JPH0661064B2 - ディジタル信号処理回路の評価装置 - Google Patents
ディジタル信号処理回路の評価装置Info
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- JPH0661064B2 JPH0661064B2 JP62246270A JP24627087A JPH0661064B2 JP H0661064 B2 JPH0661064 B2 JP H0661064B2 JP 62246270 A JP62246270 A JP 62246270A JP 24627087 A JP24627087 A JP 24627087A JP H0661064 B2 JPH0661064 B2 JP H0661064B2
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- signal processing
- processing circuit
- circuit
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Description
【発明の詳細な説明】 <本発明の産業上の利用分野> 本発明は、各種のアナログ信号に対しディジタル的な処
理を行なうディジタル信号処理回路の処理特性を評価す
るための評価装置に関する。
理を行なうディジタル信号処理回路の処理特性を評価す
るための評価装置に関する。
<従来技術>(第4図) 一般に、ディジタル信号処理回路は、例えば送受信機を
含む通信系の各部の波形、音声波形、レーダの反射波、
脳波、画像等の各種アナログ信号に対するスペクトルや
相関関数等の計算処理をディジタル的に行なうために使
用されており、これらのアナログ信号経路内にA/D変
換器とD/A変換器とともに用いられて、A/D変換器
でディジタル変換された信号に対し、予めきめられたプ
ログラムにしたがって演算処理を行ない、その処理結果
をD/A変換器を介して出力するように構成されてい
る。
含む通信系の各部の波形、音声波形、レーダの反射波、
脳波、画像等の各種アナログ信号に対するスペクトルや
相関関数等の計算処理をディジタル的に行なうために使
用されており、これらのアナログ信号経路内にA/D変
換器とD/A変換器とともに用いられて、A/D変換器
でディジタル変換された信号に対し、予めきめられたプ
ログラムにしたがって演算処理を行ない、その処理結果
をD/A変換器を介して出力するように構成されてい
る。
このようなディジタル信号処理回路の処理特性を評価す
るための評価装置として従来では、第4図に示すように
ディジタル信号処理回路の実際の使用形態と同様に、A
/D変換回路2とD/A変換回路4との間に評価対象の
ディジタル信号処理回路3を設け、A/D変換回路2に
波形発生装置1からの信号を与え、D/A変換回路4の
出力を表示装置5に入力するように構成されていた。
るための評価装置として従来では、第4図に示すように
ディジタル信号処理回路の実際の使用形態と同様に、A
/D変換回路2とD/A変換回路4との間に評価対象の
ディジタル信号処理回路3を設け、A/D変換回路2に
波形発生装置1からの信号を与え、D/A変換回路4の
出力を表示装置5に入力するように構成されていた。
この場合、波形発生装置1は、ディジタル信号処理回路
3の特性を試験するための各種波形信号をアナログ信号
として発生する装置(アナログ信号発振器)である。更
に表示装置5は前記ディジタル信号処理回路の処理結果
データをアナログ変換した信号を表示するためのアナロ
グ信号用の表示装置であり、オシロスコープ、スペクト
ラムアナライザ、レベルメータ等が利用される。またク
ロック発生回路6は所定周波数のクロックを発生し、そ
れをA/D変換回路2、ディジタル信号処理回路3、D
/A変換回路4に与えて動作させる回路である。
3の特性を試験するための各種波形信号をアナログ信号
として発生する装置(アナログ信号発振器)である。更
に表示装置5は前記ディジタル信号処理回路の処理結果
データをアナログ変換した信号を表示するためのアナロ
グ信号用の表示装置であり、オシロスコープ、スペクト
ラムアナライザ、レベルメータ等が利用される。またク
ロック発生回路6は所定周波数のクロックを発生し、そ
れをA/D変換回路2、ディジタル信号処理回路3、D
/A変換回路4に与えて動作させる回路である。
前記評価装置の回路動作を簡単に説明すると、波形発生
装置1は、ディジタル信号処理回路3の特性検査に必要
な波形信号をアナログ信号として発生し、A/D変換回
