JPH0662184B2 - 送出し装置 - Google Patents

送出し装置

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JPH0662184B2
JPH0662184B2 JP4192737A JP19273792A JPH0662184B2 JP H0662184 B2 JPH0662184 B2 JP H0662184B2 JP 4192737 A JP4192737 A JP 4192737A JP 19273792 A JP19273792 A JP 19273792A JP H0662184 B2 JPH0662184 B2 JP H0662184B2
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duct
product
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inlet
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フランツ、ツィムマハッケル
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DOITSUCHE PURETSUIJONSU FUENTEIRU GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/44Valves specially adapted therefor; Regulating devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送出し弁により閉じる
ことができると共に絞りノズル構造を備えた製品経路を
持ち、前記絞りノズル構造に、その入口側では軸線方向
に直交して延びる平面内に実質的に配置した少なくとも
1つの入口ダクトを設け、出口側では前記入口ダクトが
実質的に接線方向に開口する実質的に軸線方向に延びる
出口ダクトを設け、流動ができると共にガス圧力のもと
にある製品を満たした噴霧缶用の送出し装置に関する。
【0002】このような送出し装置はEP0,420,
538Alから知られている。この構造では絞りノズル
構造は、製品が噴霧缶から出て環境中に入り噴霧され又
は霧化する送出しノズルを同時に形成する。公知の送出
しノズルは、とくに製品及び製品ガスが噴霧缶の内部で
共通の空間内に相互に実質的に別別に入れられ、すなわ
ちガスが製品に全く溶解しないか又は製品に無視できる
ほどわずかしか溶解しない場合に、使われる。このよう
な場合にガス圧力は噴霧缶のからになる程度が増すに伴
いガス圧力が低下する。しかし圧力の低下に伴い送出さ
れる製品の体積流量も又通常減少し、噴霧製品の滴の寸
法が変る。この不利な現象は、公知の絞りノズル構造に
よって低減することはできる。体積流量および滴寸法
は、噴霧のからになる程度が増すに伴い圧力が下がって
も実質的に一定のままである。
【0003】公知の送出し装置では、製品経路の最後の
絞り手段としての絞りノズル構造は、放出製品に関して
最も強い絞り作用を生ずる。この絞りノズルの流れ断面
は先行絞り手段の断面より小さい。これに対応して又送
出しノズルの前後に最大の圧力降下がある。この場合送
出し体積流れの微細な調整が極めてむずかしくなる。選
定する絞り抵抗が大きすぎると、もはや製品の有効な噴
霧を確実に生ずることができない。この抵抗が小さすぎ
ると、もはや体積流れが一定になることを保証すること
ができない。さらにとくに空気中の成分たとえば酸素に
よって硬化する樹脂処理製品又は粘着性製品を処理する
ときに、この製品の送出しの中断後に同じ性質を持つ公
知の送出し装置の操作を続けることは極めてむずかし
い。一般にこの絞りノズル構造は詰まるようになる。
【0004】本発明は、作るのが簡単で送出し体積流れ
に関して一層よい可制御性(controllabil
ity)の得られる送出し装置を提供する問題に基づ
く。
【0005】この明細書の初めの部分で述べたような送
出し装置では本発明によればこの問題は、絞りノズル構
