JPH0660848U - カメラ用ストラップストッカー - Google Patents
カメラ用ストラップストッカーInfo
- Publication number
- JPH0660848U JPH0660848U JP567693U JP567693U JPH0660848U JP H0660848 U JPH0660848 U JP H0660848U JP 567693 U JP567693 U JP 567693U JP 567693 U JP567693 U JP 567693U JP H0660848 U JPH0660848 U JP H0660848U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strap
- camera
- stocker
- reel
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Accessories Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カメラ使用中にストラップが邪魔になるのを
無くし、ストラップに起因する撮影ミスを防ぎ、またス
トラップを使用しない時における見栄えを向上させるこ
とができるカメラ用ストラップストッカーを提供する。 【構成】 カメラを吊り下げるストラップ8を設けたも
のであって、ストラップ用の引出し口22を有してカメ
ラ本体2に固定して取り付けたハウジング3と、前記引
出し口22より引き込まれた前記ストラップ8が巻回さ
れる回転リール6と、前記ストラップ8の引き出しで前
記回転リール6がストラップ送り出し方向に回転される
のに伴い、前記回転リール6をストラップ巻取り方向に
回転させるための力を生成し、これを蓄積しておくゼン
マイバネ7とを備え、前記ストラップ8の引出し力を取
り去ると、前記ゼンマイバネ7に蓄積された力で前記回
転リール6をストラップ巻取り方向に回転させるように
した。
無くし、ストラップに起因する撮影ミスを防ぎ、またス
トラップを使用しない時における見栄えを向上させるこ
とができるカメラ用ストラップストッカーを提供する。 【構成】 カメラを吊り下げるストラップ8を設けたも
のであって、ストラップ用の引出し口22を有してカメ
ラ本体2に固定して取り付けたハウジング3と、前記引
出し口22より引き込まれた前記ストラップ8が巻回さ
れる回転リール6と、前記ストラップ8の引き出しで前
記回転リール6がストラップ送り出し方向に回転される
のに伴い、前記回転リール6をストラップ巻取り方向に
回転させるための力を生成し、これを蓄積しておくゼン
マイバネ7とを備え、前記ストラップ8の引出し力を取
り去ると、前記ゼンマイバネ7に蓄積された力で前記回
転リール6をストラップ巻取り方向に回転させるように
した。
Description
【0001】
本考案は、カメラを吊り下げるストラップを収納しておくカメラ用ストラップ ストッカーに関するものである。
【0002】
一般に、カメラには、手に掛けて持ち歩くためのストラップが取り付けられる ようなっており、その種類も沢山ある。 例えば、(a)ストラップを輪状にして、これを接続金具を介してカメラ本体 に取り付けたものや、(b)実開昭55−181230号公報に見られるように 、使用しないときには巻取リールに巻き込ませておき、使用するときに引き出す ようにしたもの等がある。
【0003】
しかしながら、上述した(a)の従来構造では、ストラップの全体が常に露出 して垂れ下がった状態でカメラ本体に取り付けられているので見栄えが悪い。ま た、二眼レフのカメラでは、ファインダー光学系と撮影レンズ系とは違う位置に 設けられているので、垂れ下がったストラップが撮影レンズの前を横切っている のを知らないで撮影し、ミスとなったりすることも少なくなかった。
【0004】 一方、上述した(b)の従来構造では、使用しないときにストラップをリール に巻取っておける構造になっているが、巻取る場合には操作者の手で巻取る必要 がある。このため、いちいち巻取るのが面倒で、巻き取らずに撮影して、ストラ ップが撮影レンズの前を横切って撮影ミスとなったりすることも少なくなかった 。
【0005】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的はカメラ使用中 にストラップが邪魔になるのを無くし、ストラップに起因する撮影ミスを防ぎ、 またストラップを使用しない時における見栄えを向上させることができる構造に したカメラ用ストラップストッカーを提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するため本考案は、カメラを吊り下げるストラップを設けたカ メラ用ストラップストッカーにおいて、前記ストラップ用の引出し口を有して前 記カメラの本体に固定して取り付けたハウジングと、前記引出し口より引き込ま れた前記ストラップが巻回される回転リールと、前記ストラップの引き出しで前 記回転リールがストラップ送り出し方向に回転されるのに伴い、前記回転リール をストラップ巻取り方向に回転させるための力を生成し、これを蓄積しておくバ ネ手段とを備え、前記ストラップの引出し力を取り去ると、前記バネ手段に蓄積 された力で前記回転リールをストラップ巻取り方向に回転させるようにしたもの である。