路2に与える。このアナログ信号はディジタル信号に変
換され、回路3に与えられる。ディジタル信号処理回路
3は、与えられた波形信号を所定プログラムにしたがっ
て演算処理し、その処理結果データをD/A変換回路4
に与える。
装置1は、ディジタル信号処理回路3の特性検査に必要
な波形信号をアナログ信号として発生し、A/D変換回
路2に与える。このアナログ信号はディジタル信号に変
換され、回路3に与えられる。ディジタル信号処理回路
3は、与えられた波形信号を所定プログラムにしたがっ
て演算処理し、その処理結果データをD/A変換回路4
に与える。
D/A変換器によってアナログ信号に変換された処理結
果信号は、表示装置5に与えられ表示される。したがっ
て、この表示装置5の表示をみれば、入力信号に対する
ディジタル信号処理装置の処理特性を評価することがで
きる。
果信号は、表示装置5に与えられ表示される。したがっ
て、この表示装置5の表示をみれば、入力信号に対する
ディジタル信号処理装置の処理特性を評価することがで
きる。
<本発明が解決しようとする問題点> ところで、上述した従来の評価装置の場合、波形発生装
置1、表示装置5が共にアナログ信号を発生または表示
する装置であり、したがってディジタル信号処理回路3
の前段及び後段にそれぞれ、A/D変換回路2、D/A
変換回路4が設置されている。そのために、以下のよう
な問題点があった。
置1、表示装置5が共にアナログ信号を発生または表示
する装置であり、したがってディジタル信号処理回路3
の前段及び後段にそれぞれ、A/D変換回路2、D/A
変換回路4が設置されている。そのために、以下のよう
な問題点があった。
(1)ディジタル信号処理回路3への入力信号がA/D
変換回路2を介した信号であることから、この入力信号
の精度が、A/D変換回路2の変換処理のビット長で決
まってしまい、入力信号に不要な量子化雑音が混入して
いた。したがって回路3の処理結果の精度も低下してし
まっていた。
変換回路2を介した信号であることから、この入力信号
の精度が、A/D変換回路2の変換処理のビット長で決
まってしまい、入力信号に不要な量子化雑音が混入して
いた。したがって回路3の処理結果の精度も低下してし
まっていた。
(2)波形発生装置1がアナログ信号発振器であるか
ら、その出力信号、即ち、回路3への入力信号に不要な
ジッタ成分が混入していた。また波形発生装置1(即
ち、アナログ信号発振器)の周波数と、ディジタル信号
処理回路3の信号処理時のサンプル周波数との同期を完
全にとることができず、分析処理が面倒になっていた。
ら、その出力信号、即ち、回路3への入力信号に不要な
ジッタ成分が混入していた。また波形発生装置1(即
ち、アナログ信号発振器)の周波数と、ディジタル信号
処理回路3の信号処理時のサンプル周波数との同期を完
全にとることができず、分析処理が面倒になっていた。
(3)ディジタル信号処理回路3の処理結果データがD
/A変換回路4を介し表示装置5に与えられるため、こ
の表示装置5において観測できるダイナミックレンジ
は、D/A変換回路4の変換処理のビット長で決まって
しまい、換言すれば、回路3においてどんなに高い精度
の演算処理を行っても、表示装置5において表示され、
観測できるデータ精度には限界があり、D/A変換回路
4の変換精度以下に押えられてしまっていた。そのため
詳細な評価ができなかった。
/A変換回路4を介し表示装置5に与えられるため、こ
の表示装置5において観測できるダイナミックレンジ
は、D/A変換回路4の変換処理のビット長で決まって
しまい、換言すれば、回路3においてどんなに高い精度
の演算処理を行っても、表示装置5において表示され、
観測できるデータ精度には限界があり、D/A変換回路
4の変換精度以下に押えられてしまっていた。そのため
詳細な評価ができなかった。
(4)ディジタル信号処理回路3の入力側、出力側に対
しそれぞれ、周波数帯域制限用のLPF(ローパスフィ
ルタ)を設けねばならないので、表示装置5において表
示される処理結果は、ディジタル信号処理回路本来の処
理特性に対応していなかった。
しそれぞれ、周波数帯域制限用のLPF(ローパスフィ
ルタ)を設けねばならないので、表示装置5において表
示される処理結果は、ディジタル信号処理回路本来の処
理特性に対応していなかった。
以上のように、ディジタル信号処理回路3の入力側、出
力側にそれぞれ、A/D変換回路、D/A変換回路を有
するために、換言すれば、波形発生装置1、表示装置5
が共にアナログ機器であるために、上述した従来のデー
タ信号処理回路の評価装置は、ディジタル信号処理回路