造を、流動の方向で送出し弁の上流側のおいて、製品経
路内に配置することで解決される。
【0006】この構造は、絞りノズル構造が大気ふん囲
気から実質的に遮断され、この大気ふん囲気内の各成分
が従って、製品による化学処理に含めることができない
だけではない。この場合絞りノズル構造の詰まりを招
く。この構造は又、体積流れをはるかによい状態で制御
できるようにする。公知の場合に約0.55g/sec
である初期製品流れは、本発明による送出し装置では約
0.3g/secに減らすことができ、又その値は、噴
霧缶をからにする全手順より勝った状態にわずかな変化
により保持することができるようにする。さらになおこ
のような送出し装置の生産は実質的に容易である。絞り
ノズル構造は或る程度自動保持的に製品経路内に取付け
ることができる。
【0007】好適な実施例では絞りノズル構造及び送出
し弁の間に膨張空間を設けてある。この膨張空間内に流
れる製品の流量は、出口ダクトに接線方向に開口する入
口ダクトによって製品が絞られるだけでなく又旋回する
絞りノズル構造により実質的に減少する。この場合絞り
ノズル構造の特殊な構成により流量はこの絞りノズル構
造の前後の圧力差には、単純な絞りの場合におけるより
も実質的にあまり依存しない。膨張室内の膨張に次いで
送出し弁に新たな絞り作用が生ずる。放出ノズルにより
さらに膨張効果と引続いてさらに絞り作用とが適宜に生
ずる。このようにして膨張が起るときは、絞りノズル構
造の下流側で体積流れが前期の場合よりも一層噴霧缶内
の圧力に無関係にすることができることが分った。製品
の放出流量すなわち体積流れは絞りノズル構造の構成及
び寸法により主として定まる。
【0008】この場合送出し弁を作動するときに膨張空
間の寸法を変え、とくに減小させるのがよい。このよう
にして製品の流れをさらに高い感度で制御することがで
きる。送出し弁は一般に或は大きく或は小さく開くこと
ができ、膨張室内に、同様に放出製品の体積流量に依存
する互いに異なる圧力条件を生ずる。このような圧力条
件の変化は、膨張空間の寸法の変化により一部が補償さ
れる。送出し弁が或は異なった程度に開くということは
異なる値の製品放出割合を得ようとすることを意味する
ので、全補償が望ましくないのはもちろんである。
【0009】入口ダクトの横断面はその出口ダクトに開
口する口の領域で減小するのが有利である。この横断面
の減小により、製品が出口ダクトに流入する精密な瞬間
に絞りノズル構造を経て流れる製品が加速されるように
なる。接線方向の流入により出口ダクトにうずまき乱流
が生ずる。流入量割合(inflow rate)が多
いほどうずまき乱流作用が強くなる。
【0010】体積流れの不変性はうずまき乱流作用の強
さに強く依存し、旋回乱流作用が高いほど向上するもの
とする。従って横断面の減小によりさらに、体積流れが
一定に保たれるようになる。
【0011】この場合入口ダクトの横断面が出口ダクト
に向かい絶えず減小するのがとくによい。この構造によ
り製品は比較的一様に加速される。
【0012】複数のとくに2つ又は3つの回転対称形に
配分した入口ダクトを設けると、最もよい成績が得られ
る。この配置により、十分な量の製品が出口ダクトに確
実に流入することができる。又この配置によりこの量の
製品うずまき乱流作用を極めて規則正しく確実に受ける
ことができる。
【0013】絞りノズル構造は、製品経路内にはめられ
貫通する出口ダクトと、入口側に少なくとも部分的に開
口し製品経路内で係合体に載せた入口ダクトとを持つ挿
入部材を備えている。前記係合体は出口ダクトを入口側
で覆い、入口ダクトの一部を露出する。この絞りノズル
構造は、従って2個の部品すなわち挿入部材と係合体と
により実質的に形成してある。又製品は出口ダクトを経
ては自由に流れることができないようにしてある。これ
に反して製品は、一部が漏れ、出口ダクト内に接線方向
に入りうずまき乱流作用を伴う入口ダクトを経て流れさ
せる。送出し装置の製造は挿入部材が別個になっている
ので極めて簡単である。
【0014】又少なくとも挿入部材の領域では、製品ダ
クトは円形横断面又は正多角形の横断面を持ち又挿入部
