JPH0662043B2 - 車輪の空気圧検出装置 - Google Patents

車輪の空気圧検出装置

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JPH0662043B2
JPH0662043B2 JP60296508A JP29650885A JPH0662043B2 JP H0662043 B2 JPH0662043 B2 JP H0662043B2 JP 60296508 A JP60296508 A JP 60296508A JP 29650885 A JP29650885 A JP 29650885A JP H0662043 B2 JPH0662043 B2 JP H0662043B2
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    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/001Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving
    • B60C23/002Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving by monitoring conditions other than tyre pressure or deformation

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両の走行中における車輪(タイヤ)の空気
圧を検出する車輪の空気圧検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、車輪の空気圧を検出する装置として、種々の
ものが提案されている。
第1には、車輪の内部に車輪の空気圧に応動する空気圧
センサを設置し、車輪の空気圧を直接的に検出するもの
がある。第2には、4輪等の複数箇所の車軸と地面の距
離を計測して距離の短い部分の車輪の空気圧が低下して
いると判定するものがある。第3には、車輪の空気圧が
低下したときに車輪の半径が短くなることを利用して、
4輪の回転速度を検出し、他の車輪よりも回転速度の速
い車輪の空気圧が低下していると判定するものがある。
さらに、第4には、サスペンションのばね下部等に加速
度センサを設置し、車輪の上下振動に応じた振動加速度
を検出して、この検出した振動加速度と車輪の空気圧が
正常な場合における振動加速度とを比較して、車輪の空
気圧の低下を判定するものがある(実開昭57−117
206号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の従来のものには次のような問題点
がある。
まず第1のものは、空気圧センサが車輪と一体に回転す
るので、センサ信号処置装置に対して、センサ信号を非
接触的に伝達しなければならず、構造が複雑で価格も高
価となってしまう。
また、第2,第3のものは、基本的に車輪の空気圧変化
に基づく車輪の半径の変化を検出するものであるため、
例えば車輪の磨耗等の誤差要因の影響を受けやすく、充
分な検出精度を確保しがたい。
さらに、第4のものは、車輪の上下振動を直接検出する
ために、加速度センサをサスペンションのばね下部に設
置しているので、振動,衝撃,温度等の使用環境が劣悪
であり、耐久性,信頼性に難点がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、耐久
性,信頼性を満足しつつ、簡素な構成で、かつ検出精度
も良好な車輪の空気圧検出装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明による車輪の空気圧
検出装置は、第1図に示すように、 車輪の回転速度信号から車輪の空気圧を検出する車輪の
空気圧検出装置であって、 車輪の回転速度を検出し、該検出した回転速度に比例し
た信号を出力する車輪速度センサと、 車輪が凹凸路面を走行することによって前記車輪速度セ
ンサより出力される車輪の回転速度に比例する信号が振
動した場合に、該回転速度に比例する信号からその振動