の処理特性を正確に評価することができない問題があっ
た。
力側にそれぞれ、A/D変換回路、D/A変換回路を有
するために、換言すれば、波形発生装置1、表示装置5
が共にアナログ機器であるために、上述した従来のデー
タ信号処理回路の評価装置は、ディジタル信号処理回路
の処理特性を正確に評価することができない問題があっ
た。
本発明は、上述した従来の問題点を改め、ディジタル信
号処理回路本来の処理特性を正確に評価できるようにし
たディジタル信号処理回路の評価装置を提供することを
目的としている。
号処理回路本来の処理特性を正確に評価できるようにし
たディジタル信号処理回路の評価装置を提供することを
目的としている。
<前記問題点を解決するための手段> 前記問題点を解決するために、本発明のディジタル信号
処理回路の評価装置は、A/D変換器とD/A変換器の
間に用いられて、前記A/D変換器に入力されるアナロ
グ波形信号に対し予め決められたプログラムにしたがっ
て処理を行ない、その処理結果を前記D/A変換器を介
して出力するディジタル信号処理回路の処理特性を評価
するための評価装置において、 A/D変換を介さずディジタル的に生成した一連の波形
データを、所定周期のラッチ信号に同期したタイミング
で前記ディジタル信号処理回路へ順次入力するディジタ
ル信号発生手段と、 2つのバッファを有し、前記一連の波形データを受けた
前記ディジタル信号処理回路から所定タイミング毎に出
力される処理結果データを第1のバッファへ記憶し、該
第1のバッファの記憶内容を前記ラッチ信号に同期した
タイミングで第2のバッファへ記憶させるインタフェー
スと、 前記インタフェースの第2のバッファに記憶されている
処理結果データを、所定タイミング毎に順次読み出し、
該読み出した一連の処理結果データを、D/A変換を介
さずディジタル的に波形表示するディジタル表示手段と
を備えている。
処理回路の評価装置は、A/D変換器とD/A変換器の
間に用いられて、前記A/D変換器に入力されるアナロ
グ波形信号に対し予め決められたプログラムにしたがっ
て処理を行ない、その処理結果を前記D/A変換器を介
して出力するディジタル信号処理回路の処理特性を評価
するための評価装置において、 A/D変換を介さずディジタル的に生成した一連の波形
データを、所定周期のラッチ信号に同期したタイミング
で前記ディジタル信号処理回路へ順次入力するディジタ
ル信号発生手段と、 2つのバッファを有し、前記一連の波形データを受けた
前記ディジタル信号処理回路から所定タイミング毎に出
力される処理結果データを第1のバッファへ記憶し、該
第1のバッファの記憶内容を前記ラッチ信号に同期した
タイミングで第2のバッファへ記憶させるインタフェー
スと、 前記インタフェースの第2のバッファに記憶されている
処理結果データを、所定タイミング毎に順次読み出し、
該読み出した一連の処理結果データを、D/A変換を介
さずディジタル的に波形表示するディジタル表示手段と
を備えている。
<作用> このようにしたために、本発明のディジタル信号処理回
路の評価装置では、A/D変換を介さずに、ディジタル
的に生成された一連の波形データが、所定周期のラッチ
信号に同期して順次ディジタル信号処理回路へ入力され
る。この波形データを受けたディジタル信号処理回路か
ら出力される処理結果データは、インタフェースの第1
のバッファに記憶された後、ラッチ信号に同期して第2
のバッファへ記憶される。第2のバッファに記憶された
処理結果データは、ディジタル表示手段によって読み出
され、その読み出された処理結果データがD/A変換を
介さずにディジタル的に表示される。
路の評価装置では、A/D変換を介さずに、ディジタル
的に生成された一連の波形データが、所定周期のラッチ
信号に同期して順次ディジタル信号処理回路へ入力され
る。この波形データを受けたディジタル信号処理回路か
ら出力される処理結果データは、インタフェースの第1
のバッファに記憶された後、ラッチ信号に同期して第2
のバッファへ記憶される。第2のバッファに記憶された
処理結果データは、ディジタル表示手段によって読み出
され、その読み出された処理結果データがD/A変換を
介さずにディジタル的に表示される。
即ち、本発明の評価装置の場合、ディジタル信号処理回
路はA/D変換を介さずにディジタル的に生成された入
力信号を受けるだけでなく、その処理結果データもD/
A変換を介さずにそのままディジタル表示装置に波形表
示されることになり、従来の評価装置のようなA/D変
換回路、D/A変換回路を、ディジタル信号処理回路の
前段及び後段に介することが全くなくなる。そのため、