【0007】
この構成によれば、カメラを吊り下げると、カメラ本体の重量でバネ手段をバ ネチャージしながら回転リールを回転させて、ハウジング内よりストラップが引 き出され、無負荷状態になるとバネ手段に蓄積されている付勢力で回転リールに ストラップが巻取られてハウジング内に自動的に収納される。
【0008】
以下、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明する。 図4は、本考案に係るストラップストッカーを適用したカメラの外観斜視図で ある。
【0009】 図4において、ストラップストッカー1は、カメラ本体2の一側面に固定して 取り付けられている。
【0010】 図1乃至図3は上記ストラップストッカー1の構成を詳細に示すもので、図1 は図2のA−A線に沿う概略縦断側面図、図2は同上ストラップストッカーの一 部を破断して示す正面図、図3は同上ストラップストッカーの底面図である。
【0011】 図1乃至図3において、このストラップストッカー1は、ハウジング3、裏蓋 4、ホルダー5、回転リール6、ゼンマイバネ7、ストラップ8、グリップ9等 で構成されている。
【0012】 さらに詳述すると、ハウジング3は樹脂製で、前壁3aと周壁3bとを一体に 有して、後面を開口して成る略矩形のカップ状に形成されている。 また、前壁3aの内面には環状に形成された周壁3cが一体に形成されており 、さらに周壁3cの一部にはスリット状の切欠部21(図2参照)が設けらてい る。 加えて、前壁3aには、ストラップ8を通すための一対の引き出し口22が、 図2に示すように、対角位置にそれぞれ分かれて形成されている。
【0013】 裏蓋4は樹脂製で、ハウジング3の後面を塞いで、この後からビス10でハウ ジング3に固定して取り付けられる。また、外面にはカメラ本体2側に形成され ている固定部11に、図示せぬ手段により着脱自在に係合して取り付けられる係 止爪部12が一体に形成されている。
【0014】 ホルダー5は樹脂製で、ハウジング3内に収納可能にして形成されている。ま た、中央部分には後面が閉じられ、前面が開口されて成る断面略円形の凹部13 が設けられており、この凹部13内に周壁3cを緩く嵌合させた状態にして、ハ ウジング3内に格納される。さらに、ホルダー5には、凹部13内よりストラッ プ8を引き出すための通路14A,14Bが形成されている。
【0015】 回転リール6は樹脂製で、ホルダー5の凹部13内に収納される。また、中心 にはコア部6aを有し、このコア部6aの周面に前後方向に分かれて第1のリー ル板部6bと第2のリール板部6cが一体に形成され、さらに第1のリール板部 6bの前面側にはゼンマイバネ取付軸部6dが一体に形成されている。なお、ゼ ンマイバネ取付軸部6dには、スリット15が設けられている。 そして、第1のリール板部6bにストラップ8の一端を固定して、かつ途中の 部分を巻回させるとともに、第2のリール板部6cにストラップ8の他端を固定 して、かつ途中の部分を巻回させるようにして、ストラップ8を回転リール6上 に巻取ることができるようになっている。また、第1のリール板部6bと第2の リール板部6cがストラップ8を巻取る回転方向は互いに同じ方向に設定する。
【0016】 ゼンマイバネ7は、回転リール6上のゼンマイバネ取付軸部6dの周面に巻回 された状態で装着され、この一端7aはゼンマイバネ取付軸部6dのスリット1 5に、他端7bはハウシング3の切欠部21にそれぞれ掛け止めされている。
【0017】 グリップ9は樹脂製で、平板小片として形成されている。また、ハウジング3 の一対の引き出し口22と対応した位置には一対の貫通孔16が設けられている 。そして、このグリップ9はハウジング3の外側において、ストラップ8の中間 に取り付けられる。
【0018】 次に、このストラップストッカー1の組立手順を説明する。 先ず、一対の貫通孔16にストラップ8を通して、中間にグリップ9を取り付 けたストラップ8を用意し、このストラップ8の両端をそれぞれ引き出し口22 を通してハウジング3内に導き、さらに通路14を通してホルダー5の凹部13 内に導く。また、このホルダー5内に導かれたストラップ8の一端を第1のリー ル板部6bに、他端を第2のリール板部6cにそれぞれ固定し、かつ同一方向で 巻回させる。 次いで、一端7aをスリット15に掛け止めして、ゼンマイバネ7をゼンマイ バネ取付軸部6dに装着し、この状態でホルダー5と共にハウジング3内に収納 させて、ゼンマイバネ7の他端7bを切欠部21に掛け止めさせる。 また、この後から裏蓋4でハウジング3の後面を塞ぎ、さらにビス10で裏蓋 4をハウジング3に固定して取り付けると組立が完了する。
【0019】 このようにして組み立てられたストラップストッカー1は、上述したようにカ メラ本体2に取り付けられて使用される。 そして、ストラップ8に外側より負荷が加えられていない状態では、図1,図 2,図3に示すように、グリップ9がハウジング3の前面に当接した状態になる までハウジング3内で回転リール6にストラップ8の両端がそれぞれ巻取られて いる。
