JPH0662258A - 画像データ格納方法及び装置 - Google Patents

画像データ格納方法及び装置

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JPH0662258A
JPH0662258A JP21403092A JP21403092A JPH0662258A JP H0662258 A JPH0662258 A JP H0662258A JP 21403092 A JP21403092 A JP 21403092A JP 21403092 A JP21403092 A JP 21403092A JP H0662258 A JPH0662258 A JP H0662258A
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雅芳 清水
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隆 森原
Tsuguo Noda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原画データを圧縮符号化した画像データを格納
する画像データ格納方法及び装置に関し、復元画像の画
質のばらつきの増大を引き起こさず、かつ、記憶媒体の
記憶容量を無駄無く使い、更に、最初に規定された枚数
の画像を格納し終わった後にも追加して画像を格納でき
るようにする。 【構成】符号化した画像データを追加して格納する際
に、追加して格納するための容量が存在するか否かを判
定し、容量不足が判明した場合、新たに追加する符号
化した画像データ、既に格納済の符号化した画像デー
タの一部又は全部のいずれか一方、もしくは両者につい
て符号化の条件を変え変更することで、追加して格納す
る容量を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原画データを圧縮符号
化した画像データを格納する画像データ格納方法及び装
置に関する。近年、画像ファイリング装置、電子スチル
カメラ等の画像データ格納装置が実用化されつつある。
こうした装置では、データ量が非常に大きい画像データ
を、制限された容量の記憶媒体に記憶するために、画像
データを圧縮する符号化技術が広く利用されている。
【0002】特に、圧縮効率の良さから、可変長符号化
技術を応用した技術が一般に用いられている。こうした
符号化技術を用いた場合、同一条件で符号化した画像デ
ータの大きさは、画像によって異なり、決められた容量
の記憶媒体に格納する場合の扱いが難しい。そのため、
符号化された画像データ(以下「符号データ」という)
を決められた容量の記憶媒体に効率よく格納する画像デ
ータ格納方法および画像データ格納装置の開発が要求さ
れている。
【0003】
【従来の技術】従来の画像データ格納方法を図7(a)
(b)に従来技術1,2として示す。 [従来技術1]従来技術1は、図7(a)のように、画
像によって大きさの異なる符号データを、決められた枚
数以上格納するために、予め符号データのデータ量をお
おまかに予測し、余裕を持って符号化条件、例えば、量
子化ステップを定める。
【0004】例えば5MByteの記憶媒体に、50枚
の画像を符号化して符号データを格納する場合を説明す
る。いま符号化条件Aで符号化したとき、1符号データ
当たりのデータ量が、50KByte〜120KByt
eとなることがわかっているとする。50枚の符号デー
タの平均が100KByte以下となるなら、50枚の
符号データを格納することができる。しかし、符号化し
た結果、データ量の大きい画像が多くなると、全画像を
格納することができない。この場合には最初の符号化条
件Aよりも符号データのデータ量が小さくなる符号化条
件Bで余裕を持って符号化する。
【0005】このデータ量を少なくできる符号化条件B
は、符号データのデータ量が100KByteを越える
ことは殆どないが、復元画像の画質は、符号化条件Aよ
り低品位となる。 [従来技術2]従来技術2は、図7(b)のように、画
像ごとに符号化条件を変えて各画像の符号データのデー
タ量を一定にする。
【0006】例えば5MByteの記憶媒体に、50枚
の画像を符号化し、符号データを格納する場合を説明す
ると、1符号データ当たりのデータ量を、100KBy
teとすれば、目標とする画像データを格納することが
できる。このため、データ量の大きくなる画像では、デ
ータ量が小さくなる符号化条件(復元画像の画質は低品
位となる条件)で符号化し、データ量の小さくなる画像
では、データ量が大きくなる符号化条件(復元画像の画
質は高品位となる条件)で符号化するというように、適
応的に制御し、一定データ量で符号化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像データ格納方法にあっては、以下の問題
