抽出器において最小4時間ア
セトンで抽出し、不溶物の重量%を決定した。これは7
8%であることがわかった。
トインデックス2500、塩素39.2%、硫黄3.06%)の
キシレン中固体55%溶液100gを、イソプロパノー
ル27g(0.45当量)及びイソフォロンジアミン18.2g
(0.214当量)と混合した。ジアミン/アルコール混合
物の添加中溶液粘度の僅かな増加が見られた。次いで得
られた溶液を当量重量188を有する芳香族エポキシ樹
脂プレポリマー[DER 331エポキシ樹脂、ダウ・
ケミカル社製]55g(0.29当量)を含む混合物に添加
した。混合物の粘度が500センチポイズ以上に上昇し
た時、テフロンフルオルカーボン樹脂フィルムにいくつ
かの20ミルのフィルムを作った。このフィルムを室温
で最小7日間乾燥し、架橋させた。この期間の後、フィ
ルム試料をテフロンフィルムから除去し、ソックスレー
抽出器により最小4時間メチルエチルケトンで抽出し
た。不溶物のパーセントは78.10%であることがわかっ
た。
0重量の硫黄含量を有するクロルスルホン化オレフィン
重合体の、組成物の全重量に基づいて5〜80重量%
を、 b)ポリアミンの、組成物の全組成物に基づいて5〜9
0重量%、但しポリアミンとクロルスルホン化オレフィ
ン重合体中の硫黄との当量比が1:1より大きく且つポ
リアミンが5,000までの当量重量を有する、及び c)エポキシ樹脂プレポリマーの、組成物の全重量に基
づいて少くとも5重量%、 と二環式アミジンの不存在下に大気温度(ambient temp
erature)で接触させることを含んでなるクロルスルホ
ン化オレフィン重合体樹脂組成物の製造法。
モノオレフィンのクロルスルホン化単独重合体並びにエ
チレンとC3〜C10α−モノオレフィン、不飽和C3〜C
20モノカルボン酸のC1〜C12アルキルエステル、不飽
和C3〜C20モノ又はジカルボン酸、飽和C2〜C18カル
ボン酸のビニルエステル、及び一酸化炭素からなる群か
ら選択される少くとも1種のエチレン性不飽和単量体と
のクロルスルホン化共重合体からなる群から選択される
上記1の方法。
ン化ポリエチレン、クロルスルホン化ポリプロピレン、
クロルスルホン化エチレン酢酸ビニル共重合体、クロル
スルホン化エチレンアクリル酸共重合体、クロルスルホ
ン化エチレンメタクリル酸共重合体、クロルスルホン化
エチレンアクリル酸メチル共重合体、クロルスルホン化
エチレンメタクリルメタクリル酸メチル共重合体、クロ
ルスルホン化エチレンメタクリル酸n−ブチル共重合
体、クロルスルホン化エチレンメタクリル酸グリシジル
共重合体、及びエチレンの、プロピレン、ブテン、3−
メチル−1−ペンテン又はオクテンとのクロルスルホン
化共重合体からなる群から選択される上記1の方法。
ン化ポリエチレンである上記1の方法。
化エチレン酢酸ビニル共重合体である上記1の方法。
%の塩素含量及び約1〜3%の硫黄含量を有する上記1
の方法。
の平均分子量を有する上記1の方法。
方法。
2級アミノ官能基を有する脂肪族または芳香族アミン
の、飽和脂肪族ポリカルボン酸、脂環族ポリカルボン
酸、及び芳香族ポリカルボン酸からなる群から選択され
る化合物との反応生成物である上記1の方法。
て、 1)a)約20〜60重量%の塩素含量及び約0.5〜1
0重量%の硫黄含量を有するクロルスルホン化オレフィ
ン重合体の、組成物の全重量に基づいて5〜80重量%
を、 b)ポリアミンの、組成物の全組成物に基づいて5〜9
0重量%、但しポリアミンとクロルスルホン化オレフィ
