JPH0662257U - 作業車輌の操作レバー装置 - Google Patents

作業車輌の操作レバー装置

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JPH0662257U
JPH0662257U JP397593U JP397593U JPH0662257U JP H0662257 U JPH0662257 U JP H0662257U JP 397593 U JP397593 U JP 397593U JP 397593 U JP397593 U JP 397593U JP H0662257 U JPH0662257 U JP H0662257U
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JP
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lever
selection switch
operating
switch
operated
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JP397593U
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Inventor
隆志 門脇
芳弘 川村
敏夫 柏
誠 久木
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三菱農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選択スイッチ19と操作レバー18の同時操
作により複数の駆動手段29,30,38a・・を選択
して作動させる操作レバー装置にあって、レバー操作の
誤操作に基づく障害を未然に防止する。 【構成】 操作レバーの制御装置27に特定の車輌条件
の基に選択スイッチ19で選択する駆動手段29,30
に対してその作動を制限する牽制手段を設け、該牽制手
段が働いた場合、選択スイッチ19と操作レバー18の
同時操作によっても対応する駆動手段が作動しないよう
になす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、作業車輌の操作レバー装置に係り、詳しくはコンバイン、田植機、 トラクタ等の作業車輌において、単一の操作レバーにより複数の駆動手段(油圧 アクチュエータ,モータ等)を選択して作動させることができる操作レバーの制 御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンバイン、田植機、トラクタ等の作業車輌は、操縦部に設けた操作レバー、 或いは機体に装着した各種センサからの入力信号に基づき、油圧アクチュエータ 或いは、モータ等の駆動手段を作動させて、車輌、及び作業機の各部を作動制御 するようになしている。 そして、この操作レバーは操縦部に集中して設けられ、対象とする駆動手段が 多くなると操縦部は多数の操作レバーがひしめき合い操作性が悪化する。そのた め、操作対象を異にする操作レバーどうしを単一の操作レバーに集約し操作性を 改善する工夫がなされている。例えばコンバインにおいては、前処理装置の上下 昇降レバーと左右操向レバーを単一のマルチ操作レバーになすことにより、レバ ーを持ち替えることなく前処理装置の上下昇降と機体の左右操向を選択して操作 可能になして、オペレーターの疲労を軽減し操作性の向上を図っている。 また、これを一歩進め、操作レバーの上部に選択スイッチを設け、この選択ス イッチと操作レバーの同時操作により操作レバーを単独で操作した場合とは別の 駆動手段を選択して作動可能になし操作レバー数を大幅に削減するものが、本出 願人に係る特開昭61−108307号公報により提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した本出願人に係る操作レバー装置は、操縦部に設けるレバー数を大幅に 削減することができて、快適な操縦部空間を得ることができる点で優れているが 本来、操作レバーの単独操作で作動させることができる駆動手段と、選択スイッ チの同時操作で作動させる駆動手段とが混在して操作される危険性があり、安全 性の面でいまひとつ改善する余地が残されている。 