JPH0660904U - 車両用灯具のパッキン - Google Patents

車両用灯具のパッキン

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JPH0660904U
JPH0660904U JP643193U JP643193U JPH0660904U JP H0660904 U JPH0660904 U JP H0660904U JP 643193 U JP643193 U JP 643193U JP 643193 U JP643193 U JP 643193U JP H0660904 U JPH0660904 U JP H0660904U
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JP
Japan
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housing
packing
waterproof
rib
cap
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JP643193U
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弘人 安西
俊幸 近藤
浩邦 大杉
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Stanley Electric Co Ltd
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Stanley Electric Co Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のこの種、パイプ状のハウジングにキャ
ップの脚部を挿入して組立が行われる車両用灯具のパッ
キンにおいては、該パッキンに設ける防水リブのリブ幅
を拡げると防水機能の向上は図れるが組立に力が必要と
なり作業性が低下し、作業性を主眼に設定したときには
防水機能が低下する問題点があった。 【構成】 本考案により、パッキン4のハウジング2の
内面との当接面に周方向に沿い設けられる防水リブ41
〜43は脚部3aのハウジング2への挿入方向での先端
側から終端側に向かい順次にリブ幅D1〜D3を増すも
のされている車両用灯具1のパッキン4としたことで、
従来例のように防水性能の低下を来すことなく車両用灯
具の組立工程におけるハウジング2とキャップ3との取
付作業に要する力を低減させて作業性を向上させ課題を
解決する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用灯具の構成に関するものであり、詳細には前記車両用灯具がパ イプ状のハウジングの両端にキャップが取付けられた形状とされたときに前記ハ ウジングとキャップとの間に防水のために介在させられるパッキンに係るもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両用灯具90における防水構造の例を示すものが図2であり 、この車両用灯具90のハウジング91は押出成形などによりパイプ状に形成さ れ両端に開口部91aを有するように形成されるものであり、夫々の前記開口部 91aには前記ハウジング91の外径とほヾ同一外径として形成されたキャップ 本体部92aと前記ハウジング91の内径よりも細い外径として形成された脚部 92bとから成るキャップ92が挿着されるものとされている。
【0003】 このときに、前記開口部91aとキャップ本体部92aとの突接面、及び、ハ ウジング91の内径と脚部92bとの間隙でシールパッキン93を挟持して防水 が行われるものとされ、前記シールパッキン93のハウジング91の内径との接 触面には周方向に沿い複数の防水リブ93aが設けられ、前記ハウジング91へ 脚部92aを挿入するときの力を減じ作業を容易とすると共に、前記防水リブ9 3aが容易に圧縮されるものとして防水機能を高めるものとされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の構成においては全ての防水リブ93aが同じリ ブ幅として形成されるものであったので、ハウジング91へのキャップ92の取 付時の作業に必要な力を低減させるためにリブ幅を狭いものとして設定すると、 確かに作業性は向上するものの外部応力などによる変形で浸水を生じ易いものと なり、逆に防水性能を向上させるためにリブ幅を太く設定するとハウジング91 へのキャップ92の挿着が困難となり著しく作業性が低下するものとなる。
【0005】 また、上記の相反する特性はハウジング91の断面形状によっても最適値が異 なるものとなり、従って一機種の車両用灯具で得られた最適値が必ずしも他の機 種の最適値とはならず、これらの理由により作業性と防水性能とが両立するリブ 幅の設定が非常に困難となる問題点を生じ、この点の解決が課題とされるものと なっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的な手段として、パイプ状 のハウジングにキャップの脚部を挿入して組立が行われる車両用灯具の前記ハウ ジングと脚部間に防水のために介在させられるパッキンにおいて、前記パッキン の前記ハウジングの内面との当接面に周方向に沿い設けられる防水リブは前記脚 部のハウジングへの挿入方向での先端側から終端側に向かい順次にリブ幅を増す ものされていることを特徴とする車両用灯具のパッキンを提供することで課題を 解決するものである。
【0007】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。図1に符号1 で示すものは車両用灯具であり、この車両用灯具1は例えば樹脂による押出成形 により形成されたパイプ状のハウジング2を有し、このハウジング2の両端の開 口部2aにはパッキング4を介在させてキャップ3の脚部3aが挿着され、前記 ハウジング2と脚部3aとでパッキング4に設けられた複数、例えば3条とした 防水リブ41、42、43を圧縮して防水作用を行わせるものである点は従来例 のものと同様である。
【0008】 ここで、本考案においては前記防水リブ41〜43夫々のリブ幅D1〜D3に 差を設けるものであり、このときには前記脚部3aをハウジング2に挿入すると きの先端側となる防水リブ41が最もリブ幅D1を狭いものとして設定され、以 下、順次に挿入の終端側に向かいリブ幅D2、D3は広いものとされている。
【0009】 上記の構成としたことで、本考案のパッキング4はハウジング2とキャップ3 との組付作業時においては、先ず一番に狭いリブ幅D1とした防水リブ41から ハウジング2内に挿入されるものとなり、当初はそれ程に力を必要とせず円滑に 挿入作業が行えるものとなる。
【0010】 次いでリブ幅D2の防水リブ42が挿入されるものとなり、やや大きな力が必 要となるが、このときには先に挿入された防水リブ41がガイドと成りハウジン グ2とキャップ3との相互位置を正しく保持しているので引っ掛かりなどを生じ ることなく、加圧力を増すのみで挿入は円滑に継続される。
【0011】 最後に最も広いリブ幅D3とされた防水リブ43が挿入されるものとなり、更 に大きな力が必要とされるが、このときには残る挿入量は僅かであり、且つ前記 でも説明したように防水リブ41、42によりガイドが行われるものであるので 、その挿入は引っ掛かりなどを生じることなく円滑でありそれ程に作業の継続に 困難を感ずるものとは成らない。
【0012】 上記のようにして挿入が定位置まで行われた後には、最も幅広のリブ幅D3と され防水機能が高い防水リブ43がハウジング2とキャップ3との接続部寄りに 位置するものとなり、充分な防水効果を奏するものとなる。また、仮に防水リブ 43の部分で浸水を生じたとしても、その量は僅かなものとなるので、それよよ りも狭いリブ幅D2、D1とされた防水リブ42或いは防水リブ41で阻止する ことは充分に可能であり、従って、全てを広い幅の防水リブとしたものと比較し ても総合的な防水機能に劣るものとはならない。
【0013】 また、上記の構成としたことで、例えばハウジング2の断面形状の影響も受け 難いものとなり、例えば断面形状の異なる車両用灯具の別の機種においても同様 に設定できるものとなり、ハウジング2の断面形状毎にリブ幅の最適値を求めて 設計、実験を繰り返すなどの設計時などにおける手間も低減することが可能とな る。
【0014】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、パッキンのハウジングの内面との当接面 に周方向に沿い設けられる防水リブは脚部のハウジングへの挿入方向での先端側 から終端側に次第にリブ幅を増すものされている車両用灯具のパッキンとしたこ とで、第一には従来例のように防水性能の低下を来すことなく車両用灯具の組立 工程におけるハウジングとキャップとの取付作業に要する力を低減させて作業性 を向上させるものであり、以て生産性の向上に極めて優れた効果を奏するもので ある。
【0015】 また第二には、上記の構成とすることでハウジングの断面形状などにより防水 性能が受ける影響を少ないものとして、従来は作業性との兼ね合いでリブ幅の設 定が非常にクリチカルであったものを許容範囲を拡げ、この種のパッキンの設計 を容易とする効果も併せて奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用灯具のパッキンの一実施
例を示す断面図である。
【図2】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……車両用灯具 2……ハウジング 2a……開口部 3……キャップ 3a……脚部 4……パッキン 41、42、43……防水リブ D1、D2、D3……リブ幅

