JPH0662473A - 伝送信号発生方法および信号伝送装置 - Google Patents

伝送信号発生方法および信号伝送装置

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JPH0662473A
JPH0662473A JP4209102A JP20910292A JPH0662473A JP H0662473 A JPH0662473 A JP H0662473A JP 4209102 A JP4209102 A JP 4209102A JP 20910292 A JP20910292 A JP 20910292A JP H0662473 A JPH0662473 A JP H0662473A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号を伝送するだけでなく電源もとれ、且つ
ラッシュ電流等の発生を防止できる伝送信号を得る。 【構成】 例えばDC+24Vの2値信号「1」と、2
値信号「0」であることをその発生時に識別して、DC
−24Vにされる2値信号「0」とで伝送信号を構成す
るとともに、2値信号の切り替わり時、信号電圧を一時
(t1又はt2)零レベルとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伝送信号発生方法お
よび信号伝送装置に係り、特に照明制御システムや保安
管理システムなどにおいて省配線のために2本の伝送線
を用いて伝送される伝送信号を発生する方法およびこの
ような伝送信号から伝送端末器が電源をとれる信号伝送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の伝送信号を示す波形図であ
り、図において伝送信号の一方の2値信号例えば「1」
はその電圧が例えばDC+24Vであり、他方の2値信
号「0」は例えばDC+8V以下である。従って、2値
信号「1」と「0」は電圧の高低で識別されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、伝送端
末器(図示しない)が伝送信号の受信と同時にこの伝送
信号から給電を受けるには、2値信号「0」が続いた時
は電圧レベルが低いために、給電が困難であり、従って
伝送端末器に専用の電源を設ける必要があるという問題
点があった。そこで、この発明は、このような問題点を
解決するためになされたもので、伝送端末器に専用の電
源を設ける必要が無い伝送信号を発生する方法を得るこ
とを目的としている。また、この発明は、このような伝
送信号を伝送する信号伝送装置を得ることを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る伝送信号
発生方法は、一方の2値信号と、他方の2値信号であっ
て、その発生時に前記他方の2値信号であると判断され
た後、前記一方の2値信号と逆極性の電圧に形成されて
なる前記他方の2値信号とを有し、且つ前記一方の2値
信号から前記他方の2値信号への切り替わり時、及び前
記他方の2値信号から前記一方の2値信号への切り替わ
り時において、信号電圧を一時零レベルとする伝送信号
を発生するものである。
【0005】請求項2に係る信号伝送装置は、一方の2
値信号および他方の2値信号を有する伝送信号を発生す
るための伝送信号発生手段と、この伝送信号発生手段か
ら延び出る2本の伝送線と、これら伝送線間で互いに並
列に接続されて前記伝送信号から信号と給電の両方を受
けるための複数の受信手段とを備え、前記伝送信号発生
手段は、前記一方の2値信号を形成する直流電圧を前記
伝送線の一方に出力する一方のスイッチング素子、およ
び前記他方の2値信号を形成する前記直流電圧またはこ
れとは違った直流電圧を前記伝送線の他方に出力する他
方のスイッチング素子、並びにこれらスイッチング素子
を所定のオフタイムを有して切り替え動作させる制御部
を有し、前記受信手段は、前記2本の伝送線間に入力端
子が接続された整流手段、この整流手段の出力端子間に
互いに並列に接続された電圧変換回路およびその短絡素
子、前記電圧変換回路と前記他方の伝送線の間に接続さ
れて受信した信号がどちらの2値信号かを判別し得る信
号を発生する判別信号発生手段、並びにこの判別信号発
生手段に接続されかつ前記短絡素子を動作させる制御部
を有するものである。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、2値信号「0」がその発
