JPH0678157A - 画像データ格納方法 - Google Patents

画像データ格納方法

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JPH0678157A
JPH0678157A JP4227376A JP22737692A JPH0678157A JP H0678157 A JPH0678157 A JP H0678157A JP 4227376 A JP4227376 A JP 4227376A JP 22737692 A JP22737692 A JP 22737692A JP H0678157 A JPH0678157 A JP H0678157A
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JP4227376A
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English (en)
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Masayoshi Shimizu
雅芳 清水
Takashi Morihara
隆 森原
Tsuguo Noda
嗣男 野田
Masahiro Mori
雅博 森
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、階層符号化された画像の符号デー
タの記憶媒体への格納方法に関し、記憶媒体に新たな画
像の符号データを追加する場合に、格納位置を変更する
既存の符号データの量を少なくすることができるように
することを目的とする。 【構成】 画像の階層符号データを、2つのグループに
分け、グループ1に属する階層符号データは符号データ
格納部の先頭から後方へ、もう一方のグループ2に属す
る符号データは符号データ格納部の最後尾から前方へ格
納するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データの格納方法
に関する。近年、画像ファイリング装置、電子スチルカ
メラ等の画像データ格納装置が実用化されつつある。こ
うした装置では、データ量が非常に多い画像データを、
容量の制限された記憶媒体に記憶するために、画像デー
タを圧縮する符号化技術が広く利用されている。
【0002】一般に、同一条件で符号化した画像データ
の大きさは、画像によって異なり、決められた容量の記
憶媒体に格納する場合の取り扱いが難しい。このため、
符号化された画像データ(以下符号データと呼称する)
を、決められた容量の記憶媒体に効率よく格納する画像
データ格納方法、および画像データ格納装置の開発が要
求されている。
【0003】
【従来の技術】画像データを圧縮する符号化技術の中
に、階層符号化技術というものがある。階層符号化と
は、一つの画像を複数の階層に分けて符号化する方法で
この方法については、例えば雑誌「コミュニケーション
テクノロジ」(1989年 8月号) の56〜61頁の論文「実
用化段階にはいっていきたプログレッシブビルドアップ
表示」、コミュニケーション テクノロジ」(1989年 9
月号) の72〜78頁の論文「静止画符号化方式の標準化」
で紹介されている。
【0004】ここで、階層符号化を、7つの階層に分け
て符号化する場合を例にとって説明すると、1枚の画像
は、第1階層から第7階層までの7つの階層に分けて符
号化される。このような階層符号化を行った場合、第1
階層の符号データのみからでも、粗い大まかな画像を復
元できる。そして、更に、第2階層の符号データを追加
して復元すれば、より高品質の画像を復元でき、さら
に、第3階層、第4階層、・・・、第7階層の符号デー
タを順次追加していくことによって、さらに高品質の画
像を復元することができる。すなわち、7つの階層の符
号データを全て用いれば、最も高品質の画像を復元でき
るが、例えば、第1階層から第6階層までの符号データ
を用いた場合でも、7つの全ての階層の符号データを用
いた高い品質の画像に近い品質までに画像を復元するこ
ができる。なお、階層符号化の方法には、前記文献に記
載されている方法以外の方法も考案されている。
【0005】ところで、先に述べたように、同一条件で
符号化した画像データの符号量は、画像によって異なっ
てくるため、容量の制限された記憶媒体に格納する場合
の取り扱いは難しい。しかしながら、このように階層的
に符号化された符号であれば、複数画像の符号データを
格納する際、全画像の符号データが格納される前に、記
憶媒体に空き容量の不足が生じた場合、それまでにその
記憶媒体に格納されている画像の階層符号化データの中
から、ある一部の階層の符号データを削除していくこと
によって、その記憶媒体にこれから格納しようとする画
像の階層符号化データを格納するための空き容量を確保
することができる。この場合、容量不足が発生する前ま
でに符号データが格納されていた画像の復元画像は、若
干低品位となってしまうが、記憶媒体の容量不足の問題
は回避することができる。
【0006】従来の階層符号化データの格納方法におい
ては、画像を記憶媒体に次々と追加格納していく場合
(格納データを細かいレコードに分割し、レコード毎に
データを管理する場合を除いて)図38に示すように、
一枚、一枚画像の階層符号化データを順に格納するよう
にしていた。すなわち、一部の階層の符号データを削除
することによって、階層符号化データ格納用の空き容量
を確保するという手段を、全く考慮することなく画像の
階層符号化データを格納していた。このため、例えば、
図39に示すように、画像5の階層符号化データを格納
しようとしたとき、空き容量が不足し、既に格納されて
いる画像1から画像4までの階層符号データの内、一部
の階層の符号データを削除することによって、空き容量
を確保しようとする場合、連続した空き容量を確保する
ためには、図40,図42に示すような処理を行って、
画像2から画像4までの階層符号データの格納位置を変
