JPH0661338B2 - レーザメスのプローブ - Google Patents

レーザメスのプローブ

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Publication number
JPH0661338B2
JPH0661338B2 JP63260093A JP26009388A JPH0661338B2 JP H0661338 B2 JPH0661338 B2 JP H0661338B2 JP 63260093 A JP63260093 A JP 63260093A JP 26009388 A JP26009388 A JP 26009388A JP H0661338 B2 JPH0661338 B2 JP H0661338B2
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JP
Japan
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probe
optical fiber
shielding plate
laser
light
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63260093A
Other languages
English (en)
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JPH02104346A (ja
Inventor
文和 立石
一弘 萱島
希代子 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Laser Surgery Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はレーザ光を光ファイバで導き、外科手術におい
て人体の所定の位置にレーザ光を照射し、生体組織を切
断するレーザメスのプローブに関するものである。
従来の技術 従来、レーザメスのプローブ構造としては、例えば特開
昭56−104653号公報、特開昭56−112237号公報に示され
ているように、レーザ光の出射開口部に対向して遮光板
を設け、生体組織を切断したレーザ光がその奥の正常組
織を照射しないようにした構造が知られている。またそ
の際、遮光板を皿状にし生理食塩水等の液体を供給して
遮光板の加熱を防ぐ構造が示されている。
また、レーザ光の導光路として光ファイバが用いられる
ようになり、その結果プローブ外径を極めて細くするこ
とが可能になった。従来は体の外からレーザ光を生体組
織に照射する方法が一般的であったが、前記プローブに
より、これを体の中に刺し入れて、内部から組織を照射
することが試みられるに至った。この方法の適用対照と
しては、例えば、眼球(硝子体)にプローブを刺し込
み、硝子体内に発生した増殖膜を切断することや、膝関
節の隙間にプローブを刺し込み、硬性鏡の観察下で半月
板を蒸散させるなどの手術がある。このような手術にお
いても遮光板を設けて、後方の正常組織への照射を防ぐ
構造は有効であるが、遮光板がレーザー光の照射を受け
て加熱され、遮光板が生体組織に付着してプローブの操
作が困難になるので遮光板の冷却が必要である。
発明が解決しようとする課題 しかしこのような従来のレーザメスのプローブは直径が
1〜2mm程度ときわめて細く、遮光板に液体を供給する
のは容易ではない。特開昭56−112237号公報には管によ
り液体を供給する例が示されているが、前述の直径1〜
2mmの細いプローブにこの構造を適用するのは極めて難
しい。従来のアシストガスに代えて液体を噴射させ、そ
れによって遮光板を冷冷却することも考えられるが、液
体がレーザ光を吸収して、目的の生体組織へレーザ光が
十分照射されなかったり、多量の液体が体内に注ぎこま
れるなどの問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、特別の液体供給機構
を用いずに遮光板の冷却を可能にするレーザメスのプロ
ーブを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、光ファイバを内蔵
するプローブの先端に、光ファイバから出射されたレー
ザ光を遮光する遮光板を設け、光ファイバ外表に沿って
流したアシストガスを前記遮光板に吹き付けるととも
に、アシストガス中に液体蒸気を含ませるように構成し
たものである。
作用 本発明では上記構成により、プローブ先端に特別の液体
供給機構を必要とせず、アシストガス中に含まれた蒸気
が遮光板に衝突して露結し、それがレーザにより蒸発さ
せられ気化熱を奪うことにより遮光板が冷却され、生体
組織が遮光板により熱凝固され付着することを防ぐ。さ
らに露結した液体により生体組織と遮光板の間で適度に
潤滑性が保たれ、この点からも付着を防ぐ作用がある。
実施例 以下本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第2図は本発明によるプローブを用いたレーザメス
の全体図である。1は炭酸ガスレーザ発振器で、2はそ
の制御部、3は発振器から出射されたレーザ光を所定位
置に導くための光ファイバを内蔵したプローブである。
第1図は、本発明のプローブの断面図である。レーザ発
振器直後に設けられたレンズ(図示せず)によって絞ら