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ状のハウジングにキャップの脚部
    を挿入して組立が行われる車両用灯具の前記ハウジング
    と脚部間に防水のために介在させられるパッキンにおい
    て、前記パッキンの前記ハウジングの内面との当接面に
    周方向に沿い設けられる防水リブは前記脚部のハウジン
    グへの挿入方向での先端側から終端側に向かい順次にリ
    ブ幅を増すものされていることを特徴とする車両用灯具
    のパッキン。
JP643193U 1993-02-01 1993-02-01 車両用灯具のパッキン Expired - Lifetime JP2504564Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP643193U JP2504564Y2 (ja) 1993-02-01 1993-02-01 車両用灯具のパッキン

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JP643193U JP2504564Y2 (ja) 1993-02-01 1993-02-01 車両用灯具のパッキン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0660904U true JPH0660904U (ja) 1994-08-23
JP2504564Y2 JP2504564Y2 (ja) 1996-07-10

Family

ID=11638211

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JP643193U Expired - Lifetime JP2504564Y2 (ja) 1993-02-01 1993-02-01 車両用灯具のパッキン

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JP (1) JP2504564Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11190262A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Hino Motors Ltd 浸水防止キャップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11190262A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Hino Motors Ltd 浸水防止キャップ

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JP2504564Y2 (ja) 1996-07-10

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