があった。まず従来技術1では、実際にデータ量の大き
い画像が多ければ、記憶媒体の記憶容量が無駄無く使わ
れるが、データ量の小さい画像が多いと、記憶媒体の記
憶容量に多くの無駄が生じる。
【0008】また従来技術2では、画像ごとに大きく符
号化条件を変えるため、データ量は一定となるが、復元
画像の画質に高品位なものと低品位なもののばらつきが
大きくなってしまう。さらに、最初に規定された枚数の
画像を格納した後に、追加して画像を記録する必要が生
じた場合に対応できない。本発明の目的は、復元画像の
画質のばらつきの増大を引き起こさず、かつ、記憶媒体
の記憶容量を無駄無く使い、更に、最初に規定された枚
数の画像を格納し終わった後にも、追加して画像を格納
することが可能な画像データ格納方法及び画像データ格
納装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明の符号化した画像データを格納す
る画像データ格納装置は、図1(a)のように、符号化
した画像データを画像データ格納部16に追加して格納
する際に、追加して格納するための容量が存在するか否
かを判定する空き容量判定部14と、空き容量判定部1
4の判定結果で容量不足が判明した場合、新たに追加
する符号化した画像データ、既に格納済の符号化した
画像データの一部又は全部のいずれか一方、もしくは両
者について符号化の条件を変えて変更することで、追加
して格納する容量を確保する符号化条件変更部20とを
設けたことを特徴とする。
【0010】また本発明の符号化した画像データを格納
する画像データ格納方法は、図1(b)のように、符号
化した画像データを追加して格納する際に、追加して格
納するための容量が存在するか否かを判定する容量判定
過程と、該容量判定過程の判定結果で容量不足が判明し
た場合、新たに追加する符号化した画像データ、既
に格納済の符号化した画像データの一部又は全部のいず
れか一方、もしくは両者について符号化の条件を変え変
更することで、追加して格納する容量を確保する符号化
条件変更過程とを有することを特徴とする。
【0011】
【作用】このような本発明の画像データ格納方法及び装
置によれば次の作用が得られる。新規画像データとして
新たに追加格納する画像データが与えられると、空き容
量判定部14で画像データ格納部16の空き容量に格納
可能かを判定し(S1)、格納可能であれば画像データ
格納部16に格納する(S3)。
【0012】不足があれば符号化条件変更部20におい
て、新規画像データまたは既に格納されている画像デー
タの符号化条件を変更する(S2)。この符号化条件の
変更では、データ量が小さくなるように符号化条件を変
更する。変更の対象となる画像は、新規画像データ、及
び、既に格納された画像データの何れでもよいが、例え
ば、格納の順序に従って、1枚ずつ、変更の対象とすれ
ばよい。また符号化条件の変更の方法は、例えば、予
め、いくつかの符号化条件を、符号化後のデータ量の大
きさが、異なるように数種類準備し、データ量が小さく
なるように、準備しておいた符号化条件から選択して変
更すれば良い。
【0013】本発明では、画像データを格納する容量に
不足が生じた時、符号化条件を変更し、容量を確保する
過程を有するから、従来技術1のように余裕を持って符
号化条件を定める必要が無く、格納領域に無駄の生じる
心配はない。また、従来技術2のように画像毎に符号化
条件を大きく変える必要も無いため、画質のばらつきが
大きくなってしまう心配も無く、また、予定以上の枚数
の画像を格納する場合にも対応できる。
【0014】
【実施例】[第1実施例]図2は本発明の画像データ格
納方法を用いた画像データ格納装置の第1実施例を示し
た実施例構成図であり、電子スチルカメラ等に内蔵され
る画像データ格納装置を例にとっている。
【0015】図2の画像データ格納装置は、新規画像デ
ータ(原画像)を圧縮符号化する符号化部10、符号化
された新規画像データを一時的に格納する新規画像デー
タバッファ12、新規画像データバッファ12に格納さ
れた新規画像データの追加格納における空き容量の有無
を判定する空き容量判定部14、画像データを格納する
画像データ格納部16、空き容量なしと判定された際に
符号化条件を変更する画像を選択する符号化条件変更画
像選択部18、新たな符号化条件を選択し、新規の符号
化条件により新たな画像データを生成する符号化条件変
更部20、符号化条件変更部20で使用する符号化条件
を格納した符号化条件リスト22、更に画像データ格納
部16の画像格納位置の変更に使用される格納位置変更
用バッファ24で構成される。
【0016】図3は図2の第1実施例の処理動作を示す
フローチャートであり、このフローチャートは1枚の画
像を格納する際の動作を示しており、複数毎の画像を格
納する場合には図3の処理動作を繰り返すことになる。
