JPH066166Y2 - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

Info

Publication number
JPH066166Y2
JPH066166Y2 JP13244188U JP13244188U JPH066166Y2 JP H066166 Y2 JPH066166 Y2 JP H066166Y2 JP 13244188 U JP13244188 U JP 13244188U JP 13244188 U JP13244188 U JP 13244188U JP H066166 Y2 JPH066166 Y2 JP H066166Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
valve
hydraulic pressure
oil
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13244188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0252907U (ja
Inventor
智則 新里
範之 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP13244188U priority Critical patent/JPH066166Y2/ja
Priority to CA000604604A priority patent/CA1331547C/en
Priority to US07/388,123 priority patent/US5003937A/en
Priority to EP89307801A priority patent/EP0353988B1/en
Priority to DE68914210T priority patent/DE68914210T2/de
Publication of JPH0252907U publication Critical patent/JPH0252907U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH066166Y2 publication Critical patent/JPH066166Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、固定のロッカシャフトには機関弁を開閉駆動
すべく複数のロッカアームが支承され、それらのロッカ
アームには機関の運転状態に応じて相互の連結および連
結解除を切換可能な油圧式連結切換機構が設けられ、該
油圧式連結切換機構に通じてロッカシャフト内に設けら
れる給油路と、少なくとも下流端寄りの部分にほぼ水平
な通路部を有して油圧供給源に通じる油圧供給路との間
には、給油路に高油圧を供給する状態および低油圧を供
給する状態を切換可能な切換弁が介設される内燃機関の
動弁装置に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる動弁装置は、たとえば特開昭63−124
817号公報等により公知である。
(3)考案が解決しようとする課題 ところで、かかる動弁装置では切換弁を低油圧供給状態
から高油圧供給状態にすると、油圧供給路から給油路を
介して油圧式連結切換機構に比較的大量の作動油が流れ
る。しかるに上記従来のものでは、油圧供給路がシリン
ダヘッド等に比較的小さい径を有して穿設されるもので
あり、上述のように比較的大量の作動油が流れることに
より油圧供給路の油圧が一時的に低下し、油圧式連結切
換機構の切換作動が不円滑となることがある。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、切
換弁の切換作動時に油圧供給路の油圧が一時的に低下す
ることを回避し得るようにした内燃機関の動弁装置を提
供することを目的とする。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 本考案によれば、油圧供給路の下流端寄りのほぼ水平な
通路部は、切換弁側の小径部分と、該小径部分に段差を
介して連なりながら容量を大きくすべく拡径された拡径
部分とを備える。
(2)作用 上記構成によれば、切換弁を低油圧供給状態から高油圧
供給状態に切換えて油圧供給路から給油路に比較的大量
の作動油を供給しても、油圧供給路の拡径部分で比較的
大きな容量を確保しているので、油圧供給路で一時的な
油圧低下が生じることが回避され、しかも拡径部分での
作動油の膨張に伴って発生するエアが切換弁側に流れる
ことは、拡径部分および小径部分間の段差により阻止さ
れる。
(3)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説明する
と、先ず第1図および第2図において、この車両搭載用
DOHC型多気筒内燃機関は、シリンダブロック1内に