れた炭酸ガスレーザ光はZnSeのウィンドウ4を通してハ
ロゲン化金属からなる光ファイバ5の入射端5aに入射さ
れ、光ファイバ5内を伝送されて出射端5bより出射さ
れ、ダイヤモンドのウインドウ6を介して例えば生体の
膜等の患部7に照射されこれを切開して行く。
両ウインドウ4,6は光ファイバの端面にゴミ等が付着す
るのを防止するものである。ウインドウ6にダイアモン
ドを用いるのは、特に出射側において汚損する確率が高
いので、拭き取り時に傷がつかないようにするためであ
る。8は光ファイバを内挿する保護チューブであり、弾
性のある細いステンレスチューブで出来ている。保護チ
ューブ8は光ファイバの機械的強度を補強すると共に、
熱伝導により光ファイバを冷却する効果がある。保護チ
ューブ8と光ファイバ5はその一部において接着剤で互
いに係止されている。9はフッ素樹脂からなる外被であ
り、保護チューブ8を内挿するとともに、保護チューブ
8との間にアシストガスの送通路10を構成している。
11はステンレスパイプからなる、体内に挿入されるプロ
ーブヘッドであり、12はこれと一体的に形成された遮光
板である。遮光板12は患部7を照射した後のレーザ光が
正常組織に照射されないように遮光するためのものであ
る。
13はコンプレッサーで、ここから送出された空気は蒸気
発生用の容器14内の生理食塩水15に送られ、ここで生理
食塩水の蒸気を含んでプローブ内の光ファイバの外表に
沿ったアシストガスの送通路10を通り、プローブの先端
より噴出され、遮光板12に吹き付けられる。このとき蒸
気は露結するが、光ファイバから出射されたレーザ光に
より蒸発され気化熱を奪い遮光板を冷却する。また同時
に患部7周辺の生体組織に適度の湿り気を与えるため、
生体組織と遮光板12との間の潤滑性を保つことができ
る。
発明の効果 本発明では上記構成により、(1)プローブ先端に特別
の液体供給機構を必要とせず、アシストガス中に含まれ
た蒸気が遮光板に衝突して露結し、それがレーザにより
蒸発させられ気化熱を奪うことにより遮光板が冷却さ
れ、生体組織が遮光板により熱凝固され付着するという
ことがなく、(2)露結した液体により生体組織が適度
に潤滑性を持ちこの点からも付着を防ぐ作用があり、
(3)さらに多量の液体が体内に注ぎ込まれるという問
題がない、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるレーザメスのプロー
ブの断面図、第2図は本発明によるプローブを用いたレ
ーザメスの全体図である。 5……光ファイバ、10……送通路、11……プローブヘッ
ド、12……遮光板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバを内蔵するプローブの先端に、
    光ファイバから出射されたレーザ光を遮光する遮光板を
    設け、光ファイバ外表の送通路に沿って流したアシスト
    ガスを前記遮光板に吹き付けるとともに、アシストガス
    中に液体蒸気を含ませてなるレーザメスのプローブ。
JP63260093A 1988-10-14 1988-10-14 レーザメスのプローブ Expired - Lifetime JPH0661338B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP63260093A JPH0661338B2 (ja) 1988-10-14 1988-10-14 レーザメスのプローブ

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JP63260093A JPH0661338B2 (ja) 1988-10-14 1988-10-14 レーザメスのプローブ

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JPH02104346A JPH02104346A (ja) 1990-04-17
JPH0661338B2 true JPH0661338B2 (ja) 1994-08-17

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ID=17343201

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528754A (ja) * 2011-08-09 2014-10-30 アルコン リサーチ, リミテッド 切子面を有する光学素子を使用するマルチスポット・レーザ手術プローブ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528754A (ja) * 2011-08-09 2014-10-30 アルコン リサーチ, リミテッド 切子面を有する光学素子を使用するマルチスポット・レーザ手術プローブ
US9387040B2 (en) 2011-08-09 2016-07-12 Alcon Research, Ltd. Multi-spot laser surgical probe using faceted optical elements

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JPH02104346A (ja) 1990-04-17

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