成分を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された振動成分の大きさを、
該回転速度に比例する信号の変動量として所定値と比較
し、当該変動量が所定値以上のときに空気圧検出指令信
号を発生する指令信号発生手段と、 前記空気圧検出指令信号を受けて、前記車輪の回転速度
に比例する信号の振動成分から、車輪の空気圧と相関す
る車輪の固有振動数に対応する振動周波数相当値を演算
する演算手段と、 前記演算手段により演算された振動周波数相当値と所定
の基準値との比較の基に、前記車輪の空気圧を検出する
検出手段と、 前記検出手段による検出結果を車両の乗員に対して報知
する報知手段とを備えることを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、車輪の空気圧の変化と車輪の固有振動数の変
化との間に相関関係があるという(公知の)事実と、本
発明者らが実験により見出した新たな事実、つまり車両
が凹凸路等を走行した場合、車輪が振動するが、その車
輪の振動が車輪の回転に影響を及ぼして車輪速度が変動
するという事実、及びその車輪速度の変動は周期的なも
の(振動)であり、その周波数は車輪の固有振動数と相
関するという事実に基づいてなされたものである。
このため、本発明では、上記の構成を採用して、車輪の
回転速度に比例する信号を出力する車輪速度センサを利
用し、この車輪速度センサから出力される信号の振動成
分を抽出する。そして、この抽出した振動成分から車輪
の空気圧と相関する車輪の固有振動数に対応する振動周
波数相当値を演算する。さらに、演算した振動周波数相
当値と所定の基準値と比較することによって車輪の空気
圧を検出し、その検出結果を車両の乗員に報知する。
特に、本発明では、指令信号発生手段を備えることによ
り、車輪の回転速度に比例する信号の変動量が所定値以
上の時に上記振動周波数相当値が演算されるので、演算
した振動周波数相当値は顕著に車輪の固有振動数を示す
こととなる。
〔効果〕
上述したように本発明によると、車輪速度センサの出力
信号に基づいて、車輪の空気圧を検出することが可能に
なる。車輪速度センサは、既に種々の車両の走行制御装
置(定速走行装置やアンチロック制御装置等)に用いら
れており、その耐久性,信頼性が満足できるものである
ことは実証済である。
また、本発明では、車輪の回転速度に比例する信号の振
動成分より車輪の固有振動数に対応する振動周波数相当
値を求め、この振動周波数相当値より車輪の空気圧を検
出しているので、車輪の磨耗等の影響を受けることがな
く、検出精度の向上を図ることができる。
さらに、本発明では、車輪の回転速度に比例する信号の
変動量が所定値以上の時に上記振動周波数相当値が演算
されるので、車輪の回転速度に比例する信号の振動周波
数相当値は、顕著に車輪の固有振動数を示すこととな
り、さらなる検出精度の向上が図れる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に本発明の装置の構成図を示す図中1は回転セン
サ、2はバッファアンプ、3はカウンタ、4はマイクロ
コンピュータ、5はキースイッチ、6は警報装置であ
る。回転センサ1は、多数の歯車を等間隔で外周に形成
した円板を車輪に連結して回転せしめ、上記歯形の通過
を検知するものである。
回転センサ1の出力信号1aを基に瞬時速度を算出し、
その経時変化の波形を第3図に示す。
上記回転センサ1の出力信号1aは、バッファアンプに
より矩形波に変換されて、カウンタ3に入力する。カウ
ンタ3は、矩形波の立ち上がりから次の立ち上がりまで
に入力するクロックパルスをカウントするように設定さ
れている。(本実施例ではクロックパルスは1MHzを使
用している。)上記出力信号1aの周期Tに比例した周
期データXを発する。周期データXは、コンピュータ4
に入力され、コンピュータ4は、第7図に示す処理手順
により、タイヤ空気圧を検出し、正常か異常かを判別
し、警報を発する。尚、コンピュータ4は、キースイッ
チ5を介して図略のバッテリに接続されており、キース
イッチ5の投入時にのみ作動する。
次に、回転センサ1からの信号に基づいてタイヤ空気圧
を判定する方法について説明する。
一般に車輪が路面上の異物、例えば凸部や凹部等の継目
を乗り越えた時、車速センサ1の出力信号を基に瞬時速