4つのシリンダ2が直列に並んで設けられ、シリンダブ
ロック1の上端に結合されるシリンダヘッド3と、各シ
リンダ2に摺動可能に嵌合されるピストン4との間には
燃焼室5がそれぞれ画成される。またシリンダヘッド3
には、各燃焼室5の天井面を形成する部分に、一対の吸
気口6および一対の排気口7がそれぞれ設けられ、各吸
気口6はシリンダヘッド3の一方の側面に開口する吸気
ポート8に連なり、各排気口7はシリンダヘッド3の他
方の側面に開口する排気ポート9に連なる。
シリンダヘッド3の各シリンダ2に対応する部分には、
各吸気口6を開閉可能な一対の機関弁としての吸気弁1
0iと、各排気口7を開閉可能な一対の機関弁としての
排気弁10eとを案内すべく、ガイド筒11i,11e
がそれぞれ嵌合、固定されており、それらのガイド筒1
1i,11eから上方に突出した各吸気弁10iおよび
各排気弁10eの上端にそれぞれ設けられる鍔部12
i,12eと、シリンダヘッド3との間には弁ばね13
i,13eがそれぞれ縮設され、これらの弁ばね13
i,13eにより各吸気弁10iおよび各排気弁10e
は、上方すなわち閉弁方向に付勢される。
シリンダヘッド3と、該シリンダヘッド3の上端に結合
されるヘッドカバー14との間には作動室15が画成さ
れ、この作動室15内には、各シリンダ2における吸気
弁10iを開閉駆動するための吸気弁側動弁装置17i
と、各シリンダ2における排気弁10eを開閉駆動する
ための排気弁側動弁装置17eとが収納、配置される。
両動弁装置17i,17eは、基本的には同一の構成を
有するものであり、以下の説明では吸気弁側動弁装置1
7iについて参照符号に添字iを付しながら説明し、排
気弁側動弁装置17eについては参照符号に添字eを付
して図示するのみとする。
第3図および第4図を併せて参照して、吸気弁側動弁装
置17iは、機関のクランク軸(図示せず)から1/2
の減速比で回転駆動されるカムシャフト18iと、各シ
リンダ2にそれぞれ対応してカムシャフト18iに設け
られる低速用カム19i,20iおよび高速用カム21
iと、カムシャフト18iと平行にして固定配置される
ロッカシャフト22iと、各シリンダ2にそれぞれ対応
してロッカシャフト22iに枢支される第1駆動ロッカ
アーム23i、第2駆動ロッカアーム24iおよび自由
ロッカアーム25iと、各シリンダ2に対応した各ロッ
カアーム23i,24i,25i間にそれぞれ設けられ
る油圧式連結切換機構26iとを備える。
第5図を併せて参照して、カムシャフト18iは、シリ
ンダヘッド3の上方で各シリンダ2の配列方向に平行に
して軸線まわりに回転自在に配設される。すなわち、シ
リンダヘッド3には、各シリンダ2の配列方向に沿う両
端部にカム支持部27,27がそれぞれ一体に設けられ
るとともに、各シリンダ2間に対応する位置に3つのカ
ム支持部28…がそれぞれ一体に設けられ、前記両端の
カム支持部27,27上にそれぞれ締着されるカムホル
ダ29,29と、3つのカム支持部28…上にそれぞれ
締着されるカムホルダ30…と、前記各カム支持部2
7,27,28…とで、カムシャフト18iが軸線まわ
りに回転自在に支承される。しかもカムホルダ29は、
吸気弁側動弁装置17iおよび排気弁側動弁装置17e
にそれぞれ独立して設けられるのに対し、カムホルダ3
0は、両動弁装置17i,17eに共通に配設される。
各カム支持部27,27,28…の上面にはカムシャフ
ト18i,18eの下半部外周面を支承するための半円
状支持面31がそれぞれ設けられ、各カムホルダ29,
30の下面にはカムシャフト18i,18eの上半部外
周面を支承するための半円状支持面32がそれぞれ設け
られる。
また各カム支持部27,27,28…には、シリンダヘ
ッド3をシリンダブロック1に締着するボルト33を挿
通するための挿通孔34がカムシャフト18i,18e
に対応する位置に一対ずつ上下に延びて穿設されるとと
もに、それらの挿通孔34に対応する上方位置にはボル
ト33を回転操作するための操作孔35が上端を半円状
支持面31に開口させながら上下に延びて穿設される。
各カム支持部27,27,28…間で、各シリンダ2の
中央部に対応する部分で、シリンダヘッド3には上下に
延びる円筒状の中央ブロック36が一体に設けられてお
り、この中央ブロック36と両側のカム支持部27,2
7,28…とは支持壁37で相互に連結される。またヘ
ッドカバー14には該中央ブロック36に接続される円
筒状の中央ブロック49が設けられる。中央ブロック3
6,49内にはプラグ差込み穴38が穿設されており、
このプラグ差込み穴38には燃焼室5内に突入する点火
プラグ39が装着される。
両カムシャフト18i,18eのシリンダヘッド3およ
びヘッドカバー14から突出した一端部にはタイミング
プーリ40,41が固設されており、図示しないクラン
ク軸からの駆動力を伝達するためのタイミングベルト4
2が両タイミングプーリ40,41に巻懸けられる。こ
れにより両カムシャフト18i,18eは、同一方向に
回転することになる。