更する必要があった。
【0007】なお、格納データを細かいレコードに分割
し、各レコード毎にデータを管理する方法で、レコード
を管理するためのヘッダ部分の容量が大きくなり、ま
た、レコードの容量未満のデータについても1レコード
に収容する必要があるため、画像の枚数の増加にしたが
ってレコードのデータ格納効率が低下するようになり、
この結果として、記憶媒体の容量を有効利用することが
困難であった。
【0008】なお、上記のようにデータの階層性を用い
てデータを削除する方法以外の従来技術も存在する。以
下の従来技術では上記で述べた問題は発生しないが、他
の大きな問題点が存在するので、図43,図44を参照
しながら説明する。
【0009】従来の技術1;図43に示す方法は、画像
によってデータ量が異なる符号データを、決められた枚
数以上の画像を格納するために、予め、符号データのデ
ータ量を、おおまかに予測し、余裕を持って圧縮条件
(例えば、量子化ステップ)を定めるものである。
【0010】この方法を5Mバイトの記憶媒体に、50
枚の画像の、符号データを格納する必要がある場合を例
として説明する。ある圧縮条件Aで符号化したとき、1
枚の画像の符号データのデータ量が、50Kバイト〜1
20Kバイトの範囲になることが、予め、わかっている
ものとする。この場合、50枚の各画像の符号データの
符号量の平均が100Kバイト以下となるならば、上記
5Mバイトの記憶媒体に、50枚の画像全て符号データ
を格納することができるが、実際に画像データの符号化
を行った結果、符号が100Kバイト以上の符号量が多
い画像が多くなると、50枚の画像の全ての符号データ
を上記記憶媒体に格納することができなくなる。このた
め、今度は圧縮条件Aよりも符号データのデータ量が小
さくなる別の圧縮条件Bにより余裕を持って符号化す
る。この場合、50枚の画像の全ての符号データを、上
記記憶媒体に格納できるようになるが、復元画像の画質
は、圧縮条件Aを用いたときよりも、低下する。
【0011】従来の技術2;図44に示す方法は各画像
毎に、圧縮条件を変えて符号化を行うことにより、各画
像の符号データのデータ量を一定にするものである。
【0012】この方法についても、5Mバイトの記憶媒
体に、50枚の画像の、符号データを格納する必要があ
る場合を例として説明する。上述したように各画像の符
号データの符号量を、100Kバイトにすれば、目標と
する50枚の画像の符号データを全て、上記記憶媒体に
格納することができる。しかしながら、この場合、デー
タ量が多くなる画像については、データ量が少なくなる
圧縮条件で符号化し、(この場合、復元画像の画質は、
低品位となる)データ量が少なくなる画像については、
符号量が多くなる圧縮条件で符号化する(この場合、復
元画像の画質は、高品位となる)というように、各画像
毎に圧縮条件適応的に変化させて、全ての画像につい
て、一定のデータ量で符号化されるように制御する必要
がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】まず、図38〜図42
に示す従来の方法には、以下のような問題があった。こ
の従来の方法の場合は、図42に示すように画像5の符
号データを格納するための連続した空き容量を記憶媒体
内に確保するためには、図40に示すように、既に記憶
媒体に格納されている画像1〜画像4の第7階層の符号
データを消去した後、図41に示すように、画像2〜画
像4の第1階層から第6階層までの多くの符号データの
格納位置を変更する(空きスペースをつめる)処理を行
う必要があり、実際に実行すべき処理としては記憶媒体
からの符号データの退避、記憶媒体への符号データの再
書き込みという処理を何回も行う必要があった。
【0014】また、上述した図43,図44に示す従来
の方法には、以下のような問題点があった。まず、従来
の方法1では、実際に、データ量が多い画像が多い場合
には、記憶媒体の記憶容量が無駄無く効率的に使われる
が、逆にデータ量が少ない画像が多いと、記憶媒体の記
憶容量に多くの無駄が生じる(空き容量が大きくな
る)。
【0015】一方、従来の方法2では、画像ごとに圧縮
条件を変えるため、各画像の符号データのデータ量は一
定となるものの、復元画像の画質が高品位な画像と低品
位な画像のものに分かれ、画質ばらつきが大きくなって
しまう欠点があった。また、各画像の符号データのデー
タ量を一定に保つ制御を実現するためには、複雑な処理
が必要であり、処理時間が長くなるなど問題があった。
さらに、最初に規定された枚数の画像を格納した後に、
さらに新たな画像を追加して記録する必要が生じた場
合、その要求に対処できないという欠点もあった。
【0016】本発明の第1の目的は、階層的に符号化さ
れた画像データを格納する画像データ格納方法におい
て、一部の階層の符号データを削除することによって、
連続した空き容量を確保する場合に、格納位置が変更さ
れる符号データのデータ量が少ない高速・高効率な画像
データ格納方法を提供することである。
【0017】また、各画像の符号データのデータ量を一
定に保つ制御を実現するためには、複雑な処理が必要で
あり、処理時間が長くなるなど問題があった。さらに、
最初に規定された枚数の画像を格納した後に、さらに新
たな画像を追加して記録する必要が生じた場合、その要
求に対処できないとうい欠点もあった。
【0018】本発明の第2の目的は、復元画像の画質の
ばらつきの増大を引き起こさず、かつ、記憶媒体の記憶
容量を無駄無く効率的に使用し、更に、最初に規定され
た枚数の画像を格納し終わった後にも、新たな画像の符
号データを追加して格納することが可能な画像データ格
納方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、原画像を
2つ以上の階層に分けて符号化した画像データを所定の
記憶媒体に格納する画像データ格納方法であって、画像
の各階層の符号データをグループ分けするグループ化過