生時に2値信号「0」であると識別されると、2値信号
「0」は2値信号「1」と逆極性の電圧にされ、この電
圧を整流することにより受信手段は自らの電源とする。
また、2値信号の切り替え時に信号電圧を一時零レベル
にするようにしたため、伝送線に生じるラッシュ電流や
反射電流を防止できる。
【0007】請求項2の発明では、伝送信号発生手段が
2値信号「1」,「0」をそれぞれ一方、他方の伝送線
を通して受信手段へ伝送すると、この受信手段は受信し
た信号を整流して自らの電源とすると共に受信した信号
がどちらの2値信号かを判別する。また、切り替え時に
オフタイムを一時的に設けることで信号電圧を一時零レ
ベルにすることができ、伝送線に生じるラッシュ電流や
反射電流を防止できる。
【0008】
【実施例】実施例1.図1はこの発明によって発生され
た伝送信号を示す波形図であり、伝送信号の2値信号
「1」は従来例と同じである。しかしながら、2値信号
「0」は、その発生時に2値信号「0」であると識別さ
れると、2値信号「1」と逆極性の電圧すなわちDC−
24Vにされる。従って、伝送端末器は、このような2
値信号「0」が続いても、電圧レベルが高いために、整
流かつ平滑して自らの電源とすることができる。またこ
の伝送信号は、2値信号「1」から2値信号「0」及び
2値信号「0」から2値信号「1」に切り替わるとき
に、それぞれt1,及びt2の所定時間にわたり、信号電
圧が一時零レベルとなる。またいずれかの2値信号(例
えば2値信号「0」)が一定周期の整数倍(例えば2
倍)にわたって続いた場合でも、一定周期ごとに信号電
圧が一時零レベルとなる。この場合、信号電圧が一時零
レベルになる時間幅はt1+t2+Δである。このよう
に、信号の切り替え時に信号電圧を一時零レベルにする
ようにしたのは、後述するようなラッシュ電流や反射電
流の防止、切り替え時にスイッチング素子を介して短絡
電流が流れるのを防止するためである。
【0009】実施例2.図2は、図1について上述した
伝送信号を伝送する信号伝送装置のブロック図である。
図において、1は伝送信号発生手段としての伝送電源、
2はこの伝送電源1のための交流電源、3a,3bは伝
送電源1から延び出ている2本の伝送線、4a,4b,
4c,・・・・はこれら伝送線3aと3bの間で互いに
並列に接続された受信手段としての伝送端末器である。
【0010】図3は図2に示した伝送電源1の詳しいブ
ロック図であり、この伝送電源1は、交流電源2に接続
されて安定な第1直流電圧例えば+24V,第2直流電
圧例えば+5Vをそれぞれ出力ライン1a1,1a2か
ら出力する直流安定化電源1aと、直流安定化電源1a
からの上述した第1直流電圧+24V、第2直流電圧+
5Vを電源として動作する制御部1bと、この制御部1
bと相互接続されると共に直流安定化電源1aに接続さ
れ、出力ライン(無符号)がそれぞれ伝送線3a,3b
に接続されている出力切替部1cとを有している。
【0011】図4は図3に示した制御部1bおよび出力
切替部1cの回路図であり、制御部1bは、直流安定化
電源1aの出力ライン1a2に接続された制御回路1b
1と、この制御回路1b1の出力側に接続されたバッフ
ァ1b2,1b3と、制御回路1b1の入力側に接続さ
れたコンパレータ1b4と、このコンパレータ1b4の
入力側とアースの間に接続された電流検出抵抗R1とを
有している。出力切替部1cは、4個のスイッチング素
子例えばトランジスタTr1〜Tr4から成り、トラン
ジスタTr1,Tr2の例えばコレクタがそれぞれ直流
安定化電源1aの出力ライン1a1、アースに接続さ
れ、ベース、エミッタがそれぞれ共にバッファ1b2の
出力側、伝送線3aに接続されている。トランジスタT
r3,Tr4は例えばコレクタがそれぞれ出力ライン1
a1、上述したコンパレータ1b4と抵抗R1の接続点
に接続され、ベース、エミッタがそれぞれ共にバッファ
1b3の出力側、伝送線3bに接続されている。バッフ
1b2,1b3はまた、それらのイネーブル端子1b2
a,1b3aが制御回路1b1のバッファ制御出力端子
1b1aに接続されている。
【0012】図5は図2に示した伝送端末器例えば4a
の回路図であり、伝送端末器4aは、伝送線3a,3b
間に入力端子が接続された整流手段例えばダイオードD
1〜D4から成るダイオードブリッジDBと、このダイ
オードブリッジDBの出力端子間に例えばコレクタ、エ
ミッタが接続された短絡素子としてのトランジスタTr