カムシャフト18iには各吸気弁10iに対応した位置
に低速用カム19i,20iが一体化されるとともに、
両低速用カム19i,20i間に高速用カム21iが一
体化される。一方、ロッカシャフト22iは、カムシャ
フト18iよりも下方位置で、該カムシャフト18iと
平行な軸線を有して各カム支持部27,27,28…に
より固定的に保持される。このロッカシャフト22iに
は、一方の吸気弁10iに連動、連結される第1駆動ロ
ッカアーム23iと、他方の吸気弁10iに連動、連結
される第2駆動ロッカアーム24iと、第1および第2
駆動ロッカアーム23i,24i間に配置される自由ロ
ッカアーム25iとが相互に隣接してそれぞれ枢支され
る。
第1および第2駆動ロッカアーム23i,24iにはタ
ペットねじ43iがそれぞれ進退可能に螺合されてお
り、これらのタペットねじ43iが、対応する吸気弁1
0iの上端に当接し、それにより両駆動ロッカアーム2
3i,24iが吸気弁10iにそれぞれ連動、連結され
る。
また自由ロッカアーム25iは、シリンダヘッド3との
間に介装したロストモーション機構44iにより高速用
カム21iに摺接する方向に弾発付勢される。このロス
トモーション機構44iは、閉塞端をシリンダヘッド3
側にしてシリンダヘッド3に嵌合される有底円筒状のガ
イド部材45と、ガイド部材45に摺動可能に嵌合され
るとともに自由ロッカアーム25iの下面に当接するピ
ストン46と、ピストン46を自由ロッカアーム25i
側に付勢すべくピストン46およびガイド部材45間に
直列に介装される第1および第2ばね47,48とを備
え、第1および第2ばね47,48はそのばね定数を相
互に異ならせて設定される。
第6図において、連結切換機構26iは、第1駆動ロッ
カアーム23iおよび自由ロッカアーム25i間を連結
可能な第1切換ピン51と、自由ロッカアーム25iお
よび第2駆動ロッカアーム24i間を連結可能な第2切
換ピン52と、第1および第2切換ピン51,52の移
動を規制する規制ピン53と、各ピン51〜53を連結
解除側に付勢する戻しばね54とを備える。
第1駆動ロッカアーム23iには、自由ロッカアーム2
5i側に開放した有底の第1ガイド穴55がロッカシャ
フト22iと平行に穿設されており、円柱状に形成され
た第1切換ピン51が第1ガイド穴55に摺動可能に嵌
合され、第1切換ピン51の一端と第1ガイド穴55の
閉塞端との間に油圧室56が画成される。しかも第1駆
動ロッカアーム23iには油圧室56に連通する通路5
7が穿設され、ロッカシャフト22iには給油路58i
が設けられ、給油路58iは第1駆動ロッカアーム23
iの揺動状態に拘らず通路57を介して油圧室56に常
時連通する。
自由ロッカアーム25iには、第1ガイド穴55に対応
するガイド孔59がロッカシャフト22iと平行にして
両側面間にわたって穿設されており、第1切換ピン51
の他端に一端が当接される第2切換ピン52がガイド孔
59に摺動可能に嵌合される。しかも第2切換ピン52
も円柱状に形成される。
第2駆動ロッカアーム24iには、前記ガイド孔59に
対応する有底の第2ガイド穴60が自由ロッカアーム2
5i側に開放してロッカシャフト22iと平行に穿設さ
れており、第2切換ピン52の他端に当接する有底円筒
状の規制ピン53が第2ガイド穴60に摺動可能に嵌合
される。この規制ピン53は、その開口端を第2ガイド
穴60の閉塞端側に向けて配置されるものであり、その
開口端部で半径方向外方に張出した鍔部53aが第2ガ
イド穴60に摺接する。戻しばね54は、第2ガイド穴
60の閉塞端および規制ピン53の閉塞端間に縮設され
ており、この戻しばね54のばね力により相互に当接し
た前記各ピン51,52,53が油圧室56側に付勢さ
れる。しかも第2ガイド穴60の閉塞端には、空気およ
び油抜き用の解放孔61が穿設される。
また第2ガイド穴60の内面には、規制ピン53の鍔部
53aに係合可能な止め輪62が嵌着されており、この
止め輪62により規制ピン53の第2ガイド穴60から
の抜け出しが阻止される。しかも止め輪62の嵌着位置
は、規制ピン53が自由ロッカアーム25iおよび第2
駆動ロッカアーム24i間に対応する位置で第2切換ピ
ン52に当接している状態からさらに自由ロッカアーム
25i側に移動するのを阻止するように設定される。
かかる連結切換機構26iでは、油圧室56の油圧が高
くなることにより、第1切換ピン51がガイド孔59に
嵌合するとともに第2切換ピン52が第2ガイド穴60
に嵌合して、各ロッカアーム23i,25i,24iが
連結される。また油圧室56の油圧が低くなると戻しば
ね54のばね力により第1切換ピン51が第2切換ピン
52との当接面を第1駆動ロッカアーム23iおよび自
由ロッカアーム25i間に対応させる位置まで戻り、第
2切換ピン52が規制ピン53との当接面を自由ロッカ
アーム25iおよび第2駆動ロッカアーム24i間に対
応させる位置まで戻るので各ロッカアーム23i,25
i,24iの連結状態が解除される。