すなわち、本実施例に示すように、マルチ操作レバーの単独操作により前処理 装置の上下昇降と左右操向を行わせ、またマルチ操作レバーの上部に設ける選択 スイッチとマルチ操作レバーの同時操作により、後方確認用のCCD(Charge C oupled Device)カメラの上下旋回と左右旋回を行わせるようにすると、例えば、 選択スイッチとマルチ操作レバーの同時操作によりCCDカメラの向きを修正し た後、選択スイッチのみを先に切り操作した場合、左右操向が選択されて機体が オペレータの意に反して急に旋回し、オペレータが操縦席から振り落とされたり 機体が周囲の器物に衝突し損傷させるといった虞がある。 そのため、オペレータは選択スイッチと操作レバーの同時操作を行う場合には 予め周囲の状況を確認したり、注意を払ってレバー操作を行わなければならず煩 わしく、仮にそれを怠ると上記した安全性の面で問題が残されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、係る操作レバー装置の問題を再検証してその不具合を解消す ることを目的とするものであって、操作レバーの左右,及び/前後方向への変位 を検出するレバー位置検出手段と、操作レバーに付設する選択スイッチと、該レ バー位置検出手段と選択スイッチからの信号入力に基づき対応する複数の駆動手 段をそれぞれ選択して作動させる制御装置を設けてなる作業車輌において、前記 制御装置には特定の車輌条件の基に選択スイッチで選択する駆動手段に対してそ の作動を制限する牽制手段を設け、該牽制手段が働いた場合、選択スイッチと操 作レバーの同時操作によっても対応する駆動手段が実質的に作動しないように構 成する。
【0005】
【作用】
オペレータは、操縦部に設ける操作レバーを適宜操作して、車輌、及び作業機 の各部を油圧アクチュエータ或いは、モータ等の駆動手段を介して操縦操作する 。その場合、操作レバーを単独操作すれば、対応する駆動手段が選択されてそれ を作動させることができ、また、操作レバーに付設する選択スイッチと共に操作 レバーを同時操作すれば、別の駆動手段が選択されてそれを作動させることがで きる。 しかし、選択スイッチと操作レバーを同時操作する場合においては、特定の車 輌条件が成立するまで実質的に対応する駆動手段が作動しないように制御装置に 牽制手段を設けている。そのため、特定の車輌条件が成立しない間は、対応する 駆動手段を作動させることができず、必然的にオペレータは、牽制手段が働かな い特定の車輌条件に車輌を導いたうえで駆動手段を操作することになる。 従って、その状態においては、仮にレバー操作を誤っても特定の車輌条件、例 えば機体が停止する状態に車輌は維持されているから、誤作動に伴う影響は実質 的に相殺されてオペレータ、或いは周囲に危険を及ぼす等の障害が未然に防止さ れ、安全性が確保されたうえで的確な操作レバー操作を行うことができる。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図1,図2においてコン バイン1は、クローラ走行装置2を有する機体3の前部に前処理装置4を上下昇 降自在に架設する。また、その後方の機体3上には脱穀装置5、及び排藁処理装 置6をそれぞれ搭載し、機体3の右側には前部より順に操縦部7、穀粒タンク8 等を搭載する。さらに、穀粒タンク8は穀粒排出オーガー9を付設し、穀粒排出 オーガー9のケース9aには把手10が固着されている。該把手10は、排藁処 理装置6、又は穀粒タンク8等のメンテナンスを行うために、オペレータが機体 後部に設けるバンパ11に乗り降りする場合に利用することができる。 なお、バンパ11、及び操縦部7の下方フレーム3には、乗降時のスベリ止め 用のラバー12,13が貼付されると共に、バンパ11の下方にはバンパ乗降時 の補助ステップ14が設けてある。また、この補助ステップ14は、図10に示 すように回動自在なアーム15に吊り下げ支持されており、前記したバンパ乗降 時の補助ステップの役割と、機体後部の奥部に設置するバッテリ16の修理、交 換時のバッテリ載せ台として機能する。なお、バッテリ載せ台として使う場合に は、補助ステップ14を図示する右側の一点鎖線の状態に移動し、バッテリ16 をステップ14上に載せ換えると共に、左側の一点鎖線の状態にアーム15とと もにステップ14を移動させ、バッテリ16を機体後部の広い空間で修理するこ とができる。