図3を参照して図2の実施例の処理動作を説明すると次
のようになる。まずステップS101において、入力さ
れた画像データを符号化部10で符号化する。符号化部
10における符号化の方法は符号化の条件を変えて符号
化後のデータ量を減らすことができるものであればどの
ような方法でもよいが、この実施例にあっては国際標準
として用いられているJPEG方式を用いる。
【0017】この符号化部10における符号化の初期条
件としては、図6の従来技術1のように格納容量に不足
が生じないように余裕を持って設定する必要はなく、逆
に画質を向上するために、ある程度データ量が多くなる
ような符号化条件とすることが望ましい。このように符
号化部10における最初の符号化条件として、ある程度
データ量が多くなる条件を使用する理由は、もし格納す
べき全画像を格納する前に画像データ格納部16の容量
一杯になっても、本発明にあっては空き容量を確保する
ために符号化条件を変更していることから問題がなく、
また逆にデータ量が少ない画像が多く、格納すべき全画
像を格納しても画像データ格納部16の容量が一杯にな
らない場合、符号化部10で符号化した高い画質の画像
データが保存できるためである。
【0018】更に符号化部10における符号化条件の決
め方としては、既に行った画像データの格納で一度でも
格納容量が一杯となって符号化条件を変更していたとす
れば、既に格納された画像データの中の最も高画質の符
号化条件に合わせた符号化条件を符号化部10に設定す
れば良く、これにより格納した画像毎の符号化条件のば
らつきを小さくすることができる。
【0019】符号化部10で符号化された各データの符
号化条件は符号化条件リスト22に画像番号に対応して
格納され、また符号化した新規画像データは新規画像デ
ータバッファ12に格納される。続いてステップS10
2に進み、次に空き容量判定部14で画像データ格納部
16の空き容量と新規画像データバッファ12に格納さ
れた新規画像データのデータ量とを比較する。新規画像
データの格納が可能であればステップS106に進み、
新規画像データバッファ12の画像データを画像データ
格納部16に格納する。
【0020】一方、空き容量が不足していればステップ
S103に進み、符号化条件変更画像選択部18で符号
化条件を変更する画像を選択し、次にステップS104
に進んで符号化条件変更部20で選択された画像の符号
化条件を変更する。符号化条件変更画像選択部18によ
る符号化条件を変更する画像の選択は新規画像データバ
ッファ12に格納された新規画像データであっても良い
し、既に画像データ格納部16に格納されている既存の
画像データのいずれであっても良いし、両方であっても
良い。
【0021】画像データ格納部16の中から符号化条件
を変更する画像を選択するための方法としては、例えば
先に符号化された画像から順次選択するという単純な方
法であっても構わない。しかし、データ量の多い画像の
符号化条件を変更すれば、1枚の画像の条件を変えるこ
とによる空き領域の増大が大きいと考えるので、データ
量に応じて優先順位をつけ、データ量の多い画像から順
次選択するようにする。
【0022】更に、既に符号化の条件を変えた画像が存
在するならば、符号化条件リスト22を参照し、高画質
の符号化条件の画像ほど先に選択するという条件を優先
する。また、符号化条件変更部20において、実際に符
号化条件を変更する方法としては様々な方法が考えられ
るが、この実施例にあっては、予めいくつかの量子化閾
値を定めておき、その中から1つを選択して用いる。即
ち、量子化閾値1,量子化閾値2,・・・量子化閾値N
というようにデータ量が大きくなる順番に予め定めてお
き、データ量の大きい方から小さくなるほうに1段階ず
つずらしながら量子化閾値を順番に選択すれば良い。
【0023】また、量子化閾値を変更して新たな符号化
した画像データを生成する方法としては、符号化した画
像データを一旦、DCT係数の段階まで逆変換し、選択
した量子化閾値を使用して再び量子化処理を行って符号
化すれば良い。勿論、符号化条件を変更して新たな画像
データを生成する方法はこれに限定されず、例えば、一
旦、復元画像を生成してから再度符号化を行ってもよ
い。
【0024】続いてステップS105に進み、符号化条
件変更部20で変更後の符号化条件により生成された新
規画像データは、既に画像データ格納部16に格納され
ていた画像データであれば、画像データ格納部16内の
変更前のデータを消去し、その後に変更後の画像データ
を格納する。一方、新規画像データバッファ12に格納
されていた画像データについて符号化条件を変更して新
規画像データを生成した場合には、新規画像データバッ
ファ12の変更前の画像データを消去し、変更後の新規
画像データを格納する。
【0025】以上の処理を終了すると再びステップS1
02に戻り、画像データ格納部16に追加する画像デー
