JPH0661582U - 自動車のドア衝突防止装置 - Google Patents
自動車のドア衝突防止装置Info
- Publication number
- JPH0661582U JPH0661582U JP829693U JP829693U JPH0661582U JP H0661582 U JPH0661582 U JP H0661582U JP 829693 U JP829693 U JP 829693U JP 829693 U JP829693 U JP 829693U JP H0661582 U JPH0661582 U JP H0661582U
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- JP
- Japan
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- door
- lamp
- vehicle
- prevention device
- collision prevention
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 夜間、停車中の車のドアが開かれても、単
車、自転車、人等のドアへの衝突を軽減し得る自動車の
ドアへの衝突防止装置を提供する。 【構成】 自動車1の側部ドア2の開放側端面3に、ド
アランプ4を設け、ドア開放によるドアスイッチのON
で、ドアランプ4を点滅点灯する。
車、自転車、人等のドアへの衝突を軽減し得る自動車の
ドアへの衝突防止装置を提供する。 【構成】 自動車1の側部ドア2の開放側端面3に、ド
アランプ4を設け、ドア開放によるドアスイッチのON
で、ドアランプ4を点滅点灯する。
Description
【0001】
この考案は、停車中の自動車、特に夜間の、開放された側部ドアへの追突防止 に有効な自動車のドア衝突防止装置に関する。
【0002】
一般に、自動車は前部ドア、後部ドアにかかわらず、ドアが開くと車内のラン プが点灯するようになっている。また、どのドアが開いているかを、運転席前の 表示盤に表示するものもある。
【0003】
一般に、自動車は、前部ドア、後部ドアにかかわらず、ドアを開くと車内ラン プが点灯するが、車内ランプの点灯光の強さは以外と弱い。そのため、夜間、暗 い道路では、車内ランプの点灯によって、ドアの開放状態を後方から確認するこ とは困難である。従って、停車している車の後方から突然、ドアの横を通過する 自転車、単車、歩行者等が、開きだしたドアに接触、衝突する事故が非常に多発 している。 もとより、車内にいる者がドアを開けようとする場合、車の側方、後方に注意 を向ける必要のあることは勿論であるが、自動車のフェンダミラー(ドアミラー )は運転座席から後方、及び車体側面が見えるように角度調節してあり、従って 、例えば助手席、後部座席に位置する人からは、フェンダミラーで後方及び側方 を正確に確認できない。また、夜間では首を後方へひねって、側方後方を確認し ようとしても、暗くて見づらい。特に車体の後ろ側から急に車体の横(側面)に 出てくる自転車、単車、歩く人は容易に確認できず、気付かずにドアを開けて、 事故発生となることが多い。
【0004】 この考案は、上記問題点に着目してなされたものであって、夜間、停車中の車 のドアが開かれても自動車の側後方からの単車、自転車、人等のドアへの衝突を 軽減し得る自動車のドア衝突防止装置を提供することを目的としている。
【0005】
この目的を達成させるために、この考案の自動車のドア衝突防止装置では、次 のような構成としている。 自動車のドア衝突防止装置は、自動車の側部ドアの開放を検知するドア開放検 知手段と、側部ドアの開放側端面に設けられ、前記ドア開放検知手段の開放検知 に応答して点灯する表示灯とから構成されている。
【0006】 このような構成を有する自動車のドア衝突防止装置では、自動車の側部ドアが 開放されると、ドア開放検知手段が開放を検知し、この検知出力に応答して側部 ドアの表示灯が点灯する。夜間において、ドア自体が見にくい状態であっても後 方から来た単車、自転車に載っている人、歩行者は、表示灯を目視することによ り、ドアとの衝突を避けることが出来る。表示灯の点灯は連続点灯でも、十分目 視可能であるが、点滅点灯すれば、より目視しやすい。
【0007】
以下、実施例により、この考案をさらに詳細に説明する。
【0008】 図1は、この考案の一実施例を示す自動車(乗用車)の要部斜視図である。図 1において、自動車1の前左側ドア2の開放側端面3に、ドアランプ(表示灯) 4が設けられている。また、図示はしていないが、他のドア、つまり前右側、後 左側、後右側の各ドアにも同様に、ドアランプが設けられている。これらドアラ ンプ4は、ドアの開放端面に設けられているので、ドアが閉じている時は、目視 不能であるが、ドアが開放されると、自動車の側後方より目視可能である。特に 、ドアランプ4を配備するドア2の開放側端面(広幅部)3は、ドア2が僅かで も開放した時、車体の側面後方から時間的に最も早く、且つ最も目視しやすい位 置であり、車体の後方より車の横を通過しようとする歩行車、単車等は、ドア開 放の端緒において、ドアランプ4の点灯を目視し得、開放しだすドア2を瞬時に 認識し得る。つまり、ドアランプ4はドア2がある程度の大きな角度で開かなく ても、ほんの僅かでも開いた時点で、側後方から点灯が目視し得る最適位置に配 備してある。
【0009】 ドアランプ4のドア2への設置は、図2で示すように、ドア2の開放側端面3 の広幅部に、切欠き孔(或いは凹み穴)5を設けておき、バネ板状の係止爪6を 有するユニット状のドアランプ4を、切欠き穴5に嵌設している。切欠き孔或い は凹み穴5は、自動車の製造時に予め形成しておいても良いし、既に市販の自動 車のドアに工作してもよい。また、ドアランプ4のランプ自体は、例えば12V 、5Wの螢光ランプが使用される。