度を算出すると、その経時変化波形は、第3図に示すよ
うな波形となる。第3図は路面上に同一の大きさの異物
を置き、その上を高圧、中圧、低圧の空気圧のタイヤが
乗り越えた時の瞬時速度の変化を示し、最初の大きな変
動は、異物の影響で発生し、その後減衰振動する。この
最初の大きな変動幅P−Pの大きさは、異物の大きさに
良く対応しており、タイヤ空気圧の影響は受けない。ま
た車両の車速が変化しても一定である。ところが、P−
Pの傾き(変動率)は、タイヤ空気圧に良く対応してい
るということが分かった。そこで、タイヤが異物を乗り
越えて振動した時に、P−Pの大きさでその振動の大き
さを検出し、所定値以上の振動が加わった時に、タイヤ
の空気圧を判定する。タイヤ空気圧の判定には、P−P
の傾きを用いる。
次に、前述の大きさの検出方法について説明する。実際
に実時間でP−Pの大きさを検出することは難しいの
で、その代わりとして第4図に示すように仮想の速度
(推定速度)を設けて、実際の速度(瞬時速度)との瞬
時で相対比較を行い、片側の偏りを求める。この片側の
偏りのピーク値はP−Pの大きさと同じ意味を持ち、車
速・空気圧の影響を受けないし、実時間で求めることも
容易である。故に推定速度と瞬時速度との偏りのピーク
値Lを求めて、この値で車輪が異物を乗り越えて所定
値以上の外力によって振動したかを判定する。
次にP−Pの傾きの求め方について説明する。実際に実
時間でP−Pの傾きを検出するのは難しい。そこで、そ
の代わりとして第4図に示すように、片側のピーク値L
の傾きを求める。この値は、P−Pの傾きと同じ意味
を持ち、空気圧に良く対応しているし、容易に求めるこ
とができる。P−Pの大きさをLで検出したら、その
次に第4図に示すように、その直前で推定速度と瞬時速
度が一致する点Cを求め、この点Cから片側ピーク値の
点までの角度Lを求める。このようにして求めたL
とLの比を求めることで、片側ピークの傾きが求めら
れる。この値で予め測定されているデータマップ等に基
づいて空気圧の検出を行う。
では次に推定速度の求め方について説明する。第5図に
示すようにA区間の平均速度は、aであり、B区間の平
均速度はbである。このことによりC区間の回転速度
は、a−bの延長線で仮に推定される。同様にD区間の
回転速度はb−cの延長線で仮に推定される。上記A,
B,C…区間長さは、定常走行中は、安定した仮の推定
速度を求めるのに最低車輪1回転に相当するセンサ1の
出力信号が必要である。車輪1回転に相当する区間が必
要とした理由は次の2点である。第1に車輪一回転(3
60°)毎に周期的な波が発生する可能性がある。これ
は、センサの歯車の加工精度であり、これをキャンセル
するためには、360°以上の区間長さが必要である。
第2に定常走行中に道路の異物を乗り越えた場合、推定
速度がその影響を受けないためには、最低360°以上
の区間長さが必要である。(本実施例では、センサ1と
して360°に72の歯車を等間隔に形成し、これを車
輪に取付けてある。) 一方、車輪の加減速時には、逆に前述区間を短くした方
が、仮の推定速度による平均速度の近似性が良くなる。
これらのことより区画長さは、タイヤ1回転(360
°)を採用した。ここで、第6図に加速時の瞬時速度と
仮の推定速度を示す。第6図に示すような加速時には、
瞬時速度と仮の推定速度との間に差が生じるので、理論
的補正値αによって補正を行う。補正値αは、 で求められる。そこで仮の推定速度に、このαを補正し
て正式の推定速度とする。
以上の手続きをし、実施すれば車輪の回転センサ1から
の信号でタイヤ空気圧を検出することができる。
以下、第7図(1),(2)、(3)に基づいて、コンピュータ4
の処理手順を説明する。
ステップ101でメモリをイニシャライズした後、ステ
ップ102では、周期データXを連続して72個、つま
り車輪1回転の信号を入力する。そして平均値を求めrp
m換算してAAとする。ステップ103では、次のセン
サ1回転分のデータ(72個)を連続してメモリM
(i)(i=1〜72)に格納し、その平均値を求めrp
m換算してBBとする。ステップ104では、ステップ
102,103で求めたAA,BB値より次の区間の推
定速度を求めるためのオフセット値αとゲイン値Hを求