材の横断面は製品ダクトの横断面に適合するのがよい。
従って挿入部材は、実際上任意の角度位置に挿入するこ
とができる。特定の挿入方向に注意を払う必要はない。
【0015】挿入部材は、入口ダクト及び出口ダクトを
含み中空の円筒内で製品ダクトの軸線に実質的に直交し
て配置した円板を持つのがよい。従って挿入部材は横断
面がH字形である。この場合このHの横棒は円板を表わ
し、そしてこのHの4つの脚は中空円筒の壁を表わす。
挿入部材は、高価な手段を必要としないで製品ダクト内
で良好な密封作用を得ることができる。製品は、絞りノ
ズルを経てその側部を過ぎては流通できないようにして
流れさせる。このような挿入部材の製造は極めて簡単で
ある。
【0016】これはとくに、円板を実質的に互いに平行
な2つの扁平な表面により仕切る場合である。
【0017】中空円筒は出口側で円すい形に拡大するの
がよい。これは出口ダクトから出るときに製品の流れ特
性に積極的影響を持たない。円すい形により又戻しばね
を確実に横方向に案内し挿入部材に対して心合せするこ
とができる。
【0018】又出口側で円板は、出口ダクトから外方に
とくに半径方向に延び中空円筒の内壁に設けた軸線方向
みぞ又は軸線方向バー部分に通ずるみぞ又はバー部分を
備えるのがよい。出口弁の作動部材は、これが円板に当
たる程度に押しても、製品の流れは確実に生ずる。円板
のみぞと円筒の内壁の軸線方向みぞとにより、又は円板
の各バー部分間或は中空円筒の内壁の軸線方向バー部分
間の中間空間により適当な流路を形成する。軸線方向バ
ー部分を使うときは、各軸線方向バー部分により仕切っ
た直径に沿う空間を円すい形に拡大すれば十分である。
【0019】中空円筒の壁厚は軸線方向みぞの領域で又
は軸線方向バー部分間の領域で実質的に一定にするのが
有利である。軸線方向みぞの深さ又は軸線方向バー部分
の厚さは従って、挿入部材の外側に向かう方向に減小す
る。この場合軸線方向みぞから膨張空間内に、外向きに
流れる製品に関して進行的転移が生ずる。このためには
中空円筒は出口に近い方の端部で、軸線方向みぞの領域
又は各軸線方向バー部分間の領域における厚さは対応す
る壁厚を持つのがよい。すなわち中空円筒の縁部に直
接、製品が膨張空間内に流入できる平滑な表面を設けて
ある。
【0020】中空円筒の長さは少なくともその半径に等
しくするのがよい。この場合製品ダクトで中空円筒に対
して十分な安定性が確実に得られる。組立て時の挿入部
材の傾斜又はねじれは実質的になくなる。
【0021】別の利点は、入口ダクトが開口する小さい
方の直径の部分と大きい方の直径の部分とを出口ダクト
が備えることである。これ等の2部分の長さを変えるこ
とにより、体積流れの大きさの比較的正確な調整を行う
ことができる。挿入部材の残りの部分の形状は変えなく
てもよい。従って製造は極めて簡単である。射出成形型
の各部品を交換するだけでよいが型全体を更新する必要
はない。
【0022】以下本発明の好適な実施例を添付図面につ
いて詳細に説明する。
【0023】
【実施例】送出し装置1は噴霧缶(図示してない)の頂
部2に配置してある。送出し装置1は、送出し弁5の弁
部材4を戻しばね6の力に逆って移動できるように配置
したハウジング3を持つ。送出し弁5は、作動時に製品
経路14を閉じ又はこれを開く。弁部材4は1個又は複
数個の横方向ダクト7を持つ。戻しばね6が弁部材4を
図示の休止位置8に動かすと、各横方向ダクト7は密封
体により閉じられる。弁部材4を戻しばね6の力に逆っ
てハウジング3内に押込むと、各横方向ダクト7は、ハ
ウジング3内で弁部材4を囲む環状空間9に開口する。
環状空間9は、絞りノズル構造11により反対側を仕切
られた膨張空間10に開口する。絞りノズル構造11
は、係合体13に当てがった挿入部材12を持つ。係合
体13は、製品ダクト14内に設けられたとえば1つ又
は複数のバー部分15により製品ダクト14の壁に連結
してある。製品ダクト14の端部には入口側に、製品ダ
クト14を噴霧缶から供給することのできる立上がり管
16を配置してある。又製品ダクト14内には周辺方向
に延びる突起29を設けてある。突起29の後方に挿入
