JPH0661029U - 脱穀装置 - Google Patents
脱穀装置Info
- Publication number
- JPH0661029U JPH0661029U JP468893U JP468893U JPH0661029U JP H0661029 U JPH0661029 U JP H0661029U JP 468893 U JP468893 U JP 468893U JP 468893 U JP468893 U JP 468893U JP H0661029 U JPH0661029 U JP H0661029U
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- JP
- Japan
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- dust
- top plate
- handling cylinder
- cylinder
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 扱胴の周方向に流動する処理物を扱胴軸芯方
向に案内する送塵弁を扱室の天板に設けた脱穀装置にお
いて、送塵弁の扱胴回転方向上手側端部への処理物引っ
掛かりを、送塵弁強度を十分に維持しながら防止する。 【構成】 扱胴5と天板10の間隔を扱胴5の回転方向
において急拡大する段部12を天板10に形成し、送塵
弁11のうち扱胴5の回転方向上手側の端部11aを段
部12に入れ込み配置する。
向に案内する送塵弁を扱室の天板に設けた脱穀装置にお
いて、送塵弁の扱胴回転方向上手側端部への処理物引っ
掛かりを、送塵弁強度を十分に維持しながら防止する。 【構成】 扱胴5と天板10の間隔を扱胴5の回転方向
において急拡大する段部12を天板10に形成し、送塵
弁11のうち扱胴5の回転方向上手側の端部11aを段
部12に入れ込み配置する。
Description
【0001】
本考案は、扱胴の周方向に流動する処理物を扱胴軸芯方向に案内する送塵弁を 扱室の天板に設けた脱穀装置、詳しくは、送塵弁の配置構成の改良に関する。
【0002】
従来、図3に示すように、送塵弁13のうち扱胴5の回転方向上手側の端部1 3aを、それより扱胴回転方向上手側で近くの天板部分10aに対して扱胴5側 に大きく突出する状態で配置していた〔例えば特開平4−281714号公報参 照〕。
【0003】
しかし、扱胴回転方向上手側近くの天板部分10aから扱胴5側に大きく突出 した送塵弁の扱胴回転方向上手側端部13aに処理物が引っ掛かり、扱室内の詰 まりを生じることがあり、詰まり防止の面から改良の余地があった。 そこで、図4に示すように、送塵弁14の扱胴回転方向上手側部分14aの形 状を端部側ほど幅が狭いものにすることが考えられるが、送塵弁14は一般に比 較的薄い板金から成るため、処理物からの外力により送塵弁の扱胴回転方向上手 側部分14aが変形しやすく、強度面での問題を派生する。 本考案の目的は、送塵弁の扱胴回転方向上手側端部への処理物引っ掛かりを、 送塵弁強度を十分に維持しながら防止できるようにする点にある。
【0004】
本考案の特徴構成は、扱胴の周方向に流動する処理物を扱胴軸芯方向に案内す る送塵弁を扱室の天板に設けた脱穀装置において、扱胴と天板の間隔を扱胴の回 転方向において急拡大する段部を天板に形成し、送塵弁のうち扱胴の回転方向上 手側の端部を段部に入れ込み配置したことにある。
【0005】
つまり、例えば図2に示すように、扱胴5と天板10の間隔を扱胴回転方向に おいて急拡大する段部12を天板10に形成して、その段部12に送塵弁11の 扱胴回転方向上手側端部11aを入れ込み配置することによって、送塵弁の扱胴 回転方向上手側端部11aを十分な強度が得られる幅広いものにしながら、扱胴 回転方向上手側近くの天板部分10aに対する送塵弁の扱胴回転方向上手側端部 11aの扱胴5側への突出量を大幅に減少でき、送塵弁の扱胴回転方向上手側端 部11aへの処理物引っ掛かりを効果的に抑制できる。
【0006】
その結果、送塵弁の扱胴回転方向上手側端部への処理物引っ掛かりによる扱室 内での詰まりを十分に防止できる、トラブル防止面で一段と優れた脱穀装置を提 供できるようになった。
【0007】
図1に示すように、全稈投入型コンバインの軸流型脱穀装置を構成するに、刈 取部から穀稈供給するフィードコンベア1に連通した扱室2をケース内上部に形 成し、扱室2の下方に選別部3を配置し、扱室2から選別部3に細かい処理物を 落下供給する受網4を設けてある。 扱室2内に扱胴5を前後水平に軸支し、扱胴5の外周面に螺旋状扱歯6を全長 にわたってかつ同芯状に取付けるとともに、螺旋状扱歯6の外周部に周方向適当 ピッチで独立突起状扱歯6aを装備し、扱胴5の回転に伴って扱胴周方向に流動 する処理物を扱胴軸芯方向に案内するために、扱室2の天板10に多数の送塵弁 11を扱胴軸芯方向に並べた状態で取付け、扱胴5の駆動回転に伴って穀稈を螺 旋状扱歯6および独立突起状扱歯6aの作用で脱穀処理するとともに送塵弁11 との協働で扱胴軸芯方向に移送するように構成してある。 