タの空き領域が確保できるまでステップS102〜S1
05の処理を繰り返し、空き領域が確保された段階でス
テップS106に進んで新規画像データを画像データ格
納部16に格納して一連の処理を終了する。尚、ステッ
プS102〜S105の処理の繰返しで画像データ格納
部16に既に格納している画像データを対象に符号化条
件の変更を何回か繰り返した場合、画像データ格納部1
6内の空き領域が連続した領域でなくなることが考えら
れる。そこで、新規画像データバッファ12からの画像
データを画像データ格納部16に格納するステップS1
06の処理において、格納域変更用バッファ24を使用
して画像データ格納部16に格納している画像データの
相互間に空き領域がなくなって全体的に詰めるように格
納域を変更し、連続した空き領域を確保する。 [第1実施例の変形]第1実施例にあっては、ステップ
S103に示したように符号化条件変更画像選択部18
で符号化条件を変更する画像を1枚ずつ選択し、またス
テップS104に示したように符号化条件変更部20で
1段階ずつ符号化条件を変更している。このような方法
にあっては、ステップS102〜S105のループを何
度も繰り返す可能性があり、効率的とは言えない場合も
ある。
【0026】そこで、第1実施例の変形例として、符号
化条件と符号量との関係を予め定めておき、この符号化
条件と符号量の関係を参照して、符号化条件を変更する
必要がある画像を必要に応じて予め複数選択し、各選択
画像毎に変更すべき符号化条件を定める。そして、決定
した符号化条件に従って複数の選択画像について連続的
に符号化条件を変更するようにしてもよい。ここで、予
め設定する符号化条件と符号量との関係としては、例え
ば量子化閾値1,量子化閾値2,・・・量子化閾値Nの
符号量の概略比を求めておけばよい。 [第2実施例]図4は本発明の第2実施例を示した実施
例構成図である。
【0027】図4の実施例にあっては、図2の第2実施
例に更に変更画像・変更条件指示部25、変更条件での
データ量算出部26及び変更条件データ量管理部28を
追加している。即ち、第2実施例は第1実施例と次の2
点で異なる。 (1)格納容量が不足した場合にオペレータが符号化条
件を変更する画像及び変更する符号化条件を指示するよ
うにしている。従って、オペレータ自身の判断で、例え
ば画像の重要度に応じて符号化条件を変更し、画質が低
下してしまう画像を指示することができる。
【0028】(2)変更条件設定後、直ちに符号化条件
を変更した画像データを生成して変更前の画像データを
消去してしまうのではなく、まず変更条件を仮設定し、
仮設定した条件での変更後のデータ量を算出し、格納容
量の過不足を判断するようにしている。そして、もし格
納容量が不足であったならば更に変更条件の仮設定を再
度行うように依頼して格納容量を確保する。また、空き
容量が確保された場合にも、過剰に空き容量が確保され
た場合にはオペレータに対し警告を出すようにしてい
る。このように、過剰な空き容量の確保をオペレータに
知らせることで、必要以上に画像データの画質が劣化し
てしまうような変更を防止できるようにしている。
【0029】図5は図4の第2実施例の処理動作を示し
たフローチャートであり、1枚の画像を格納する場合の
動作を示しており、複数枚の画像を格納する場合は図5
の処理動作を繰り返すことになる。図5を参照して図4
の第2実施例の処理動作を説明すると次のようになる。
まず、ステップS201で入力された画像データを符号
化部10で符号化する。符号化部10における符号化の
方法は第1実施例と同じでよい。
【0030】次にステップS202に進み、空き容量判
定部14で画像データ格納部16の空き容量と新規画像
データバッファ12に格納された新規画像データのデー
タ量とを比較し、格納可能であればステップS212に
進み、新規画像データバッファ12の画像データを画像
データ格納部16に格納する。もし空き容量が不足して
いればステップS203に進み、オペレータに対し符号
化条件の変更を行う画像及び変更条件を指示するように
依頼する。
【0031】この依頼に対しステップS204でオペレ
ータは変更画像・変更条件指示部25を介して符号化条
件の変更を行う画像及び変更条件を指示する。例えばオ
ペレータは符号化条件を変更する画像及び各変更画像に
ついて何段階、符号化条件を変更するかを指示すればよ
い。続いてステップS205に進み、オペレータの指示
内容を仮符号化条件としてデータ量算出部26で仮符号
化条件でのデータ量を算出する。この仮符号化条件での
データ量の算出方法としては、例えば仮符号化条件によ
って一度、符号データを生成してデータ量を調べればよ
い。データ量算出部26の算出結果及び指定された仮符
号化条件は、変更条件・データ量管理部28に記憶され
る。
【0032】続いてステップS206に進み、空き容量