【0007】 また、操縦部7はキャビンに構成され図3に示すように、前部の操作パネル1 7にはマルチ操作レバー18が設けられている。そして、該マルチ操作レバー1 8は、図示の中立位置から前後、及び左右方向に360度回動操作することがで き、前後方向にレバーを操作するとレバー基部に設けた上昇、及び下降スイッチ 18a,18bがこれを検出し、図示しない前処理装置4の昇降用油圧シリンダ を伸縮作動させて前処理装置4を上下昇降させる。また、左右方向にレバーを操 作すると同じくレバー基部に設けた右旋回、及び左旋回スイッチ18c,18d がこれを検出し、図示しない操向用油圧シリンダを作動させて走行トランスミッ ションケース内に設ける右又は左のサイドクラッチギヤを動力断状態にシフトし 機体の左右操向を行わせる。 さらに、マルチ操作レバー18の上部には、押しボタンスイッチ19(選択ス イッチ)が付設されており、該押しボタンスイッチ19を押しながらマルチ操作 レバー18を上下、又は左右に操作すると、機体後進時のバックアイ装置Aを構 成するCCD(Charge Coupled Device)カメラ20を上下、又は左右に旋回させ てカメラの向きを修正することができる。
【0008】 なお、操縦部7には油圧無段変速装置(HST)の斜板軸に連繋して機体を前 後進変速する主変速レバー21、各種の自動制御を選択する自動スイッチ22・ ・、手動操作スイッチ23・・、及び回転計24、モニタランプ25等の計器類 を設けており、操縦席26下方のボックス内には制御装置を構成するマイクロコ ンピュータ27を収納している。また、操縦部7の天井部分には図4に示すよう に空調装置Bと共に、バックアイ装置Aを構成するモニターテレビ28を設置し ている。 さらに、バックアイ装置Aは、機体後進時にオペレータが操縦席26に座った まま後方が確認できるように、CCDカメラ20で捉えた映像を操縦部7に設け るモニターテレビ28に映し出すものであって、該CCDカメラ20は機体後部 の例えば排藁処理装置6の上部に装着する。そして、CCDカメラ20は前記し たように押しボタンスイッチ19を押しながらマルチ操作レバー18を上下、又 は左右に操作することにより、カメラの向きを最良の位置に合わせることができ るものであって、CCDカメラ20に付設する左右旋回モータ29,及び上下旋 回モータ30(駆動手段)がそれを行う。 なお、具体的には図5に示すように、CCDカメラ20を取付けブラケット2 0aに上下回動自在に取付け、該取付けブラケット20a自体を左右旋回モータ 29と歯車31,32により回動させて左右旋回を行わせる。また、取付けブラ ケット20aに固定した上下旋回モータ30と歯車33,34により、CCDカ メラ20自体を取付けブラケット20aに対して回動させて上下旋回を行わせる ように構成する。
【0009】 次に、前記したマルチ操作レバー18に基づく制御装置の概要を、図6に示す ブロック図により説明すると、マイクロコンピュータ27はCPU,RAM,R OM等から構成され、バッテリー16に接続する定電圧電源装置35により電源 が供給されて作動する。 そして、マイクロコンピュータ27の入力ポートには、デジタル入力回路36 を介してマルチ操作レバー18の上昇・下降スイッチ18a,18b、左右旋回 スイッチ18c,18d(操作レバー位置検出手段)、マルチ操作レバー18の 上部に付設する押しボタンスイッチ19a(選択スイッチ)、主変速レバー21 の基部に設けられ走行停止位置を検出するニュートラルスイッチ21a(車輌条 件検出手段)、及び主変速レバー21の後進位置を検出するバックスイッチ21 bをそれぞれ接続している。また、出力ポートにはドライバー37を介してそれ ぞれ、前処理装置4の昇降用油圧シリンダを作動状態に切り換える電磁切換弁の ソレノイド38a,38b、操向用油圧シリンダを作動状態に切り換える電磁切 換弁のソレノイド39a,39b、CCDカメラ20の上下旋回用モータ29, 左右旋回用モータ30、及び警報ブザー40をそれぞれ接続している。 さらに、バックアイ装置Aを駆動制御するドライバー41は、バッテリー16 からメインスイッチ42、及びリレー接点43を介して並列に電源が供給されて おり、マイクロコンピュータ27により制御されるリレー接点42のオンオフに 係わらず、メインスイッチ42がオペレータにより投入されれば、ドライバー4 1に接続するCCDカメラ20、及びモニターテレビ28は常時作動し、機体後 方の映像を操縦部7において映し出す。