上述した従来の問題点を完全に解消することができ、デ
ィジタル信号処理回路本来の処理特性を、高い精度で評
価することができる。
路はA/D変換を介さずにディジタル的に生成された入
力信号を受けるだけでなく、その処理結果データもD/
A変換を介さずにそのままディジタル表示装置に波形表
示されることになり、従来の評価装置のようなA/D変
換回路、D/A変換回路を、ディジタル信号処理回路の
前段及び後段に介することが全くなくなる。そのため、
上述した従来の問題点を完全に解消することができ、デ
ィジタル信号処理回路本来の処理特性を、高い精度で評
価することができる。
<本発明の実施例>(第1〜3図) 以下、本発明の一実施例を説明する。第1図は一実施例
のディジタル信号処理回路の評価装置のシステム構成図
である。この図において、クロック発生回路11は、デ
ィジタル信号発生回路12に供給するシフトクロック、
ディジタル信号発生回路12及びディジタルオシロスコ
ープ18に供給するサンプルクロックを発生する回路で
ある。
のディジタル信号処理回路の評価装置のシステム構成図
である。この図において、クロック発生回路11は、デ
ィジタル信号発生回路12に供給するシフトクロック、
ディジタル信号発生回路12及びディジタルオシロスコ
ープ18に供給するサンプルクロックを発生する回路で
ある。
ディジタル信号発生回路12は、制御用パソコン(パー
ソナルコンピュータ)19からの制御指令(周波数、レ
ベル等の指令)に従ったディジタル信号の波形データD
ATA 1を、前記シフトクロック、サンプルクロック
にしたがって発生する回路であり、この場合、シフトク
ロック、ラッチ信号であるLATCH 1、LATCH
2をも発生する。なお、クロック発生回路11が発生
するシフトクロックとディジタル信号発生回路12が発
生するシフトクロックは同一クロックである。
ソナルコンピュータ)19からの制御指令(周波数、レ
ベル等の指令)に従ったディジタル信号の波形データD
ATA 1を、前記シフトクロック、サンプルクロック
にしたがって発生する回路であり、この場合、シフトク
ロック、ラッチ信号であるLATCH 1、LATCH
2をも発生する。なお、クロック発生回路11が発生
するシフトクロックとディジタル信号発生回路12が発
生するシフトクロックは同一クロックである。
ホスト用パソコン(パーソナルコンピュータ)13は、
評価用ボード14に設置されているディジタル信号処理
回路15を制御するためのパソコンである。この場合、
ディジタル信号処理回路15は、送受信機を含む通信系
の各部の波形、音声波形、レーダの反射波形、脳波、地
震波、画像信号等の各種信号のスペクトル、自己相関関
数、相互相関関数、ネットワーク、ヒストグラム、ハー
モニック等をディジタル的に解析するための回路であ
る。また評価用ボード14はこのディジタル信号処理回
路15及びその周辺回路を設置するための回路基板であ
る。
評価用ボード14に設置されているディジタル信号処理
回路15を制御するためのパソコンである。この場合、
ディジタル信号処理回路15は、送受信機を含む通信系
の各部の波形、音声波形、レーダの反射波形、脳波、地
震波、画像信号等の各種信号のスペクトル、自己相関関
数、相互相関関数、ネットワーク、ヒストグラム、ハー
モニック等をディジタル的に解析するための回路であ
る。また評価用ボード14はこのディジタル信号処理回
路15及びその周辺回路を設置するための回路基板であ
る。
ディジタル信号発生回路12からの前記DATA 1、
シフトクロック、LATCH 1は共に、評価用ボード
14を介しディジタル信号処理回路15に与えられる。
本実施例の場合、前記DATA 1は16ビットデータ
であり、サンプルクロック、LATCH 1の出力にと
もなってディジタル信号処理回路15に取込まれる。こ
のときディジタル信号処理回路15はDATA 1に対
する所定の計算処理を実行する。そしてその処理結果デ
ータはDATA 2としてインターフェース16に供給
される。このときディジタル信号処理回路15は同時に
ラッチ信号であるLATCH 3も出力し、インターフ
ェース16に与える。
シフトクロック、LATCH 1は共に、評価用ボード
14を介しディジタル信号処理回路15に与えられる。
本実施例の場合、前記DATA 1は16ビットデータ
であり、サンプルクロック、LATCH 1の出力にと
もなってディジタル信号処理回路15に取込まれる。こ
のときディジタル信号処理回路15はDATA 1に対
する所定の計算処理を実行する。そしてその処理結果デ
ータはDATA 2としてインターフェース16に供給