部材12が固着してある。突起29は又中断してもよ
い。挿入部材12は、突起29及び係合体13の間の位
置に締付けてある。
【0024】噴霧缶内の製品は、製品に溶解しないガス
の圧力のもとにある。噴霧缶が次第にからになると、ガ
スに利用できる空間が進行的に大きくなる。従ってガス
の圧力が低下する。製品ダクト14内に配置した絞りノ
ズル構造11は、とくに膨張空間10と協働して、容器
内のガス圧力の低下に関係なく製品の体積流れを少なく
ともほぼ一定に保つことができ、すなわち製品の送出し
割合を缶のからになる条件にほぼ無関係になるようにし
てある。
【0025】絞りノズル構造11の挿入部材12はH字
形の横断面を持ち、このH字の横棒は中空の円筒18内
に配置した円板17により形成してある。円板17は、
相互にほぼ平行に延びる2つの扁平面19,20により
範囲を定められている。中空の円筒18は、出口側で円
すい形に拡大されすなわちその壁厚は円板17から出発
して出口側に向かい逆出し弁5に向かう方向に減小す
る。入口側に近い端部で中空の円筒18は、この円筒の
外側壁がその端部に一体化する丸みを付けた形状21を
持つ。中空の円筒18は、その入口端では出口端におけ
るより厚い壁厚を持つ。中空の円筒18の長さは、少な
くともその半径に対応する。しかし一般にこの長さの方
が大きい。この長さは又半径の2倍の程度である。
【0026】出口ダクト22は、挿入部材12の円板1
7内に配置してある。出口ダクト22は円板17を完全
に貫通している。出口ダクト22は、細い方の直径の部
分22aと太い方の直径の部分22bと共に部分22a
の上流側に配置したうず空間25を持つ。出口ダクト2
2のうず空間25には、回転対称に配置した3つの入口
ダクト23が開口している。各入口ダクト23は、挿入
部材12の円板17の入口側すなわち送出し弁5から遠
い方の側に配置してある。入口ダクト23は入口側に向
かい開口し、すなわち各入口ダクトは表面20をみぞ付
きの形状にしてある。各入口ダクト23は、中空の円筒
18の壁から出口ダクト22に延び、各入口ダクト23
が出口ダクト22に接線方向に開口するような形状にし
てある。入口ダクト23を通過する製品の流れは従っ
て、出口ダクト22内ですなわちうず空間25内でうず
状乱流を生じさせられる。この場合方位方向における実
質的な成分を持つ流れが出口ダクト22内で得られる。
この成分は軸線方向における流れ成分より大きい。
【0027】出口ダクト22に近い方の端部で各流入ダ
クト23は、出口ダクト22に向かう方向に絶えず減小
する横断面を持つ入口ダクト23により形成した減小横
断面部分24を持つ。各入口ダクト23は精密に半径方
向には延びないで、中空の円筒18の壁から外方に円板
17の中心点に対して所定量だけ外方に変位した点に向
かって延びている。
【0028】流出側で半径方向に延びるバー部分26又
は突起は、円板17の表面19に配置され中空の円筒1
8の壁の軸線方向バー部分27に続いている。中間空間
は各バー部分26間で自由のままになっている。中空の
円筒18の壁厚は各軸線方向バー部分27間の領域で一
定である。各軸線方向バー部分27の壁厚は、挿入部材
12の端部でこの壁厚が各軸線方向バー部分27間の領
域の厚さに対応する厚さになるまで、円板17から出口
に近い端部まで連続的に減小する。
【0029】1変型(図5参照)では円板17の表面1
9′の流出側に、中空円筒18′の壁の軸線方向みぞ2
7′に開口する半径方向に延びるみぞ26′を配置して
ある。中空円筒18′の壁厚は軸線方向みぞ27′の領
域で一定である。軸線方向みぞで27′の外側で壁厚
は、挿入部材12の出口に近い端部でこの壁厚が軸線方
向みぞ27′の領域の一定の厚さに対応する厚さが得ら
れるまで、円板17から出口に近い方の端部に向かい連
続的に減る。
【0030】各バー部分間のみぞ又は中間空間は、弁部
材4を極めて大きく押込んでも製品経路を保証する。
【0031】送出し装置1の作動モードととくに挿入部
材12及び係合体13の間の協働作用とは図1から明ら
かである。挿入部材は突起29により係合体13に向か