程と、各グループ毎に予め定められた格納開始アドレス
並びに格納方向とに従って、各グループの階層符号デー
タを格納する格納過程と、該格納過程において前記記憶
媒体に容量不足が生じた場合に、前記記憶媒体に既に格
納されている画像データの一部の階層符号データを破棄
する破棄過程と、を有することを特徴とする。
【0020】次に、第2の発明は、原画像を2つ以上の
階層に分けて符号化した画像データを所定の記憶媒体に
格納する画像データ格納方法であって、画像データの各
階層符号データを上書き可、と上書き不可の各グループ
に分けるグループ化過程と、該グループ化過程によりグ
ループ分けされた階層符号データが、各グループ毎に異
なる領域に格納されるように、上記各グループの階層符
号データの格納位置を変更する格納位置変更過程と、前
記記憶媒体に新たな画像データを格納する際に容量不足
が生じた場合、前記格納位置変更過程により変更された
格納位置に基づいて、前記上書き可のグループの階層符
号データの一部あるいは全部に対して、前記新たに格納
する画像データを上書きする画像格納過程を有すること
を特徴とする。
【0021】画像データを格納する容量に不足が生じた
場合に、該グループ化されたデータの一部あるいは全部
に対して、新たに格納する画像データを上書きする画像
データ格納過程を有することを特徴とする方法におい
て、一部の階層の符号データを削除することによって、
連続した空き容量を確保する場合に、格納位置が変更さ
れる符号データの量が少ない高速・高効率な画像データ
格納方法を提供することである。
【0022】
【作用】上記第1の目的を実現する第1の発明(請求項
1〜請求項7記載の発明)の作用を図1〜図6を参照し
ながら説明する。
【0023】図1は、第1の発明の原理を説明する図で
あり、図2は、第1の発明により行われる画像データの
格納方法を説明するフローチャートである。図1は、図
2のフローチャートの処理S1で2つのグループが定義
される場合を示している。この処理S1で行われるグル
ープ定義処理は、用いるグループの数、格納開始位置、
格納方向、及び、どのような条件で階層符号データの所
属するグループを決定するかを定める処理である。ここ
では、第1階層から、第6階層までをグループ1、第7
階層をグループ2とし、グループ1は、先頭記憶番地か
ら格納を開始し、グループ2は最大記憶番地から格納す
る。なお、ここでいう格納方法とは、同一グループの次
の画像をどの方向に続けて格納するかについてであり、
同一グループ内でのデータの先頭から最後までの方向を
表すものではない。
【0024】次に、図3〜図6に、第1の発明により行
われる画像データの格納方法の一例を示す。第1の発明
では、新たな画像を記憶媒体に格納する際、既に記憶媒
体に格納されている画像の符号データの格納位置を変更
しないため、記憶媒体からの符号データの退避、記憶媒
体への符号データの再書き込みの過程が無くなる。
【0025】なお、図3〜図6に示す例では、画像5を
格納するために、一部の階層の符号データを消去してい
るが、画像4で格納を終了する場合には、画像1から画
像4について第7階層までの符号データを格納すること
になる。
【0026】また、この場合、更にもう一枚の画像(画
像6)を格納する必要が生じた場合には、従来の方法
(図参照)と同様な格納方法をとらなくてはならない
が、第1の発明により、記憶媒体からの符号データの退
避、記憶媒体への符号データの再書き込みといった過程
の回数を従来の方法よりも著しく減少することが可能に
なる。
【0027】次に、第2の発明(請求項8〜請求項16
の発明)の作用を図1及び図2を用いて説明する。図7
は、第2の発明の動作原理を説明するフローチャート
で、1枚の画像の符号データを格納する処理動作を説明
するものである。もし、複数の画像の符号データを格納
する場合には、この図7に示す動作を格納する画像(符
号データ)の枚数に等しい回数だけ繰り返す。
【0028】図7のフローチャートに示す処理S1は画
像を階層符号化する処理である。上記処理S2により画
像データの階層符号化を行った後、記憶媒体にその階層
符号化により得られた符号データを格納するのに十分な
空きがあれば(S2)、階層符号化した符号データを、
そのまま記憶媒体の当該領域に格納する(S5)。図8
は、4枚の画像の符号データを次々と格納し終わった段
階(実線)と、新たに5枚目の画像5を格納する段階
で、記憶媒体の格納領域に不足が生じた状態(点線)を
示している。
【0029】このように、記憶媒体の格納領域に不足が
あるならば(S2),階層符号化データをグループ化し
(S3)(ここでは、各画像の第7階層を、上書き可の
グループとし、他を不可のグループとしている)、上書
き可、不可の両グループを、格納領域の両端から、連続
的に格納する(S4,図9参照)。
【0030】そして、上書き不可のグループに続けて、
第5の画像5を格納する(S5,図10参照)。このと
き、上書き可のグループは、自動的に消去される。図3
8,図39を参照すれば明らかなように、従来の技術1
では、余裕をもって、一定条件で符号化しているため、
記憶容量に無駄(未使用領域)が生じ、また、従来技術
2では、符号データ量を一定にするようにしているの
で、画像1や画像3のように符号データ量が多い画像
も、符号量が小さい画像2、画像4と同一の符号量に圧
縮されていしまうため、画像1や画像3においては、そ
の復元画像の画質は低品位となってしまう。
【0031】これに対して、図10に示すように、第2
の発明では、記憶媒体の格納領域が無駄なく有効に使わ
れ、かつ、各画像間で、復元画画像の画質のばらつきが
小さくなるように符号データの格納がなされている。
【0032】なお、更に、第6の画像6を格納する必要
が生じても、上記同様の処理を行うことによって、画像
6を記憶媒体に追加格納することも可能である。
【0033】
【実施例】第1実施例:図11は、本発明の画像データ
格納方法を用いた画像データ格納装置の全体構成を示す