判定部14が仮条件設定に基づくデータ量の算出結果を
参照して容量不足が解消されたか否か判定し、解消され
ていなければステップS203に戻ってオペレータの指
示に基づいた仮符号化条件によるデータ量の算出を繰り
返す。一方、容量不足が解消されたと判定された場合に
はステップS207に進み、空き容量の大きさが過剰か
否か調べる。
【0033】この空き容量が過剰か否かの判定は、例え
ば予め定められた閾値と比較すればよい。空き容量が過
剰であった場合にはステップS208においてオペレー
タに対し空き容量が過剰であることを警告する。空き容
量が過剰である旨の警告を受けた場合、オペレータはそ
のまま新規の画像データを格納することは可能である
が、空き容量過剰警告はオペレータが指定した条件より
も高品位の符号化条件、あるいは符号化条件を変更する
画像の数が現在よりも少ない数でも新規の画像データを
格納できる可能性があることを示す。従って、警告を受
けたオペレータは再びステップS204に戻り、空き容
量過剰警告がでないような適切な空き容量を確保する処
理を行うことができる。
【0034】ステップS207で空き容量が過剰でなか
った場合、あるいはステップS209で空き容量過剰警
告が無視された場合にはステップS210に進み、符号
化条件変更部20で仮設定された符号化条件に符号化条
件を変更し、ステップS211で画像データ格納部16
に格納する。ここで、画像データ格納部16に格納する
変更後のデータとしては、仮符号化条件の設定の際にデ
ータ量算出部26で変更後の画像データが生成されてい
ることから、このデータを格納しても良いし、符号化条
件変更部20で改めて変更後の画像データを生成して格
納するようにしてもよい。
【0035】また、画像データ格納部16に既に格納さ
れている画像データの符号化条件の変更を行った場合、
画像データ格納部16の空き領域が連続した領域でなく
なることから、不都合があれば格納域変更用バッファ2
4を使用して画像データ格納部16に格納された画像デ
ータの格納域を空き領域を詰めるように変更し、連続し
た空き領域を確保すれば良い。 [その他の実施例]更に本発明の他の実施例としては、
画像データ格納部16に格納された各画像のデータ量を
表示する機構を設ければ、オペレータは各画像のデータ
量を見ることによりデータ量の大きい画像の符号化条件
を変更することによって符号化条件を変更する画像の数
をできるだけ少なくすることができる。
【0036】また、本発明の他の実施例として画像デー
タ格納部16に格納した各画像の符号化条件を表示する
ようにすれば、オペレータは各画像の符号化条件を見る
ことで、既に低品位の符号化条件となっている画像を避
けて符号化条件を変更する画像を指定することができ
る。更に本発明の他の実施例として、符号化の際に原画
像データとの画質、例えばS/N比を算出しておき、こ
のS/N比をオペレータに対し表示するようにすれば、
オペレータは各画像のS/N比を見ることで符号化条件
の変更を行う際に各画像の画質のばらつきを非常に小さ
く抑えることができる。
【0037】更にまた本発明の他の実施例としては、画
像データ格納部16の画像データから実際に復元画像を
表示する部分を設け、この復元画像を参考にオペレータ
が符号化条件の変更を指定できるようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、復元画像の画質のばらつきの状態を引き起こすこと
なく、また記憶媒体の記憶容量を無駄なく使い、更に最
初に指定された枚数の画像を格納し終わった後も追加し
て画像を格納することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の第1実施例を示した実施例構成図
【図3】図2の処理動作を示したフローチャート
【図4】本発明の第2実施例を示した実施例構成図
【図5】図4の処理動作を示したフローチャート
【図6】従来技術の説明図
【符号の説明】
10:符号化部 12:新規画像データバッファ 14:空き容量判定部 16:画像データ格納部 18:符号化条件変更画像選択部 20:符号化条件変更部 22:符号化条件リスト 24:格納位置変更用バッファ 25:変更画像・変更条件指示部 26:データ量算出部 28:変更条件・データ量管理部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化した画像データを格納する画像デー
    タ格納方法に於いて、 符号化した画像データを追加して格納する際に、追加し
    て格納するための容量が存在するか否かを判定する容量
    判定過程と、 該容量判定過程の判定結果で容量不足が判明した場合、 新たに追加する符号化した画像データ、 既に格納済の符号化した画像データの一部又は全部の
    いずれか一方、もしくは両者について符号化の条件を変