い押付けられる。この場合出口ダクト22を通る直接経
路をふさぐ。立上がり管及び製品ダクト14を経て送出
し弁5に向い運ばれる製品は、衝合体13と中空の円筒
18の入口に近い端部との間に形成された環状空間28
内に入らなければならない。この空間から製品は、流入
ダクト23内に押込まれ出口ダクト22に向かい運ばれ
る。入口ダクト23の横断面は連続的に減小するから、
この製品は加速される。製品は、環状空間9及び横方向
ダクト7を経て出口又は送出しノズルに流れる。
【0032】膨張空間10は、弁部材4を押下げたとき
にすなわち送出し弁5が開くと寸法が減小する。弁部材
4を押下げる程度が大きいほど、すなわち送出し弁5の
開度が大きいほど、膨張空間10の寸法の減小の程度も
又大きくなる。横方向ダクト7の開口と膨張空間10と
の間の適当な整合により、体積流れが弁部材4の作動時
に通常期待されるより少ない程度に増すという効果に対
し部分的補償を行うことができる。このようにして弁4
の作動時に体積流れの極めて精密敏感な制御を行うこと
ができる。弁部材4はこれが挿入部材に当たるような程
度に戻しばね6の力に逆って挿入部材12に向かい動か
しても、各みぞ26′又はバー部分26は流体に対する
流れ経路を保証する。軸線方向みぞ27′又は軸線方向
バー部分27は、一方では中空円筒18の平滑な表面に
中断部を設けて、方位方向における製品の流れの成分を
出口ダクトを出た後減らすようにすると共に、他方では
中空の円筒18がその出口に近い端部で平滑な縁部を持
ち中空の円筒18を出るときに付加的乱流現象が生じな
いようにしてある。
【0033】中空の円筒18又は軸線方向バー部分27
の円すい形状により挿入部材12内の戻しばね6の心合
せができる。挿入部材12は製品ダクト14とちようど
同様に丸い断面を持つから、挿入部材12は任意の角度
位置で製品ダクト14内に押込むことができる。組立て
は丸み付き部分21によりさらに容易になる。
【0034】絞りノズル構造11の絞り性は、出口ダク
ト22の2部分22a,22bによって極めて簡単な手
段で制御することができる。小さい方の直径部分22a
の長さを増すと、流れ抵抗が増す。又他方で長さを減ら
すと流れ抵抗が減る。挿入部材12の形状の残りの部分
については何も変えなくてもよい。
【0035】送出し装置1の製造は極めて簡単である。
装置1は従来の送出し装置の製造に比べて、挿入部材1
2を製品ダクト内に付加的に挿入しなければならない点
が異なるだけである。しかし挿入部材12の丸み付き部
分21とその丸い横断面とによって付加的作業工程が極
めて簡単であり、従って実際上生産に悪影響を及ぼさな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明送出し装置の1実施例の軸断面図であ
る。
【図2】図1の挿入部材の拡大軸断面図である。
【図3】図2の挿入部材の下面図である。
【図4】図2の挿入部材の平面図である。
【図5】図4の挿入部材の変型の平面図である。
【符号の説明】
1 送出し装置 5 送出し弁 11 絞りノズル構造 14 製品経路(製品ダクト) 22 出口ダクト 23 入口ダクト

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出し弁により閉じることができると共
    に絞りノズル構造を備えた製品経路を持ち、前記絞りノ
    ズル構造に、その入口側では、軸線方向に直交して延び
    る平面内に実質的に配置した少なくとも1つの入口ダク
    トを設け、前記絞りノズル構造の出口側では、前記入口
    ダクトが実質的に接線方向に開口する実質的に軸線方向
    に延びる出口ダクトを設け、流動ができると共にガス圧
    力のもとにある製品を満たした噴霧缶用の送出し装置に
    おいて、前記絞りノズル構造11を、前記流動の方向で
    前記送出し弁5の上流側において前記製品経路14内に
    配置したことを特徴とする送出し装置。
  2. 【請求項2】 前記絞りノズル構造11と、前記送出し
    弁5との間に膨張空間10を設けたことを特徴とする、