自由ロッカアーム25iには、第1および第2駆動ロッ
カアーム23i,24iにそれぞれ対向する側面に軽量
化のための肉抜きにより凹部120,120がそれぞれ
設けられており、第1および第2駆動ロッカアーム23
i,24iの凹部120に対向する側面には、該凹部1
20内に入り込むスプリングピン121がそれぞれ圧
入、固着される。これらの凹部120,120およびス
プリングピン121,121により自由ロッカアーム2
5iと、第1および第2駆動ロッカアーム23i,24
iとの相対揺動量が規制されるが、低速用カム19i,
20iに摺接している第1および第2駆動ロッカアーム
23i,24iと、高速用カム21iに摺接している自
由ロッカアーム25iとは機関の低速運転状態で相対揺
動するものであり、凹部120,120はその相対揺動
運動を阻害しない程度に形成される。しかも、これらの
凹部120およびスプリングピン121は、メンテナン
ス時に各ロッカアーム23i,24i,25iが無制限
に相対揺動することを阻止し、第1および第2切換ピン
51,52が脱落してしまうこと等を防止する働きをす
る。
次に第7図を参照しながら両動弁装置17i,17eへ
の給油系について説明すると、オイルパン63から油を
汲上げるオイルポンプ64の吐出口には、リリーフ弁6
5、オイルフィルタ66およびオイルクーラ67を介し
てオイルギャラリ68が接続され、このオイルギャラリ
68から各連結切換機構26i,26eに油圧が供給さ
れるとともに、動弁装置17i,17eの各潤滑部に潤
滑油が供給される。
オイルギャラリ68には、その途中に設けたフィルタ7
0を通過した油圧を高、低に切換えて供給するための切
換弁69が接続されており、各ロッカシャフト22i,
22e内の給油路58i,58eは該切換弁69を介し
てオイルギャラリ68に接続される。しかも各カムホル
ダ29,29,30…の上面には両カムシャフト18
i,18eに対応して平行に延びる通路形成部材72
i,72eが、複数のボルト73によりそれぞれ締着さ
れる。しかも各通路形成部材72i,72eには、両端
を閉塞した低速用潤滑路74i,74eと、絞り76
i、76eを介して給油路58i,58eに連通する高
速用潤滑路75i,75eとが、相互に並列してそれぞ
れ設けられる。
前記フィルタ70よりも上流側でオイルギャラリ68か
ら分岐するとともに途中に絞り79を有する油路77
が、第5図で示すようにシリンダブロック1内を上方に
延びて設けられる。しかも該油路77は、各シリンダ2
の配列方向に沿うほぼ中央部でシリンダブロック1に設
けられる。一方、各シリンダ2の配列方向に沿うほぼ中
央部のカム支持部28には、前記油路77に連通する低
速用油圧供給路78が設けられ、該供給路78は、ボル
ト33を囲繞する環状の通路部78aと、該通路部78
aの上端に連通して両動弁装置17i,17e間の中央
部側に延びる通路部78bと、通路部78bに連通して
上方に延びるとともにカム支持部28の上面に開口する
通路部78cとから成る。
また各シリンダ2の配列方向に沿うほぼ中央部のカムホ
ルダ30には、低速用油圧供給路78における通路部7
8cの上端に下端を連通させるとともに両動弁装置17
i,17e側に振分けた略Y字状の分岐油路80が設け
られ、この分岐油路80の上端は低速用潤滑路74i,
74eにそれぞれ連通される。すなわち通路形成部材7
2i,72eには、前記分岐油路80を低速用潤滑路7
4i,74eに連通せしめる連通孔81i,81eがそ
れぞれ穿設される。
低速用潤滑路74i,74eは各カム19i,19e,
20i,20e,21i,21eと各ロッカアーム23
i,23e,24i,24e,25i,25eとの摺接
部、ならびにカムシャフト18i,18eのカムジャー
ナル部18i′,18e′に潤滑油を供給するためのも
のである。このため通路形成部材72i,72eの下面
には、低速用カム19i,19e,20i,20eおよ
び高速用カム21i,21eに対応する位置に、低速用
潤滑路74i,74eに連通する潤滑油噴出孔82i,
82eがそれぞれ穿設され、またカムシャフト18i,
18eの各カムジャーナル部18i′,18e′に潤滑
油を供給すべく低速用潤滑路74i,74eに連通する
潤滑油供給路83i,83eが穿設される。
また高速用潤滑路75i,75eは、各高速用カム21
i,21eと自由ロッカアーム25i,25eとの摺接
部に潤滑油を供給するためのものであり、通路形成部材
72i,72eの下面には高速用カム21i,21eに
対応する位置で高速用潤滑路75i,75eに連通する
潤滑油噴出孔84i,84eがそれぞれ穿設される。
第8図および第9図において、シリンダブロック1に
は、各シリンダ2の配列方向に沿う一端寄りで上下に延
びる油路85が、前記油路77とは独立して設けられて
おり、この油路85はフィルタ70(第7図参照)を介
してオイルギャラリ68に連通する。一方、各シリンダ
2の配列方向に沿う一端側でシリンダヘッド3には、前
記油路85に連通する高速用油圧供給路86が設けら
