JPH0662409U - ダウンライト - Google Patents
ダウンライトInfo
- Publication number
- JPH0662409U JPH0662409U JP473493U JP473493U JPH0662409U JP H0662409 U JPH0662409 U JP H0662409U JP 473493 U JP473493 U JP 473493U JP 473493 U JP473493 U JP 473493U JP H0662409 U JPH0662409 U JP H0662409U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- outward flange
- packing material
- instrument body
- reflector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 気密性が高く製造が容易なダウンライトを提
供する。 【構成】 反射板1の外向きフランジ1aを器具本体2
の押え片4で下方へ押圧することにより、器具本体2の
内向きフランジ8aおよび反射板1の外向きフランジ1
aの間に挟持した中空パッキン材3を圧締変形する。中
空パッキン材3は中空断面を有した弾性体からなる。 【効果】 比較的小さな押圧力により簡単に中空パッキ
ン材3を反射板1の外向きフランジ1aの下面および器
具本体2の内向きフランジ8aの上面に沿って密着させ
ることができるので、製造が容易である。しかも気密性
が高く隣室の話し声等が天井裏7aを経て聞こえること
がない。
供する。 【構成】 反射板1の外向きフランジ1aを器具本体2
の押え片4で下方へ押圧することにより、器具本体2の
内向きフランジ8aおよび反射板1の外向きフランジ1
aの間に挟持した中空パッキン材3を圧締変形する。中
空パッキン材3は中空断面を有した弾性体からなる。 【効果】 比較的小さな押圧力により簡単に中空パッキ
ン材3を反射板1の外向きフランジ1aの下面および器
具本体2の内向きフランジ8aの上面に沿って密着させ
ることができるので、製造が容易である。しかも気密性
が高く隣室の話し声等が天井裏7aを経て聞こえること
がない。
Description
【0001】
この考案は、建築物等の天井部に設けるダウンライトに関するものである。
【0002】
従来例のダウンライトは、図2および図3に示すように反射板101と器具本 体102とパッキン材103とからなるものであった。反射板101は、下端の 外周縁に沿って外向きフランジ101aを設けている。器具本体102は、下面 の開口102bの周縁に沿って設けた外向きフランジ102aに環形の化粧カバ ー108を取付けたものである。
【0003】 化粧カバー108は、反射板101の外向きフランジ101aの下面と底面1 08aを対面するとともに、内向きフランジ101aの上面に対向する押え片1 04を設けている。押え片104は、先端を下方へ屈曲した状態で外向きフラン ジ101aを押圧する。パッキン材103は、Oリング等からなり外向きフラン ジ101aおよび化粧カバー108の底面108aに各々挟持されている。なお 、5は反射板101の上部に取付金具105aで取付けたソケット、6は白熱球 、7は天井板を各々示す。
【0004】
従来例のダウンライトは、Oリング等からなるパッキン材103を使用してい たので、パッキン材103を外向きフランジ101aおよび底面108aの間に 強く挟んでパッキン材103を外向きフランジ101aおよび底面108aに密 着させなければならず、作業が煩雑であった。
【0005】 そこで、パッキン材3に代えてスポンジゴムを使用することが提案されたが、 しかしスポンジゴムの接着作業が難しく、高い気密性を得ることが困難であった 。すなわち、接着作業を行うに当たってスポンジゴムの上下面が凹凸状となり易 いことに加え、一旦接着したスポンジゴムを再び取外すとスポンジゴムが破損す ることになるので、スポンジゴムを取り外して修正することができなかったから である。このため天井裏7aを経て隣室等の話し声が聞こえる等の問題が起こっ た。
【0006】 この考案の目的は、気密性が高く製造が容易なダウンライトを提供することで ある。
【0007】
この考案のダウンライトは、反射板と器具本体と中空パッキン材とからなる。 反射板は、下端の外周縁に沿って外向きフランジを設けた下向きのものである。 器具本体は、下面に開口を有しこの開口の奥方に反射板を収納し開口の内周縁に 沿って反射板の外向きフランジの下面と対面して内向きフランジを設けるととも に内向きフランジの上面に対向する押え片を設けている。中空パッキン材は、中 空断面を有した弾性体からなり反射板の外向きフランジおよび器具本体の内向き フランジの間に挟持されている。反射板の外向きフランジを器具本体の押え片で 下方へ押圧することにより、器具本体の内向きフランジおよび反射板の外向きフ ランジの間で中空パッキン材を圧締変形する。
【0008】
この考案のダウンライトは、反射板の外向きフランジを器具本体の押え片で下 方へ押圧することにより、器具本体の内向きフランジおよび反射板の外向きフラ ンジの間で中空断面を有した弾性体からなる中空パッキン材を圧締変形するので 、比較的小さな押圧力により中空パッキン材を反射板の外向きフランジの下面お よび器具本体の内向きフランジの上面に沿って密着させることができる。
【0009】
この考案の一実施例のダウンライトは、図1(a)に示すように、下端の外周 縁に沿って外向きフランジ1aを設けた下向き反射板1と、下面に開口2bを有 し開口2bの奥方に反射板1を収納し開口2bの内周縁に沿って反射板1の外向 きフランジ1aの下面と対面して内向きフランジ8aを設けるとともに内向きフ ランジ8aの上面に対向する押え片4を設けた器具本体2と、中空断面を有した 弾性体からなり反射板1の外向きフランジ1aおよび器具本体2の内向きフラン ジ8aの間に挟持された中空パッキン材3とを備えたものである。
【0010】 反射板1は、取付金具5aによりゴム製のカバー5bで外面を覆ったソケット 5を取付けている。器具本体2は、下面の開口2bの周縁に沿って外向きフラン ジ2aを設け、外向きフランジ2aに弾性体9を介して環形の化粧カバー8を嵌 着している。化粧カバー8は、内周付近を内向きフランジ8aとした環形の板材 であり、内向きフランジ8aの先端を折重ねることにより筒体10の下端部10 aを挟着している。筒体10は内側に押え片4を切起形成している。器具本体2 の外周面には、弾性体9と共に天井板7を挟着する複数個の挟着金具11を固定 けている。中空パッキン材3はゴムパイプ等からなる。