める。ここでαとHは、 α=(BB−AA)/2,H=(BB−AA)/(72
−1) である。ステップ105では、ステップ106以後で使
うメモリP,J,L,Lの初期設定を行なう。
ステップ106では、周期データXを1ケ入力し、それ
をrpm換算してDとする。ステップ107では、ステッ
プ106で入力したデータの個数が72個つまり車輪が
1回転したかどうかをフラグJを使いチェックし、その
結果、1回転してない場合フラグJを使いステップ10
8でカウントする。1回転した場合、ステップ127で
フラグJをクリアし、ステップ128では、それ以前に
入力された72個の連続したデータより、その平均値を
求めrpm換算してCCを求め、ステップ129でAAを
BBに、BBをCCに変更する。そしてステップ130
では、ステップ140と同様のことを行ない、ステップ
108へ進む。ステップ108では、フラグJを使いカ
ウントする。ステップ109では推定速度CMPを算出
する。ここでCMPは、 CMP=BB+α+J*H である。
ステップ110では、瞬時速度Dと推定速度CMPを相
対比較し、その相対比較値Yを求めている。ここでY
は、Y=D−CMPである。
ステップ111では、最新の相対比較値Yを最古の相対
比較値を格納するメモリM(P)へ格納して次の準備を
する。
ステップ112〜114では、最古の相対比較値を格納
するメモリMの番地を決定するステップで、Pは、その
番地を示し、1から72(車輪1回転分のデータを格納
するための数)までを循環する。
ステップ115では、ステップ110で求めた相対比較
値Yと、あらかじめ設定された所定値LV(車輪が道路
上の異物を乗り越えて振動が加わったかどうかの判断基
準)とを比較して、Y<LVならばステップ117でL
をクリアしてステップ106へ戻る。Y≧LVなら
ば、ステップ116で、最新の相対比較値Yとその直前
の相対比較値Lとを比較してL≦Yならば最新の相
対比較値Yを次の準備のためにLに格納してステップ
106へ戻る。L>Yならばステップ118でPの値
をスタックSへ退避して次のステップへ進む。ステップ
135では、Pの値をチェックし、P=1ならばPを7
1にして、P=2ならばP=72にして次のステップ1
20へ進む。
ステップ120,131〜134では、第4図に示すよ
うに、推定速度と瞬時速度が交差する点と片側ピーク値
の点までの距離(角度)Lを求めている。具体的に
は、ステップ120で、記憶しているメモリMの値で相
対比較値が零になる位置をチェックしている。つまりM
(P−2)≧0ならばステップ131へ進み、カウンタ
でカウントする。M(P−2)<0ならば推定速度
と瞬時速度が一致したと見なしてステップ121へ進
む。
ステップ131では、Oクロスするまでの回数をL
用いてカウントする。
ステップ132では、Pの値が1かどうかをチェックし
て1ならばステップ134でPを75にする。P>なら
ばPを1減じてステップ120へ戻る。
ステップ121では、上で求めたLとLの比Rを求
める。このRが空気圧と良く対応している。ステップ1
22では、このRをあらかじめ設定した所定値の上限L
と下限LVで比較して、その結果LV>Rなら
ばステップ124でタイヤ空気圧、低圧と異常を警報す
る。R>LVならば、ステップ125でタイヤ空気
圧、高圧と異常を警報する。LV≦R≦LVなら
ば、ステップ123でタイヤ空気圧は正常とする。ステ
ップ126では、スタックSをPに戻して、L,L
をクリアしてステップ106へ戻る。
上記手順を繰り返すことにより、走行中のタイヤ空気圧
を検出し、正常か異常かを判定してドライバに異常を警
報することができる。
上述実施例においてはタイヤ空気圧が異常か否かを判定
したが、予め測定したタイヤ回転速度の変動率をタイヤ
空気圧の関係データを記憶させておき、そのデータに基
づいてタイヤ空気圧に応じた表示を行うタイヤ空気圧モ
ニターとしても使用することができる。
上述実施例では、車輪の回転に伴ってパルス信号を発生
する回転センサのみを入力信号としているため、A/D
変換等をすることなく信号処理をすることができる。ま
た回転センサ以外の他のセンサが不要であるため、信頼
性、耐久性を向上させることができるとともに、コスト
ダウンに結び付くというメリットを有する。
尚、上述実施例では路面上の異物等をタイヤが乗り越え