れ、該供給路86は、油路85の上端に連通してわずか
に上方に延びる通路部86aと、該通路部86aの上端
に連通してシリンダヘッド3のさらに一端側に延びる通
路部86bと、通路部86bに連通して上方に延びる通
路部86cと、該通路部86cの上端に連通するととも
に排気弁側動弁装置17eのロッカシャフト22e側に
延びる通路部86dと、該通路部86dに連通してシリ
ンダヘッド3の一端面に開口する通路部86eとから成
る。
第10図を併せて参照して、シリンダヘッド3におい
て、両ロッカシャフト22i,22eの一方、すなわち
排気側のロッカシャフト22eの一端を支持する部分に
は、ロッカシャフト22e内の給油路58eに通じる給
油口87が、シリンダヘッド3の一端面に開口するよう
にして穿設される。またシリンダヘッド3には、前記給
油口87を吸気側のロッカシャフト22i内の給油路5
8iに連通せしめる連通路88が穿設される。
切換弁69は、前記高速用油圧供給路86のシリンダヘ
ッド3の一端面への開口部すなわち通路部86eと、給
油口87との間の連通、遮断を切換えるべくシリンダヘ
ッド3の一端面に取付けられるものであり、前記通路部
86eに通じる入口ポート89と給油口87に通じる出
口ポート90とを有してシリンダヘッド3の一端面に取
付けられるハウジング91内に、給油口87に低油圧を
供給する低油圧供給位置(上方位置)と給油口87に高
油圧を供給する高油圧供給位置(下方位置)との間で移
動可能にしてスプール弁体92が摺動自在に嵌合されて
成る。
ハウジング91には、上端をキャップ93で閉塞される
シリンダ孔94が穿設されており、スプール弁体92
は、キャップ93との間に作動油圧室95を形成して該
シリンダ孔94に摺動自在に嵌合される。しかもハウジ
ング91の下部とスプール弁体92との間に形成された
ばね室96には、スプール弁体92を上方に向けて付勢
するばね97が収納される。而してスプール弁体92
は、ばね97により上方すなわち低油圧供給位置側に付
勢されるとともに、作動油圧室95に高油圧が供給され
たときには作動油圧室95の油圧力により高油圧供給位
置側へと移動せしめられる。またスプール弁体92に
は、入口ポート89および出口ポート90間を連通可能
な環状凹部98が設けられており、第10図で示すよう
にスプール弁体92が上動しているときには、スプール
弁体92は入口ポート89および出口ポート90間を遮
断する状態にある。
ハウジング91をシリンダヘッド3の端面に取付けた状
態で、入口ポート89と高速用油圧供給路86の通路部
86eとの間にはオイルフィルタ99が挟持される。ま
たハウジング91には、入口ポート89および出口ポー
ト90間を連通するオリフィス孔101が穿設される。
したがってスプール弁体92が閉じ位置にある状態で
も、入口ポート89および出口ポート90間はオリフィ
ス孔101を介して連通されており、オリフィス孔10
1で絞られた油圧が、出口ポート90から給油口87に
供給される。
またハウジング91には、スプール弁体92が閉じ位置
にあるときのみ環状凹部98を介して出口ポート90に
通じるバイパスポート102が穿設され、このバイパス
ポート102はシリンダヘッド3内の上部に連通する。
さらにスプール弁体92には、該スプール弁体92の位
置にかかわらず入口ポート89をばね室96に連通させ
るオリフィス孔103が穿設される。しかもハウジング
91の下部にはばね室96をシリンダヘッド3内に連通
させる透孔104が穿設されており、前記オリフィス孔
103を経てばね室96内に流入した油は透孔104か
らシリンダヘッド3内に戻される。これにより、ばね9
7に付着した塵埃等が油により流されるので、前記塵埃
等がばね97の伸縮作動に悪影響を及ぼすことが回避さ
れる。
ハウジング91には、入口ポート89に常時連通する管
路105が接続されており、この管路105はソレノイ
ド弁106を介して管路107に接続される。しかも管
路107は、キャップ93に穿設した接続孔108に接
続される。
またハウジング91には、前記管路107に連通するリ
ークジェット109が穿設されており、このリークジェ
ット109はシリンダヘッド3内の上部に通じる。
ところで、切換弁69のスプール弁体92を低油圧供給
位置から高油圧供給位置へと移動させるべくソレノイド
弁106を開弁作動せしめると、高速用油圧供給路86
内の作動油が瞬時に給油路58i,58eに流入する。
このため切換弁69の直前の高油圧供給路86で一時的
な油圧低下が生じるおそれがあり、そのような一時的な
油圧低下を回避するために、切換弁69の直前位置すな
わちほぼ水平な通路部86dで高油圧供給路86の途中
に充分な容量を有する部分を設け、その部分で蓄圧室効
果を発揮させる。すなわち第8図を再び参照して、シリ
ンダヘッド3にほぼ水平に穿設されている通路部86d
は、上下に延びる通路部86cに通じる拡径部分86d
1と、該拡径部分86d1に段差を介して連なる小径部分
86d2とから成り、拡径部分86d1が充分な容量を有