5と、このトランジスタTr5のコレクタ、エミッタ間
に入力側が接続された電圧変換回路4a1と、この電圧
変換回路4a1の出力側に接続された制御部4a2と、
この制御部4a2の送信側とトランジスタTr5のベー
スとの間に接続されたインバータ4a3と、電圧変換回
路4a1の5V出力側と伝送線3bの間で直列に接続さ
れた抵抗R2およびダイオードD5から成る判別信号発
生手段とを有している。なお、制御部4a2の受信側は
抵抗R2とダイオードD5の接続点に接続されている。
【0013】次に動作について説明する。まず、図5の
伝送端末器4a中の制御部4a2がその送信側から図8
の2値信号「1」を送信しているとすれば、この2値信
号「1」がインバータ4a3で2値信号「0」に反転さ
れるので、トランジスタTr5はオフである。この状態
において、図3の伝送電源1中の直流安定化電源1aが
出力ライン1a2を通して図4の制御部1b中の制御回
路1b1へ第2直流電圧を供給し、この制御回路1b1
が動作してそれぞれバッファ1b2,1b3を介してト
ランジスタTr1,Tr4をターンオンさせたとすれ
ば、図3に示した直流安定化電源1aの出力ライン1a
1からのDC+24Vすなわち図1の2値信号「1」は
トランジスタTr1、伝送線3aおよび図5の伝送端末
器4a中のダイオードブリッジDBのダイオードD1を
通して電圧変換回路4a1の入力側に印加される(たゞ
しTr1およびD1の電圧降下は無視する)。この電圧
変換回路4a1のコモン電位側からダイオードブリッジ
DB中のダイオードD4、伝送線3b、図4中のトラン
ジスタTr4および抵抗R1を通ってアースに流れる電
流i1 は抵抗R1の両端間に2値信号「1」の発生を表
わす低電圧を生じさせる。電圧変換回路4a1は、入力
側に印加された約24Vの電圧によりその内蔵コンデン
サ(図示しない)が充電されて制御部4a2の電源にな
ると共に、約24Vの電圧を5Vの電圧に変換して出力
する。この状態ではダイオードD5が導通させられるの
で制御部4a2はその受信側に低電圧信号(抵抗R2と
ダイオードD5の接続点電位)を受け、これにより+2
4Vが伝送されて来たと判別できる。
【0014】次に、制御部4a2がその送信側から2値
信号「0」を、インバータ4a3を通してトランジスタ
Tr5のベースに送信すると、このトランジスタTr5
はターンオンして電圧変換回路4a1を短絡する。その
結果、電圧変換回路4a1の入力側に印加されていた+
24Vの電圧による電流i0 (>i1 )はトランジスタ
Tr5、ダイオードブリッジDB中のダイオードD4、
伝送線3b、トランジスタTr4および抵抗R1を通っ
てアースに流れ、抵抗R1の両端間に2値信号「0」の
発生を表わす高電圧を生じさせる。コンパレータ1b4
はこのように抵抗R1の両端間の低電圧から高電圧への
電圧変化で電圧変換回路4a1の短絡を検出し、これに
より制御回路1b1はバッファ1b2、1b3の出力を
後述するように切り替え、今度はトランジスタTr2,
Tr3をターンオンさせる。そうすると、出力ライン1
a1からのDC+24VはトランジスタTr3、伝送線
3bおよびダイオードブリッジD3中のダイオードD2
を通して電圧変換回路4a1の入力側に印加される。つ
まり伝送端末器4aにDC−24Vすなわち図1の2値
信号「0」が印加されることになる。この状態ではダイ
オードD5が逆バイアスされるので制御部4a2はその
受信側に5Vの信号を受け、これにより−24Vが伝送
されて来たと判別できる。
【0015】次に、上述したバッファ1b2,1b3の
切り替え動作について図1、図4、図6を用いて説明す
る。ここで、図6は、バッファ1b2,1b3の駆動を
一時的に停止させ、トランジスタTr1〜Tr4をター
ンオフするためのバッファ制御信号を示している。ま
ず、図1で示されるように、トランジスタTr1,Tr
4をターンオンさせて伝送線3aに+24Vを出力する
場合、バッファ1b2はハイレベル信号を出力し、バッ
ファ1b3はローレベル信号を出力している。次に、伝
送端末器4aからの信号により、トランジスタTr1,
Tr4をターンオフし、トランジスタTr2,Tr3を
ターンオンして伝送線3bに+24Vを出力する場合、
バッファ1b2はローレベル信号を出力し、バッファ1
b3はハイレベル信号を出力するように制御回路1b1
は各バッファ1b2,1b3への入力信号を出力する
が、同時にバッファ制御出力端子1b1aから図6に示
されるようなパルス幅t1の制御信号aを出力してこの