た時に、タイヤの空気圧を判定したが、この異物として
は、車両が急な曲り角等に侵入する際に、運転者に注意
を促すために路面に設けられた凹凸面を利用することが
できる。また、高速道路へ進入する前のインターチェン
ジ料金所の手前路面に、タイヤ空気圧測定用の凹部を横
断するように設けると、高速道路進入前にタイヤ空気圧
が異常(低過ぎる)でないか自動的に判定することがで
きる。
なお、前述の実施例において、第7図(1)のフローチャ
ートの、瞬時速度Dと推定速度CMPとの相対比較値Y
を求めるステップ110が本発明の抽出手段に相当し、
第7図(2)のフローチャートの、相対比較値Yが所定値
LVよりも大きいか否かを判定するステップ115が本
発明の指令信号発生手段に相当し、L1とL2との比R
から振動周波数相当値としての車輪速度の変動率を求め
るステップ121が本発明の演算手段に相当し、ステッ
プ122が本発明の検出手段に相当し、ステップ117
〜119が本発明の報知手段に相当する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概要を示す構成図、第2図は本発明の
一実施例の回路を示す回路図。第3図は車輪が路面上の
異物を乗り越えた時のタイヤ空気圧と瞬時速度との関係
を示す波形図。第4図は車輪が異物を乗り越えた時の瞬
時速度変化と推定速度変化を示す波形図、第5図は過去
の瞬時速度より仮の推定速度を求める方法を説明するた
めの説明図、第6図は、仮の推定速度に補正を施して正
式の推定速度を求める方法を説明するための説明図。第
7図(1)(2)(3)は、コンピュータのプログラムフローチ
ャートを示す流れ図である。 1……回転センサ,2……バッファ,3……カウンタ,
4……マイクロコンピュータ,5……キースイッチ,6
……警報装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪の回転速度信号から車輪の空気圧を検
    出する車輪の空気圧検出装置であって、 車輪の回転速度を検出し、該検出した回転速度に比例し
    た信号を出力する車輪速度センサと、 車輪が凹凸路面を走行することによって前記車輪速度セ
    ンサより出力される車輪の回転速度に比例する信号が振
    動した場合に、該回転速度に比例する信号からその振動
    成分を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された振動成分の大きさを、
    該回転速度に比例する信号の変動量として所定値と比較
    し、当該変動量が所定値以上のときに空気圧検出指令信
    号を発生する指令信号発生手段と、 前記空気圧検出指令信号を受けて、前記車輪の回転速度
    に比例する信号の振動成分から、車輪の空気圧と相関す
    る車輪の固有振動数に対応する振動周波数相当値を演算
    する演算手段と、 前記演算手段により演算された振動周波数相当値と所定
    の基準値との比較の基に、前記車輪の空気圧を検出する
    検出手段と、 前記検出手段による検出結果を車両の乗員に対して報知
    する報知手段とを備えることを特徴とする車輪の空気圧
    検出装置。
  2. 【請求項2】前記抽出手段は、 前記車輪速度センサから出力される信号に基づいて、時
    々刻々の瞬時的な速度を演算する瞬時速度演算手段と、 所定期間毎に、前記車輪速度センサから出力される複数
    の信号に基づいて、前記所定期間内における平均速度を
    繰り返し演算する平均速度演算手段と、 前記平均速度演算手段によって演算された過去の複数の
    平均速度に基づいて、今回の所定期間における平均速度
    を推定演算する平均速度推定演算手段と、 前記平均速度推定演算手段によって演算された推定平均
    速度を基準として、前記瞬時速度演算手段によって演算
    された瞬時的な速度の前記推定平均速度からの偏差を振
    動成分として算出する振動成分算出手段とを備えること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輪の空気圧
    検出装置。
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