図である。この第1実施例は、例えば電子スチルカメラ
等に内蔵される画像データ格納装置等が該当する。
【0034】また、図12は、階層符号化データをグル
ープ分けする所属グループ決定部の動作の一例について
説明する図であり、この例では、階層符号データを2つ
のグループ(第1階層〜第6階層のグループ(G=1)
と、第7階層のグループ(G=2))に分ける。また、
この例では、グループの条件は、図12に示すように、
予め設定されてるが、オペレータがキーボード等の入力
手段を用いて、直接指定できるような構成としてもよい
(例えば、オペレータが、グループ1は第1階層〜第4
階層までの符号データとにするように指定する)。ま
た、オペレータが、これから格納する画像データのデー
タ量、画像の枚数等について、予め知っている場合に
は、オペレータの判断でグループ分けの条件を決定でき
るような構成にすることは極めて有効である。
【0035】図13は、第1実施例における符号データ
格納部の一構成例を示す図である。この図は、磁気ディ
スクや光磁気ディスク等の格納デバイスの容量がFFF
FFビット(16進数)の場合の例を示している。アド
レス管理部は、各グループの格納開始アドレス、格納方
向、及び、格納最高尾のアドレスを管理している。
【0036】図13は、初期状態を示しており、格納開
始アドレスと格納最後尾のアドレスが一致しているが、
格納が進むにつれて、各グループの格納最後尾のアドレ
スは、アドレス管理部が管理している格納方向に進んで
いく。つまり、格納方向が逆方向のグループでは、格納
開始アドレスよりも、小さいアドレスが最後尾となる。
この例では、各グループの格納開始アドレス、格納方向
は、予め設定されているものとしているが、オペレータ
がキーボード等の入力手段を用いて、上記の情報を自由
に指定できるような構成にしてもよい。オペレータが、
これから格納する画像データのデータ量、画像の枚数等
について、予め知っている場合には、オペレータの判断
で各グループの格納開始アドレス、格納方向を決定でき
るような構成にすることは有効である。
【0037】この、画像データ格納方法を用いて、画像
データ(画像の符号データ)を格納する場合、例えば、
前記図3に示すようにして画像データが格納されてい
く。画像1から画像4は、全階層(7階層)格納される
(図3)。
【0038】しかし、画像5を格納しようとする際、容
量が不足する為(図2のS4,図4参照)、その不足分
を補うため、画像1から画像4の第7階層を消去する
(図2のS5、図5参照)。
【0039】そして、このようにして空き容量が確保さ
れたならば、画像5(第1階層から第6階層まで)を格
納する(図2のS6,S7、図6参照)。 第2実施例:これから説明する第2実施例も、全体の構
成は、上記第1実施例と同様(図11参照)である。図
14は、第2実施例における所属グループ決定部の動作
を説明する図であり、この所属グループ決定部は、第1
階層から第7階層までの符号データを4グループに分け
る。
【0040】また、図15は、この第2実施例における
符号データ格納部の一構成例を示す図である。ここで
は、格納デバイスの容量がFFFFFビット(16進
数)の場合を示している。アドレス管理部は、各グルー
プの格納開始アドレス、格納条項及び格納最後尾のアド
レスを管理する。図15は、初期状態を示しており、格
納開始アドレスと格納最後部のアドレスが一致している
が、格納が進むにつれて、格納最後尾のアドレスは可能
方向に進んでいく。また、アドレス管理部はマイクロプ
ロセッサ等の演算手段を備え、新たな格納開始アドレス
等の算出を行う。この算出は、どのような方法で行って
もよいが、以下、図16のフローチャートに示す方法を
用いて算出を行う場合を説明する。図16は、上記図2
のフローチャートの処理S4,S5を具体的に示したも
のである。
【0041】この、図16のフローチャートに示す画像
データ格納方法を用いて、画像データを格納した場合、
例えば、図17〜図19に示すようにして画像データの
格納が進む。
【0042】画像1から画像3の各グループの符号デー
タは、前画像の同一グループの最後尾に、続けて格納す
ることによって、格納される(図11の処理S1でNo
となる)(図17参照)。
【0043】画像4を格納する段階では、グループ1と
グループ2は、そのまま最後尾に続けて格納できるが、
グループ3とグループ4は、続けて格納できない(図1
8参照)(図16のS1でYesとなる)。
【0044】以下、図16,図17〜図19、及び図2
0〜図22を参照しながら説明していくと、図16のS
2でYesとなる(図18から明らかなように画像4
(点線)の符号データは空き領域全体より小さい)。
【0045】図16のS4では、グループ1、グループ
2がグループBとなり、グループ3、グループ4がグル
ープAとなる(図18参照)。次に図16のS5では、
Yesとなる(図18から明らかなように画像4のグル
ープAの符号データは、Xより小さい)。
【0046】図16のS7では、グループ3とグループ
4の分割位置は、例えば、A0000となる(図19参
照)。図16のS8で算出された位置(A0000)を
グループ3の格納開始位置、及びグループ4の格納開始
位置(厳密には9FFFF)とする。
【0047】更に、このあと、格納デバイスの残り容量
(図19参照)に格納しきれない画像を格納する必要が
生じたとする。この場合、図16のS1で、Yes、図
16のS2でNoとなり、図16のS3で、画像5を格
納するため、格納デバイスに格納されていた画像1〜画
像4の第7階層、及び、これから格納する画像5の第7
階層を破棄する(図20参照)。
【0048】次に、図16のS4ではそのまま最後尾に
続けて格納可能なグループが存在しないので(図20参
照)、図16のS5では、Noとなる。そして、次に図
16のS6では、X1:X2=画像グループ1のデータ
量:(画像グループ2のデータ量+画像5グループ3の
データ量)となるようにグループ2、グループ3の格納