ン重合体中の硫黄との当量比が1:1より大きく且つポ
リアミンが5,000までの当量重量を有する、と接触さ
せ、更に 2)得られる中間体を、エポキシ樹脂プレポリマーの、
全組成物の重量に基づいて少くとも5重量%と接触させ
る、 ことを含んでなるクロルスルホン化オレフィン重合体樹
脂組成物の製造法。
−モノオレフィンのクロルスルホン化単独重合体並びに
エチレンとC3〜C10α−モノオレフィン、不飽和C3〜
C20モノカルボン酸のC1〜C12アルキルエステル、不
飽和C3〜C20モノ又はジカルボン酸、飽和C2〜C18カ
ルボン酸のビニルエステル、及び一酸化炭素からなる群
から選択される少くとも1種のエチレン性不飽和単量体
とのクロルスルホン化共重合体からなる群れから選択さ
れる上記10の方法。
ホン化ポリエチレン、クロルスルホン化ポリプロピレ
ン、クロルスルホン化エチレン酢酸ビニル共重合体、ク
ロルスルホン化エチレンアクリル酸共重合体、クロルス
ルホン化エチレンメタクリル酸共重合体、クロルスルホ
ン化エチレンアクリル酸メチル共重合体、クロルスルホ
ン化エチレンメタクリルメタクリル酸メチル共重合体、
クロルスルホン化エチレンメタクリル酸n−ブチル共重
合体、クロルスルホン化エチレンメタクリル酸グリシジ
ル共重合体、及びエチレンの、プロピレン、ブテン、3
−メチル−1−ペンテン又はオクテンとのクロルスルホ
ン化共重合体からなる群から選択される上記1の方法。
ホン化ポリエチレンである上記10の方法。
ン化エチレン酢酸ビニル共重合体である上記10の方
法。
%の塩素含量及び約1〜3%の硫黄含量を有する上記1
0の方法。
000の平均分子量を有する上記10の方法。
0の方法。
は2級アミノ官能基を有する脂肪族または芳香族アミン
の、飽和脂肪族ポリカルボン酸、脂環族ポリカルボン
酸、及び芳香族ポリカルボン酸からなる群から選択され
る化合物との反応生成物である上記10の方法。
0重量%の硫黄含量を有するクロルスルホン化オレフィ
ン重合体の、組成物の全重量に基づいて5〜80重量%
を、 b)1級アミン、2級アミン、単官能性アルコール、及
びこれらの混合物の、クロルスルホン化オレフィン重合
体中に存在する硫黄の当量当り0.1〜1当量と、 接触させることによって誘導体を製造し、そして 2)得られた誘導体を、 c)ポリアミンの、組成物の全組成物に基づいて5〜9
0重量%、但しポリアミンとクロルスルホン化オレフィ
ン重合体中の硫黄との当量比が1:1より大きく且つポ
リアミンが5,000までの当量重量を有する、と及び d)エポキシ樹脂プレポリマーの、組成物の全重量に基
づいて少くとも5重量%と、及び e)随時3級アミンの、クロルスルホン化オレフィン重
合体中に存在する硫黄の等量当り0.1〜1等量、 と更に接触させる、 ことを含んでなるクロルスルホン化オレフィン重合体樹
脂の製造法。
−モノオレフィンのクロルスルホン化単独重合体並びに
エチレンとC3〜C10α−モノオレフィン、不飽和C3〜
C20モノカルボン酸のC1〜C12アルキルエステル、不
飽和C3〜C20モノ又はジカルボン酸、飽和C2〜C18カ
ルボン酸のビニルエステル、及び一酸化炭素からなる群
から選択される少くとも1種のエチレン性不飽和単量体
とのクロルスルホン化共重合体からなる群から選択され
る上記19の方法。
ホン化ポリエチレン、クロルスルホン化ポリプロピレ
ン、クロルスルホン化エチレン酢酸ビニル共重合体、ク
ロルスルホン化エチレンアクリル酸共重合体、クロルス