される。このときディジタル信号処理回路15は同時に
ラッチ信号であるLATCH 3も出力し、インターフ
ェース16に与える。
このインターフェース16にはディジタル信号発生回路
12からの前記シフトクロック、LATCH 2も与え
られており、前記DATA 2を記憶する。なお、この
インターフェース16には、図示していないが、ディジ
タル信号処理回路15からのLATCH 3によってD
ATA 1を記憶する第1のバッファと、LATCH
2によって第1のバッファの内容を記憶する第2のバッ
ファとが設けられている。更に、前記インターフェース
16には、ディジタルオシロスコープ18が出力するE
xクロック、信号Requestも与えられており、こ
れらがインターフェース16に与えられた際、インター
フェース16に先に取込まれたDATA 2(第2のバ
ッファ内のデータ)がディジタルオシロスコープ18に
送られて表示される。
12からの前記シフトクロック、LATCH 2も与え
られており、前記DATA 2を記憶する。なお、この
インターフェース16には、図示していないが、ディジ
タル信号処理回路15からのLATCH 3によってD
ATA 1を記憶する第1のバッファと、LATCH
2によって第1のバッファの内容を記憶する第2のバッ
ファとが設けられている。更に、前記インターフェース
16には、ディジタルオシロスコープ18が出力するE
xクロック、信号Requestも与えられており、こ
れらがインターフェース16に与えられた際、インター
フェース16に先に取込まれたDATA 2(第2のバ
ッファ内のデータ)がディジタルオシロスコープ18に
送られて表示される。
即ち、ディジタルオシロスコープ18にはインターフェ
ース16から前記DATA 2の上位8ビット、下位8
ビットを表わすDATA H、DATA Lが与えら
れ、ディジタルオシロスコープ18はこれをそのまま表
示する。したがってディジタルオシロスコープ18上に
は、ディジタル信号処理回路15の処理特性によって処
理された処理結果がそのまま表示されるもので、その表
示内容によってディジタル信号処理回路の処理特性を評
価することができる。
ース16から前記DATA 2の上位8ビット、下位8
ビットを表わすDATA H、DATA Lが与えら
れ、ディジタルオシロスコープ18はこれをそのまま表
示する。したがってディジタルオシロスコープ18上に
は、ディジタル信号処理回路15の処理特性によって処
理された処理結果がそのまま表示されるもので、その表
示内容によってディジタル信号処理回路の処理特性を評
価することができる。
インターフェース17は、ディジタル信号発生回路12
が発生する前記DATA 1をそのままディジタルオシ
ロスコープ18に送って表示させるために設けられた、
インターフェース16と同様のダブルバッファ構成の回
路であり、前記シフトクロック、LATCH 1、LA
TCH 2、そしてDATA 1が与えられている。こ
のDATA 1は、インターフェース17にディジタル
オシロスコープ18からのExクロック、信号Requ
estが与えられた際、その上位8ビット、下位8ビッ
トがそれぞれDATA H、DATA Lとしてディジ
タルオシロスコープ18に与えられ、表示される。即
ち、ディジタルオシロスコープ18においては、ディジ
タル信号発生回路12が発生した波形データDATA
1をディジタル信号処理回路15が処理したもの(DA
TA2)と、処理前のもの(即ち、DATA 1)とが
並べて同時に表示されうるもので、ディジタル信号処理
回路15の特性評価に便宜が計られている。
が発生する前記DATA 1をそのままディジタルオシ
ロスコープ18に送って表示させるために設けられた、
インターフェース16と同様のダブルバッファ構成の回
路であり、前記シフトクロック、LATCH 1、LA
TCH 2、そしてDATA 1が与えられている。こ
のDATA 1は、インターフェース17にディジタル
オシロスコープ18からのExクロック、信号Requ
estが与えられた際、その上位8ビット、下位8ビッ
トがそれぞれDATA H、DATA Lとしてディジ
タルオシロスコープ18に与えられ、表示される。即
ち、ディジタルオシロスコープ18においては、ディジ
タル信号発生回路12が発生した波形データDATA
1をディジタル信号処理回路15が処理したもの(DA
TA2)と、処理前のもの(即ち、DATA 1)とが
並べて同時に表示されうるもので、ディジタル信号処理
回路15の特性評価に便宜が計られている。
制御用パソコン19はディジタル信号発生回路12、デ