【0020】 また、グリップ9を持ってカメラ本体2をぶらさげると、カメラ本体2の重量 で、回転リール6がゼンマイバネ7をバネチャージ、すなわち回転リール6をス トラップ巻き取り方向に回転させるための力を生成しながら回転されて、ストラ ップ8がハウジング3内から引き出される。これにより、このストラップ8でカ メラ本体2を吊り下げて持ち歩くことができる。なお、図1及び図3中で一点鎖 線で示すストラップ8は、この引き出された状態を示している。
【0021】 一方、ストラップ8でカメラ本体2を吊り下げるのを止めると、ストラップ8 への負荷が取り去られる。すると、それまでバネチャージされていたゼンマイバ ネ7の力により回転リール6が巻戻し方向に回転されて、ストラップ8の両端が 第1のリール板部6bと第2のリール板部6cにそれぞれ巻回され、ストラップ 8がハウジング3内に自動的に引き込まれる。これにより、ストラップ8を使用 しない撮影時に、ストラップ8が撮影レンズの前に垂れ下がって撮影ミスを起こ したりすることが無くなる。また、見栄えも向上する。
【0022】 なお、上記実施例では、回転リール6を巻戻し方向に回転させるバネ手段とし てゼンマイバネ7を使用した構造を開示したが、ゼンマイバネ以外のバネであっ ても差し支えないものである。 また、ユニット化してカメラ本体2に着脱自在に取り付けられる構造を開示し たが、カメラ本体2内に組み込んだ構造にしても差し支えないものである。
【0023】
以上説明したとおり、本考案に係るカメラ用ストラップストッカーによれば、 カメラを吊り下げると、カメラ本体の重量でバネ手段をバネチャージしながら回 転リールを回転させて、ハウジング内よりストラップが引き出され、無負荷状態 になるとバネ手段に蓄積されている付勢力で回転リールにストラップが巻取られ てハウジング内に自動的に収納されるので、ストラップを使用しない撮影時に、 ストラップが撮影レンズの前に垂れ下がって撮影ミスを起こしたりすることが無 くなるとともに、見栄えも向上する等の効果が期待できる。
【図1】本考案の一実施例に係るカメラ用ストラップス
トッカーの概略縦断側面図である。
トッカーの概略縦断側面図である。
【図2】同上カメラ用ストラップストッカーの一部を破
断して示す正面図である。
断して示す正面図である。
【図3】同上カメラ用ストラップストッカーの底面図で
ある。
ある。
【図4】同上カメラ用ストラップストッカーを適用した
カメラの斜視図である。
カメラの斜視図である。
1 ストラップストッカー 2 カメラ本体 3 ハウジング 6 回転リール 7 ゼンマイバネ(バネ手段) 8 ストラップ 9 グリップ 22 引出し口
Claims (1)
- 【請求項1】 カメラを吊り下げるストラップを設けた
カメラ用ストラップストッカーにおいて、 前記ストラップ用の引出し口を有して前記カメラの本体
に固定して取り付けたハウジングと、 前記引出し口より引き込まれた前記ストラップが巻回さ
れる回転リールと、 前記ストラップの引き出しで前記回転リールがストラッ
プ送り出し方向に回転されるのに伴い、前記回転リール
をストラップ巻取り方向に回転させるための力を生成
し、これを蓄積しておくバネ手段とを備え、 前記ストラップの引出し力を取り去ると、前記バネ手段
に蓄積された力で前記回転リールをストラップ巻取り方
向に回転させるようにしたことを特徴とするカメラ用ス
トラップストッカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP567693U JPH0660848U (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | カメラ用ストラップストッカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP567693U JPH0660848U (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | カメラ用ストラップストッカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660848U true JPH0660848U (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=11617708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP567693U Pending JPH0660848U (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | カメラ用ストラップストッカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660848U (ja) |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP567693U patent/JPH0660848U/ja active Pending
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