【0010】 一方、図7,及び図8はマイクロコンピュータ27で制御されるマルチ操作レ バーの制御フローチャートを示し、マルチ操作レバー18に付設する押しボタン スイッチ19(レバー上部SW)が押されていない時には、先ずCCDカメラ2 0の上下・左右旋回モータ29,30が停止保持させる。 そして、マルチ操作レバー18の左右・前後方向の操作位置が、右旋回スイッ チ18c,左旋回スイッチ18d、上昇スイッチ18a,下降スイッチ18bの オン・オフに基づき検出され、レバーがいずれかの方向に操作されてスイッチが オンとなると、対応する操向用油圧シリンダ、又は昇降用油圧シリンダの電磁切 換弁のソレノイド39a,39b、38a,38bが通電され(左・右サイドク ラッチSOL/上・下昇降SOL作動)、機体の左右操向が行われたり、前処理 装置が適宜昇降される。また、いずれの方向にもマルチ操作レバーが操作されず 中立位置であれば、いずれの電磁切換弁のソレノイドも通電されず(左・右サイ ドクラッチSOL停止,上・下昇降SOL停止)、機体は直進し、前処理装置は その高さで停止する。
【0011】 次に、マルチ操作レバー18に付設する押しボタンスイッチ19(レバー上部 SW)が押されている場合には、先ず左右操向,及び前処理装置の昇降が停止保 持され(左右サイドクラッチ・上下昇降SOL作動停止)、さらに、走行の主変 速レバー21の変速位置が調べられる(主変速レバー中立?)。そして、主変速 レバー21が中立位置、即ち走行停止位置であれば、マルチ操作レバー18の左 右・前後方向の操作位置が、同様に右旋回スイッチ18c,左旋回スイッチ18 d,上昇スイッチ18a,下降スイッチ18bのオン・オフに基づき検出され、 レバーがいずれかの方向に操作されてスイッチがオンとなっていると、対応する CCDカメラ20の左右・上下旋回用のモータ29,30が正・逆転し、CCD カメラ20の向きが適宜修正される。また、いずれの方向にもマルチ操作レバー 18が操作されず中立位置であれば、いずれのモータ29,30も駆動されずC CDカメラ20の向きは固定される。 さらに、主変速レバー21が走行停止位置になく、前進又は後進の変速位置に あると、マルチ操作レバー18を左右又は前後方向に操作してもCCDカメラ2 0の左右・上下旋回用のモータ29,30は何ら作動されることがなく、主変速 レバー21が走行停止位置に操作されるまで制御は行われない。
【0012】 従って、CCDカメラ20の向きを変更できるのは、走行が停止状態にあると いう車輌条件が満足されたときのみであって、仮に、機体を後進させている間に CCDカメラ20の向きを変えようとしてもこれはマイクロコンピューター27 によって構成される牽制手段が働き阻止される。それ故、オペレータは主変速レ バー21を走行停止位置に操作して機体を停止させた後、改めてCCDカメラ2 0の向きを適切に修正し、その後、機体の後方をモニターテレビ28により十分 確認しながら主変速レバー21により後進させることができるものである。 しかし、仮に以上説明した操作レバーの牽制手段が装置されていない場合を考 えると、オペレータは機体を後進させている間にCCDカメラ20の向きを自由 に操作して変えられることになる。ところがその場合は、CCDカメラ20の向 きを修正し終わって押しボタン19のみを先に切り操作したら、機体の左右操向 が選択されて機体がオペレータの意に反して急に旋回し、操縦席からオペレータ が振り落とされたり、機体が周囲の器物に衝突し損傷させるといった虞がある。 一方、本考案のように押しボタン19とマルチ操作レバー18の同時操作を行 う時にその作動を制限する牽制手段を制御装置27に設ければ、そのような場合 にもCCDカメラ20の向きを変更できるのは機体が停止している時に限られ、 その時、前記したと同様の機体の左右操向が作動しても、実質的に機体は走行し ていないから機体が左右旋回することがなく、未然にこれらの障害を防止し安全 にレバー操作が行えるものである。
【0013】 なお、マイクロコンピュータ27は前述したマルチレバー制御の他に、図9に 示す後進制御を行い、後進制御は主変速レバー21の後進位置への変速に伴って これを検出するバックスイッチ21bのオンにより、警報ブザー39を作動させ 機体の後進を周囲に知らせる。さらに、バックアイ装置Aにリレー接点43を介 して電源を供給し、仮にバックアイ装置Aのメインスイッチ42が切られていて も自動的にバックアイ装置Aが作動状態になるように構成する。 また、実施例に示すCCDカメラ20は、機体の後進確認用に設けるものとし たが、図2に一点鎖線で示すように機体後部に排藁結束装置等の作業機Cを更に 付設した場合、これらの作業機Cの作動状態を操縦部でモニターすることもでき る。