    請求項1の送出し装置。
  3. 【請求項3】 前記膨張室10の寸法が、前記送出し弁
    5を作動したときに、変化する、とくに減小することを
    特徴とする、請求項2の送出し装置。
  4. 【請求項4】 前記入口ダクト23が、前記出口ダクト
    22に開口する口の領域で減少する横断面を備えたこと
    を特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の送出し装置。
  5. 【請求項5】 前記入口ダクト23の横断面が、前記出
    口ダクトに向かい連続的に減少することを特徴とする、
    請求項4の送出し装置。
  6. 【請求項6】 複数の、とくに2個又は3個の回転対称
    に配分した入口ダクト23を設けたことを特徴とする、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の送出し装置。
  7. 【請求項7】 前記絞りノズル構造11に、前記製品経
    路14内にはめられ、かつ貫通する出口ダクト22と、
    入口側に向かい少なくとも部分的に開口し前記製品経路
    14内で係合体13に載っている入口ダクト23とを持
    つ挿入部材12を設け、前記係合体13により前記入口
    側で前記出口ダクト22を覆い、前記入口ダクト23の
    一部を露出させることを特徴とする、請求項1ないし6
    のいずれか1項に記載の送出し装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも前記挿入部材12の領域にお
    いて、前記製品ダクト14が円形の横断面又は正多角形
    の形の横断面を持ち、前記挿入部材12の横断面が前記
    製品ダクト14の横断面に適合することを特徴とする、
    請求項7の送出し装置。
  9. 【請求項9】 前記挿入部材12に、前記の入口ダクト
    23及び出口ダクト22を含み、中空の円筒18内の前
    記製品ダクト14の軸線にほぼ直交して配置した円板1
    7を設けたことを特徴とする、請求項8の送出し装置。
  10. 【請求項10】 前記円板17を、実質的に互いに平行
    な2つの扁平な表面19,20により範囲を定めたこと
    を特徴とする、請求項9の送出し装置。
  11. 【請求項11】 前記中空の円筒18が、前記出口側に
    おいて円すい形に拡大することを特徴とする、請求項9
    又は10の送出し装置。
  12. 【請求項12】 出口側において、前記円板17に、前
    記出口ダクト22から外方に、とくに半径方向に延び、
    かつ前記中空の円筒18′,18の内側壁に形成した軸
    線方向みぞ27′又は軸線方向バー部分27に連通する
    みぞ26′又はバー部分27を設けたことを特徴とす
    る、請求項9ないし11のいずれか1項に記載の送出し
    装置。
  13. 【請求項13】 前記中空の円筒18′,18の壁厚
    を、前記軸線方向みぞ27′の領域において又は前記各
    軸線方向バー部分27間の中間空間の領域において実質
    的に一定にしたことを特徴とする、請求項12の送出し
    装置。
  14. 【請求項14】 出口に近い端部において前記中空の円
    筒18′,18が、前記軸線方向みぞ27の領域又は前
    記軸線方向バー部分27間の中間空間の領域の壁厚に対
    応する壁厚を持つことを特徴とする、請求項13の送出
    し装置。
  15. 【請求項15】 前記中空の円筒18の長さを、少なく
    ともその半径に等しくしたことを特徴とする、請求項9
    ないし14のいずれか1項に記載の送出し装置。
  16. 【請求項16】 前記出口ダクト22に、前記入口ダク
    トが開口する小さい方の直径の部分22aと、大きい方
    の直径の部分22bとを設けたことを特徴とする、請求
    項1ないし15のいずれか1項に記載の送出し装置。
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