    えて変更することで、追加して格納する容量を確保する
    符号化条件変更過程と、 を有することを特徴とする画像データ格納方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像データ格納方法に於い
    て、前記符号化条件変更過程の中に、既に格納済みの符
    号化した画像データの画質を評価する画質評価過程を設
    け、該画質評価過程の評価結果に基づいて符号化条件を
    変更する画像を選択することを特徴とする画像データ格
    納方法。
  3. 【請求項3】請求項1乃至2記載の画像データ格納方法
    に於いて、前記符号化条件変更過程の中に、予め作成さ
    れた符号化条件と符号量の関係を表す対応表を参照する
    対応表参照過程を設け、該対応表参照過程における参照
    結果をもとに新たな符号化条件を設定することを特徴と
    する画像データ格納方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3記載の画像データ格納方法
    に於いて、前記符号化条件変更過程の中に、符号化した
    画像データの符号量との対応を参照する符号量参照過程
    を設け、該符号量参照過程の参照結果を元にデータ量に
    応じた優先順位に従って符号化条件を変更する画像を選
    択することを特徴とする画像データ格納方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3記載の画像データ格納方法
    に於いて、符号化条件変更過程の中で、オペレータが符
    号化条件の変更を行う画像を指定することを特徴とする
    画像データ格納方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5記載の画像データ格納方法
    に於いて、符号化条件変更過程の中で、オペレータが新
    たな符号化条件を指定することを特徴とする画像データ
    格納方法。
  7. 【請求項7】請求項5又は6記載の画像データ格納方法
    に於いて、符号化条件変更過程の中で、画像データのデ
    ータ量、画質、復元画像のうちの1つあるいは複数を表
    示することを特徴とする画像データ格納方法。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7記載の画像データ格納方法
    に於いて、符号化条件変更過程の中に、 符号化条件を仮設定する符号化条件仮設定過程と、該符
    号化条件仮設定過程で設定された符号化条件での格納容
    量の過不足を求める容量過不足判定過程を設け、更に前
    記符号化条件変更過程は、前記容量過不足判定過程の判
    定結果を基に、 再び符号化条件仮設定過程を行うか、 既に符号化条件仮設定過程において設定された符号化
    条件によって、実際に符号化条件を変更し格納するか、 のいずれを行うかを判定する判定過程を有することを特
    徴とする画像データ格納方法。
  9. 【請求項9】符号化した画像データを格納する画像デー
    タ格納装置に於いて、 符号化した画像データを画像データ格納部(16)に追
    加して格納する際に、追加して格納するための容量が存
    在するか否かを判定する空き容量判定部(14)と、 該空き容量判定部(14)の判定結果で容量不足が判明
    した場合、 新たに追加する符号化した画像データ、 既に格納済の符号化した画像データの一部又は全部の
    いずれか一方、もしくは両者について符号化の条件を変
    え変更することで、追加して格納する容量を確保する符
    号化条件変更部(20)と、 を設けたことを特徴とする画像データ格納装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の画像データ格納装置に於
    いて、更に、 符号化条件を仮設定する符号化条件仮設定部と、 該符号化条件仮設定部で設定された符号化条件での格納
    容量の過不足を求める容量過不足判定部と、 前記容量過不足判定部の判定結果を基に、 再び符号化条件仮設定過程を行うか、 既に符号化条件仮設定過程において設定された符号化
    条件によって、実際に符号化条件を変更し格納するか、 のいずれを行うかを判定する判定部と、 を設けたことを特徴とする画像データ格納装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007334419A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理システム、及び制御プログラム

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