するように形成される。また小径部分86d2の横断面
積は通路部86cの横断面積よりも大きく設定される。
さらにハウジング91には、出口ポート90すなわち給
油路58i,58eの油圧を検出するための圧力検出器
110が取付けられ、この圧力検出器110は、切換弁
69が正常に作動しているか否かを検出する働きをす
る。
第11図において、シリンダヘッド3の他端側すなわち
前記切換弁69の取付け位置とは反対側で、通路形成部
材72i,72eの端部には、高速用潤滑路75i,7
5eに通じる連通孔111i,111eが下方に開口し
て穿設され、カムホルダ29の上面には、通路形成部材
72i,72eとの間で前記連通孔111i,111e
に通じる通路112i,112eを形成すべく一対の溝
が設けられる。またロッカシャフト22i,22eの端
部には給油路58i,58eに通じる連通孔113i,
113eが穿設され、これらの連通孔113i,113
eに連通してシリンダヘッド3に穿設された通路114
i,114eと、前記通路112i,112eとは、カ
ムホルダ29に穿設された絞り76i,76eを介して
連通する。したがって給油路58i,58eに給油され
た油は、絞り76i,76eを介して高速用潤滑路75
i,75eに供給されることになる。
次にこの実施例の作用について説明すると、低速用潤滑
路74i,74eには、各連結切換機構26i,26e
とは独立した油路77、低速用油圧供給路78および分
岐油路80を介して潤滑油が供給されるので、切換弁6
9により油圧を制御して各連結切換機構26i,26e
を作動せしめても、それとは無関係に常時一定の油圧を
供給することができ、したがって低速用カム19i,1
9e,20i,20eと各駆動ロッカアーム23i,2
3e,24i,24eとの摺接部、高速用カム21i,
21eと自由ロッカアーム25i,25eとの摺接部、
ならびにカムシャフト18i,18eのカムジャーナル
部18i′,18e′に安定した圧力で潤滑油を供給す
ることができる。
しかも油路77、低速用油圧供給路78および分岐油路
80は、各シリンダ2の配列方向に沿うほぼ中央部に配
設されるので、各潤滑油噴出孔82i,82eおよび各
潤滑油供給路83i,83eまでの潤滑油の流通圧力損
失をほぼ一定にして潤滑油量をほぼ均等にすることがで
きる。
各連結切換機構26i,26eを切換作動させて、各吸
気弁10iおよび各排気弁10eを高速作動態様とする
ときには、ソレノイド弁106を開弁させる。それによ
り作動油圧室95に油圧が供給され、作動油圧室95の
油圧による油圧力でスプール弁体92が開弁作動して、
給油路58i,58eに油圧が供給され、油圧室56に
油圧が供給されることにより各連結切換機構26i,2
6eが連結作動して、吸気弁10iおよび排気弁10e
が高速作動態様で開閉作動する。
この際、高速用油圧供給路86から給油路58i,58
eに比較的大量の作動油が供給されるが、通路部86d
の拡径部分86d1が充分な容積を有し、小径部分86
2の横断面積は通路部86cの横断面積よりも大きく
設定されていることから給油路58i,58eへの供給
油圧に脈動が生じることを防止しながら円滑に油圧を供
給することができる。しかも通路部86cから拡径部分
86d1への作動油の流通時に、作動油が膨張してエア
を生じる可能性があるが、拡径部分86d1および小径
部分86d2の連結部に段差部を形成していることによ
り、エアが切換弁69側に流れることを極力回避し、切
換弁69でエア噛みが生じることを回避することができ
る。
この高速作動態様状態で、高速用潤滑路75iに供給さ
れた潤滑油は潤滑油噴出孔84i,84eから噴出さ
れ、特に面圧が大きくなる高速用カム21i,21eと
自由ロッカアーム25i,25eとの摺接部の潤滑を充
分に行なうことができる。
ところで、切換弁69を切換作動せしめて低速作動態様
から高速作動態様へと切換えたときには、絞り76i,
76eにより高速用潤滑路75i,75eの油圧が増大
するまでに多少のタイムラグがあり、潤滑油噴出孔84
i,84eから潤滑油が噴出するまでに多少の時間遅れ
がある。しかるに、低速用潤滑路74i,74eに通じ
る潤滑油噴出孔82i,82eは高速用カム21i,2
1eと自由ロッカアーム25i,25eとの摺接部に対
応する位置にも配設されているので、上述のように多少
の時間遅れがあっても、高速用カム21i,21eおよ
び自由ロッカアーム25i,25eの摺接部で潤滑油が
不足することはない。また連結切換機構26i,26e
における各ピン51,52,53がロックしたままで切
換弁69を閉弁して低速作動態様とする状態が生じたと
きには、高速用カム21i,21eおよび自由ロッカア
ーム25i,25eの摺接部の面圧が高速作動態様時と
同様に高くなるが、このときにも低速用潤滑路74i,
74eに通じる潤滑油噴出孔82i,82eから高速用
カム21i,21eおよび自由ロッカアーム25i,2
5eの摺接部に潤滑油が噴出されるので、充分な潤滑を