ィジタルオシロスコープ18の各機能を制御する指令信
号を出力するためのパソコンであり、ディジタル信号発
生回路12に対しては、発生させる波形データの周波
数、レベル等を指定する。
ィジタルオシロスコープ18の各機能を制御する指令信
号を出力するためのパソコンであり、ディジタル信号発
生回路12に対しては、発生させる波形データの周波
数、レベル等を指定する。
インサーキットエミュレータ(ICE)20は、ディジ
タル信号発生回路15の処理プログラムのデバック用に
用いられる回路であり、ディジタル信号発生回路15が
実行する動作を模擬した動作を実行するものである。
タル信号発生回路15の処理プログラムのデバック用に
用いられる回路であり、ディジタル信号発生回路15が
実行する動作を模擬した動作を実行するものである。
また、ホスト用パソコンは、ディジタル信号処理回路の
ホストコンピータの役割をする。
ホストコンピータの役割をする。
<前記実施例の動作> 次に、第2図および第3図のタイムチャートを参照して
動作を説明する。まず、第2図により、ディジタル信号
発生回路12が発生した波形データをディジタル信号処
理回路15により処理し、その処理結果データをディジ
タルオシロスコープ18に表示してディジタル信号処理
回路15の特性評価を行う際の動作を説明する。
動作を説明する。まず、第2図により、ディジタル信号
発生回路12が発生した波形データをディジタル信号処
理回路15により処理し、その処理結果データをディジ
タルオシロスコープ18に表示してディジタル信号処理
回路15の特性評価を行う際の動作を説明する。
クロック発生回路11は所定周波数のシフトクロック、
サンプルクロックを常時発生し、ディジタル信号発生回
路12に与えている。またサンプルクロックはディジタ
ルオシロスコープ18にも同時に与えられている。一
方、制御用パソコン19を操作して、ディジタル信号処
理回路15の特性を調べるための信号波形の周波数、レ
ベル等を指定し、ディジタル信号発生回路12に対し指
令を与える。これによりディジタル信号発生回路12は
指令された波形信号をサンプルクロックがHレベルの
間、発生し、その信号をディジタル量のDATA 1と
してシフトクロックの出力ごとに1ビットづつ出力し、
シフトクロック、LATCH 1と共に評価用ボード1
4を介しディジタル信号処理回路15に与える。
サンプルクロックを常時発生し、ディジタル信号発生回
路12に与えている。またサンプルクロックはディジタ
ルオシロスコープ18にも同時に与えられている。一
方、制御用パソコン19を操作して、ディジタル信号処
理回路15の特性を調べるための信号波形の周波数、レ
ベル等を指定し、ディジタル信号発生回路12に対し指
令を与える。これによりディジタル信号発生回路12は
指令された波形信号をサンプルクロックがHレベルの
間、発生し、その信号をディジタル量のDATA 1と
してシフトクロックの出力ごとに1ビットづつ出力し、
シフトクロック、LATCH 1と共に評価用ボード1
4を介しディジタル信号処理回路15に与える。
即ち、第2図(1)にみられるように、サンプルクロッ
クおよびLATCH 1の出力中(Hレベル)に前記波
形信号が16ビットのデータであるDATA 1として
ディジタル信号発生回路12から出力され、ディジタル
信号処理回路15に取込まれる。そしてこのディジタル
信号処理回路15によって例えばディジタルフィルタの
演算処理が順次行われる。
クおよびLATCH 1の出力中(Hレベル)に前記波
形信号が16ビットのデータであるDATA 1として
ディジタル信号発生回路12から出力され、ディジタル
信号処理回路15に取込まれる。そしてこのディジタル
信号処理回路15によって例えばディジタルフィルタの
演算処理が順次行われる。
ディジタル信号処理回路15による処理結果データであ
るDATA2は次に、ディジタル信号処理回路15が出
力するLATCH 3、ディジタル信号発生回路12か
らのLATCH2の出力状態に応じてインターフェース
16の2段のバッファに順次、シフトクロックの出力ご
とに1ビットづつ取込まれる。その後、ディジタルオシ
ロスコープ18がインターフェース16に対し信号Re
quest、Exクロックを出力するに応じて、前記1
6ビットデータであるDATA 2は、上位側8ビット
のDATA H、下位側8ビットのDATA Lとして
ディジタルオシロスコープ18に送られ、表示される。
第2図(2)はこの期間、即ち、第2図(1)の点線内
の期間(イ)の動作を詳細に示したものであり、これに
よりディジタルオシロスコープ18上には、ディジタル