時間幅t1にわたり、バッファ1b2,1b3の駆動を
停止させて、トランジスタTr1〜Tr4を一時的にタ
ーンオフし、伝送線3a,3bの信号電圧を一時零レベ
ルとする。そして、一定周期後、2値信号の変化がない
場合は、図6b,bで示されるような信号を出力して、
この間バッファ1b2,1b3の駆動を停止させる。そ
して、さらに一定周期後、今度は再び伝送線3aに+2
4Vを出力するべく、伝送端末器4aからの信号によ
り、トランジスタTr1,Tr4をターンオンし、トラ
ンジスタTr2,Tr3をターンオフする場合は、バッ
ファ1b2はハイレベル信号を出力し、バッファ1b3
はローレベル信号を出力するように制御回路1b1は各
バッファ1b2,1b3への入力信号を出力するが、同
時にバッファ制御出力端子1b1aから図6に示される
ようなパルス幅t2の制御信号aを出力してこの時間幅
2にわたり、バッファ1b2,1b3の駆動を停止さ
せて、トランジスタTr1〜Tr4を一時的にターンオ
フし、伝送線3a,3bの電位レベルを一時的に零レベ
ルとする。即ち、実施例では2値信号「1」から2値信
号「0」に切り替えるときにはt1のオフタイムを、2
値信号「0」から2値信号「1」に切り替えるときには
2のオフタイムを、一定周期経過後に2値信号の変化
がない場合にはt1+t2+Δのオフタイムを設けてい
る。尚、このΔはトランジスタTr1〜Tr4が応答し
得ない短い時間幅である。そして、このような動作は、
以下伝送端末器4aからの信号により同様に行われ、2
値信号の切り替わり時には、伝送線の電位が一時的に零
レベルとされる。
【0016】このように2値信号の切り替え時に、伝送
線3a、3bの信号電圧を一時的に零レベルとする理由
を以下に説明する。例えば2値信号「1」として伝送線
3aに+24Vが出力されている場合、トランジスタT
r1,Tr4はターンオンされ、一方トランジスタTr
2,Tr3はターンオフされている。この状態におい
て、上述したようなターンオフ時間を設けずに、2値信
号「0」に切り替えるべく、トランジスタTr1,Tr
4をターンオフし、トランジスタTr2,Tr3をター
ンオンすると、トランジスタTr1,Tr4がターンオ
フするのに時間遅れが生じた場合には、直流安定化電源
1aがトランジスタTr1、Tr2を介してアースに短
絡され、大きな短絡電流が流れることとなる。また、同
様に2値信号「0」から2値信号「1」に切り替える場
合、Tr2,Tr3をターンオフし、トランジスタTr
1,Tr4をターンオンすると、トランジスタTr2,
Tr3がターンオフするのに時間遅れが生じた場合に
は、直流安定化電源1aがトランジスタTr3、Tr4
を介してアースに短絡され、大きな短絡電流が流れるこ
ととなる。また、伝送線3a,3b及び伝送端末器4
a,4b,4b,・・・・等は、図7に示されるような
LC回路を構成するので、伝送電圧が急激に正電圧から
負電圧に変わるとラッシュ電流が流れることとなる。ま
た伝送線に反射電流が発生することにもなる。このよう
な、トランジスタTr1〜Tr4の応答の時間遅れに基
づく短絡電流の発生、伝送電圧の急激な切り替わりによ
るラッシュ電流、反射電流の発生は、電源電圧の切り替
え時に一時的なオフタイムを設けることによって防止す
ることができる。この発明が伝送電圧の切り替え時、即
ち2値信号の切り替え時に、伝送線3a、3bの電位を
一時的に零レベルとしたのは、上述したような短絡電
流、ラッシュ電流、反射電流などを防止するためであ
る。
【0017】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1の発明
は、一方の2値信号と、他方の2値信号であって、その
発生時に前記他方の2値信号であると判断された後、前
記一方の2値信号と逆極性の電圧に形成されてなる前記
他方の2値信号とを有し、且つ前記一方の2値信号から
前記他方の2値信号への切り替わり時、及び前記他方の
2値信号から前記一方の2値信号への切り替わり時にお
いて、信号電圧を一時零レベルとする伝送信号を発生す
るので、このような伝送信号を受信した伝送端末器は信
号の受信に加えて電源の給電を受けることができるとと
もに、伝送電圧の切り替え時に伝送端末器や伝送線に発
生するラッシュ電流や反射電流を大幅に低減することが
でき、故に、信号電流と不要電流の識別も容易に行うこ
とができ、さらに信号電流識別の為の時間短縮も図れる
という効果を奏する。
【0018】また、請求項2の発明は、一方の2値信号