位置を移動する(図21参照)。図21は、グループ2
の格納開始位置がB000、グループ3の格納開始位置
がAB000となった場合を示している。
【0049】この格納位置の移動処理では、移動データ
の退避と再書き込みが必要だが、従来技術(図43,図
44参照)に比べて、退避と再書き込みをするデータ量
は大幅に削減される。
【0050】図22は、画像の格納が終了した段階を示
している。この第2の実施例ではグループ1を階層1〜
4の符号データ、グループ2を階層5の符号データ、グ
ループ3を階層6の符号データ、グループ5を階層7の
符号データとしたが、グループを構成する階層を一階層
のみとしたり(つまり、7グループに分ける)、或い
は、各グループを複数の階層により構成しても構わな。
【0051】また、上記第1及び第2実施例では、各画
像の第7階層の符号データを破棄するようにしている。
これは、格納領域を確保するための最小の破棄必要階層
が、たまたま各画像の第7階層であったためであり、破
棄する階層が、全画像で全て同一である必要はない。
【0052】なお、画像5の格納後に、更に第6の画像
6を格納する必要が生じた場合、第1の実施例では、従
来の方法を用いなくてはならない(すなわち、多数のデ
ータの退避と再書き込みが必要である)。しかし、第2
の実施例2の場合には、画像1から画像5のグループ3
のデータ量の合計より、第6の画像6のデータ量が小さ
ければ、画像1から画像5のグループ1のデータを移動
する(退避と再書き込みをする)必要がないため、効率
的であり、処理も高速に行える。
【0053】ところで、第1の実施例のように2つのグ
ループを格納媒体の両端に配置する方法を用いると、空
き領域が単一となるため、格納開始位置を新規に設定す
る処理が必要なくなるため、処理が簡単になるという利
点がある。しかし、グループ数を2を越えるようにした
場合に、格納開始位置位置の新規設定処理を実行しない
ような構成にしても、実用上問題が発生しない場合もあ
る。このような場合も以下の第3の実施例を取り上げて
説明する。
【0054】第3の実施例:これから説明する第3の実
施例も、全体の構成は、上述した第1の実施例と同様
(図7参照)である。図23は、上記第1実施例とは異
なるグループ分けを行う所属グループ決定部の構成を説
明する図であり、この第3の実施例の所属グループ決定
部は、3グループにグループ分けを行う。
【0055】また、図24は、この第3の実施例の符号
データ格納部の構成を示す図である。図24は、格納デ
バイスの容量がCFFFFビット(16進数)の場合を
示している。この第3の実施例では、消去優先順位の高
いグループ3をグループ2よりもグループ1の近くに配
置するようにしているため、図25〜図27に示すよう
に、格納容量に不足があるときは、そのまま、グループ
2を追加格納するために必要な領域のグループ3を破棄
してそこにグループ2を追加格納する形で画像データを
格納していく。もちろん、この第3の実施例の場合も、
画像3で格納が終了する場合には、画像1,2,3の全
ての画像において第7階層までの符号データが格納さ
れ、これらの画像においては、高画質の復元画像が得ら
れる。また、画像4で格納が終了する場合には、画像3
は第7階層まで、その他の画像も第6階層まで符号デー
タが格納されるので、画像1から画像4の比較的高画質
復元画像が得られる符号データが格納されることにな
る。
【0056】第4実施例:図28は、本発明の第4実施
例の画像データ格納方法を用いた画像データ格納装置の
全体構成図である。この実施例は、電子スチルカメラ等
に内蔵される画像データ格納装置等が該当する。
【0057】格納処理の進み方は、基本的には、前述し
た図7のフローチャートに示す処理に従う。図3〜図6
において、格納アドレス管理部は、格納容量に不足が有
るか否かの判定、階層データのグループ化、格納位置の
変更の指示を行う。
【0058】格納位置変更部は、内部にバッファを備え
ており、格納アドレス管理部の指示に従って、符号デー
タの読み出しや再書き込みを行うことにより、画像デー
タの格納位置を変更する。
【0059】以下、図7のフローチャートにしたがって
第4の実施例の動作を説明する。S1では、まだ、グル
ープ化が行われていなければ(図7のS2で一度もNo
となっていないなら)、最終階層までの符号化を行う。
一方、既にグループ化が行われていれば、上書き不可の
グループの条件に対応する階層数までの符号化を行う。
【0060】続いてS2では、符号化した画像データの
符号量が、空き領域と上書き可グループの容量の合計よ
りも小さいか否かを判定する。ここで、上記処理S2の
次に行われるS3の処理の一例を、図29に示す。尚、
同図においてグループ1は上書き不可のグループ、グル
ープ2は上書き可のグループを示している。全ての階層
符号化データは、グループ1もしくはグループ2のいず
れかのグループに属する。
【0061】図29に示すような方法で、グループ1に
属する階層の一部をグループ2に編入し、グループ2へ
の編入データ量が、不足データを越えた時点で、グルー
プ化を終了する。
【0062】続いて、S4では、符号データ格納部に格
納されている、グループ1に所属することになった符号
データを、先頭番地から順につめて格納し、グループ2
に所属することになったデータを最終番地から順につめ
て格納する。
【0063】次に、S5では、新規に符号化する画像の
グループ1に属する階層の符号データを、既に格納され
ているグループ1の符号データの後に続けて、格納す
る。なお、上記S4で、特にグループ2のデータは、上
書き可のデータであることから、必ずしも、最終番地か
ら順につめて格納する必要はないが、つめることによっ
て、上記S5で、上書きされるデータを最小限にとどめ
るとができる。
【0064】このような格納方法を用いた場合の画像の
符号データの格納の進み方は、例えば、前記図8〜図1
0に示すようになる。図8〜図10に示すような場合に
は、画像4までは、図7のフローチャートのS2でYe