信号処理回路15が処理したDATA 1の処理結果が
そのまま表示され、ディジタル信号処理回路15の処理
特性が目視によって評価可能となる。
るDATA2は次に、ディジタル信号処理回路15が出
力するLATCH 3、ディジタル信号発生回路12か
らのLATCH2の出力状態に応じてインターフェース
16の2段のバッファに順次、シフトクロックの出力ご
とに1ビットづつ取込まれる。その後、ディジタルオシ
ロスコープ18がインターフェース16に対し信号Re
quest、Exクロックを出力するに応じて、前記1
6ビットデータであるDATA 2は、上位側8ビット
のDATA H、下位側8ビットのDATA Lとして
ディジタルオシロスコープ18に送られ、表示される。
第2図(2)はこの期間、即ち、第2図(1)の点線内
の期間(イ)の動作を詳細に示したものであり、これに
よりディジタルオシロスコープ18上には、ディジタル
信号処理回路15が処理したDATA 1の処理結果が
そのまま表示され、ディジタル信号処理回路15の処理
特性が目視によって評価可能となる。
次に、第3図を参照して、ディジタル信号発生回路12
が発生した波形信号をそのままディジタルオシロスコー
プ18に送って表示する際の動作を説明する。この場
合、ディジタル信号発生回路12が発生する16ビット
のDATA 1はまず、LATCH 1、LATCH
2の出力状態に応じてインターフェース17の2段のバ
ッファに順次、シフトクロックの出力ごとに1ビットづ
つ取込まれる。次にディジタルオシロスコープ18がイ
ンターフェース17に対し信号Request、Exク
ロックを出力するに応じて、DATA 1が上位側8ビ
ットのDATA H、下位側8ビットのDATA Lと
してディジタルオシロスコープ18に送られ、表示され
る。第3図(2)はこの期間、即ち、第3図(1)の点
線内の期間(ロ)の動作を具体的に示したもので、その
結果、ディジタルオシロスコープ18上には、ディジタ
ル信号発生回路12が発生したディジタル信号処理回路
15の処理前のDATA 1がそのまま表示されること
になる。このときこのDATA 1のディジタル信号処
理回路15による処理結果データDATA 2と、この
DATA 1とを並べて同時に表示するように、制御用
パソコン19によってディジタルオシロスコープ18に
制御指令を与えておけば、ディジタル信号処理回路15
の特性評価がより厳密に行なえるようになる。
が発生した波形信号をそのままディジタルオシロスコー
プ18に送って表示する際の動作を説明する。この場
合、ディジタル信号発生回路12が発生する16ビット
のDATA 1はまず、LATCH 1、LATCH
2の出力状態に応じてインターフェース17の2段のバ
ッファに順次、シフトクロックの出力ごとに1ビットづ
つ取込まれる。次にディジタルオシロスコープ18がイ
ンターフェース17に対し信号Request、Exク
ロックを出力するに応じて、DATA 1が上位側8ビ
ットのDATA H、下位側8ビットのDATA Lと
してディジタルオシロスコープ18に送られ、表示され
る。第3図(2)はこの期間、即ち、第3図(1)の点
線内の期間(ロ)の動作を具体的に示したもので、その
結果、ディジタルオシロスコープ18上には、ディジタ
ル信号発生回路12が発生したディジタル信号処理回路
15の処理前のDATA 1がそのまま表示されること
になる。このときこのDATA 1のディジタル信号処
理回路15による処理結果データDATA 2と、この
DATA 1とを並べて同時に表示するように、制御用
パソコン19によってディジタルオシロスコープ18に
制御指令を与えておけば、ディジタル信号処理回路15
の特性評価がより厳密に行なえるようになる。
<本発明の効果> 以上説明したように、本発明のディジタル信号処理回路
の評価装置は、A/D変換を介さずにディジタル的に生
成した一連の波形データを評価対象のディジタル信号処
理回路に入力するとともに、このディジタル信号処理回
路から出力される処理結果データをインターフェースの
2段バッファに記憶し、ディジタル表示手段が、このイ
ンタフェースから読み出した処理結果データをD/A変
換を介さずにディジタル的に表示するように構成されて
いる。
の評価装置は、A/D変換を介さずにディジタル的に生
成した一連の波形データを評価対象のディジタル信号処
理回路に入力するとともに、このディジタル信号処理回
路から出力される処理結果データをインターフェースの
2段バッファに記憶し、ディジタル表示手段が、このイ
ンタフェースから読み出した処理結果データをD/A変