および他方の2値信号を有する伝送信号を発生するため
の伝送信号発生手段と、この伝送信号発生手段から延び
出る2本の伝送線と、これら伝送線間で互いに並列に接
続されて前記伝送信号から信号と給電の両方を受けるた
めの複数の受信手段とを備え、前記伝送信号発生手段は
前記一方の2値信号を形成する直流電圧を前記伝送線の
一方に出力する一方のスイッチング素子および前記他方
の2値信号を形成する前記直流電圧またはこれとは違っ
た直流電圧を前記伝送線の他方に出力する他方のスイッ
チング素子、並びにこれらスイッチング素子を所定のオ
フタイムを有して切り替え動作させる制御部を有し、前
記受信手段は前記2本の伝送線間に入力端子が接続され
た整流手段、この整流手段の出力端子間に互いに並列に
接続された電圧変換回路およびその短絡素子、前記電圧
変換回路と前記他方の伝送線の間に接続されて受信した
信号がどちらの2値信号かを判別し得る信号を発生する
判別信号発生手段、並びにこの判別信号発生手段に接続
されかつ前記短絡素子を動作させる制御部を有するの
で、伝送端末器が信号の伝送および電源の給電を受ける
のに2本の伝送線つまり配線で済み、大巾な省配線化を
実現できるとともに、伝送電圧の切り替え時に伝送端末
器や伝送線に発生するラッシュ電流や反射電流を大幅に
低減することができ、故に、信号電流と不要電流の識別
も容易に行うことができ、さらに信号電流識別の為の時
間短縮も図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法によって発生された伝送信号を
示す波形図である。
【図2】この発明の信号伝送装置を示すブロック図であ
る。
【図3】図2に示した伝送電源の詳しいブロック図であ
る。
【図4】図3に示した制御部および出力切替部の回路図
である。
【図5】図2に示した伝送端末器の回路図である。
【図6】バッファの制御信号を示すタイムチャートであ
る。
【図7】伝送端末器を含む伝送線の等価回路図である。
【図8】従来の伝送信号を示す波形図である。
【符号の説明】
1 伝送電源 1b 制御部 3a,3b 伝送線 4a,4b,4b 伝送端末器 Tr1,Tr2,Tr3,Tr4,Tr5 トランジス
タ DB ダイオードブリッジ 4a1 電圧変換回路 4a2 制御部 R2 抵抗 D5 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/08 25/02 K 8226−5K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の2値信号と、他方の2値信号であ
    って、その発生時に前記他方の2値信号であると判断さ
    れた後、前記一方の2値信号と逆極性の電圧に形成され
    てなる前記他方の2値信号とを有し、且つ前記一方の2
    値信号から前記他方の2値信号への切り替わり時、及び
    前記他方の2値信号から前記一方の2値信号への切り替
    わり時において、信号電圧を一時零レベルとする伝送信
    号を発生することを特徴とする伝送信号発生方法。
  2. 【請求項2】 一方の2値信号および他方の2値信号を
    有する伝送信号を発生するための伝送信号発生手段と、 この伝送信号発生手段から延び出る2本の伝送線と、 これら伝送線間で互いに並列に接続されて前記伝送信号
    から信号と給電の両方を受けるための複数の受信手段と
    を備え、 前記伝送信号発生手段は、前記一方の2値信号を形成す
    る直流電圧を前記伝送線の一方に出力する一方のスイッ
    チング素子、および前記他方の2値信号を形成する前記
    直流電圧またはこれとは違った直流電圧を前記伝送線の
    他方に出力する他方のスイッチング素子、並びにこれら
    スイッチング素子を所定のオフタイムを有して切り替え
    動作させる制御部を有し、 前記受信手段は、前記2本の伝送線間に入力端子が接続
    された整流手段、この整流手段の出力端子間に互いに並
    列に接続された電圧変換回路およびその短絡素子、前記
    電圧変換回路と前記他方の伝送線の間に接続されて受信
    した信号がどちらの2値信号かを判別し得る信号を発生
    する判別信号発生手段、並びにこの判別信号発生手段に
    接続されかつ前記短絡素子を動作させる制御部を有す
    る、 ことを特徴とする信号伝送装置。
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