その場合は、選択スイッチ19とマルチ操作レバー18を同時操作してCC Dカメラ20の向きを変更すればよく、作業機Cを刈取作業中、逐次監視するこ とにより異常発生時に即座に対応することができる。 同様に、CCDカメラ20の装着位置を変更し、例えば図1に示すように穀粒 排出オーガー9の先端(一点鎖線でカメラ装着位置を示す)にCCDカメラ20 を取りつければ、操縦部7から見えにくい未刈り地側(機体左側)の分草位置が 容易にモニターできる。しかも、トラック等に穀粒を排出する場合には、トラッ ク荷台の穀粒排出位置が操縦部7でモニターでき穀粒を荷台から溢れさせるとい った問題が解消される。 さらに、操縦部7の前方下部(一点鎖線でカメラ装着位置を示す)にCCDカ メラ20を下向きに取りつければ、刈取り作業中の切り株の様子を操縦部でモニ ターでき、刈り残し、或いは刈刃の泥詰まり等の異常をいち早くオペレータが発 見し適切な対応が即座になし得る。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案は、操作レバーの左右,及び/前後方向への変位を検出す るレバー位置検出手段と、操作レバーに付設する選択スイッチと、該レバー位置 検出手段と選択スイッチからの信号入力に基づき対応する複数の駆動手段をそれ ぞれ選択して作動させる制御装置を設けるものであるから、単一の操作レバーで 複数の駆動手段を選択して作動させることができ、操作レバーを集約して広い操 縦部空間のもとに、車輌、及び作業機の各部を適切に制御することができる。 しかも、前記した制御装置には特定の車輌条件の基に選択スイッチで選択する 駆動手段に対してその作動を制限する牽制手段を設け、該牽制手段が働いた場合 は、選択スイッチと操作レバーの同時操作によっても対応する駆動手段が実質的 に作動しないように構成してあるから、レバー操作を誤ってもそれに伴う障害が 未然に防止でき、安全性を飛躍的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの斜視図である。
【図2】コンバインの機体後部を示す斜視図である。
【図3】操縦部の斜視図である。
【図4】操縦部の天井部分を示す斜視図である。
【図5】CCDカメラの装着状態を示す正面図である。
【図6】制御装置のブロック回路図である。
【図7】マルチレバー制御のフローチャート図である。
【図8】マルチレバー制御の続きのフローチャート図で
ある。
【図9】後進制御のフローチャート図である。
【図10】バッテリのメンテナンス状態を示す側断面図
である。
【符号の説明】
18 マルチ操作レバー 18a・・ スイッチ(レバー位置検出手段) 19 押しボタンスイッチ(選択スイッチ) 21a 主変速レバーのニュートラルスイッチ 27 マイクロコンピュータ(制御装置) 29,30 モータ(駆動手段) 38a・・ ソレノイド(駆動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 久木 誠 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーの左右,及び/前後方向への
    変位を検出するレバー位置検出手段と、操作レバーに付
    設する選択スイッチと、該レバー位置検出手段と選択ス
    イッチからの信号入力に基づき対応する複数の駆動手段
    をそれぞれ選択して作動させる制御装置を設けてなる作
    業車輌において、前記制御装置には特定の車輌条件の基
    に選択スイッチで選択する駆動手段に対してその作動を
    制限する牽制手段を設け、該牽制手段が働いた場合、選
    択スイッチと操作レバーの同時操作によっても対応する
    駆動手段が実質的に作動しないように構成してある作業
    車輌の操作レバー装置。
JP397593U 1993-02-12 1993-02-12 作業車輌の操作レバー装置 Pending JPH0662257U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002218825A (ja) * 2001-01-25 2002-08-06 Bio Oriented Technol Res Advancement Inst コンバインの操作部

Cited By (2)

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