換を介さずにディジタル的に表示するように構成されて
いる。
したがってA/D変換回路、D/A変換回路を介するこ
とによって従来発生していた評価精度の低下が全くなく
なり、ディジタル信号処理回路本来の処理特性を忠実
に、且つ高い精度で詳細に評価できる。
とによって従来発生していた評価精度の低下が全くなく
なり、ディジタル信号処理回路本来の処理特性を忠実
に、且つ高い精度で詳細に評価できる。
第1図は本発明の一実施例の回路構成図、第2図、第3
図はそのタイムチャート、第4図は従来のディジタル信
号処理回路の評価装置の回路構成図である。 11……クロック発生回路、12……ディジタル信号発
生回路、15……ディジタル信号処理回路、16、17
……インタフェース、18……ディジタルオシロスコー
プ。
図はそのタイムチャート、第4図は従来のディジタル信
号処理回路の評価装置の回路構成図である。 11……クロック発生回路、12……ディジタル信号発
生回路、15……ディジタル信号処理回路、16、17
……インタフェース、18……ディジタルオシロスコー
プ。
Claims (1)
- 【請求項1】A/D変換器とD/A変換器の間に用いら
れて、前記A/D変換器に入力されるアナログ波形信号
に対し予め決められたプログラムにしたがって処理を行
ない、その処理結果を前記D/A変換器を介して出力す
るディジタル信号処理回路の処理特性を評価するための
評価装置において、 A/D変換を介さずディジタル的に生成した一連の波形
データを、所定周期のラッチ信号に同期したタイミング
で前記ディジタル信号処理回路へ順次入力するディジタ
ル信号発生手段と、 2つのバッファを有し、前記一連の波形データを受けた
前記ディジタル信号処理回路から所定タイミング毎に出
力される処理結果データを第1のバッファへ記憶し、該
第1のバッファの記憶内容を前記ラッチ信号に同期した
タイミングで第2のバッファへ記憶させるインタフェー
スと、 前記インタフェースの第2のバッファに記憶されている
処理結果データを、所定タイミング毎に順次読み出し、
該読み出した一連の処理結果データを、D/A変換を介
さずディジタル的に波形表示するディジタル表示手段と
を備えたことを特徴とするディジタル信号処理回路の評
価装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62246270A JPH0661064B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | ディジタル信号処理回路の評価装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62246270A JPH0661064B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | ディジタル信号処理回路の評価装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6488848A JPS6488848A (en) | 1989-04-03 |
JPH0661064B2 true JPH0661064B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=17146033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62246270A Expired - Lifetime JPH0661064B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | ディジタル信号処理回路の評価装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661064B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS633346A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | デイジタルパタ−ン発生器 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP62246270A patent/JPH0661064B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6488848A (en) | 1989-04-03 |
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