sとなり、画像5で上記S2でNoとなる。
【0065】なお、この第4の実施例では、格納領域の
不足の有無に応じて、図7のフローチャートに示す処理
S3,S4を実行するような方法にしているが、格納領
域の不足の有無によらず、常に、上記S3,S4を実行
するようにしても構わない。この場合、例えば、図7の
S3では、常に、上書き可のグループを、予め定められ
た定数A0 (ただし、A0 は、1画像を格納するのに充
分な容量)のデータ量以上の下位階層のデータにすれば
良い。
【0066】第5実施例:この第5実施例の全体構成図
を図30に示す。この第5実施例は、連続して、短時間
に、複数の画像を格納する場合(カメラの連写等)を想
定しており、予めオペレータが一度にまとめて追加格納
する予定の追加画像数を入力する。そのため、上記第4
実施例の図28に、さらに予定追加画像数指示部(例え
ば、キーボード等の入力手段)が加わった構成となって
いる。
【0067】図31のフローチャートにこの第5実施例
の処理方法を示す。先ず、オペレータが一度にまとめて
追加格納する予定の追加画像数を入力する(S20
1)。
【0068】続いて、追加画像の予定容量を推定する処
理を行うが(S202)、この処理S202は、例え
ば、1画像あたりの平均的な符号データのデータ量に追
加画像数を乗算することにより上記予定容量の推定を行
ってもよく、また、データ量の多い画像の出現も想定し
て、予定容量を充分に余裕を持った値に推定するように
しても構わない。
【0069】そして、格納容量に不足がないと判断すれ
ば(S203,YES)、画像データを階層符号化し、
その階層符号化により得られた符号データを格納する
(S212)。
【0070】ところで、上記S202の処理が、あくま
でも推測であるため、実際に階層符号化データを格納す
る際に、格納容量に不足が生じる危険性がある。このた
め、S212の処理は、例えば、上記第4の実施例に示
したように、符号化したデータを格納する容量が有るか
否かを確認する必要がある。この第5実施例では、上記
S212の処理は、符号化する画像枚数分だけ、上記第
4実施例の格納方法を繰り返すことにする。もし、特に
確認する処理を避けたい場合には、上記S202で充分
に余裕を持った値を推定(設定)すればよい。そして、
S203で格納容量に不足があると判断すれば、上書き
不可のグループから、上書き可のグループに編入する階
層を求め、格納容量を確保する(S204〜S20
9)。
【0071】そして、上書き可のグループを先頭番地か
らつめて、不可のグループを最終番地からつめて格納す
る(S211)。そして、最後に、S212の処理で新
たな画像を追加格納する。
【0072】図32〜図34は、上述した第5実施例の
画像データ符号化方法による画像データの格納の進みか
たの一例を示す図である。3枚の画像(画像1〜画像
3)を格納した後(図32),上記S201で2枚の画
像が指定され、S201では、上書き不可のグループ
は、第1〜第4階層、上書き可のグループは、第5〜第
7階層(つまり、E=4)と指示する。そして、上書き
可のグループと上書き不可のグループを、それぞれ、先
頭番地、最終番地から詰めて格納する(図33)(S2
11)。そして、最後に、新たに階層符号化された、画
像4、画像5の符号データを、画像3に続けて格納し、
5枚の画像の格納を終了する(図34)。
【0073】この図32〜図34に示す例の場合、上書
き可のグループの大部分は、上書きされるが、画像3の
第6〜7階層の符号データは、上書きされずに残る。し
かし、第5階層が上書きされて、存在しなくなるため、
画像3の第6〜7階層の符号データは意味を持たないこ
とになる。つまり、この領域が無駄になってしまうが、
全体からみれば僅かであり、第5実施例では、画像1〜
画像5の階層符号データが効率良く格納されている。ま
た、上記第4実施例と違って、画像1枚ごとに、符号デ
ータの格納位置を変更する等の処理を行う必要がないた
め、複数の画像の階層符号化データを高速に格納する場
合に適している。
【0074】尚、通常、一度にまとめて入力する画像の
枚数は1枚であるとして、上記S201を省き、A=1
としてS211まで実行し、特に、A=1以外の値が、
指定されなかったら、そのまま、S212を実行する様
にしてもよい。この場合、A=1以外の値が指定された
なら、A=1としてS211まで実行したならば、再び
S201に戻り、再度S201〜S212を行う処理
を、所定回数、繰り返すことになる。
【0075】第5の実施例の変形例:上記第5の実施例
では、既に述べたように、格納領域の一端(図34の画
像3の符号データの格納部分)が有効に利用されていな
い。しかし図31のS211の処理において、上書き可
のグループ(この場合、第5〜第7階層の符号データ)
を一階層毎のデータで構成される小グループに分割し、
この各小グループを、図36に示すように、重要度の高
い階層(この場合は第5階層の符号データ)程、上書き
不可のグループから離れた位置に配置することによっ
て、格納領域の一端(図34の画像3の第6〜7階層の
符号データに対応する部分)を有効に利用することがで
きる。画像4,5の階層符号化データを格納し終わった
状態が、図37であるが、一端の部分には、画像2,3
の第5階層の符号データが格納されるため、5枚の画像
のうち、画像2,3はやや高画質に復元可能な符号デー
タが保存されることになる。
【0076】なお、上記第4及び第5実施例では、各グ
ループは、不足データ量と階層番号を基準にして設定す
るようにしていたが、グループ化の方法はこれに限定さ
れるものではなく、例えば、不足データ量と画質とを基
準にしてグループ化を行っても構わない。具体的には、
例えば、第5実施例において、符号化時に、符号データ
からの復元画質(SNR等)を、符号化前のデータと比
較して求めて記録しておく。そして、上書き可のグルー
プへの編入階層を求める際に、階層番号ではなく、上書
き付加のデータからの復元画質にばらつきが生じ難いよ