選別部3に揺動選別ケース3a、風選用唐箕3b、1番物回収用スクリューコ ンベア7、2番物回収用スクリューコンベア8を設け、受網4から落下供給され る処理物を揺動選別ケース3aにより後方に揺動移送しながら篩い選別するとと もに、唐箕3bからの送風で風選処理し、穀粒を1番物回収用スクリューコンベ ア7から外部のグレンタンクに送るように構成し、選別不十分な2番物を2番物 回収用スクリューコンベア8から図示しない還元コンベアで揺動選別ケース3a の前部に戻すように構成してある。 扱胴5と天板10の間隔を扱胴5の回転方向において急拡大する段部12を天 板10に形成し、送塵弁11のうち扱胴5の回転方向上手側の端部11aを段部 12に入れ込み配置し、送塵弁11の扱胴回転方向上手側端部11aを十分な強 度が得られる幅広いものにしながら、扱胴回転方向上手側近くの天板部分10a に対する送塵弁11の扱胴回転方向上手側端部11aの扱胴5側への突出量を無 くしあるいは少なくし、送塵弁11の扱胴回転方向上手側端部11aへの処理物 引っ掛かりを抑制するように構成してある。 天板10のうち段部12より扱胴回転方向下手側に位置する部分を滑らかな湾 曲面10bに形成して、処理物が天板10に引っ掛かること無く円滑に流動する ように構成し、処理物の送塵弁11及び天板10への引っ掛かり抑制によって扱 室2内での詰まりを防止するようにしてある
【0008】 〔別実施例〕 扱胴周方向に複数の送塵弁11を並設してもよく、更に、送塵弁11の形状は 適宜変更自在である。 天板10の扱胴周方向における湾曲形状は円弧形、多角形、その他適当に選定 できる。
【0009】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】軸流型コンバインにおける脱穀装置の縦断側面
図
図
【図2】要部の縦断正面図
【図3】従来例の要部縦断正面図
【図4】比較例の要部縦断正面図
2 扱室 5 扱胴 10 天板 11 送塵弁 11a 送塵弁の扱胴回転方向上手側部分 12 段部
Claims (1)
- 【請求項1】 扱胴(5)の周方向に流動する処理物を
扱胴軸芯方向に案内する送塵弁(11)を扱室(2)の
天板(10)に設けた脱穀装置であって、前記扱胴
(5)と前記天板(10)の間隔を前記扱胴(5)の回
転方向において急拡大する段部(12)を前記天板(1
0)に形成し、前記送塵弁(11)のうち前記扱胴
(5)の回転方向上手側の端部(11a)を前記段部
(12)に入れ込み配置してある脱穀装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP468893U JPH0661029U (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP468893U JPH0661029U (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 脱穀装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661029U true JPH0661029U (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=11590839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP468893U Pending JPH0661029U (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 脱穀装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661029U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011177084A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Kubota Corp | 脱穀装置の上部構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5820094U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-07 | 株式会社日本アルミ | 格子体 |
JPS6323938B2 (ja) * | 1982-10-13 | 1988-05-18 | Tachesu Kk |
-
1993
- 1993-02-16 JP JP468893U patent/JPH0661029U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5820094U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-07 | 株式会社日本アルミ | 格子体 |
JPS6323938B2 (ja) * | 1982-10-13 | 1988-05-18 | Tachesu Kk |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011177084A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Kubota Corp | 脱穀装置の上部構造 |
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