【0011】 中空パッキン材3の取付手順について説明する。先ず、中パッキン材3を図1 (b)に示すように外向きフランジ1aおよび内向きフランジ8aの間に配置す る。次いで、図1(c)に示すように筒体10の押え片4の先端を下方に向けて 屈曲することにより押え片4の先端で外向きフランジ1aを下方へ押圧する。こ れによって、中空パッキン材3を外向きフランジ1aおよび内向きフランジ8a の間で圧締変形する。
【0012】 このように、比較的小さな押圧力により簡単に中空パッキン材3を反射板1の 外向きフランジ1aの下面および器具本体2の内向きフランジ8aの上面に沿っ て密着させることができるので、製造か容易である。しかも外向きフランジ1a の下面および内向きフランジ8aの間の気密性が、従来例のダウンライトよりも 向上する。すなわち、U字形マノメータ等を用いて器具本体1の内外における圧 差を測定すると、表1に示すように従来例のダウンライトに比較して差圧が大き くなる。したがって隣室の話し声等が天井裏7aを経て聞こえることがない。
【0013】 また、中空パッキン材3を接着剤等を用いて固定していないため、中空パッキ ン材3の取外しが容易でメンテナンス等も簡単に行える。なお、この他の構成に ついては従来例と同様である。
【0014】
【表1】
【0015】
この考案のダウンライトは、反射板の外向きフランジを器具本体の押え片で下 方へ押圧することにより、器具本体の内向きフランジおよび反射板の外向きフラ ンジの間で中空断面を有した弾性体からなる中空パッキン材を圧締変形するので 、比較的小さな押圧力により簡単に中空パッキン材を反射板の外向きフランジの 下面および器具本体の内向きフランジの上面に沿って密着させることができる。 したがって製造か容易であり、しかも気密性が向上するため隣室の話し声等が天 井裏等を経て聞こえることがない。また、接着剤等を使用しないため中空パッキ ン材の取外しが容易でメンテナンス等も簡単に行える。
【図1】(a)はこの考案の一実施例のダウンライトを
破断した側面図、(b)は器具本体の内向きフランジと
反射板の外向きフランジとの間に中空パッキン材を配置
した状態を示す断面図、(c)は中空パッキン材を圧締
変形させた状態を示す断面図。
破断した側面図、(b)は器具本体の内向きフランジと
反射板の外向きフランジとの間に中空パッキン材を配置
した状態を示す断面図、(c)は中空パッキン材を圧締
変形させた状態を示す断面図。
【図2】従来例のダウンライトの縦断面図。
【図3】従来例のダウンライトの要部を示す分解斜視
図。
図。
1 反射板 1a 外向きフランジ 2 器具本体 2b 開口 3 中空パッキン材 4 押え片 8a 内向きフランジ
Claims (1)
- 【請求項1】 下端の外周縁に沿って外向きフランジを
設けた下向き反射板と、下面に開口を有しこの開口の奥
方に前記反射板を収納し前記開口の内周縁に沿って前記
反射板の外向きフランジの下面と対面して内向きフラン
ジを設けるとともに前記内向きフランジの上面に対向す
る押え片を設けた器具本体と、中空断面を有した弾性体
からなり前記反射板の外向きフランジおよび前記器具本
体の内向きフランジの間に挟持された中空パッキン材と
を備え、前記反射板の外向きフランジを前記器具本体の
押え片で下方へ押圧することにより、前記器具本体の内
向きフランジおよび前記反射板の外向きフランジの間で
前記中空パッキン材を圧締変形したことを特徴とするダ
ウンライト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP473493U JPH0662409U (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | ダウンライト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP473493U JPH0662409U (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | ダウンライト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662409U true JPH0662409U (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=11592140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP473493U Pending JPH0662409U (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | ダウンライト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662409U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007005273A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Hitachi Lighting Ltd | 天井埋込み形照明器具 |
JP2009259646A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明器具 |
JP2010123502A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Hikari Denki Seisakusho:Kk | 埋込型照明器具 |
JP2012064595A (ja) * | 2011-12-27 | 2012-03-29 | Hikari Denki Seisakusho:Kk | 埋込型照明器具 |
-
1993
- 1993-02-16 JP JP473493U patent/JPH0662409U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007005273A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Hitachi Lighting Ltd | 天井埋込み形照明器具 |
JP2009259646A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明器具 |
JP2010123502A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Hikari Denki Seisakusho:Kk | 埋込型照明器具 |
JP2012064595A (ja) * | 2011-12-27 | 2012-03-29 | Hikari Denki Seisakusho:Kk | 埋込型照明器具 |
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