うに、両グループの構成階層を決める。
【0077】また、第5実施例では、追加予定画像が1
枚のときは、各画像、上書き可、不可を含めて、最も重
要度の低い2つの階層の符号データを上書き可、他の階
層の符号データを上書き不可、2枚のときは、各画像、
上書き可、不可を含めて、最も重要度の低い3つの階層
の符号データを上書き可、他の階層の符号データを上書
き不可とするように、予め、追加予定の画像枚数と上書
き可の階層数の対応関係を定めておき、S202〜S2
11をこの対応関係に基づいて、上書き不可のグループ
を先頭番地から、上書き可のグループを最終番地からつ
めて格納するように格納位置を変更するという処理に置
き換えようにしても良い。
【0078】また、グループ化の方法を、オペレータが
指示できるような構成にしてもよい。このように、グル
ープ化をオペレータが指示できるような構成にすれば、
オペレータが、重要度の高い画像は上書き不可の階層を
多くする、また、重要度の低い画像は上書き不可の階層
数を少なくするというような指定をすることが可能にな
り、効率的かつ便利である。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項7記載の第1の発明によれば、一部の階層の符号デー
タを削除することによって、連続した空き容量を確保す
る場合にも、格納位置を変更する符号データを少なくす
ることが可能となる。この結果、処理の高速化、及び書
き換え等の消費電力が多いシステム(例えば磁気ディス
クを格納デバイスとして用いている場合)の電力節約等
を実現できる。
【0080】また、請求項8乃至請求項16記載の第2
の発明によれば、復元画像の画質のばらつきの増大を引
き起こさず、かつ、記憶媒体の記憶容量を無駄なく効率
良く使い、さらに、最初に規定された枚数の画像を格納
し終わった後にも、画像を追加して格納することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図(その1)である。
【図2】本発明の原理を説明する図(その2)である。
【図3】本発明の原理を説明する図(その3)である。
【図4】本発明の原理を説明する図(その3)である。
【図5】本発明の原理を説明する図(その3)である。
【図6】本発明の原理を説明する図(その3)である。
【図7】本発明の原理を説明する図(その4)である。
【図8】本発明の原理を説明する図(その5)である。
【図9】本発明の原理を説明する図(その5)である。
【図10】本発明の原理を説明する図(その5)であ
る。
【図11】本発明の第1実施例の全体構成を示す図であ
る。
【図12】本発明の第1実施例の所属グループ決定部の
構成を説明する図である。
【図13】本発明の第1実施例の符号データ格納部の構
成を説明する図である。
【図14】本発明の第2実施例の所属グループ決定部の
構成を説明する図である。
【図15】本発明の第2実施例を説明する図である。
【図16】本発明の第2実施例のアドレス管理部の動作
を説明する図である。
【図17】本発明の第2実施例の動作を説明する図であ
る。
【図18】本発明の第2実施例の動作を説明する図であ
る。
【図19】本発明の第2実施例の動作を説明する図であ
る。
【図20】本発明の第2実施例の動作を説明する図であ
る。
【図21】本発明の第2実施例の動作を説明する図であ
る。
【図22】本発明の第2実施例の動作を説明する図であ
る。
【図23】本発明の第3実施例の所属グループ決定部の
構成を説明する図である。
【図24】本発明の第3実施例の符号データ格納部の構
成を説明する図である。
【図25】本発明の第3の実施例の動作を説明する図で
ある。
【図26】本発明の第3の実施例の動作を説明する図で
ある。
【図27】本発明の第3の実施例の動作を説明する図で
ある。
【図28】本発明の第4実施例の全体構成を説明する図
である。
【図29】本発明の第4実施例の階層データグループ化
処理S3の一例を説明する図である。
【図30】本発明の第5実施例の全体構成を説明する図
である。
【図31】本発明の第5実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【図32】本発明の第5実施例の動作を説明する図であ
る。
【図33】本発明の第5実施例の動作を説明する図であ
る。
【図34】本発明の第5実施例の動作を説明する図であ
る。
【図35】本発明の第5実施例の変形例の動作を説明す
る図である。
【図36】本発明の第5実施例の変形例の動作を説明す
る図である。
【図37】本発明の第5実施例の変形例の動作を説明す
る図である。
【図38】従来の階層符号化された画像データの格納方
法を説明する図である。
【図39】従来の階層符号化された画像データの格納方
法を説明する図である。
【図40】従来の階層符号化された画像データの格納方
法を説明する図である。
【図41】従来の階層符号化された画像データの格納方
法を説明する図である。
【図42】従来の階層符号化された画像データの格納方
法を説明する図である。
【図43】従来の画像データ格納方法を説明する図であ
る。
【図44】従来の画像データ格納方法を説明する図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/21 2109−5C 5/907 B 7916−5C 5/92 H 4227−5C 7/13 Z (72)発明者 森 雅博 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像を2つ以上の階層に分けて符号化
    した画像データを所定の記憶媒体に格納する画像データ
    格納方法であって、 画像の各階層の符号データをグループ分けするグループ
    化過程と、 各グループ毎に予め定められた格納開始アドレス並びに
    格納方向とに従って、各グループの階層符号データを格
    納する格納過程と、 該格納過程において前記記憶媒体に容量不足が生じた場