行なうことができる。
吸気弁10iおよび排気弁10eの開閉作動態様を高速
作動態様から低速作動態様へと切換えるときには、ソレ
ノイド弁106を閉弁する。このソレノイド弁106の
閉弁時には、管路107内の油圧がリークジェット10
9から逃がされて作動油圧室95の油圧が速やかに解放
され、それに応じて切換弁69が速やかに閉弁する。し
かも切換弁69が閉弁状態となると、給油路58i,5
8e内の油圧がバイパスポート102によりシリンダヘ
ッド3内に逃がされるので、給油路58i,58eすな
わち各連結切換機構26i,26eにおける油圧室56
の油圧が速やかに低油圧となり、高速作動態様から低速
作動態様への切換応答性が向上する。
またこのような潤滑油給油装置において、低速用油圧供
給路78および高速用油圧供給路86は、シリンダヘッ
ド3にそれぞれ1本ずつ設ければよいので、シリンダヘ
ッド3の加工が極めて容易となる。しかも切換弁69
は、シリンダヘッド3の一端面に取付けられるので、取
付け構造が簡単となる。さらに給油路58i,58e
を、連結切換機構26i,26eへの給油、ならびに高
速用潤滑路75i,75eへの給油に共用しているの
で、給油用管路を別に設けたり、シリンダヘッド3に給
油用通路を別に設けたりすることが不要であり、部品点
数の増大および加工工数の増大を回避しながら効率的に
給油することができる。
C.考案の効果 以上のように本考案によれば、油圧供給路の下流端寄り
のほぼ水平な通路部は、切換弁側の小径部分と、該小径
部分に段差を介して連なりながら容量を大きくすべく拡
径された拡径部分とを備えるので、切換弁がその低油圧
供給状態から高油圧供給状態に切換わったときに、油圧
供給路から給油路に比較的大量の作動油が流れても、拡
径部分で蓄圧室効果を発揮させることにより油圧供給路
の油圧の一時的な低下を極力抑制することができ、それ
により油圧式連結切換機構の切換作動を円滑化すること
ができる。しかも拡径部分および小径部分間の段差によ
り、拡径部分での作動油の膨張により生じたエアが切換
弁側に流れることを阻止して切換弁でエア噛みが生じる
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は内燃機
関の要部縦断面図であって第2図のI−I線断面図、第
2図は第1図のII−II線矢視図、第3図は第2図のIII
−III線断面図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第
5図は第2図のV−V線断面図、第6図は第1図のVI−
VI線拡大断面図、第7図は給油系統を示す図、第8図は
第2図のVIII−VIII線矢視図、第9図は第8図のIX−IX
線断面図、第10図は第8図のX−X線に沿う切換弁閉
弁時の拡大断面図、第11図は第2図のXI−XI線断面図
である。 10i……機関弁としての吸気弁、10e……機関弁と
しての排気弁、17i,17e……動弁装置、22i,
22e……ロッカシャフト、23i,23e,24i,
24e,25i,25e……ロッカアーム、26i,2
6e……油圧式連結切換機構、58i,58e……給油
路、64……油圧供給源としてのオイルポンプ、69…
…切換弁、86……油圧供給路、86d1……拡径部
分、86d2……小径部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定のロッカシャフトには機関弁を開閉駆
    動すべく複数のロッカアームが支承され、それらのロッ
    カアームには機関の運転状態に応じて相互の連結および
    連結解除を切換可能な油圧式連結切換機構が設けられ、
    該油圧式連結切換機構に通じてロッカシャフト内に設け
    られる給油路と、少なくとも下流端寄りの部分にほぼ水
    平な通路部を有して油圧供給源に通じる油圧供給路との
    間には、給油路に高油圧を供給する状態および低油圧を
    供給する状態を切換可能な切換弁が介設される内燃機関
    の動弁装置において、油圧供給路の下流端寄りのほぼ水
    平な通路部は、切換弁側の小径部分と、該小径部分に段
    差を介して連なりながら容量を大きくすべく拡径された
    拡径部分とを備えることを特徴とする内燃機関の動弁装
    置。
JP13244188U 1988-08-01 1988-10-11 内燃機関の動弁装置 Expired - Lifetime JPH066166Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13244188U JPH066166Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 内燃機関の動弁装置
CA000604604A CA1331547C (en) 1988-08-01 1989-06-30 Valve operating system for internal combustion engine