【0010】 図3は、上記ドアランプ4の駆動回路を示す接続図である。 電源A11とアースGND間に、ルームランプ12と、ドアスイッチ13の直列 回路が接続されている。ここで一点鎖線で囲む回路aは、すでに従来より自動車 に搭載されている回路である。 電源A11とアースGND間に、ルームランプ12及びドアスイッチ13に並 列に、ウインカリレー接点14、リレー接点15及びドアランプ4の直列回路が 接続されている。また、電源B16と、この電源B16に一端が接続され、他端 がドアスイッチ13の+側端子に接続されるリレーコイル17を備えている。 この駆動回路において、自動車のドアが閉じている状態では、ドアスイッチ1 3がOFFしており、従ってルームランプ12とドアランプ4は点灯していない 。しかし、ドアが開放されると、ドアスイッチ13がONし、電源A11、ルー ムランプ12、ドアスイッチ13、アースGNDの経路で電流が流れ、従来どお りルームランプ12が点灯する。 また、ドアスイッチ13のONで、電源B16、リレーコイル17、ドアスイ ッチ13、アースGNDの経路でも電流が流れ、リレー接点15がONし、ウイ ンカリレー接点14も動作を開始する。そのため、電源A11、ウインカリレー 接点14、リレー接点15、ドアランプ4、アースGNDの経路で間欠電流が流 れ、ドアランプ4が点滅点灯する。自動車の側後方から進行して来た単車、自転 車、人は、夜間であって周囲が暗くドア自体が見にくい場合でも、ドア開放によ って点滅点灯を開始したドアランプ4を見て、早期にドアが開放されたことを知 り、停止するか或いは方向を転換して、ドアへの追突を避けることができる。
【0011】 図4は、ドアランプの他の駆動回路例を示す接続図である。 この駆動回路は、図3の回路が2個の常時電源を使用するのに対し、電源は1つ とし、リレーコイル17の一端をスイッチ13aを介して電源11に接続してい る。この駆動回路では、ドアが開放されると、ドアスイッチ13がONすると同 時に、スイッチ13aもONし、リレーコイル17に電流が流れ、応じてリレー 接点15がONし、ウインカリレー接点14が動作し、ドアランプ4が点滅点灯 する。このように、ドアランプ4を駆動するのに電源は1個でもよいが、図3に おいて2個の電源を使用しているのは、ルームランプとの関係で、ヒューズ等が ある(図示省略)ので、容量的なものを考慮したためである。 尚、上記実施例において、ドアランプは点滅点灯させており、且つ、それが望 ましいが、この考案の実施には連続点灯でも十分対応できる。
【0012】
この考案によれば、側部ドアの開放側端面に表示灯を設け、ドア開放に応答し て、この表示灯を点灯するようにしたので、ドア開放状態を後方に迅速に教える ことが出来、ドアへの衝突、接触を防止できる。また、夜間のドアの開放に、従 来ほど極端な神経を使う必要がない。従って、交通上の安全性が一層向上する。 しかも、表示灯の取付けが極めて簡単で、全体として安価に実現できる等、考案 目的を達成した優れた効果を有する。
【図1】この考案の一実施例を示す自動車の要部斜視図
である。
である。
【図2】同実施例のドアランプの設置を説明するための
説明斜視図である。
説明斜視図である。
【図3】同実施例のドアランプの駆動回路を示す接続図
である。
である。
【図4】同実施例のドアランプの駆動回路の他の例を示
す接続図である。
す接続図である。
1 自動車 2 側部ドア 3 開放側端面 4 ドアランプ
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車の側部ドアの開放を検知するドア
開放検知手段と、側部ドアの開放側端面に設けられ、前
記ドア開放検知手段の開放検知に応答して点灯する表示
灯とから成ることを特徴とする自動車のドア衝突防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP829693U JPH0661582U (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 自動車のドア衝突防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP829693U JPH0661582U (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 自動車のドア衝突防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661582U true JPH0661582U (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=11689202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP829693U Pending JPH0661582U (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 自動車のドア衝突防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661582U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002064400A1 (fr) * | 2001-02-09 | 2002-08-22 | Hiroshi Hasegawa | Clignotant pour portiere |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP829693U patent/JPH0661582U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002064400A1 (fr) * | 2001-02-09 | 2002-08-22 | Hiroshi Hasegawa | Clignotant pour portiere |
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