ルホン化エチレンメタクリル酸共重合体、クロルスルホ
ン化エチレンアクリル酸メチル共重合体、クロルスルホ
ン化エチレンメタクリルメタクリル酸メチル共重合体、
クロルスルホン化エチレンメタクリル酸n−ブチル共重
合体、クロルスルホン化エチレンメタクリル酸グリシジ
ル共重合体、及びエチレンの、プロピレン、ブテン、3
−メチル−1−ペンテン又はオクテンとのクロルスルホ
ン化共重合体からなる群れから選択される上記1の方
法。
ホン化ポリエチレンである上記19の方法。
ン化エチレン酢酸ビニル共重合体である上記19の方
法。
0%の塩素含量及び約1〜3%の硫黄含量を有する上記
19の方法。
000の平均分子量を有する上記19の方法。
9の方法。
は2級アミノ官能基を有する脂肪族または芳香族アミン
の、飽和脂肪族ポリカルボン酸、脂環族ポリカルボン
酸、及び芳香族ポリカルボン酸からなる群から選択され
る化合物との反応生成物である上記19の方法。
Claims (3)
- 【請求項1】a)約20〜60重量%の塩素含量及び約
0.5〜10重量の硫黄含量を有するクロルスルホン化オ
レフィン重合体の、組成物の全重量に基づいて5〜80
重量%を、 b)ポリアミンの、組成物の全組成物に基づいて5〜9
0重量%、但しポリアミンとクロルスルホン化オレフィ
ン重合体中の硫黄との当量比が1:1より大きく且つポ
リアミンが5,000までの当量重量を有する、及び c)エポキシ樹脂プレポリマーの、組成物の全重量に基
づいて少くとも5重量%、 と二環式アミジンの不存在下に大気温度で接触させるこ
とを含んでなるクロルスルホン化オレフィン重合体樹脂
組成物の製造法。 - 【請求項2】大気温度で二環式アミジンの不存在下にお
いて、 1)a)約20〜60重量%の塩素含量及び約0.5〜1
0重量の硫黄含量を有するクロルスルホン化オレフィン
重合体の、組成物の全重量に基づいて5〜80重量%
を、 b)ポリアミンの、組成物の全組成物に基づいて5〜9
0重量%、但しポリアミンとクロルスルホン化オレフィ
ン重合体中の硫黄との当量比が1:1より大きく且つポ
リアミンが5,000までの当量重量を有する、と接触さ
せ、更に 2)得られる中間体を、エポキシ樹脂プレポリマーの、
全組成物の重量に基づいて少くとも5重量%と接触させ
る、 ことを含んでなるクロルスルホン化オレフィン重合体樹
脂組成物の製造法。 - 【請求項3】大気温度で二環式アミジンの不存在下にお
いて、 1)a)約20〜60重量%の塩素含量及び約0.5〜1
0重量の硫黄含量を有するクロルスルホン化オレフィン
重合体の、組成物の全重量に基づいて5〜80重量%
を、 b)1級アミン、2級アミン、単官能性アルコール、及
びこれらの混合物の、クロルスルホン化オレフィン重合
体中に存在する硫黄の当量当り0.1〜1当量と、 接触させることによって誘導体を製造し、そして 2)得られた誘導体を、 c)ポリアミンの、組成物の全組成物に基づいて5〜9
0重量%、但しポリアミンとクロルスルホン化オレフィ
ン重合体中の硫黄との当量比が1:1より大きく且つポ
リアミンが5,000までの当量重量を有する、及び d)エポキシ樹脂プレポリマーの、組成物の全重量に基
づいて少くとも5重量%及び e)随時3級アミンの、クロルスルホン化オレフィン重
合体中に存在する硫黄の等量当り0.1〜1等量、 と更に接触させる、 ことを含んでなるクロルスルホン化オレフィン重合体樹
脂組成物の製造法。
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