    合に、前記記憶媒体に既に格納されている画像データの
    一部の階層符号データを破棄する破棄過程と、 を有することを特徴とする画像データ格納方法。
  2. 【請求項2】 前記グループ化過程において、格納媒体
    の先頭アドレスから順方向に格納するグループと、格納
    媒体の最終アドレスから逆方法に格納するグループの2
    つのグループに分けることを特徴とする請求項1記載の
    画像データ格納方法。
  3. 【請求項3】 前記格納過程において、破棄される優先
    順位のより高いグループの階層符号データほど、最も破
    棄される優先順位の高いグループの階層符号データの格
    納位置により近い位置に格納することを特徴とする請求
    項1記載の画像データ格納方法。
  4. 【請求項4】 前記グループ化過程において、オペレー
    タが、各階層符号データが所属するグループを決定する
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の画像デー
    タ格納方法。
  5. 【請求項5】 オペレータが、各グループの格納開始ア
    ドレスと、格納方向を決定するグループ定義過程を、さ
    らに有することを特徴とする請求項1、2、3または4
    記載の画像データ格納方法。
  6. 【請求項6】 前記格納過程において、領域割当が不可
    能なグループが生じた場合、それらのグループの全てに
    ついて、その格納開始アドレス及びその格納方向を新た
    に設定する、新規設定過程を、さらに有することを特徴
    とする請求項1、3、4または5記載の画像データ格納
    方法。
  7. 【請求項7】 前記新規設定過程は、前記領域割当が不
    可能なグループについて、その格納開始アドレスを新た
    に設定する際、前記記憶媒体上の連続した空き領域を、
    この連続した空き領域に格納すべき上記あるグループの
    画像データ量の比に分割し、その分割結果を基に前記領
    域割当が不可能であったグループの格納開始アドレスを
    新たに設定することを特徴とする請求項6記載の画像デ
    ータ格納方法。
  8. 【請求項8】 原画像を2つ以上の階層に分けて符号化
    した画像データを所定の記憶媒体に格納する画像データ
    格納方法であって、 画像データの各階層符号データを上書き可、と上書き不
    可の各グループに分けるグループ化過程と、 該グループ化過程によりグループ分けされた階層符号デ
    ータが、各グループ毎に異なる領域に格納されるよう
    に、上記各グループの階層符号データの格納位置を変更
    する格納位置変更過程と、 前記記憶媒体に新たな画像データを格納する際に容量不
    足が生じた場合、前記格納位置変更過程により変更され
    た格納位置に基づいて、前記上書き可のグループの階層
    符号データの一部あるいは全部に対して、前記新たに格
    納する画像データを上書きする画像格納過程を、 有することを特徴とする画像データ格納方法。
  9. 【請求項9】 前記記憶媒体の格納領域の容量不足を判
    定する領域不足判定過程をさらに有し、 該領域不足判定過程により容量不足であると判定された
    場合のみ、前記グループ化過程、及び前記格納位置変更
    過程を実行することを特徴とする請求項8記載の画像デ
    ータ格納方法。
  10. 【請求項10】 前記格納位置変更過程において、上書
    き不可のグループを前記記憶媒体の格納領域の一端か
    ら、上書き可のグループを、前記記憶媒体の格納領域の
    他端から連続的に格納することを特徴とする請求項8ま
    たは9記載の画像データ格納方法。
  11. 【請求項11】 前記格納位置変更過程において、前記
    上書き可のグループの格納位置を、その上書き可のグル
    ープ内の中で重要度がより低い階層符号データから構成
    されるグループほど前記上書き不可のグループの格納位
    置に近い位置に格納されるように配置することを特徴と
    する請求項8、9または10記載の画像データ格納方
    法。
  12. 【請求項12】 前記グループ化過程において、上書き
    不可のグループを単一の階層符号データのみによって構
    成させることを特徴とする請求項8、9、10または1
    1記載の画像データ格納方法。
  13. 【請求項13】 前記グループ化過程において、前記記
    憶媒体における格納領域の残容量と上書き可のグループ
    の全データ量の合計量と、追加して格納される予定の画
    像の階層符号データの予想される合計データ量とを基に
    して、上記各グループに属する階層符号データを決定す
    ることを特徴とする請求項8、9、10、11または1
    2記載の画像データ格納方法。
  14. 【請求項14】 連続して追加格納する予定の画像数を
    指示する追加予定画像数指示過程を、 さらに有することを特徴とする請求項13記載の画像デ
    ータ格納方法。
  15. 【請求項15】 前記グループ化過程において、オペレ
    ータが前記上書き可または上書き不可の各グループに属
    する階層符号データを指定することを特徴とする請求項
    8、9、10、11、12、13または14記載の画像
    データ格納方法。
  16. 【請求項16】 前記グループ化過程において、復元画
    質を基準にして、前記上書き可または上書き不可のグル
    ープに属する階層符号データを決定することを特徴とす
    る請求項8、9、10、11、12、13または14記
    載の画像データ格納方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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