US07/388,123 US5003937A (en) 1988-08-01 1989-08-01 Valve operating system for internal combustion engine
EP89307801A EP0353988B1 (en) 1988-08-01 1989-08-01 Valve operating system for internal combustion engine
DE68914210T DE68914210T2 (de) 1988-08-01 1989-08-01 Ventilsteuervorrichtung für Brennkraftmaschinen.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13244188U JPH066166Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 内燃機関の動弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0252907U JPH0252907U (ja) 1990-04-17
JPH066166Y2 true JPH066166Y2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=31389405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13244188U Expired - Lifetime JPH066166Y2 (ja) 1988-08-01 1988-10-11 内燃機関の動弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH066166Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6299144B2 (ja) * 2013-10-22 2018-03-28 スズキ株式会社 内燃機関の給油構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0252907U (ja) 1990-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4928641A (en) Lubricant supplying system for DOHC type multi-cylinder internal combustion engine
EP0353988B1 (en) Valve operating system for internal combustion engine
JP2577252B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
EP0318303B1 (en) Valve operating system for internal combustion engines
US4858574A (en) Hydraulic circuit for a valve operating timing control device for an internal combustion engine
KR100238604B1 (ko) Sohc형 엔진의 가동밸브장치
JP3546994B2 (ja) 内燃機関の動弁制御装置の油路構造
US6619247B2 (en) Valve operating control system for engine
JPH066166Y2 (ja) 内燃機関の動弁装置
US6295964B1 (en) End-feed variable cam timing oil supply and control module
US6289859B1 (en) V-shaped internal combustion engine
JP2560095B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JPH0634563Y2 (ja) Dohc型多気筒内燃機関の潤滑油給油装置
JPH066163Y2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JPH0634566Y2 (ja) 内燃機関用動弁装置における潤滑油給油装置
JPH0610104Y2 (ja) 内燃機関用動弁装置
JPH0736082Y2 (ja) 多気筒内燃機関用動弁装置
JPH0723526Y2 (ja) 内燃機関用動弁装置
JPH0720324Y2 (ja) 内燃機関用動弁装置
JPH0720325Y2 (ja) 内燃機関用動弁装置
JP3548149B2 (ja) Sohc型エンジンの動弁装置
JPH0439373Y2 (ja)
JPH0439374Y2 (ja)
JP3419937B2 (ja) エンジンの弁作動装置
JPH0619765Y2 (ja) エンジンのオイル供給装置